JP2002217388A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002217388A
JP2002217388A JP2001011100A JP2001011100A JP2002217388A JP 2002217388 A JP2002217388 A JP 2002217388A JP 2001011100 A JP2001011100 A JP 2001011100A JP 2001011100 A JP2001011100 A JP 2001011100A JP 2002217388 A JP2002217388 A JP 2002217388A
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Japan
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film
insulating film
capacitor
forming
electrode
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Isamu Asano
勇 浅野
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体形状のキャパシタを有する半導体装置の
歩留まりを向上することのできる技術を提供する。 【解決手段】 上部電極43の上層にキャパシタCの高
さよりも厚く絶縁膜44を堆積した後、絶縁膜44の表
面をCMP法で平坦化し、次いで絶縁膜44の上層にレ
ジスト膜を塗布する。これにより、レジスト膜の膜厚は
パターン全面にわたり均一となり、露光、現像処理を行
ってもメモリアレイと周辺回路との境領域においてレジ
ストパターン45の薄膜化が生じないので、メモリアレ
イの最外周部分におけるキャパシタCのドライエッチン
グによる削れを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
技術に関し、特に、立体形状のキャパシタを有する半導
体装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】大容量メモリを代表する半導体メモリと
してDRAM(Dynamic Random Access Memory)があ
る。このDRAMのメモリ容量はますます増大する傾向
にあり、それに伴ってDRAMのメモリセルの集積度が
向上し、メモリセルの占有面積も縮小の方向に進んでい
る。しかし、DRAMのメモリセルにおける情報蓄積用
容量素子(以下、単にキャパシタという)の蓄積容量
は、DRAMの動作マージンやソフトエラー等を考慮す
る観点から世代によらず一定量が必要とされ、一般に比
例縮小できないことが知られている。
【0003】そこで、限られた小さな占有面積内に必要
な蓄積容量が確保できるキャパシタ構造の開発が進めら
れている。たとえばキャパシタをビット線の上方に配置
するキャパシタ・オーバー・ビットライン(Capacitor
Over Bitline)構造とし、さらに下部電極を円筒型また
はフィン型などの立体形状とすることにより、その表面
積を大きくして蓄積電荷量の増大を図っている。
【0004】なお、円筒型の下部電極を備えたキャパシ
タからなるメモリセルについては、たとえば培風館発行
「超LSIメモリ」平成6年11月5日発行、伊藤清男
著、P19に記載がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者が検討したところ、立体形状のキャパシタの製造方法
において、以下の問題点があることを見いだした。
【0006】図23は、本発明者によって検討されたD
RAMを示す基板の要部断面図である。キャパシタCに
は、円筒型の下部電極61に、容量絶縁膜62を介して
上部電極63を形成した立体構造を採用している。しか
しこの構造ではキャパシタを立体形状としているため、
メモリアレイ(A領域)と周辺回路(B領域)との境領
域にキャパシタCの高さ分の段差が生ずる。これによ
り、メモリアレイの最外周部分において、上部電極63
のパターニング用マスクとして塗布されるレジスト膜6
4が薄くなり、このレジスト膜64からなるパターンを
マスクにしたドライエッチングによってキャパシタ、特
に上部電極63が削られるという問題が生ずる。レジス
ト膜64の薄膜化を抑えるために、メモリアレイと周辺
回路との境領域を相対的に広くとり、レジスト膜64を
相対的に厚くする方法が検討されたが、メモリアレイの
面積が増すという課題が残される。
【0007】本発明の目的は、立体形状のキャパシタを
有する半導体装置の歩留まりを向上することのできる技
術を提供することにある。
【0008】また、本発明の目的は、立体形状のキャパ
シタを有する半導体装置のメモリアレイ面積を最小とす
ることのできる技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0011】本発明の半導体装置の製造方法は、立体形
状を成す複数のキャパシタの下部電極を形成した後、下
部電極の上層にキャパシタの容量絶縁膜を形成する工程
と、容量絶縁膜の上層に導電膜を形成する工程と、導電
膜の上層に相対的に厚い第1絶縁膜を形成した後、第1
絶縁膜の表面を平坦化する工程と、レジストパターンを
マスクにして第1絶縁膜および導電膜を順次加工し、導
電膜からなるキャパシタの上部電極を形成する工程と、
第1絶縁膜の上層に相対的に厚い第2絶縁膜を形成した
後、第2絶縁膜の表面を平坦化する工程とを有するもの
である。
【0012】上記した手段によれば、上部電極の上層
に、その表面が平坦化された第1絶縁膜および第2絶縁
膜を形成した後に、上部電極をパターニングするための
レジスト膜が塗布される。従って、レジスト膜の膜厚は
パターン全面にわたり均一となり、露光、現像処理を行
ってもメモリアレイと周辺回路との境領域においてレジ
スト膜の薄膜化が生じない。これにより、メモリアレイ
の最外周部分におけるキャパシタのドライエッチングに
よる削れを防ぐことができる。さらに、上部電極の加工
位置を下部電極との合わせのみで規定できることから、
上部電極の面積、すなわちメモリアレイの面積を最小と
することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0014】(実施の形態1)本発明の一実施の形態で
あるDRAM(Dynamic Random Access Memory)の製造
方法の一例を図1〜図18を用いて工程順に説明する。
【0015】まず、図1に示すように、p型で比抵抗が
10Ωcm程度の基板1を用意し、この基板1の主面に
浅溝2を形成する。その後基板1に熱酸化を施し、酸化
シリコン膜3を形成する。さらに、酸化シリコン膜を堆
積してこれをCMP(Chemical Mechanical Polishin
g)法により研磨して浅溝2内にのみ酸化シリコン膜を
残し、分離領域4を形成する。
【0016】次に、メモリセルを形成する領域(A領
域:メモリアレイ)の基板1にn型不純物、たとえばリ
ン(P)をイオン打ち込みしてn型半導体領域5を形成
し、メモリアレイと周辺回路(B領域)の一部(nチャ
ネル型MISFETを形成する領域)にp型不純物、た
とえばボロン(B)をイオン打ち込みしてp型ウェル6
を形成し、周辺回路の他の一部(pチャネル型MISF
ETを形成する領域)にn型不純物、たとえばPをイオ
ン打ち込みしてn型ウェル7を形成する。また、このイ
オン打ち込みに続いて、MISFETのしきい値電圧を
調整するための不純物、たとえばフッ化ボロン(B
2)をp型ウェル6およびn型ウェル7にイオン打ち
込みする。n型半導体領域5は、入出力回路などから基
板1を通じてメモリアレイのp型ウェル6にノイズが侵
入するのを防止するために形成される。
【0017】次に、図2に示すように、p型ウェル6お
よびn型ウェル7の各表面をフッ酸(HF)系の溶液を
使って洗浄した後、基板1を850℃程度でウェット酸
化してp型ウェル6およびn型ウェル7の各表面に膜厚
6〜7nm程度の酸化シリコンからなる清浄なゲート絶
縁膜8を形成する。
【0018】次に、ゲート絶縁膜8の上部にゲート電極
9A,9B,9Cを形成する。ゲート電極9Aは、メモ
リセル選択用MISFETの一部を構成し、活性領域以
外の領域ではワード線WLとして機能する。このゲート
電極9A(ワード線WL)の幅、すなわちゲート長は、
メモリセル選択用MISFETの短チャネル効果を抑制
して、しきい値電圧を一定値以上に確保できる許容範囲
内の最小寸法で構成される。また、隣接する2本のゲー
ト電極9A(ワード線WL)の間隔は、リソグラフィの
解像限界で決まる最小寸法で構成される。ゲート電極9
Bおよびゲート電極9Cは、周辺回路のnチャネル型M
ISFETおよびpチャネル型MISFETの各一部を
構成する。
【0019】ゲート電極9A(ワード線WL)およびゲ
ート電極9B,9Cは、たとえばPなどのn型不純物が
ドープされた膜厚70nm程度の多結晶シリコン膜を基
板1上にCVD(Chemical Vapor Deposition)法で堆
積し、次いでその上層に膜厚50nm程度のタングステ
ンナイトライド(WN)膜と膜厚100nm程度のタン
グステン(W)膜とをスパッタリング法で堆積し、さら
にその上層に膜厚150nm程度の窒化シリコン膜10
をCVD法で堆積した後、レジスト膜をマスクにしてこ
れらの膜をパターニングすることにより形成する。WN
膜は、高温熱処理時にW膜と多結晶シリコン膜とが反応
して両者の界面に高抵抗のシリサイド層が形成されるの
を防止するバリア層として機能する。バリア層には、W
N膜の他、たとえば窒化チタン(TiN)膜などを使用
することもできる。
【0020】次に、上記レジスト膜を除去した後、HF
などのエッチング液を使って、基板1の表面に残ったド
ライエッチング残渣やレジスト残渣などを除去する。
【0021】次に、周辺回路のn型ウェル7にp型不純
物、たとえばBをイオン打ち込みしてゲート電極9Cの
両側のn型ウェル7にp-型半導体領域11を形成す
る。また、周辺回路のp型ウェル6にn型不純物、たと
えばPをイオン打ち込みしてゲート電極9Bの両側のp
型ウェル6にn-型半導体領域12を形成し、さらにメ
モリアレイのp型ウェル6にn型不純物、たとえばPを
イオン打ち込みしてゲート電極9Aの両側のp型ウェル
6にn型半導体領域13を形成し、これにより、メモリ
アレイにメモリセル選択用MISFETが略完成する。
【0022】次に、図3に示すように、基板1上にプラ
ズマCVD法で膜厚50nm程度の窒化シリコン膜14
を堆積した後、メモリアレイの窒化シリコン膜14をレ
ジスト膜で覆い、周辺回路の窒化シリコン膜14を異方
性エッチングすることにより、ゲート電極9B,9Cの
側壁にサイドウォールスペーサ15を形成する。窒化シ
リコン膜15は、後の工程でゲート電極9A(ワード線
WL)のスペースにコンタクトホール(開孔部)を形成
するためのドライエッチングを行う際、素子領域4の浅
溝2の内部の酸化シリコン膜が削られるのを防ぐエッチ
ングストッパとして使用される。
【0023】次に、上記レジスト膜を除去した後、周辺
回路のn型ウェル7にp型不純物、たとえばBをイオン
打ち込みしてpチャネル型MISFETのp+型半導体
領域16(ソース、ドレイン)を形成し、周辺回路のp
型ウェル6にn型不純物、たとえばヒ素(As)をイオ
ン打ち込みしてnチャネル型MISFETのn+型半導
体領域17(ソース、ドレイン)を形成する。これによ
り、周辺回路にpチャネル型MISFETおよびnチャ
ネル型MISFETが略完成する。
【0024】次に、図4に示すように、基板1上に膜厚
300nm程度のSOG(Spin OnGlass)膜18をスピ
ン塗布した後、基板1を800℃、60秒程度熱処理し
てSOG膜18をシンタリング(焼き締め)する。
【0025】次に、SOG膜18の上層に膜厚600n
m程度の酸化シリコン膜19を堆積した後、この酸化シ
リコン膜19をCMP法で研磨してその表面を平坦化す
る。酸化シリコン膜19は、たとえばTEOS(Tetra
Ethyl Ortho Silicate:Si(OC254)とオゾン
(O3)とをソースガスに用いたプラズマCVD法で堆
積する。
【0026】次に、酸化シリコン膜19の上層に膜厚1
00nm程度の酸化シリコン膜20を堆積する。この酸
化シリコン膜20は、CMP法で研磨されたときに生じ
た前記酸化シリコン膜19の表面の微細な傷を修復する
ために堆積する。酸化シリコン膜20は、たとえばTE
OSとO3とをソースガスに用いたプラズマCVD法で
堆積する。酸化シリコン膜19の上層には、酸化シリコ
ン膜20に代えてPSG(Phospho Silicate Glass)膜
を堆積してもよい。
【0027】次に、酸化シリコン膜20の上層にレジス
ト膜21を形成し、このレジスト膜21をマスクにした
ドライエッチングでメモリセル選択用MISFETのn
型半導体領域13(ソース、ドレイン)の上部の酸化シ
リコン膜20,19およびSOG膜18を除去する。
【0028】なお、上記エッチングは、窒化シリコン膜
14に対する酸化シリコン膜20,19およびSOG膜
18のエッチングレートが大きくなるような条件で行
い、n型半導体領域13や分離領域4の上部を覆ってい
る窒化シリコン膜14が完全には除去されないようにす
る。
【0029】続いて、上記レジスト膜21をマスクにし
たドライエッチングでメモリセル選択用MISFETの
n型半導体領域13(ソース、ドレイン)の上部の窒化
シリコン膜14とゲート絶縁膜8とを除去することによ
り、n型半導体領域13(ソース、ドレイン)の一方の
上部にコンタクトホール22を形成し、他方の上部にコ
ンタクトホール23を形成する。
【0030】このエッチングは、酸化シリコン膜(ゲー
ト絶縁膜8および分離領域4内の酸化シリコン膜)に対
する窒化シリコン膜14のエッチングレートが大きくな
るような条件で行い、n型半導体領域13や分離領域4
が深く削れないようにする。また、このエッチングは、
窒化シリコン膜14が異方的にエッチングされるような
条件で行い、ゲート電極9A(ワード線WL)の側壁に
窒化シリコン膜14が残るようにする。これにより、リ
ソグラフィの解像限界以下の微細な径を有するコンタク
トホール22,23がゲート電極9A(ワード線WL)
に対して自己整合で形成される。
【0031】次に、レジスト膜21を除去した後、図5
に示すように、コンタクトホール22,23の内部にプ
ラグ24を形成する。プラグ24は、酸化シリコン膜2
0の上層にn型不純物(たとえばP)を導入した多結晶
シリコン膜をCVD法で堆積した後、この多結晶シリコ
ン膜をCMP法で研磨してコンタクトホール22,23
の内部に残すことにより形成する。
【0032】次に、図6に示すように、酸化シリコン膜
20の上層に膜厚200nm程度の酸化シリコン膜25
を堆積した後、基板1を800℃程度で熱処理する。酸
化シリコン膜25は、たとえばTEOSとO3とをソー
スガスに用いたプラズマCVD法で堆積する。また、こ
の熱処理によって、プラグ24を構成する多結晶シリコ
ン膜中のn型不純物がコンタクトホール22,23の底
部からメモリセル選択用MISFETのn型半導体領域
13(ソース、ドレイン)に拡散し、n型半導体領域1
3が低抵抗化される。
【0033】次に、レジスト膜をマスクにしたドライエ
ッチングで前記コンタクトホール22の上部の酸化シリ
コン膜25を除去してプラグ24の表面を露出させる。
次に、上記レジスト膜を除去した後、レジスト膜をマス
クとしたドライエッチングで周辺回路の酸化シリコン膜
25,20,19、SOG膜18およびゲート絶縁膜8
を除去することにより、nチャネル型MISFETのn
+型半導体領域17(ソース、ドレイン)の上部にコン
タクトホール26を形成し、pチャネル型MISFET
のp+型半導体領域16(ソース、ドレイン)の上部に
コンタクトホール27を形成する。
【0034】次に、上記レジスト膜を除去した後、図7
に示すように、酸化シリコン膜25の上層にビット線B
Lと周辺回路の第1層配線28とを形成する。ビット線
Bおよび第1層配線28は、たとえば酸化シリコン膜2
5の上層に膜厚50nm程度のチタン(Ti)膜と膜厚
50nm程度のTiN膜とをスパッタリング法で堆積
し、さらにその上層に膜厚150nm程度のW膜と膜厚
200nm程度の窒化シリコン膜29aとをCVD法で
堆積した後、レジスト膜をマスクにしてこれらの膜をパ
ターニングすることにより形成する。
【0035】酸化シリコン膜25の上層にTi膜を堆積
した後、基板1を800℃程度で熱処理することによ
り、Ti膜と基板1とが反応し、pチャネル型MISF
ETのp+型半導体領域16(ソース、ドレイン)の表
面、nチャネル型MISFETのn+型半導体領域17
(ソース、ドレイン)の表面およびコンタクトホール2
3に埋め込まれたプラグ24の表面に低抵抗のチタンシ
リサイド(TiSi2)層30が形成される。これによ
り、p+型半導体領域16、n+型半導体領域17および
プラグ24に接続される配線(ビット線BL、第1層配
線28)のコンタクト抵抗を低減することができる。ま
た、ビット線BLをW膜/TiN膜/Ti膜で構成する
ことにより、そのシート抵抗を2Ω/□以下にまで低減
できるので、ビット線BLと周辺回路の第1層配線28
とを同一工程で同時に形成することができる。
【0036】次に、上記レジスト膜を除去した後、ビッ
ト線BLおよび第1層配線28の側壁にサイドウォール
スペーサ29bを形成する。サイドウォールスペーサ2
9bは、ビット線BLおよび第1層配線28の上層にC
VD法で窒化シリコン膜を堆積した後、この窒化シリコ
ン膜を異方性エッチングして形成する。
【0037】次に、図8に示すように、ビット線BLお
よび第1層配線28の上層に膜厚300nm程度のSO
G膜31をスピン塗布した後、基板1を800℃、60
秒程度熱処理してSOG膜31をシンタリング(焼き締
め)する。
【0038】次に、SOG膜31の上層に膜厚600n
m程度の酸化シリコン膜32を堆積した後、この酸化シ
リコン膜32をCMP法で研磨してその表面を平坦化す
る。酸化シリコン膜32は、たとえばTEOSとO3
をソースガスに用いたプラズマCVD法で堆積する。続
いて、酸化シリコン膜32の上層に膜厚100nm程度
の窒化シリコン膜33を堆積する。
【0039】次に、レジスト膜をマスクにしたドライエ
ッチングでコンタクトホール23に埋め込まれたプラグ
24の上部の窒化シリコン膜33、酸化シリコン膜3
2、SOG膜31および酸化シリコン膜25を除去して
プラグ24の表面に達するスルーホール34を形成す
る。このエッチングは、酸化シリコン膜32,25およ
びSOG膜31に対する窒化シリコン膜のエッチングレ
ートが大きくなるような条件で行い、スルーホール34
とビット線BLの合わせずれが生じた場合でも、ビット
線BLの上部の窒化シリコン膜29aやサイドウォール
スペーサ29bが深く削れないようにする。これによ
り、スルーホール34がビット線BLに対して自己整合
で形成される。
【0040】次に、上記レジスト膜を除去した後、スル
ーホール34の内部にプラグ35を形成し、さらにプラ
グ35の表面にバリアメタル膜36を形成する。プラグ
35およびバリアメタル膜36は、たとえば以下の方法
で形成される。まず窒化シリコン膜33の上層にn型不
純物(たとえばP)を導入した多結晶シリコン膜をCV
D法で堆積し、スルーホール34の内部に多結晶シリコ
ン膜を埋め込む。次いで、スルーホール34の外部の多
結晶シリコン膜をCMP法(またはエッチバック法)で
除去することによりプラグ35を形成する。このとき、
スルーホール34の内部の多結晶シリコン膜をオーバー
研磨(オーバーエッチング)し、プラグ35の表面を窒
化シリコン膜33の表面よりも下方に後退させることに
より、プラグ35の上部にバリアメタル膜36を埋め込
むためのスペースを確保する。次に、窒化シリコン膜3
3の上層にスパッタリング法で導電膜、たとえばTiN
膜、シリコン窒化チタン(TiNSi)膜、アルミニウ
ム窒化チタン(TiNAl)膜、窒化タンタル(Ta
N)膜、シリコン窒化タンタル(TaNSi)膜、WN
膜またはシリコン窒化タングステン(WNSi)などを
堆積し、スルーホール34内のプラグ35の上部に導電
膜を埋め込んだ後、スルーホール34の外部の導電膜を
CMP法(またはエッチバック)で除去することによっ
てバリアメタル膜36を形成する。
【0041】後の工程でスルーホール34の上部に形成
するキャパシタの下部電極とプラグ35との間に介在す
る上記バリアメタル膜36は、キャパシタの容量絶縁膜
形成工程で行われる高温熱処理の際に、下部電極を構成
するルテニウム(Ru)膜とプラグ35を構成する多結
晶シリコン膜との界面で所望しない反応が生じるのを抑
制するために形成する。
【0042】その後、スルーホール34の上部に下部電
極、容量絶縁膜および上部電極によって構成されるキャ
パシタを形成し、スルーホール34の内部に埋め込まれ
たプラグ35およびコンタクトホール23の内部に埋め
込まれたプラグ24を介してキャパシタの下部電極とメ
モリセル選択用MISFETのn型半導体領域(ソー
ス、ドレイン領域)13の他方とを電気的に接続する。
【0043】次に、図9に示すように、窒化シリコン膜
33の上層にCVD法で、必要とされるキャパシタの下
部電極の高さと同じかまたはそれ以上の膜厚を有する酸
化シリコン膜37を堆積し、続いてレジスト膜をマスク
にして酸化シリコン膜37をドライエッチングすること
により、スルーホール34の上部に溝38を形成する。
酸化シリコン膜37は、たとえばTEOSとO3とをソ
ースガスに用いたプラズマCVD法で堆積され、酸化シ
リコン膜37のエッチングは、窒化シリコン膜33をエ
ッチングストッパにして行い、下層の酸化シリコン膜3
2が削られないようにする。
【0044】次に、レジスト膜を除去した後、溝38の
内部を含む酸化シリコン膜37の上層にスパッタリング
法でRuのシード層(図示せず)を形成し、続いてCV
D法でRu膜39を堆積する。次いで、基板1上にレジ
スト膜40を塗布した後、全面露光および現像処理を行
って、溝38の外部の露光部のレジスト膜40を除去
し、溝38の内部の未露光部のレジスト膜40を残す。
【0045】この後、図10に示すように、Cl2+O2
系のガスを用いたドライエッチング(またはCMP法)
によって、所望の位置までRu膜39をエッチバック
(研磨)し、溝38の内部のみにRu膜39を残す。次
いで、溝38の内部のレジスト膜40を酸素(O2)+
3系ガスを用いたアッシング処理、あるいは硫酸過
水、オゾン水または有機溶媒によるウェットエッチング
によって除去し、続いて窒化シリコン膜33をストッパ
層としてHFなどのエッチング液を使ったウェットエッ
チングで酸化シリコン膜37を除去することにより、R
u膜39によって構成される円筒状の下部電極(第1電
極)41を形成する。
【0046】次に、図11に示すように、下部電極41
の上層に膜厚20nm程度の酸化タンタル膜42をペン
タエトキシタンタル(Ta(C255)と酸素とをソ
ースガスに用いた600℃以下のCVD法で堆積させ
る。次いで窒素雰囲気中で、基板1に650〜700℃
程度、60秒程度の熱処理を施すことにより、酸化タン
タル膜42を結晶化させる。なお、この後、酸素雰囲気
中で、600℃程度のRTA(Rapid Thermal Annealin
g)処理を基板1に施してもよい。さらに、600℃以
下のオゾン処理を基板1に施すことにより、酸化タンタ
ル膜42の酸素欠陥を修復する。このように結晶化処理
およびオゾン処理が施された酸化タンタル膜42は、キ
ャパシタの容量絶縁膜材料として使用される。次に、酸
化タンタル膜43の上層にスパッタリング法でRuのシ
ード層(図示せず)を形成し、続いて膜厚150nm程
度のRu膜43aをCVD法で堆積する。
【0047】次に、図12に示すように、Ru膜43a
の上層に高密度プラズマCVD法で酸化シリコン膜を堆
積して、メモリアレイと周辺回路との段差(キャパシタ
の高さ)よりも厚い絶縁膜44を形成した後、図13に
示すように、Ru膜43aを露出させずにCMP法で絶
縁膜44を研磨して、その表面を平坦化する。
【0048】次に、図14に示すように、絶縁膜44の
上層にレジスト膜を塗布した後、そのレジスト膜に対し
て露光および現像処理を施すことにより、メモリアレイ
を覆うレジストパターン45を形成する。次いで、この
レジストパターン45をマスクにしたドライエッチング
で絶縁膜44、Ru膜43aおよび酸化タンタル膜42
をパターニングする。これにより、Ru膜43aからな
る上部電極(第2電極)43と、酸化タンタル膜42か
らなる容量絶縁膜と、Ru膜39からなる下部電極41
とで構成されるキャパシタCが形成され、メモリセル選
択用MISFETとこれに直列に接続されたキャパシタ
Cとで構成されるDRAMのメモリセルが完成する。
【0049】次に、レジストパターン45を除去した
後、図15に示すように、隣接するメモリアレイ間の隙
間をうめるため、絶縁膜44の上層に高密度プラズマC
VD法で絶縁膜44の膜厚と同じかまたはそれ以上の膜
厚を有する酸化シリコン膜を堆積して絶縁膜46とした
後、図16に示すように、CMP法で絶縁膜46を研磨
して、その表面を平坦化し、絶縁膜44の表面と絶縁膜
46の表面とをほぼ同じ標高(基板1の表面からの高
さ)とする。
【0050】次に、図17に示すように、周辺回路に第
1層配線28に接続される接続孔を開孔してプラグ47
を形成する。プラグ47は、絶縁膜44,46の上層に
Ti膜およびTiN膜からなる接着層47aを堆積し、
さらにブランケットCVD法によりW膜47bを堆積し
て、その後W膜47bおよび接着層47aをエッチバッ
クすることにより形成することができる。なお、Ti膜
およびTiN膜はスパッタリング法により形成すること
ができるが、CVD法により形成することもできる。さ
らに、絶縁膜44,46の上層にTi膜48a、アルミ
ニウム(Al)膜48bおよびTiN膜48cをスパッ
タリング法により順次堆積し、これらをパターニングし
て第2層配線48を形成する。
【0051】最後に、第2層配線48の上層に酸化シリ
コン膜49a、SOG膜49bおよび酸化シリコン膜4
9cを順次堆積して層間絶縁膜49を形成し、さらにプ
ラグ47と同様にしてプラグ50を形成する。上記酸化
シリコン膜49a,49cは、たとえばTEOSとO3
とをソースガスに用いたプラズマCVD法で堆積する。
さらに、第3層配線51を形成して図18に示すDRA
Mが略完成する。
【0052】その後、多層配線および最上層の配線の上
層にパッシベーション膜を堆積するが、その図示は省略
する。
【0053】このように、本実施の形態1によれば、上
部電極43の上層に、その表面が平坦化された第1絶縁
膜および第2絶縁膜を形成した後に、上部電極43およ
び酸化タンタル膜42をパターニングするためのレジス
ト膜が塗布される。従って、レジスト膜の膜厚はパター
ン全面にわたり均一となり、露光、現像処理を行っても
メモリアレイと周辺回路との境領域においてレジストパ
ターン45の薄膜化が生じない。これにより、メモリア
レイの最外周部分におけるキャパシタCのドライエッチ
ングによる削れを防ぐことができる。さらに、上部電極
43の加工位置を下部電極41との合わせのみで規定で
きることから、上部電極43の面積、すなわちメモリア
レイの面積を最小とすることが可能となる。
【0054】(実施の形態2)本実施の形態2のDRA
Mの製造方法を図19〜図22を用いて工程順に説明す
る。
【0055】まず、前記実施の形態1と同様の方法で、
前記図13に示したように、キャパシタCの上層に高密
度プラズマCVD法で酸化シリコン膜を堆積して絶縁膜
44とした後、CMP法で絶縁膜44を研磨して、その
表面を平坦化する。なお、ここまでの工程は、前記実施
の形態1の図1〜図13に示した工程と同一であるた
め、その説明は省略し、以降の工程についてのみ説明す
る。
【0056】次に、図19に示すように、絶縁膜44の
上層に窒化シリコン膜52を堆積し、次いでレジスト膜
を塗布した後、そのレジスト膜に対して露光および現像
処理を施すことにより、メモリアレイを覆うレジストパ
ターン45を形成する。次いで、このレジストパターン
45をマスクにしたドライエッチングで窒化シリコン膜
52をパターニングする。
【0057】次に、レジストパターン45を除去し、図
20に示すように、窒化シリコン膜52をマスクにした
ドライエッチングで絶縁膜44、上部電極43および酸
化タンタル膜42をパターニングする。ここで、窒化シ
リコン膜52に対する絶縁膜44のエッチング選択比を
高くすることにより、窒化シリコン膜52の膜厚を50
〜100nm程度と相対的に薄くすることができる。従
って、窒化シリコン膜52をドライエッチング時のマス
クとして用いられるレジストパターン45の膜厚を相対
的に薄くすることが可能となり、コスト、歩留まりの点
で改善が期待できる。
【0058】次に、図21に示すように、隣接するメモ
リアレイ間の隙間を埋めるため、窒化シリコン膜52の
上層に高密度プラズマCVD法で絶縁膜44の膜厚と同
じかまたはそれ以上の膜厚を有する酸化シリコン膜を堆
積して絶縁膜46とした後、図22に示すように、窒化
シリコン膜52をストッパ層に用いてCMP法で絶縁膜
46を研磨し、その表面を平坦化する。
【0059】このように、本実施の形態2によれば、絶
縁膜44のエッチングマスクとして用いた窒化シリコン
膜52を、絶縁膜46のCMP工程においてCMPスト
ッパ層として用いることにより、メモリアレイ領域にお
ける絶縁膜44の研磨過多、たとえばディッシングなど
によるキャパシタCの削れを防ぐことができる。
【0060】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0061】たとえば、前記実施の形態では、DRAM
のキャパシタの製造方法に適用した場合について説明し
たが、立体形状のキャパシタを有する半導体装置、たと
えばロジック回路とDRAMとが混載されたロジック混
載型DRAM、FRAM(Ferroelectric Random Acces
s Memory)などの製造方法にも適用可能である。
【0062】また、前記実施の形態では、キャパシタの
構造をRu/TaO/RuのMIM(Metal Insulator
Metal)構造としたが、MIM構造のBST(SrBi2
Ta 29)キャパシタまたはPZT(Pb(Zr,T
i)O3)キャパシタ、MIS(Metal Insulator Semic
onductor)構造のTaOキャパシタ(たとえばTiN/
TaO/SiN/Si)あるいはSi系キャパシタ(た
とえばSi/SiON/Si)などを用いてもよい。特
に比誘電率が相対的に小さい容量絶縁膜材料を用いたキ
ャパシタでは、所望する容量値を得るために下部電極が
相対的に高くなり、メモリアレイと周辺回路のとの境領
域の段差が相対的に大きくなるので、本発明による高い
効果を得ることができる。
【0063】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0064】本発明によれば、キャパシタの上部電極を
加工する際、ドライエッチングによる立体形状のキャパ
シタ削れを防ぐことができるので、半導体装置の歩留ま
りを向上することができる。
【0065】また、本発明によれば、キャパシタの上部
電極の加工位置を下部電極との合わせのみで規定できる
ことから、メモリアレイの面積を最小とすることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図8】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図9】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す基板の要部断面図である。
【図10】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図11】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図12】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図13】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図14】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図15】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図16】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図17】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図18】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図19】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図20】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図21】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図22】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図23】本発明者によって検討されたDRAMの製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 浅溝 3 酸化シリコン膜 4 分離領域 5 n型半導体領域 6 p型ウェル 7 n型ウェル 8 ゲート絶縁膜 9A ゲート電極 9B ゲート電極 9C ゲート電極 10 窒化シリコン膜 11 p-型半導体領域 12 n-型半導体領域 13 n型半導体領域 14 窒化シリコン膜 15 サイドウォールスペーサ 16 p+型半導体領域 17 n+型半導体領域 18 SOG膜 19 酸化シリコン膜 20 酸化シリコン膜 21 レジスト膜 22 コンタクトホール 23 コンタクトホール 24 プラグ 25 酸化シリコン膜 26 コンタクトホール 27 コンタクトホール 28 第1層配線 29a 窒化シリコン膜 29b サイドウォールスペーサ 30 チタンシリサイド層 31 SOG膜 32 酸化シリコン膜 33 窒化シリコン膜 34 スルーホール 35 プラグ 36 バリアメタル膜 37 酸化シリコン膜 38 溝 39 ルテニウム膜 40 レジスト膜 41 下部電極(第1電極) 42 酸化タンタル膜 43 上部電極(第2電極) 43a ルテニウム膜 44 絶縁膜 45 レジストパターン 46 絶縁膜 47 プラグ 47a 接着層 47b タングステン膜 48 第2層配線 48a チタン膜 48b アルミニウム膜 48c 窒化チタン膜 49 層間絶縁膜 49a 酸化シリコン膜 49b SOG膜 49c 酸化シリコン膜 50 プラグ 51 第3層配線 52 窒化シリコン膜 61 下部電極 62 容量絶縁膜 63 上部電極 64 レジスト膜 WL ワード線 BL ビット線 C キャパシタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)立体形状を成す複数のキャパシタ
    の第1電極を形成した後、前記第1電極の上層に前記キ
    ャパシタの容量絶縁膜を形成する工程と、(b)前記容
    量絶縁膜の上層に導電膜を形成する工程と、(c)前記
    導電膜の上層に相対的に厚い第1絶縁膜を形成した後、
    前記第1絶縁膜の表面を平坦化する工程と、(d)レジ
    ストパターンをマスクにして前記第1絶縁膜および前記
    導電膜を順次加工し、前記導電膜からなる前記キャパシ
    タの第2電極を形成する工程とを有することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 (a)立体形状を成す複数のキャパシタ
    の第1電極を形成した後、前記第1電極の上層に前記キ
    ャパシタの容量絶縁膜を形成する工程と、(b)前記容
    量絶縁膜の上層に導電膜を形成する工程と、(c)前記
    導電膜の上層に相対的に厚い第1絶縁膜を形成した後、
    前記第1絶縁膜の表面を平坦化する工程と、(d)レジ
    ストパターンをマスクにして前記第1絶縁膜および前記
    導電膜を順次加工し、前記導電膜からなる前記キャパシ
    タの第2電極を形成する工程と、(e)前記第1絶縁膜
    の上層に相対的に厚い第2絶縁膜を形成した後、前記第
    2絶縁膜の表面を平坦化する工程とを有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 (a)立体形状を成す複数のキャパシタ
    の第1電極を形成した後、前記第1電極の上層に前記キ
    ャパシタの容量絶縁膜を形成する工程と、(b)前記容
    量絶縁膜の上層に導電膜を形成する工程と、(c)前記
    導電膜の上層に相対的に厚い第1絶縁膜を形成した後、
    前記第1絶縁膜の表面を平坦化する工程と、(d)レジ
    ストパターンをマスクにして前記第1絶縁膜および前記
    導電膜を順次加工し、前記導電膜からなる前記キャパシ
    タの第2電極を形成する工程と、(e)前記第1絶縁膜
    の上層に相対的に厚い第2絶縁膜を形成した後、前記第
    2絶縁膜の表面を平坦化する工程とを有し、 前記第1絶縁膜の表面と前記第2絶縁膜の表面とがほぼ
    同じ標高であることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 (a)立体形状を成す複数のキャパシタ
    の第1電極を形成した後、前記第1電極の上層に前記キ
    ャパシタの容量絶縁膜を形成する工程と、(b)前記容
    量絶縁膜の上層に導電膜を形成する工程と、(c)前記
    導電膜の上層に相対的に厚い第1絶縁膜を形成した後、
    前記第1絶縁膜の表面を平坦化する工程と、(d)レジ
    ストパターンをマスクにして前記第1絶縁膜および前記
    導電膜を順次加工し、前記導電膜からなる前記キャパシ
    タの第2電極を形成する工程と、(e)前記第1絶縁膜
    の上層に相対的に厚い第2絶縁膜を形成した後、前記第
    2絶縁膜の表面を平坦化する工程とを有し、 前記第1絶縁膜および前記第2絶縁膜は、前記キャパシ
    タの高さよりも厚く形成されることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 (a)立体形状を成す複数のキャパシタ
    の第1電極を形成した後、前記第1電極の上層に前記キ
    ャパシタの容量絶縁膜を形成する工程と、(b)前記容
    量絶縁膜の上層に導電膜を形成する工程と、(c)前記
    導電膜の上層に相対的に厚い第1絶縁膜を形成した後、
    前記第1絶縁膜の表面を平坦化する工程と、(d)前記
    第1絶縁膜の上層に第2絶縁膜を形成する工程と、
    (e)レジストパターンをマスクにして前記第2絶縁膜
    を加工した後、前記第2絶縁膜をマスクにして前記第1
    絶縁膜および前記導電膜を順次加工し、前記導電膜から
    なる前記キャパシタの第2電極を形成する工程と、
    (f)前記第2絶縁膜の上層に相対的に厚い第3絶縁膜
    を形成した後、前記第2絶縁膜をストッパ層として前記
    第3絶縁膜の表面を平坦化する工程とを有することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060027641A (ko) * 2004-09-23 2006-03-28 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 평탄화 식각 방법
JP2008535282A (ja) * 2005-04-04 2008-08-28 スパンジョン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー フラッシュメモリ装置のポリシリコン−1を規定する方法
KR100886702B1 (ko) * 2002-10-25 2009-03-04 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 캐패시터 형성방법

Cited By (4)

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JP4757909B2 (ja) * 2005-04-04 2011-08-24 スパンション エルエルシー フラッシュメモリ装置のポリシリコン−1を規定する方法

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