JP2000323480A - 半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置

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JP2000323480A
JP2000323480A JP11133678A JP13367899A JP2000323480A JP 2000323480 A JP2000323480 A JP 2000323480A JP 11133678 A JP11133678 A JP 11133678A JP 13367899 A JP13367899 A JP 13367899A JP 2000323480 A JP2000323480 A JP 2000323480A
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forming
film
semiconductor substrate
insulating layer
plug
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JP11133678A
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English (en)
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Satoru Yamada
悟 山田
Takahiro Kumochi
隆宏 熊内
Yoshitaka Tadaki
▲芳▼▲隆▼ 只木
Toshihiro Sekiguchi
敏宏 関口
Yoshitaka Nakamura
吉孝 中村
Keizo Kawakita
惠三 川北
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラグ間のショート不良を低減することによ
り半導体集積回路装置の歩留まりを向上することのでき
る技術を提供する。 【解決手段】 SOG膜17aおよびTEOS酸化膜1
7bにプラグ23,24がそれぞれ埋め込まれる接続孔
20,21を形成した後、TEOS酸化膜17bの表面
をCMP法で平坦化せずに半導体基板1上に多結晶シリ
コン膜を堆積し、CMP法を用いずにエッチバックによ
り接続孔20,21に多結晶シリコン膜を埋め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造技術および半導体集積回路装置に関し、特に、
DRAM(Dynamic Random Access Memory)、ロジック
(Logic :論理回路)またはメモリ回路と論理回路とが
同一半導体基板に設けられたロジック混載形メモリを有
する半導体集積回路装置の製造技術に適用して有効な技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の一つに、メモリセ
ルがメモリセル選択用MISFET(Metal Insulator
Semiconductor Field Effect Transistor )、および蓄
積電極と容量絶縁膜を挟んで設けられるプレート電極と
からなる情報蓄積用容量素子で構成されたDRAMがあ
る。しかし、DRAMは、その大容量化に伴いメモリセ
ルの微細化が進み、情報蓄積用容量素子の蓄積電荷量が
減少して、情報保持特性が低下するという問題がある。
【0003】そこで、64Mbit以上のDRAMで
は、情報蓄積用容量素子をビット線の上方に配置するキ
ャパシタ・オーバー・ビットライン(Capacitor Over B
it line :COB)構造とし、さらに、蓄積電極を円筒
型またはフィン型などの立体形状とすることにより、そ
の表面積を大きくして蓄積電荷量の増大を図っている。
【0004】なお、円筒型の蓄積電極を備えた情報蓄積
用容量素子からなるメモリセルについては、例えば培風
館発行「超LSIメモリ」平成6年11月5日発行、伊
藤清男著、P19に記載がある。
【0005】上記メモリセルとしては、例えば、半導体
基板の主面上に堆積した第1導電膜でメモリセル選択用
MISFETのゲート電極を形成し、この第1導電膜の
上層に堆積した第2導電膜でメモリセル選択用MISF
ETのソース、ドレインを構成する一対の不純物半導体
領域に達する第1プラグを形成し、この第2導電膜の上
層に堆積した第3導電膜でメモリセル選択用MISFE
Tの一方の不純物半導体領域の上方にビット線を形成
し、この第3導電膜の上層に堆積した第4導電膜でメモ
リセル選択用MISFETの他方の不純物半導体領域の
上方に第1のプラグを介して第2プラグを形成し、この
第4導電膜の上層に堆積した第5導電膜で情報蓄積用容
量素子の下部電極である蓄積電極を形成し、この第5導
電膜の上層に堆積した第6導電膜で情報蓄積用容量素子
の上部電極であるプレート電極を形成する構造が考えら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
造のメモリセルでは隣接する蓄積電極と蓄積電極とがシ
ョートする箇所およびビット線と蓄積電極とがショート
する箇所が発生しやすく、本発明者が検討したところに
よると、多い場合には、一つの半導体チップ当たり数1
0〜数100個程度発生することが電気特性試験の結果
から明らかとなった。
【0007】前記不良の原因としては、第1プラグ間を
第1プラグを構成する第2導電膜がショートさせる第1
の不良モード、および第1プラグ間をビット線を構成す
る第3導電膜がショートさせる第2の不良モードが考え
られた。すなわち、前記第1の不良モードは、第1プラ
グが埋め込まれる接続孔を形成する層間絶縁膜の表面を
CMP(Chemical Mechanical Polishing :化学的機械
研磨)法で平坦化したときに層間絶縁膜にスクラッチが
発生し、このスクラッチに第2導電膜が埋め込まれて生
ずると考えられる。また、前記第2の不良モードは、第
2導電膜の表面をCMP法で平坦化したときに層間絶縁
膜にスクラッチが発生し、このスクラッチに第3導電膜
が埋め込まれて生ずると考えられる。
【0008】さらに、平坦化の要求が強いことから、前
記層間絶縁膜にはSOG膜が用いられているが、このS
OG膜はスクラッチが発生しやすく、前記不良モードを
加速する原因の一つとなっている。
【0009】本発明の目的は、プラグ間のショート不良
を低減することにより半導体集積回路装置の歩留まりを
向上することのできる技術を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、 (1)本発明の半導体集積回路装置の製造方法は、半導
体基板上に堆積された第1絶縁層を開口して複数の第1
接続孔を形成する工程と、半導体基板上に第1導電膜を
形成した後、エッチバックにより第1接続孔の内部に第
1導電膜を埋め込んでプラグを形成する工程と、半導体
基板上に第2絶縁層を形成する工程と、研磨処理によっ
て、第1絶縁層および第2絶縁層からなる層間絶縁膜の
表面を平坦化する工程とを有するものである。
【0012】(2)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、半導体基板上に堆積された第1絶縁層を開口し
て複数の第1接続孔を形成する工程と、半導体基板上に
第1導電膜を形成した後、エッチバックにより第1接続
孔の内部に第1導電膜を埋め込んでプラグを形成する工
程と、半導体基板上に第2絶縁層を形成する工程と、研
磨処理によって、第1絶縁層および第2絶縁層からなる
層間絶縁膜の表面を平坦化する工程と、半導体基板上に
第3絶縁層を形成する工程と、第3絶縁層を開口してプ
ラグに達する第2接続孔を形成する工程とを有するもの
である。
【0013】(3)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、半導体基板上に堆積された第1絶縁層を開口し
て複数の第1接続孔を形成する工程と、半導体基板上に
第1導電膜を形成した後、エッチバックにより第1接続
孔の内部に第1導電膜を埋め込んでプラグを形成する工
程と、半導体基板上に第2絶縁層を形成する工程と、研
磨処理によって、第1絶縁層および第2絶縁層からなる
層間絶縁膜の表面を平坦化する工程と、半導体基板上に
第3絶縁層を形成する工程と、第3絶縁層を開口してプ
ラグに達する第2接続孔を形成する工程と、半導体基板
上に第4絶縁層を形成した後、エッチバックにより第2
接続孔の側壁に第4絶縁層からなるサイドウォールを形
成する工程とを有するものである。
【0014】(4)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記(1)、(2)または(3)の半導体集積
回路装置の製造方法において、第2絶縁層および第3絶
縁膜がTEOS酸化膜からなるものである。
【0015】(5)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記(2)または(3)の半導体集積回路装置
の製造方法において、半導体基板上に第3絶縁層を形成
する前に、半導体基板をNH4 OH、H2 2 およびH
2 Oを混合した溶液で洗浄し、続いて半導体基板に不活
性ガス雰囲気でアニール処理を施すものである。
【0016】上記した手段によれば、第1絶縁層にプラ
グが埋め込まれる第1接続孔を形成した後、第1絶縁層
の表面をCMP法で平坦化せずにこの第1絶縁膜の上層
に第1導電膜を堆積し、CMP法を用いずにエッチバッ
クにより第1接続孔に第1導電膜を埋め込んでいるの
で、前述した第1の不良モードおよび第2の不良モード
を引き起こす層間絶縁膜に発生するスクラッチを防ぐこ
とができる。なお、上記工程の後、半導体基板上に第2
絶縁層を堆積し、続いて第1絶縁層および第2絶縁層か
らなる層間絶縁膜の表面を研磨処理によってCMP法で
平坦化しているが、第2絶縁膜をSOG膜よりもスクラ
ッチが発生しにくいTEOS酸化膜で構成することによ
り、スクラッチの発生数を低減することができる。また
スクラッチが発生しても、TEOS酸化膜はフッ酸系の
溶液に対するエッチング速度がSOG膜と比して相対的
に遅いので、導電膜が容易に埋め込まれるほどのスクラ
ッチの拡大は起こりにくい。
【0017】さらに、上記した手段(3)によれば、プ
ラグと第2接続孔との合わせずれが生じ、さらに第1絶
縁層または第2絶縁層にスクラッチが発生じても、プラ
グに達する第2接続孔の側壁に形成されたサイドウォー
ルによって第2接続孔に埋め込まれる導電膜がスクラッ
チに埋め込まれるのを防ぐことができる。
【0018】さらに、上記した手段(5)によれば、半
導体基板上に第2絶縁層を堆積し、続いて第2絶縁層の
表面をCMP法で平坦化した後に洗浄およびアニール処
理を順次行うことにより、第2絶縁層とこの第2絶縁層
の上層に堆積される第3絶縁層との接着性が向上して、
第3絶縁層の剥がれを抑えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】本発明の一実施の形態であるDRAMの製
造方法を図1〜図15を用いて工程順に説明する。な
お、実施の形態を説明するための全図において同一機能
を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明
は省略する。図において、A領域はメモリアレイの一部
を示し、B領域は周辺回路の一部を示す。
【0021】まず、図1に示すように、p形で比抵抗が
10Ωcm程度のシリコン単結晶からなる半導体基板1
を用意し、この半導体基板1の主面に浅溝2を形成す
る。その後、半導体基板1に熱酸化を施し、酸化シリコ
ン膜3を形成する。さらに酸化シリコン膜を堆積してこ
れをCMP法により研磨して浅溝2内にのみ酸化シリコ
ン膜を残し、分離領域4を形成する。
【0022】次に、メモリセルを形成する領域(A領
域:メモリアレイ)の半導体基板1にn形不純物、例え
ばリンをイオン打ち込みしてディープウェル5を形成
し、メモリアレイおよび周辺回路(B領域)の一部(n
チャネルMISFETQnを形成する領域)にp形不純
物、例えばホウ素をイオン打ち込みしてp形ウェル6,
7を形成し、周辺回路の他の一部(pチャネルMISF
ETQpを形成する領域)にn形不純物、例えばリンを
イオン打ち込みしてn形ウェル8を形成する。また、こ
のイオン打ち込みに続いて、MISFETのしきい値電
圧を調整するための不純物、例えばフッ化ホウ素をp形
ウェル6,7およびn形ウェル8にイオン打ち込みす
る。ディープウェル5は、入出力回路などから半導体基
板1を通じてメモリアレイのp形ウエル6にノイズが侵
入するのを防止するために形成される。
【0023】次に、図2に示すように、p形ウェル6,
7およびn形ウェル8の各表面をフッ酸系の溶液を使っ
て洗浄した後、半導体基板1を850℃程度でウェット
酸化してp形ウェル6,7およびn形ウェル8の各表面
に膜厚7nm程度の清浄なゲート絶縁膜9を形成する。
【0024】次に、ゲート絶縁膜9の上層にゲート電極
10A,10B,10Cを形成する。ゲート電極10A
は、メモリセル選択用MISFETQsの一部を構成
し、活性領域以外の領域ではワード線WLとして機能す
る。このゲート電極10A(ワード線WL)の幅、すな
わちゲート長は、メモリセル選択用MISFETQsの
短チャネル効果を抑制して、しきい値電圧を一定値以上
に確保できる許容範囲内の最小寸法で構成される。ま
た、隣接する2本のゲート電極10A(ワード線WL)
の間隔は、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小
寸法で構成される。ゲート電極10Bおよびゲート電極
10Cは、周辺回路のnチャネルMISFETQnおよ
びpチャネルMISFETQpの各一部を構成する。
【0025】ゲート電極10A(ワード線WL)および
ゲート電極10B,10Cは、例えばリンなどのn形不
純物がドープされた膜厚70nm程度の多結晶シリコン
膜10aを半導体基板1上にCVD(Chemical Vapor D
eposition :化学的気相成長)法で堆積し、次いでその
上層に膜厚50nm程度のチタンナイトライド膜10b
と膜厚100nm程度のタングステン膜10cとをスパ
ッタリング法で順次堆積する。さらにその上層に膜厚1
50nm程度のキャップ絶縁膜11、例えば窒化シリコ
ン膜をCVD法で堆積した後、レジストパターンをマス
クとしてこれらの膜をパターニングすることにより形成
する。チタンナイトライド膜10bは、高温熱処理時に
タングステン膜10cと多結晶シリコン膜10aとが反
応して両者の界面に高抵抗のシリサイド層が形成される
のを防止するバリア層として機能する。バリア層には、
チタンナイドライド膜の他、タングステンナイトライド
膜などを使用することもできる。
【0026】ゲート電極10A(ワード線WL)の一部
を低抵抗の金属(タングステン)で構成した場合には、
そのシート抵抗を2〜2. 5Ω/□程度にまで低減でき
るので、ワード線遅延を低減することができる。また、
ゲート電極10A(ワード線WL)をアルミニウム配線
などで裏打ちしなくともワード線遅延を低減できるの
で、メモリセルの上部に形成される配線層の数を1層減
らすことができる。
【0027】次に、上記レジストパターンを除去した
後、フッ酸などのエッチング液を使って、半導体基板1
の表面に残ったドライエッチング残渣やフォトレジスト
残渣などを除去する。このウェットエッチングを行う
と、ゲート電極10A(ワード線WL)およびゲート電
極10B,10Cの下部以外の領域のゲート絶縁膜9が
削られると同時に、ゲート側壁下部のゲート絶縁膜9も
等方的にエッチングされてアンダーカットが生じるた
め、そのままではゲート絶縁膜9の耐圧が低下する。そ
こで、半導体基板1を900℃程度で酸化することによ
って、削れたゲート絶縁膜9の膜質を改善する。
【0028】次に、n形ウェル8にp形不純物、例えば
ホウ素をイオン打ち込みしてゲート電極10Cの両側の
n形ウェル8にp- 形半導体領域12aを形成する。ま
た、p形ウェル6,7にn形不純物、例えばリンをイオ
ン打ち込みして、ゲート電極10Bの両側のp形ウェル
7にn- 形半導体領域13aを形成し、さらにゲート電
極10Aの両側のp形ウェル6に不純物半導体領域14
を形成する。これにより、メモリアレイにメモリセル選
択用MISFETQsが形成される。
【0029】次に、図3に示すように、半導体基板1上
にCVD法で膜厚50nm程度の窒化シリコン膜15を
堆積した後、メモリアレイの窒化シリコン膜15をレジ
ストパターンで覆い、周辺回路の窒化シリコン膜15を
異方性エッチングすることにより、ゲート電極10B,
10Cの側壁にサイドウォール16を形成する。このエ
ッチングは、ゲート絶縁膜9や分離領域4に埋め込まれ
た酸化シリコン膜の削れ量を最少とするために、酸化シ
リコン膜に対する窒化シリコン膜15のエッチングレー
トが大きくなるようなエッチングガスを使用して行う。
また、ゲート電極10B,10C上の窒化シリコン膜に
よって構成されるキャップ絶縁膜11の削れ量を最少と
するために、オーバーエッチング量を必要最小限にとど
めるようにする。
【0030】次に、上記レジストパターンを除去した
後、周辺回路のn形ウェル8にp形不純物、例えばホウ
素をイオン打ち込みしてpチャネルMISFETQpの
+ 形半導体領域12b(ソース、ドレイン)を形成
し、周辺回路のp形ウエル7にn形不純物、例えば砒素
をイオン打ち込みしてnチャネルMISFETQnのn
+形半導体領域13b(ソース、ドレイン)を形成す
る。これにより、周辺回路にpチャネルMISFETQ
pおよびnチャネルMISFETQnが形成される。
【0031】次に、図4に示すように、半導体基板1上
に膜厚250nm程度のSOG膜17aをスピン塗布し
た後、半導体基板1を800℃、1分程度熱処理してS
OG膜17aをシンタリング(焼き締め)する。このシ
ンタリングによりSOG膜17aからの脱ガスを促進す
ると同時に、フッ酸系の溶液に対するエッチング速度を
低減する。この後、SOG膜17aの上層に膜厚200
nm程度のTEOS酸化膜17bを堆積する。このTE
OS酸化膜17bは、例えばオゾン(O3 )とテトラエ
トキシシランとをソースガスに用いたプラズマCVD法
で堆積する。
【0032】次に、図5に示すように、TEOS酸化膜
17bの上層にBARC(Bottom Anti-Reflective Coa
ting:反射防止膜)18を設け、続いてレジストを塗布
した後、例えばエキシマレーザを光源とするステッパで
レジストを感光し、次いで半導体基板1に現像処理を施
すことによってレジストパターン19を形成する。次
に、レジストパターン19をマスクとしたドライエッチ
ングでメモリセル選択用MISFETQsの不純物半導
体領域14(ソース、ドレイン)の上方のBARC膜1
8を除去した後、TEOS酸化膜17bおよびSOG膜
17aを順次除去する。
【0033】なお、上記エッチングは、窒化シリコン膜
15に対するTEOS酸化膜17bおよびSOG膜17
aのエッチングレートが大きくなるような条件で行い、
不純物半導体領域14や分離領域4上を覆っている窒化
シリコン膜15が完全には除去されないようにする。
【0034】続いて、図6に示すように、レジストパタ
ーン19およびBARC膜18を順次除去した後、ドラ
イエッチングでメモリセル選択用MISFETQsの不
純物半導体領域14(ソース、ドレイン)の上層の窒化
シリコン膜15とゲート絶縁膜9とを除去することによ
り、不純物半導体領域14(ソース、ドレイン)の一方
の上部に接続孔20を形成し、他方の上部に接続孔21
を形成する。このエッチングは、酸化シリコン膜(ゲー
ト絶縁膜9および分離領域4内の酸化シリコン膜)に対
する窒化シリコン膜15のエッチングレートが大きくな
るような条件で行い、不純物半導体領域14や分離領域
4が深く削れないようにする。また、このエッチング
は、窒化シリコン膜15が異方的にエッチングされるよ
うな条件で行い、ゲート電極10A(ワード線WL)の
側壁に窒化シリコン膜15が残るようにする。これによ
り、フォトリソグラフィの解像限界以下の微細な径を有
する接続孔20,21がゲート電極10A(ワード線W
L)に対して自己整合で形成される。
【0035】次に、図7に示すように、TEOS酸化膜
17bの上層にCVD法で膜厚15nm程度の窒化シリ
コン膜22を堆積した後、全面エッチバックにより接続
孔20,21の側壁に窒化シリコン膜22を残す。次い
で、接続孔20,21の内部にプラグ23,24をそれ
ぞれ形成する。プラグ23,24は、TEOS酸化膜1
7bの上層にn形不純物、例えばリンを2×1020cm
-3程度ドープした膜厚300nm程度の多結晶シリコン
膜をCVD法で堆積した後、この多結晶シリコン膜をエ
ッチバックして接続孔20,21の内部に残すことによ
り形成する。この際、プラグ23,24の上部には、約
70nm程度のリセス25が生ずる。次に、TEOS酸
化膜17bの上層に膜厚100nm程度のTEOS酸化
膜17cを堆積する。TEOS酸化膜17cは、例えば
オゾンとテトラエトキシシランとをソースガスに用いた
プラズマCVD法で堆積する。
【0036】次に、図8に示すように、TEOS酸化膜
17cをCMP法で研磨してその表面を平坦化する。研
磨量はメモリセル上で250nm程度である。これによ
り、TEOS酸化膜17bの残膜量はメモリセル上で最
も薄くなり、その残膜量Tは約100nm程度となる。
この際、プラグ23,24の上部をCMP法で研磨して
もよく、リセス25の一部または全部を残してもよい。
【0037】次に、CMP法で研磨されたTEOS酸化
膜17b,17cおよびプラグ23,24の表面をNH
4 OH:H2 2 :H2 Oを1:1:50の体積比で混
合した溶液で洗浄し、界面の接着性を向上させる。この
後、窒素雰囲気中で半導体基板1を800℃、1分程度
熱処理する。この熱処理によって、プラグ23,24を
構成する多結晶シリコン膜中のn形不純物が接続孔2
0,21の底部からメモリセル選択用MISFETQs
の不純物半導体領域14(ソース、ドレイン)に拡散
し、不純物半導体領域14が低抵抗化される。
【0038】次に、図9に示すように、TEOS酸化膜
17cの上層に膜厚200nm程度の酸化シリコン膜1
7dを堆積する。酸化シリコン膜17dは、例えばオゾ
ンとテトラエトキシシランとをソースガスに用いたプラ
ズマCVD法で堆積されたTEOS酸化膜である。
【0039】次に、レジストパターンをマスクとしたド
ライエッチングで前記接続孔20の上層の酸化シリコン
膜17dを除去して接続孔26を形成し、プラグ23の
表面を露出させる。次に、上記レジストパターンを除去
し、続いて酸化シリコン膜17dの上層に窒化シリコン
膜を堆積した後、この窒化シリコン膜を異方性エッチン
グすることにより、接続孔26の側壁にサイドウォール
27を形成する。プラグ23と接続孔26との合わせず
れが生じ、さらにTEOS酸化膜17bにスクラッチが
発生じても、このサイドウォール27を設けることによ
って接続孔26の内部に埋め込まれる導電膜がスクラッ
チに埋め込まれるのを防ぐことができる。なお、例えば
プラグ23と接続孔26との合わせ余裕がとれる場合な
どでは、上記サイドウォール27は必ずしも設ける必要
はない。
【0040】次いで、レジストパターンをマスクとした
ドライエッチングで周辺回路の酸化シリコン膜17d,
17c,17b、SOG膜17aおよびゲート絶縁膜9
と同一層の絶縁膜を順次除去することにより、nチャネ
ルMISFETQnのn+ 形半導体領域13b(ソー
ス、ドレイン)の上部、およびpチャネルMISFET
のp+ 形半導体領域12b(ソース、ドレイン)の上部
に接続孔28を形成する。
【0041】次に、上記レジストパターンを除去した
後、フッ酸系の溶液で約10秒間の洗浄を施し、次いで
酸化シリコン膜17dの上層にビット線BLと周辺回路
の第1層配線29(M1)とを形成する。ビット線BL
および第1層配線29(M1)は、例えば酸化シリコン
膜17dの上層に膜厚50nm程度のチタン膜29aと
膜厚50nm程度のチタンナイトライド膜29bとをス
パッタリング法で順次堆積し、さらにその上層に膜厚5
0nm程度のチタンナイトライド膜29cと膜厚150
nm程度のタングステン膜29dと膜厚200nm程度
の窒化シリコン膜30aとをCVD法で順次堆積した
後、レジストパターンをマスクとしてこれらの膜をパタ
ーニングすることにより形成する。
【0042】酸化シリコン膜17dの上層にチタン膜を
堆積した後、半導体基板1を800℃程度で熱処理する
ことにより、pチャネルMISFETのp+ 形半導体領
域12b(ソース、ドレイン)の表面、nチャネルMI
SFETのn+ 形半導体領域13b(ソース、ドレイ
ン)の表面および接続孔20に埋め込まれたプラグ23
の表面に低抵抗のチタンシリサイド層31が形成され
る。これにより、p+ 形半導体領域12b、n+ 形半導
体領域13bおよびプラグ23に接続される配線(ビッ
ト線BL、第1層配線29(M1))の接続抵抗を低減
することができる。また、ビット線BLをタングステン
膜/チタンナイトライド膜/チタン膜で構成することに
より、そのシート抵抗を2Ω/□以下にまで低減できる
ので、ビット線BLと周辺回路の第1層配線29(M
1)とを同一工程で同時に形成することができる。
【0043】次に、上記レジストパターンを除去した
後、ビット線BLおよび第1層配線29(M1)の側壁
にサイドウォール30bを形成する。サイドウォール3
0bは、ビット線BLおよび第1層配線29(M1)の
上層にCVD法で窒化シリコン膜を堆積した後、この窒
化シリコン膜を異方性エッチングして形成する。
【0044】次に、図10に示すように、ビット線BL
および第1層配線29(M1)の上層に膜厚300nm
程度のSOG膜32aをスピン塗布した後、半導体基板
1を800℃、1分程度熱処理してSOG膜32aをシ
ンタリング(焼き締め)する。
【0045】次に、SOG膜32aの上層に膜厚600
nm程度のTEOS酸化膜32bを堆積した後、このT
EOS酸化膜32bをCMP法で研磨してその表面を平
坦化する。TEOS酸化膜32bは、例えばオゾンとテ
トラエトキシシランとをソースガスに用いたプラズマC
VD法で堆積する。
【0046】次に、TEOS酸化膜32bの上層に膜厚
100nm程度のTEOS酸化膜32cを堆積する。こ
のTEOS酸化膜32cは、CMP法で研磨されたとき
に生じた前記TEOS酸化膜32bの表面の微細な傷を
補修するために堆積する。TEOS酸化膜32cは、例
えばオゾンとテトラエトキシシランとをソースガスに用
いたプラズマCVD法で堆積する。
【0047】次に、レジストパターンをマスクとしたド
ライエッチングで接続孔21に埋め込まれたプラグ24
上のTEOS酸化膜32c,32b、SOG膜32aお
よび酸化シリコン膜17dを順次除去してプラグ24の
表面に達するスルーホール33を形成する。このエッチ
ングは、TEOS酸化膜32c,32b、酸化シリコン
膜17dおよびSOG膜32aに対する窒化シリコン膜
のエッチングレートが大きくなるような条件で行い、ス
ルーホール33とビット線BLの合わせずれが生じた場
合でも、ビット線BL上の窒化シリコン膜30aやサイ
ドウォール30bが深く削れないようにする。これによ
り、スルーホール33がビット線BLに対して自己整合
で形成される。
【0048】次に、上記レジストパターンを除去した
後、スルーホール33の内部にプラグ34を形成する。
プラグ34は、TEOS酸化膜32cの上層にn形不純
物(例えばリン)をドープした多結晶シリコン膜をCV
D法で堆積した後、この多結晶シリコン膜をエッチバッ
クしてスルーホール33の内部に残すことにより形成す
る。
【0049】次に、図11に示すように、TEOS酸化
膜32cの上層に膜厚100nm程度の窒化シリコン膜
35をCVD法で堆積した後、レジストパターンをマス
クとしたドライエッチングで周辺回路の窒化シリコン膜
35を除去する。メモリアレイに残った窒化シリコン膜
35は、後述する情報蓄積用容量素子Cの蓄積電極を形
成する工程で隣接する蓄積電極間の酸化シリコン膜をエ
ッチングする際のエッチングストッパとして利用され
る。
【0050】次に、上記レジストパターンを除去した
後、窒化シリコン膜35の上層に膜厚1. 3μm程度の
絶縁膜36を堆積し、レジストパターンをマスクとした
ドライエッチングで絶縁膜36および窒化シリコン膜3
5を除去することにより、スルーホール33上に溝37
を形成する。このとき同時に、メモリアレイの周囲にメ
モリアレイを取り囲む枠状の溝37aを形成する。絶縁
膜36は、例えばオゾンとテトラエトキシシランとをソ
ースガスに用いたプラズマCVD法で堆積されたTEO
S酸化膜である。
【0051】次に、上記レジストパターンを除去した
後、絶縁膜36の上層にn形不純物、例えばリンをドー
プした膜厚60nm程度の多結晶シリコン膜38をCV
D法を用いて約600℃の温度で堆積する。この多結晶
シリコン膜38は、情報蓄積用容量素子Cの蓄積電極材
料として使用される。
【0052】次に、図12に示すように、多結晶シリコ
ン膜38の上層に溝37,37aの深さよりも厚い膜厚
(例えば2μm程度)のSOG膜39をスピン塗布した
後、SOG膜39をエッチバックし、さらに絶縁膜36
の上層の多結晶シリコン膜38をエッチバックすること
により、溝37,37aの内側(内壁および底部)に多
結晶シリコン膜38を残す。
【0053】次に、図13に示すように、周辺回路の絶
縁膜36を覆うレジストパターンをマスクに溝37の内
部のSOG膜39と溝37の隙間の絶縁膜36とをウェ
ットエッチングして情報蓄積用容量素子Cの蓄積電極4
0を形成する。このとき、溝37の隙間には窒化シリコ
ン膜35が残っているので、その下のTEOS酸化膜3
2cがエッチングされることはない。また、周辺回路の
絶縁膜36を覆う上記レジストパターンは、その一端を
メモリアレイの最も外側に形成される蓄積電極40と周
辺回路との境界部、すなわち溝37a上に配置する。こ
のようにすると、レジストパターンの端部に合わせずれ
が生じた場合でも、メモリアレイの最も外側に形成され
る蓄積電極40の溝37の内部にSOG膜39が残った
り、周辺回路の絶縁膜36がエッチングされたりするこ
とはない。
【0054】次に、上記レジストパターンを除去した
後、蓄積電極40の表面を窒化または酸窒化処理した
後、酸化タンタル膜41を堆積し、次いでこの酸化タン
タル膜41を熱処理により結晶化させる。この酸化タン
タル膜41は、情報蓄積用容量素子Cの容量絶縁膜材料
として使用される。
【0055】次に、酸化タンタル膜41の上層に膜厚1
50nm程度のチタンナイトライド膜42をCVD法を
用いて約500℃の温度で堆積した後、レジストパター
ンをマスクとしたドライエッチングでチタンナイトライ
ド膜42および酸化タンタル膜41をパターニングする
ことにより、チタンナイトライド膜42からなるプレー
ト電極と、酸化タンタル膜41からなる容量絶縁膜と、
多結晶シリコン膜38からなる蓄積電極40とで構成さ
れる情報蓄積用容量素子Cが形成される。これによっ
て、メモリセル選択用MISFETQsとこれに直列に
接続された情報蓄積用容量素子Cとで構成されるDRA
Mのメモリセルが形成される。
【0056】次に、図14に示すように、TEOS酸化
膜を半導体基板1の全面に堆積して絶縁膜43とし、周
辺回路に第1層配線29(M1)に接続される接続孔を
開口して、プラグ44を形成する。プラグ44は、チタ
ン膜およびチタンナイトライド膜からなる接着層44a
を半導体基板1の全面に堆積し、さらにブランケットC
VD法によりタングステン膜44bを堆積して、その後
タングステン膜44bおよび接着層44aをエッチバッ
クすることにより形成することができる。なお、チタン
膜およびチタンナイトライド膜はスパッタリング法によ
り形成することができるが、CVD法により形成するこ
ともできる。さらに、半導体基板1の全面にチタン膜4
5a、アルミニウム膜45bおよびチタンナイトライド
膜45cをスパッタリング法により堆積し、これをパタ
ーニングして第2層配線45(M2)を形成する。
【0057】最後に、TEOS酸化膜46a、SOG膜
46bおよびTEOS酸化膜46cを順次堆積して層間
絶縁膜46を形成し、プラグ44と同様にプラグ47を
形成し、さらに第3層配線48(M3)を形成して、図
15に示すDRAMがほぼ完成する。その後、多層配線
および最上層の配線の上層にパッシベーション膜を堆積
するが、その図示は省略する。
【0058】このように、本実施の形態によれば、SO
G膜17aおよびTEOS酸化膜17bにプラグ23,
24がそれぞれ埋め込まれる接続孔20,21を形成し
た後、TEOS酸化膜17bの表面をCMP法で平坦化
せずに半導体基板1上に多結晶シリコン膜を堆積し、C
MP法を用いずにエッチバックにより接続孔20,21
に多結晶シリコン膜を埋め込んでいるので、前述した第
1の不良モードおよび第2の不良モードを引き起こす層
間絶縁膜17に発生するスクラッチを防ぐことができ
る。なお、上記工程の後、半導体基板1上にTEOS酸
化膜17cを堆積し、続いてTEOS酸化膜17cの表
面およびTEOS酸化膜17bの表面をCMP法で平坦
化しているが、TEOS酸化膜はSOG膜と比してスク
ラッチが発生しにくく、またスクラッチが発生してもフ
ッ酸系の溶液に対するエッチング速度がSOG膜の約1
/6程度と遅いことから、CVD法で堆積されるチタン
ナイトライド膜29cまたはタングステン膜29dが容
易に埋め込まれるほどのスクラッチの拡大はTEOS酸
化膜では起こりにくい。
【0059】さらに、プラグ23と接続孔26との合わ
せずれが生じ、さらにTEOS酸化膜17bにスクラッ
チが発生しても、プラブ23に達して形成される接続孔
26の側壁に形成されたサイドウォール27によって、
接続孔26に埋め込まれるチタンナイトライド膜29c
またはタングステン膜29dがスクラッチに埋め込まれ
るのを防ぐことができる。
【0060】さらに、半導体基板1上にTEOS酸化膜
17cを堆積し、続いてTEOS酸化膜17cの表面を
CMP法で平坦化した後に洗浄およびアニール処理を順
次行うことにより、TEOS酸化膜17cとこの膜の上
層に堆積される酸化シリコン膜17dとの接着性が向上
して、TEOS酸化膜17dの剥がれを抑えることがで
きる。
【0061】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0062】例えば、本実施の形態では、DRAMに適
用した場合について説明したが、ロジック、またはロジ
ックとDRAMとが混載されたロジック混載形DRAM
が搭載されたいかなる半導体集積回路装置にも適用可能
である。
【0063】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0064】本発明によれば、層間絶縁膜に発生するス
クラッチを低減できるので、この層間絶縁膜に設けられ
た複数の接続孔に埋め込まれたプラグ間のショート不良
が低減できて半導体集積回路装置の歩留まりを向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図11】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図12】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図13】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図14】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図15】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 浅溝 3 酸化シリコン膜 4 分離領域 5 ディープウェル 6 p形ウェル 7 p形ウェル 8 n形ウェル 9 ゲート絶縁膜 10 ゲート電極 10A ゲート電極 10B ゲート電極 10C ゲート電極 10a 多結晶シリコン膜 10b チタンナイトライド膜 10c タングステン膜 11 キャップ絶縁膜 12 不純物半導体領域 12a p- 形半導体領域 12b p+ 形半導体領域 13 不純物半導体領域 13a n- 形半導体領域 13b n+ 形半導体領域 14 不純物半導体領域 15 窒化シリコン膜 16 サイドウォール 17 層間絶縁膜 17a SOG膜 17b TEOS酸化膜 17c TEOS酸化膜 17d 酸化シリコン膜 18 BARC膜 19 レジストパターン 20 接続孔 21 接続孔 22 窒化シリコン膜 23 プラグ 24 プラグ 25 リセス 26 接続孔 27 サイドウォール 28 接続孔 29(M1) 第1層配線 29a チタン膜 29b チタンナイトライド膜 29c チタンナイトライド膜 29d タングステン膜 30a 窒化シリコン膜 30b サイドウォール 31 チタンシリサイド層 32 層間絶縁膜 32a SOG膜 32b TEOS酸化膜 32c TEOS酸化膜 33 スルーホール 34 プラグ 35 窒化シリコン膜 36 絶縁膜 37 溝 37a 溝 38 多結晶シリコン膜 39 SOG膜 40 蓄積電極 41 酸化タンタル膜 42 チタンナイトライド膜 43 絶縁膜 44 プラグ 44a 接着層 44b タングステン膜 45(M2) 第2層配線 45a チタン膜 45b アルミニウム膜 45c チタンナイトライド膜 46 層間絶縁膜 46a TEOS酸化膜 46b SOG膜 46c TEOS酸化膜 47 プラグ 48(M3) 第3層配線 A メモリアレイ領域 B 周辺回路領域 WL ワード線 BL ビット線 C 情報蓄積用容量素子 Qs メモリセル選択用MISFET Qn nチャネルMISFET Qp pチャネルMISFET T 残膜量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 只木 ▲芳▼▲隆▼ 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 関口 敏宏 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 中村 吉孝 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 川北 惠三 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 5F033 HH18 HH19 HH33 JJ04 KK01 NN01 PP06 PP15 QQ02 QQ11 QQ31 QQ37 QQ47 QQ48 RR06 RR09 SS04 SS11 SS15 SS22 TT01 TT07 VV16 5F083 AD21 GA27 JA32 JA39 JA40 KA05 PR01 PR03 PR09 PR21 PR39 PR40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a).半導体基板上に堆積された第1絶縁
    層を開口して複数の第1接続孔を形成する工程と、 (b).前記半導体基板上に第1導電膜を形成した後、エッ
    チバックにより前記第1接続孔の内部に前記第1導電膜
    を埋め込んでプラグを形成する工程と、 (c).前記半導体基板上に第2絶縁層を形成する工程と、 (d).研磨処理によって、前記第1絶縁層および前記第2
    絶縁層からなる層間絶縁膜の表面を平坦化する工程とを
    有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 (a).半導体基板上に堆積された第1絶縁
    層を開口して複数の第1接続孔を形成する工程と、 (b).前記半導体基板上に第1導電膜を形成した後、エッ
    チバックにより前記第1接続孔の内部に前記第1導電膜
    を埋め込んでプラグを形成する工程と、 (c).前記半導体基板上に第2絶縁層を形成する工程と、 (d).研磨処理によって、前記第1絶縁層および前記第2
    絶縁層からなる層間絶縁膜の表面を平坦化する工程と、 (e).前記半導体基板上に第3絶縁層を形成する工程と、 (f).前記第3絶縁層を開口して前記プラグに達する第2
    接続孔を形成する工程とを有することを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 (a).半導体基板上に堆積された第1絶縁
    層を開口して複数の第1接続孔を形成する工程と、 (b).前記半導体基板上に第1導電膜を形成した後、エッ
    チバックにより前記第1接続孔の内部に前記第1導電膜
    を埋め込んでプラグを形成する工程と、 (c).前記半導体基板上に第2絶縁層を形成する工程と、 (d).研磨処理によって、前記第1絶縁層および前記第2
    絶縁層からなる層間絶縁膜の表面を平坦化する工程と、 (e).前記半導体基板上に第3絶縁層を形成する工程と、 (f).前記第3絶縁層を開口して前記プラグに達する第2
    接続孔を形成する工程と、 (g).前記半導体基板上に第4絶縁層を形成した後、エッ
    チバックにより前記第2接続孔の側壁に前記第4絶縁層
    からなるサイドウォールを形成する工程とを有すること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 配線層がソース、ドレインを構成する半
    導体領域にプラグを介して接続された第1のMISトラ
    ンジスタ群と、配線層がソース、ドレインを構成する半
    導体領域に直接接続された第2のMISトランジスタ群
    とを同一の半導体基板に形成する半導体集積回路装置の
    製造方法であって、 (a).前記半導体基板上に堆積された第1絶縁層を開口し
    て、前記第1のMISトランジスタのソース、ドレイン
    に達する第1接続孔を形成する工程と、 (b).前記半導体基板上に第1導電膜を形成した後、エッ
    チバックにより前記第1接続孔の内部に前記第1導電膜
    を埋め込んでプラグを形成する工程と、 (c).前記半導体基板上に第2絶縁層を形成する工程と、 (d).研磨処理によって、前記第1絶縁層および前記第2
    絶縁層からなる層間絶縁膜の表面を平坦化する工程と、 (e).前記半導体基板上に第3絶縁層を形成する工程と、 (f).前記第3絶縁層を開口して前記プラグに達する第2
    接続孔を形成する工程と、 (g).前記半導体基板上に第4絶縁層を形成した後、エッ
    チバックにより前記第2接続孔の側壁に前記第4絶縁層
    からなるサイドウォールを形成する工程と、 (h).前記第3絶縁層、前記第2絶縁層および前記第1絶
    縁膜を順次開口して、前記第2のMISトランジスタの
    ソース、ドレインに達する第3接続孔を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半
    導体集積回路装置の製造方法において、前記第2絶縁層
    および前記第3絶縁膜がTEOS酸化膜からなることを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半
    導体集積回路装置の製造方法において、前記(b) 工程の
    前に前記半導体基板上に絶縁膜を堆積し、エッチバック
    により前記第1接続孔の側壁に前記絶縁膜を残すことを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半
    導体集積回路装置の製造方法において、前記(d) 工程の
    際に前記プラブの表面も研磨して平坦化することを特徴
    とする半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項2、3または4に記載の半導体集
    積回路装置の製造方法において、前記(e) 工程の前記第
    3絶縁層を形成する前に、前記半導体基板をNH4
    H、H2 2 およびH2 Oを混合した溶液で洗浄し、続
    いて前記半導体基板に不活性ガス雰囲気でアニール処理
    を施すことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 配線層がソース、ドレインを構成する半
    導体領域にプラグを介して接続された第1のMISトラ
    ンジスタ群と、配線層がソース、ドレインを構成する半
    導体領域に直接接続された第2のMISトランジスタ群
    とが同一の半導体基板に形成された半導体集積回路装置
    であって、 前記第1のMISトランジスタの前記プラグに達して設
    けられた接続孔の側壁に絶縁膜からなるサイドウォール
    が形成され、 前記第2のMISトランジスタのソース、ドレインを構
    成する半導体領域に達して設けられた接続孔の側壁には
    サイドウォールが形成されていないことを特徴とする半
    導体集積回路装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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