JP2006122322A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ホールコンピュータ側で遊技状態の詳細な分析を可能にすると共に、変則打ちなどの不正遊技を監視できるようにする。
【解決手段】 発射ハンドル8の操作に応じて、遊技盤4の遊技領域に遊技球を発射するパチンコ遊技機1において、遊技球の発射状態を示す発射信号を生成し、これを発射信号外部出力端子38〜40から外部出力する。
外部出力する発射信号としては、発射モータ13のON/OFF状態を示す発射モータON/OFF信号と、遊技球の発射個数を示す発射個数信号と、遊技球の発射強度を示す発射強度信号とが含まれる。
【選択図】 図7
【解決手段】 発射ハンドル8の操作に応じて、遊技盤4の遊技領域に遊技球を発射するパチンコ遊技機1において、遊技球の発射状態を示す発射信号を生成し、これを発射信号外部出力端子38〜40から外部出力する。
外部出力する発射信号としては、発射モータ13のON/OFF状態を示す発射モータON/OFF信号と、遊技球の発射個数を示す発射個数信号と、遊技球の発射強度を示す発射強度信号とが含まれる。
【選択図】 図7
Description
本発明は、発射ハンドルの操作に応じて、遊技盤の遊技領域に遊技球を発射するパチンコ遊技機などの弾球遊技機に関する。
一般に、パチンコ遊技機などの弾球遊技機には、遊技状態を外部出力する外部出力端子基板が設けられている。外部出力端子基板から出力される信号としては、大当り信号、図柄確定信号(図柄始動信号)、確率変動信号、賞球信号などがあり、これらの信号は、ホールコンピュータにおいて集計し、ホールの運営や不正の監視に利用されるだけでなく、遊技情報表示装置(呼出ランプ)における大当り回数表示や図柄始動回数表示に利用されている。
特開2001−70517号公報
しかしながら、従来の弾球遊技機は、遊技球の発射に関する情報を外部に出力していないため、ホールコンピュータ側で遊技球の発射状態を把握することは困難である。そのため、ホールコンピュータ側では、遊技状態の詳細な分析ができないだけでなく、変則打ちなどの不正遊技を見逃す可能性がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、発射ハンドルの操作に応じて、遊技盤の遊技領域に遊技球を発射する弾球遊技機であって、前記遊技球の発射状態を示す発射信号を生成し、これを発射信号外部出力端子に出力する発射信号外部出力手段が設けられることを特徴とする。このように構成すれば、遊技球の発射に関する情報が外部に出力されるので、ホールコンピュータ側で遊技球の発射状態を把握することができる。これにより、ホールコンピュータ側で遊技状態の詳細な分析が可能になるだけでなく、変則打ちなどの不正遊技を監視することができる。
また、前記発射信号は、遊技球を発射する発射モータのON/OFF状態を示す信号であることを特徴とする。このように構成すれば、ホールコンピュータにおいて、発射モータのON/OFF状態を把握した上で、遊技状態の詳細な分析や、不正の監視を行うことができる。
また、前記発射信号は、遊技球の発射個数を示す信号であることを特徴とする。このように構成すれば、ホールコンピュータにおいて、遊技球の発射個数を把握した上で、遊技状態の詳細な分析や、不正の監視を行うことができる。
また、前記発射信号は、遊技球が所定個数発射される毎に出力されることを特徴とする。このように構成すれば、ホールコンピュータの信号処理負担を軽減することができる。
また、前記発射信号は、遊技球の発射強度を示す信号であることを特徴とする。このように構成すれば、ホールコンピュータにおいて、遊技球の発射強度を把握した上で、遊技状態の詳細な分析や、不正の監視を行うことができる。
また、前記発射信号外部出力手段は、発射モータON/OFF信号、発射個数信号、発射強度信号のうち、少なくとも二つを出力することを特徴とする。このように構成すれば、ホールコンピュータにおいて、遊技状態をより詳細に分析できるだけでなく、不正監視の精度を高めることができる。
また、前記発射信号は、遊技の結果に影響を及ぼす主基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする。このように構成すれば、大当り信号、図柄確定信号、確率変動信号、賞球信号などと共に発射信号を主基板から出力することができる。
また、前記発射信号は、前記主基板に含まれる主制御基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする。このように構成すれば、大当り信号、図柄確定信号、確率変動信号などと共に発射信号を主制御基板から出力することができる。
また、前記発射信号は、前記主基板に含まれる払出制御基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする。このように構成すれば、賞球信号などと共に発射信号を払出制御基板から出力することができる。
また、前記発射信号は、前記主基板に含まれる発射モータ制御基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする。このように構成すれば、遊技球の発射を司る発射モータ制御基板から発射信号が出力されるので、他の基板から発射信号を出力する場合に比べ、配線などの簡略化を図ることができる。
また、前記発射信号は、遊技球を発射する発射モータのON/OFF状態を示す信号であることを特徴とする。このように構成すれば、ホールコンピュータにおいて、発射モータのON/OFF状態を把握した上で、遊技状態の詳細な分析や、不正の監視を行うことができる。
また、前記発射信号は、遊技球の発射個数を示す信号であることを特徴とする。このように構成すれば、ホールコンピュータにおいて、遊技球の発射個数を把握した上で、遊技状態の詳細な分析や、不正の監視を行うことができる。
また、前記発射信号は、遊技球が所定個数発射される毎に出力されることを特徴とする。このように構成すれば、ホールコンピュータの信号処理負担を軽減することができる。
また、前記発射信号は、遊技球の発射強度を示す信号であることを特徴とする。このように構成すれば、ホールコンピュータにおいて、遊技球の発射強度を把握した上で、遊技状態の詳細な分析や、不正の監視を行うことができる。
また、前記発射信号外部出力手段は、発射モータON/OFF信号、発射個数信号、発射強度信号のうち、少なくとも二つを出力することを特徴とする。このように構成すれば、ホールコンピュータにおいて、遊技状態をより詳細に分析できるだけでなく、不正監視の精度を高めることができる。
また、前記発射信号は、遊技の結果に影響を及ぼす主基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする。このように構成すれば、大当り信号、図柄確定信号、確率変動信号、賞球信号などと共に発射信号を主基板から出力することができる。
また、前記発射信号は、前記主基板に含まれる主制御基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする。このように構成すれば、大当り信号、図柄確定信号、確率変動信号などと共に発射信号を主制御基板から出力することができる。
また、前記発射信号は、前記主基板に含まれる払出制御基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする。このように構成すれば、賞球信号などと共に発射信号を払出制御基板から出力することができる。
また、前記発射信号は、前記主基板に含まれる発射モータ制御基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする。このように構成すれば、遊技球の発射を司る発射モータ制御基板から発射信号が出力されるので、他の基板から発射信号を出力する場合に比べ、配線などの簡略化を図ることができる。
以上のように構成された本発明によれば、遊技球の発射に関する情報が外部に出力されるので、ホールコンピュータ側で遊技球の発射状態を把握することができる。これにより、ホールコンピュータ側で遊技状態の詳細な分析が可能になるだけでなく、変則打ちなどの不正遊技を監視することができる。
[パチンコ遊技機の基本構成]
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(弾球遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、パチンコ遊技が可能になる。
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(弾球遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、パチンコ遊技が可能になる。
パチンコ遊技機1の正面は、遊技球が発射される遊技盤4と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠5と、遊技球を溜める上皿6と、上皿6の余剰球を溜める下皿7と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8と、遊技球の貸出操作を行う貸出操作部9と、効果音を出力するスピーカ10とを備えており、また、パチンコ遊技機1の背面は、払出用の遊技球を溜める遊技球タンク11と、遊技球タンク11内の遊技球を上皿6に払い出す賞球払出装置12と、遊技球を発射する発射モータ13と、後述する各種の制御基板とを備えている。
図3に示すように、遊技盤4には、始動口14、大入賞口15、入賞口(図示せず)、ゲート(図示せず)、アウト口16、遊技釘17などが配置されており、遊技盤4の遊技領域に発射された遊技球は、遊技釘17によって各口14〜16に誘導される。遊技盤4の中央部には、特別図柄表示部18が設けられ、その周りは、センター飾り19によって囲まれている。また、センター飾り19の内側下部には、遊技球を遊動させるステージ20が設けられている。尚、本実施形態の特別図柄表示部18は、特別図柄を表示する特別図柄表示装置18aと、特別図柄に係る演出図柄を表示する演出図柄表示装置18bを備えるが、説明の便宜上、特別図柄と演出図柄は同一のものとして扱う。
[パチンコ遊技機の基本動作]
上皿6に遊技球が溜った状態で発射ハンドル8を回し操作すると、遊技盤4に向けて遊技球が発射される。発射された遊技球が始動口14や入賞口に入賞した場合は、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。
上皿6に遊技球が溜った状態で発射ハンドル8を回し操作すると、遊技盤4に向けて遊技球が発射される。発射された遊技球が始動口14や入賞口に入賞した場合は、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。
また、遊技球がゲートを通過したときは、普通図柄表示部(本実施形態では特別図柄表示部18が兼用される。)において普通図柄の変動表示が行われ、その停止図柄が所定の当り図柄である場合は、始動口14に設けられる普通電動役物14aが所定時間にわたって開放動作される。
また、遊技球が始動口14に入賞したときは、特別図柄表示部18において特別図柄の変動表示が行われ、これらの特別図柄が予め決められた大当りの組み合せで停止すると、後述する大当りモード(特定遊技状態)となる。以下、大当りの開始、終了などを契機として切換えられるパチンコ遊技機1の各種遊技モードについて、図4を参照して説明する。
[パチンコ遊技機の遊技モード]
(1)通常遊技モード
このモードでは、2段階の大当り確率のうち、低確率(例えば、1/300)が適用される。また、このモードでは、普通図柄の抽選サイクルが長くなっている。
(1)通常遊技モード
このモードでは、2段階の大当り確率のうち、低確率(例えば、1/300)が適用される。また、このモードでは、普通図柄の抽選サイクルが長くなっている。
(2)大当りモード
特別図柄が予め決められた大当り図柄で揃ったとき、このモードが実行される。大当りモードでは、大入賞口15に設けられる特別電動役物15aが開放動作される。この開放動作は、所定時間の経過(例えば30秒)もしくは所定個数の入賞(例えば10球)を条件として終了するが、開放動作中に入賞した遊技球が大入賞口15内の特定の領域を通過した場合は、上記開放動作が所定のラウンド数(例えば15ラウンド)を限度として繰り返される。
特別図柄が予め決められた大当り図柄で揃ったとき、このモードが実行される。大当りモードでは、大入賞口15に設けられる特別電動役物15aが開放動作される。この開放動作は、所定時間の経過(例えば30秒)もしくは所定個数の入賞(例えば10球)を条件として終了するが、開放動作中に入賞した遊技球が大入賞口15内の特定の領域を通過した場合は、上記開放動作が所定のラウンド数(例えば15ラウンド)を限度として繰り返される。
(3)確率変動モード
このモードは、大当りモードが終了した後、所定の確率(例えば、1/2)で実行される。つまり、大当りには、大入賞口15の開放動作後、特別図柄抽選の当選確率を低確率にする通常大当りと、大入賞口15の開放動作後、特別図柄抽選の当選確率を高確率にする確変大当りとがある。例えば、大当り時の停止図柄が特定の図柄であったとき、確変大当りとなる。確率変動モードでは、大当り確率が高確率(例えば、1/50)となり、また、普通図柄の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物14aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、再び大当りを発生させることができる。
このモードは、大当りモードが終了した後、所定の確率(例えば、1/2)で実行される。つまり、大当りには、大入賞口15の開放動作後、特別図柄抽選の当選確率を低確率にする通常大当りと、大入賞口15の開放動作後、特別図柄抽選の当選確率を高確率にする確変大当りとがある。例えば、大当り時の停止図柄が特定の図柄であったとき、確変大当りとなる。確率変動モードでは、大当り確率が高確率(例えば、1/50)となり、また、普通図柄の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物14aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、再び大当りを発生させることができる。
(4)時間短縮モード
このモードは、大当りモードが終了した後に実行される。時間短縮モードでは、大当り確率が低確率であるが、普通図柄の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物14aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、遊技を継続することができる。ただし、このモードは、大当り終了後、特別図柄の変動回数が所定回数(例えば、100回)となった時点で終了し、通常モードに切り換えられる。
このモードは、大当りモードが終了した後に実行される。時間短縮モードでは、大当り確率が低確率であるが、普通図柄の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物14aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、遊技を継続することができる。ただし、このモードは、大当り終了後、特別図柄の変動回数が所定回数(例えば、100回)となった時点で終了し、通常モードに切り換えられる。
[パチンコ遊技機の基板構成]
次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図5を参照して説明する。図5に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも、遊技の結果に影響を及ぼす主基板21と、該主基板21からの演出コマンドに応じて、演出処理を行う周辺基板22とを備えている。本実施形態の主基板21は、主制御基板23、払出制御基板24及び発射モータ制御基板25を含み、周辺基板22は、演出図柄表示制御基板26、音声制御基板27及びランプ制御基板28を含んでいる。
次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図5を参照して説明する。図5に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも、遊技の結果に影響を及ぼす主基板21と、該主基板21からの演出コマンドに応じて、演出処理を行う周辺基板22とを備えている。本実施形態の主基板21は、主制御基板23、払出制御基板24及び発射モータ制御基板25を含み、周辺基板22は、演出図柄表示制御基板26、音声制御基板27及びランプ制御基板28を含んでいる。
払出制御基板24には、賞球の玉切れを検出する玉切れスイッチ29と、賞球の払出個数を検出する払出センサ30と、賞球の払い出しを行う払出モータ31とが接続されており、主制御基板23からの払出信号に応じて、賞球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出信号に応じて、貸し球の貸し出しを行う。
発射モータ制御基板25には、発射ハンドル8の回し操作角度を検出するハンドル角センサ32と、発射ハンドル8の近傍に設けられる発射停止スイッチ33と、発射ハンドル8の握り操作を検出するタッチセンサ34と、遊技球を発射する発射モータ13とが接続されている。ハンドル角センサ32は、例えば可変抵抗器であり、発射ハンドル8の回し操作角度に応じて、発射モータ13の駆動電流値を変えることにより、遊技球の発射強度を変化させる。尚、タッチスイッチ34のOFF信号が入力された場合や、発射停止スイッチ33のON信号が入力された場合には、他の発射動作条件に拘わらず発射モータ13の駆動が停止される。
主制御基板23には、入賞口(図示せず)における遊技球の入賞を検出する入賞口スイッチSW1、始動口14における遊技球の入賞を検出する始動口スイッチSW2、ゲート(図示せず)における遊技球の通過を検出するゲートスイッチSW3、大入賞口15における遊技球の入賞を検出する大入賞口スイッチSW4、大入賞口15の特定の領域における遊技球の通過を検出する特定領域スイッチSW5、遊技球発射経路における遊技球の通過を検出する発射球検出スイッチSW6などのセンサ類と、大入賞口15の特別電動役物15aを開閉動作させるソレノイドSOLなどのアクチュエータ類と、特別図柄表示装置18a、普通図柄表示装置(本実施形態では演出図柄表示装置18bを兼用)、特別図柄保留LED35、普通図柄保留LED36などの表示デバイス類とが接続されている。そして、主制御基板23は、上記各スイッチSW1〜SW6の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理、特別図柄表示処理、演出コマンド送信処理、大入賞口開閉処理などを行う。尚、発射球検出スイッチSW6は、反射型フォトセンサ、透過型フォトセンサ、磁気近接センサなどを用いて構成することができる。
演出図柄表示制御基板26には、演出図柄表示装置18bが接続されており、主制御基板23からの演出コマンドに応じて、演出図柄表示装置18bに演出図柄を表示させる。また、音声制御基板27には、スピーカ10が接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からの演出コマンドに応じて、所定の演出音声をスピーカ10から出音させる。また、ランプ制御基板28には、発光表示ランプLが接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からの演出コマンドに応じて、発光表示ランプLを点灯動作させる。
[外部出力端子基板]
図5及び図6に示すように、パチンコ遊技機1には、その遊技状態を外部に出力する外部出力端子基板37が設けられている。従来、外部出力端子基板37から出力される信号としては、大当り状態(大当りモード)を示す大当り信号、特別図柄変動回数を示す図柄確定信号(図柄始動信号)、確率変動状態(確率変動モード)を示す確率変動信号、賞球個数を示す賞球信号などがあり、これらの外部出力信号は、図示しないホールコンピュータにおいて集計し、ホールの運営や不正の監視に利用されるだけでなく、遊技情報表示装置(呼出ランプ)における大当り回数表示や図柄始動回数表示に利用される。
図5及び図6に示すように、パチンコ遊技機1には、その遊技状態を外部に出力する外部出力端子基板37が設けられている。従来、外部出力端子基板37から出力される信号としては、大当り状態(大当りモード)を示す大当り信号、特別図柄変動回数を示す図柄確定信号(図柄始動信号)、確率変動状態(確率変動モード)を示す確率変動信号、賞球個数を示す賞球信号などがあり、これらの外部出力信号は、図示しないホールコンピュータにおいて集計し、ホールの運営や不正の監視に利用されるだけでなく、遊技情報表示装置(呼出ランプ)における大当り回数表示や図柄始動回数表示に利用される。
本発明のパチンコ遊技機1は、上記の外部出力信号に加え、遊技球の発射状態を示す発射信号を外部出力する点に特徴があり、具体的には、遊技球の発射状態を示す発射信号を生成し、これを外部出力端子基板37上の発射信号外部出力端子38〜40に出力する発射信号外部出力手段41が設けられている。尚、図6において、42は既存の外部信号を出力する既存信号外部出力手段である。
図7に示すように、発射信号には、発射モータON/OFF信号、発射個数信号及び発射強度信号が含まれる。発射モータON/OFF信号は、発射モータ13のON/OFF状態を示す信号であり、発射個数信号は、遊技球の発射個数を示す信号である。本実施形態では、遊技領域に発射される遊技球を発射球検出スイッチSW6で検出すると共に、発射球をn個検出する毎(例えば10個検出毎)に1パルスを出力する。発射強度信号は、遊技球の発射強度を示す信号であり、例えば前記ハンドル角センサ32の値をエンコードし、8ビットのデータとして出力する。このように構成すると、ホールコンピュータ側で遊技球の発射状態を把握することができるので、遊技状態の詳細な分析が可能になると共に、変則打ちなどの不正遊技を監視することが可能になる。
外部出力端子基板37は、発射モータON/OFF信号、発射個数信号、発射強度信号のうち、少なくとも一種類の発射信号を外部出力するが、二種類以上の発射信号を外部出力できるようにすることが好ましい。このようにすると、ホールコンピュータにおいて、遊技状態をより詳細に分析できるだけでなく、不正監視の精度を高めることができるからである。
また、発射信号は、主基板21から外部出力端子基板37に出力することが好ましい。このようにすると、大当り信号、図柄確定信号、確率変動信号、賞球信号などと共に発射信号を主基板21から外部出力することができる。また、本実施形態のように、主基板21を複数の基板23〜25で構成する場合、発射信号は、主制御基板23、払出制御基板24、発射モータ制御基板25のうち、いずれから出力するようにしてもよい。例えば、主制御基板23から発射信号を出力する場合には、大当り信号、図柄確定信号、確率変動信号などと共に発射信号を主制御基板23から出力できるという利点がある。また、払出制御基板24から発射信号を出力する場合は、賞球信号などと共に発射信号を払出制御基板24から出力できるという利点がある。また、発射モータ制御基板25から発射信号を出力する場合は、他の基板から発射信号を出力する場合に比べ、配線などを簡略化できるという利点がある。
叙述の如く構成された本実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技球の発射状態を示す発射信号を生成し、これを外部出力端子基板37から外部に出力するので、ホールコンピュータ側で遊技球の発射状態を把握することができる。これにより、ホールコンピュータ側で遊技状態の詳細な分析が可能になるだけでなく、変則打ちなどの不正遊技を監視することができる。
また、発射信号として発射モータON/OFF信号を外部出力する場合は、ホールコンピュータにおいて、発射モータ13のON/OFF状態を把握した上で、遊技状態の詳細な分析や、不正の監視を行うことができる。例えば、間欠的に遊技球を発射する止め打ちなどの変則打ちを判定することができる。
また、発射信号として発射個数信号を外部出力する場合は、ホールコンピュータにおいて、遊技球の発射個数を把握した上で、遊技状態の詳細な分析や、不正の監視を行うことができる。例えば、間欠的に遊技球を発射する止め打ちなどの変則打ちを判定することができる。
また、発射信号として発射個数信号を外部出力するにあたり、遊技球が所定個数発射される毎に発射個数信号を出力するようにした場合は、ホールコンピュータの信号処理負担を軽減することができる。
また、発射信号として発射強度信号を外部出力する場合は、ホールコンピュータにおいて、遊技球の発射強度を把握した上で、遊技状態の詳細な分析や、不正の監視を行うことができる。例えば、左打ち、天打ち、右打ちなどを判定することができる。
また、発射モータON/OFF信号、発射個数信号、発射強度信号のうち、二種類以上の発射信号を外部出力するようにした場合は、ホールコンピュータにおいて、遊技状態をより詳細に分析できるだけでなく、不正監視の精度を高めることができる。例えば、発射モータON/OFF信号と発射個数信号に基づいて、空打ち状態を判定することができる。
また、発射信号を主基板21から出力するようにした場合は、大当り信号、図柄確定信号、確率変動信号、賞球信号などと共に発射信号を主基板21から出力することができる。
また、発射信号を主制御基板23から出力するようにした場合は、大当り信号、図柄確定信号、確率変動信号などと共に発射信号を主制御基板23から出力することができる。
また、発射信号を払出制御基板24から出力するようにした場合は、賞球信号などと共に発射信号を払出制御基板24から出力することができる。
また、発射信号を発射モータ制御基板25から出力するようにした場合は、他の基板から発射信号を出力する場合に比べ、配線などの簡略化を図ることができる。
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
8 発射ハンドル
13 発射モータ
18 特別図柄表示部
21 主基板
22 周辺基板
23 主制御基板
24 払出制御基板
25 発射モータ制御基板
37 外部出力端子基板
38 発射信号外部出力端子(発射モータON/OFF信号)
39 発射信号外部出力端子(発射個数信号)
40 発射信号外部出力端子(発射強度信号)
41 発射信号外部出力手段
4 遊技盤
8 発射ハンドル
13 発射モータ
18 特別図柄表示部
21 主基板
22 周辺基板
23 主制御基板
24 払出制御基板
25 発射モータ制御基板
37 外部出力端子基板
38 発射信号外部出力端子(発射モータON/OFF信号)
39 発射信号外部出力端子(発射個数信号)
40 発射信号外部出力端子(発射強度信号)
41 発射信号外部出力手段
Claims (10)
- 発射ハンドルの操作に応じて、遊技盤の遊技領域に遊技球を発射する弾球遊技機であって、
前記遊技球の発射状態を示す発射信号を生成し、これを発射信号外部出力端子に出力する発射信号外部出力手段が設けられることを特徴とする弾球遊技機。 - 前記発射信号は、遊技球を発射する発射モータのON/OFF状態を示す信号であることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
- 前記発射信号は、遊技球の発射個数を示す信号であることを特徴とする請求項1又は2記載の弾球遊技機。
- 前記発射信号は、遊技球が所定個数発射される毎に出力されることを特徴とする請求項3記載の弾球遊技機。
- 前記発射信号は、遊技球の発射強度を示す信号であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の弾球遊技機。
- 前記発射信号外部出力手段は、発射モータON/OFF信号、発射個数信号、発射強度信号のうち、少なくとも二つを出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の弾球遊技機。
- 前記発射信号は、遊技の結果に影響を及ぼす主基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の弾球遊技機。
- 前記発射信号は、前記主基板に含まれる主制御基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする請求項7記載の弾球遊技機。
- 前記発射信号は、前記主基板に含まれる払出制御基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする請求項7又は8記載の弾球遊技機。
- 前記発射信号は、前記主基板に含まれる発射モータ制御基板から前記発射信号外部出力端子に出力されることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
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