JP2003181049A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003181049A
JP2003181049A JP2001379519A JP2001379519A JP2003181049A JP 2003181049 A JP2003181049 A JP 2003181049A JP 2001379519 A JP2001379519 A JP 2001379519A JP 2001379519 A JP2001379519 A JP 2001379519A JP 2003181049 A JP2003181049 A JP 2003181049A
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詔八 鵜川
Toshio Ogura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の演出部材と画像表示装置の表示によっ
て関連性を持った遊技演出を可能にする遊技機を提供す
る。 【構成】 遊技者が視認可能な箇所に設けられ、遊技の
演出に用いられる複数の可動部材33〜35を備え、特
別図柄表示装置9は、前記複数の可動部材33〜35の
うち可動部材35から可動部材33,34に対して作用
を及ぼす態様の演出画像を表示可能であり、可動部材3
3,34は、特別図柄表示装置9の作用を及ぼす態様の
演出画像に応じて所定の演出動作を実行可能であること
を特徴とする。このように構成することにより、複数の
可動部材33〜35と特別図柄表示装置9の表示によっ
て関連性を持った遊技演出が可能になり、ひいては視覚
的な興趣を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、識別情報を可変表
示可能な画像表示装置を備え、該画像表示装置の表示結
果が特定表示態様となった場合に特定遊技状態に変化可
能な遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、可変表示装置を備えた遊
技機としての例である弾球遊技機は、可変表示装置で図
柄(識別情報)を可変表示(これを変動ともいう)し、
その表示結果が予め定めた大当り図柄(特定表示態様)
となったことを条件に、特定遊技状態を発生するように
なっていた。また、このような弾球遊技機には、可変表
示装置を画像表示装置から構成すると共に、該画像表示
装置の外周部分に複数の演出部材を設けたものが提案さ
れていた。そして、複数の演出部材のうち少なくとも1
つの演出部材を動作可能に設け、画像表示装置の表示に
連動して演出部材を動作させることで、視覚的な興趣を
向上するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、演出部材の動作を画像表示装置の表示と関連
付けるようにはなっているが、画像表示装置の外周部分
に設けられた複数の演出部材同士での関連性はなく、演
出部材の動作に対する興趣が半減していた。本発明は、
上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とすると
ころは、画像表示装置の外周部分に複数の演出部材を設
けた構成において、複数の演出部材と画像表示装置の表
示によって関連性を持った遊技演出を可能にする遊技機
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、識別情報を可変表示可
能な画像表示装置を備え、該画像表示装置の表示結果が
特定表示態様となった場合に特定遊技状態に変化可能な
遊技機において、遊技者が視認可能な箇所に設けられ、
遊技の演出に用いられる複数の演出部材を備え、前記画
像表示装置は、前記複数の演出部材のうち第1の演出部
材から第2の演出部材に対して作用を及ぼす態様の演出
画像を表示可能であり、前記第2の演出部材は、前記画
像表示装置の前記作用を及ぼす態様の演出画像に応じて
所定の演出動作を実行可能であることを特徴とする。こ
のように構成することにより、画像表示装置の表示によ
って複数の演出部材の関係に関連性を持たせた遊技演出
が可能になり、ひいては視覚的な興趣を向上することが
できる。
【0005】また、請求項2の発明においては、前記画
像表示装置の前記作用を及ぼす態様の演出画像の表示よ
りも以前に、前記第1の演出部材は、演出動作を実行可
能であることを特徴とする。このように構成することに
より、演出部材の動作後にこれに対応した表示を画像表
示装置で行うことで、作用を及ぼす態様の演出画像の始
まりが分り、画像表示装置の表示によって複数の演出部
材の関係に関連性を持たせた遊技演出がさらに高まる。
【0006】また、請求項3の発明においては、前記第
2の演出部材の所定の演出動作と、前記画像表示装置の
前記作用を及ぼす態様の演出画像の表示によって前記画
像表示装置の表示態様が所定の表示態様となることを予
告し得ることを特徴とする。このように構成することに
より、画像表示装置の表示によって複数の演出部材の関
係に関連性を持たせた遊技演出を遊技者に注目させるこ
とができ、演出部材の動作と画像表示装置の表示によっ
て予告演出が向上できる。
【0007】また、請求項4の発明においては、前記画
像表示装置は、前記作用を及ぼす態様の演出画像を連続
的に複数回表示可能であることを特徴とする。このよう
に構成することにより、画像表示装置が連続的に複数回
演出画像を表示することで、画像表示装置の作用を及ぼ
す態様の演出画像を多彩にすることができ、作用を及ぼ
す態様の演出画像を遊技者により一層注目させることが
できる。
【0008】また、請求項5の発明においては、前記画
像表示装置は、前記第2の演出部材から前記第1の演出
部材に対して作用を及ぼす態様の演出画像を表示可能で
あり、前記第1の演出部材と前記第2の演出部材との間
で相互に作用を及ぼす態様の演出画像を表示可能とした
ことを特徴とする。このように構成することにより、複
数の演出部材同士での演出をより一層関連付けることが
でき、視覚的な興趣をさらに向上することができる。
【0009】また、請求項6の発明においては、前記演
出画像は、演出画像データとして演出画像データ記憶手
段に記憶されると共に、前記演出動作は、演出動作デー
タとして演出動作データ記憶手段に記憶され、前記演出
画像データ記憶手段と前記演出動作データ記憶手段とに
記憶されたデータを指定して前記演出画像と前記演出動
作とを制御する制御手段を備えたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、予め演出画像データ及び
演出動作データとして記憶しておくことで、演出毎に演
出画像と演出動作を作成する構成に比べて制御処理の軽
減を招来することができる。
【0010】また、請求項7の発明においては、前記第
1の演出部材と前記第2の演出部材とで、意匠を異なら
せたことを特徴とする。このように構成することによ
り、複数の演出部材の関係をより明確にすることができ
る。
【0011】また、請求項8の発明においては、前記演
出部材は、その所定の演出動作によって前記画像表示装
置の表示領域に干渉しない位置に設けられることを特徴
とする。このように構成することにより、演出部材が所
定の演出動作を実行する場合でも、その所定の演出動作
が画像表示装置の表示を邪魔することがなく、画像表示
装置の表示を明確に遊技者に視認させることができる。
【0012】また、請求項9の発明においては、前記演
出部材は、その演出動作によって遊技領域を流下する遊
技球に影響を与えない位置に設けられることを特徴とす
る。このように構成することにより、演出部材の動作に
よって遊技球の流れが変化しないので、遊技の本質的な
部分に影響を与えることを回避できる。
【0013】また、請求項10の発明においては、前記
画像表示装置の外周部分を装飾する画像表示装飾部材を
備え、前記複数の演出部材のうち少なくとも1つの演出
部材は、遊技者が視認可能な箇所の前記画像表示装飾部
材に設けられることを特徴とする。このように構成する
ことにより、遊技者が視点を大きくずらすことなく、演
出部材と画像表示装置の表示による関連性を持った遊技
演出が可能になる。
【0014】また、請求項11の発明においては、前記
演出部材は、複数の可動部を備え、該複数の可動部は、
各々独立して動作が可能であることを特徴とする。この
ように構成することにより、演出部材の動作をより一層
多彩にすることができる。
【0015】また、請求項12の発明においては、前記
所定の演出動作は、前記識別情報の可変表示の実行タイ
ミングに対する複数の動作タイミングのうちより選択し
た動作タイミングから動作を開始することが可能である
と共に、動作態様が異なる複数種類が設けられ、前記画
像表示装置の表示態様が前記特定表示態様となる場合と
前記画像表示装置の表示態様が前記特定表示態様となら
ない場合のいずれの場合にも実行され得ると共に、前記
所定の演出動作が実行された後に前記画像表示装置の表
示態様が前記特定表示態様となる期待度を、前記動作タ
イミングの種類に対応して複数設定し、また前記期待度
を前記所定の演出動作の種類に対応して複数設定したこ
とを特徴とする。このように構成することにより、演出
部材の動作態様の種類及び動作タイミングに応じて期待
度を異ならせることができるので、演出部材による予告
を多様化することができ、ひいては遊技の興趣向上を招
来することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【0017】先ず、遊技機の一例である弾球遊技機の全
体の構成について説明する。図1は弾球遊技機1を正面
からみた正面図である。なお、ここでは、遊技機の一例
として弾球遊技機を示すが、本発明は弾球遊技機に限ら
れず、例えばコイン遊技機やスロット機等であってもよ
い。
【0018】図1に示すように、弾球遊技機1は、額縁
状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の
下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の下部
には、打球供給皿3からあふれた遊技球を貯留する余剰
玉受皿4と打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノ
ブ)5が設けられている。ガラス扉枠2の後方には、図
2及び図3に示す遊技盤6が着脱可能に取り付けられて
いる。
【0019】遊技盤6の表面には、図2及び図3に示す
ように、円形うず巻き状に誘導レール7が取り付けら
れ、該誘導レール7の内側が遊技領域8とされて発射さ
れた打玉が落下するものである。遊技領域8には、図示
の場合、演出部材の演出動作と対応する演出画像の表示
が可能な画像表示装置としての特別図柄表示装置9、特
別可変入賞球装置10、普通可変入賞球装置11等が設
けられると共に、単に打玉を入賞とする入賞口、打玉の
流下方向,速度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が
設けられ、遊技領域8の最下方には、いずれの入賞領域
にも入賞しない打玉が取り込まれるアウト口12が設け
られている。また、普通可変入賞球装置11の左右の両
側方には、それぞれ通過玉検出器13a,13bが設け
られている。この通過玉検出器13a,13bは、該通
過玉検出器13a,13b内を通過する打玉を検出する
と、その検出信号に基づいて特別図柄表示装置9(表示
部装飾部材18)の上側に設けられる左右一対のLED
からなる普通図柄表示器14a,14bを可変表示(点
灯移動)して表示結果を導出する(上下いずれか一方の
LEDのみを点灯表示する)。
【0020】左側の普通図柄表示器14aには「○」が
付され、右側の普通図柄表示器14bには「×」が付さ
れている。即ち、「×」が付された右側の普通図柄表示
器14bが点灯した場合には、普通図柄表示器14a,
14bがハズレの表示結果を導出したことになる。一
方、「○」が付された左側の普通図柄表示器14aが点
灯した場合には、普通図柄表示器14a,14bが当り
の表示結果を導出したことになり、普通可変入賞球装置
11が所定時間開放される。また、普通図柄表示器14
a,14bの可変時間は、通常確率モードのときに相対
的に長く(例えば、30秒)、確率変動モードのときに
相対的に短く(例えば、3〜5秒)設定されている。ま
た、普通図柄表示器14a,14bの左右側方には、普
通図柄表示器14a,14bの可変表示中に通過玉検出
器13a,13bを通過した打玉数を記憶表示するゲー
ト通過記憶表示器15(最高4個まで記憶表示する)が
設けられている。
【0021】普通可変入賞球装置11は、遊技領域8の
ほぼ中央に配置される特別図柄表示装置9とアウト口1
2の上方に配置される特別可変入賞球装置10との間に
配置され、ソレノイド16(図6参照)によって開閉駆
動される電動チューリップタイプの可変入賞球装置であ
る。そして、普通可変入賞球装置11には、始動玉検出
器17(図6参照)が内蔵され、開放中又は閉成中に受
け入れた入賞玉を検出するようになっている。しかし
て、打玉が始動玉検出器17によって検出されると特別
図柄表示装置9が可変表示を開始する。なお、普通可変
入賞球装置11の開放時間は、通常確率モードのときに
相対的に短く(例えば、0.5秒)、確率変動モードの
ときに相対的に長く(例えば、2秒)設定されている。
また、普通可変入賞球装置11が開放していない場合で
も打玉を受け入れるようになっている。
【0022】特別図柄表示装置9は、図10に示すよう
に、左・中・右の特別図柄を個々に可変表示する可変表
示領域80a〜80cを備えた表示領域80が形成され
た液晶タイプの表示器であり、その前方外周には、縦長
形状の窓枠部19が開設された表示部装飾部材18が設
けられる。そして、特別図柄表示装置9の変動停止時に
おける図柄の組合せが予め定めた大当り図柄の組合せ
(例えば、同一の図柄が当りラインのいずれかに揃った
場合)である場合に、所定の遊技価値の付与として特定
遊技状態を発生して、特別可変入賞球装置10を次に説
明する所定の表示態様で開閉駆動するものである。但
し、大当り図柄の組合せの一部は、確率変動図柄として
設定され、この確率変動図柄で特定遊技状態となったと
きには、その特定遊技状態終了後における前記普通図柄
表示器14a,14bでの普通図柄の変動時間の短縮や
当り(当りLEDの点灯)の出現確率や特別図柄表示装
置9における大当り図柄の出現確率が高くなる確率変動
モードとなるように設定されている。また、特別図柄表
示装置9(表示部装飾部材18)の下側には、特別図柄
の可変動作中に前記始動玉検出器17によって検出され
た玉数を記憶表示する始動記憶表示器20(最高4個ま
で記憶表示する)が設けられ、表示部装飾部材18の上
側には装飾ランプ24が設けられている。また、表示部
装飾部材18には、ワープ入口21とワープ出口22と
を備えたワープ通路が形成されている。ワープ入口21
に入った打玉は、ワープ通路を通ってワープ出口22か
ら表示領域80下側前方の玉転動部23に排出され、該
玉転動部23の排出口23aから再度遊技領域8に排出
されることで、排出口23aの下方に位置する前記普通
可変入賞球装置11に比較的入賞し易くなっている。
【0023】また、表示部装飾部材18の右側には、演
出に用いられる演出部材として、敵キャラクタとなる鳥
形状の可動部材33と人形形状の可動部材34が上下に
配置されている。なお、可動部材33,34は、それぞ
れ表示部装飾部材18に直接的に取り付けられること
で、遊技領域8を流下する遊技球が当らない(侵入しな
い)ようになっている。言い換えれば、可動部材33,
34は、その演出動作によって打球の流路に影響を与え
ない位置に設けられている。また、可動部材33,34
は、その演出動作によって特別図柄表示装置9(表示領
域80)の表示を邪魔しないようにもなっている。一
方、表示部装飾部材18の左側方には、表示領域80を
挟んで敵キャラクタ(各可動部材33,34)と対峙す
る味方キャラクタとなる人形形状の可動部材35を備え
たサイド飾り36が設けられている。サイド飾り36に
は、可動部材35の周辺を光装飾するための役物飾りラ
ンプ37(図6参照)が設けられている。そして、各可
動部材33〜35は、特別図柄表示装置9の表示態様に
対応して可動するようになっている。具体的に、可動部
材33は、ソレノイド33a(図6参照)の駆動によっ
て右の翼33bを上げる動き(図2の状態から図3の状
態に移行する動き)を行うようになっている。可動部材
34は、ソレノイド34a(図6参照)の駆動によって
右腕の義手34bを上げる動き(図2の状態から図3の
状態に移行する動き)を行うようになっている。可動部
材35は、ソレノイド35a(図6参照)の駆動によっ
て右腕に持った剣35bを前方に突き出す動き(図2の
状態から図3の状態に移行する動き)を行うようになっ
ている。
【0024】特定遊技状態となったときに駆動制御され
る特別可変入賞球装置10は、ソレノイド26(図6参
照)によって開閉駆動される開閉板25を有し、その開
閉板25に受け入れられた打玉を検出する入賞個数検出
器27(図6参照)が設けられている。また、特別可変
入賞球装置10内(開閉板25の内側)には、打玉の検
出(V入賞検出)に伴って特定遊技状態の継続権を成立
させる特定玉検出器28(図6参照)が設けられてお
り、該特定玉検出器28の上方には、一旦V入賞検出が
あると次に開閉板25を開放するまでは打玉が特定玉検
出器28を通過しないようにするVシャッター(図示し
ない)が設けられている。このVシャッターは、ソレノ
イド30(図6参照)によって開閉駆動が行われる。し
かして、特定遊技状態となった場合には、一定時間(例
えば、28秒)が経過するまで又はその一定時間内に所
定個数(例えば、10個)の入賞玉が入賞するまで開閉
板25を開放(以下、この開放を開放サイクルという)
し、その開放サイクル中に受け入れられた打玉が特定玉
検出器28によって検出されたときに継続権が成立し
て、再度上記した開放サイクルが実行され、各開放サイ
クルにおいて継続権が成立していることを条件に最高1
6回の開放サイクルを繰り返すことができるようになっ
ている。
【0025】なお、本発明の所定の遊技価値は、上記に
限らず以下に示す〜の制御のうちいずれか1つの制
御又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0026】 打玉の入賞を容易にする第一の状態
と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、
に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又
は間欠的に第一の状態にする制御 特定の入賞又は通過領域での打玉の検出を介在さ
せ、打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞
できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可
変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一
の状態にする制御 打玉の入賞に関わらず所定数の景品玉を直接排出す
る制御 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)
に対して有価数を加算する制御 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に
対して得点を付与する制御 また、特別可変入賞球装置10の左右両側には、それぞ
れ入賞玉検出器31,32を内蔵する入賞口が設けられ
ている。さらに、遊技領域8の外側の左右上部には、図
1に示すように、効果音を発する2つのスピーカ41が
設けられている。遊技領域8の外周には、遊技効果LE
D42が設けられている。そして、この例では、遊技領
域8の左側外周に、賞球残数があるときに点灯する賞球
ランプ43が設けられ、遊技領域8の上側外周に、補給
球が切れたときに点灯する球切れランプ44が設けられ
ている。さらに、図1には、弾球遊技機1に隣接して設
置され、プリペイドカードが挿入されることによって球
貸しを可能にするカードユニット45も示されている。
カードユニット45には、使用可能状態であるか否かを
示す使用可表示ランプ46、カード内に記録された残額
情報に端数(100円未満の数)が存在する場合にその
端数を打球供給皿3の近傍に設けられる度数表示LED
に表示させるための端数表示スイッチ47、カードユニ
ット45がいずれの側の弾球遊技機1に対応しているの
かを示す連結台方向表示器48、カードユニット45内
にカードが投入されていることを示すカード投入表示ラ
ンプ49、記録媒体としてのカードが挿入されるカード
挿入口50、及びカード挿入口50の裏面に設けられて
いるカードリーダライタの機構を点検する場合にカード
ユニット45を解放するためのカードユニット錠51が
設けられている。
【0027】次に、弾球遊技機1の裏面に配置されてい
る各基板について説明する。
【0028】図4に示すように、弾球遊技機1の裏面で
は、枠体2A内の機構板52の上部に玉貯留タンク53
が設けられ、弾球遊技機1が遊技機設置島に設置された
状態でその上方から遊技球が球貯留タンク53に供給さ
れる。球貯留タンク53内の遊技球は、誘導樋54を通
って賞球ケース55で覆われる球払出装置68に至る。
【0029】遊技機裏面側では、特別図柄表示装置9を
制御する可変表示制御ユニット(表示制御基板)56、
遊技制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制
御基板(主基板)57が設置されている。また、球払出
制御を行う払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載さ
れた払出制御基板58、及びモータの回転力を利用して
打球を遊技領域8に発射する打球発射装置が設置されて
いる。さらに、各種ランプ・LEDに信号を送るための
ランプ制御基板59、スピーカ41からの音声発生を制
御するための音声制御基板60及び打球発射装置を制御
するための発射制御基板61も設けられている。
【0030】さらに、DC30V、DC21V、DC1
2V及びDC5Vを作成する電源回路が搭載された電源
基板62が設けられ、上方には、各種情報を遊技機外部
に出力するための各端子を備えたターミナル基板63が
設置されている。ターミナル基板63には、少なくと
も、球切れ検出スイッチの出力を導入して外部出力する
ための球切れ用端子、賞球個数信号を外部出力するため
の賞球用端子及び球貸し個数信号を外部出力するための
球貸し用端子が設けられている。また、中央付近には、
主基板57からの各種情報を遊技機外部に出力するため
の各端子を備えた情報端子盤64が設置されている。な
お、図4には、ランプ制御基板59及び音声制御基板6
0からの信号を、枠側に設けられている各種ランプ・L
EDに供給するための電飾中継基板65が示されている
が、信号中継の必要に応じて他の中継基板も設けられ
る。
【0031】図5は、弾球遊技機1の機構板52を背面
からみた背面図である。球貯留タンク53に貯留された
玉は誘導樋54を通り、図5に示されるように、球切れ
検出器66a,66bを通過して球供給樋67a,67
bを経て球払出装置68に至る。球切れ検出器66a,
66bは、遊技球通路内の遊技球の有無を検出するスイ
ッチであるが、球貯留タンク53内の補給球の不足を検
出する球切れ検出器69も設けられている。球払出装置
68から払い出された遊技球は、連絡口70を通って弾
球遊技機1の前面に設けられている打球供給皿3に供給
される。連絡口70の側方には、弾球遊技機1の前面に
設けられている余剰玉受皿4に連通する余剰玉通路71
が形成されている。また、球払出装置68には、払い出
した遊技球(賞球)の個数をカウントする賞球カウント
スイッチ68a(図6参照)が設けられている。
【0032】入賞に基づく景品球が多数払い出されて打
球供給皿3が満杯になり、ついには遊技球が連絡口70
に到達した後さらに遊技球が払い出されると遊技球は、
余剰玉通路71を経て余剰玉受皿4に導かれる。さらに
遊技球が払い出されると、感知レバー72が満タンスイ
ッチ73を押圧して満タンスイッチ73がオンする。そ
の状態では、球払出装置68内のステッピングモータの
回転が停止して球払出装置68の動作が停止すると共に
打球発射装置の駆動も停止する。
【0033】図6は、主基板57における回路構成の一
例を示すブロック図である。なお、図6には、払出制御
基板58、ランプ制御基板59、音制御基板(音声制御
基板)60、及び表示制御基板56も示されている。主
基板57には、プログラムに従って弾球遊技機1を制御
する基本回路74と、ゲートスイッチ(通過玉検出器)
13a,13b、始動口スイッチ(始動玉検出器)1
7、カウントスイッチ(入賞個数検出器)27、Vカウ
ントスイッチ(特定玉検出器)28、入賞口スイッチ
(入賞玉検出器)31,32、満タンスイッチ73、球
切れスイッチ(球切れ検出器)66a,66b、球切れ
検出スイッチ(球切れ検出器)69、及び賞球カウント
スイッチ68aからの信号を基本回路74に与えるスイ
ッチ回路75と、特別可変入賞球装置10(開閉板2
5)を開閉するソレノイド26、普通可変入賞球装置1
1を開閉するソレノイド16、Vシャッターを開閉する
ソレノイド30を基本回路74からの指令に従って駆動
するソレノイド回路76とが搭載されている。
【0034】また、基本回路74から与えられるデータ
に従って、大当りの発生を示す大当り情報、特別図柄表
示装置9の可変表示開始に利用された始動入賞球の個数
を示す始動情報、確率変動が生じたことを示す確変情
報、払い出された賞球の個数を示す賞球情報等の情報出
力信号をホールコンピュータ等の外部機器に対して出力
する情報出力回路77が搭載されている。
【0035】基本回路74は、ゲーム制御用のプログラ
ム等を記憶するROM74a、ワークメモリとして使用
される記憶手段の一例であるRAM74b、プログラム
に従って制御動作を行うCPU74c、及びI/Oポー
ト部74dを含む。この実施形態では、ROM74a、
RAM74bはCPU74cに内蔵されている。即ち、
CPU74cは、1チップマイクロコンピュータであ
る。なお、1チップマイクロコンピュータは、少なくと
もRAM74bが内蔵されていればよく、ROM74a
及びI/Oポート部74dは外付けであっても内蔵され
ていてもよい。また、主基板57には、基本回路74か
らのアドレスデータをデコードし、基本回路74内のR
AM74b、I/Oポート部74d、あるいはROM7
4aにそれぞれチップセレクト信号を与えるアドレスデ
コード回路78が設けられている。
【0036】なお、この実施形態では、ランプ制御基板
59が、遊技盤6に設けられた始動記憶表示器20、ゲ
ート通過記憶表示器15、装飾ランプ24、及び役物飾
りランプ37と、枠側に設けられた遊技効果LED4
2、賞球ランプ43、及び球切れランプ44の表示制御
を行うと共に、表示部装飾部材18に設けられた可動部
材33,34を駆動する各ソレノイド33a,34a
と、サイド飾り36に設けられた可動部材35を駆動す
るソレノイド35aの駆動制御を行うようになってい
る。こうすることで、各可動部材33〜35の動作制御
を各種ランプ・LEDの点灯点滅制御とより一層綿密に
行わせることができる(ランプ・LEDの制御に対して
のズレを極力少なくできる)。また、特別図柄を可変表
示する可変表示部(特別図柄表示装置)9及び普通図柄
を可変表示する可変表示器(普通図柄表示器)14の表
示制御は、表示制御基板(可変表示制御ユニット)56
によって行われる。
【0037】また、表示制御基板56は、後で詳述する
予告態様1〜5に対応した特別図柄表示装置9(表示領
域80)の各演出画像を演出画像データとして記憶する
演出画像データ記憶手段としてのキャラクタROMを備
えると共に、演出画像データを指定して演出画像を制御
する制御手段としてのCPUを備えている。一方、ラン
プ制御基板59は、予告態様1〜5に対応した可動部材
33〜35の各演出動作(パターン)を演出動作データ
として記憶する演出動作データ記憶手段としての可動部
材ROM(なお、ランプROMの一部を使用して、これ
を演出動作データ記憶手段としてもよい)を備えると共
に、演出動作データを指定して演出動作を制御する制御
手段としてのCPUを備えている。そして、表示制御基
板56及びランプ制御基板59は、それぞれ主基板57
のCPU74cから送信されるコマンド信号を受信する
ことで、そのコマンド信号に対応した演出画像データ及
び演出動作データを指定して演出画像及び演出動作を制
御するようになっている。
【0038】具体的には、主基板57のCPU74cか
ら表示制御基板56及びランプ制御基板59に対してコ
マンド信号1〜5のうちいずれかの信号が送信される。
コマンド信号1が送信された場合には、表示制御基板5
6は予告態様1に対応した演出画像の表示制御を行い、
ランプ制御基板59は予告態様1に対応した演出動作の
制御を行う。コマンド信号2が送信された場合には、表
示制御基板56は予告態様2に対応した演出画像の表示
制御を行い、ランプ制御基板59は予告態様2に対応し
た演出動作の制御を行う。コマンド信号3が送信された
場合には、表示制御基板56は予告態様3に対応した演
出画像の表示制御を行い、ランプ制御基板59は予告態
様3に対応した演出動作の制御を行う。コマンド信号4
が送信された場合には、表示制御基板56は予告態様4
に対応した演出画像の表示制御を行い、ランプ制御基板
59は予告態様4に対応した演出動作の制御を行う。コ
マンド信号5が送信された場合には、表示制御基板56
は予告態様5に対応した演出画像の表示制御を行い、ラ
ンプ制御基板59は予告態様5に対応した演出動作の制
御を行う。なお、このように予め演出画像データ及び演
出動作データとして記憶しておくことで、演出毎に演出
画像データと演出動作データを作成する構成に比べて制
御処理の軽減を招来することができる。
【0039】また、各可動部材33〜35の動作を制御
するランプ制御基板59の内部には、試験信号出力部位
59aが設けられている。この試験信号出力部位59a
は、各可動部材33〜35の動作を試験する場合、基本
回路74からランプ制御基板59に送信される制御信号
を分岐して外部の試験装置(図示しない)に出力するよ
うになっている。但し、ランプ制御基板59におけるプ
リント基板上の試験信号出力部位59aには、配線パタ
ーンはあるものの、コネクタ等の外部接続手段は搭載さ
れていない。このため、試験をする場合、試験信号出力
部位59aは、コネクタを搭載すると共に該コネクタを
介して試験装置と接続される。
【0040】次に、本実施形態の要部を構成する可動部
材33〜35における特別図柄表示装置9の表示態様に
対応した動作について図7乃至図18を参照して説明す
る。可動部材33〜35の動作は、リーチ予告(図柄変
動開始時の演出)及び大当り予告(リーチ演出)におけ
る予告動作として行われるようになっている。但し、演
出部材となる可動部材33〜35の動作は、確変予告や
再抽選予告等の予告動作として行うものであってもよ
い。予告動作としては、予告態様1〜5の5種類が設定
されており、このうち予告態様1,2のいずれかが実行
され得るリーチ演出がリーチ演出Aとなり、予告態様3
〜5のいずれかが実行され得るリーチ演出がリーチ演出
Bとなる。また、予告態様1は、全図柄の変動中に行わ
れるリーチ予告であり、予告態様2〜4は、リーチ状態
の導出後に行われる大当り予告であり、予告態様5は、
リーチ予告と大当り予告の両方を行うものである。
【0041】そこで、先ず、図柄の変動パターンについ
て図7を参照して説明する。図柄の変動パターンは、図
7に示すように、表示結果がハズレとなる場合では、変
動パターン1〜9として示すように、通常変動(リーチ
無しでハズレ)、ノーマルリーチを行ってハズレ、予告
態様を伴わないリーチ演出Aを行ってハズレ、予告態様
1を伴うリーチ演出Aを行ってハズレ、予告態様2を伴
うリーチ演出Aを行ってハズレ、予告態様を伴わないリ
ーチ演出Bを行ってハズレ、予告態様3を伴うリーチ演
出Bを行ってハズレ、予告態様4を伴うリーチ演出Bを
行ってハズレ、予告態様5を伴うリーチ演出Bを行って
ハズレ、の9種類がある。
【0042】一方、表示結果が当りとなる場合では、変
動パターン10〜17として示すように、ノーマルリー
チを行って当り、予告態様を伴わないリーチ演出Aを行
って当り、予告態様1を伴うリーチ演出Aを行って当
り、予告態様2を伴うリーチ演出Aを行って当り、予告
態様を伴わないリーチ演出Bを行って当り、予告態様3
を伴うリーチ演出Bを行って当り、予告態様4を伴うリ
ーチ演出Bを行って当り、予告態様5を伴うリーチ演出
Bを行って当り、の8種類がある。なお、図7中には、
各種変動パターン1〜17において、可動部材33〜3
5の予告動作(予告態様1〜5のいずれか)を伴うもの
には「予告態様」の欄に「○」を記し、予告動作を伴わ
ないものには「予告態様」の欄に「×」を記している。
【0043】次に、上記した各種変動パターン1〜17
の出現率について説明する。なお、本実施形態の弾球遊
技機1では、左・中・右の各可変表示領域80a〜80
cで変動する図柄の数を個々に10個に設定すると共
に、大当り確率を1/200に設定した場合を例示す
る。先ず、各種変動パターン1〜17において、大当り
決定時の抽選率(当りハズレの決定時にその変動パター
ンが選択される確率)は、1/200の大当り確率か
ら、表示結果がハズレとなる変動パターン1〜9でそれ
ぞれ199/200となり、表示結果が当りとなる変動
パターン10〜17でそれぞれ1/200となる。ま
た、リーチ決定時の抽選率(リーチの有無の決定時にそ
の変動パターンが選択される確率)は、表示結果の当り
ハズレで異なる。即ち、表示結果がハズレとなる場合
は、左右の可変表示領域80a,80cに表示する停止
図柄が同一の図柄となればリーチになる。このため、各
可変表示領域80a,80cで変動する図柄数(それぞ
れ10図柄)から、リーチ無しの変動パターン1で9/
10となり、リーチありの変動パターン2〜9でそれぞ
れ1/10となる。一方、表示結果が当りとなる場合
は、1/200の確率で当りが決定された時点で必ずリ
ーチとなるので、変動パターン10〜17でそれぞれ1
となる。
【0044】また、本実施形態では、リーチ無しの場合
(変動パターン1の場合)、リーチありでハズレとなる
場合(変動パターン2〜9のいずれかの場合)、リーチ
ありで当りとなる場合(変動パターン10〜17のいず
れかの場合)、の3つの場合に分けて各種変動パターン
の選択率を振り分けて設定している。具体的には、リー
チ無しの場合では、変動パターン1のみであるので変動
パターン1の選択率は1となる。リーチありでハズレと
なる場合では、ノーマルリーチを行ってハズレとなる変
動パターン2を50/100に設定し、以下、変動パタ
ーン3〜9を図7の「パターン選択率」の欄に示す値に
設定している。リーチありで当りとなる場合では、ノー
マルリーチを行って当りとなる変動パターン10を1/
100に設定し、以下、変動パターン11〜17を図7
の「パターン選択率」の欄に示す値に設定している。従
って、以上説明した大当り決定時の抽選率(A)、リー
チ決定時の抽選率(B)、及びパターン選択率(C)か
ら、各種変動パターン1〜17の出現率(D)は、 D(%)=A×B×C の計算式から算出され、それぞれの出現率を図7の「出
現率」の欄に記す。なお、同図中に記す出現率は、小数
点第三位で四捨五入した数値である。
【0045】次に、上記した各種変動パターン1〜17
の出現率に基づいて「ノーマルリーチ」「リーチA」
「予告態様1ありのリーチA」「予告態様2ありのリー
チA」「リーチB」「予告態様3ありのリーチB」「予
告態様4ありのリーチB」「予告態様5ありのリーチ
B」毎で、大当りになる演出の出現率と全体出現率をも
とめると、図8の「大当りになる演出の出現率」「全体
出現率」の欄に記す値となる。具体的には、「ノーマル
リーチ」の出現現象を例に挙げて説明すると、大当りに
なる演出の出現率は、ノーマルリーチを行った後に当り
となる変動パターン10の出現率0.01%となり、全
体出現率は、当りハズレに拘わらずノーマルリーチを行
う変動パターン2,10の出現率の合計値4.99%
(≒4.98+0.01)となる。
【0046】そして、上記した大当りになる演出の出現
率(E)及び全体出現率(F)から、各種出現現象毎の
大当り信頼度(G)は、 G(%)=(E/F)×100 の計算式から算出され、それぞれの大当り信頼度を図8
の「大当り信頼度」の欄に記す。具体的な大当り信頼度
は、「ノーマルリーチ」の場合には0.20%となり、
「リーチA」の場合には13.25%となり、「予告態
様1ありのリーチA」の場合には5.66%となり、
「予告態様2ありのリーチA」の場合には9.09%と
なり、「リーチB」の場合には2.91%となり、「予
告態様3ありのリーチB」の場合には6.67%とな
り、「予告態様4ありのリーチB」の場合には23.0
8%となり、「予告態様5ありのリーチB」の場合には
37.50%となる。
【0047】また、各種変動パターン4,5,7〜9,
12,13,15〜17における可動部材33〜35の
駆動制御、言い換えればソレノイド33a〜35aの駆
動パターン(ソレノイドパターン)は、図7の「ソレノ
イドパターン」の欄に記すように各種変動パターン4,
5,7〜9,12,13,15〜17毎で組合せ1〜5
のいずれかに設定されている。即ち、予告態様1は組合
せ1であり、予告態様2は組合せ2であり、予告態様3
は組合せ3であり、予告態様4は組合せ4であり、予告
態様5は組合せ5である。また、図9に示すように、組
合せ1はソレノイドパターン1からなり、組合せ2はソ
レノイドパターン2からなり、組合せ3はソレノイドパ
ターン3からなり、組合せ4はソレノイドパターン4か
らなり、組合せ5はソレノイドパターン1を行った後に
ソレノイドパターン4を行うソレノイドパターンからな
る。具体的に、予告態様1に対応するソレノイドパター
ン1では、図17(A)に示す駆動信号を各ソレノイド
33a〜35aへ出力する。予告態様2に対応するソレ
ノイドパターン2では、図17(B)に示す駆動信号を
各ソレノイド33a〜35aへ出力する。予告態様3に
対応するソレノイドパターン3では、図18(A)に示
す駆動信号を各ソレノイド33a〜35aへ出力する。
予告態様4に対応するソレノイドパターン4では、図1
8(B)に示す駆動信号を各ソレノイド33a〜35a
へ出力する。また、予告態様5では、各ソレノイド33
a〜35aに対して図17(A)に示す駆動信号(ソレ
ノイドパターン1)を出力し、その後、図18(B)に
示す駆動信号(ソレノイドパターン4)を出力する。
【0048】次に、予告態様1〜5における可動部材3
3〜35の具体的な動き及び特別図柄表示装置9(表示
領域80)の具体的な表示態様について説明する。な
お、表示領域80の下側左右両端には、図10乃至図1
6に示すように、それぞれ味方キャラクタ(可動部材3
5)側の大砲81と敵キャラクタ(可動部材34)側の
大砲82とが表示される。予告態様1〜5を説明する前
に、先ず、通常変動(リーチ以外でのハズレ)について
説明する。始動玉検出器17で遊技球の検出があると
(普通可変入賞球装置11への始動入賞があると)、図
10(A)に示すように、各可変表示領域80a〜80
cで左・中・右の図柄変動が開始される。その後、可変
表示領域80aにおける左図柄の停止(図10(B)参
照)、可変表示領域80cにおける右図柄の停止(図1
0(C)参照)が順次行われ、最終的に、図10(D)
に示すように、可変表示領域80bにおける中図柄の停
止によってハズレ図柄が導出される(同図中には「7・
5・6」のハズレ図柄を例示)。また、このような通常
変動では、可動部材33〜35は動作せず(可動部材3
3の翼33b、可動部材34の義手34b、可動部材3
5の剣35bは、それぞれ下がった状態を継続し)、表
示領域80に表示される各大砲81,82も発射停止状
態が継続して表示される。
【0049】予告態様1について図17(A)のタイム
チャートと図11の説明図を参照して説明する。予告態
様1は、図11に示すように、可変表示領域80a〜8
0cでの全図柄の変動中に行われるリーチ予告であり、
図17(A)に示すような各ソレノイド33a〜35a
の駆動停止による可動部材33〜35の停止状態(図1
1(A)に示す状態)から、先ず、ソレノイド35aに
駆動信号が送信されることで、味方キャラクタとなる可
動部材35が剣35bを前方に突き出す動きを行う(図
11(B)参照)。また、このとき、味方側の大砲81
から敵側の大砲82に向って弾83を発射する表示を行
う。但し、このような大砲81が動く表示は、図17
(A)中の「態様表示」に示すように可動部材35が動
作を開始する前に開始され、これと同時に、スピーカ4
1から効果音が発生されると共に装飾ランプ24が点灯
するようになっている。具体的には、最初に効果音の発
生及び装飾ランプ24の点灯を伴って大砲81が動く表
示(但し、弾83は発射されていない)を行い、可動部
材35が剣35bを前方に突き出す動きを行うと、これ
と同時に大砲81から弾83を発射する表示を行う。ま
た、このとき、スピーカ41から「打て」の効果音が発
生される。
【0050】その後、各ソレノイド33a〜35aの駆
動停止によって可動部材33〜35がしばらく停止状態
となった後、ソレノイド33a,34aに駆動信号が送
信されることで、敵キャラクタとなる可動部材33,3
4がそれぞれ翼33bと義手34bを上げる動きを行う
(図11(C)参照)。また、このとき、大砲81から
発射された弾83が大砲82に命中した表示を行い、こ
れに合わせてスピーカ41から「やられた」の効果音を
発生すると共に装飾ランプ24を点灯する。そして、可
動部材33,34がそれぞれ翼33bと義手34bを上
げた状態を継続する中、ソレノイド35aに駆動信号が
送信されることで、再度、可動部材35が剣35bを前
方に突き出す動きを行い(図11(D)参照)、これと
同時にスピーカ41から「勝った」の効果音が発生され
る。また、このとき、弾83が命中して大砲82が沈没
した表示を行う。
【0051】次に、予告態様2について図17(B)の
タイムチャートと図12の説明図を参照して説明する。
予告態様2は、図12に示すように、リーチ状態(同図
中には、左右の可変表示領域80a,80cに「7」が
停止し、中央の可変表示領域80bは可変表示中である
場合を例示)の導出後に行われる大当り予告であり、図
17(B)に示すような各ソレノイド33a〜35aの
駆動停止による可動部材33〜35の停止状態(図12
(A)に示す状態)から、先ず、ソレノイド35aに駆
動信号が送信されることで、味方キャラクタとなる可動
部材35が剣35bを前方に突き出す動きを行う(図1
2(B)参照)。また、このとき、スピーカ41から
「攻撃用意、打て」の効果音が発生されると共に装飾ラ
ンプ24が点灯するようになっている。但し、装飾ラン
プ24は、可動部材35が動作を開始する前に点灯が開
始され、スピーカ41からも可動部材35が動作を開始
する前に「攻撃用意、打て」以外の効果音が発生される
ようになっている。そして、可動部材35が剣35bを
前方に突き出す動きを行った直後に、味方側の大砲81
から敵側の大砲82に向って弾83を発射する表示を行
う。
【0052】その後、各ソレノイド33a〜35aの駆
動停止によって可動部材33〜35がしばらく停止状態
となった後、ソレノイド33a,34aに駆動信号が送
信されることで、敵キャラクタとなる可動部材33,3
4がそれぞれ翼33bと義手34bを上げる動きを行う
(図12(C)参照)。また、このとき、大砲81から
発射された弾83が大砲82に命中した表示を行い、こ
れに合わせてスピーカ41から「やられた」の効果音を
発生すると共に装飾ランプ24を点灯する。そして、可
動部材33,34がそれぞれ翼33bと義手34bを上
げた状態を継続する中、ソレノイド35aに駆動信号が
送信されることで、再度、可動部材35が剣35bを前
方に突き出す動きを行い(図12(D)参照)、これと
同時にスピーカ41から「勝った」の効果音が発生され
る。また、このとき、弾83が命中して大砲82が沈没
した表示を行う。
【0053】次に、予告態様3について図18(A)の
タイムチャートと図13及び図14の説明図を参照して
説明する。予告態様3は、図13及び図14に示すよう
に、リーチ状態(同図中には、左右の可変表示領域80
a,80cに「7」が停止し、中央の可変表示領域80
bは可変表示中である場合を例示)の導出後に行われる
大当り予告であり、図18(A)に示すような各ソレノ
イド33a〜35aの駆動停止による可動部材33〜3
5の停止状態(図13(A)に示す状態)から、先ず、
ソレノイド35aに駆動信号が送信されることで、味方
キャラクタとなる可動部材35が剣35bを前方に突き
出す動きを行う(図13(B)参照)。また、このと
き、味方側の大砲81から敵側の大砲82に向って弾8
3を発射する表示を行う。但し、このような大砲81が
動く表示は、図18(A)中の「態様表示」に示すよう
に可動部材35が動作を開始する前に開始され、これと
同時に、スピーカ41から効果音が発生されると共に装
飾ランプ24が点灯するようになっている。具体的に
は、最初に効果音の発生及び装飾ランプ24の点灯を伴
って大砲81が動く表示(但し、弾83は発射されてい
ない)を行い、可動部材35が剣35bを前方に突き出
す動きを行うと、これと同時に大砲81から弾83を発
射する表示を行う。また、このとき、スピーカ41から
「打て」の効果音が発生される。
【0054】その後、各ソレノイド33a〜35aの駆
動停止によって可動部材33〜35がしばらく停止状態
となった後、ソレノイド33aに駆動信号が送信される
ことで、敵キャラクタとなる可動部材33が翼33bを
上げる動きを行う(図13(C)参照)。また、このと
き、大砲81から発射された弾83が大砲82に命中し
た表示を行い、これに合わせてスピーカ41から「やら
れた」の効果音を発生すると共に装飾ランプ24を点灯
する。そして、可動部材33が翼33bを上げた状態を
継続する中、ソレノイド35aに駆動信号が送信される
ことで、再度、可動部材35が剣35bを前方に突き出
す動きを行う(図13(D)参照)。また、このとき、
大砲81から弾83を発射する表示を行い、これに合わ
せてスピーカ41から「打て」の効果音を発生すると共
に装飾ランプ24を点灯する。
【0055】その後、可動部材33のみが動作(翼33
bを上げる)を継続した状態となった後、ソレノイド3
4aに駆動信号が送信されることで、敵キャラクタとな
る可動部材34が義手34bを上げる動きを行う(図1
4(A)参照)。また、このとき、大砲81から発射さ
れた弾83が再度大砲82に命中した表示を行い、これ
に合わせてスピーカ41から「やられた」の効果音を発
生すると共に装飾ランプ24を点灯する。そして、可動
部材33,34がそれぞれ翼33bと義手34bを上げ
た状態を継続する中、ソレノイド35aに駆動信号が送
信されることで、再度、可動部材35が剣35bを前方
に突き出す動きを行い(図14(B)参照)、これと同
時にスピーカ41から「勝った」の効果音が発生され
る。また、このとき、弾83が命中して大砲82が沈没
した表示を行う。
【0056】次に、予告態様4について図18(B)の
タイムチャートと図15及び図16の説明図を参照して
説明する。予告態様4は、図15及び図16に示すよう
に、リーチ状態(同図中には、左右の可変表示領域80
a,80cに「7」が停止し、中央の可変表示領域80
bは可変表示中である場合を例示)の導出後に行われる
大当り予告であり、図18(B)に示すような各ソレノ
イド33a〜35aの駆動停止による可動部材33〜3
5の停止状態(図15(A)に示す状態)から、先ず、
ソレノイド35aに駆動信号が送信されることで、味方
キャラクタとなる可動部材35が剣35bを前方に突き
出す動きを行う(図15(B)参照)。また、このと
き、味方側の大砲81から敵側の大砲82に向って弾8
3を発射する表示を行う。但し、このような大砲81が
動く表示は、図18(B)中の「態様表示」に示すよう
に可動部材35が動作を開始する前に開始され、これと
同時に、スピーカ41から効果音が発生されると共に装
飾ランプ24が点灯するようになっている。具体的に
は、最初に効果音の発生及び装飾ランプ24の点灯を伴
って大砲81が動く表示(但し、弾83は発射されてい
ない)を行い、可動部材35が剣35bを前方に突き出
す動きを行うと、これと同時に大砲81から弾83を発
射する表示を行う。また、このとき、スピーカ41から
「打て」の効果音が発生される。
【0057】その後、各ソレノイド33a〜35aの駆
動停止によって可動部材33〜35がしばらく停止状態
となった後、ソレノイド33a,34aに駆動信号が送
信されることで、敵キャラクタとなる可動部材33,3
4がそれぞれ翼33bと義手34bを上げる動きを行う
(図15(C)参照)。また、このとき、大砲81から
発射された弾83が大砲82に命中した表示を行い、こ
れに合わせてスピーカ41から「やられた」の効果音を
発生すると共に装飾ランプ24を点灯する。そして、ソ
レノイド33a,34aへの駆動信号の送信が停止さ
れ、これと同時に、ソレノイド35aに駆動信号が送信
されることで、可動部材33,34がそれぞれ翼33b
と義手34bを下げるのと同時に、再度、可動部材35
が剣35bを前方に突き出す動きを行う(図15(D)
参照)。また、このとき、スピーカ41から「勝ち?」
の効果音を発生すると共に装飾ランプ24を点灯する。
続いて、ソレノイド35aへの駆動信号の送信が停止さ
れ、これと同時に、ソレノイド33a,34aに駆動信
号が送信されることで、可動部材35が剣35bを下げ
るのと同時に、再度、可動部材33,34がそれぞれ翼
33bと義手34bを上げる動きを行う(図16(A)
参照)。また、このとき、敵側の大砲82から味方側の
大砲81に向って弾84を発射する表示を行い、これに
合わせてスピーカ41から「反撃」の効果音を発生する
と共に装飾ランプ24を点灯する。
【0058】その後、ソレノイド33a,34aへの駆
動信号の送信が停止され、これと同時に、ソレノイド3
5aに駆動信号が送信されることで、可動部材33,3
4がそれぞれ翼33bと義手34bを下げるのと同時
に、再度、可動部材35が剣35bを前方に突き出す動
きを行う(図16(B)参照)。また、このとき、大砲
82から発射された弾84が大砲81に命中した後に大
砲81から大砲82に向って弾83を発射する表示を行
い、これに合わせてスピーカ41から「応戦」の効果音
を発生すると共に装飾ランプ24を点灯する。続いて、
ソレノイド35aへの駆動信号の送信が停止され、これ
と同時に、ソレノイド33a,34aに駆動信号が送信
されることで、可動部材35が剣35bを下げるのと同
時に、再度、可動部材33,34がそれぞれ翼33bと
義手34bを上げる動きを行う(図16(C)参照)。
また、このとき、大砲81から発射された弾83が大砲
82に命中した表示を行い、これに合わせてスピーカ4
1から「やられた」の効果音を発生すると共に装飾ラン
プ24を点灯する。そして、可動部材33,34がそれ
ぞれ翼33bと義手34bを上げた状態を継続する中、
ソレノイド35aに駆動信号が送信されることで、再
度、可動部材35が剣35bを前方に突き出す動きを行
い(図16(D)参照)、これと同時にスピーカ41か
ら「勝った」の効果音が発生される。また、このとき、
弾83が命中して大砲82が沈没した表示を行う。
【0059】なお、予告態様4は、以上説明したよう
に、味方キャラクタ(可動部材35)と敵キャラクタ
(可動部材33,34)が交互に演出動作を繰り返す態
様となっているが、味方キャラクタ(可動部材35)と
敵キャラクタ(可動部材33,34)を同時に演出動作
させる態様を別途予告態様として設けるようにしてもよ
い。また、予告態様5は、前述した予告態様1を行った
後に予告態様4を行う構成であり、便宜的にその説明を
省略する。
【0060】また、本実施形態では、図19(A)に示
すように、図柄の変動が暫くなくなり、図19(B)に
示すようなデモ画面85(同図中には「デモ画面」の文
字を記しているが、実際にはキャラクタ等を表示した画
面)を表示している最中に、始動入賞があり然もその始
動入賞が大当りを決定するような場合、図19(C)に
示すように、図柄変動の画面に戻ると同時に大当り図柄
(同図中には「7・7・7」の大当り図柄を例示)を表
示すると共に大当りとなった旨を報知する「大当り」の
文字86を表示するようになっている。即ち、デモ表示
中の始動入賞によって大当りが決定された場合には、図
柄変動の画面に戻った時点で図柄変動を行うことなく大
当り図柄を導出するようになっている。
【0061】なお、以上説明した構成では、予告態様1
〜5における表示領域80での演出表示において、大砲
からの弾の発射態様は一様であり、必ず相手側の大砲に
命中する構成としているが、これに限定するものではな
い。例えば、図20(A)〜(D)に示すように、大砲
81からの弾83の発射態様を4つの態様に設定し、そ
れぞれの態様毎で予告の信頼度を異ならせるようにして
もよく、このような予告の信頼度としては、大砲から弾
が飛ぶ方向のパターン選択率を設定することで、予告の
信頼度を異ならせるようにしてもよい。具体的に、図2
0(A)に示す発射態様は、弾83が敵側の大砲82ま
で届かない態様であり、予告の信頼度は最も小さい。図
20(B)に示す発射態様は、弾83が敵側の大砲82
を通り過ぎる態様であり、予告の信頼度は2番目に小さ
い。図20(C)に示す発射態様は、弾83が敵側の大
砲82に当って跳ね返される態様であり、予告の信頼度
は中程度である。そして、図20(D)に示す発射態様
は、弾83が敵側の大砲82に命中する態様であり、予
告の信頼度は大きい。
【0062】また、実施形態中では、可動部材の動きと
演出表示とが間接的な関係(具体的には、可動部材の動
きに応じて大砲が弾を発射する、あるいは大砲への弾の
命中に応じて可動部材が動く)となっているが、これに
限定するものではない。例えば、図21に示すように、
可動部材35を表示領域80の近傍に配置すると共に、
可動部材35から表示領域80に向って伸びる一部分の
腕35b(ランプを内蔵)を設け、表示領域80内で残
りの腕87を表示するようにしてもよい。具体的には、
通常時では、図21(A)に示すように、腕87を表示
領域80の左端部分までの通常の長さで表示し、腕35
bのランプは消灯状態とする。そして、演出表示を行う
場合は、図21(B)に示すように、腕35bのランプ
を点灯すると共に腕87を表示領域80の右側に伸ばし
て表示し、伸ばした腕87が表示領域80の右端部分を
通過して敵側の可動部材34をパンチするような表示に
なると、可動部材33,34がそれぞれ翼33bと義手
34bを上げる動きを行う(図21(C)参照)。その
後は、図21(D)に示すように、腕87を元に戻す表
示を行い、腕87が元に戻ると同時に腕35bのランプ
を消灯する。
【0063】また、実施形態中では、特別図柄の始動記
憶(特別図柄の可変表示中に始動玉検出器17によって
検出された玉数)を始動記憶表示器20で表示する構成
としているが、このような始動記憶を表示領域80で合
わせて表示するようにしてもよい。具体的には、図22
に示すように、表示領域80に表示される各大砲81,
82の間に始動記憶表示部88を表示する。始動記憶表
示部88は、1つの点灯に付き1回の始動記憶を示す4
個の点灯部88a〜88dから構成されている。また、
図面中、始動記憶表示部88の各点灯部は、「●」で点
灯状態を示し、「○」で消灯状態を示す。但し、消灯状
態の点灯部は表示しない(点灯状態の点灯部のみを表示
する)ようにしてもよい。始動記憶表示部88の具体的
な表示を図22(A)〜(D)で例示すると、先ず、図
22(A)に示す図柄の変動状態で始動記憶表示部88
の点灯部88aのみが点灯することで、始動記憶が1つ
あることを報知する。その後、図22(B)に示すよう
に、図柄の変動停止に伴ってハズレ図柄(同図中には
「7・5・6」のハズレ図柄を例示)が導出されると、
図22(A)(B)に示した「●」の点灯部88aが特
別図柄の始動記憶として消化され、図22(C)に示す
ように、図柄変動が開始される。このとき、点灯部88
aは消灯状態「○」となる。そして、その図柄変動中に
始動入賞がないと、図22(D)に示すように、始動記
憶がない状態(点灯部88a〜88dを消灯した状態)
で図柄変動を停止して表示結果(同図中には「7・5・
6」のハズレ図柄を例示)を導出する。
【0064】また、上記したように表示領域80に始動
記憶表示部88を表示する構成において、図23に示す
ように、始動記憶表示部88を前方から被覆する可動被
覆部材89を設けるようにしてもよい。可動被覆部材8
9は、表示領域80の下側部分でソレノイド等の駆動に
よって上下方向に進退可能に設けられ、上方への進出移
動時に始動記憶表示部88を前方から被覆するようにな
っている。具体的には、先ず、図23(A)に示すよう
に、図柄変動が停止してから所定期間始動入賞がない
と、可動被覆部材89が上方へ進出移動して始動記憶表
示部88全体を前方から被覆し、次いで可動被覆部材8
9を進出移動させた状態でデモ画面85に切り替える
(図23(B)参照)。その後、始動入賞があると、図
23(C)に示すように、デモ画面85を図柄の変動画
面に切り替えると共に、可動被覆部材89を下方へ退行
移動させて始動記憶表示部88の被覆を解除し、図23
(D)に示すように、図柄変動を開始する。なお、図2
3(D)中には、図柄変動中に始動入賞があり、始動記
憶表示部88の点灯部88aが点灯した場合を例示して
いる。また、以上説明したような始動記憶表示部におい
ては、始動記憶数の上限値を一定の4個として説明した
が、これに限らず、予め定めた所定条件の成立に伴って
始動記憶数の上限値を変更可能(例えば、確変大当りし
た場合には、20個に増加する等)に構成してもよい。
また、始動記憶表示部88を構成する点灯部88a〜8
8dのうち消灯状態のものは輪郭「○」を表示するもの
としているが、消灯状態のものは輪郭「○」も何も表示
しないようにしてもよい。
【0065】次に、各種制御基板の接続構成について図
24乃至図28を参照して説明する。本実施形態では、
各種制御基板がカートリッジ基板として構成されてい
る。具体的に図24に示す音制御基板60を例に挙げて
説明すると、音制御基板60は、接続用のコネクタ60
a部分のみを外部に露出した状態で基板ボックス90内
に収容される。基板ボックス90は、コネクタ60aの
露出部分の近傍が段差状をなし、後述する装着部材93
の開口部93bに挿入可能な挿入部90aとして形成さ
れている。また、挿入部90aとは反対側の基板ボック
ス90端部には、係止凹部90bが形成されている。一
方、音制御基板60を遊技盤6の裏面に取り付ける取付
基板91には、音制御基板60のコネクタ60aと接続
されるコネクタ92を取り付けた箱形状の装着部材93
が設けられる。コネクタ92は、箱形状をなす装着部材
93の開口部93bから外向に露出するような状態で取
り付けられている。装着部材93は、その長手方向の両
端外面に回動軸93aが突設されると共に、該回動軸9
3aが取付基板91に設けられた支軸部91aの係合溝
91bに係合して取り付けられることで、回動軸93a
を中心として回動自在に取付基板91に取り付けられて
いる。また、取付基板91には、前記係止凹部90bと
係合する係合爪部91cが設けられている。
【0066】しかして、音制御基板60を収容した基板
ボックス90は、挿入部90aが装着部材93の開口部
93bに挿入されることで、コネクタ60aをコネクタ
92に接続した状態で装着部材93に取り付けられる。
そして、この状態から回動軸93aを中心として装着部
材93及び基板ボックス90を下方に回動させ、最終的
に基板ボックス90の係止凹部90bを係合爪部91c
に係合させることで、音制御基板60を収容した基板ボ
ックス90が取付基板91に取り付け保持される。ま
た、基板ボックス90を取付基板91から取り外す場合
は、逆に係止凹部90bと係合爪部91cとの係合を解
除して、回動軸93aを中心として装着部材93及び基
板ボックス90を上方に回動させ、装着部材93から基
板ボックス90を抜き取ることで簡単に基板ボックス9
0の取り外しが行える。なお、図24中には、左右2箇
所に装着部材93及び係合爪部91cを設けた取付基板
91を示しており、音制御基板60と共にもう一つの基
板(例えば、ランプ制御基板59)が取付基板91に取
り付けられるようになっている。
【0067】また、2つの制御基板(例えば、ランプ制
御基板59と音制御基板60)を1つの取付基板に取り
付けるカートリッジ基板の構成としては、上記した図2
4の構成以外に、以下に示す図25(A)(B)又は図
26に示す構成であってもよい。図25(A)の構成に
よれば、ランプ制御基板59及び音制御基板60は、そ
れぞれ接続用のコネクタ59a,60a部分のみを外部
に露出した状態で各基板ボックス94,95内に収容さ
れる。但し、コネクタ59a,60aは、それぞれ各制
御基板59,60の基板面上に設けられ、各基板ボック
ス94,95の後端面側に穿設される開口部(図示しな
い)から外部に露出されるようになっている。また、各
基板ボックス94,95の上端面及び左右両側面には、
それぞれ係止凹部94a,95aが形成されている。一
方、ランプ制御基板59及び音制御基板60を遊技盤6
の裏面に取り付ける取付基板96には、各制御基板5
9,60のコネクタ59a,60aと個々に接続される
コネクタ97,98が取り付けられており、該コネクタ
97,98の近傍には、それぞれ前記係止凹部94a,
95aと係合する係合爪部96a,96bが設けられて
いる。また、取付基板96の下端部分には、各基板ボッ
クス94,95の下端面を支承する支承フランジ部96
cが突設されている。しかして、ランプ制御基板59を
収容した基板ボックス94と音制御基板60を収容した
基板ボックス95は、それぞれ下端面が支承フランジ部
96cに支承され、この状態で係止凹部94a,95a
が係合爪部96a,96bに係合されることで、コネク
タ59a,60aをコネクタ97,98に接続した状態
で取付基板96に取り付けられる。
【0068】また、図25(B)の構成によれば、ラン
プ制御基板59及び音制御基板60は、それぞれ接続用
のコネクタ59a,60a部分のみを外部に露出した状
態で各基板ボックス99,100内に収容される。但
し、コネクタ59a,60aは、それぞれ各制御基板5
9,60の基板面上に設けられ、各基板ボックス99,
100の後端面側に穿設される開口部(図示しない)か
ら外部に露出されるようになっている。また、基板ボッ
クス99の一側面(基板ボックス100と対向する側
面)には、係合凹部99aが設けられ、基板ボックス1
00の一側面(基板ボックス99と対向する側面)に
は、係合凹部99aに嵌入する係合凸部100aが設け
られている。一方、ランプ制御基板59及び音制御基板
60を遊技盤6の裏面に取り付ける取付基板101に
は、前記取付基板96と同様に、各コネクタ59a,6
0aと個々に接続されるコネクタ(図示しない)が取り
付けられると共に、係合爪部101aと支承フランジ部
101bが形成されている。しかして、ランプ制御基板
59を収容した基板ボックス99と音制御基板60を収
容した基板ボックス100は、係合凹部99aと係合凸
部100aが係合されて一体的な組み付け状態となり、
この状態で下端面が支承フランジ部101bに支承され
ると共に、上端面及び左右両側面が係合爪部101aに
係合されることで、コネクタ59a,60aを取付基板
101側のコネクタに接続した状態で取付基板101に
取り付けられる。なお、図示しないが、各基板ボックス
99,100を相互間で組み付けた状態の上端面及び左
右両側面には、それぞれ係合爪部101aと係合する係
止凹部が形成されている。
【0069】また、図26の構成によれば、ランプ制御
基板59及び音制御基板60は、それぞれ接続用のコネ
クタ59a,60a部分のみを外部に露出した状態で単
一の基板ボックス102内に収容される。但し、コネク
タ59a,60aは、それぞれ各制御基板59,60の
基板面上に設けられ、基板ボックス102の後端面側に
穿設される各開口部102a,102bから外部に露出
されるようになっている。また、基板ボックス102の
上端面及び左右両側面には、係合凹部102cが設けら
れている。一方、ランプ制御基板59及び音制御基板6
0を遊技盤6の裏面に取り付ける取付基板103には、
前記取付基板96と同様に、各コネクタ59a,60a
と個々に接続されるコネクタ97,98が取り付けられ
ると共に、係合爪部103aと支承フランジ部103b
が形成されている。しかして、ランプ制御基板59及び
音制御基板60を収容した基板ボックス102は、下端
面が支承フランジ部103bに支承されると共に、係合
凹部102cが係合爪部103aに係合されることで、
コネクタ59a,60aをコネクタ97,98に接続し
た状態で取付基板103に取り付けられる。なお、図2
5(A)(B)及び図26に示す構成において、取付基
板側のコネクタはフローティングコネクタが用いられて
おり、これによって各制御基板59,60のコネクタ5
9a,60aとの接続において多少のガタ付きがあって
もコネクタ間の接続は確実に行われるようになってい
る。
【0070】また、各制御基板間を接続する配線は、図
27に示すように、制御系統の配線ラック110(同図
中の実線の斜線部分)と動力系統(電源系統)の配線ラ
ック111(同図中の破線の斜線部分)に分けて収容さ
れるようになっている。制御系統の配線ラック110
は、表示制御基板56、主基板57、払出制御基板5
8、ランプ制御基板59、音制御基板60、発射制御基
板61、の各制御基板間を接続するための配線を収容す
るラックであり、動力系統の配線ラック111は、表示
制御基板56、主基板57、払出制御基板58、ランプ
制御基板59、音制御基板60、発射制御基板61の各
制御基板と電源基板62との間を接続するための配線を
収容するラックである。但し、図27中には、制御系統
における発射制御基板61用の配線は図示していない。
また、制御系統の配線と動力系統の配線を分けて配線ラ
ック内に収容する構成であれば、配線ラック内に収容さ
れる配線はいずれの配線であってもよい。
【0071】配線ラック110,111は、図28
(A)に示すように、配線114を収容する収容本体1
12と、該収容本体112の上面開口を閉塞する蓋体1
13から構成されている。このように本実施形態では、
制御系統の配線と電圧が高く交流も含む動力系統の配線
を分け、それぞれを別々の配線ラック110,111に
収容することで、制御系統の配線にノイズがのらないよ
うにしている。なお、図28(B)に示すように、1つ
の配線ラック115で制御系統の配線114aと動力系
統の配線114bを個々に分けて収容するようにしても
よい。配線ラック115は、制御系統の配線114aを
収容する収容部116aと動力系統の配線114bを収
容する収容部116bが隣接して形成された収容本体1
16と、該収容本体116の上面開口を閉塞する蓋体1
17から構成されている。また、各収容部116a,1
16b間の仕切壁116cにおける各外壁部(収容部1
16a側及び収容部116b側)には、それぞれアース
用としてシールド板(鉄板)118a,118bが設け
られている。なお、シールド板118a,118bの材
質は、鉄に限らず、ノイズが乗らないような特性を有す
るものであればいずれの材質であってもよい。
【0072】以上のように、本実施形態の構成によれ
ば、遊技者が視認可能な箇所に設けられ、遊技の演出に
用いられる複数の演出部材としての可動部材33〜35
を備え、画像表示装置としての特別図柄表示装置9は、
前記複数の可動部材33〜35のうち第1の演出部材と
しての可動部材35から第2の演出部材としての可動部
材33,34に対して作用を及ぼす態様の演出画像を表
示可能であり、可動部材33,34は、特別図柄表示装
置9の作用を及ぼす態様の演出画像に応じて所定の演出
動作を実行可能であることを特徴とする。このように構
成することにより、特別図柄表示装置9の表示によって
複数の可動部材33〜35の関係に関連性を持たせた遊
技演出が可能になり、ひいては視覚的な興趣を向上する
ことができる。なお、実施形態中では、第1の演出部材
を1つの演出部材(可動部材35)とする一方で、第2
の演出部材を2つの演出部材(可動部材33,34)と
しているが、これに限定せず、第1の演出部材及び第2
の演出部材の数は、1つ乃至複数いずれであってもよ
い。
【0073】また、前記特別図柄表示装置9における作
用を及ぼす態様の演出画像の表示よりも以前に、前記可
動部材35は、演出動作を実行可能であることを特徴と
する。このように構成することにより、作用を及ぼす態
様の演出画像の始まりが分り、特別図柄表示装置9の表
示によって複数の可動部材33〜35の関係に関連性を
持たせた遊技演出がさらに高まる。
【0074】また、前記可動部材33,34の所定の演
出動作と、前記特別図柄表示装置9の作用を及ぼす態様
の演出画像の表示によって前記特別図柄表示装置9の表
示態様が所定の表示態様(実施形態中では、リーチ状
態、大当り図柄)となることを予告し得ることを特徴と
する。このように構成することにより、特別図柄表示装
置9の表示によって複数の可動部材33〜35の関係に
関連性を持たせた遊技演出を遊技者に注目させることが
でき、可動部材35の動作と特別図柄表示装置9の表示
によって予告演出が向上できる。
【0075】また、前記特別図柄表示装置9は、前記作
用を及ぼす態様の演出画像を連続的に複数回(実施形態
中では、2回)表示可能であることを特徴とする。この
ように構成することにより、特別図柄表示装置9が連続
的に複数回演出画像を表示することで、特別図柄表示装
置9の作用を及ぼす態様の演出画像を多彩にすることが
でき、作用を及ぼす態様の演出画像を遊技者により一層
注目させることができる。なお、作用を及ぼす態様の演
出画像の連続的な表示回数は、2回に限らず2回以上の
複数回であれば何回であってもよい。
【0076】また、前記特別図柄表示装置9は、前記可
動部材33,34から前記可動部材35に対して作用を
及ぼす態様の演出画像を表示可能であり、前記可動部材
35と前記可動部材33,34との間で相互に作用を及
ぼす態様の演出画像を表示可能としたことを特徴とす
る。このように構成することにより、複数の可動部材3
3〜35同士での演出をより一層関連付けることがで
き、視覚的な興趣をさらに向上することができる。な
お、実施形態中では、必ず味方キャラクタ(可動部材3
5)から動作(攻撃)を開始する構成としているが、こ
れに限らず、敵キャラクタ(可動部材33,34)から
動作(攻撃)を開始するようにしてもよい。また、実施
形態中では、複数の可動部材33〜35同士で攻防を行
う構成としているが、作用を及ぼす態様又は作用を受け
る態様となる所定の演出動作は、攻防の動作に限定する
ものではない。例えば、画像表示装置の左右側方にそれ
ぞれグローブを持って向き合い、ボールを投げる動作を
可能にしたキャラクタ(演出部材)を設け、画像表示装
置の表示領域に各キャラクタ間でキャッチボールされる
ボールを画像表示するようにしてもよい。そして、所定
回数のキャッチボールが成功しなかったときには(途中
でいずれかのキャラクタがボールを取り損ねる等)、ハ
ズレ図柄を導出する一方、所定回数のキャッチボールが
成功したときには、大当り図柄を導出するようにしても
よい。
【0077】また、前記演出画像は、演出画像データと
して演出画像データ記憶手段としての表示制御基板56
のキャラクタROMに記憶されると共に、前記演出動作
は、演出動作データとして演出動作データ記憶手段とし
てのランプ制御基板59の可動部材ROMに記憶され、
前記表示制御基板56のキャラクタROMと前記ランプ
制御基板59とに記憶されたデータを指定して前記演出
画像と前記演出動作とを制御する制御手段としての表示
制御基板56のCPU及びランプ制御基板59のCPU
を備えたことを特徴とする。このように構成することに
より、予め演出画像データ及び演出動作データとして記
憶しておくことで、演出毎に演出画像と演出動作を作成
する構成に比べて制御処理の軽減を招来することができ
る。
【0078】なお、本実施形態では、演出動作データ記
憶手段の構成をランプ制御基板に持たせているが、これ
に限らず、音制御基板や表示制御基板等に演出動作デー
タ記憶手段の構成を持たせるようにしてもよい。また、
演出動作データ記憶手段の構成を遊技制御基板(主基
板)に持たせて、直接的に演出部材の動作を制御するよ
うにしてもよい。
【0079】また、前記可動部材35と前記可動部材3
3,34とで、意匠を異ならせた(味方キャラクタと敵
キャラクタ)ことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、複数の可動部材33〜35の関係をより明確
にすることができる。
【0080】また、前記可動部材33〜35は、その演
出動作によって前記特別図柄表示装置9の表示領域80
に干渉しない位置に設けられることを特徴とする。この
ように構成することにより、可動部材33〜35が所定
の演出動作を実行する場合でも、その所定の演出動作が
特別図柄表示装置9の表示を邪魔することがなく、特別
図柄表示装置9の表示を明確に遊技者に視認させること
ができる。
【0081】また、前記可動部材33〜35は、その演
出動作によって遊技領域8を流下する遊技球に影響を与
えない位置に設けられることを特徴とする。このように
構成することにより、可動部材33〜35の動作によっ
て遊技球の流れが変化しないので、遊技の本質的な部分
に影響を与えることを回避できる。
【0082】また、前記特別図柄表示装置9の外周部分
を装飾する画像表示装飾部材としての表示部装飾部材1
8を備え、前記複数の可動部材33〜35のうち少なく
とも1つの可動部材33,34は、遊技者が視認可能な
箇所の前記表示部装飾部材18に設けられることを特徴
とする。このように構成することにより、遊技者が視点
を大きくずらすことなく、可動部材33,34と特別図
柄表示装置9の表示による関連性を持った遊技演出が可
能になる。
【0083】なお、実施形態中の演出部材(可動部材3
3〜35)は、それぞれ可動部を1つだけ設けた構成と
しているが、これに限らず、1つの演出部材に対して個
別に可動可能な複数の可動部を設けるようにしてもよ
い。即ち、前記演出部材は、複数の可動部を備え、該複
数の可動部は、各々独立して動作が可能であることを特
徴とする。このように構成することにより、演出部材の
動作をより一層多彩にすることができる。
【0084】また、前記所定の演出動作は、前記識別情
報の可変表示の実行タイミングに対する複数の動作タイ
ミングのうちより選択した動作タイミングから動作を開
始することが可能であると共に、動作態様が異なる複数
種類が設けられ、特別図柄表示装置9の表示態様が大当
り図柄となる場合と特別図柄表示装置9の表示態様が大
当り図柄とならない場合のいずれの場合にも実行され得
ると共に、前記所定の演出動作が実行された後に特別図
柄表示装置9の表示態様が大当り図柄となる期待度を、
前記動作タイミングの種類に対応して複数設定し、また
前記期待度を前記所定の演出動作の種類に対応して複数
設定したことを特徴とする。このように構成することに
より、可動部材33〜35の動作態様の種類及び動作タ
イミングに応じて期待度を異ならせることができるの
で、可動部材33〜35による予告を多様化することが
でき、ひいては遊技の興趣向上を招来することができ
る。
【0085】また、上記した実施形態(変形例を含む)
では、予告を可動部材の動作によってのみ行う構成とし
てるが、これに限定しない。他にも表示装置でのキャラ
クタ表示のみで行う予告を設けてもよい。こうすること
で、可動部材が動作しない場合に遊技者の期待感が無く
なってしまうことを防止することができる。可動部材に
よる予告と表示装置による予告とを適度に出現させるこ
とで、遊技者はメリハリのある遊技を行うことができ
る。また、可動部材(演出部材)の形状は、実施形態中
のもの(鳥や敵、味方のキャラクタ)に限定しない。ま
た、演出部材の駆動源をソレノイドとしているが、これ
に限らず、モータ等を駆動源としてもよい。また、演出
部材の動作についても実施形態中に記載の動作に限ら
ず、回転や振動等であってもよい。但し、本発明に係る
演出部材は、ドラム表示器や可変入賞球装置を除く演出
部材である。また、複数の演出部材は3個に限らず、少
なくとも2個以上の演出部材を設けるものであればよ
く、然も必ずしも全ての演出部材を動作可能に設ける必
要はなく、少なくともいずれか1つの演出部材が動作可
能なものであればよい。また、演出部材を大当り中の演
出として動作させるようにしてもよい。例えば、大入賞
口の開放中(ラウンド中)あるいは開放のインターバル
中に演出部材を動作させてもよい。さらには、大当りの
終了表示中(例えば、大当り終了時の「またね」の文字
表示中)にも演出部材を動作させてもよい。
【0086】また、実施形態中の弾球遊技機1は、始動
入賞に基づいて特別図柄表示装置9に可変表示される特
別図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになると所定の
遊技価値が遊技者に付与可能になる第1種弾球遊技機で
あったが、始動入賞に基づいて開放する電動役物の所定
領域への入賞があると所定の遊技価値が遊技者に付与可
能になる第2種弾球遊技機や、始動入賞に基づいて可変
表示される図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになる
と開放する所定の電動役物への入賞があると所定の権利
が発生または継続する第3種弾球遊技機であっても、本
発明を適用できる。また、実施形態中では、画像表示装
置としての特別図柄表示装置9を液晶(LCD)タイプ
の画像表示器で構成しているが、特にこれに限定するも
のではなく、CRT、LED、VFD、EL、あるいは
プラズマによる画像表示器で画像表示装置を構成しても
よい。また、可動演出装置は、常に遊技者が視認できる
位置に設けられるものに限らず、例えば、動作していな
いときは画像表示装置の飾り部材の陰に隠れており、動
作によって視認可能な位置に移動するようなものであっ
てもよい。また、実施形態中では、ランプ制御基板によ
って演出部材の動作を制御する構成としているが、これ
に限らず、表示制御基板によって演出部材と各種ランプ
・LEDの制御を行うようにしてもよい。
【0087】また、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として以下のものがある。(1)所定の表示態様
は、リーチ表示態様を含むことを特徴とする。このよう
に構成することにより、遊技者がリーチを期待して遊技
を行うようにでき、ひいては遊技の興趣を向上すること
ができる。(2)所定の表示態様は、前記特定表示態様
を含むことを特徴とする。このように構成することによ
り、遊技者が大当りを期待して遊技を行うようにでき、
ひいては遊技の興趣を向上することができる。
【0088】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、識別情報を可変表示可
能な画像表示装置を備え、該画像表示装置の表示結果が
特定表示態様となった場合に特定遊技状態に変化可能な
遊技機において、遊技者が視認可能な箇所に設けられ、
遊技の演出に用いられる複数の演出部材を備え、前記画
像表示装置は、前記複数の演出部材のうち第1の演出部
材から第2の演出部材に対して作用を及ぼす態様の演出
画像を表示可能であり、前記第2の演出部材は、前記画
像表示装置の前記作用を及ぼす態様の演出画像に応じて
所定の演出動作を実行可能であることを特徴とする。こ
のように構成することにより、画像表示装置の表示によ
って複数の演出部材の関係に関連性を持たせた遊技演出
が可能になり、ひいては視覚的な興趣を向上することが
できる。
【0089】また、請求項2の発明においては、前記画
像表示装置の前記作用を及ぼす態様の演出画像の表示よ
りも以前に、前記第1の演出部材は、演出動作を実行可
能であることを特徴とする。このように構成することに
より、演出部材の動作後にこれに対応した表示を画像表
示装置で行うことで、作用を及ぼす態様の演出画像の始
まりが分り、画像表示装置の表示によって複数の演出部
材の関係に関連性を持たせた遊技演出がさらに高まる。
【0090】また、請求項3の発明においては、前記第
2の演出部材の所定の演出動作と、前記画像表示装置の
前記作用を及ぼす態様の演出画像の表示によって前記画
像表示装置の表示態様が所定の表示態様となることを予
告し得ることを特徴とする。このように構成することに
より、画像表示装置の表示によって複数の演出部材の関
係に関連性を持たせた遊技演出を遊技者に注目させるこ
とができ、演出部材の動作と画像表示装置の表示によっ
て予告演出が向上できる。
【0091】また、請求項4の発明においては、前記画
像表示装置は、前記作用を及ぼす態様の演出画像を連続
的に複数回表示可能であることを特徴とする。このよう
に構成することにより、画像表示装置が連続的に複数回
演出画像を表示することで、画像表示装置の作用を及ぼ
す態様の演出画像を多彩にすることができ、作用を及ぼ
す態様の演出画像を遊技者により一層注目させることが
できる。
【0092】また、請求項5の発明においては、前記画
像表示装置は、前記第2の演出部材から前記第1の演出
部材に対して作用を及ぼす態様の演出画像を表示可能で
あり、前記第1の演出部材と前記第2の演出部材との間
で相互に作用を及ぼす態様の演出画像を表示可能とした
ことを特徴とする。このように構成することにより、複
数の演出部材同士での演出をより一層関連付けることが
でき、視覚的な興趣をさらに向上することができる。
【0093】また、請求項6の発明においては、前記演
出画像は、演出画像データとして演出画像データ記憶手
段に記憶されると共に、前記演出動作は、演出動作デー
タとして演出動作データ記憶手段に記憶され、前記演出
画像データ記憶手段と前記演出動作データ記憶手段とに
記憶されたデータを指定して前記演出画像と前記演出動
作とを制御する制御手段を備えたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、予め演出画像データ及び
演出動作データとして記憶しておくことで、演出毎に演
出画像と演出動作を作成する構成に比べて制御処理の軽
減を招来することができる。
【0094】また、請求項7の発明においては、前記第
1の演出部材と前記第2の演出部材とで、意匠を異なら
せたことを特徴とする。このように構成することによ
り、複数の演出部材の関係をより明確にすることができ
る。
【0095】また、請求項8の発明においては、前記演
出部材は、その所定の演出動作によって前記画像表示装
置の表示領域に干渉しない位置に設けられることを特徴
とする。このように構成することにより、演出部材が所
定の演出動作を実行する場合でも、その所定の演出動作
が画像表示装置の表示を邪魔することがなく、画像表示
装置の表示を明確に遊技者に視認させることができる。
【0096】また、請求項9の発明においては、前記演
出部材は、その演出動作によって遊技領域を流下する遊
技球に影響を与えない位置に設けられることを特徴とす
る。このように構成することにより、演出部材の動作に
よって遊技球の流れが変化しないので、遊技の本質的な
部分に影響を与えることを回避できる。
【0097】また、請求項10の発明においては、前記
画像表示装置の外周部分を装飾する画像表示装飾部材を
備え、前記複数の演出部材のうち少なくとも1つの演出
部材は、遊技者が視認可能な箇所の前記画像表示装飾部
材に設けられることを特徴とする。このように構成する
ことにより、遊技者が視点を大きくずらすことなく、演
出部材と画像表示装置の表示による関連性を持った遊技
演出が可能になる。
【0098】また、請求項11の発明においては、前記
演出部材は、複数の可動部を備え、該複数の可動部は、
各々独立して動作が可能であることを特徴とする。この
ように構成することにより、演出部材の動作をより一層
多彩にすることができる。
【0099】また、請求項12の発明においては、前記
所定の演出動作は、前記識別情報の可変表示の実行タイ
ミングに対する複数の動作タイミングのうちより選択し
た動作タイミングから動作を開始することが可能である
と共に、動作態様が異なる複数種類が設けられ、前記画
像表示装置の表示態様が前記特定表示態様となる場合と
前記画像表示装置の表示態様が前記特定表示態様となら
ない場合のいずれの場合にも実行され得ると共に、前記
所定の演出動作が実行された後に前記画像表示装置の表
示態様が前記特定表示態様となる期待度を、前記動作タ
イミングの種類に対応して複数設定し、また前記期待度
を前記所定の演出動作の種類に対応して複数設定したこ
とを特徴とする。このように構成することにより、演出
部材の動作態様の種類及び動作タイミングに応じて期待
度を異ならせることができるので、演出部材による予告
を多様化することができ、ひいては遊技の興趣向上を招
来することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における弾球遊技機を示す
正面図である。
【図2】遊技盤の表面に設けられる各種構成部材を示す
正面図である。
【図3】遊技盤の表面に設けられる各種構成部材を示す
正面図である。
【図4】弾球遊技機の裏面に設けられる各基板を示す説
明図である。
【図5】機構板を示す背面図である。
【図6】遊技制御基板(主基板)の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図7】各種図柄変動における設定確率を示す一覧表図
である。
【図8】予告態様1,2及びリーチ演出A,Bにおける
大当り信頼度を示す一覧表図である。
【図9】駆動信号パターンの各種組合せを示す一覧表図
である。
【図10】同図(A)〜(D)は通常変動を示す説明図
である。
【図11】同図(A)〜(D)は予告態様1を示す説明
図である。
【図12】同図(A)〜(D)は予告態様2を示す説明
図である。
【図13】同図(A)〜(D)は予告態様3を示す説明
図である。
【図14】同図(A)(B)は予告態様3を示す説明図
である。
【図15】同図(A)〜(D)は予告態様4を示す説明
図である。
【図16】同図(A)〜(D)は予告態様4を示す説明
図である。
【図17】同図(A)は予告態様1を示すタイムチャー
トであり、同図(B)は予告態様2を示すタイムチャー
トである。
【図18】同図(A)は予告態様3を示すタイムチャー
トであり、同図(B)は予告態様4を示すタイムチャー
トである。
【図19】同図(A)は図柄停止時の表示態様を示す説
明図であり、同図(B)はデモ表示時の表示態様を示す
説明図であり、同図(C)は大当り決定時の表示態様を
示す説明図である。
【図20】同図(A)〜(D)は変形例における演出画
像を示す説明図である。
【図21】同図(A)〜(D)は変形例における演出画
像を示す説明図である。
【図22】同図(A)〜(D)は変形例における表示領
域での始動記憶表示を示す説明図である。
【図23】同図(A)〜(D)は変形例における表示領
域での始動記憶表示を示す説明図である。
【図24】カートリッジ基板の構成を示す説明図であ
る。
【図25】同図(A)(B)はそれぞれの変形例におけ
るカートリッジ基板の構成を示す説明図である。
【図26】変形例におけるカートリッジ基板の構成を示
す説明図である。
【図27】各種制御基板間の配線構成を示す説明図であ
る。
【図28】同図(A)は配線ラック内に収容された配線
を示す縦断面図であり、同図(B)は変形例における配
線ラック内に収容された配線を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機(遊技機) 6 遊技盤 8 遊技領域 9 特別図柄表示装置(画像表示装置) 10 特別可変入賞球装置 18 表示部装飾部材(画像表示装飾部材) 33,34 可動部材(第2の演出部材) 35 可動部材(第1の演出部材) 36 サイド飾り 41 スピーカ 56 表示制御基板(演出画像データ記憶手段、制御手
段) 57 主基板 59 ランプ制御基板(演出動作データ記憶手段、制御
手段) 80 表示領域 80a〜80c 可変表示領域 81,82 大砲 83,84 弾

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報を可変表示可能な画像表示装置
    を備え、該画像表示装置の表示結果が特定表示態様とな
    った場合に特定遊技状態に変化可能な遊技機において、 遊技者が視認可能な箇所に設けられ、遊技の演出に用い
    られる複数の演出部材を備え、 前記画像表示装置は、前記複数の演出部材のうち第1の
    演出部材から第2の演出部材に対して作用を及ぼす態様
    の演出画像を表示可能であり、前記第2の演出部材は、
    前記画像表示装置の前記作用を及ぼす態様の演出画像に
    応じて所定の演出動作を実行可能であることを特徴とす
    る遊技機。
  2. 【請求項2】 前記画像表示装置における前記作用を及
    ぼす態様の演出画像の表示よりも以前に、前記第1の演
    出部材は、演出動作を実行可能であることを特徴とする
    請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第2の演出部材の所定の演出動作
    と、前記画像表示装置の前記作用を及ぼす態様の演出画
    像の表示によって前記画像表示装置の表示態様が所定の
    表示態様となることを予告し得ることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記画像表示装置は、前記作用を及ぼす
    態様の演出画像を連続的に複数回表示可能であることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊
    技機。
  5. 【請求項5】 前記画像表示装置は、前記第2の演出部
    材から前記第1の演出部材に対して作用を及ぼす態様の
    演出画像を表示可能であり、前記第1の演出部材と前記
    第2の演出部材との間で相互に作用を及ぼす態様の演出
    画像を表示可能としたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記演出画像は、演出画像データとして
    演出画像データ記憶手段に記憶されると共に、前記演出
    動作は、演出動作データとして演出動作データ記憶手段
    に記憶され、前記演出画像データ記憶手段と前記演出動
    作データ記憶手段とに記憶されたデータを指定して前記
    演出画像と前記演出動作とを制御する制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記第1の演出部材と前記第2の演出部
    材とで、意匠を異ならせたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記演出部材は、その演出動作によって
    前記画像表示装置の表示領域に干渉しない位置に設けら
    れることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか
    に記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記演出部材は、その演出動作によって
    遊技領域を流下する遊技球に影響を与えない位置に設け
    られることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれ
    かに記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記画像表示装置の外周部分を装飾す
    る画像表示装飾部材を備え、前記複数の演出部材のうち
    少なくとも1つの演出部材は、遊技者が視認可能な箇所
    の前記画像表示装飾部材に設けられることを特徴とする
    請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 前記演出部材は、複数の可動部を備
    え、該複数の可動部は、各々独立して動作が可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに
    記載の遊技機。
  12. 【請求項12】 前記所定の演出動作は、前記識別情報
    の可変表示の実行タイミングに対する複数の動作タイミ
    ングのうちより選択した動作タイミングから動作を開始
    することが可能であると共に、動作態様が異なる複数種
    類が設けられ、前記画像表示装置の表示態様が前記特定
    表示態様となる場合と前記画像表示装置の表示態様が前
    記特定表示態様とならない場合のいずれの場合にも実行
    され得ると共に、前記所定の演出動作が実行された後に
    前記画像表示装置の表示態様が前記特定表示態様となる
    期待度を、前記動作タイミングの種類に対応して複数設
    定し、また前記期待度を前記所定の演出動作の種類に対
    応して複数設定したことを特徴とする請求項1乃至請求
    項11のいずれかに記載の遊技機。
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