JP2008125582A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来にはない遊技状態の組み合せパターンを実現し、新規なゲーム性の弾球遊技機を提供する。
【解決手段】主制御基板23には、少なくとも、二種類定められた抽選確率のうちいずれを特別図柄抽選に適用するかを決める特別図柄確率変動フラグと、二種類定められた第一時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める特別図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた抽選確率のうちいずれを普通図柄抽選に適用するかを決める普通図柄確率変動フラグと、二種類定められた第二時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める普通図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた時間のうちいずれを普通電動役物の開放時間に適用するかを決める開放延長機能作動フラグとが定義され、各フラグのON/OFFの組み合せにより32種類の遊技状態を出現させる。
【選択図】図5
【解決手段】主制御基板23には、少なくとも、二種類定められた抽選確率のうちいずれを特別図柄抽選に適用するかを決める特別図柄確率変動フラグと、二種類定められた第一時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める特別図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた抽選確率のうちいずれを普通図柄抽選に適用するかを決める普通図柄確率変動フラグと、二種類定められた第二時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める普通図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた時間のうちいずれを普通電動役物の開放時間に適用するかを決める開放延長機能作動フラグとが定義され、各フラグのON/OFFの組み合せにより32種類の遊技状態を出現させる。
【選択図】図5
Description
本発明は、特別図柄抽選及び普通図柄抽選を行うパチンコ遊技機などの弾球遊技機に関する。
従来から、複数の遊技状態を備え、所定の条件が成立した場合に遊技状態を切換える弾球遊技機が知られている。例えば、始動口(特別図柄始動口)と、ゲート(普通図柄始動口)と、始動口を開放又は拡大させる普通電動役物とを備え、始動口に対する遊技球の入賞(通過も含む)に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うと共に、ゲートに対する遊技球の入賞(通過も含む)に応じて、普通電動役物を開放動作させるか否かという普通図柄抽選を行うパチンコ遊技機は、遊技状態として例えば通常状態、確率変動状態、隠れ確率変動状態及び時間短縮状態を備え、特別図柄抽選における大当りの発生などを契機として遊技状態を切換えるようになっている。
通常状態は、特別図柄抽選に適用する抽選確率を低確率にすると共に、特別図柄変動時間を総じて長くなるようにし、さらに、始動口への入賞容易性を高くしない遊技状態である。
また、確率変動状態は、特別図柄抽選に適用する抽選確率を高確率にすると共に、特別図柄変動時間を総じて短くなるようにし、さらに、始動口への入賞容易性を高くする遊技状態である。
また、隠れ確率変動状態は、特別図柄抽選に適用する抽選確率を高確率にすると共に、特別図柄変動時間を総じて長くなるようにし、さらに、始動口への入賞容易性を高くしない遊技状態である。
また、時間短縮状態は、特別図柄抽選に適用する抽選確率を低確率にすると共に、特別図柄変動時間を総じて短くなるようにし、さらに、始動口への入賞容易性を高くする遊技状態であり、且つ所定回数分の特別図柄抽選が終了した際に終了する遊技状態である。
また、確率変動状態は、特別図柄抽選に適用する抽選確率を高確率にすると共に、特別図柄変動時間を総じて短くなるようにし、さらに、始動口への入賞容易性を高くする遊技状態である。
また、隠れ確率変動状態は、特別図柄抽選に適用する抽選確率を高確率にすると共に、特別図柄変動時間を総じて長くなるようにし、さらに、始動口への入賞容易性を高くしない遊技状態である。
また、時間短縮状態は、特別図柄抽選に適用する抽選確率を低確率にすると共に、特別図柄変動時間を総じて短くなるようにし、さらに、始動口への入賞容易性を高くする遊技状態であり、且つ所定回数分の特別図柄抽選が終了した際に終了する遊技状態である。
従来、始動口への入賞容易性を高くする方法としては、2つの方法が使用されている。
第一の方法は、普通図柄抽選の抽選確率を変えずに、普通図柄変動時間及び普通電動役物の開放時間を変更する方法であり、具体的には、普通図柄変動時間を総じて短くすると共に、普通電動役物の開放時間を延長させる(例えば、特許文献1参照)。
また、第二の方法は、普通図柄抽選の抽選確率、普通図柄変動時間及び普通電動役物の開放時間を変更する方法であり、具体的には、普通図柄抽選の抽選確率を高確率にすると共に、普通図柄変動時間を総じて短くし、さらに、普通電動役物の開放時間を延長させる。
特許第3741755号公報
第一の方法は、普通図柄抽選の抽選確率を変えずに、普通図柄変動時間及び普通電動役物の開放時間を変更する方法であり、具体的には、普通図柄変動時間を総じて短くすると共に、普通電動役物の開放時間を延長させる(例えば、特許文献1参照)。
また、第二の方法は、普通図柄抽選の抽選確率、普通図柄変動時間及び普通電動役物の開放時間を変更する方法であり、具体的には、普通図柄抽選の抽選確率を高確率にすると共に、普通図柄変動時間を総じて短くし、さらに、普通電動役物の開放時間を延長させる。
しかしながら、従来の弾球遊技機では、特別図柄変動時間を総じて短くするか否かと、始動口への入賞容易性を高くするか否かを別々に管理するものとはなっていないため、遊技状態のバリエーションが最大でも4つであった。そのため、遊技状態の組み合せパターンが限られており、新規なゲーム性の創造が困難なものとなっていた。また、始動口への入賞容易性を高くする方法が2つしかなく、いずれかの方法が用いられていたため、始動口への入賞容易性が高くなる遊技状態が画一的で面白味のないものとなっていた。
さらに、従来の4つの遊技状態は、遊技者が一義的に判断できるものと、判断が困難なものとに二分されているため、現在どの遊技状態であるかを遊技者に考えさせるような攻略的な面白味を付加することは困難であった。
さらに、従来の4つの遊技状態は、遊技者が一義的に判断できるものと、判断が困難なものとに二分されているため、現在どの遊技状態であるかを遊技者に考えさせるような攻略的な面白味を付加することは困難であった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、特別図柄始動口と、普通図柄始動口と、特別図柄始動口を開放又は拡大させる普通電動役物と、特別図柄始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うと共に、普通図柄始動口に対する遊技球の入賞に応じて、普通電動役物を開放動作させるか否かという普通図柄抽選を行う制御部と、特別図柄抽選が行われた後から計時される時間が第一時間に達した際に、制御部によって抽選結果の表示がなされる特別図柄表示部と、普通図柄抽選が行われた後から計時される時間が第二時間に達した際に、制御部によって抽選結果の表示がなされる普通図柄表示部とを備える弾球遊技機において、前記制御部には、少なくとも、二種類定められた抽選確率のうちいずれを特別図柄抽選に適用するかを決める特別図柄確率変動フラグと、特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際に、二種類定められた第一時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める特別図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた抽選確率のうちいずれを普通図柄抽選に適用するかを決める普通図柄確率変動フラグと、普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際に、二種類定められた第二時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める普通図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた時間のうちいずれを普通電動役物の開放時間に適用するかを決める開放延長機能作動フラグと、が定義されており、制御部は、各フラグのON/OFFの組み合せにより32種類の遊技状態を出現させることが可能であって、その中から任意の遊技状態を選択的に出現させることを特徴とする。このようにすると、遊技状態のバリエーションが飛躍的に増えるので、従来にはない遊技状態の組み合せパターンを実現し、新規なゲーム性の弾球遊技機を提供することが可能になる。
また、特別図柄始動口と、普通図柄始動口と、特別図柄始動口を開放又は拡大させる普通電動役物と、特別図柄始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うと共に、普通図柄始動口に対する遊技球の入賞に応じて、普通電動役物を開放動作させるか否かという普通図柄抽選を行う制御部と、特別図柄抽選が行われた後から計時される時間が第一時間に達した際に、制御部によって抽選結果の表示がなされる特別図柄表示部と、普通図柄抽選が行われた後から計時される時間が第二時間に達した際に、制御部によって抽選結果の表示がなされる普通図柄表示部とを備える弾球遊技機において、前記制御部には、少なくとも、二種類定められた抽選確率のうちいずれを特別図柄抽選に適用するかを決める特別図柄確率変動フラグと、特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際に、二種類定められた第一時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める特別図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた抽選確率のうちいずれを普通図柄抽選に適用するかを決める普通図柄確率変動フラグと、普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際に、二種類定められた第二時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める普通図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた時間のうちいずれを普通電動役物の開放時間に適用するかを決める開放延長機能作動フラグと、が定義されており、制御部は、普通図柄確率変動フラグ、普通図柄変動時間短縮フラグ及び開放延長機能作動フラグが、全てON、全てOFF以外の遊技状態を出現させることを特徴とする。このようにすると、従来にはない方法で始動口への入賞容易性を高くしたり、複数の入賞容易性を段階的に設定することが可能になるので、始動口への入賞容易性が高くなる遊技状態に変化を与えることができる。
また、前記制御部は、特別図柄確率変動フラグがON、特別図柄変動時間短縮フラグがOFF、普通図柄確率変動フラグがON、普通図柄変動時間短縮フラグがOFF、開放延長機能作動フラグがOFFという組み合せからなる遊技状態を出現させることを特徴とする。このようにすると、普通図柄表示部における複数回の表示結果に基づいて遊技者が普通図柄抽選確率の解析を行うことができるので、特別図柄抽選に適用する抽選確率が通常時よりも高確率であることを遊技者が判断可能な新規な遊技状態を出現させることができる。そのため、弾球遊技機に攻略的な面白味を付加することが可能になる。
また、特別図柄始動口と、普通図柄始動口と、特別図柄始動口を開放又は拡大させる普通電動役物と、特別図柄始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うと共に、普通図柄始動口に対する遊技球の入賞に応じて、普通電動役物を開放動作させるか否かという普通図柄抽選を行う制御部と、特別図柄抽選が行われた後から計時される時間が第一時間に達した際に、制御部によって抽選結果の表示がなされる特別図柄表示部と、普通図柄抽選が行われた後から計時される時間が第二時間に達した際に、制御部によって抽選結果の表示がなされる普通図柄表示部とを備える弾球遊技機において、前記制御部には、少なくとも、二種類定められた抽選確率のうちいずれを特別図柄抽選に適用するかを決める特別図柄確率変動フラグと、特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際に、二種類定められた第一時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める特別図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた抽選確率のうちいずれを普通図柄抽選に適用するかを決める普通図柄確率変動フラグと、普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際に、二種類定められた第二時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める普通図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた時間のうちいずれを普通電動役物の開放時間に適用するかを決める開放延長機能作動フラグと、が定義されており、制御部は、普通図柄確率変動フラグ、普通図柄変動時間短縮フラグ及び開放延長機能作動フラグが、全てON、全てOFF以外の遊技状態を出現させることを特徴とする。このようにすると、従来にはない方法で始動口への入賞容易性を高くしたり、複数の入賞容易性を段階的に設定することが可能になるので、始動口への入賞容易性が高くなる遊技状態に変化を与えることができる。
また、前記制御部は、特別図柄確率変動フラグがON、特別図柄変動時間短縮フラグがOFF、普通図柄確率変動フラグがON、普通図柄変動時間短縮フラグがOFF、開放延長機能作動フラグがOFFという組み合せからなる遊技状態を出現させることを特徴とする。このようにすると、普通図柄表示部における複数回の表示結果に基づいて遊技者が普通図柄抽選確率の解析を行うことができるので、特別図柄抽選に適用する抽選確率が通常時よりも高確率であることを遊技者が判断可能な新規な遊技状態を出現させることができる。そのため、弾球遊技機に攻略的な面白味を付加することが可能になる。
以上のような本発明によれば、遊技状態のバリエーションを飛躍的に増やすことにより、従来にはない遊技状態の組み合せパターンを実現可能にし、新規なゲーム性の弾球遊技機を提供することができる。
[パチンコ遊技機の全体構成]
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(弾球遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、遊技球を用いたパチンコ遊技が可能になる。
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(弾球遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、遊技球を用いたパチンコ遊技が可能になる。
パチンコ遊技機1の正面部は、遊技球が発射される遊技盤4と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠5と、遊技球を貯留する上皿6と、上皿6の余剰球を貯留する下皿7と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8と、台間玉貸機3に遊技球の貸出指示を行う貸出操作部9と、効果音を出力するスピーカ10と、遊技者によって操作される演出用の操作スイッチSとを備えており、また、パチンコ遊技機1の背面部は、払出用の遊技球を貯留する遊技球タンク11と、遊技球タンク11内の遊技球を上皿6に払い出す賞球払出装置12と、遊技球を発射する発射モータ13と、後述する各種の基板とを備えている。
図3に示すように、遊技盤4には、始動口(特別図柄始動口)14、大入賞口15、入賞口(図示せず)、ゲート(普通図柄始動口)G、アウト口16、遊技釘17などが配置されており、遊技盤4に発射された遊技球は、遊技釘17によって各口14〜16、Gに誘導される。また、遊技盤4には、特別図柄表示装置(特別図柄表示部)18、演出図柄表示装置19、普通図柄表示装置20等の表示装置が配置されている。特別図柄表示装置18は、特別図柄を形式的に変動表示した後に特別図柄抽選の結果である特別図柄を停止表示する表示装置であり、例えば、7セグLEDや複数のLEDで構成される。演出図柄表示装置19は、特別図柄に対応した演出図柄を変動表示する表示装置であり、例えば、液晶パネル、リールユニット、ドットマトリクスLED表示器などで構成され、スーパーリーチ演出表示を含む演出図柄の変動表示や停止表示の他、リーチ予告演出表示、大当り演出表示などを行う。普通図柄表示装置20は、普通図柄を変動表示した後に普通図柄抽選の結果である普通図柄を停止表示する表示装置であり、例えば、7セグLEDや複数のLEDで構成される。
[パチンコ遊技機の基本動作]
上皿6に遊技球が貯留された状態で発射ハンドル8を回し操作すると、遊技盤4に向けて遊技球が発射される。発射された遊技球が始動口14や入賞口(図示せず)に入賞した場合は、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。また、遊技球が始動口14に入賞した場合は、所定の抽選確率で特別図柄抽選が行われと共に、抽選後から計時される時間が第一時間TA1に達した際に、特別図柄表示装置18(演出図柄表示装置19)にて抽選結果の表示がなされる。そして、抽選結果が当りの場合は、前記した抽選結果の表示後に大当り状態などの遊技者にとって有利な状態を出現させる。例えば、特別電動役物15aの開放動作により大入賞口15をnラウンド開放させ、遊技者に多くの遊技球を獲得させる。また、遊技球がゲートGを通過したときは、所定の抽選確率で普通図柄抽選が行われと共に、抽選後から計時される時間が第二時間TB1に達した際に、普通図柄表示装置20にて抽選結果の表示がなされる。そして、抽選結果が当りの場合は、前記した抽選結果の表示後に普通電動役物14aの開放動作により始動口14の入口の大きさが拡がり、始動口14への入賞が容易になる。
上皿6に遊技球が貯留された状態で発射ハンドル8を回し操作すると、遊技盤4に向けて遊技球が発射される。発射された遊技球が始動口14や入賞口(図示せず)に入賞した場合は、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。また、遊技球が始動口14に入賞した場合は、所定の抽選確率で特別図柄抽選が行われと共に、抽選後から計時される時間が第一時間TA1に達した際に、特別図柄表示装置18(演出図柄表示装置19)にて抽選結果の表示がなされる。そして、抽選結果が当りの場合は、前記した抽選結果の表示後に大当り状態などの遊技者にとって有利な状態を出現させる。例えば、特別電動役物15aの開放動作により大入賞口15をnラウンド開放させ、遊技者に多くの遊技球を獲得させる。また、遊技球がゲートGを通過したときは、所定の抽選確率で普通図柄抽選が行われと共に、抽選後から計時される時間が第二時間TB1に達した際に、普通図柄表示装置20にて抽選結果の表示がなされる。そして、抽選結果が当りの場合は、前記した抽選結果の表示後に普通電動役物14aの開放動作により始動口14の入口の大きさが拡がり、始動口14への入賞が容易になる。
[パチンコ遊技機の基板構成]
次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図4を参照して説明する。この図に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも主基板21と、該主基板21からのコマンドに応じて、演出処理などを行う周辺基板22とを備えている。本実施形態の主基板21は、主制御基板23、払出制御基板24及び発射モータ制御基板25を備え、周辺基板22は、演出図柄表示制御基板26、音声制御基板27及びランプ制御基板28を備えている。なお、特許請求の範囲に記載の制御部は、上記した全ての基板21〜28を含む上位概念である。
次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図4を参照して説明する。この図に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも主基板21と、該主基板21からのコマンドに応じて、演出処理などを行う周辺基板22とを備えている。本実施形態の主基板21は、主制御基板23、払出制御基板24及び発射モータ制御基板25を備え、周辺基板22は、演出図柄表示制御基板26、音声制御基板27及びランプ制御基板28を備えている。なお、特許請求の範囲に記載の制御部は、上記した全ての基板21〜28を含む上位概念である。
払出制御基板24には、玉切れスイッチ29、払出センサ30、払出モータ31などが接続されており、主制御基板23からの払出信号に応じて、遊技球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出信号に応じて、遊技球の払い出しを行う。また、発射モータ制御基板25には、発射スイッチ(ハンドル角センサ)32、タッチセンサ33、発射モータ13などが接続されており、発射スイッチ32及びタッチセンサ33がONのとき、発射モータ13を駆動させる。つまり、遊技者が発射ハンドル8に触れると、タッチセンサ33がONとなり遊技球の発射が可能な状態になるようになっている。
主制御基板23には、入賞口(図示せず)に対する遊技球の入賞を検出する入賞口スイッチSW1、始動口14に対する遊技球の入賞を検出する始動口スイッチSW2、ゲートGにおける遊技球の通過を検出するゲートスイッチSW3、大入賞口15に対する遊技球の入賞を検出する大入賞口スイッチSW4などのセンサ類と、普通電動役物14aや特別電動役物15aを開閉動作させるソレノイドSOLなどのアクチュエータ類と、特別図柄表示装置18、普通図柄表示装置20などの表示デバイス類とが接続されている。そして、主制御基板23は、上記各スイッチSW1〜SW4の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理、特別図柄表示処理、特別電動役物動作処理、普通図柄抽選処理、普通図柄表示処理、普通電動役物動作処理、遊技状態切換処理、コマンド送信処理などを行うようになっている。
演出図柄表示制御基板26には、演出図柄表示装置19が接続されており、主制御基板23からのコマンドに応じて、演出図柄表示装置19に演出図柄を変動表示させる。また、演出図柄表示制御基板26には、操作スイッチSが接続されており、操作スイッチSの操作に応じたスイッチ演出表示を行う。また、音声制御基板27には、スピーカ10が接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からのコマンドに応じて、所定の演出音声をスピーカ10から出音させる。また、ランプ制御基板28には、発光表示ランプLが接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からのコマンドに応じて、発光表示ランプLを点灯動作させる。
[特別図柄抽選処理]
次に、主制御基板23が行う各種処理(特別図柄抽選処理、特別図柄表示処理、普通図柄抽選処理、普通図柄表示処理、普通電動役物動作処理、遊技状態切換処理)について順次説明する。主制御基板23は、始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否か及び複数設定された大当りの種別を何にするかという特別図柄抽選に用いる数値(乱数値、カウンタ値)を取得し、取得した数値を設定された上限個数(本実施形態では、各4個)を限度として所定の記憶領域に記憶する。そして、各記憶領域に記憶された数値を記憶領域に記憶された順に読み出して、読み出した数値に基づいて特別図柄抽選を行い、次いで、抽選が終了した数値を記憶領域から削除していくようになっている。特別図柄抽選に適用する抽選確率は、二種類定められており、特別図柄確率変動機能によって、低確率と高確率との二段階に切り換えられるようになっている。なお、特別図柄確率変動機能がON状態の際に特別図柄抽選に適用する抽選確率が高確率になるようになっている。ここで、本実施形態では、高確率時は、低確率時よりも10倍ほど当りやすくなるように当選確率が設定されるが(例えば、低確率=1/300、高確率=1/30)、当り易さにほとんど差がない確率設定であってもよい(例えば、低確率=1/300、高確率=1/299)。しかしながら、当選の割合の方が不当選の割合よりも必ず少なくなるように設定されている。
次に、主制御基板23が行う各種処理(特別図柄抽選処理、特別図柄表示処理、普通図柄抽選処理、普通図柄表示処理、普通電動役物動作処理、遊技状態切換処理)について順次説明する。主制御基板23は、始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否か及び複数設定された大当りの種別を何にするかという特別図柄抽選に用いる数値(乱数値、カウンタ値)を取得し、取得した数値を設定された上限個数(本実施形態では、各4個)を限度として所定の記憶領域に記憶する。そして、各記憶領域に記憶された数値を記憶領域に記憶された順に読み出して、読み出した数値に基づいて特別図柄抽選を行い、次いで、抽選が終了した数値を記憶領域から削除していくようになっている。特別図柄抽選に適用する抽選確率は、二種類定められており、特別図柄確率変動機能によって、低確率と高確率との二段階に切り換えられるようになっている。なお、特別図柄確率変動機能がON状態の際に特別図柄抽選に適用する抽選確率が高確率になるようになっている。ここで、本実施形態では、高確率時は、低確率時よりも10倍ほど当りやすくなるように当選確率が設定されるが(例えば、低確率=1/300、高確率=1/30)、当り易さにほとんど差がない確率設定であってもよい(例えば、低確率=1/300、高確率=1/299)。しかしながら、当選の割合の方が不当選の割合よりも必ず少なくなるように設定されている。
[特別図柄表示処理]
主制御基板23は、特別図柄抽選が行われた後から計時される時間が第一時間TA1(図柄変動表示時間)に達した際に、特別図柄抽選の抽選結果を特別図柄表示装置18に表示させる。抽選後、特別図柄表示装置18に抽選結果が表示されるまでの前記時間TA1は、特別図柄抽選の結果に基づいて複数設定されている時間の中から選択される時間となっている。また、抽選結果は、所定時間TA2(図柄停止表示時間)が経過するまで特別図柄表示装置18に表示させる。つまり、一回の抽選に係る特別図柄表示装置18の図柄表示時間TAは、図柄変動表示時間であるTA1と図柄停止表示時間であるTA2とを加算した時間であり、これらの時間を主制御基板23のタイマにより計時し、特別図柄表示装置18の表示時間を管理するようになっている。ここで、特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際の第一時間TA1、つまりハズレ変動に係る第一時間TA1は、特別図柄変動時間短縮機能がON状態とOFF状態の場合とで選択される時間の選択率が異なるようになっている。以下、前記選択率について具体的に説明する。まず、主制御基板23は、特別図柄の変動開始時に0〜9までの数値の中から一つを取得する。そして、主制御基板23は取得した数値に対応した第一時間TA1を決定する。この第一時間TA1の決定には、第一時間選択テーブルが用いられる。この第一時間選択テーブルは、前記した0〜9までの数値に個別に対応して第一時間TA1が設定されている。例えば、ハズレ変動に係る第一時間TA1が、5秒、10秒、15秒、30秒の中から選択されるものである場合について説明する。まず、特別図柄変動時間短縮機能がOFF状態において、選択された前記数値が0、1の際には第一時間TA1を5秒に、選択された前記数値が2、3、4の際には第一時間TA1を10秒に、選択された前記数値が5、6、7の際には第一時間TA1を15秒に、選択された前記数値が8、9の際には第一時間TA1を30秒に、決定するようになっている。他方、特別図柄変動時間短縮機能がON状態において、選択された前記数値が0〜8の際には第一時間TA1を5秒に、選択された前記数値が9の際には第一時間TA1を30秒に、決定するようになっている。つまり、特別図柄変動時間短縮機能がOFF状態における5秒の選択率は20%、10秒の選択率は30%、15秒の選択率は30%、30秒の選択率は20%となっており、特別図柄変動時間短縮機能がON状態における5秒の選択率は90%、10秒の選択率は0%、15秒の選択率は0%、30秒の選択率は10%となっている。そして、特別図柄変動時間短縮機能がOFF状態における特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際の平均第一時間TA1は14.5秒となっており、特別図柄変動時間短縮機能がON状態における特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際の平均第一時間TA1は7.5秒となっている。このように前記選択率、つまり第一時間選択テーブルを特別図柄変動時間短縮機能がON状態とOFF状態とで異なるようにすることで、特別図柄の変動時間を総じて長くしたり短くしたりすることができるようになっている。なお、本発明は前記した数値、特別図柄変動時間、選択率に限定されるものではなく、特別図柄変動時間短縮機能がOFF状態時とON状態時とで、同一の前記した数値を選択した場合に決定される第一時間TA1と、平均特別図柄変動時間と、がそれぞれ異なるようになっていればよい。また、特別図柄抽選によって大当り状態を発生させるという決定がされた際に特別図柄変動時間短縮機能がOFF状態時とON状態時と異なる第一時間選択テーブルを用いても良いし、同一の第一時間選択テーブルを用いても良い。
主制御基板23は、特別図柄抽選が行われた後から計時される時間が第一時間TA1(図柄変動表示時間)に達した際に、特別図柄抽選の抽選結果を特別図柄表示装置18に表示させる。抽選後、特別図柄表示装置18に抽選結果が表示されるまでの前記時間TA1は、特別図柄抽選の結果に基づいて複数設定されている時間の中から選択される時間となっている。また、抽選結果は、所定時間TA2(図柄停止表示時間)が経過するまで特別図柄表示装置18に表示させる。つまり、一回の抽選に係る特別図柄表示装置18の図柄表示時間TAは、図柄変動表示時間であるTA1と図柄停止表示時間であるTA2とを加算した時間であり、これらの時間を主制御基板23のタイマにより計時し、特別図柄表示装置18の表示時間を管理するようになっている。ここで、特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際の第一時間TA1、つまりハズレ変動に係る第一時間TA1は、特別図柄変動時間短縮機能がON状態とOFF状態の場合とで選択される時間の選択率が異なるようになっている。以下、前記選択率について具体的に説明する。まず、主制御基板23は、特別図柄の変動開始時に0〜9までの数値の中から一つを取得する。そして、主制御基板23は取得した数値に対応した第一時間TA1を決定する。この第一時間TA1の決定には、第一時間選択テーブルが用いられる。この第一時間選択テーブルは、前記した0〜9までの数値に個別に対応して第一時間TA1が設定されている。例えば、ハズレ変動に係る第一時間TA1が、5秒、10秒、15秒、30秒の中から選択されるものである場合について説明する。まず、特別図柄変動時間短縮機能がOFF状態において、選択された前記数値が0、1の際には第一時間TA1を5秒に、選択された前記数値が2、3、4の際には第一時間TA1を10秒に、選択された前記数値が5、6、7の際には第一時間TA1を15秒に、選択された前記数値が8、9の際には第一時間TA1を30秒に、決定するようになっている。他方、特別図柄変動時間短縮機能がON状態において、選択された前記数値が0〜8の際には第一時間TA1を5秒に、選択された前記数値が9の際には第一時間TA1を30秒に、決定するようになっている。つまり、特別図柄変動時間短縮機能がOFF状態における5秒の選択率は20%、10秒の選択率は30%、15秒の選択率は30%、30秒の選択率は20%となっており、特別図柄変動時間短縮機能がON状態における5秒の選択率は90%、10秒の選択率は0%、15秒の選択率は0%、30秒の選択率は10%となっている。そして、特別図柄変動時間短縮機能がOFF状態における特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際の平均第一時間TA1は14.5秒となっており、特別図柄変動時間短縮機能がON状態における特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際の平均第一時間TA1は7.5秒となっている。このように前記選択率、つまり第一時間選択テーブルを特別図柄変動時間短縮機能がON状態とOFF状態とで異なるようにすることで、特別図柄の変動時間を総じて長くしたり短くしたりすることができるようになっている。なお、本発明は前記した数値、特別図柄変動時間、選択率に限定されるものではなく、特別図柄変動時間短縮機能がOFF状態時とON状態時とで、同一の前記した数値を選択した場合に決定される第一時間TA1と、平均特別図柄変動時間と、がそれぞれ異なるようになっていればよい。また、特別図柄抽選によって大当り状態を発生させるという決定がされた際に特別図柄変動時間短縮機能がOFF状態時とON状態時と異なる第一時間選択テーブルを用いても良いし、同一の第一時間選択テーブルを用いても良い。
[普通図柄抽選処理]
主制御基板23は、ゲートGにおける遊技球の通過に応じて、普通電動役物14aを開放動作させるか否かという普通図柄抽選に用いる数値(乱数値、カウンタ値)を取得し、取得した数値を設定された上限個数(本実施形態では、各4個)を限度として所定の記憶領域に記憶する。そして、各記憶領域に記憶された数値を記憶領域に記憶された順に読み出して、読み出した数値に基づいて普通図柄抽選を行い、次いで、抽選が終了した数値を記憶領域から削除していくようになっている。普通図柄抽選に適用する抽選確率は、二種類定められており、普通図柄確率変動機能によって、低確率と高確率との二段階に切り換えられるようになっている。なお、普通図柄確率変動機能がON状態の際に普通図柄抽選に適用する抽選確率が高確率になるようになっている。例えば、低確率時における普通図柄抽選の抽選確率を1/5、高確率時における普通図柄抽選の抽選確率を4/5とすることができる。
主制御基板23は、ゲートGにおける遊技球の通過に応じて、普通電動役物14aを開放動作させるか否かという普通図柄抽選に用いる数値(乱数値、カウンタ値)を取得し、取得した数値を設定された上限個数(本実施形態では、各4個)を限度として所定の記憶領域に記憶する。そして、各記憶領域に記憶された数値を記憶領域に記憶された順に読み出して、読み出した数値に基づいて普通図柄抽選を行い、次いで、抽選が終了した数値を記憶領域から削除していくようになっている。普通図柄抽選に適用する抽選確率は、二種類定められており、普通図柄確率変動機能によって、低確率と高確率との二段階に切り換えられるようになっている。なお、普通図柄確率変動機能がON状態の際に普通図柄抽選に適用する抽選確率が高確率になるようになっている。例えば、低確率時における普通図柄抽選の抽選確率を1/5、高確率時における普通図柄抽選の抽選確率を4/5とすることができる。
[普通図柄表示処理]
主制御基板23は、普通図柄抽選が行われた後から計時される時間が第二時間TB1(図柄変動表示時間)に達した際に、普通図柄抽選の抽選結果を普通図柄表示装置20に表示させる。また、抽選結果は、所定時間TB2(図柄停止表示時間)が経過するまで普通図柄表示装置20に表示させる。つまり、一回の抽選に係る普通図柄表示装置20の図柄表示時間TBは、図柄変動表示時間であるTB1と図柄停止表示時間であるTB2とを加算した時間であり、これらの時間を主制御基板23のタイマにより計時し、普通図柄表示装置20の表示時間を管理するようになっている。ここで、普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際の前記第二時間TB1は、普通図柄変動時間短縮機能がON状態とOFF状態の場合とで選択される時間の選択率が異なるようになっている。以下、前記選択率について具体的に説明する。まず、主制御基板23は、普通図柄の変動開始時に0〜9までの数値の中から一つを取得する。そして、主制御基板23は取得した数値に対応した第二時間TB1を決定する。この第二時間TB1の決定には、第二時間選択テーブルが用いられる。この第二時間選択テーブルは、前記した0〜9までの数値に個別に対応して第二時間TB1が設定されている。例えば、普通図柄変動に係る第二時間TB1が、0.5秒、5秒の中から選択されるものである場合ついて説明する。まず、普通図柄変動時間短縮機能がON状態において、選択された前記数値が0〜9の際には第二時間TB1を0.5秒に決定するようになっている。他方、普通図柄変動時間短縮機能がOFF状態において、選択された前記数値が0〜9の際には第二時間TB1を5秒に決定するようになっている。つまり、普通図柄変動時間短縮機能がOFF状態における0.5秒の選択率が0%、5秒の選択率が100%であり、普通図柄変動時間短縮機能がON状態における0.5秒の選択率が100%、5秒の選択率が0%でとなっている。このように普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際の選択率、つまり第二時間選択テーブルを普通図柄変動時間短縮機能がON状態とOFF状態とで異なるようにすることで、普通図柄の変動時間を総じて長くしたり短くしたりすることができるようになっている。なお、本発明は前記した数値、普通図柄変動時間、選択率に限定されるものではなく、普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際に普通図柄変動時間短縮機能がOFF状態時とON状態時とで、同一の前記した数値を選択した場合に決定される第二時間TA1と、平均特別図柄変動時間と、がそれぞれ異なるようになっていればよい。また、普通図柄抽選によって前記開放動作をさせないという決定がされた際に普通図柄変動時間短縮機能がOFF状態時とON状態時とで異なる第二時間選択テーブルを用いても良いし、同一の第一時間選択テーブルを用いても良い。しかしながら、普通図柄抽選によって前記開放動作をさせないという決定がされた場合において、普通図柄変動時間短縮機能ON状態時の平均普通図柄変動時間をOFF状態時の平均普通図柄変動時間よりも短くすると、より効果的に普通図柄の変動時間を総じて長くしたり短くしたりすることができるようになっている。
主制御基板23は、普通図柄抽選が行われた後から計時される時間が第二時間TB1(図柄変動表示時間)に達した際に、普通図柄抽選の抽選結果を普通図柄表示装置20に表示させる。また、抽選結果は、所定時間TB2(図柄停止表示時間)が経過するまで普通図柄表示装置20に表示させる。つまり、一回の抽選に係る普通図柄表示装置20の図柄表示時間TBは、図柄変動表示時間であるTB1と図柄停止表示時間であるTB2とを加算した時間であり、これらの時間を主制御基板23のタイマにより計時し、普通図柄表示装置20の表示時間を管理するようになっている。ここで、普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際の前記第二時間TB1は、普通図柄変動時間短縮機能がON状態とOFF状態の場合とで選択される時間の選択率が異なるようになっている。以下、前記選択率について具体的に説明する。まず、主制御基板23は、普通図柄の変動開始時に0〜9までの数値の中から一つを取得する。そして、主制御基板23は取得した数値に対応した第二時間TB1を決定する。この第二時間TB1の決定には、第二時間選択テーブルが用いられる。この第二時間選択テーブルは、前記した0〜9までの数値に個別に対応して第二時間TB1が設定されている。例えば、普通図柄変動に係る第二時間TB1が、0.5秒、5秒の中から選択されるものである場合ついて説明する。まず、普通図柄変動時間短縮機能がON状態において、選択された前記数値が0〜9の際には第二時間TB1を0.5秒に決定するようになっている。他方、普通図柄変動時間短縮機能がOFF状態において、選択された前記数値が0〜9の際には第二時間TB1を5秒に決定するようになっている。つまり、普通図柄変動時間短縮機能がOFF状態における0.5秒の選択率が0%、5秒の選択率が100%であり、普通図柄変動時間短縮機能がON状態における0.5秒の選択率が100%、5秒の選択率が0%でとなっている。このように普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際の選択率、つまり第二時間選択テーブルを普通図柄変動時間短縮機能がON状態とOFF状態とで異なるようにすることで、普通図柄の変動時間を総じて長くしたり短くしたりすることができるようになっている。なお、本発明は前記した数値、普通図柄変動時間、選択率に限定されるものではなく、普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際に普通図柄変動時間短縮機能がOFF状態時とON状態時とで、同一の前記した数値を選択した場合に決定される第二時間TA1と、平均特別図柄変動時間と、がそれぞれ異なるようになっていればよい。また、普通図柄抽選によって前記開放動作をさせないという決定がされた際に普通図柄変動時間短縮機能がOFF状態時とON状態時とで異なる第二時間選択テーブルを用いても良いし、同一の第一時間選択テーブルを用いても良い。しかしながら、普通図柄抽選によって前記開放動作をさせないという決定がされた場合において、普通図柄変動時間短縮機能ON状態時の平均普通図柄変動時間をOFF状態時の平均普通図柄変動時間よりも短くすると、より効果的に普通図柄の変動時間を総じて長くしたり短くしたりすることができるようになっている。
[普通電動役物動作処理]
主制御基板23は、普通図柄表示装置20に当りの普通図柄を表示させた後、所定時間TCが経過するまで普通電動役物14aを開放動作させる。普通電動役物14aの開放時間TCは、二種類定められており、開放延長機能がON状態の際に時間が長い開放時間TCを実行するようになっている。例えば、開放延長機能がON状態の際は、開放時間TCが5秒程度であり、開放延長機能がOFF状態の際は、開放時間TCが0.5秒程度となっている。なお、開放延長機能がON状態の際に普通電動役物の開放動作を複数回行わせて、開放時間TCの総時間を開放延長機能がOFF状態の際よりも長く設定しても良い。
主制御基板23は、普通図柄表示装置20に当りの普通図柄を表示させた後、所定時間TCが経過するまで普通電動役物14aを開放動作させる。普通電動役物14aの開放時間TCは、二種類定められており、開放延長機能がON状態の際に時間が長い開放時間TCを実行するようになっている。例えば、開放延長機能がON状態の際は、開放時間TCが5秒程度であり、開放延長機能がOFF状態の際は、開放時間TCが0.5秒程度となっている。なお、開放延長機能がON状態の際に普通電動役物の開放動作を複数回行わせて、開放時間TCの総時間を開放延長機能がOFF状態の際よりも長く設定しても良い。
[遊技状態切換処理]
主制御部23は、後述する遊技状態切替条件が成立した際に、遊技状態の切換えを行うようになっている。そして遊技状態の切換えは、各種機能フラグのON/OFFにより行われるようになっており、主制御部23には、遊技状態の切換えを行うために、少なくとも下記のフラグが定義されている。
(1)二種類定められた抽選確率のうちいずれを特別図柄抽選に適用するかを決める特別図柄確率変動フラグ
(2)特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際に、二種類定められた時間のうちいずれを第一時間TA1に適用するかを決める特別図柄変動時間短縮フラグ
(3)二種類定められた抽選確率のうちいずれを普通図柄抽選に適用するかを決める普通図柄確率変動フラグ
(4)普通図柄抽選によって普通電動役物14aを開放動作させるという決定がされた際に、二種類定められた時間のうちいずれを第二時間TB1に適用するかを決める普通図柄変動時間短縮フラグ
(5)二種類定められた時間のうちいずれを普通電動役物14aの開放時間TCに適用するかを決める開放延長機能作動フラグ
主制御部23は、後述する遊技状態切替条件が成立した際に、遊技状態の切換えを行うようになっている。そして遊技状態の切換えは、各種機能フラグのON/OFFにより行われるようになっており、主制御部23には、遊技状態の切換えを行うために、少なくとも下記のフラグが定義されている。
(1)二種類定められた抽選確率のうちいずれを特別図柄抽選に適用するかを決める特別図柄確率変動フラグ
(2)特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際に、二種類定められた時間のうちいずれを第一時間TA1に適用するかを決める特別図柄変動時間短縮フラグ
(3)二種類定められた抽選確率のうちいずれを普通図柄抽選に適用するかを決める普通図柄確率変動フラグ
(4)普通図柄抽選によって普通電動役物14aを開放動作させるという決定がされた際に、二種類定められた時間のうちいずれを第二時間TB1に適用するかを決める普通図柄変動時間短縮フラグ
(5)二種類定められた時間のうちいずれを普通電動役物14aの開放時間TCに適用するかを決める開放延長機能作動フラグ
これにより、主制御基板23は、図5に示すように、5つのフラグのON/OFFの組み合せにより32種類の遊技状態を出現させることが可能であって、その中から任意の遊技状態を選択的に出現させるようになっている。すなわち、本発明のパチンコ遊技機1では、普通図柄に関する変更要素である普通図柄抽選確率、普通図柄変動時間及び普通電動役物開放時間を、従来のように一括で変更するのではなく、個別に変更することにより、遊技状態のバリエーションを飛躍的に増やしている。その結果、従来にはない遊技状態の組み合せパターンを実現し、新規なゲーム性のパチンコ遊技機1を提供することが可能になる。
主制御基板23は、普通図柄確率変動フラグ、普通図柄変動時間短縮フラグ及び開放延長機能作動フラグが、全てON、全てOFF以外の遊技状態を出現させることが好ましい。具体的には、図5に示すNo.3〜14、19〜30の遊技状態であり、これらの遊技状態を選択又は組み合せると、従来にはない方法で始動口14への入賞容易性を高くしたり、複数の入賞容易性を段階的に設定することが可能になるので、始動口14への入賞容易性が高くなる遊技状態に変化を与えることができる。
さらに、主制御基板23は、特別図柄確率変動フラグがON、特別図柄変動時間短縮フラグがOFF、普通図柄確率変動フラグがON、普通図柄変動時間短縮フラグがOFF、開放延長機能作動フラグがOFFという組み合せからなる遊技状態(図5のNo.8)を出現させることが好ましい。この遊技状態は、普通図柄表示装置20における複数回の表示結果(抽選結果)に基づいて遊技者が普通図柄抽選確率の解析を行うことができるので、特別図柄抽選に適用する抽選確率が高確率であることを遊技者が判断可能な新規な遊技状態を出現させることができる。このような遊技状態を出現させることで、パチンコ遊技機1に攻略的な面白味を付加することができる。
つぎに、上記のような遊技状態切換処理を実現する具体的な処理手順について、図6を参照して説明する。この図に示すように、主制御基板23が行う遊技状態切換処理では、まず、予め設定される複数の遊技状態切換条件のうち、いずれかの遊技状態切換条件が成立したか否かを判断する(S1)。なお、遊技状態切換条件は、例えば、大当り状態が開始したこと、大当り状態が終了したこと、及び所定回数の特別図柄抽選が行われたこととなっている。そして、この判断結果がYESの場合は、成立した遊技状態切換条件Xを取得する(S2)。次に、取得された遊技状態切換条件Xが、大当り状態が終了したことであるか否かを判断する(S3)。
そして、この判断結果がYESの場合は、該大当り状態における特別図柄抽選によって決定された大当りの種別Yを取得し(S4)、さらに、該大当り状態発生時の遊技状態Zを所得する(S5)。次いで、取得した大当りの種別Yと遊技状態Zに基づいて、32種類の遊技状態から移行する遊技状態を取得する(S6)。
他方、前述のステップS3の判断結果がNOの場合は、遊技状態切換条件Xの成立時の遊技状態Zを取得する(S7)。次いで、取得した遊技状態切換条件Xと遊技状態Zに基づいて、32種類の遊技状態から移行する遊技状態を取得する(S8)。
ここで、前述のステップS3〜ステップS8は、次に移行する遊技状態を取得された遊技状態Zに基づいて32種類の遊技状態から選択する処理(以下、単に「遊技状態選択処理」という)となっている。
そして、この判断結果がYESの場合は、該大当り状態における特別図柄抽選によって決定された大当りの種別Yを取得し(S4)、さらに、該大当り状態発生時の遊技状態Zを所得する(S5)。次いで、取得した大当りの種別Yと遊技状態Zに基づいて、32種類の遊技状態から移行する遊技状態を取得する(S6)。
他方、前述のステップS3の判断結果がNOの場合は、遊技状態切換条件Xの成立時の遊技状態Zを取得する(S7)。次いで、取得した遊技状態切換条件Xと遊技状態Zに基づいて、32種類の遊技状態から移行する遊技状態を取得する(S8)。
ここで、前述のステップS3〜ステップS8は、次に移行する遊技状態を取得された遊技状態Zに基づいて32種類の遊技状態から選択する処理(以下、単に「遊技状態選択処理」という)となっている。
前述の遊技状態選択処理の後、各種遊技状態と各種機能のON/OFFを関連付けたテーブルを参照し、各種フラグのON/OFF処理(セット/クリア処理)を行う。具体的には、選択した遊技状態における特別図柄確率変動機能のON/OFFを判断すると共に(S9)、該判断結果がONの場合は、特別図柄確率変動フラグをONにし(S10)、判断結果がOFFの場合は、特別図柄確率変動フラグをOFFにする(S11)。また、選択した遊技状態における特別図柄変動時間短縮機能のON/OFFを判断すると共に(S12)、該判断結果がONの場合は、特別図柄変動時間短縮フラグをONにし(S13)、判断結果がOFFの場合は、特別図柄変動時間短縮フラグをOFFにする(S14)。また、選択した遊技状態における普通図柄確率変動機能のON/OFFを判断すると共に(S15)、該判断結果がONの場合は、普通図柄確率変動フラグをONにし(S16)、判断結果がOFFの場合は、普通図柄確率変動フラグをOFFにする(S17)。また、選択した遊技状態における普通図柄変動時間短縮機能のON/OFFを判断すると共に(S18)、該判断結果がONの場合は、普通図柄変動時間短縮フラグをONにし(S19)、判断結果がOFFの場合は、普通図柄変動時間短縮フラグをOFFにする(S20)。また、選択した遊技状態における普通電動役物14aの開放時間延長機能のON/OFFを判断すると共に(S21)、該判断結果がONの場合は、開放時間延長機能作動フラグをONにし(S22)、判断結果がOFFの場合は、開放時間延長機能作動フラグをOFFにする(S23)。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、始動口14と、ゲートGと、始動口14を開放又は拡大させる普通電動役物14aと、始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うと共に、ゲートGに対する遊技球の入賞に応じて、普通電動役物14aを開放動作させるか否かという普通図柄抽選を行う主制御基板23と、特別図柄抽選が行われた後から計時される時間が第一時間TA1に達した際に、主制御基板23によって抽選結果の表示がなされる特別図柄表示装置18と、普通図柄抽選が行われた後から計時される時間が第二時間TB1に達した際に、主制御基板23によって抽選結果の表示がなされる普通図柄表示装置20とを備えるパチンコ遊技機1において、前記制御部には、少なくとも、二種類定められた抽選確率のうちいずれを特別図柄抽選に適用するかを決める特別図柄確率変動フラグと、特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際に、二種類定められた第一時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める特別図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた抽選確率のうちいずれを普通図柄抽選に適用するかを決める普通図柄確率変動フラグと、普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際に、二種類定められた第二時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める普通図柄変動時間短縮フラグと、二種類定められた時間のうちいずれを普通電動役物の開放時間に適用するかを決める開放延長機能作動フラグと、が定義されており、主制御基板23は、各フラグのON/OFFの組み合せにより32種類の遊技状態を出現させることが可能であって、その中から任意の遊技状態を選択的に出現させるので、遊技状態のバリエーションを飛躍的に増すことができ、その結果、従来にはない遊技状態の組み合せパターンを実現し、新規なゲーム性のパチンコ遊技機1を提供することが可能になる。
また、主制御基板23は、普通図柄確率変動フラグ、普通図柄変動時間短縮フラグ及び開放延長機能作動フラグが、全てON、全てOFF以外の遊技状態を出現させるので、従来にはない方法で始動口14への入賞容易性を高くしたり、複数の入賞容易性を段階的に設定したりすることができ、その結果、始動口14への入賞容易性が高くなる遊技状態に変化を与えることができる。
また、主制御基板23は、特別図柄確率変動フラグがON、特別図柄変動時間短縮フラグがOFF、普通図柄確率変動フラグがON、普通図柄変動時間短縮フラグがOFF、開放延長機能作動フラグがOFFという組み合せからなる遊技状態、すなわち、このようにすると、普通図柄表示装置20における複数回の表示結果に基づいて遊技者が普通図柄抽選確率の解析を行うことができるので、特別図柄抽選に適用する抽選確率が通常時よりも高確率であることを遊技者が判断可能な新規な遊技状態を出現させることができる。これにより、パチンコ遊技機1に攻略的な面白味を付加することが可能になる。
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
14 始動口
14a 普通電動役物
18 特別図柄表示装置
19 演出図柄表示装置
20 普通図柄表示装置
23 主制御基板
G ゲート
4 遊技盤
14 始動口
14a 普通電動役物
18 特別図柄表示装置
19 演出図柄表示装置
20 普通図柄表示装置
23 主制御基板
G ゲート
Claims (3)
- 特別図柄始動口と、
普通図柄始動口と、
特別図柄始動口を開放又は拡大させる普通電動役物と、
特別図柄始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うと共に、普通図柄始動口に対する遊技球の入賞に応じて、普通電動役物を開放動作させるか否かという普通図柄抽選を行う制御部と、
特別図柄抽選が行われた後から計時される時間が第一時間に達した際に、制御部によって抽選結果の表示がなされる特別図柄表示部と、
普通図柄抽選が行われた後から計時される時間が第二時間に達した際に、制御部によって抽選結果の表示がなされる普通図柄表示部と
を備える弾球遊技機において、
前記制御部には、少なくとも、
二種類定められた抽選確率のうちいずれを特別図柄抽選に適用するかを決める特別図柄確率変動フラグと、
特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際に、二種類定められた第一時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める特別図柄変動時間短縮フラグと、
二種類定められた抽選確率のうちいずれを普通図柄抽選に適用するかを決める普通図柄確率変動フラグと、
普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際に、二種類定められた第二時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める普通図柄変動時間短縮フラグと、
二種類定められた時間のうちいずれを普通電動役物の開放時間に適用するかを決める開放延長機能作動フラグと、が定義されており、
制御部は、
各フラグのON/OFFの組み合せにより32種類の遊技状態を出現させることが可能であって、その中から任意の遊技状態を選択的に出現させる
ことを特徴とする弾球遊技機。 - 特別図柄始動口と、
普通図柄始動口と、
特別図柄始動口を開放又は拡大させる普通電動役物と、
特別図柄始動口に対する遊技球の入賞に応じて、大当り状態を発生させるか否かという特別図柄抽選を行うと共に、普通図柄始動口に対する遊技球の入賞に応じて、普通電動役物を開放動作させるか否かという普通図柄抽選を行う制御部と、
特別図柄抽選が行われた後から計時される時間が第一時間に達した際に、制御部によって抽選結果の表示がなされる特別図柄表示部と、
普通図柄抽選が行われた後から計時される時間が第二時間に達した際に、制御部によって抽選結果の表示がなされる普通図柄表示部と
を備える弾球遊技機において、
前記制御部には、少なくとも、
二種類定められた抽選確率のうちいずれを特別図柄抽選に適用するかを決める特別図柄確率変動フラグと、
特別図柄抽選によって大当り状態を発生させないという決定がされた際に、二種類定められた第一時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める特別図柄変動時間短縮フラグと、
二種類定められた抽選確率のうちいずれを普通図柄抽選に適用するかを決める普通図柄確率変動フラグと、
普通図柄抽選によって前記開放動作させるという決定がされた際に、二種類定められた第二時間選択テーブルのうちいずれを適用するかを決める普通図柄変動時間短縮フラグと、
二種類定められた時間のうちいずれを普通電動役物の開放時間に適用するかを決める開放延長機能作動フラグと、が定義されており、
制御部は、
普通図柄確率変動フラグ、普通図柄変動時間短縮フラグ及び開放延長機能作動フラグが、全てON、全てOFF以外の遊技状態を出現させる
ことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記制御部は、
特別図柄確率変動フラグがON、
特別図柄変動時間短縮フラグがOFF、
普通図柄確率変動フラグがON、
普通図柄変動時間短縮フラグがOFF、
開放延長機能作動フラグがOFF
という組み合せからなる遊技状態を出現させる
ことを特徴とする請求項2記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006311141A JP2008125582A (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | 弾球遊技機 |
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JP2006311141A JP2008125582A (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | 弾球遊技機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2006-11-17 JP JP2006311141A patent/JP2008125582A/ja active Pending
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