JP2001156268A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
- Publication number
- JP2001156268A JP2001156268A JP33416699A JP33416699A JP2001156268A JP 2001156268 A JP2001156268 A JP 2001156268A JP 33416699 A JP33416699 A JP 33416699A JP 33416699 A JP33416699 A JP 33416699A JP 2001156268 A JP2001156268 A JP 2001156268A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate electrode
- region
- circuit device
- active region
- semiconductor integrated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 70
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 42
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 11
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 31
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 16
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 13
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 11
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 8
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 8
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 8
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 8
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 7
- -1 for example Substances 0.000 description 7
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 6
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 5
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 5
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 5
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000001312 dry etching Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- BOTDANWDWHJENH-UHFFFAOYSA-N Tetraethyl orthosilicate Chemical compound CCO[Si](OCC)(OCC)OCC BOTDANWDWHJENH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 3
- BPUBBGLMJRNUCC-UHFFFAOYSA-N oxygen(2-);tantalum(5+) Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[Ta+5].[Ta+5] BPUBBGLMJRNUCC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 229910001936 tantalum oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- NRTOMJZYCJJWKI-UHFFFAOYSA-N Titanium nitride Chemical compound [Ti]#N NRTOMJZYCJJWKI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 238000005268 plasma chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- WQJQOUPTWCFRMM-UHFFFAOYSA-N tungsten disilicide Chemical compound [Si]#[W]#[Si] WQJQOUPTWCFRMM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910021342 tungsten silicide Inorganic materials 0.000 description 2
- 101001135826 Homo sapiens Serine/threonine-protein phosphatase 2A activator Proteins 0.000 description 1
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 101710204573 Protein phosphatase PP2A regulatory subunit B Proteins 0.000 description 1
- 102100036782 Serine/threonine-protein phosphatase 2A activator Human genes 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 229910052785 arsenic Inorganic materials 0.000 description 1
- RQNWIZPPADIBDY-UHFFFAOYSA-N arsenic atom Chemical compound [As] RQNWIZPPADIBDY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009841 combustion method Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 229910021419 crystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
Vth差を抑えて、リフレッシュ特性の劣化を抑制する
ことのできる技術を提供する。 【解決手段】 nチャネル型MISFETQnおよびp
チャネル型MISFETQpからなるペアトランンジス
タのゲート電極5において、活性領域Bから素子分離領
域Aにかけての境界部分におけるゲート長を、活性領域
Bにおけるゲート長よりも相対的に長くする。
Description
置に関し、特に、DRAM(Dynamic Random Access Me
mory)またはメモリ回路と論理回路とが同一半導体基板
に設けられたロジック(Logic ;論理回路)混載形メモ
リを有する半導体集積回路装置に適用して有効な技術に
関するものである。
アンプは、2つのnチャネル型MISFET(Metal In
sulator Semiconductor Field Effect Transistor )と
2つのpチャネル型MISFETとで構成され、各々の
ソースを共通としたペアトランジスタの構造を有してい
る。
リ」平成6年11月5日発行、伊藤清男著、P162の
図2. 61には、CMOS(Complementary Metal Oxid
e Semiconductor )センスアンプによって構成された標
準的なセンス系が記載されている。
ュ特性は、メモリセルを構成するメモリセル選択用MI
SFETの接合電界、およびセンスアンプを構成するペ
アトランジスタのしきい値電圧(Vth)差に起因した
センスアンプの感度の影響を受けて変動する。
セル選択用MISFETのゲート長が短くなり、これに
対応して基板濃度が増加している。このため、上記メモ
リセル選択用MISFETの接合電界および上記ペアト
ランジスタのVth差が大きくなり、これらの相乗効果
でリフレッシュ特性はますます劣化する傾向にある。
路装置の素子分離領域には、平坦性がよく、半導体素子
を形成する活性領域の面積の減少を防ぐことのできる溝
型アイソレーションが用いられている。この溝型アイソ
レーションは、素子分離領域となる半導体基板に溝を設
け、これに絶縁膜を埋め込むことにより形成されるが、
微細なMISFETでは、溝型アイソレーションに生ず
るリセスによってしきい値電圧が変動するという問題が
顕在化している。
ペアトランジスタのVth差を抑えて、リフレッシュ特
性の劣化を抑制することのできる技術を提供することに
ある。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、 (1)本発明の半導体集積回路装置は、活性領域から素
子分離領域にかけての境界部分におけるゲート電極のゲ
ート長が、上記ゲート電極の活性領域におけるゲート長
よりも相対的に長いMISFETを有するものである。
性領域から素子分離領域にかけての境界部分におけるゲ
ート電極のゲート長が、上記ゲート電極の活性領域にお
けるゲート長よりも相対的に長いMISFETを有して
おり、上記MISFETは、センスアンプを構成するも
のである。
記記載の半導体集積回路装置において、活性領域から素
子分離領域にかけての境界部分におけるゲート電極の幅
を、活性領域とゲート電極との合わせ余裕の2倍以上と
するものである。
記記載の半導体集積回路装置において、素子分離領域を
溝型アイソレーションで構成するものである。
記記載の半導体集積回路装置において、素子分離領域に
リセスが生じているものである。
記(5)記載の半導体集積回路装置において、リセスを
0〜10nm程度とするものである。
成するゲート電極の活性領域から素子分離領域にかけて
の境界部分におけるゲート長を、活性領域におけるゲー
ト長よりも相対的に長くすることによって、リセスが生
じた素子分離領域を採用しても、MISFETのしきい
値電圧のばらつきの増加を防ぐことができるので、DR
AMの周辺回路に設けられるセンスアンプを構成するペ
アトランジスタのVth差の増加を抑えることが可能と
なる。
に基づいて詳細に説明する。
スアンプを構成するペアトランジスタ(nチャネル型M
ISFETおよびpチャネル型MISFET)の活性領
域およびゲート電極の平面図を示し、図2は、前記図1
のII−II線における半導体基板の要部断面図を示す。な
お、実施の形態を説明するための全図において同一機能
を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明
は省略する。図中、QnおよびQpはそれぞれnチャネ
ル型MISFETおよびpチャネル型MISFETを示
す。
ャネル型MISFETQpは、溝型アイソレーションに
よって構成された素子分離領域Aに囲まれた活性領域B
に形成されている。この溝型アイソレーションは、図2
に示すように、半導体基板1の素子分離領域Aに溝2を
設け、これに絶縁膜3を埋め込むことにより形成される
が、上記絶縁膜3の表面は活性領域Bの半導体基板1の
表面より0〜10nm程度低く、リセスが生じている。
リコン膜によって構成されるゲート絶縁膜4が形成され
ており、このゲート絶縁膜4の上層には、例えばn型の
不純物が導入された多結晶シリコン膜によって構成され
るゲート電極5が形成されている。
ゲート電極5において、活性領域Bから素子分離領域A
にかけての境界部分におけるゲート電極5aのゲート長
は、活性領域Bにおけるゲート電極5bのゲート長より
も相対的に長く設けられており、例えば、ゲート電極5
aのゲート長の平均値は約0.44μm程度、ゲート電極
5bのゲート長の平均値は約0.4μm程度である。
ゲート電極5において、活性領域Bから素子分離領域A
にかけての境界部分におけるゲート電極5aのゲート長
は、活性領域Bにおけるゲート電極5bのゲート長より
も相対的に長く設けられており、例えば、ゲート電極5
aのゲート長の平均値は約0.44μm程度、ゲート電極
5bのゲート長の平均値は約0.4μm程度である。
せずれ(3σ)を0.06μmとすると、活性領域Bから
素子分離領域Aにかけての境界部分におけるゲート電極
5aの幅(W)は、活性領域Bとゲート電極5との合わ
せ余裕を考慮して0.12μm(=0.06μm×2)以上
としている。
圧(Vth)とゲート長(Lg)との関係を示す。素子
分離領域の溝型アイソレーションを構成する溝に埋め込
まれた絶縁膜の表面が、活性領域の半導体基板の表面よ
り低くなるリセスが生じると、リセスが生じていない場
合と比してMISFETのしきい値電圧は相対的に低く
なり、さらに短チャネル現象が顕著となる。
は、ゲート長の加工ばらつきは10%程度であることか
ら、リセスが生じた素子分離領域の場合のしきい値電圧
のばらつきは約100mV程度となり、リセスが生じな
い素子分離領域の場合のしきい値電圧のばらつきである
約40mV程度の2倍以上となる。
域から素子分離領域にかけての境界部分におけるゲート
電極のゲート長を、活性領域におけるゲート電極のゲー
ト長よりも相対的に太くしており、例えばその平均値を
0.44μmとすると、リセスが生じた素子分離領域の場
合でも、上記境界部分におけるしきい値電圧のばらつき
は約30mVとなり、しきい値電圧のばらつきを小さく
抑えることができる。従って、リセスが生じた溝型アイ
ソレーションを素子分離領域に採用しても、活性領域で
のしきい値電圧のばらつきは約40mV、活性領域から
素子分離領域にかけての境界部分でのしきい値電圧のば
らつきは約30mVとなるので、MISFETとしての
しきい値電圧のばらつきは、リセスが生じない素子分離
領域の場合とほぼ同程度の値となる。
蓄積電荷量の経時変化およびワード線をオン状態にした
時に得られるビット線に現われる信号電圧の経時変化を
示す。ここで、経時時間とは、情報蓄積用容量素子に情
報を書き込み、ワード線をオフにした時からオンにする
時までの時間であって、ペアトランジスタのVth差と
信号電圧とが一致する時間が情報保持時間に対応する。
図中、実線は、接合電界が小さい場合の蓄積電荷量およ
び信号電圧の経時変化を示し、点線は、接合電界が大き
い場合の蓄積電荷量および信号電圧の経時変化を示す。
なる場合、例えば接合電界が大きい時には、ペアトラン
ジスタのVth差が約40mVでの情報保持時間は30
0msであるが、Vth差が約100mVでの情報保持
時間は約150msとなり、Vth差が増加するに従っ
て、情報保持時間は短くなることがわかる。
では、リセスが生じた素子分離領域を採用しても、nチ
ャネル型MISFETおよびpチャネル型MISFET
の各々のしきい値電圧のばらつきを、リセスが生じてい
ない素子分離領域の場合とほぼ同程度とすることができ
るので、リセスに起因するペアトランジスタのVth差
の増加を防いで、情報保持時間の低下を抑えることがで
きる。
くなり接合電界が大きくなるに従って、点線で示すよう
に、蓄積電荷量は急激に減少する。このため、信号電圧
も急激に減少し、情報保持時間も短くなる。しかしなが
ら、ペアトランジスタのVth差を小さく抑えることに
より、情報保持時間の低下もある程度抑えることが可能
となる。
製造方法を図5〜図11を用いて工程順に説明する。Q
sはメモリアレイに形成されたメモリセル選択用MIS
FETであり、QnおよびQpはそれぞれ周辺回路に形
成されたnチャネル型MISFETおよびpチャネル型
MISFETを示す。
10Ωcm程度の半導体基板11に酸化シリコン膜によ
って構成される素子分離用絶縁膜12を形成する。次い
で、メモリアレイの半導体基板11にn型不純物、例え
ばリン(P)をイオン打ち込みしてn型の埋め込みウエ
ル13を形成し、メモリアレイと周辺回路の一部(nチ
ャネル型MISFETQnを形成する領域)にp型不純
物、例えばボロン(B)をイオン打ち込みしてp型ウエ
ル14を形成し、周辺回路の他の一部(pチャネル型M
ISFETQpを形成する領域)にn型不純物、例えば
ボロンをイオン打ち込みしてn型ウエル15を形成す
る。
した後、不純物イオンの活性化、半導体基板11に生じ
た結晶欠陥の回復または最適な不純物濃度分布を得るな
どのために、半導体基板11に1000℃で約30分の
熱処理が施される。
メモリセル選択用MISFETQs、周辺回路のnチャ
ネル型MISFETQnおよびpチャネル型MISFE
TQpのしきい値電圧を調整するためにp型不純物、例
えばボロンイオンをp型ウエル14およびn型ウエル1
5に注入する。
およびn型ウエル15の各表面に、水素燃焼方式を用い
て約7nmの厚さの清浄なゲート絶縁膜16を形成した
後、半導体基板11上にn型不純物、例えばリンを添加
した約50nmの厚さの多結晶シリコン膜、約120n
mの厚さのタングステンシリサイド膜および約200n
mの厚さの窒化シリコン膜17を順次堆積する。次い
で、フォトレジストパターン18をマスクとしてこれら
の膜を加工することによって、タングステンシリサイド
膜と多結晶シリコン膜とからなるゲート電極19を形成
する。
プを構成するペアトランジスタでは、前述したように、
例えばゲート電極19の活性領域におけるゲート長を約
0.4μm程度とし、活性領域から素子分離領域にかけて
の境界部分におけるゲート長を約0.44μm程度とす
る。これにより、ペアトランジスタのVth差を約40
mVに抑えることができる。
パターン18を除去した後、メモリアレイのp型ウエル
14および周辺回路のp型ウエル14にn型不純物、例
えばリンイオンを注入することによってnチャネル型M
ISFETQnのn- 型半導体領域20aを形成し、さ
らに、周辺回路のn型ウエル15にp型不純物、例えば
ボロンイオンを注入することによってpチャネル型MI
SFETQpのp- 型半導体領域21aを形成する。そ
の後、半導体基板11に950℃で約20秒の熱処理を
施す。
ical Vapor Deposition )法によって約40nmの厚さ
の窒化シリコン膜を堆積した後、この窒化シリコン膜を
異方性エッチングすることによって、窒化シリコン膜1
7およびゲート電極19の側壁にサイドウォールスペー
サ22を形成する。
ウエル14にn型不純物、例えば砒素(As)イオンを
注入することによってnチャネル型MISFETQnの
n+型半導体領域20bを形成し、周辺回路のn型ウエ
ル15にp型不純物、例えばボロンイオンを注入するこ
とによってpチャネル型MISFETQpのp+ 型半導
体領域21bを形成する。その後、半導体基板11に8
00℃で約60秒の熱処理を施す。
SFETQnおよびpチャネル型MISFETQpが形
成される。
を堆積した後、この酸化シリコン膜の表面を化学的機械
研磨(Chemical Mechanical Polishing ;CMP)法で
研磨してその表面を平坦化することにより、酸化シリコ
ン膜によって構成される層間絶縁膜23を形成する。上
記酸化シリコン膜は、例えばオゾン(O3 )とテトラエ
トキシシラン(TEOS)とをソースガスに用いたプラ
ズマCVD法によって堆積される。
としたドライエッチングで前記層間絶縁膜23およびゲ
ート絶縁膜16と同一層の絶縁膜を順次除去することに
よって、メモリセル選択用MISFETQsの一方のn
- 型半導体領域20aに達するコンタクトホール24a
を形成し、他方のn- 型半導体領域20aに達するコン
タクトホール24bを形成する。
サ22を構成する窒化シリコン膜が異方的にエッチング
される条件で行い、メモリセル選択用MISFETQs
のゲート電極19の側壁に上記窒化シリコン膜が残るよ
うにする。これにより、フォトリソグラフィの解像限界
以下の微細な径を有するコンタクトホール24a,24
bがメモリセル選択用MISFETQsのゲート電極1
9に対して自己整合で形成される。
の内部にプラグ25a,25bをそれぞれ形成する。プ
ラグ25a,25bは、層間絶縁膜23の上層にn型不
純物、例えばリンを1×1020cm-3程度添加した多結
晶シリコン膜をCVD法で堆積した後、この多結晶シリ
コン膜の表面をCVD法で研磨し、コンタクトホール2
4a,24bの内部に多結晶シリコン膜を残すことによ
って形成する。
0分の熱処理を施す。この熱処理によって、プラグ25
a,25bを構成する多結晶シリコン膜中のn型不純物
がコンタクトホール24a,24bの底部からメモリセ
ル選択用MISFETQsのn- 型半導体領域20aに
拡散し、高濃度なn+ 型半導体領域20cが形成され
る。
の上層に酸化シリコン膜26を堆積する。酸化シリコン
膜26は、例えばO3 とTEOSとをソースガスに用い
たプラズマCVD法によって堆積する。
したドライエッチングで前記コンタクトホール24a上
の酸化シリコン膜26を除去してコンタクトホール27
aを形成し、プラグ25aの表面を露出させる。同時
に、周辺回路の酸化シリコン膜26、層間絶縁膜23お
よびゲート絶縁膜16と同一層の絶縁膜を順次除去する
ことによって、nチャネル型MISFETQnのn+ 型
半導体領域20bに達するコンタクトホール27bを形
成し、pチャネル型MISFETQpのp+ 型半導体領
域21bに達するコンタクトホール27cを形成する。
ラグ25aに接するメモリアレイのビット線BLと、コ
ンタクトホール27bを通してnチャネル型MISFE
TQnのn+ 型半導体領域20bに接する第1層配線2
8と、コンタクトホール27cを通してpチャネル型M
ISFETQpのp+ 型半導体領域21bに接する第1
配線層28とを形成する。ビット線BLおよび第1層配
線28は、酸化シリコン膜26の上層に導電膜を堆積し
た後、フォトレジストパターンをマスクとして上記導電
膜を加工することにより形成される。
BLおよび第1層配線28の上層に酸化シリコン膜を堆
積した後、この酸化シリコン膜の表面をCVP法で研磨
してその表面を平坦化し、層間絶縁膜29を形成する。
次いで、フォトレジストパターンをマスクとしたドライ
エッチングでプラグ25b上の層間絶縁膜29および酸
化シリコン膜26を順次除去して、プラグ25bに達す
るスルーホール30を形成する。
29の上層にn型不純物、例えばリンを1×1020cm
-3程度添加した多結晶シリコン膜を堆積した後、フォト
レジストパターンをマスクとしたドライエッチングでこ
の多結晶シリコン膜を加工し、情報蓄積用容量素子Cの
蓄積電極31を形成する。次に、蓄積電極31の表面を
窒化または酸窒化処理した後、酸化タンタル膜を堆積
し、次いでこの酸化タンタル膜に熱処理を施して酸化タ
ンタル膜を結晶化して容量絶縁膜32を形成する。この
後、チタンナイトライド膜を堆積した後、これをパター
ニングし、プレート電極33を形成して、DRAMが形
成される。
ャネル型MISFETQnおよびpチャネル型MISF
ETQpからなるペアトランジスタにおいて、活性領域
Bから素子分離領域Aにかけての境界部分におけるゲー
ト電極5aのゲート長を、活性領域におけるゲート電極
5bのゲート長よりも相対的に長くすることにより、素
子分離領域Aにリセスが生じても、nチャネル型MIS
FETQnおよびpチャネル型MISFETQpの各々
のしきい値電圧のばらつきの増加を防ぐことができるの
で、ペアトランジスタのVth差の増加が抑えられてセ
ンスアンプの感度を高めることができる。これによっ
て、センスアンプの感度低下に起因するDRAMのリフ
レッシュ特性の劣化を抑制することができる。
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
生じても、MISFETのしきい値電圧のばらつきの増
加を防ぐことができる。これによって、DRAMの周辺
回路に設けられたセンスアンプを構成するペアトランジ
スタのVth差の増加が抑えられるので、センスアンプ
の感度が高められて、DRAMのリフレッシュ特性の劣
化を抑制することができる。
のゲート電極を示す半導体基板の要部平面図である。
ート電極を示す半導体基板の要部断面図である。
係を示すグラフ図である。
蓄積電荷量、およびワード線をオン状態にした時に得ら
れるビット線に現われる信号電圧の経時変化を示すグラ
フ図である。
法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
方法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
方法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 活性領域から素子分離領域にかけての境
界部分におけるゲート電極のゲート長が、前記ゲート電
極の活性領域におけるゲート長よりも相対的に長いMI
Sトランジスタを有することを特徴とする半導体集積回
路装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
いて、前記MISトランジスタは、センスアンプを構成
することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
装置において、活性領域から素子分離領域にかけての境
界部分における前記ゲート電極の幅は、前記活性領域と
前記ゲート電極との合わせ余裕の2倍以上であることを
特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載の半導体集積
回路装置において、前記素子分離領域は、溝型アイソレ
ーションで構成されることを特徴とする半導体集積回路
装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半
導体集積回路装置において、前記素子分離領域にリセス
が生じていることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の半導体集積回路装置にお
いて、前記リセスは、0〜10nm程度であることを特
徴とする半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33416699A JP2001156268A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33416699A JP2001156268A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001156268A true JP2001156268A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18274288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33416699A Pending JP2001156268A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001156268A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006013537A (ja) * | 2005-08-05 | 2006-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体記憶装置 |
KR100573609B1 (ko) * | 2000-02-01 | 2006-04-24 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 반도체 집적회로장치 및 그 제조방법 |
KR100908549B1 (ko) * | 2001-12-17 | 2009-07-20 | 엘피다 메모리 가부시키가이샤 | 반도체 집적회로장치 |
CN111129011A (zh) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 集成芯片及其形成方法 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56118349A (en) * | 1980-02-22 | 1981-09-17 | Fujitsu Ltd | Semiconductor device |
JPS62229880A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-08 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
JPH04254381A (ja) * | 1991-02-06 | 1992-09-09 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置 |
JPH05218403A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-27 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JPH0613574A (ja) * | 1992-03-27 | 1994-01-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
JPH1064994A (ja) * | 1996-08-23 | 1998-03-06 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JPH11251583A (ja) * | 1998-03-03 | 1999-09-17 | Nec Corp | 半導体装置 |
JPH11307741A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-05 | Hitachi Ltd | 半導体記憶装置 |
JP2000031486A (ja) * | 1998-06-24 | 2000-01-28 | Siemens Ag | 半導体構造及び半導体構造を形成するための方法 |
JP2001119024A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-04-27 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP33416699A patent/JP2001156268A/ja active Pending
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56118349A (en) * | 1980-02-22 | 1981-09-17 | Fujitsu Ltd | Semiconductor device |
JPS62229880A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-08 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
JPH04254381A (ja) * | 1991-02-06 | 1992-09-09 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置 |
JPH05218403A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-27 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JPH0613574A (ja) * | 1992-03-27 | 1994-01-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
JPH1064994A (ja) * | 1996-08-23 | 1998-03-06 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JPH11251583A (ja) * | 1998-03-03 | 1999-09-17 | Nec Corp | 半導体装置 |
JPH11307741A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-05 | Hitachi Ltd | 半導体記憶装置 |
JP2000031486A (ja) * | 1998-06-24 | 2000-01-28 | Siemens Ag | 半導体構造及び半導体構造を形成するための方法 |
JP2001119024A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-04-27 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100573609B1 (ko) * | 2000-02-01 | 2006-04-24 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 반도체 집적회로장치 및 그 제조방법 |
KR100908549B1 (ko) * | 2001-12-17 | 2009-07-20 | 엘피다 메모리 가부시키가이샤 | 반도체 집적회로장치 |
JP2006013537A (ja) * | 2005-08-05 | 2006-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体記憶装置 |
CN111129011A (zh) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 集成芯片及其形成方法 |
CN111129011B (zh) * | 2018-10-30 | 2023-03-24 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 集成芯片及其形成方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6998676B2 (en) | Double-gate structure fin-type transistor | |
US7638401B2 (en) | Memory device with surface-channel peripheral transistors | |
US6815752B2 (en) | Semiconductor memory device for increasing access speed thereof | |
US20050158951A1 (en) | Methods of fabricating semiconductor memory devices including different dielectric layers for the cell transistors and refresh transistors thereof | |
US20030139027A1 (en) | Semiconductor integrated circuit device and a method of manufacturing the same | |
US20060246676A1 (en) | Semiconductor device and method of manufacturing the same | |
JPH11354749A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 | |
KR100486187B1 (ko) | 반도체 장치 및 그 제조 방법 | |
US5744387A (en) | Method for fabricating dynamic random access memory with a flat topography and fewer photomasks | |
US6787857B2 (en) | Contact structure a semiconductor device and manufacturing method thereof | |
JP4290921B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
US20040150025A1 (en) | Semiconductor device and its manufacturing method | |
US6020228A (en) | CMOS device structure with reduced short channel effect and memory capacitor | |
JP3195618B2 (ja) | 超高集積半導体メモリ装置の製造方法 | |
US20020045309A1 (en) | Semiconductor integrated circuit device and process for manufacturing the same | |
JPH11284146A (ja) | 半導体記憶装置及びその製造方法 | |
US6642093B2 (en) | Method for manufacturing a semiconductor device | |
JP2000174225A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 | |
JP2001156268A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP4077966B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2000260962A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPH11284137A (ja) | 半導体記憶装置及びその製造方法 | |
KR100855862B1 (ko) | 에스렘(sram) 셀 및 그의 제조방법 | |
JP2000299447A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 | |
JPH1126716A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060705 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061010 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100511 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100915 |