JP2008023374A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一般の遊技者により操作可能なボタンなどを用いた不正行為をより適切に発見できるようにする。
【解決手段】 パチンコ機から受信した大当り信号や変動短縮スイッチの操作に伴う変動短縮信号の履歴情報に基づいて大当りの直前の所定期間を注目期間として設定し(S380,S382)、この注目期間における変動短縮信号の履歴情報に基づいて変動短縮信号の連続ON時間やON回数を演算して正常値か異常値かを判定し(ステップS384,S386)、共に正常値であるときには変動短縮スイッチの操作内容を正常操作と判定し(S388)、いずれかが異常値であるときには異常操作と判定する(S390)。この結果、一般の遊技者により操作可能な変動短縮スイッチなどを用いた不正行為をより適切に発見できるようにすることができる。
【選択図】 図19

Description

本発明は、遊技機の管理装置に関し、詳しくは、遊技機の状態を管理する管理装置に関する。
従来、パチンコ機などの遊技機では、主制御基板に搭載した1チップCPUなどにより入賞の検出や大当たり判定、特別遊技の実行などの各種制御が行なわれており、こうした1チップCPUを不正品(所謂「不正ROM」)に交換して大当たり確率を異常な高確率に設定するなどの不正行為が問題となっている。こうした不正品では、例えば、予め定められた規則で遊技を行なう(例えば、図柄表示装置に特定の図柄が表示されている状態で特定の入賞口に入賞させるなど)ことにより大当たり確率が異常な高確率に設定されるようプログラミングされている。このような不正行為を防止するために各種の対策が採られており、例えば、パチンコ機の正面側にCCDカメラを設け、パチンコ機の扉の開放を検出したときにCCDカメラにより不正行為者を撮影するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−62293号公報
しかしながら、こうした遊技機では、遊技者が通常は行なわない「扉の開放」などの行為については対応できるものの、一般の遊技者が行なう行為については対応することができない。一方、近年の遊技機では、遊技者に遊技態様を選択させるための各種のボタン類などが設けられる傾向にあり、こうした一般の遊技者が行なうボタン類の操作を利用して大当り確率を異常な高確率に設定するようプログラミングされた不正品などの存在も考えられる。したがって、こうしたボタン類の操作を利用した不正行為についても対応することが望ましい。
本発明の遊技機の管理装置は、一般の遊技者により操作可能なボタンなどを用いた不正行為をより適切に発見できるようにすることを目的とする。
本発明の遊技機の管理装置は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
手段1.本発明の遊技機の管理装置は、
所定条件が成立したときに遊技者に有利な特別遊技を実行し、遊技の進行を制御する制御手段と、
遊技者による操作に伴って前記制御手段へ所定の操作信号を出力する操作手段と、
前記操作手段から前記制御手段へと出力される前記所定の操作信号を含む管理用信号を外部出力する外部出力手段と、
を備える遊技機の状態を管理する管理装置であって、
前記遊技機の外部出力手段から出力される管理用信号を受信する信号受信手段と、
該受信した管理用信号に基づいて前記遊技機の操作手段の異常操作を判定する異常操作判定手段と、
該判定結果を出力する判定結果出力手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の遊技機の管理装置では、遊技者が操作手段を操作することにより制御手段へ出力された所定の操作信号を管理用信号として遊技機から受信し、受信した所定の操作信号に基づいて操作手段の異常操作を判定して出力する。したがって、遊技者による操作手段の異常な操作をより確実に判定することができる。この結果、操作手段の操作を伴ってなされる不正行為の発見をより容易に行なうことができる。
手段2.手段1記載の遊技機の管理装置であって、前記異常操作判定手段は、前記受信した管理用信号のうち前記所定の操作信号の出力態様が所定の通常範囲外であるときに前記遊技機の操作手段の異常操作と判定する手段である遊技機の管理装置。
手段3.手段2記載の遊技機の管理装置であって、前記所定の操作信号の出力態様は、出力頻度,出力タイミング,連続出力時間のうち少なくとも一つを含む遊技機の管理装置。こうすれば、所定の操作信号の出力頻度や出力タイミング、連続出力時間が所定の通常範囲外であるときに操作手段の異常操作と判定するようにすることができる。
手段4.手段1ないし3いずれか記載の遊技機の管理装置であって、前記管理用信号は前記特別遊技の実行を示す特別遊技実行信号を含み、前記異常操作判定手段は前記受信した管理用信号に基づいて前記特別遊技が実行されたタイミングを基準とした所定期間における前記所定の操作信号に基づいて前記遊技機の操作手段の異常操作を判定する手段である遊技機の管理装置。こうすれば、特別遊技が実行されたタイミングを基準とした所定期間における操作手段の操作内容に基づいて異常操作を判定することができる。この結果、操作手段の操作を伴ってなされる不正行為は特別遊技の実行を目的とするものが多いから、不正行為の発見をより容易なものとすることができる。ここで「前記特別遊技が実行されたタイミングを基準とした所定期間」としては、例えば、特別遊技が実行されたタイミングの直前の所定期間(例えば、5分間など)などを挙げることができ、特別遊技が実行されたタイミングを含む期間であっても含まない期間であってもよい。
手段5.手段1ないし4いずれか記載の遊技機であって、所定の始動条件の成立に伴って識別要素を変動表示する変動表示手段を備え、前記操作手段は遊技者による操作に伴って前記変動表示手段による変動表示内容の切替を指示する変動切替指示信号を前記制御手段へ出力する変動内容切替スイッチであり、前記遊技機の制御手段は前記変動切替指示信号の受信に伴って変動表示内容の切替が行なわれるよう前記変動表示手段を制御する手段である遊技機。こうすれば、遊技者による変動内容切替スイッチの異常な操作をより確実に判定することにより変動内容切替スイッチを用いた不正行為の発見をより容易に行なうことができる。ここで「変動表示内容の切替」としては、識別要素の種類や背景の切替などを挙げることができる。
手段6.手段1ないし4いずれか記載の遊技機の管理装置であって、前記遊技機は、所定の始動条件の成立に伴って識別要素を変動表示する変動表示手段を備え、前記遊技機の操作手段は遊技者による操作に伴って前記変動表示手段による変動表示時間の短縮を指示する変動短縮指示信号を前記制御手段へ出力する変動時間短縮スイッチであり、前記遊技機の制御手段は前記変動短縮指示信号の受信に伴って前記識別要素の変動表示時間が短縮されるよう前記変動表示手段を制御する手段である遊技機の管理装置。こうすれば、遊技者による変動時間短縮スイッチの異常な操作をより確実に判定することにより変動時間短縮スイッチを用いた不正行為の発見をより容易に行なうことができる。
手段7.手段6記載の遊技機の管理装置であって、前記管理用信号は前記変動表示手段による識別要素の変動表示が実行中であるか否かを示す変動表示実行信号を含み、前記異常操作判定手段は前記受信した管理用信号に基づいて前記変動表示手段による識別要素の変動表示が実行中でない期間における前記変動短縮指示信号に基づいて前記変動時間短縮スイッチの操作異常を判定する手段である遊技機の管理装置。こうすれば、識別要素の変動表示が実行中でない期間における変動時間短縮スイッチの操作など、不自然な操作内容をより容易に発見することができる。
手段8.手段1ないし7いずれか記載の遊技機の管理装置であって、前記遊技機の操作手段は前記遊技機の正面側に配置されてなる遊技機の管理装置。
手段9.手段1ないし8いずれか記載の遊技機の管理装置であって、前記遊技機は遊技に用いる遊技媒体を払い出す払出手段を備え、前記遊技機の操作手段は遊技者による操作に伴って前記遊技媒体の貸出を指示する貸出指示信号を前記制御手段へ出力する貸出スイッチであり、前記遊技機の制御手段は前記貸出指示信号の受信に伴って前記遊技媒体が払い出されるよう前記払出手段を制御する手段である遊技機の管理装置。こうすれば、遊技者による貸出スイッチの異常な操作をより確実に判定することにより変動時間短縮スイッチを用いた不正行為の発見をより容易に行なうことができる。
手段10.手段1ないし9いずれか記載の遊技機の管理装置であって、前記遊技機は遊技に用いる遊技媒体の貸出用プリペイドカードを出し入れ可能な貸出ユニットを制御する貸出ユニット制御手段を備え、前記遊技機の操作手段は前記遊技者による操作に伴って前記貸出ユニットに挿入されている貸出用プリペイドカードの返却を指示するカード返却指示信号を前記制御手段へ出力するカード返却スイッチであり、前記遊技機の制御手段は前記カード返却指示信号の受信に伴って前記貸出ユニットに挿入されている貸出用プリペイドカードが返却されるよう前記貸出ユニット制御手段を制御する手段である遊技機の管理装置。こうすれば、遊技者によるカード返却スイッチの異常な操作をより確実に判定することによりカード返却スイッチを用いた不正行為の発見をより容易に行なうことができる。
手段11.手段1ないし10いずれか記載の遊技機の管理装置であって、前記遊技機に内蔵されてなる遊技機の管理装置。
本発明では、こうした遊技機の管理装置の形態の他、前述した遊技機と、この遊技機を管理する本発明の遊技機の管理装置とを備える遊技システムの形態とすることもできる。
なお、遊技機としては、パチンコ機やスロットマシン,このパチンコ機とスロットマシンとを融合させてなるものなど種々の遊技機に適用することができる。
遊技機としてのパチンコ機の基本構成としては、操作ハンドルを備えておりそのハンドル操作に応じて遊技球を所定の遊技領域に発射させ、遊技球が遊技領域内の所定の位置に配置された作動口に入賞することを必要条件として表示手段における識別要素の変動表示が開始すること、また、特別遊技状態発生中には遊技領域内の所定の位置に配置された入賞口が所定の態様で開放されて遊技球を入賞可能として、その入賞個数に応じた有価価値(景品球のみならず、磁気カードへの書き込み等も含む)が付与されること等が挙げられる。なお、こうしたパチンコ機には、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態とが存在するものとすることもできる。
遊技機としてのスロットマシンの基本構成としては、「遊技状態に応じてその遊技状態を識別させるための複数の識別要素からなる識別要素列を変動表示した後に識別要素を確定表示する表示手段と、作動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別要素の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因してあるいは所定時間経過することにより識別要素の変動が停止され、その停止時の確定識別要素が特定識別要素であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備える遊技機」を挙げることができる。この場合、遊技媒体はコイン、メダル等が代表例として挙げられる。こうしたスロットマシンにおいて、少なくとも多数個の遊技媒体例えばコイン、メダル等を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り状態)と遊技媒体を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態とが存在するものとすることもできる。
遊技機としてのパチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機の基本構成としては、「遊技状態に応じてその遊技状態を識別させるための複数の識別要素からなる識別要素列を変動表示した後に識別要素を確定表示する表示手段と、作動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別要素の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因してあるいは所定時間経過することにより識別要素の変動が停止され、その停止時の確定識別要素が特定識別要素であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として遊技球を使
用すると共に識別要素の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成されてなる遊技機」を挙げることができる。こうした遊技機には、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態の2種類の遊技状態とが存在するものとすることもできる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例としての遊技機の管理装置として機能するホールコンピュータ10により管理されるパチンコ機20を正面から見た外観図であり、図2はパチンコ機20の遊技盤30の構成の概略を示す構成図であり、図3は実施例のパチンコ機20の電気的接続を例示するブロック図である。実施例のパチンコ機20は、図1に示すように、前面枠22にはめ込まれたガラスに覆われた遊技盤30と、遊技球を貯留する上受け皿24および下受け皿26と、特別図柄表示装置40に表示される図柄変動の時間を短縮したいときに遊技者がオンする変動短縮スイッチ27と、遊技球を遊技盤30へ発射するための発射ハンドル28と、パチンコ機20全体を制御するメイン制御装置70(図3参照)とを備える。また、パチンコ機20には、図1に示すように、遊技者から挿入されたプリペイドカードの残高を識別してパチンコ機20に対して遊技球の払い出しを指示するCRユニット29が取り付けられている。
遊技盤30は、図2に示すように、遊技盤30の中央の上部に配置された普通図柄表示装置32と、遊技盤30の左右部に各々配置され遊技球の通過を検知する普通図柄始動口スイッチ36a,36bを有する普通図柄表示装置作動ゲート34a,34bと、普通図柄表示装置32の下側に配置された特別図柄表示装置40と、特別図柄表示装置40の下側に配置され遊技球の入賞を検知する特別図柄始動口スイッチ44を有する始動口42と、始動口42に取り付けられ開閉可能なチューリップ式の普通電動役物46と、始動口42の下側に配置され開閉可能な大入賞口50と、遊技盤30の左右下部に計4個配置された普通入賞口60a〜60dと、いずれの入賞口にも入らなかった遊技球を回収するアウト口69とを備える。
普通図柄表示装置32は、背後に設けられた図示しないランプの点灯を切り換えることにより変動表示する「○」および「×」の図柄32a,32bと、この「○」および「×」の図柄32a,32bの上側に配置された4個の普通図柄変動保留ランプ33a〜33dとを備える。「○」および「×」の図柄32a,32bは、遊技球が普通図柄表示装置作動ゲート34a,34bに入賞したのを検知したときに変動表示の開始がなされ、所定時間変動表示後に「○」および「×」の図柄32a,32bのいずれかを点灯した状態で変動表示を終了する。普通図柄変動保留ランプ33a〜33dは、普通図柄表示装置32による「○」および「×」の図柄32a,32bの変動表示の最中に遊技球が普通図柄表示装置作動ゲート34a,34bに入賞するごとに左側から順に一つずつ点灯され、普通図柄表示装置32による「○」および「×」の図柄32a,32bの変動表示が開始される毎に点灯とは逆の順に消灯されることにより、変動表示の最中に普通図柄表示装置作動ゲート34a,34bに入賞した回数を最大4回まで保留回数として示す。
始動口42に設けられたチューリップ式の普通電動役物46は、普通図柄表示装置32による変動表示が「○」の図柄32aで停止したときに当たりとしてチューリップを所定時間(例えば0.3秒間)開くものとして構成されている。
特別図柄表示装置40は、液晶ディスプレーなどの表示装置として構成されており、図3に示す表示用制御装置96により表示内容が制御されている。特別図柄表示装置40は、通常、図4に例示するように、キャラクタと数字とから構成される左,中,右の3個の図柄L,M,Rを表示しており、遊技球が始動口42に入賞するのを検知したときにこの3個の図柄L,M,Rを変動表示させる。そして、所定の変動時間が終了したときに、3個の図柄L,M,Rを図柄L,図柄R,図柄Mの順に変動表示を停止し、3個の図柄L,M,Rが一致したときに大当たりとして特別遊技動画を表示する。特別遊技動画の一例を図5に示す。
遊技盤30には、普通図柄表示装置32と特別図柄表示装置40との間に4個の特別図柄変動保留ランプ41a〜41dが設けられている。この特別図柄変動保留ランプ41a〜41dは、特別図柄表示装置40による3個の図柄L,M,Rの変動表示の最中や特別遊技動画を表示している最中に遊技球が始動口42に入賞するごとに左側から順に一つずつ点灯され、特別図柄表示装置40による3個の図柄L,M,Rの変動表示が開始される毎に点灯とは逆の順に消灯されることにより、変動表示の最中や特別遊技動画を表示している最中に始動口42に入賞した球数を最大4個まで保留球数として示す。
大入賞口50は、通常は遊技球を受け入れない閉状態とされており、大当たりのときに、図3に示す大入賞口駆動装置52によって遊技球を受け入れやすい開状態と通常の閉状態とが所定の条件に基づいて繰り返されるよう駆動される。大入賞口50には、遊技球の入賞をカウントする10カウントスイッチ54(図3参照)や大入賞口50の中央部に設けられたVゾーン56に遊技球が入賞したのを検出するVカウントスイッチ58(図3参照)が取り付けられている。
遊技盤30には、この他、発射された遊技球を円弧上に導くレール62や遊技盤30の中央部に導く左右の肩部に配置されたランプ風車64a,64b,普通図柄表示装置作動ゲート34a,34bの近傍に配置された風車66a,66b,特別図柄表示装置40の両横に取り付けられた計8個のインジケータ68a〜68hなども取り付けられている。なお、遊技球をガイドしたり弾いたりしてその遊技性を高める複数の釘については図示を省略した。
メイン制御装置70は、CPU72を中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPU72には電源を供給する電源回路73の他に、処理プログラムを記憶するROM74や一時的にデータを記憶するRAM76,所定周波数の矩形波を出力するクロック回路78,入出力処理回路80がバス82によって接続されている。メイン制御装置70には、変動短縮スイッチ27からの変動短縮信号や普通図柄始動口スイッチ36a,36bからの入賞信号,特別図柄始動口スイッチ44からの始動信号,10カウントスイッチ54からのカウント信号,Vカウントスイッチ58からのV信号,普通入賞スイッチや賞球カウントスイッチなどの他の入力装置88からの入力信号などが入出力処理回路80を介して入力されている。また、メイン制御装置70からは、普通図柄表示装置32への駆動信号や大入賞口駆動装置52への駆動信号,普通図柄変動保留ランプ33a〜33dや特別図柄変動保留ランプ41a〜41dへの点灯信号,普通電動役物46への駆動信号、スピーカ86が接続された音声用制御装置95への制御信号,特別図柄表示装置40の表示制御を司る表示用制御装置96への制御信号,遊技球の払い出しを行なう払出用モータ92が接続された払出用制御装置90への払出制御信号,他の出力装置89への駆動信号などが入出力処理回路80を介して出力されている。なお、インジケータ68a〜68hへの点灯信号は他の出力装置89から出力されている。
実施例のホールコンピュータ10は、ホール内に設置された各パチンコ機20を管理するコンピュータとして構成されており、図6に示すように、枠用外部端子板98や盤用外部端子板99を介して各パチンコ機20と通信可能に接続されている。ホールコンピュータ10には、遊技球の入賞により賞球(景品球)が10個払い出されるごとに出力される賞球信号や前面枠22の開放が検知されたときに出力される扉開放信号(図示せず),遊技球のアウト口69への回収が10個検知されるごとに出力されるアウト信号(図示せず)などが枠用外部端子板98を介して入力されており、大当り中に出力される大当り信号や特別図柄の変動が停止するごとに出力される特別図柄確定信号(図示せず),変動短縮スイッチ27からメイン制御装置70へと出力される変動短縮信号などが盤用外部端子板99を介して入力されている。変動短縮信号は、図示するように、変動短縮スイッチ27から出力された変動短縮信号がメイン制御装置70へと出力されると共に分岐した通信経路を介して盤用外部端子板99へと出力されホールコンピュータ10に入力されるようになっている。したがって、メイン制御装置70が不正品に交換された場合であっても、変動短縮スイッチ27から出力された変動短縮信号は、メイン制御装置70を介さずに、そのままホールコンピュータ10へと出力されることになる。
次に、こうして構成されたパチンコ機20の動作について説明する。図7は、メイン制御装置70により実行されるメインルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、2msec毎)に繰り返し実行される。
[メインルーチン]
メインルーチンが実行されると、メイン制御装置70のCPU72は、図8に例示する始動入賞処理(ステップS100),図9に例示する変動開始処理(ステップS102),図10に例示する変動終了処理(ステップS104),図11に例示するカウンタ更新処理(ステップS106),図18に例示する賞球コマンド送信処理(ステップS108)を実行し、その後、図12に例示するハズレ図柄カウンタ更新処理(ステップS110)を繰り返し実行する。説明の容易のために、まず、カウンタ更新処理とハズレ図柄カウンタ更新処理とを説明し、その後その他の各処理について説明する。
[カウンタ更新処理]
カウンタ更新処理では、図11に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、内部乱数カウンタC1,リーチ乱数カウンタC2,当り図柄カウンタC3,変動パターンカウンタC4の各々のカウンタをインクリメントする処理を実行する(ステップS240)。内部乱数カウンタC1は、大当たりか否かを判定する際に用いられるカウンタであり、実施例では0〜629までを順に値1ずつインクリメントする。リーチ乱数カウンタC2は、リーチ遊技を行なうか否かを判定する際に用いられるカウンタであり、実施例では0〜11までを順に値1ずつインクリメントする。当り図柄カウンタC3は、大当たりのときに特別図柄表示装置40で変動表示している左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(当り図柄)を決定する際に用いられるカウンタであり、実施例では0〜11までを順に値1ずつインクリメントする。変動パターンカウンタC4は、特別図柄表示装置40の左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示させるパターンを決定する際に用いられるカウンタであり、実施例では0〜99までを順に値1ずつインクリメントする。こうして各カウンタを更新すると、各カウンタをRAM76の所定領域に設定されたカウンタ用バッファに格納して(ステップS242)、カウンタ更新処理を終了する。
[ハズレ図柄カウンタ更新処理]
ハズレ図柄カウンタ更新処理では、図12に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、まず、ハズレ図柄左カウンタClをインクリメントする処理を実行する(ステップS250)。ハズレ図柄左カウンタClは、ハズレのときに特別図柄表示装置40で変動表示している左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(ハズレ図柄)のうち左の図柄Lを決定する際に用いられるカウンタであり、実施例では0〜図柄の数から値1を減じた数までを順に値1ずつインクリメントする。続いてハズレ図柄左カウンタClが値0であるかを判定し(ステップS252)、ハズレ図柄左カウンタClが値0であるときには、ハズレ図柄右カウンタCrをインクリメントする(ステップS254)。ハズレ図柄右カウンタCrは、ハズレのときに特別図柄表示装置40で変動表示している左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(ハズレ図柄)のうち右の図柄Rを決定する際に用いられるカウンタであり、実施例ではハズレ図柄左カウンタClと同様に0〜図柄の数から値1を減じた数までを順に値1ずつインクリメントする。同様に、ハズレ図柄右カウンタCrが値0であるかを判定し(ステップS256)、ハズレ図柄右カウンタCrが値0であるときには、ハズレ図柄中カウンタCmをインクリメントする(ステップS258)。ここで、ハズレ図柄中カウンタCmは、ハズレのときに特別図柄表示装置40で変動表示している左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(ハズレ図柄)のうち中の図柄Mを決定する際に用いられるカウンタであり、実施例ではハズレ図柄左カウンタClやハズレ図柄右カウンタCrと同様に0〜図柄の数から値1を減じた数までを順に値1ずつインクリメントする。
各ハズレ図柄カウンタCl,Cr,Cmをインクリメントするか、ステップS252でハズレ図柄左カウンタClが値0でないと判定されたときか、ステップS256でハズレ図柄右カウンタCrが値0でないと判定されたときは、ハズレ図柄左カウンタClとハズレ図柄右カウンタCrとが一致するかを判定する(ステップS260)。ハズレ図柄左カウンタClとハズレ図柄右カウンタCrとが一致しないときには、各ハズレ図柄カウンタCl,Cm,CrをRAM76の所定領域に設定されたハズレ図柄バッファに格納して(ステップS262)、本ルーチンを終了する。一方、ハズレ図柄左カウンタClとハズレ図柄右カウンタCrとが一致するときには、ハズレ図柄中カウンタCmも一致するかを判定する(ステップS264)。ハズレ図柄左カウンタClとハズレ図柄右カウンタCrは一致するがハズレ図柄中カウンタCmは異なるときには、各ハズレ図柄カウンタCl,Cm,CrをRAM76の所定領域に設定されたハズレリーチ図柄バッファに格納して(ステップS266)、本ルーチンを終了する。各ハズレ図柄カウンタCl,Cm,Crの全てが一致するときは、ハズレ図柄ではないから各ハズレ図柄カウンタCl,Cm,Crのハズレ図柄バッファやハズレリーチ図柄バッファへの格納を行なうことなく本ルーチンを終了する。
このハズレ図柄カウンタ更新処理は、図7に例示したメインルーチンのフローチャートから解るように、所定時間経過毎にメインルーチンが実行されるまでの空き時間に繰り返し行なわれる。したがって、内部乱数カウンタC1やリーチ乱数カウンタC2などの他のカウンタがメインルーチンが実行される毎にカウントアップするのに対して、ハズレ図柄左カウンタClはメインルーチンが実行される毎に加えてループ処理が実行される毎にカウントアップする。
[始動入賞処理]
始動入賞処理では、図8に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、まず、遊技球が入賞したか否かを判定する(ステップS200)。この判定は、特別図柄始動口スイッチ44がオンされたか否か,10カウントスイッチ54がオンされたか否か,普通入賞口60a〜60dの入賞を検知する図示しないスイッチがオンされたか否かにより行なうことができる。遊技球が入賞したと判定されると、入賞球数N0を値1だけインクリメントし(ステップS201)、その遊技球の入賞が始動口42への入賞であるかを判定し(ステップS202)、始動口42への入賞であると判定されると、さらに保留球数Nが4未満であるか否かを調べる(ステップS203)。前述したように、実施例では保留球数は最大4個までだからである。
保留球数Nが4未満のときには、保留球数Nを値1だけインクリメントすると共に(ステップS204)、特別図柄変動保留ランプ41a〜41dを左から順に1つ点灯し(ステップS206)、図11のカウンタ更新処理のステップS242や図12のハズレ図柄カウンタ更新処理のステップS262でRAM76の所定領域に設定されたバッファに格納された内部乱数カウンタ値,リーチ乱数カウンタ値,当り図柄カウンタ値,ハズレ図柄カウンタ値を同じくRAM76の所定領域に設定された保留球格納エリアの空き記憶エリアのうち最初のエリアに格納する(ステップS208)。保留球格納エリアの構造の一例を図13に示す。図示するように、保留球格納エリアは、内部乱数カウンタ値,リーチ乱数カウンタ値,当り図柄カウンタ値,ハズレ図柄カウンタ値を1つずつ格納可能な1つの実行エリアと4つの保留エリアとから構成されている。
各カウンタ値の保留球格納エリアへの格納処理を終了した後や、ステップS200で遊技球は入賞していないと判定されたとき、ステップS202で遊技球の入賞は始動口42への入賞ではないと判定されたとき、あるいはステップS203で保留球数Nが4未満と判定されなかったときには、保留球数Nが値0より大きいか否かを判定すると共に(ステップS210)、特別図柄表示装置40で左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示中であるか否か、あるいは、大当り中であるか否かを判定する(ステップS212)。保留球数Nが値0でなく、特別図柄表示装置40が変動表示中でもなく、大当り中でもないときには、変動許可フラグF1に値1をセットして(ステップS214)、本ルーチンを終了し、保留球数Nが値0であったり、特別図柄表示装置40が変動表示中であったり、大当り中であるときには、変動許可フラグF1のセットを行なわずに本ルーチンを終了する。
[変動開始処理]
変動開始処理では、図9に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、まず、変動許可フラグF1が値1であるか否かを判定する処理を実行する(ステップS220)。変動許可フラグF1が値1でないときには、保留球数Nが値0であるか特別図柄表示装置40によって左,中,右の3個の図柄L,M,Rが変動表示中であるか、大当り中であるかのいずれかの場合であると判断して、本ルーチンを終了する。
変動許可フラグF1が値1のときには、特別図柄変動保留ランプ41a〜41dを右側から順に1つ消灯すると共に(ステップS222)、保留球数Nを値1だけデクリメントし(ステップS224)、保留球格納エリアに格納されたデータをシフトする処理を行なう(ステップS226)。このデータシフト処理は、図13に例示する保留球格納エリアの4つの保留エリアに格納されているデータを実行エリア側にワンブロックシフトさせる処理である。即ち、保留エリアAのデータを実行エリアに、保留エリアBのデータを保留エリアAに、保留エリアCのデータを保留エリアBに、保留エリアDのデータを保留エリアCに移動させる処理である。
次に特別図柄表示装置40に左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示させた後に変動表示停止時の図柄を設定する停止図柄コマンドと特別図柄表示装置40による左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動パターンコマンドとからなる表示コマンドの決定処理を行ない(ステップS227)、決定した表示コマンドを入出力処理回路80を介して表示用制御装置96に送信し(ステップS228)、変動許可フラグF1に値0をセットすると共に、遊技者による変動短縮スイッチ27のオン操作を受け付けるべく短縮許可フラグF2に値1をセットして(ステップS229)、本ルーチンを終了する。表示コマンドを受信した表示用制御装置96は、表示コマンドのうちの変動パターンコマンドに従って特別図柄表示装置40の左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示すると共に後述する確定コマンドを受信したときに停止図柄コマンドに従って特別図柄表示装置40の左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動表示を停止する。なお、ステップS227の表示コマンド決定処理は、図14に例示するフローチャートを用いて行なわれる。
[表示コマンド決定処理]
表示コマンド決定処理では、図14に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、まず、保留球格納エリアの実行エリアに格納されている内部乱数カウンタC1の値が大当りか否かを判定する(ステップS300)。この大当り判定は、内部乱数カウンタC1の値が大当りの値、例えば「7」か「322」のいずれかであるか否かを判定することにより行なわれる。実施例では、内部乱数カウンタC1は0〜629までを順にカウントアップしているから、大当りの確率は1/315となる。大当りと判定されると、保留球格納エリアの実行エリアに格納されている当り図柄カウンタC3の値を停止図柄コマンドに設定し(ステップS310)、図15に例示する大当り時変動パターンコマンド決定処理を行なって(ステップS312)、本ルーチンを終了する。大当り時変動パターンコマンド決定処理では、RAM76の所定領域に設定されたバッファに格納されている変動パターンカウンタC4の値を調べ(ステップS340)、変動パターンカウンタC4が20未満のときにはパターンBを変動パターンコマンドに設定し(ステップS342)、変動パターンカウンタC4が20以上60未満のときにはパターンCを変動パターンコマンドに設定し(ステップS344)、変動パターンカウンタC4が60以上のときにはパターンDを変動パターンコマンドに設定する(ステップS346)。各パターンについては後述する。
一方、ステップS300で大当りではないと判定されると、保留球格納エリアの実行エリアに格納されているリーチ乱数カウンタC2の値がリーチ当りか否かを判定する(ステップS302)。このリーチ当り判定は、リーチ乱数カウンタC2の値がリーチ当りの値、例えば「7」であるか否かを判定することにより行なわれる。実施例では、リーチ乱数カウンタC2は0〜11までを順にカウントアップされるからリーチ当りの確率は1/12となる。リーチ当りと判定されると、RAM76の所定領域に設定されたハズレリーチ図柄バッファに格納されているハズレ図柄カウンタCl,Cm,Crの値を停止図柄コマンドに設定し(ステップS320)、図16に例示するハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理を行なって(ステップS322)、本ルーチンを終了する。ハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理では、大当り時変動パターン決定処理と同様に、RAM76の所定領域に設定されたバッファに格納されている変動パターンカウンタC4の値を調べ(ステップS350)、変動パターンカウンタC4が50未満のときにはパターンBを変動パターンコマンドに設定し(ステップS352)、変動パターンカウンタC4が50以上90未満のときにはパターンCを変動パターンコマンドに設定し(ステップS354)、変動パターンカウンタC4が90以上のときにはパターンDを変動パターンコマンドに設定する(ステップS356)。なお、ステップS302でリーチ当りでないと判定されると、保留球格納エリアの実行エリアに格納されているハズレ図柄カウンタCl,Cm,Crの値を停止図柄コマンドに設定し(ステップS330)、パターンAを変動パターンコマンドに設定して(ステップS332)、本ルーチンを終了する。
実施例では各変動パターンは次のように設定されている。パターンAは、特別図柄表示装置40による左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動表示を開始した後、7秒後に左図柄Lを停止し、8秒後に右図柄Rを停止し、9秒後に中図柄Mを停止するパターンとして設定されている。パターンBは、特別図柄表示装置40による左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動表示を開始した後、7秒後に左図柄Lを停止し、8秒後に右図柄Rを停止したときに左図柄Lと右図柄Rとが一致するときに中図柄Mを低速度で7秒間変動表示させて停止するいわゆるノーマルリーチのパターンとして設定されている。パターンCは、パターンBの中図柄Mの停止タイミングで中図柄Mの変動表示を停止することなく高速度で更に5秒間変動表示した後に停止するいわゆるスーパーリーチのパターンとして設定されている。パターンDは、パターンCの中図柄Mの停止タイミングで中図柄Mの変動表示を停止することなく低速度で更に10秒間変動表示した後に当り図柄または当り図柄の前後の図柄で停止するいわゆるスペシャルリーチのパターンとして設定されている。なお、スーパーリーチやスペシャルリーチでは、単に左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示するだけでなく、所定のリーチ遊技が行なわれる。
実施例では、図15および図16を用いて説明したように大当り時変動パターンコマンド決定処理ではハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理に比してパターンDが設定されやすくなっており、逆にハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理では大当り時変動パターンコマンド決定処理に比してパターンBが設定されやすくなっている。即ち、大当り時変動パターンコマンド決定処理ではスペシャルリーチが設定されやすく、ハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理ではノーマルリーチが設定されやすくなっている。このように設定することにより遊技性を高め興趣の向上を図っているのである。
[変動終了処理]
変動終了処理では、図10に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、まず、大当り中であるか否かを判定する(ステップS230)。ここで、大当り中には、大当りの際に特別図柄表示装置40で表示される特別遊技の最中と特別遊技終了後の所定時間の最中とが含まれる。特別遊技終了後の所定時間は、例えばパチンコ機20の各状態を整えるのに要する時間などとして設定される。大当り中ではないと判定されると、ホールコンピュータ10が接続された盤用外部端子板99に大当り信号をOFF出力して(ステップS231)、変動パターンにおける変動時間が終了しているか否かを判定する(ステップS232)。この処理は、各変動パターンはパターン毎に変動時間が設定されているから、その時間を経過したか否かを判定することにより行なわれる。変動時間が終了しているときには、変動表示の停止と確認のために設定されている停止図柄を確定コマンドとして表示用制御装置96に送信する(ステップS234)。そして、大当りか否かを判定して(ステップS236)、大当りのときには大当り実行コマンドを表示用制御装置96や大入賞口駆動装置52などに送信して(ステップS238)、本ルーチンを終了する。ここで、ステップS236の大当りの判定は、変動開始処理におけるステップS227の表示コマンド決定処理(図14)で行なわれているからその判定結果を用いるものとしてもよいし、保留球格納エリアの実行エリアに格納されている内部乱数カウンタC1の値を用いて判定するものとしてもよい。なお、ステップS230で大当り中と判定されたときにはホールコンピュータ10が接続された盤用外部端子板99に大当り信号をON出力して(ステップS239)、本ルーチンを終了し、ステップS232で変動時間が終了していないと判定されたときには図17に例示した変動短縮処理を実行して本ルーチンを終了し、ステップS236の大当り判定で大当りでないと判定されたときには、そのまま本ルーチンを終了する。ここで、図17に例示した変動短縮処理について説明する。
[変動短縮処理]
変動短縮処理では、図17に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、まず、短縮許可フラグF2の値が0か1かを判定し(ステップS360)、F2の値が0のときつまり変動短縮が許可されていないときには本ルーチンを終了し、F2の値が1のときつまり変動短縮が許可されているときには変動短縮スイッチ27がオンされたか否かを判定し(ステップS362)、オンされていないときにはそのままこのルーチンを終了する。一方、ステップS362で変動短縮スイッチ27がオンされているときには、確定コマンドを表示用制御装置96に送信し(ステップS364)、変動終了処理のステップS236,S238と同様に、大当りか否かを判定すると共に大当りのときには大当り実行コマンドを表示用制御装置96や大入賞口駆動装置52などに送信して(ステップS366,S368)、本ルーチンを終了する。このように、変動短縮が許可されている状態で遊技者により変動短縮スイッチ27がオンされると、変動パターンにおける変動時間に拘らず確定コマンドを送信して変動表示を停止することにより変動時間を短縮するのである。
[賞球コマンド送信処理]
賞球コマンド送信処理では、図18に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、まず、図8の始動入賞処理のステップS201でインクリメントされる入賞球数N0の値を調べる(ステップS370)。入賞球数N0が値0よりも大きいときには、入賞球数N0を値1だけデクリメントすると共に(ステップS372)、上受け皿24や下受け皿26に払い出すべき賞球数nを設定する処理を行なう(ステップS374)。ここで、賞球数nは、実施例では、遊技球が入賞した入賞口の種類(実施例では、始動口42や大入賞口50,普通入賞口60a〜60d)と賞球数nとを予め関係付けておき、この関係に基づいて入賞した始動口から賞球数nを導出して設定するものとした。そして、設定した賞球数nの賞球の払い出しを指示する賞球コマンドを払出用制御装置90に送信する処理を行なって(ステップS376)、本ルーチンを終了する。賞球コマンドを受信した払出用制御装置90では、賞球コマンドとして設定された賞球数nの払い出しが行なわれるよう払出用モータ92を駆動制御すると共に、払い出した賞球数nを示す賞球信号を枠用外部端子板98を介してホールコンピュータ10に出力する。なお、賞球信号の出力は、例えば、賞球を10個払い出すごとに賞球信号として100msecのON信号を出力することにより行なわれる。
次に、実施例のホールコンピュータ10の動作、特に、パチンコ機20の変動短縮スイッチ27の異常操作を判定する際の動作について説明する。図19は、ホールコンピュータ10により実行される異常操作判定処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、所定のタイミング(例えば、ホールコンピュータ10の管理者などにより所定の指示がなされたタイミングや所定の時刻など)で実行される。
[異常操作判定処理]
異常操作判定処理では、図19に示すように、ホールコンピュータ10は、まず、パチンコ機20から受信した大当り信号の履歴情報や変動短縮信号の履歴情報を読み込む処理を実行する(ステップS380)。これらの情報は、パチンコ機20から大当り信号や変動短縮信号などを受信する都度ホールコンピュータ10の図示しないハードディスクなどに蓄積され、パチンコ機20毎に履歴として記憶されている。大当り信号の履歴や変動短縮信号の履歴の一例を図20に示す。なお、読み込む履歴情報の期間は、当日分の履歴情報のみを読み込むものとしたり、指定された期間の履歴情報を読み込むものとしたりすることができる。
そして、読み込んだ履歴情報に基づいて、大当りのタイミング(即ち、大当り信号がOFFからONへと切り替わるタイミング)の直前の所定期間(例えば、5分間など)を注目期間として設定し、この注目期間における変動短縮信号の履歴情報を抽出する(ステップS382)。設定された注目期間の一例を図21に示す。
こうして注目期間の変動短縮信号の履歴情報を抽出すると、この注目期間において、変動短縮スイッチ27の異常な操作がなされたか否かを判定するために、変動短縮信号の連続ON時間や各注目期間におけるON回数(OFFからONへと切り替わる回数)を演算して正常値か異常値かを判定する(ステップS384,S386)。実施例では、連続ON時間やON回数の判定用の閾値を予め定めておき、この閾値と演算した連続ON時間やON回数とを比較することにより、正常値か異常値かを判定するものとした。例えば、連続ON時間の閾値として「30秒」を設定し「30秒」以上の連続ON時間が存在する場合に異常値と判定したり、各注目期間におけるON回数の閾値として「50回」を設定し「50回」以上のON回数が存在する場合に異常値と判定したりする。
そして、連続ON時間とON回数とが共に正常値であるときには変動短縮スイッチ27の操作内容を正常操作と判定し(ステップS388)、いずれかが異常値であるときには変動短縮スイッチ27の操作内容を異常操作と判定し(ステップS390)、判定結果を出力して(ステップS392)、この異常操作判定処理を終了する。図22は、ホールコンピュータ10のモニタに出力された判定結果の一例を示す説明図である。この例は、連続ON時間に関する異常操作が判定された例であり、図示するように、異常操作が判定されたパチンコ機20を特定する情報(シマNoや台No)と異常操作の内容とを表示すると共に参考情報としてベース(大当り中以外の出玉率)や大当り回数を表示している。なお、判定結果の出力形態は問わず、例えば、所定の用紙にプリントアウトするものとしても構わないのは勿論である。
以上説明した実施例のホールコンピュータ10によれば、遊技者が変動短縮スイッチ27を操作することによりメイン制御装置70へと出力される変動短縮信号を盤用外部端子板99を介して入力し、この変動短縮信号の履歴に基づいて変動短縮スイッチ27の異常操作を判定することができる。したがって、メイン制御装置70が不正品に交換され変動短縮スイッチ27の操作に伴って大当り確率を異常な高確率に設定するなどの不正行為がなされても、変動短縮スイッチ27から出力される変動短縮信号の連続ON時間やON回数に基づいて異常操作を判定することができる。この結果、変動短縮スイッチ27の操作を伴ってなされる不正行為の発見をより容易なものとすることができる。さらに、こうした変動短縮スイッチ27の操作を伴ってなされる不正行為は大当りを目的とするものが多いと考えられ、大当りのタイミングの直前の所定期間における変動短縮信号の履歴に基づいて異常操作を判定するから、より適切に、不正行為の発見を行なうことができる。
実施例のホールコンピュータ10では、遊技者が変動短縮スイッチ27を操作することによりメイン制御装置70へ出力される変動短縮信号をパチンコ機20から入力して異常操作を判定するものとしたが、遊技者による操作に伴ってメイン制御装置70へ所定の操作信号を出力するものであれば、その他のスイッチ・ボタン類に関する操作信号をパチンコ機20から入力して異常操作を判定するものとしてもよい。例えば、特別図柄表示装置40による変動表示内容(図柄L,M,Rの種類や背景など)を切り替える変動内容切替スイッチやCRユニット29に挿入されたプリペイドカードの残高に応じて遊技球の貸し出しを指示する貸出スイッチ,CRユニット29に挿入されたプリペイドカードの返却を指示するカード返却スイッチ,遊技球の発射を一時的に停止する発射停止ボタンなどの操作に伴って出力される操作信号を、パチンコ機20から入力して異常操作を判定するものとしてもよい。
実施例のホールコンピュータ10では、大当りのタイミングの直前の所定期間における変動短縮信号の履歴に基づいて異常操作を判定するものとしたが、これに限られず、例えば、通常は変動短縮スイッチ27が操作されないと考えられる期間(例えば、特別図柄表示装置40による変動表示が停止中の期間など)や賞球数が所定数を超えている期間における変動短縮信号の履歴に基づいて異常操作を判定するものとしたり、全期間における変動短縮信号の履歴に基づいて異常操作を判定するものとしても差し支えない。
実施例のホールコンピュータ10では、変動短縮信号の連続ON時間やON回数に基づいて変動短縮スイッチ27の異常操作を判定するものとしたが、変動短縮信号の出力態様に基づいて異常操作を判定するものであればよく、その他の情報に基づいて異常操作を判定するものとしても構わないし、各種の統計的手法を用いて異常操作を判定するものとしてもよい。
実施例では、変動短縮信号の履歴に基づいて変動短縮スイッチ27の異常操作を判定する本発明の遊技機の管理装置をホールコンピュータ10の形態として説明したが、こうした遊技機の管理装置をパチンコ機20に内蔵するものとしても構わない。
実施例では、「第1種(セブン機)」に属する機種のパチンコ機であるパチンコ機20を例に説明したが、所定条件が成立したときに遊技者に有利な特別遊技を実行する遊技機であればよいから、「第2種(羽根物)」や「第3種(権利物)」に属する機種のパチンコ機などにも適用することができるのは勿論であり、スロットマシンやパチンコ機とスロットマシンとを融合させた融合機などの他の遊技機にも適用することもできる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
パチンコ機20を正面から見た外観図である。 パチンコ機20の遊技盤30の構成の概略を示す構成図である。 パチンコ機20の電気的接続を例示するブロック図である。 特別図柄表示装置40に表示される表示図の一例を示す説明図である。 特別図柄表示装置40に表示される特別遊技動画の一例を示す説明図である。 パチンコ機20とホールコンピュータ10との電気的接続を例示するブロック図である。 メイン制御装置70により実行されるメインルーチンの一例を示すフローチャートである。 メイン制御装置70により実行される始動入賞処理の一例を示すフローチャートである。 メイン制御装置70により実行される変動開始処理の一例を示すフローチャートである。 メイン制御装置70により実行される変動終了処理の一例を示すフローチャートである。 メイン制御装置70により実行されるカウンタ更新処理の一例を示すフローチャートである。 メイン制御装置70により実行されるハズレ図柄カウンタ更新処理の一例を示すフローチャートである。 保留球格納エリアの一例を示す説明図である。 メイン制御装置70により実行される表示コマンド決定処理の一例を示すフローチャートである。 メイン制御装置70により実行される大当り時変動パターンコマンド決定処理の一例を示すフローチャートである。 メイン制御装置70により実行されるハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理の一例を示すフローチャートである。 メイン制御装置70により実行される変動短縮処理の一例を示すフローチャートである。 メイン制御装置70により実行される賞球コマンド送信処理の一例を示すフローチャートである。 ホールコンピュータ10により実行される異常操作判定処理の一例を示すフローチャートである。 大当り信号や変動短縮信号の履歴情報の一例を示す説明図である。 変動短縮信号の注目期間の一例を示す説明図である。 ホールコンピュータ10のモニタに出力された異常操作判定処理の判定結果の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 ホールコンピュータ、20 パチンコ機、22 前面枠、24 上受け皿、26 下受け皿、27 変動短縮スイッチ、28 発射ハンドル、29 CRユニット、30 遊技盤、32 普通図柄表示装置、32a,32b 「○」および「×」の図柄、33a〜33d 普通図柄変動保留ランプ、34a,34b 普通図柄表示装置作動ゲート、36a,36b 普通図柄始動口スイッチ、40 特別図柄表示装置、41a〜41d 特別図柄変動保留ランプ、42 始動口、44 特別図柄始動口スイッチ、46 普通電動役物、50 大入賞口、52 大入賞口駆動装置、54 10カウントスイッチ、56 Vゾーン、58 Vカウントスイッチ、60a〜60d 普通入賞口、62 レール、64a,64b ランプ風車、66a,66b 風車、68 68a〜68h インジケータ、69 アウト口、70 メイン制御装置、72 CPU、73 電源回路、74 ROM、76 RAM、78 クロック回路、80 入出力処理回路、82 バス、86 スピーカ、88 他の入力装置、89 他の出力装置、90 払出用制御装置、92 払出用モータ、95 音声用制御装置、96 表示用制御装置、98 枠用外部端子板、99 盤用外部端子板。

Claims (4)

  1. 所定条件が成立したときに遊技者に有利な特別遊技を実行し、遊技の進行を制御する制御手段と、
    遊技者による操作に伴って前記制御手段へ所定の操作信号を出力する操作手段と、
    前記操作手段から前記制御手段へと出力される前記所定の操作信号を含む管理用信号を外部出力する外部出力手段と、
    を備える遊技機の状態を管理する管理装置であって、
    前記遊技機の外部出力手段から出力される管理用信号を受信する信号受信手段と、
    該受信した管理用信号に基づいて前記遊技機の操作手段の異常操作を判定する異常操作判定手段と、
    該判定結果を出力する判定結果出力手段と、
    を備える遊技機の管理装置。
  2. 前記異常操作判定手段は、前記受信した管理用信号のうち前記所定の操作信号の出力態様が所定の通常範囲外であるときに前記遊技機の操作手段の異常操作と判定する手段である請求項1記載の遊技機の管理装置。
  3. 請求項1または2記載の遊技機の管理装置であって、
    前記管理用信号は前記特別遊技の実行を示す特別遊技実行信号を含み、
    前記異常操作判定手段は前記受信した管理用信号に基づいて前記特別遊技が実行されたタイミングを基準とした所定期間における前記所定の操作信号に基づいて前記遊技機の操作手段の異常操作を判定する手段である、
    遊技機の管理装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか記載の遊技機の管理装置であって、
    前記遊技機は、所定の始動条件の成立に伴って識別要素を変動表示する変動表示手段を備え、
    前記遊技機の操作手段は、遊技者による操作に伴って前記変動表示手段による変動表示時間の短縮を指示する変動短縮指示信号を前記制御手段へ出力する変動時間短縮スイッチであり、
    前記遊技機の制御手段は、前記変動短縮指示信号の受信に伴って前記識別要素の変動表示時間が短縮されるよう前記変動表示手段を制御する手段である、
    遊技機の管理装置。
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