JP4943167B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ遊技機などの弾球遊技機に関し、特に、複数種類のリーチ演出を行う弾球遊技機に関する。
始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという抽選を行うと共に、抽選結果に応じた演出表示を行う弾球遊技機が普及している。演出表示には、通常、非リーチ演出と、複数種類のリーチ演出とがあり、遊技者は、大当りとなる可能性が高いスーパーリーチなどのリーチ演出が発生することを期待しながら遊技を行っている。
近年、遊技者のボタン操作によって、リーチ演出の時間や種類を選べるようにした弾球遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特に、リーチ演出の種類は、大当りの信頼度が関係しており、遊技者の関心事であることから、リーチ演出の種類を選ばせるというボタン演出は、遊技者の参加率(ボタン操作率)が高いものとできる。
複数種類のリーチ演出の中から一つのリーチ演出を選ばせるという従来のボタン演出は、例えば、遊技者に対して、特定のリーチ演出の表題と、他のリーチ演出の表題とを並列して表示すると共に、その表示を交互に点滅させ、遊技者のボタン操作によって点滅を停止させるようになっている。そして、ボタン操作後、点灯している表題に沿ったリーチ演出が発生するようになっている。
特開2004−129738号公報
しかしながら、上記した従来のボタン演出では、ボタン操作後に発生するリーチ演出は、図柄変動開始時に予め決定された特定のリーチ演出、つまり、主制御基板から送信される変動パターンで指定されるリーチ演出であり、遊技者に対しては、あたかも自身のボタン操作によってリーチ演出を選んだと錯覚させる演出となっている。つまり、上記従来のボタン演出は、遊技者が見たいリーチ演出を遊技者が直接選ぶことができないという問題点を有している。
また、各リーチ演出から大当りになる可能性(信頼度)は、遊技機仕様としてリーチ演出の種類毎に予め定められているため、見たいリーチ演出を遊技者が直接選ぶことができない弾球遊技機では、大当りになる可能性がリーチ演出開始直後にある程度わかってしまい、リーチ演出に対する興味が低下してしまうという問題点もあった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという抽選を行う主制御基板と、抽選が行われた後に前記主制御基板から送信される変動パターンに応じて、演出図柄表示装置に演出表示を行わせる演出図柄表示制御基板とを備え、前記演出表示には、非リーチ演出と、複数種類のリーチ演出とがあり、前記変動パターンは、抽選結果、演出表示の種類及び時間を指定する弾球遊技機において、前記リーチ演出は、リーチ演出の種類に拘わらず表示内容及び表示時間が共通な共通演出表示部分と、リーチ演出の種類毎に表示内容及び表示時間が相違する変則演出表示部分とからなり、前記演出図柄表示制御基板は、大当り時に発生するリーチ演出の種類を遊技者に選択させるリーチ演出選択手段と、抽選結果が大当りで、かつ、選択されたリーチ演出があるとき、変動パターンで指定されたリーチ演出を、選択されたリーチ演出に差し替えるリーチ演出差し替え手段とを備え、前記リーチ演出差し替え手段は、選択されたリーチ演出の表示時間と、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間とを比較し、選択されたリーチ演出の表示時間が、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間よりも短いときは、共通演出表示部分を実行した後に、選択されたリーチ演出の変則演出表示部分を実行し、選択されたリーチ演出の表示時間が、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間よりも長いときは、共通演出表示部分を省き、選択されたリーチ演出の変則演出表示部分のみを実行することを特徴とする。
このようにすると、大当り時に発生するリーチ演出の種類を遊技者が直接選択できるので、リーチ演出を選んだと錯覚させる従来のボタン演出に比べ、ボタン演出に対する遊技者の興味を高めることができるのだけでなく、遊技者が選択したリーチ演出の発生を、選択した遊技者しか知り得ない大当り予告として機能させることができる。逆に、他人がリーチ演出を選択したり、遊技者自身が分らないようにリーチ演出を選択した場合には、信頼度の高いリーチ演出の種類が不明な状態となるので、従来にはない遊技のバリエーションを増やすことができる。また、選択されたリーチ演出の表示時間が、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間よりも長いときでも、選択されたリーチ演出(変則演出表示部分のみ)を発生させることができる。
また、前記複数種類のリーチ演出には、その変則演出表示部分の表示時間が、他のリーチ演出の変則演出表示部分の表示時間と共通演出表示部分の表示時間とを加算した時間よりも長く設定されたリーチ演出が含まれ、前記リーチ演出差し替え手段は、選択されたリーチ演出の変則演出表示部分の表示時間が、変動パターンで指定された表示時間よりも長いときは、変動パターンで指定されたリーチ演出を実行することを特徴とする。
このようにすると、遊技者が選択したリーチ演出がある場合であっても、その他のリーチ演出で大当りが発生する可能性を残すことができるので、遊技者の選択したリーチ演出が発生しないことを非大当り告知としないようにすることができる。
以上のような本発明によれば、大当り時に発生するリーチ演出の種類を遊技者が直接選択できるので、リーチ演出を選んだと錯覚させる従来のボタン演出に比べ、ボタン演出に対する遊技者の興味を高めることができるのだけでなく、遊技者が選択したリーチ演出の発生を、選択した遊技者しか知り得ない大当り予告として機能させることができる。
[パチンコ遊技機の全体構成]
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(弾球遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、遊技球を用いたパチンコ遊技が可能になる。
パチンコ遊技機1の正面部は、遊技球が発射される遊技盤4と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠5と、遊技球を貯留する上皿6と、上皿6の余剰球を貯留する下皿7と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8と、台間玉貸機3に遊技球の貸出指示を行う貸出操作部9と、効果音を出力するスピーカ10と、遊技者によって操作されるボタン演出用の操作スイッチBS1、BS2とを備えており、また、パチンコ遊技機1の背面部は、払出用の遊技球を貯留する遊技球タンク11と、遊技球タンク11内の遊技球を上皿6に払い出す賞球払出装置12と、遊技球を発射する発射モータ13と、後述する各種の基板とを備えている。
図3に示すように、遊技盤4には、始動口14、大入賞口15、入賞口(図示せず)、ゲートG、アウト口16、遊技釘17などが配置されており、遊技盤4に発射された遊技球は、遊技釘17によって各口14〜16に誘導される。また、遊技盤4には、特別図柄表示装置18、演出図柄表示装置19、普通図柄表示装置20などの表示装置が配置されている。特別図柄表示装置18は、特別図柄を形式的に変動表示した後に特別図柄抽選の結果である特別図柄を停止表示する表示装置であり、例えば、7セグLEDや複数のLEDで構成される。演出図柄表示装置19は、特別図柄に対応した演出図柄の変動表示及び停止表示を含む様々な演出表示を行う表示装置であり、例えば、液晶パネル、リールユニット、ドットマトリクスLED表示器などで構成され、少なくとも、非リーチ演出と、複数種類のリーチ演出とを行うようになっている。
[パチンコ遊技機の基本動作]
上皿6に遊技球が貯留された状態で発射ハンドル8を回し操作すると、遊技盤4に向けて遊技球が発射される。発射された遊技球が始動口14や入賞口(図示せず)に入賞した場合は、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。また、遊技球がゲートGを通過したときは、普通図柄表示装置20において普通図柄の変動表示が行われ、その停止図柄が所定の当り図柄である場合は、始動口14に設けられる普通電動役物14aが所定時間にわたって開放動作され、始動口14の入口の大きさが拡がり、入賞が発生しやすい状態へ変化するようになっている。また、遊技球が始動口14に入賞した際には、特別図柄抽選に用いる数値を取得すると共に、該数値を用いた特別図柄抽選の結果に基づいて特別図柄表示装置18及び演出図柄表示装置19において特別図柄及び特別図柄に係る演出図柄の変動表示及び停止表示が行われるようになっている。そして、これらの図柄が予め決められた当り配列(特図特定表示、演図特定表示)で停止すると、遊技者が多くの遊技球を獲得可能な大当りモード(大当り状態)となる。
なお、始動口14に対する遊技球の入賞に応じて取得した抽選用の数値は、予め設定される上限個数(本実施形態では、各4個)を限度として記憶されるようになっており、先に行われた抽選の結果表示を待って、次の記憶数値に基づいた抽選が行われるようになっている。
以下、大当り状態の開始、終了などを契機として切換えられるパチンコ遊技機1の各種遊技モードについて、図4を参照して説明する。
(1)通常モード
このモードでは、特別図柄抽選における2段階の大当り確率のうち、低確率(例えば、1/300)が適用される。また、このモードでは、普通図柄の抽選サイクルが長くなっている。
(2)大当りモード(大当り状態)
このモードは、特別図柄(演出図柄)が予め決められた当り配列で停止したときに実行され、大入賞口15に設けられる特別電動役物15aの開放動作が行われる。この開放動作は、所定時間の経過(例えば、30秒)又は所定個数の入賞(例えば、10球)を1ラウンドとし、所定のラウンド数(例えば、15ラウンド)に亘って繰り返される。
(3)確率変動モード
このモードは、大当りモードが終了した後、所定の確率(例えば、1/2)で実行される。すなわち、特別図柄抽選の大当りには、大入賞口15の開放動作後、特別図柄抽選の当選確率を低確率にする通常当りと、大入賞口15の開放動作後、特別図柄抽選の当選確率を高確率にする確率変動当りとがある。例えば、大当り時の停止図柄が特定の確率変動図柄であったとき、確率変動当りとなる。そして、確率変動モードでは、大当り確率が高確率(例えば、1/30)となり、また、普通図柄抽選の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物14aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、再び大当りを発生させることができる。
(4)時間短縮モード
このモードは、通常当りの大当りモードが終了した後に実行される。時間短縮モードでは、特別図柄抽選の大当り確率が低確率であるが、普通図柄抽選の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物14aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、遊技を継続することができる。ただし、このモードは、大当り終了後、特別図柄の変動回数が所定回数(例えば、100回)となった時点で終了し、通常モードに切り換えられる。
[パチンコ遊技機の基板構成]
次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図5を参照して説明する。この図に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも主基板21と、該主基板21からのコマンドに応じて、演出処理などを行う周辺基板22とを備えている。本実施形態の主基板21は、主制御基板23、払出制御基板24及び発射モータ制御基板25を含み、周辺基板22は、演出図柄表示制御基板26、音声制御基板27及びランプ制御基板28を含んでいる。
払出制御基板24には、玉切れスイッチ29、払出センサ30、払出モータ31などが接続されており、主制御基板23からの払出信号に応じて、遊技球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出信号に応じて、遊技球の払い出しを行う。また、発射モータ制御基板25には、発射スイッチ(ハンドル角センサ)32、タッチセンサ33、発射モータ13などが接続されており、発射スイッチ32及びタッチセンサ33がONのとき、発射モータ13を駆動させる。つまり、遊技者が発射ハンドル8に触れると、タッチセンサ33がONとなり遊技球の発射が可能な状態になるようになっている。
主制御基板23には、入賞口(図示せず)に対する遊技球の入賞を検出する入賞口スイッチSW1、始動口14に対する遊技球の入賞を検出する始動口スイッチSW2、ゲートGにおける遊技球の通過を検出するゲートスイッチSW3、大入賞口15に対する遊技球の入賞を検出する大入賞口スイッチSW4などのセンサ類と、普通電動役物14aや特別電動役物15aを開閉動作させるソレノイドSOLなどのアクチュエータ類と、特別図柄表示装置18、普通図柄表示装置20などの表示デバイス類とが接続されている。そして、主制御基板23は、上記各スイッチSW1〜SW4の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理、特別図柄表示処理、コマンド送信処理、大入賞口開閉処理などを行う。
演出図柄表示制御基板26には、演出図柄表示装置19や操作スイッチBS1、BS2が接続されており、主制御基板23からのコマンドに応じて、演出図柄表示装置19の表示制御を行うと共に、操作スイッチBS1、BS2の操作に応じて、ボタン演出表示を行うようになっている。主制御基板23から演出図柄表示装置19に送信されるコマンドには、変動パターン、確定コマンド、大当り開始表示コマンド、nラウンド表示コマンド、大当り終了表示コマンド、客待ち表示コマンドなどが含まれている。
変動パターンは、演出図柄の変動表示態様を指示するコマンドであり、特別図柄抽選結果(当り又はハズレ)、演出表示の種類(非リーチ演出及び複数種類のリーチ演出の中から一つを指定)、演出表示の時間、停止図柄などの情報が含まれている。
また、確定コマンドは、演出図柄表示制御基板26に対して、一回の演出表示の終了を指示するコマンドであるが、変動パターンには、演出表示の時間情報を含まれているため、確定コマンドは省略することが可能である。
また、大当り開始表示コマンドは、遊技者に対して大当りが開始されることを報知するための大当り開始画像を演出図柄表示装置19に表示させることを主制御基板23が演出図柄表示制御基板26に指示するものである。
また、nラウンド表示コマンドは、遊技者に対して現在、nラウンドが行われていることを報知するためのnラウンド画像を演出図柄表示装置19に表示させることを主制御基板23が演出図柄表示制御基板26に指示するものである。
また、大当り終了表示コマンドは、遊技者に対して大当りが終了したことを報知するための大当り終了表示画像を演出図柄表示装置19に表示させることを主制御基板23が演出図柄表示制御基板26に指示するものである。
また、客待ち表示コマンドは、表示すべき特別図柄抽選結果がないとき、客待ち表示画像を演出図柄表示装置19に表示させることを主制御基板23が演出図柄表示制御基板26に指示するものである。
また、音声制御基板27には、スピーカ10が接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からのコマンドに応じて、所定の演出音声をスピーカ10から出音させる。また、ランプ制御基板28には、発光表示ランプLが接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からのコマンドに応じて、発光表示ランプLを点灯動作させる。
以下、主制御基板23及び演出図柄表示制御基板26が行う各種処理(特別図柄抽選処理、通常時の演出表示処理、リーチ演出選択処理、非通常時の演出表示処理)について順次説明する。なお、ここで、通常時とは、大当り時に発生するリーチ演出の種類を遊技者が選択していない状態を意味し、非通常時とは、大当り時に発生するリーチ演出の種類を遊技者が選択している状態を意味する。
[特別図柄抽選処理]
主制御基板23は、始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否か及び大当りの種別を何にするかという特別図柄抽選に用いる数値を取得し、取得した数値を設定された上限個数(本実施形態では、各4個)を限度として記憶する。そして、記憶領域に記憶された数値を記憶された順に読み出して、読み出した数値に基づいて特別図柄抽選を行い、次いで、抽選が終了した数値を記憶領域から削除していくようになっている。主制御基板23は、特別図柄抽選を行った後、さらに、リーチ乱数(例えば、1〜100)を取得すると共に、取得したリーチ乱数及びリーチ決定テーブルにより、特別図柄変動時間(=演出表示の時間)及び演出表示の種類(非リーチ演出A又はリーチ演出B〜G)を決定する。図6に示すように、リーチ決定テーブルは、特別図柄抽選の結果が大当りの場合に使用するものと、ハズレの場合に使用するものとが別途用意されており、大当りの場合の方が表示時間の長いリーチ演出が選択され易くなっている。そして、決定された演出表示の種類や時間は、前述した変動パターンとして演出図柄表示制御基板26に送信されるようになっている。
[通常時の演出表示処理]
演出図柄表示制御基板26は、主制御基板23から変動パターンを受信したら、変動パターンで指定されている表示時間(10〜55秒)を遵守し、その時間内で指定された種類の演出表示(非リーチ演出A又はリーチ演出B〜G)を行うようになっている。図7に示すように、リーチ演出B〜Gは、リーチ演出の種類に拘わらず表示内容及び表示時間が共通な共通演出表示部分と、リーチ演出の種類毎に表示内容及び表示時間が相違する変則演出表示部分とからなっており、通常時は、必ず共通演出表示部分を実行した後、指定されたリーチ演出B〜Gの変則演出表示部分を実行するようになっている。
[リーチ演出選択処理]
演出図柄表示制御基板26は、大当り時に発生するリーチ演出の種類を遊技者に選択させるリーチ演出選択処理を行うようになっている。本実施形態におけるリーチ演出の選択は、図8に示すようなリーチ演出選択画面が演出図柄表示装置19に表示された状態で、遊技者が操作スイッチBS1、BS2を操作することにより行われるものであり、操作スイッチBS1(選択ボタン)が操作される毎に表示される表題が入れ替わり、操作スイッチBS2(決定ボタン)が操作されたときに表示されている表題のリーチ演出が選択されるようになっている。なお、リーチ演出選択画面は、デモ画面表示状態で所定の操作スイッチBS1、BS2を操作することにより表示され、リーチ演出選択操作後、デモ画面に復帰するようになっている。
[リーチ選択時の演出表示処理(リーチ演出差し替え処理)]
演出図柄表示制御基板26は、変動パターンで指定された抽選結果が大当りで、かつ、遊技者が選択したリーチ演出があるとき、変動パターンで指定されたリーチ演出を、遊技者が選択したリーチ演出に差し替えるリーチ演出差し替え処理を行うようになっている。ただし、演出図柄表示装置19における演出表示は、変動パターンで指定された表示時間を遵守して行う必要があるので、表示時間が相違するリーチ演出に差し替える場合には、下記に示すような時間調整処理が行われる。つまり、リーチ演出差し替え処理では、遊技者が選択したリーチ演出の表示時間Xと、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yとを比較し、遊技者が選択したリーチ演出の表示時間Xが、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yよりも短いときは、前述した共通演出表示部分を実行した後に、遊技者が選択したリーチ演出の変則演出表示部分を実行するようになっている(図9参照)。また、遊技者が選択したリーチ演出の表示時間Xが、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yよりも長く、かつ、遊技者が選択したリーチ演出の変則演出表示部分の表示時間Zが、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yよりも短いときは、共通演出表示部分を省き、遊技者が選択したリーチ演出の変則演出表示部分のみを実行するようになっている(図10参照)。また、遊技者が選択したリーチ演出の変則演出表示部分の表示時間Zが、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yよりも長いときは、差し替えが困難であるため、変動パターンで指定されたリーチ演出を発生させるようになっている(図11参照)。なお、リーチ演出の差し替えにより生じる余り表示時間は、演出図柄の変動終了後、演出図柄を揺れ動かす表示(仮停止表示)によって消化することができる。
次に、演出図柄表示制御基板26によるリーチ演出選択処理(リーチ演出選択手段)及びリーチ演出差し替え処理(リーチ演出差し替え手段)の具体的な処理手順について、図12及び図13を参照して説明する。図12に示すように、リーチ演出選択処理では、まず、リーチ演出選択可能条件が成立したか否かを判断し(S11)、該判断結果がYESの場合は、所定時間のタイマをセットした後(S12)、演出図柄表示装置19に前述したリーチ演出選択画面を表示しつつ(S13)、操作スイッチBS1、BS2によるリーチ演出の選択操作を待つ(S14)。ここで、所定時間内にリーチ演出が選択されなかった場合は(S15)、リーチ選択フラグをOFFとし(S16)、所定時間内にリーチ演出が選択された場合は(S15)、リーチ選択フラグをONとする(S17)。また、リーチ演出が選択された場合は、選択されたリーチ演出の表示時間X及び変則演出表示部分の表示時間Zを取得すると共に(S18)、これらの時間X、Zを所定の記憶領域に記憶する(S19)。
図13に示すように、リーチ演出差し替え処理では、まず、主制御基板23からの変動パターンが当りのものであるか否かを判断し(S21)、該判断結果がNOの場合は、変動パターンで指定されたリーチ演出(又は非リーチ演出)を実行する(S22)。一方、当りの変動パターンである場合は、この変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yを取得した後(S23)、リーチ選択フラグがONであるか否かを判断する(S24)。この判断結果がNOの場合は、変動パターンで指定されたリーチ演出を実行するが(S22)、リーチ選択フラグがONの場合は、遊技者が選択したリーチ演出の表示時間Xと、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yとを比較し(S25)、ここで表示時間Xが表示時間Y以下であると判断した場合は、共通演出表示部分を実行した後に、遊技者が選択したリーチ演出の変則演出表示部分を実行する(S26)。一方、遊技者が選択したリーチ演出の表示時間Xが、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yを超える場合は、さらに、遊技者が選択したリーチ演出の変則演出表示部分の表示時間Zと、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yとを比較し(S27)、ここで、表示時間Zが表示時間Y以下であると判断した場合は、共通演出表示部分を省き、遊技者が選択したリーチ演出の変則演出表示部分のみを実行する(S28)。また、遊技者が選択したリーチ演出の変則演出表示部分の表示時間Zが、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yを超える場合は、変動パターンで指定されたリーチ演出を実行する(S22)。なお、変動パターンが当りであること(S21のYES)が、前記リーチ演出差し替え処理を行う一つの条件となっている。そして、変動パターンがハズレの場合、偶発的に遊技者が選択したリーチ演出が発生することになる。そのため、遊技者が選択したリーチ演出は、後に大当りが発生しない時にも発生するので、遊技者が選択したリーチ演出の発生を、後に大当りが発生する可能性があることを示唆するもの(以下、単に「大当り予告」という。)とすることができる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという抽選を行う主制御基板23と、抽選が行われた後に主制御基板23から送信される変動パターンに応じて、演出図柄表示装置19に演出表示を行わせる演出図柄表示制御基板26とを備え、演出表示には、非リーチ演出と、複数種類のリーチ演出とがあり、変動パターンは、抽選結果、演出表示の種類及び時間を指定するようにしたパチンコ遊技機1において、リーチ演出は、リーチ演出の種類に拘わらず表示内容及び表示時間が共通な共通演出表示部分と、リーチ演出の種類毎に表示内容及び表示時間が相違する変則演出表示部分とからなり、演出図柄表示制御基板26は、大当り時に発生するリーチ演出の種類を遊技者に選択させるリーチ演出選択処理と、抽選結果が大当りで、かつ、選択されたリーチ演出があるとき、変動パターンで指定されたリーチ演出を、選択されたリーチ演出に差し替えるリーチ演出差し替え処理とを行うようになっており、該リーチ演出差し替え処理は、選択されたリーチ演出の表示時間Xと、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yとを比較し、選択されたリーチ演出の表示時間Xが、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yよりも短いときは、共通演出表示部分を実行した後に、選択されたリーチ演出の変則演出表示部分を実行し、選択されたリーチ演出の表示時間Xが、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yよりも長いときは、共通演出表示部分を省き、選択されたリーチ演出の変則演出表示部分のみを実行するようになっている。このようにすると、大当り時に発生するリーチ演出の種類を遊技者が直接選択できるので、リーチ演出を選んだと錯覚させる従来のボタン演出に比べ、ボタン演出に対する遊技者の興味を高めることができるのだけでなく、遊技者が選択したリーチ演出の発生を、選択した遊技者しか知り得ない大当り予告として機能させることができる。逆に、他人がリーチ演出を選択したり、遊技者自身が分らないようにリーチ演出を選択した場合には、信頼度の高いリーチ演出の種類が不明な状態となるので、従来にはない遊技のバリエーションを増やすことができる。また、選択されたリーチ演出の表示時間Xが、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間Yよりも長いときでも、選択されたリーチ演出(変則演出表示部分のみ)を発生させることができる。
また、複数種類のリーチ演出には、その変則演出表示部分の表示時間Zが、他のリーチ演出の変則演出表示部分の表示時間Zと共通演出表示部分の表示時間とを加算した時間Yよりも長く設定されたリーチ演出が含まれ、前記リーチ演出差し替え処理では、選択されたリーチ演出の変則演出表示部分の表示時間Zが、変動パターンで指定された表示時間Yよりも長いときは、変動パターンで指定されたリーチ演出を実行するので、遊技者が選択したリーチ演出がある場合であっても、その他のリーチ演出で大当りが発生する可能性を残すことができ、その結果、遊技者の選択したリーチ演出が発生しないことを非大当り告知としないようにすることができる。
パチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の背面図である。 遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の遊技モードを示すフローチャートである。 パチンコ遊技機の基板構成を示すブロック図である。 リーチ決定テーブルの説明図である。 通常時の演出表示処理を示す説明図である。 リーチ演出選択画面を示す説明図である。 リーチ選択時の演出表示処理(X≦Y)を示す説明図である。 リーチ選択時の演出表示処理(X>YかつZ≦Y)を示す説明図である。 リーチ選択時の演出表示処理(Z>Y)を示す説明図である。 リーチ演出選択処理の手順を示すフローチャートである。 リーチ演出差し替え処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
14 始動口
18 特別図柄表示装置
19 演出図柄表示装置
23 主制御基板
26 演出図柄表示制御基板
BS1 操作スイッチ
BS2 操作スイッチ

Claims (2)

  1. 始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという抽選を行う主制御基板と、
    抽選が行われた後に前記主制御基板から送信される変動パターンに応じて、演出図柄表示装置に演出表示を行わせる演出図柄表示制御基板とを備え、
    前記演出表示には、非リーチ演出と、複数種類のリーチ演出とがあり、
    前記変動パターンは、抽選結果、演出表示の種類及び時間を指定する弾球遊技機において、
    前記リーチ演出は、
    リーチ演出の種類に拘わらず表示内容及び表示時間が共通な共通演出表示部分と、
    リーチ演出の種類毎に表示内容及び表示時間が相違する変則演出表示部分とからなり、
    前記演出図柄表示制御基板は、
    大当り時に発生するリーチ演出の種類を遊技者に選択させるリーチ演出選択手段と、
    抽選結果が大当りで、かつ、選択されたリーチ演出があるとき、変動パターンで指定されたリーチ演出を、選択されたリーチ演出に差し替えるリーチ演出差し替え手段とを備え、
    前記リーチ演出差し替え手段は、
    選択されたリーチ演出の表示時間と、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間とを比較し、
    選択されたリーチ演出の表示時間が、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間よりも短いときは、共通演出表示部分を実行した後に、選択されたリーチ演出の変則演出表示部分を実行し、
    選択されたリーチ演出の表示時間が、変動パターンで指定されたリーチ演出の表示時間よりも長いときは、共通演出表示部分を省き、選択されたリーチ演出の変則演出表示部分のみを実行することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記複数種類のリーチ演出には、
    その変則演出表示部分の表示時間が、他のリーチ演出の変則演出表示部分の表示時間と共通演出表示部分の表示時間とを加算した時間よりも長く設定されたリーチ演出が含まれ、
    前記リーチ演出差し替え手段は、
    選択されたリーチ演出の変則演出表示部分の表示時間が、変動パターンで指定された表示時間よりも長いときは、変動パターンで指定されたリーチ演出を実行することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
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