JPH04102487A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH04102487A
JPH04102487A JP2221652A JP22165290A JPH04102487A JP H04102487 A JPH04102487 A JP H04102487A JP 2221652 A JP2221652 A JP 2221652A JP 22165290 A JP22165290 A JP 22165290A JP H04102487 A JPH04102487 A JP H04102487A
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game
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Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
伊東 広司
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、一定条件が成立したときに可変表示装置によ
って可変表示ゲームを行なうようにしたゲーム機に関し
、特に可変表示ゲームの変化の態様を遊技機に設置され
た他の表示装置によって補助的に表示するようにしたゲ
ーム機に関する。
[従来の技術] 種々の識別記号(O〜9までの数字やアルファベット等
)を可変表示し得る可変表示装置を具え、該可変表示装
置によって可変表示ゲームを行なうようにしたゲーム機
として、スリーセブンタイプのパチンコ遊技機や、パチ
スロ等が一般に知られている。
これら可変表示装置を具えたゲーム機のうち特に、パチ
ンコ遊技機にあっては、遊技領域に設けられている始動
入賞口への遊技球の入賞に基づいて可変表示装置に可変
表示ゲームをおこなわせ、一定時間の経過又は遊技者が
ストップスイッチを操作することにより可変表示ゲーム
を停止させ、その表示の停止態様が特定の停止態様とな
ったとき(例えば、r−7,7,7J等のぞろ目となっ
たとき)に、遊技状態が遊技者にとって有利となるよう
に変動入賞装置の大入賞口を開状態に変換する(大当り
状態の発生)ようになっている。
この種のパチンコ遊技機においては、通常、可変表示装
置が可変表示ゲームを開始したときや、大当りが発生し
たとき等、遊技状態に大きな変化が生じたときに、遊技
盤の略中央に設置された可変表示装置の表示の態様(表
わされている識別信号)や遊技盤に設置された各種ラン
プが点灯/点滅し、この表示態様の変化によって遊技者
は遊技状態の変化を認識するようになっていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記可変表示装置を具えたパチンコ遊技機にあ
っては、その遊技状態は、大きく分けると1通常の遊技
状態(普段の状@) 、補助遊技状態(可変表示ゲーム
状態)、大当りの遊技状態(特別遊技状態)の3つあり
、更に細かく分けると、■前記補助遊技状態は、補助遊
技作動状態、補助ゲームの可変表示が停止される状態、
可変表示ゲームの結果がハズレの状態、大当りが発生し
得るリーチの状態等、■大当りの遊技状態は、犬当りが
発生してから大当りの遊技が開始されるまでの大当り遊
技開始ウェイトタイムの状態、大当り遊技の継続条件成
立前の変動入賞装置の大入賞口の開放状態、大当り遊技
の継続条件が成立後の大入賞口の開放状態、大当り遊技
の各サイクル間におけるインタバルウェイトタイムの状
態、大当り遊技の最終サイクルの大入賞口の開放状態、
大当り遊技の終了時の終了ウェイトタイムの状態等に分
けられる。また、上記3つの状態以外の遊技状態として
、不正遊技状態などもある。
このようにパチンコ遊技機等のゲーム機にあっては、遊
技状態が様々に変化し、遊技者はそれらの状態の変化を
的確に認識しながら遊技を行なわないと、得られるべき
利益を得られなくなってしまうことがある。
しかるに従来のゲーム機(特に、パチンコ遊技機)にあ
っては、上記大きな変化以外は、遊技盤の略中央に設置
された可変表示装置が表わす識別記号によってのみその
遊技状態が示されていたため、上記各種遊技状態を遊技
者が認識するためには、遊技者自身が常に可変表示装置
の図柄の変動(パチンコ遊技機にあっては遊技球の行方
等も)を注意を払って見ていなければならず、長時間の
遊技に耐えがたく、遊技者がゲーム機の可変表示ゲーム
などを満喫するに至らないという問題があった・ 本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
可変表示ゲームの結果等ゲーム機による遊技状態の種々
の変化の態様を、ゲーム機に設置されている可変表示装
置の識別信号以外の表示装置(補助表示装置)によって
容易に且つ的確に認識し得るようにし、もって、遊技者
の興趣を一層高めるようにしたゲーム機を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るゲーム機は、上記課題を解決するため、所
定の識別記号による表示態様が種々変化し得る可変表示
手段と、該可変表示手段の前記所定の識別記号による表
示態様を変化させることによって可変表示ゲームを行な
わせる可変表示ゲーム手段と、前記可変表示手段の前記
識別信号が表示される表示部の下地の色彩及び/又は明
るさを変化させて前記可変表示手段の前記識別記号によ
る表示態様に更なる変化を与え得る補助可変表示手段と
、該補助可変表示手段による可変表示部の下地の色彩及
び/又は明るさの変化を前記可変表示ゲームに伴う可変
表示部の表示態様の変化に応じて制御する補助可変表示
制御手段とを具備する構成とした。
[作用] 可変表示装置による可変表示ゲームの変化の態様等のゲ
ーム機の遊技状態の変化の態様が、該可変表示装置の識
別信号が表示される表示部の下地の色彩/明るさによっ
て適宜表示され、その認識が容易となる。
[実施例コ 第1図は、本発明が適用されたパチンコ遊技機(ゲーム
機) 1の部分前面の構成例を示すもので、その遊技盤
13の前面には、図示省略の操作ダイヤルにより駆動さ
れる打球発射装置(後述)によって発射された打球を遊
技盤13の上方部まで案内するガイドレール3が配設さ
れ、遊技盤13前面のガイドレール3とガラス板とによ
って囲まれた空間内に遊技領域2が設けられている。
そして、この遊技領域2の中央には大当りの遊技(特別
遊技)の権利の発生のための補助遊技(可変表示ゲーム
)を行なう可変表示装置(可変表示手段)20が設置さ
れている。この可変表示装置20の上方部には大入賞口
と呼ばれる一般入賞口22、および始動入賞口4,5,
6に入賞して未だ可変表示ゲームが行われていない入賞
記憶個数を表示する、複数(例えば、4個)の入賞個数
記憶表示ランプLED1〜4が設置されている。
前記可変表示装置20中夫の可変表示部(表示部)21
の左右両側寄り位置と入賞個数記憶表示ランプLED1
〜4の上方位置には、それぞれ飾りランプL、、 L、
、 L、が設置されている。
また、前記入賞個数記憶表示ランプLED1〜4の左右
両側位置には飾りランプLED5〜9゜10〜14が、
また、それら飾りランプLED5〜9,10〜14の上
方位置には飾りランプLED15〜18.19〜22が
、それぞれ設置されている。
前記可変表示装置20の下部側には、遊技球を中央に集
めて始動入賞口6中に流入し易くさせる案内部23が手
前側に突出した状態で設けられている(第6図参照)。
そして、可変表示装置20の前面部の左右両側にはその
案内部23に遊技球を導く案内樋24.24が設けられ
ている。
可変表示装置20の左右両側で、前記ガイドレール3の
内側隣接部には飾りランプ(サイドランプ) L、、 
 L、が、また、これら飾りランプL I IL8の斜
め上方で、前記ガイドレール3の外側隣接部には複数の
当たり表示ランプL、、 L、・・・・が、それぞれ設
置されている。
また、パチンコ遊技機1の前面枠11の上部前面側には
大当り動作表示ランプL、、L4が取付けられている。
前記可変表示装置2oの下方には、該可変表示装置20
による可変表示装置ゲームを行なった結果大当りが発生
したときに、遊技球を入賞させ易い状態に変換される変
動入賞装置5oが設置されている。この変動入賞装置5
0の上部には一対の可動部材51.51によって開閉さ
れる大入賞口(入賞部)52が設けられている。
そして、この大入賞部口52の中央部には継続入賞口5
3が設けられ、その継続入賞口53に打球が入賞するこ
とを条件として前記可動部材51゜51の開放のサイク
ル(大当り遊技のサイクル)が継続して行われるように
なっている。
変動入賞装置50の上部前面側には継続条件成立表示ラ
ンプL、が、また、中央下部には飾りランプL1がそれ
ぞれ取り付けられている。
前記可変表示装置20の下部寄りの左右両側位置と直下
位置には、それぞれ始動入賞口4,5゜6が配設されて
いる。
前記変動入賞装置50の左右両側部とそれらの斜め上方
位置にはそれぞれ一設入賞ロ55,55.7.7が配設
されている。そして、−設入貫目7゜7には、飾りラン
プL、、 L、が取付けられている。
なお、遊技盤13の上部には、パチンコ遊技機裏側の貯
留タンク(後述)中に貯留されている予備球(賞品球)
が不足したときに点灯する球不足表示ランプ14が設置
されている。
また、可変表示装置20の周りには風車と呼ばれる打球
方向変換部材8a、8a、8b、8bが回転自在に複数
設置されており、遊技領域2の適宜位置には障害釘9が
多数植設されている。遊技領域2の中央下部にはアウト
球回収口12が設けられている。
遊技盤13には、その裏面図として第2図に示すように
、貫通孔IA〜IK等が設けられている。
これらのうち、中央上部の貫通孔IAは可変表示装置2
0を、中央下部の貫通孔】Bは変動入賞装置50を、そ
れぞれ取り付けるために設けられている。貫通孔IC〜
IEは始動入賞口を、貫通孔IF、IGは一設入賞ロ7
.7を、貫通孔IH。
IIは飾りランプ(サイドランプ)L、、 L、を、そ
れぞれ取り付けるために設けられている。また、貫通孔
IJはアウト球回収口12と連通させて設けられ、貫通
孔IKは球不足表示ランプ14を設置するために設けら
れている。
そして、遊技盤13前面の各入賞口4,5,6゜7.7
,22,52,55.55等に流入し貫通孔IA〜IG
を介して遊技盤13の裏側に至った入賞球は、遊技盤1
3の裏側に突設された入賞球案内樋18〜10、および
遊技盤13の裏側に、遊技球がその内部を通過できるよ
うに、少なくとも球1個分の間隔を開けて設置された集
合樋15とによって、それぞれ点線の矢印で示す方向に
流下されて集められ、その下端の流下樋15aにより後
述の入賞球処理装置850に導かれるようになっている
。そして、前記始動入賞口4,6に流入して貫通孔IC
,IEを介して遊技盤13の裏側に至った入賞球を集合
させて流下案内する集合案内通路】rには、該集合案内
通路1rを流下する入賞球を検出する始動人賞検畠スイ
ッチl5(SW、)が設置されている。また、前記始動
入賞口5に流入して貫通孔IDを介して遊技盤13の裏
側に至った入賞球を所定の方向に流下案内する流下案内
通路1tには、該流下案内通路1tを流下する入賞球を
検出する始動入賞検量スイッチ1u(SW、)が設置さ
れている。また、貫通孔IBの裏側に臨んだ変動入賞装
置20裏側には大入賞口52中の継続入賞口53に流入
した入賞球を検出する継続入賞スイッチ56(SW、)
、および大入賞口52中に流入した入賞球を全て検出す
る入賞個数検品スイッチ57(SW、)が設けられてい
る。
このパチンコ遊技機1の発明に係る主要部分は、後述す
る制御系統を除き概略上記のように構成されていて、該
パチンコ遊技機1に設置されたマイクロコンピュータ等
の制御手段によって概ね次のように作用動作する。
図外の電源スイツチ操作によりパチンコ遊技機1に電気
が供給されると、先ず通常遊技が開始される。この通常
遊技時には可変表示部21にはランダムに抽呂された図
柄が停止した状態で表示されていて、該可変表示部21
のベースの色彩はこの実施例では桜色で各図柄は白色に
なっている。
ところで、上記可変表示部21は縦に3分割、上下に2
分割(上段、下段)されて、全体として6分割されてい
る。そしてこのように分割された各々の領域に、即ち、
左から順に左図柄、中図柄、右図柄が夫々2段ずつ表示
される。
このように可変表示部21の図柄が停止しているときに
は、その通常遊技状態(普段の状態)を示す表示として
、可変表示装置20の飾りランプLED5〜14が内側
から外側、外側から内側へと交互に、飾りランプLED
15〜22が外側から内側にそれぞれ流れるような点滅
表示状態にされるとともに、可変表示装置20および変
動入賞装置30の飾りランプL、、 L、、 L、が点
滅表示状態にされる。また、可変表示部21背後の白色
の蛍光灯(後述)が点灯されて可変表示部21のベース
の色彩が桜色に見えるようにされている。
この通常遊技時に、打球発射装置(後述)によって遊技
領域2中に打ち込まれた遊技球が始動入賞口4,5.6
のうちのいずれかに入賞すると、その入賞がそれらの内
部流路に設置された始動入賞検出スイッチsw、、 s
w、によって検出され、その検出に基づいて可変表示部
H20の入賞個数記憶表示ランプLED1〜4がその入
賞した個数分だけ点灯される。これは、補助遊技中や大
当り遊技中においても同様である。
そして、通常遊技中であれば、所定時間経過後に、入賞
個数記憶表示ランプLED1〜4の点灯しているものの
うちの1つが消灯されて、可変表示装置20による補助
遊技(可変表示ゲーム)が開始される。
この補助ゲーム(可変表示ゲーム)は例えば次のように
して行われる。
即ち、先ず、可変表示部21の左図柄、中図柄、右図柄
がそれぞれランダムに変動される(図柄が変動するに当
たっては、上段に表示された図柄が順次下段にて表示さ
れるようになっている)。
そして、その変化の開始後所定時間経過するか、又はス
トップボタン(図外)が押された後に、それら左図柄、
中図柄および右図柄がダウンスクロール状態に変換され
、さらに所定時間経過した時点でそれぞれ停止される。
が、その補助遊技(可変表示ゲーム)が繰り返して行わ
れているうちに、左図柄、中図柄、および右図柄が共に
ダウンスクロールに変換されて変動してその通常の変動
時間が終了したときに左図柄、中図柄および右図柄の上
段又は下段の図柄のうちのいずれか一方が一致して大当
りの発生の可能性が生じたとき、即ち、リーチ状態とな
ったときには、その補助遊技のダウンスクロールの継続
時間が通常時に比べて延長される。その延長時には左図
柄、中図柄および右図柄の3つの図柄が一緒にゆっくり
したダウンスクロールで変動される。
そして、その延長時間が経過した時点で補助遊技(可変
表示ゲーム)が終了して左図柄、中図柄および右図柄の
変動が同時に停止される。その停止時の上段又は下段の
図柄が3つとも一致した状態とならなかったときには′
″外れ”となって、上記補助遊技(可変表示ゲーム)が
始動入賞口4゜5.6への入賞又はその入賞記憶に基づ
いて繰返し行われる。が、その停止時の上段又は下段の
図柄が3つとも一致したときには″大当り″となって大
当りの遊技(特別遊技)が行われる。
ここに、゛′大当り″の遊技(特別遊技)とは、遊技者
に多くの賞品球獲得のチャンスを与える遊技態様で、こ
の実施例の場合、変動入賞装置50の可動部材51.5
1の所定時間(例えば、22秒間)の開放を1サイクル
(たたし、その所定時間が経過する前に変動入賞装置5
0の大入賞口52中に遊技球が所定個数(例えば、10
個)入賞したときにはその時点までの開放を1サイクル
)とし、各サイクル中に変動入賞装置50の大入賞口5
2中の継続入賞口53中に遊技球が流入してその中の継
続入賞検出スイッチ56(SW、)に検出されることを
継続条件(サイクルの更新条件)として、最高10サイ
クルまで継続して行われる。
前記可変表示ゲームが行なわれるときには、可変表示の
図柄の変動、リーチ、変動の停止、″外れ”の各状態が
上記各種表示ランプLED5〜22、L1〜L6等の表
示の変化とスピーカ(後述)のメロデイ音の変化とによ
って報知される。
また、前記大当りが発生したときには大当り発生時の大
当り遊技開始ウェイトタイマ(Wl)、大当り遊技の第
1〜第9サイクル目までにおける継続条件成立前の大入
賞口52の開放、その継続条件成立後の開放、各サイク
ル間のインタバルウェイトタイム(W、) 、第1Oサ
イクル目(最終サイクル目)の大入賞52の開放、第1
0サイクルの終了の各状態等が、上記各種表示ランプL
ED〜22、LINL6等の表示の変化とスピーカ(後
述)のメロデイ音の変化によって報知される。
また、大当り遊技のサイクルの継続回数は可変表示部2
1の左側画面部に表示され、各サイクル中における大入
賞口52への入賞個数は可変表示部21の右側画面に、
所定時間経過ごとに、前記図柄に代えて断続的に表示さ
れる。
第3図〜第8図には前記可変表示装置20の詳しい構成
例を示す。
そして、それらのうち、第3図にはその正面図を、第4
図には前枠部200と本体部300とを分離させた可変
表示装置20の分解斜視図を、第5図には遊技盤13に
可変表示装置20を設置した状態の縦断側面図を示す。
可変表示装置20は、第4図に示すように、前枠部20
0と該前枠部200の後端部に一体的に取り付けられる
本体部300とから構成されている。そして、その前枠
部200前面側のフランジ状取付板部211の背面部が
遊技盤13中段の貫通孔IAの周縁部の前面部に密着す
るようにして取り付けられている。それによって、その
前面部側が第5図に示すように遊技盤13の前面側に突
出する一方、その後部側が遊技盤13の背面側に突出し
た状態となる。そして、その背面側に突出した前枠20
0の後端部に、第5図に示すように本体部300が取り
付けられている。
第6図には前記前枠部200の分解斜視図を示す。
この前枠部200は、その前側にその前側外形の主要部
を構成する前枠210を具えている。
この前枠210の前面側周囲には前記取付板部211が
フランジ状に設けられ、中央部には表示用開口部212
が設けられている。そして、その表示用開口部212の
上段前面側には円弧状の鎧部213が前方に突出して設
けられている。この鎧部213によって上下に分割され
た表示用開口部212の下側部分がメイン表示用開口部
212aとなり、上側部分がサブ表示用開口部212b
となっている。
また、前記表示用開口部212はその周りが、取付板部
21.1の後方に突出する包囲枠214によって囲まれ
ていて、該包囲枠214の内側上端部中央には同包囲枠
214内に至った遊技球を前記遊技領域2中夫の始動入
賞口6 (第1図、第7図参照)上に導いて落下させる
案内棚23が手前が低くなるように傾斜して設けられて
いる。
また、前枠210の前面側中段部の左右両側位置には遊
技領域2を流下する遊技球の一部を第7図に示すように
前記包囲枠214中に導き入れる球導入樋24.24が
設けられている。その包囲枠214中に導き入れられた
遊技球は第7図に示すように包囲枠214の内周に沿っ
てその下部の案内棚23上に流下する。そして、その案
内棚23に案内されて遊技盤13中夫の始動入賞口6上
に流下される。
前記サブ表示用開口部212b中には、表示ユニット2
20がその前面側を半透光性の表示カバー221によっ
て覆われた状態でその裏側から設置されている。そして
、その表示ユニット220の前側の中央には飾りランプ
L1が取り付けられ、その左右両側には飾りランプLE
D15〜18゜19〜22が取り付けられている。
一方、前記メイン表示用開口部212の後端部には窓枠
230が窓カバー240によりその前面側を覆われた状
態で取り付けられている。そして、その窓カバー240
の中央部には透明(又は半透明)なメイン表示窓部24
1が設けられ、上端部中央には半透光性の記憶表示窓部
242が設けられている。他方、前記窓枠230の中央
部にはメイン表示開口窓231が設けられている。また
、その窓枠230の上梓部中央には記憶表示用開口孔2
32が設けられ、その左右両側には飾り表示用開口孔2
33が設けられている。
そして、その窓枠230の上枠部の裏側には表示ユニッ
ト250が取り付けられ、左右の側枠部の裏側には表示
ユニット26o(一方のみ図示)がそれぞれ取り付けら
れている。そして、その表示ユニット250の前側中央
には入賞個数記憶表示ランプLED1〜4が取り付けら
れ、その左右両側には飾りランプLED5〜9,10〜
14が取り付けられている。そして、入賞個数記憶表示
ランプLED1〜4の先端部が前記窓枠230の記憶表
示用開口孔232中に、飾りランプLED5〜9,10
〜14の先端部が飾り表示用開口孔233中にそれぞれ
臨んだ状態となっている。
方、前記表示ユニット260の前側には飾りランプL1
が取り付けられている。そして、その飾りランプL1の
点灯光が半透光性の窓枠230の側枠部および窓カバー
240の側枠部を介して遊技者に視認し得るようになっ
ている。
第8図には前記可変表示装置20の本体部300の分解
斜視図を示す。
本体部300は、前記前枠部200の後端部に取り付け
られる本体前枠310と、該本体前枠31Oの後端部に
取り付けられた液晶表示ユニット400と、前記液晶表
示ユニット400をその後部側から覆った状態で前記本
体前枠310の後端に取付けられた本体ケース330と
、該本体ケース330の後方に臨んだ前記液晶表示ユニ
ット400の後端部に取付けられた蛍光照明ユニット3
20と、該蛍光照明ユニット320をその後側から覆う
状態に取り付けられたノイズ防止枠340と、該ノイズ
防止枠340の裏側に取り付けられた中継基板350と
を具えている。
前記本体前枠310は本体部300を前記前枠部200
に取り付けるためのもので、その前端部には前記前枠部
200の前枠210の後端部に取り付けられる取付板部
311がフランジ状に設けられている。この本体前枠3
]0の内側は包囲枠312によって囲まれた開口部31
3となり、その上端部には天(一般)入賞口22に入賞
した遊技球(入賞球)を遊技盤13の裏側の側方に導く
入賞球案内樋314が設けられている。この入賞球案内
樋314によって導かれた入賞球は遊技盤13の裏面に
突設された案内樋18〜ifによって集合樋15の下端
の流下樋15aに導かれる(第2図)。
前記液晶表示ユニット400は、前記本体前枠310の
後部に取付けられた表示ケース41.0と、該表示ケー
ス410の前端部に取付けられた液晶パネル420と、
前記表示ケース4.10の上側に取り付けられた接続基
盤430と、同表示ケース410の下側に取り付けられ
た可変表示制御基盤500と、同表示ケース410の左
右両側に配置されたコネクタケーブル440,450と
、同表示ケース4.10の内側の左右両壁部に設置され
た反射板460,470とを具えている。
前記表示ケース410は前記液晶パネル420を保持す
るもので、前端部および後端部が開口した中空状の枠体
として作られている。そして、その後端部には、蛍光灯
設置部411,411が設けられている。
この表示ケース410の前端開口部に液晶パネル420
が取付けられている。
前記液晶パネル420は後述の可変表示制御手段たる第
2の制御手段830からの表示制御指令に基づいて可変
表示ゲーム用の各種図柄(数字や文字、記号等を含む。
)を液晶表示するもので、前記表示ケース410の前端
開口部に取り付けられた状態で前記本体前枠310の開
口部313中に臨まされている。
前記接続基盤430は前記液晶パネル420を前記可変
表示制御基盤500に電気的に接続するための配線基盤
で、前記表示ケース410の上側に取り付けられている
。この接続基盤430の前端部と左右両端部にはそれぞ
れ端子接続穴群431.432,433が設けられてい
る。そして、その前端の端子接続穴群431中に前記液
晶パネル420上端の端子群421が嵌挿されてハンダ
付けされている。
前記可変表示制御基盤500は前記液晶パネル420へ
の表示の制御を行なう可変表示制御手段(後述)を構成
する各種電子部品等が設置された配線基盤で、前記表示
ケース410の下端部に取り付けられている。この可変
表示基盤500の前端部と左右両端部にはそれぞれ端子
接続穴群501.502,503が設けられている。そ
して、その前端の端子接続穴群501中に前記液晶パネ
ル420下端の接続端子群422が嵌挿されてハンダ付
けされている。
前記コネクタケーブル440,450は前記液晶パネル
420と可変表示制御基盤500に配設された可変表示
制御手段(第2の制御手段)との相互を前記接続基盤4
30および可変表示制御基盤500を介して電気的に接
続するもので、前記表示ケース410の左右両側部に配
設されている。
そして、それらコネクタケーブル440,450の上端
の接続端子群441,451が前記接続基盤430の左
右の接続穴群432,433中に、また、それらの下端
の接続端子群442,452が前記制御基盤500の左
右の接続穴群502゜503中にそれぞれ嵌挿されてハ
ンダ付けされている。
前記反射板460,470は、表示ケース410後端の
蛍光灯設置部411,411に設置される蛍光灯323
,324の光を有効に反射させて表示ケース410前端
の液晶パネル4.20側に送ったり、蛍光灯323,3
24のノイズを防止したりするもので、例えば、アルミ
板等の反射効率の高い金属によって構成されている。
これら反射板460,470は反射板部461゜471
と取付板部462,472とから構成されていて、反射
板部461,471が表示ケース410内部の左右の側
壁部にそれぞれ密着した状態で取り付けられ、取付板部
462,472が表示ケース410後端の蛍光灯設置部
411,411の内周壁面に密着した状態で取り付けら
れている。
前記本体ケース330は前記液晶表示ユニット400を
収容するもので、その収容した状態でその前端開口部が
前記本体前枠310の後端開口部に取り付けられている
。この本体ケース330は前後が開口した中空状に作ら
れている。
前記蛍光照明ユニット320は前記ノイズ防止枠340
に保持された状態で本体ケース330の後端開口部に設
置されている。この蛍光照明ユニット320は、インバ
ータ321と、該インバータ321の隣に一体に設けら
れた蛍光基盤322と該蛍光基盤322の前面部に取り
付けられた一対の冷陰極管(蛍光灯)323,324と
を具えている。この冷陰極管323,324は、遊技者
から見た液晶パネル420の色彩及び/又は明るさを変
化させるために設置されたものであり、本実施例の場合
、下側の冷陰極管323が白色(白色蛍光灯)で、上側
の冷陰極管324が青色(青色蛍光灯)となっている。
上記冷陰極管(白色、青色蛍光灯)323,324の左
右両側端子部分には前記反射板460゜470の取り付
は板部462,472に対する絶縁用のゴムキャップ3
23a、324aがそれぞれ嵌着されている。
蛍光照明ユニット320は上記のように構成されていて
、前記ノイズ防止枠340に保持されて本体ケース33
0の後端開口部に設置された状態において、その冷陰極
管(白色、青色蛍光灯)323.324のゴムキャップ
323a、324aの嵌着された左右両側端子部分が前
記表示ケース410後端の蛍光灯設置部411,41.
1中に嵌合された状態となっている。
前記ノイズ防止枠340はその前側に前記蛍光照明ユニ
ット320を保持した状態で前記本体ケース330の後
端開口部に取り付けられるもので、その後板部341の
前面部の一端側には前記蛍光照明ユニット320のイン
バータ321の取付部342が設けられている。また、
このノイズ防止枠340の他端部と上端部にはそれぞれ
ノイズ防止用板部343,344がそれぞれ前向きに設
けられている。
このノイズ防止枠340は上記のように構成されていて
、その後板部341前面の取付部342に前記蛍光ユニ
ット320が設置された状態で、その前側のノイズ防止
用板部343,344が本体ケース330内に入り込む
ように後板部341を本体ケース330の後端開口部に
押し付けてフック331,331で止着させである。
前記中継基盤350は前記制御基盤500のリード線5
04や蛍光照明ユニット320のリード線325および
アース線327を一旦中継接続させてからパチンコ機制
御装置(図示省略)やアース部に電気的に接続させるも
ので、前記ノイズ防止枠340の後部に取り付けられて
いる。
この中継基盤350の背部には前記制御基盤500のリ
ード線504の接続コネクタ505を接続させるコネク
タ351や蛍光照明ユニット320のリード線325の
接続コネクタ326を接続させるコネクタ352が設け
られるとともに、蛍光照明ユニット320のアース線3
27のコネクタ328を接続するコネクタ(図示省略)
等が一体に設けられている。また、同中継基盤350の
背面部には前記コネクタ326,505と電気的に接続
されたリード線353が取り付けられ、そのリード線3
53にはパチンコ機制御装置(図示省略)のコネクタと
接続される接続コネクタ354が取り付けられている。
第9図には前記変動入賞装置50の全体斜視図を示す。
変動入賞装置50は構成基枠510を具え、該構成基枠
510の後背部には前記遊技盤13の貫通孔IB(第2
図)の周縁部の前面部に密着状態に取り付けられる取付
板部511が設けられている。
前記構成基枠510の中央部には前記遊技盤13の貫通
孔IBと連通ずる大入賞口52が設けられ、その上部中
央には上下開口の通過型継続入賞口53が設けられてい
る。そして、その継続入賞53中には通過型の継続入賞
スイッチ56(SW、)が設置され、大入賞口52の左
右両端部上には前記大入賞口52および継続入賞口53
の上方空間を開閉する一対の可動部材51.51がそれ
ぞれ基部51a、51aを軸支された状態で回動自在に
設置されている。それら可動部材51,51は図示は省
略するが、変動入賞装置5oの後側に取り付けられた左
右一対のソレノイドにより連動機構(図示省略)を介し
て開閉動作されるようになっている。
また、この変動入賞装置50の左右両側には一般入賞口
55.55が設けられ、大入賞口52の集合流路には該
大入賞口52中に流入した全入賞球をカウントする入賞
個数検出スイッチ57 (SW3)(第2図に示す)が
設置されている。
第10図にはこのパチンコ遊技機1の背部に取り付けら
れる2系統の賞球排出系の裏機構盤800を裏側から見
た構成例を示す。
この裏機構盤800は2系統の賞球排出(例えば、7個
と13個排出)の処理機構を構成するもので、裏機構盤
800の裏面上部には、予備球(払出し前の賞品球)を
貯留する貯留タンク801が設定され、この貯留タンク
801の下端開口部に臨むように誘導樋802が設置さ
れている。
誘導樋802の始端には球補給用踏板レバー803がビ
ン803aを軸心として回動可能に設置され、上記貯留
タンク801が空になると、この踏板レバー803の自
由端側図示省略のばねの力で上昇してそれを球不足検出
器804が検出し、図外の集中管理室へ球補給要求を行
なうようになっている。
上記誘導樋802は緩やかに下り傾斜しながらUターン
し、その流下端部にこれと連続するような形で、二系統
賞球排出装置81.0を構成する疎開ケース811が回
動軸811aを軸心として回動可能に配設されている。
そして、上記誘導樋802のUターン部分には、球抜き
装置820が設けられており、この球抜き装置820が
作動されると、貯留タンク801内の予備球が誘導樋8
02の途中から球抜き樋824を通って外部へ抜き取ら
れるようになっている。
また、前記誘導樋802のUターン部分より若干下流側
には賞球処理停止用の踏板レバー826が、ビン827
を細心とし先端側が上昇する方向への復帰力を他端側の
重錘828によって与えられた状態で、回動自在に設置
されている。この踏板レバー826の下端部に連結竿8
29の一端が連結されている。
連結竿829は、前記Uターン部分より下流側の誘導樋
802の下側に沿わせてスライド自在に設置され、その
他端部に係止爪831の先端側が連結されている。係止
爪831はビン832を軸心として回動自在に設置され
、前記疎開ケース811の上流側下端部に設けられた係
合片811bと係合可能な位置にある。
そして、前記誘導樋802中への予備球の補給が充分な
ときにはその予備球の重みで前記踏板レバー826の先
端側が下降されることにより、連結竿829を介して係
止爪831が疎開ケース811の係合片811bと係合
し得ない角度位置まで回動されていて、疎開ケース81
1の賞球排出動作が可能となっている。
反対に前記誘導樋802中への予備球の補給が不充分と
なったときには、前記踏板レバー826の先端側が重錘
828の重みで上昇される方向へ回動し、それに伴い、
連結竿829を介して係止レバー831が疎開ケース8
11の係合片811bと係合し得る位置まで回動して疎
開ケース811の賞球排出処理動作を阻止するようにな
っている。
前記流下樋15aの流下端部には、入賞球処理装置85
0が揺動可能に配設されている。この入賞球処理装置8
50は、その中に、入賞球が流下樋15aを流下して入
ってきたときに、ビン851を軸芯として時計方向層り
に一段階回動し、その入賞球を保持したままで一旦停止
する。
その入賞球処理装置850の回動によりスイッチセンサ
SWAがオンされて賞球排出モータ860(後述)が駆
動され、該モータ860により、駆動制御機構を構成す
るクランクカム861および連チャンカム862が駆動
(回動)される。そして、クランクカム861により作
動レバー865、連結竿866、およびビン819aを
細心とするリンク機構819を介して疎開ケース811
が傾動されて賞球排出処理が行なわれる。これと同時に
、連チャンカム862により、入賞球処理装置850が
ビン851を軸心として時計方向へさらに回動(さらに
回動)されて、その中に保持していた入賞球を前記流下
樋15aの下方に設置された下流側の流下樋15b上へ
放出させる。その放出された入賞球はさらに入賞球導出
樋871を介し流下して回収される。
上記の如く、原軸ケース811が傾動されることにより
該ケース811から排出された賞品球は、その落下のシ
ョックを吸収するクツションレバー872上、および賞
品球導出樋873の下流側、さらに流出口873aを介
して、パチンコ遊技機1の賞品球受皿874(第1図)
へ排出される。
その賞品球受皿874が一杯になると、オーバーフロー
樋875を通って別の賞品球受皿(図示省略)へ排出さ
れる。
上記の如く原軸ケース811が傾動されて賞球排出を行
なった時点で、上記傾動状態にあった入賞球処理装置8
50が連チャンカム862により連チャンレバー864
を介して元の状態に回動復帰され、しかる後、上記の如
く傾動状態にあった原軸ケース811が連結竿866を
介して前記クランクカム861によって元の状態に回動
復帰される。
センサSWBは連チャンカム862の回転角度位置を検
出するセンサ、センサSWcはクランクカム861の回
転角度位置を検出するセンサである。
そして、連チャンカム862は、入賞球処理装置850
が定位置に復帰しているときに、センサSWBの出力が
オンとなるようにその検出部862aが形成され、一方
、クランクカム861は、賞球排出装置810が賞球排
出動作中のときにセンサSWcの出力がオンとなるよう
にその検出部861aが形成されている。
第11図は、上記原軸ケース811を主体とする賞球排
出装置810の係止状態を示す説明図である。
遊技盤13の裏側に設置される裏機構盤800(第10
図)の上部には第1賞球数設定手段812を構成するホ
ルダ812aが固定されている。
このホルダ812aの下面には複数面のスリット812
bが略鉛直向きに形成されており、これらスリット81
2bのいずれか2つには、一対の規制片81.2c、 
81.2dが挿入され、ねじ812eによって、着脱可
能に取り付けられている。
上記規制片812c、812dのうちの一方、(図では
81.2c)は、誘導樋802に合わせて2条の収納部
811b、811cを有するように形成された原軸ケー
ス811の内側の収納部に突出するような爪を有するよ
うに形成されている。
このように構成することによって、上記一対の規制片8
1.2c、812dを挿入するスリット812bを選択
して、原軸ケース811の収納部811、b、811c
内に流入される球の数、つまり一回に排出され得る賞品
球の数を、例えば、13個とすることができる。
なお、811aで示されているのが原軸ケース811の
回動軸、811eで示されているのが原軸ケース811
を同図中反時計方向に回動復帰させるウェイトが挿入さ
れるウェイト収納部である。
また、この原軸ケース811の先端には、原軸ケース8
11が排出のため同図中反時計方向に傾動されてその上
流側(同図中右側)が上昇された際に誘導樋811内の
後続の予備球が流呂しないように阻止するための阻止片
811fが設けられている。
また、この原軸ケース811の先端(上流側端)の両側
には支持片811g、811g (一方のみ図示)が立
設され、これら支持片811g、811gにより基部側
支軸811hが支持されて、この状態で先端側が昇降す
る方向に回動可能な流下阻止レバー813が取り付けら
れている。この流下阻止レバー813は図示省略の復帰
用スプリングによりその自由端側か上昇する方向への回
動復帰力が与えられている。また、原軸ケース811の
分離壁811dの中央には、上記流下阻止レバー813
の先端の係止爪813aを嵌入させる切欠き部811e
が形成されている。また、上記流下阻止レバー813は
球鞘ケース811内の2つの収納部811b、811c
にまたがって配設されている。
そして、このように配設された流下阻止レバー813は
その先端の係止爪813aが切欠き部5lie中に嵌入
するように下方へ回動されると、疎開ケース811が同
図中反時計方向に回動されたときに、係止片813aよ
りも上流側の2つの収納部811b、811c内の賞品
球B、〜B、のみ排呂されるようになっている(第12
図)。また、上記流下阻止レバー813の上方には、ビ
ン815を細心として、裏機構盤800と一体の支柱8
15先端の支軸815aに回動自在に取付けられた回動
レバー814aと、その駆動源たるリミットソレノイド
814bが配設され、それらは相互に作動レバー814
Cによってビン814f。
814gを介して回動自在に連結されている。
方、流下阻止レバー813の上面には円弧状の突起81
3bが形成されている。
そして、リミットソレノイド814bが消磁状態にある
ときには、ばね814dによりプランジャ814eが伸
び、作動レバー814Cを介して回動レバー814aが
その先端側が下降される方向に回動され、その先端部で
突起813bが押圧されて流下阻止レバー813の係止
爪813aが切欠き部811e中に嵌入し、疎開ケース
811中の下流側の賞品球のみ流出可能な状態となる。
リミットソレノイド814bが消磁されると、プランジ
ャ814eが縮み、作動レバー814cを介して回動レ
バー814aがその先端側が上昇される向きに回動され
、それに伴い、流下阻止レバー813が図示省略の回動
復帰ばねによる復帰力によって先端側が上昇する方向に
回動して、係止爪813aが切欠き部811eから脱し
た状態となって、疎開ケース811中の全ての賞品球の
流出が可能な状態となる。
上記疎開ケース811は、第13図に示す如く、下流側
の一側に固設されたビン819aに前記リンク機構81
9が連結されており、前述の如く前記クランクカム86
1によって、作動レバー865、連結竿866、および
ビン819aを細心とするリンク機構819を介して下
流側が下がる方向へ傾動されて賞球排出を行なうように
なっている。
第14図にはパチンコ遊技機1の背面図を示す。
パチンコ遊技機1の裏側に前記裏機構盤800が設置さ
れている。
裏機構盤800の裏面基盤900にはランプ情報に関与
する外部接続端子901、球の補給情報に関与する外部
接続端子902、および発射装置制御に関与する外部接
続端子903等が配設され、電源端子904には一端に
電源(図外)への差込みプラグ906を有するコード9
07が接続されている。
また、裏機構盤800の裏面中断左側には役物制御装置
910が設置され、その下方には賞球排出用モータ86
0、および打球発射装置920を構成する打球発射用モ
ータ921が設置されている。
また、パチンコ遊技機1の裏面の右側下部にはスピーカ
930が設置されている。
第15図には、上記の如く構成されたパチンコ遊技機l
の可変表示装置20に設置された2つの蛍光灯(白色蛍
光灯323.青色蛍光灯324)の点灯/消灯、変動入
賞装置50.可変表示装置2o及び賞球排出装置の制御
を行なう第1の制御手段および第2の制御手段による制
御システムの制御ブロック図が示されている。
第1の制御手段700(役物制御装置910)は、主と
して、パチンコ遊技機1の可変表示装置20に設置され
た白色蛍光灯323、青色蛍光灯324 (第8図)、
変動入賞装置50および賞球排出装置810の作動制御
を行なうものである。
この第1の制御手段700は、始動入賞口4,5゜6へ
の入賞の記憶と可変表示装置20の作動の開始と停止お
よび状態表示等の制御に関係する演算記憶手段701、
開始指令信号発生手段702、停止指令信号発生手段7
03、記憶表示制御手段704および賞球排出制御手段
761と、可変表示ゲームのリーチ状態やゲーム結果の
判定および状態表示等に関係するリーチ判定手段711
、リーチ信号発生手段712、ハズレ信号発生手段71
4、大当り信号発生手段716および大当りウェイトタ
イム終了信号発生手段717と、変動入賞袋室50の開
閉制御や状態表示等に関係する開放開始信号発生手段7
21、開放終了信号発生手段722、入賞個数加算手段
723、入賞個数判定手段724、継続入賞判定手段7
25、インターバル開始信号発生手段726、インター
バル終了信号発生手段727、継続回数判定手段728
、最終サイクル信号発生手段729と、前述の白色蛍光
灯323.青色蛍光灯324の0N10FF制御によっ
て、上記通常遊技、補助遊技(可変表示ゲーム)および
大当り等の各種遊技状態を表示するための制御信号を出
力する補助表示制御手段750とを備えている。
そして、始動入賞口4,5.6に入賞した遊技球を検出
して始動入賞検出信号を発生する始動入賞信号発生手段
(例えば、始動入賞検出スイッチ)SWlが前記演算記
憶手段701に、継続入賞口53への入賞球を検出して
継続入賞検量信号を発生する継続入賞信号発生手段(例
えば、継続入賞検出スイッチ)56  (SW、)が補
助表示制御手段746に、大入賞口52への入賞球を検
出して大入賞口入賞検出信号を発生する大入賞口入賞信
号発生手段(例えば、入賞個数検出スイッチ)57  
(SW、)が前記入賞個数加算手段723にそれぞれ接
続されている。
また、前記補助表示制御手段750には、補助表示装置
780(該装置780は上述した白色蛍光灯323.青
色蛍光灯324とを具備している)が接続されている。
また、前記開始指令信号発生手段702、停止指令信号
発生手段703および継続入賞信号発生手段56(SW
、)に第2の制御手段830(可変表示制御基板500
)が接続され、該第2の制御手段830に可変表示部2
1が接続されている。
また、前記記憶表示制御手段704には入賞個数記憶表
示手段770(例えば、LED1〜4)が、前記賞球排
出制御手段761には賞球排出装置810がそれぞれ接
続されている。
次に、上述のように構成される制御システムよる各種制
御のうち、始動入賞口に遊技球が入賞してから“大当り
”が発生するまでに行なわれる制御について、本発明に
係る補助表示装置780の表示態様の変化に沿って詳細
に説明する。尚、本実施例では、白色蛍光灯323.青
色蛍光灯324は同時に点灯されることのないようにな
っている。
上記構成の制御システムにおいて、電源が投入され、遊
技機が通常の作動状態となったときには、先ず、第2の
制御手段830により可変表示装置20の可変表示部2
1に初期の図柄表示(数字や記号等も含む。)がなされ
る。
このとき、補助表示制御手段750から補助表示装置7
80には、通常遊技状態(普段動作状態)であることを
知らせる信号が入力され、該補助表示制御手段750は
、補助表示装置780の白色蛍光灯323を点灯させる
また、電源が投入された直後の初期状態においては、演
算記憶手段701からIJz排出未処理個数がない旨を
表わす信号が賞球排出制御手段761に送られる。ここ
で小排出未処理個数とは、7個排出が行なわれる入賞口
(始動入賞口)に入賞した遊技球の総数のうち、未だ対
応する排出処理(小排出処理)が完了していない分の入
賞球の個数である。従って小排出未処理個数が残ってい
るときには、賞球排出装置810による賞品球の排出を
、通常個数排出(13個排出)に優先させて、小排出(
7個排出)とすべく、前述のりミツトツレイド814b
 (第11図)を励磁する処理が行なわれる。
従って、上記のように小排出未処理個数なしを示す信号
が送られてきているときには、反対に前記リミットツレ
イド814bは消磁され、賞球排出装置810は1つの
入賞球に対して通常個数(例えば13個)の排出を行な
う状態となる。
この状態で遊技が行われて始動入賞口4,5゜6のいず
れかに遊技球が入賞すると、その入賞が始動入賞信号発
生手段SW、により検出されてその入賞の検出信号が演
算記憶手段701に送られる。
演算記憶手段701はその検出信号に基づいて始動入賞
口に入賞した入賞球の個数の加算値(総数)を算出する
と共に、前記賞球排出制御手段761からの、1つの入
賞球に対応した1回の賞品球排出処理が完了したことを
示す信号の入力毎に、前記加算値を1宛減算する処理を
行なって前記l」\排出未処理個数を演算する。
その演算結果により得られた、小排出未処理個数が残っ
ていることを示す信号(小排出未処理個数有り信号)が
賞球排出制御手段761に送られると、前記リミットソ
レノイド814bが励磁されて、賞球排出装置810が
小排出(例えば、7個排出)を行なう状態に切換えられ
る。
又、一方で演算記憶手段701は、始動入賞口に入賞し
た入賞球の個数を別途加算しておき、その加算値を所定
限度内(例えば最大値を「4」として)で記憶する。こ
のように記憶された加算値は、前記開始指令信号発生手
段702がら送られてくる信号(該信号は可変表示ゲー
ムが1回行なわれる毎に発生する)が入力される毎に1
宛減算され、当該減算された値を表わす信号は前記指令
信号発生手段702に送られて、減算値がrQJとなる
まで可変表示ゲームが繰り返し行なわれると共に、該減
算値を表わす信号(可変表示ゲーム未処理個数信号)が
記憶表示制御手段704に送られて、その未処理個数が
(入賞個数記憶)が入賞個数記憶表示手段770に表示
される。
前記可変表示ゲーム未処理個数信号に基づいて、開始指
令信号発生手段702から第2の制御手段830に開始
指令信号が送られると、第2の制御手段830は表示制
御指令信号を出力して、可変表示装置20の可変表示部
21に可変表示図柄の変動を行なわせる。
その一方で、開始指令信号が第2の制御手段80oに送
られたことを示す信号が前述のように演算記憶手段70
1に送られて、前記加算値より減算され、その演算結果
を示す信号が記憶表示制御手段704に送られて入賞個
数記憶表示手段770にその減算された個数の表示がな
される。
又、開始指令信号発生手段702からの開始指令信号は
停止指令信号発生手段703に送られるようになってい
る。
前記停止指令信号発生手段703は、可変表示図柄の変
動が開始されてから所定時間経過した時点で、停止指令
信号を第2の制御手段830に送り、このとき第2の制
御手段830による可変表示部21の可変表示の図柄変
動が停止される。
更に前記停止指令信号発生手段703がらの停止指令信
号は可変表示図柄の変動が停止された旨を示す信号とし
て補助表示制御手段750に送られる。
該補助表示制御手段750は、該停止指令信号を受けた
状態で、更に、後述のリーチ信号発生手段712からリ
ーチ状態発生を示す信号(リーチ信号)を受けたときに
、可変表示ゲームのリーチ状態が発生したことを示すべ
く、補助表示装置780の白色蛍光灯323を所定時間
に亘って点滅させる。
尚、上記リーチ信号は、前記可変表示の変動中に第2の
制御手段830がら送られてくる可変表示部21の表示
の変動状況を示す信号が、″大当りn発生の可能性を含
んでいることを(リーチ状態となった)をリーチ判定手
段711が判定したときに後述のリーチ信号発生手段7
12より出力されるようになっている。
即ち、リーチ判定手段711が、前記第2の制御手段8
30がらの信号に基いてリーチ状態であると判定したと
きには、判定結果を示す信号がリーチ信号発生手段71
2に送られ、該リーチ信号発生手段712から補助表示
制御手段750にリーチ信号が送られる。補助表示制御
手段750は前記停止指令信号とリーチ信号とを同時に
受けたとき初めて補助表示装置780の白色蛍光灯32
3を所定時間に亘って点滅させてリーチ状態の補助表示
を行なう。
上記所定時間が経過してリーチ状態を表わす白色蛍光灯
323の点滅が終了する時点までには、可変表示装置2
0による可変表示ゲームが“大当り”であるか“ハズレ
”であるかの結果が出ることとなり、その結果に基づい
て、当該リーチ状態を表わす白色蛍光灯323の点滅に
引き続いて、後述の大当り発生時のウェイトタイムを表
わす白色蛍光灯/青色蛍光灯の点灯(又は消灯)、ハズ
レを表わす白色蛍光灯の点灯(通常遊技時の表示と同一
)が行なわれることとなる。
一方、前記停止指令信号が発生したときに、前記リーチ
信号発生手段712よりリーチ信号が発生していなかっ
たときには、リーチ状態を表わす白色蛍光灯323の点
滅表示は行なわれず、そのまま通常の遊技状態時の白色
蛍光灯323の点灯が行なわれる。
ところで、可変表示ゲームの結果、リーチ状態すら発生
しない場合には、補助表示制御手段750は、そのまま
補助表示装置780の白色蛍光灯323の点灯を継続さ
せる。
ところで前記可変表示装置2oによる可変表示ゲームが
4大当り”であるか゛′ハズレ″であるがの判別は以下
のようにして行なわれる。即ち、前記可変表示装置20
による可変表示ゲームが行なわれると、その結果を表わ
す信号が第2の制御手段830から大当り判定手段71
3に送られる。
大当り判定手段713は前記信号に基いて″大当す”/
″ハズレ′″判定を行ない、可変表示ゲームの結果が°
′大当り″となったときには、大当り信号発生手段71
6に大当り信号を発生させるべく判定信号を出力し、一
方、″ハズレ″となったときには、ハズレ信号発生手段
714にハズレ信号を発生させるべく判定信号を高力す
るようになっている。尚、前述の如<パ大当り″発生の
可能性があるときには、補助表示制御手段750が補助
表示装置780の白色蛍光灯323の点滅を行なわせて
リーチ状態を表わすようにし、反対にリーチ状態でない
ときには、必ず可変表示ゲームは”ハズレ″となるので
、補助表示制御手段750はそのまま白色蛍光灯323
を点灯状態に維持する。
前記大当り判定手段713による判定の結果、“′大当
り”であると判定されたときには、前述のように大当り
を示す判定信号が大当り信号発生手段716に送られる
大当り信号発生手段716は前記判定信号を受けて大当
り信号を補助表示制御手段750に送り、補助表示制御
手段750は、大当り遊技開始のウェイトタイム状態を
知らせるべく補助表示装置780の白色蛍光灯323.
青色蛍光灯324を以下の手順にて点灯/消灯させる。
ここで大当りウェイトタイム状態とは、可変表示装置2
oによる可変表示ゲームの結果、大当り遊技状態が発生
したときに、変動入賞装置50の大入賞口52を開放す
る操作に先立って行なわれるものであって、大入賞口5
2が開放することを遊技盤に設置された各種表示器(可
変表示装置20、ランプL、、 L、・・・)を用いて
、遊技者に予め告知するためのものである。
上記大当りウェイトタイム状態が発生すると、所定時間
に亘って、可変表示装置20の液晶パネル420に人形
がバンザイをする表示(第20図参照)及び「コツ1日
本一」の表示(第21図参照)が行なわれるようになっ
ている。斯かる液晶パネル420による表示が行なわれ
ている間、液晶パネル420の背後に設置された前記白
色蛍光灯323及び青色蛍光灯324は以下のように点
灯/消灯される。
即ち、液晶パネル420にて人形がバンザイしている様
子が表示されている間は、補助表示装置780の白色蛍
光灯323が点灯される。この状態から前記液晶パネル
420の表示が「三ツ1日本一」の表示に切り替わると
前記白色蛍光灯323が消灯され、引き続いて青色蛍光
灯324が点灯される。
このような可変表示装置20による大当りウェイトタイ
ム状態時の表示態様は大当りウェイトタイム終了信号が
発生するまで所定時間に亘って行なわれる。
上記大当りウェイトタイム終了信号を発生させるウェイ
トタイム終了信号発生手段717は、前記大当り信号発
生手段716からの大当り信号を受けて、大当り信号を
受けてから所定時間経過した時点で大当りウェイトタイ
ムを終了させる信号を補助表示制御手段750に送り、
該補助表示制御手段750は、補助表示装置780によ
る上記大当りウェイトタイム時の白色、青色蛍光灯32
3.324の点灯/消灯を停止させて、通常の表示状態
(白色蛍光灯323の点灯)を行なうようになっている
前記大当りウェイトタイム終了信号発生手段717から
の大当りウェイトタイム終了信号は同時に開放開始信号
発生手段721にも送られ、開放開始信号発生手段72
1は該大当りウェイトタイム終了信号に基いて開放開始
信号を出力する。
このように出力された開放開始信号は変動入賞装置50
に送られて該変動入賞装置50の大入賞口52が開放さ
れる。これによって実質的な“大当り″状態が発生する
こととなる。
更に前記開放開始信号発生手段721からの開放開始信
号は、補助表示制御手段750にも送られて、補助表示
装置780の白色蛍光灯323が消灯されると共に、大
入賞口52が開放し且つ継続条件が未だ成立していない
状態であることを示すべく青色蛍光灯324の点灯が行
なわれる。
前記開放開始信号は、同時に、詳細は後述する開放終了
信号発生手段722、更には継続回数判定手段728に
も送られてパ大当り″発生後の各種制御に用いられる。
次に、−旦パ大当り″が発生した後の補助表示制御手段
750による補助表示装置780(白色蛍光灯323、
青色蛍光灯324)の点灯/消灯の様子について変動入
賞装置50の作動状態の変化と併せて説明する。
上述したように、パ大当り”が発生して開放開始信号発
生手段721より開放開始信号が発生すると、前記変動
入賞装置50の大入賞口52が開放される。
このように大入賞口52が開放された状態で遊技球が当
該大入賞口52内の継続入賞口53に入賞すると、入賞
した遊技球が継続入賞信号発生手段56(SW、)によ
り検出され、該継続入賞信号発生手段56(SW、)か
ら継続入賞検出信号が前記補助表示制御手段750に送
られる。この継続入賞信号の入力によって、補助表示制
御手段750は、それまで行なわれていた補助表示装置
780の青色蛍光灯324の点灯を終了させ、これに代
えて白色蛍光灯323の点灯を行なうようになっている
上述のように、継続条件が成立して補助表示装置780
の白色蛍光灯323が点灯しているとき、或いは、未だ
継続条件が成立せずに補助表示装置780の青色蛍光灯
324が点灯しているときに、開放終了信号発生手段7
22から、前記大入賞口52の開放を終了させる旨を指
示する信号(開放終了信号)が前記補助表示制御手段7
50に送られると、それまで行なわれていた補助表示装
置780の表示態様(継続条件成立前の青色蛍光灯32
4の点灯、或いは、継続条件成立後の白色蛍光灯323
の点灯)に拘らず、即ち、通常の遊技状態を示すべく白
色蛍光灯323の点灯が行なわれる。
ところで前記開放終了信号発生手段722には、前記開
放開始信号発生手段721からの信号の他に、後述の入
賞個数判定手段742からの信号(該信号は大入賞口へ
の入賞個数が所定個数(例えば10個)以上となったか
否かの判定結果を表わす)も入力されるようになってい
る。そして開放終了信号発生手段722は、前記入賞個
数判定手段742からの信号を入力するか、或いは、前
記開放開始信号を入力してから所定時間が経過するか、
何れか早い方の条件が成立したときに、前記大入賞口5
2の開放を終了させる旨を指示する信号(開放終了信号
)を変動入賞装置50に送ってその開放を終了させると
ともに、同時に前記開放終了信号を前述の如く補助表示
制御手段750に送って、上述のように補助表示装置7
50の白色蛍光灯323を点灯して通常遊技状態を表示
する。
ところで前記入賞個数判定手段724は、入賞個数が所
定値以下であるか否かを表わす信号を、以下の手順にて
出力するようになっている。
即ち、上述の開放開始信号発生手段721からの開放開
始信号に基づいて変動入賞装置50の大入賞口52が開
放しているときに、遊技球が該大入賞口52中に入賞す
ると、その旨が大入賞口入賞信号発生手段57(SW、
)により検出され、その検出ごとに大入賞口入賞検出信
号が発生する。
このように発生した大入賞検量信号は入賞個数加算手段
723により加算され、遊技球の入賞個数を示すその加
算値が所定値(10)以上となったか否かが入賞個数判
定手段724によって判定される。
前記入賞個数判定手段724からの信号を受けて発生す
る開放終了信号発生手段722からの開放終了信号は、
更にインターバル開始信号発生手段726に送られる。
又、一方でインターバル開始信号発生手段726には、
継続入賞判定手段725からの継続入賞判定信号が入力
される。
継続入賞判定手段725は、第2の制御手段830に入
力された継続入賞信号発生手段56(SW、)からの信
号を前記第2の制御手段830より受けて、継続条件が
満たされたか否かを判定するように構成されている。
上記継続入賞判定手段725からの入賞を表わす判定信
号が、開放終了信号発生時にインターバル開始信号発生
手段726に入力されていれば、該インターバル開始信
号発生手段726からインターバル開始信号が補助表示
制御手段750に送られ、該補助表示制御手段750の
働きによってそれまで点灯されていた補助表示装置78
0の青色蛍光灯324が消灯されると共に白色蛍光灯3
23が所定時間(インターバルのウェイトタイム中)に
亘って点灯され、インターバルウェイトタイム状態が表
示される。
ここでインターバルのウェイトタイムとは、開放終了信
号が発生して大入賞口52の開放が終了してから、所定
の継続条件が成立して再び大入賞口52が開放されるま
でインターバルをあけるためのものであり、インターバ
ル終了信号発生手段727(該手段727には前記イン
ターバル開始信号が入力される)からのインターバル終
了信号が発生した後(所定時間のインターバルが経過し
た後)初めて次のサイクルの開放開始信号が8力される
ようになっている。
このインターバルウェイトタイム状態は、継続条件が成
立されたときにのみ行なわれるものである。
このように、−旦″大当り″が発生して大入賞口52が
開放されると、上述した一連の制御(補助表示装置78
0、可変表示部21、変動入賞装置50の夫々の制御)
が、遊技球が変動入賞装置50内の継続入賞口53に入
賞することを条件として、所定サイクル(例えば10サ
イクル)を限度として繰り返し行なわれる。
即ち、前記継続入賞判定手段725によって継続条件が
成立したとの判別がなされると、その旨が、インターバ
ル開始信号発生手段726、インターバル終了信号発生
手段727を介して(インターバル終了信号の入力によ
り)、開放開始信号発生手段721に伝えられる。
開放開始信号発生手段721は、この継続条件成立を示
す信号(インターバル終了信号が用いられる)又は、′
大当り”発生時に入力される大当り発生を示す信号(大
当りウェイトタイム終了信号が用いられる)に基づいて
、開放開始信号を出力して前述の如く変動入賞装置50
の大入賞口の開放制御を行なうと共に、一方で、大入賞
口の開放回数を計数すべく当該開放開始信号を継続回数
判定手段728に送る。
継続回数判定手段728は、開放開始信号の入力回数、
即ち゛′大当り“発生後の大入賞口52の実際の開放回
数が、所定回数(例えば10回)に達したか否かを判定
するもので、該判定手段728によって、未だ所定回数
に達していないとされたとき、即ち、第1〜第9サイク
ルまでは、各サイクル共、大入賞口52が開放されたと
きの大入賞口開放状態表示(継続条件成立前と成立後の
双方を含む。)やそれが閉じられたインターバルウェイ
トタイムのときのインターバルウェイトタイム状態表示
が上述の手順に従って行なわれる。
一方、最終サイクル時に至って、継続回数判定手段72
8から最終サイクルである旨を表わす判定信号が最終サ
イクル信号発生手段729に送られると、該最終サイク
ル信号発生手段729は補助表示制御手段750に最終
サイクル信号を送信する。
最終サイクルであることを示す信号を受けた、補助表示
制御手段750は、継続入賞信号発生手段56からの継
続入賞信号の発生状態に拘らず、前記補助表示装置78
0の白色蛍光灯323の点灯を保持する(最終サイクル
に於ける補助表示)。
尚、本実施例では、第2の制御手段830によって可変
表示ゲーム手段が、補助表示装置780(白色、青色蛍
光灯)によって補助可変表示手段が、第1の制御手段の
補助表示制御手段750によって補助可変表示制御手段
が夫々構成されている。
第16図には第15図に示した第1の制御手段700に
よって行われる補助表示装置780の補助表示制御処理
の手順が示されている。
この補助表示制御処理は、前述したように可変表示装置
20の白色蛍光灯323、青色蛍光灯324の点灯/消
灯を制御するものであり、この制御を行なうことによっ
て可変表示装置の液晶パネル420の見かけ上の色彩が
変化するようになる(液晶パネルの色彩は、白色蛍光灯
323が点灯しているときには桜色に、青色蛍光灯32
4が点灯しているときには空色に変化する)。
この補助表示制御処理が開始されると、先ず、ステップ
S2で遊技機が通常遊技状態であることを表示(液晶パ
ネルを空色にする)すべく補助表示装置780の白色蛍
光灯323を点灯させる。
次のステップS4では、始動入賞口4,5..6に入賞
して未だ可変表示ゲームが行われていない入賞未処理の
記憶(入賞個数記憶)があるか否かが判定され、入賞未
処理記憶がないと判定されたとき、即ち可変表示ゲーム
の開始条件が成立していないときにはステップS2に戻
って補助表示装置780の白色蛍光灯323の点灯状態
を保持して、通常遊技状態表示を継続する。
一方、前記始動入賞口に遊技球が入賞し、入賞未処理記
憶があると判定されたときには、ステップS6で可変表
示装置20の可変表示ゲームが実際に開始されたか否か
の判別が行なわる。可変表示ゲームが開始されて可変表
示部21の可変表示の変動が開始されると、ステップS
6の判別結果がパYeS″となって、ステップS8に進
み、上記開始された可変表示ゲームに大当り発生の可能
性があるか否か(リーチ状態となったか否か)が判別さ
れる。
この判別は、前述したように可変表示部21の表示態様
の制御を行なう第2の制御手段830からの出力信号に
基いて第1の制御手段700内に設けられたリーチ判定
手段711によって行なわれるようになっている(第1
5図参照)。
上記リーチ判定手段による判定の結果、リーチ状態にな
らなかったと判定されたときには(ステップS8の判別
結果が“(N oII )、今回性なわれた可変表示ゲ
ームによって大当りが発生する可能性はもはやないと判
断して、以降の処理を実行することなく、ステップS2
に戻って通常の補助表示を行なうべく補助表示装置78
0の白色蛍光灯323の点灯を継続する。
可変表示ゲームが繰り返し行なわれて上記ステップ82
〜ステツプS8が繰り返し実行されているうちにリーチ
状態が発生すると、前記ステップS8の判別結果が“Y
 e s ”に転じ、当該リーチ状態の発生を遊技者に
知らせるための補助表示が行なわれる(ステップS]、
O)。このリーチ状態での補助表示は、具体的には、そ
れまで点灯状態に保持されていた前記白色蛍光灯323
を点滅状態に切換えることによって行なわれる。このよ
うなリーチ状態での白色蛍光灯323の点滅処理が開始
されると、続くステップS12で、前記可変表示部21
による可変表示ゲームが終了したか否か(可変表示の変
動終了)が判別され、この判別結果が“No”であるか
ぎり前記ステップSIOで開始された白色蛍光灯323
の点滅が継続されることとなる。
可変表示の変動が終了して上記リーチ状態が終了すると
、前記ステップS12の判別結果が“Yes″に転じ、
次いで、点滅状態にあった前記白色蛍光灯323が再び
点灯状態に戻される(ステップ514)。
次のステップS16では、リーチ状態が終了してから所
定時間が経過したか否かが判別される。
この判別結果がrr N oI+であるうちは(所定時
間が経過するまで)、上記ステップS14による白色蛍
光灯323の点灯状態が保持される。
上記所定時間が経過して前記ステップS16の判別結果
が“Y e s ”に転じると、次いで可変表示ゲーム
の結果″′大当り″′状態が発生したか否かが判別され
る(ステップ318)。
この判別結果がLL N OJJのとき、即ちリーチ状
態が発生したにも拘らず可変表示ゲームの結果が″ハズ
レ″となったときには、再び前記ステップS2に戻って
白色蛍光灯323を点灯状態に保持して通常遊技状態表
示を行なう。一方、可変表示ゲームの結果、大当りが発
生したと判断されたときにはステップS20以降の処理
が実行される。
先ず、ステップS20では、所定時間に亘って、大当り
ウェイトタイム状態時の白色蛍光灯323゜青色蛍光灯
324の点灯/消灯の制御が行なわれる。
この大当りウェイトタイム状態は大当りが発生したと判
断されてから、実際に変動入賞装置50の大入賞口52
が開放されるまでの遊技状態を指し、6大当り″発生に
よる大入賞口52の開放が間もなく行なわれることが、
この遊技状態の間に、遊技者に知らせるようになってい
る。
即ち、大当リウェイトタイム中には前述したように、液
晶パネル420の図柄表示人形がバンザイをする表示(
第20図)や、「ヨツ!日本一」と云うようなメツセー
ジの表示(第21図)が行なわれる。このとき補助表示
装置(白色蛍光灯。
青色蛍光灯)側では、例えば、液晶パネル420にて人
形がバンザイする表示が行なわれている間は白色蛍光灯
323を点灯状態に保持し、液晶パネル420の表示が
「ヨツ!日本一」のメツセージに切換わるのと同時に白
色蛍光灯323を消灯すると共に青色蛍光灯324を点
灯する等、液晶パネル420の表示内容に応じて、補助
表示装置780の白色蛍光灯323.青色蛍光灯324
の点灯/消灯が行なわれる。
斯かる大当りウェイトタイム時の制御は続くステップ3
22の判別結果が“Yes”に転じるまで、即ち変動入
賞装置50の大入賞口52が実際に開放されるまでの所
定時間に亘って行なわれる。
前記大入賞口52が開放されてステップS22の判別結
果が“Yes”に転じると、続くステップS24で前記
大入賞口52の開放が最終サイクル(例えば第10サイ
クル)での開放であるか否かが判別され、最終サイクル
でない場合にのみ、即ち、大当りが発生してから第1〜
第9サイクルまでの大入賞口52の開放動作が行なわれ
たときにのみ、続くステップ326〜S38に於いて、
補助表示装置780の2種類の蛍光灯の点灯/消灯の制
御が適宜行なわれる。
先ず、ステップS26では、開放動作が開始された初期
状態(後述の継続条件が未だ成立していない時点での開
放動作)を表示すべく青色蛍光灯324の点灯(このと
き白色蛍光灯323は消灯される)が行なわれる。
次のステップS28では、大当り状態の継続条件が成立
したか否かが判別される。前述したように大入賞口52
内に設けられた継続入賞口53に遊技球が入賞せず、継
続条件が未だ成立してないうちは、前記ステップ328
の判別結果は“N。
となって、ステップS30の判別、即ち大入賞口52が
開放されてから所定時間が経過するが、或いは大入賞口
52に10個以上の遊技球が入賞するか(10カウント
)の何れかの条件が成立したか否かが判別される。
この判別結果が“NO″であるうちは、前記ステップS
28.S30が繰り返し実行されることとなり、このと
き青色蛍光灯324の点灯状態が保持される。
継続条件が成立する前に上記所定時間の経過又は10個
以上の入賞球の検出があると、前記ステップS30の判
別結果が11 y es71に転じ(このとき大当り遊
技状態は終了する)、白色蛍光灯323の点灯によって
(このとき青色蛍光灯323は消灯される)、通常の遊
技状態を表わす補助表示が再びなされ(ステップ532
)、その後、ステップS4より処理を繰り返す。
一方、上記ステップS30の判別結果が“YeS′″に
転じる前に継続入賞口53に最初の遊技球が入賞して上
述の継続条件が成立すると(ステップ328の判別結果
がYeS″)、ステップS34に進んで補助表示装置7
80の白色蛍光灯323が点灯されて該装置780によ
る補助表示が、継続条件成立後の開放状態を表わす表示
に変わる(このとき青色蛍光灯324は消灯される)。
続くステップS36では、前述のステップS30と同様
、大入賞口52が開放されてから所定時間が経過するか
、或いは大入賞口52に10個以上の遊技球がするかの
何れかの条件が成立したか否かが判別される。この判別
結果が“Yes”に転じると、続いてインターバルウェ
イトタイム中であるか否かが判別される(ステップ53
8)。上記インターバルウェイトタイムが未だ終了せず
上記判別結果が11 y eSI+であるうちは(当該
サイクルが終了した後次回サイクルに移行するまで)、
白色蛍光灯323の点灯状態が保持される。
上記インターバルウェイトタイムが終了してステップS
38の判別結果がNO′″に転じると、次回以降のサイ
クルに移行すべきであると判断して、再び前記ステップ
S22からの処理が実行される。
このような一連の処理が繰り返されて、大当りの開放動
作が最終サイクル(第10サイクル)の動作になると、
ステップS24の判別結果が“Yes”に転じてステッ
プS40に進み、最終サイクル時に於ける補助表示(継
続条件の成立/不成立に拘らず白色蛍光灯323が点灯
状態に保持される)が行なわれ、更にステップS42に
て、前記ステップS30.S36と同様、大入賞口52
が開放されてから所定時間が経過するか、或いは10個
以上の遊技球が大入賞口52に入賞するかの何れかの条
件が成立したかを判別し、該判別結果が“YeS″に転
じるのを待って、前記ステップS4の処理に戻るように
なっている。
次に、第17図に示す役物制御の手段による制御ブロッ
ク図に基づいて、上記のように構成されたパチンコ遊技
機1の入賞個数記憶表示手段770としての入賞個数記
憶表示ランプLED 1〜4、状態変化表示手段780
としての各種表示ランプLED5〜22.Ll〜L6,
323,324、変動入賞装置50、可変表示装置20
(可変表示手段)等の制御を行なう第1のコンピュータ
システム(第1の制御手段700)600および第2の
コンピュータシステム(第2の制御手段830)660
による制御システムの一実施例について説明する。
この実施例では、役物としての入賞個数表示ランプLE
D1〜4、各種表示ランプLED5〜22、L1〜L6
,323,324、可変表示装置20および変動入賞装
置50等の制御を制御手段としての第1および第2のコ
ンピュータシステム600.660が行なうようになっ
ている。
第1のコンピュータシステム600は、マイクロコンピ
ュータ(MPU)61.O1読出し専用メモリたる外部
ROM620、随時読呂しと書込みが可能なメモリたる
外部RAM630等を有している。
前記ROM620には、乱数テーブル、大当り遊技(特
別遊技)パターンおよび各種表示ランプの表示パターン
、スピーカ930からの音声の発生パターン等の固定デ
ータが記憶されている。
一方、RAM630には始動入賞口4,5.6への入賞
球を検出する始動入賞検出スイッチSW1や変動入賞装
置50の継続入賞検出スイッチ56 (SW、)および
入賞個数検出スイッチ57(SW、)による検出信号、
可変表示図柄の停止表示態様を定めるデータ等を一時的
に記憶する記憶領域、ソフトタイマを構成するレジスタ
領域およびコンピュータシステム600の作業領域など
が設けられている。
マイクロコンピュータ610には、該マイクロコンピュ
ータ610に電気を供給する電源回路641や電源電圧
が許容電圧値から外れたときにORゲート645を介し
てリセット端子RSTにリセット信号を送る電圧検出回
路643、クロックパルスを発生させる発信回路642
、該発信回路642のクロックパルスを分周しORゲー
ト645を介してリセット端子R3Tにリセット信号を
送る分周器644等が接続されている。
マイクロコンピュータ610の入力側には、チャタリン
グを防止するための波形整形回路651を介して始動入
賞口4,5.6への入賞球を検出する始動入賞検出スイ
ッチSW1、継続入賞口53への入賞球を検出する継続
入賞検出スイッチSW1、および大入賞口52への入賞
球の個数を検出する入賞個数検出スイッチSW、が接続
されている。
一方、このマイクロコンピュータ610の他の入高力側
にはI10回路652が接続され、該110回路652
には可変表示制御手段としての第2のコンピュータシス
テム660、一対の冷陰極管323 (白色)、324
.(青色)がインバータ321を介して接続されると共
に、更に入賞個数記憶表示ランプLED1〜4、飾りラ
ンプL1、飾りランプL2、当たり表示ランプL3、大
当り動作表示ランプL4、継続条件成立表示ランプL5
、飾りランプL6、飾りランプLED5〜14、飾りラ
ンプLED15〜22、変動入賞装置50の可動部材開
閉用ソレノイドAおよび賞球排出装置1810のリミッ
トソレノイドB(814,b)が接続されている。また
、MPU610にはサウンドジェネレータ653.アン
プ654を介してスピーカ930が接続されている。
一方、110回路に接続された前記第2のコンピュータ
システム660は、可変表示用マイクロコンピュータ6
61とコントローラドライバ663とを具えていて、そ
のコントローラドライバ663に液晶パネル420が接
続されている。液晶表示用マイクロコンピュータ661
のROM662中には液晶パネル420への可変表示デ
ータ、その表示パターンおよび大当りの表示態様等の固
定データが記憶されている。
前記ROM662中に記憶された可変表示データの左図
柄、中図柄、右図柄の例を第18図(A)(B)、(C
)にそれぞれ20組の表示として示す。また、大当りの
表示態様の例を第19図に(])〜(40)までの40
通りの組み合わせを表示として示す。
上記構成の制御システムにあっては、先ず、図示省略の
起動スイッチが投入されて電源回路641からマイクロ
コンピュータ610に電気が供給されると、マイクロコ
ンピュータ610から■/○ボート652を介して表示
指令信号が可変表示用マイクロコンピュータ661に送
られ、該可変表示用マイクロコンピュータ661により
液晶パネル420に初期の図柄表示が停止した状態でな
される。
また、マイクロコンピュータ610からの通常遊技状態
を示す表示指令信号がI10回路652に送られ、通常
遊技状態を表わす通常遊技状態表示として、飾りランプ
LED5〜14を内側から外側、外側から内側へと交互
に、飾りランプLED 1.5〜22を外側から内側に
それぞれ流れるように点滅移動させるとともに、飾りラ
ンプL1を点滅させ、かつ、白色の冷陰極管323を点
灯させる。
また、常時、ROM620中の乱数テーブルの乱数が分
周器644からの分周信号が立ち上がってリセット端子
R3Tに入力されるごとに更新された状態で発生されて
いる。
この状態で遊技が行なわれて始動入賞口4,5゜6のい
ずれかに遊技球が入賞すると、その入賞ごとに始動入賞
検出スイッチSW1がオンされてそのオン信号が波形整
形回路651により処理された後、マイクロコンピュー
タ610に入力されその入力時のROM620から発生
されている乱数を拾ってその乱数をRAM630に順に
記憶させる。そのRAM630に記憶される乱数はこの
実施例の場合可変表示ゲーム実行中のものも含めて最高
5個とする。そして、その記憶された乱数のうち可変表
示ゲーム実行中のものを1つ差し引いた乱数の記憶個数
分の入賞個数記憶表示ランプLEDI〜4が点灯される
。そして、そのRAM630に最初に記憶された乱数に
基づいて、可変表示用マイクロコンピュータ661によ
り液晶パネル420の可変表示の変動が行なわれる。そ
の可変表示の変動の開始ごとに、入賞記憶個数表示うン
プLED1〜4の点灯しているもののうちの1つが消灯
される。
可変表示ゲームはそのゲームが行なわれる乱数に応じて
、大当りを発生させ得ない(リーチ状態が生じない)通
常の可変表示ゲームと大当りを発生させ得る(リーチ状
態が生ずる)リーチの可変表示ゲームに分けられる。
そして、それが通常の可変表示ゲームのときには、液晶
パネル420に、第18図(A)、(B)(C)に示し
た20組ずつの左図柄、中図柄および右図柄がそれぞれ
1組ずつランダムに変動され、所定時間経過するか、又
は図示省略のストップボタンが押された後にそれら3つ
の組図柄がダウンスクロール状態に変換され、さらに所
定時間経過したところで左図柄、中図柄、右図柄の順に
停止されて、停止図柄が確定される。
この通常可変表示ゲーム中は、マイクロコンピュータ6
10からの表示指令に基づき、図柄変動中表示として、
飾りランプLED15〜22が外側から内側に流れるよ
うにそれぞれ点滅されるとともに、飾りランプL1およ
びL2が点滅される、通常遊技時と同様、白色の冷陰極
管323が点灯されて液晶パネル420の画面が桜色に
見える状態に保たれる。
一方、通常のダウンスクロールの終了時に、左図柄、中
図柄および右図柄3つの図柄が揃って(上段、下段何れ
が揃っていても良い)大当り発生の可能性が生じたとき
(リーチ状態になったとき)にはその通常のダウンスク
ロールを継続(延長)させつつデイスプレィ用ダウンス
クロールをゆっくりした速度で行なう。このリーチ状態
のときには、特に、マイクロコンピュータ610からの
指令に基づき、リーチ表示として、当りランプL3が点
滅されるとともに、白色の冷陰極管323が点滅される
そして、それら左図柄、中図柄および右図柄が停止され
ると、それがリーチ状態であったが否かに拘らず、マイ
クロコンピュータ610がらの指令に基づき、図柄変動
停止表示として、飾りランプLED5〜14.15〜2
2、飾りランプLl。
L2.L3.L6が消灯されるとともに、白色の冷陰極
管323が点灯した状態に戻される。
そして、その停止図柄の態様がマイクロコンピュータ6
60によりハズレであると判定されたときには、マイク
ロコンピュータ610からの表示指令に基づき、ハズレ
表示として、飾りランプLED5〜14が同時点滅され
るとともに飾りランプLED15〜22が外側から内側
に流れるように点滅される。
上記停止図柄の態様が偶発的に大当りの態様可変表示装
置20が第19図の(1)〜(40)のうちのいずれか
の表示となる態様となったとき、即ちマイクロコンピュ
ータ660により“大当り”であると判定されたときに
は、マイクロコンピュータ610からの表示指令に基づ
いて、大当り発生の判定時から大当り遊技(特別遊技)
の終了時に至までるまでの間、次のような段階的な大当
り表示がなされる。
即ち、先ずその大当りの発生の判定時から大当りの遊技
が開始される(大入賞口52が最初に開放される)まで
の間においては、大当り発生時ウェイトタイム状態表示
として、飾りランプLED5〜14が同時点滅に、飾り
ランプLL、L2゜L6.当り表示ランプL3、大当り
動作表示ランプL4が点滅状態に変換される。また、可
変表示用マイクロコンピュータ661がらの表示指令に
基づいて、液晶パネル420に、先ず、その大当りを発
生させた図柄の点滅がなされ、次いで、第20図に示す
ように、人形がバンザイを繰り返す表示がなされ、その
後、さらに、第21図に示す″三ツ1日本一”のメツセ
ージの表示がアップスクロールでなされる。そして、そ
の間、そのメツセージに合わせて白色の冷陰極管323
と青色の冷陰極管324が交互に適宜点灯される。
そして、第1〜第9サイクルまでの大入賞口52の開放
時においては、上記液晶パネル420は左図柄の位置に
継続サイクル数を、中図柄の位置にバー記号を、右図柄
の位置に各サイクル中に大入賞口52中に入賞した遊技
球の個数をそれぞれ表示した状態と、その大当りを発生
させた図柄を表示した状態とに適宜交互に変換される。
この第1〜第9サイクルまでの大入賞口52の開放時に
おいて継続入賞口53への入賞がないうちは、継続条件
成立前開放状態表示として、飾りランプLED5〜14
が同時点滅状態に、また、飾りランプLl、L2.L6
、当り表示ランプL3、大当り動作表示ランプL4が点
滅状態に維持される他、白色の冷陰極管323が消灯さ
れて青色の冷陰極管324が点灯されて液晶パネル42
0が藤色に見える状態となる。
この第1〜第9サイクルまでの大入賞口52の開放時に
継続入賞口53中に遊技球が入賞したときには、液晶パ
ネル420に継続条件が満たされた表示として、人形の
キャラクタが3回バンザイをする表示(第20図)に−
時的に変換され、その後、左図柄の位置に継続サイクル
数を、中図柄の位置にバーを右図柄の位置に各サイクル
中に大入賞口52中に入賞した遊技球の個数をそれぞれ
表示した状態と、その大当りを発生させた図柄を表示し
た状態とに適宜交互に変換される表示に戻される。また
、継続条件成立開放状態表示として、継続入賞口53中
に入賞した時点からそのサイクルの終了時に大入賞口5
3が閉じるまでの間、飾りランプLED5〜14が同時
点滅状態でかつ飾りランプLED15〜22が外側がら
内側に流れるように点滅する状態に維持される他、特に
、ランプLl、L3とランプL2.L5.L6とが交互
に点滅されてからそれらランプL1〜L6が全て点灯さ
れた状態に変換され、さらにその後、ランプLl、L3
とランプL2.L5.L6との交互点滅と飾りランプL
4の点滅が行なわれる状態に変換される。また、このと
きには、青色の冷陰極管324が消灯されて白色の冷陰
極管323が点灯される。
また、大当りの遊技の各サイクルのウェイトタイム中(
このとき大入賞口51が閉じている)には、液晶パネル
420には大当りを発生させた表示図柄(第19図)が
表示され、このとき上段、下段のうちのぞろ目となって
いる方の図柄が点滅するとともに、ぞろ目でない方の図
柄が点灯した状態に変換される。また、このときには、
インターバルウェイトタイム状態表示として、飾りラン
プLED5〜14が同時点滅状態で、飾りランプL 1
.5〜L22が外側から内側に流れる状態にされる他、
ランプL1〜L6が点滅状態にされ、白色の冷陰極管6
23が点灯した状態にされる。
また、第1〜第9サイクルまでの大入賞口52の開放時
において、継続入賞口52への入賞がないうちに所定時
間が経過するか、又は大入賞口52中への10個入賞が
あった場合には、その時点で大入賞口52が閉じられて
大当りの遊技が終了される。
また、第10(i&終)サイクル目の大入賞口52の開
放時には、第1〜第9サイクルにおけるのと同様、液晶
パネル420は、その左図柄の位置に継続サイクル数を
、中図柄の位置にバーを、右図柄の位置に各サイクル中
に大入賞口52中に入賞した遊技球の個数をそれぞれ表
示した状態と、その大当りを発生させた図柄を表示した
状態とに交互に変換される。また、飾りランプLED5
〜14が同時点滅状態に、飾りランプLED15〜22
が外側から内側に流れるように点滅される状態にされる
。また、最終サイクル大入賞口開放状態表示として、ラ
ンプLL、L3とランプL2゜L5.L6とが交互に点
滅されてからランプL 1〜L6が全て点灯された状態
に変換され、さらにその後、ランプLl、L3とランプ
L2.L5゜L6との交互点滅とが繰り返してなされ、
大当り動作表示ランプL4の点滅される表示がなされる
そして、第10サイクル(最終サイクル)が終了して大
入賞口52が閉じたときには、その閉じたときから一定
時間が経過するまでの期間、液晶パネル420に、最終
サイクル迄継続したことを知らせる、第22図に示す“
大勝利″のメツセージが右から左に流れるようにスクロ
ール表示され、その後、人形のキャラクタが現れて停止
し、その人形のキャラクタが第23図に示すようなバン
ザイを6回する表示がなされる。また、この期間中は、
最終サイクル終了ウェイトタイム状態表示としてランプ
Ll、L3とランプL2.L5.L6との交互点滅がさ
れた後に、それらランプL1〜L6の全ての点灯がなさ
れ、さらにその後、ランプLl、L3とランプL2.L
5.L6との交互点滅が繰り返してなされ、ランプL4
の点滅がなされる。そして、白色の冷陰極管323が点
灯した状態に維持される一方で、飾りランプLED5〜
14およびLED15〜22が消灯された状態となる。
そして、その一定時間が経過した時点で、上記投入時に
おける通常遊技状態表示、即ち、飾りランプLED5〜
14が内側から外側、外側から内側へと交互に、飾りラ
ンプLED15〜22が外側から内側にそれぞれ流れる
ように点滅表示されるとともに、ランプL1が点滅し、
入賞個数記憶表示ランプLED1〜4およびランプL2
〜L6が消灯しかつ白色の冷陰極管323が点灯した表
示に戻される。
また、始動入賞口4,5.6の始動入賞検出スイッチS
W1からの検出信号が波形形成回路651を介してマイ
クロコンピュータ610に入力されると、それがRAM
630に記憶され、その記憶に基づいてマイクロコンピ
ュータ610から小排出切換信号がI10ポートに送ら
れて賞球排出装置830のリミットソレノイドBが消磁
され、それによって賞球排出装置810が小排出状態に
変換され、小排呂がなされる。
また、パチンコ遊技機lに異常が発生したときには、飾
りランプL1のみ点滅されて、例えばの液晶パネル42
0の表示、およびランプLED1〜4、LED15〜2
2、L2〜L6、白色および青色の冷陰極管323,3
24は全て消灯された状態となる。
第24図には、第17図のコンピュータシステム600
および660によって行われるメイン処理の制御処理手
順を示す。
このメイン処理は、パチンコ遊技機1の各スイッチsw
、、sw、、sw、等の状態を入力してチャタリング除
去を行なって他のフェーズで使用できる形式に整える入
力処理(フェーズO)、電源投入による起動か否かの判
定と特定RAM630領域を検査してRAM630が正
常であるか否かの判定とを行なって電源投入による起動
であるが又はRAM630領域が異常である場合にRA
M630領域の初期化を行なう初期化処理(フェーズ1
)、編集された出力情報をI10ボート652に出力し
て二系統賞球処理を行なう出力処理(フェーズ2)、ゲ
ーム動作処理、不正監視処理およびスイッチsw、、s
w、、sw、の入力監視処理等の処理(フェーズ3)、
出力編集、音の編集・出力及び乱数の生成等の処理(フ
ェーズ4)の5つのフェーズに区分される。
このメイン処理が開始されると、まず、ステップ510
0でスイッチ(SW、、SW、、SW、等)の読み込み
を行なってからステップ5IOIに移行する。
ステップ5101においては、電源投入による起動か否
かを判定し、否と判定したときにはステップ5IOIに
移行してメモリ検査(特定RAM630領域の検査)を
行なってRAM630が正常であるか否かの判定を行な
う。
その結果、電源投入による起動であると判定するか、又
はRAM630が正常でないと判定したときには、ステ
ップ5110でRAM630領域の初期化処理を行なっ
てからステップ5111に移行して乱数更新を行なう。
が、電源投入による起動でなく、かつ、メモリ(RAM
630)が正常であると判定したときには、ステップ3
103で出力処理をし、次のステップ5104で二系統
賞球処理を行なってからステップ5105に移行する。
ステップ5105においては不正があるか否かを判定し
、不正がなければステップ5106でゲーム処理をし次
のステップ5107で出力編集を行なってからステップ
5109に移行するが、不正があればステップ5108
で不正処理を行なってステップ5109に移行する。そ
して、いずれの場合も、ステップ5109で効果音の編
集とその出力を行なってから、次のステップ5111に
移行して乱数更新を行なう。
この一連のメイン処理は分周器644からのすセット信
号がマイクロコンピュータ610のリセット端子R3T
に入力されるごとにステップ5100に戻って開始され
る。
第25図には、第24図のメイン処理のうちの入力処理
(フェーズO)の制御処理手順を示す。
このフェーズOの入力処理では各スイッチSWsw、、
sws等のチャタリングの除去を行ない、現状態(論理
レベル)、アクティブ状態(立上りエツジ)の検出を行
なう。
このフェーズOの入力処理が開始されると、先ず、ステ
ップ5120〜Sl 22で、RAM630のスタック
ポインタの設定、スイッチ(SW、。
sw、、sw、等)の物理状態の読込み、アクティブ論
理を正論理に変換の各処理を行なう。
そして、その後、ステップ5L23〜5126で、チャ
タリングの除去処理、現在の論理状態の算呂、現状態を
RAM630にストア、アクティブステータスのRAM
630への記憶の各処理を行なってからステップ512
7に移行する。
ステップ5127ではチャタリング時間は終了したか否
かの判定を行ない、終了していないと判定したときには
そのまま次のフェーズlの初期化処理に移行し、終了し
たと判定したときにはステップ5128〜5130でチ
ャタリング時間の初期化、RAM630のアクティブス
テータス記憶領域のクリア、アクティブ状態記憶領域の
初期化の各処理を行なってから次のフェーズ1の初期化
処理に移行する。
第26図には、第24図のメイン処理のうちの初期化処
理(フェーズ1)の制御処理手順を示す。
このフェーズ1の初期化処理はパワーモニタを検査して
電源投入時か処理の継続かを判定しその判定の結果が電
源投入時であったり、或いはRAM630検査領域が異
常であったりした場合にRA、M630領域を初期化す
る処理である。
このフェーズ1の処理が開始されると、先ず、ステップ
5140で電源の投入時であるか否かを判定し、電源の
投入時であればステップ5141に移行し、電源の投入
時でなければステップ5142に移行する。
その結果、ステップ5142に移行したときには、該ス
テップ5142でRAM630検査領域は正常であるか
否かを判定し、正常であれば次のフェーズ2の出力処理
に移行し、正常でなければステップ5142に移行する
しかして、ステップ5142に移行したときには、該ス
テップ5142でRAM630領域の初期化をしてから
ステップ5143に移行して該RAM630領域に乱数
(RANDOM)の初期値を設定する。
その後、ステップ5144で可変表示部(420)に普
段動作を設定し、次のステップ5145で可変表示部(
420)の電源の投入の遅延時間を設定してステップ5
146に移行する。
そして、ステップ5146でディジタルの初期表示値(
初期表示図柄)を設定し、次のステップ5147でRA
M630の検査領域に検査データを設定して第3o図(
I)のステップ5800に移行する。
第27図(A)〜(C)は、第24図のメイン処理のう
ちの出力処理(フェーズ2)の制御処理手順を示す。
このフェーズ2の出力処理は、余り時間で更新された表
示カウンタの判定に基づく該当図柄記憶領域へのセット
、編集された出力情報の該当ボートへの出力、入力領域
に合わせた二系統の賞球排出処理等を行なう処理である
このフェーズ2の処理が開始されると、先ず、第24図
(A)のステップ5150で表示カウンタの判定処理(
JUDGE1処理)を行なって次のステップ5152に
移行する。
ステップ5152では大当り図柄か否かを判定し、大当
り図柄であると判定したときにはステップ5154で大
当り図柄領域を指示してステップ5158に移行し、大
当り図柄でないと判定したときにはステップ5156で
外れ図柄領域を指示してステップ5158に移行する。
ステップ5158に移行すると、該ステップ8158〜
8164で、順に、表示カウンタを該当図柄領域にセッ
ト、スキャンカウンタを更新、該当セグメントデータの
格納アドレスを算出、全表示ランプLED1〜22を消
灯等の処理を行なってからステップ8166に移行する
そして、ステップ3166〜5172で、順に、セグメ
ントデータを8力、ソレノイドA、B等のデータを出力
、ランプデータを8力、冷陰極管(LCD)のコントロ
ールデータを8力等の各処理を行なってからステップ5
174に移行する。
ステップ5174では不正中であるか否かを判定し、不
正中でないと判定したときにはステップ8176でスキ
ャンカウンタのデジットデータを出力してから第27図
(B)のステップ8178に移行し、不正中であると判
定したときにはそのまま第27図(B)のステップ51
78に移行する。
第27図(B)のステップ5178では始動入賞口4,
5.6への入賞があったか否かを判定し、なかったと判
定したときにはそのままステップ8186に移行し、あ
ったと判定したときにはステップ5180で小排出未処
理記憶回数を更新(十1カウントアツプ)してからステ
ップ5182に移行する。
ステップ5182で小排出未処理記憶回数が“256 
”未満であると判定したときにはそのままステップ51
86に移行し、”256”未満でないと判定したときに
はステップ5184で小排出未処理記憶回数を” 25
6 ”未満に留めてからステップ5186に移行する。
そして、ステップ5186〜5190で二系統制御番号
がII Q II、“1″″2”、′3″のいずれに該
当するかを判定する。その結果、II OIIと判定し
たときには賞球開始時の小排出未処理記憶回数のチエツ
クとソレノイドBの制御を行なうべく第27図(C)の
ステップ5192に移行し、u 1 nと判定したとき
にはクランクカム861(第10図)の位置検出センサ
5Wc(第10図)の立上りのチャタリング除去を行な
うべくステップ5204に移行する。また、′2”と判
定したときには小排出未処理記憶回数のディクリメント
処理を行なうべく第22図(C)のステップ5216に
移行し、II 3 IIと判定したときにはクランクカ
ム861 (第1O図)の位置検出センサ5WC(第1
0図)の立上りチャタリング除去を行なうべく第27図
(C)のステップ5224に移行する。
その結果、′O”と判定して第27図(C)のステップ
5192に移行したときには、該ステップ5192でソ
レノイドBのオン情報を設定してからステップ5194
に移行する。
ステップ5194ではクランクカム861 (第10図
)の位置検量センサ5Wc(第10図)が118 I!
レベル(ハイレベル)になっているか(賞球排出動作中
である)否かを判定し、it Huレベル(ハイレベル
)になっていれば(賞球排出動作中であれば)ステップ
8196に移行するが、II HHレベル(ハイレベル
)になっていなければ(賞球排出動作中でなければ)そ
のままステップ5234に移行する。
ステップ8196では小排出未処理記憶回数が“O′″
より大になっているか否かを判定し、′O″より大にな
っていないと判定したときにはそのままステップ520
0に移行し、′O′より大になっていると判定したとき
にはソレノイドBのオフ情報を設定してからステップ3
200に移行する。
かくして、ステップ5200に移行すると、該ステップ
5200でチャタリング除去時間(300ms)を設定
し、次のステップ5202で二系統制御番号を′l″に
設定してからステップ5234に移行する。
しかして、ステップ5234に移行したときはに、該ス
テップ5234でRAM630のレジスタ内の制御情報
を制御領域に格納してからフェーズ3の処理に移行する
“1″と判定して第27図(C’)のステップ5204
に移行したときには、該ステップ5204で二系統制御
番号を“Onに設定してからステップ5206に移行す
る。
ステップ8206ではクランクカム861 (第10図
)の位置検出センサ5Wc(第10図)が“H”レベル
(ハイレベル)になっている(賞球排出動作中である)
か否かを判定する。その結果、′″H”レベル(ハイレ
ベル)になっている(賞球排出動作中である)と判定し
たときには、ステップ5208に系統制御番号を1”に
設定し、次のステップ5210でチャタリング除去タイ
マを更新してステップ5212に移行する。が、It 
H+ルベル(ハイレベル)になっていない(賞球排出動
作中でない)と判定したときにはそのままステップ52
34に移行する。
ステップ5212ではチャタリング除去時間が終了した
か否かを判定し、終了したと判定したときにはステップ
5214で二系統制御番号を′2″に設定してからステ
ップ5234に移行し、終了していないと判定したとき
にはそのままステップ5234に移行する。
しかして、ステップ5234に移行したときには、該ス
テップ5234でRAM630のレジスタ内の制御情報
を制御領域に格納してからフェーズ3の処理に移行する
“2″と判定して第27図(C)のステップ5216に
移行したときには、該ステップ8216でソレノイドB
がオンとなっている(通常個数の排出状態となっている
)か否かを判定し、オンとなっていない(小排出状態に
なっている)と判定したときにはステップ5218で小
排畠未処理回数をディクリメント(−1)してからステ
ップ5220に移行し、オンとなっている(通常個数の
排出状態になっている)と判定したときにはそのままス
テップ5220に移行する。
そして、ステップ5220でチャタリング除去時間15
0m5を設定し次のステップ5222で二系統制御番号
を“3″に設定してステップ5234に移行する。
しかして、ステップ5234に移行したときには、該ス
テップ5234でRAM630のレジスタ内の制御情報
を制御領域に格納してからフェーズ3の処理に移行する
“3″と判定して第27図(C)のステゾ、プ5224
に移行したときには、該ステップ5224でクランクカ
ム861 (第10図)の位置検出センサ5Wc(第1
O図)が“H′″レベル(ハイレベル)になっている(
賞球排出動作中である)か否かを判定する。その結果、
′H”レベル(ハイレベル)になっている(賞球排出動
作中である)と判定したときには、前記記憶数更新処理
のステップ5220に移行し、ステップ5220,52
22.5234の処理を順に行なってからフェーズ3の
処理に移行する。が、II HI+レベル(ハイレベル
)になっていない(賞球排出動作中でない)と判定した
ときには、ステップ5226,5228でソレノイドB
のオン情報を設定する処理、チャタリング除去タイマを
更新する処理を順に行なってからステップ5230に移
行する。
ステップ5230ではチャタリング除去時間が終了した
か否かを判定し、終了していないと判定したときにはそ
のままステップ5234に移行し、終了したと判定した
ときには二系統制御番号を′0″に設定してからステッ
プ5234に移行する。
しかして、ステップ5234に移行したときには、該ス
テップ5234でRAM630のレジスタ内の制御情報
を制御領域に格納してフェーズ3の処理に移行する。
第28図(A)〜(D)には、第24図のメイン処理の
うちの不正監視処理、スイッチSW、。
SW、の入力監視処理、ゲーム動作処理およびステップ
S分岐処理(フェーズ3)の制御処理手順を示す。
このフェーズ3の処理が開始されると、先ず、ステップ
5250で入賞個数検出スイッチSW。
の入力があったか否かを検出し、入力があればステップ
5252でノーカウント不正フラグをクリアしてからス
テップ5254に移行し、入力がなければそのままステ
ップ5254に移行する。そして、ステップ5254で
不正の監視情報を取り出してからステップ5256に移
行する。
ステップ5256では不正を検出すべき該当スイッチS
W (SW、、SW、)のステータスが+iH″レベル
(ハイレベル)となっているか否かを判定し、“H″レ
ベルハイレベル)となっていると判定したときにはステ
ップ8258に移行するが、ii Hnレベル(ハイレ
ベル)になっていないと判定したときにはステップ52
62で監視タイマをクリアしてそのままステップ526
4に移行する。
ステップ5258では、2.9秒経過したか否かを判定
し、経過していないと判定したときにはステップ826
0で監視タイマを更新してステップ8264に移行し、
経過したと判定したときにはステップ5268で該当不
正フラグをセットしてそのままステップ5270に移行
する。
ステップ8264に移行したときには、ステップ526
4,5266で監視タイマをセーブする処理、該当フラ
グをクリアする処理を順に行なってステップ5270に
移行する。
ステップ5270では不正監視が終了したか否かを判定
し、終了していなければステップ8256に戻ってステ
ップ8256〜5270のループを繰返し、終了したと
判定した時点でステップ5272に移行して不正フラグ
をセーブし、しかる後、ステップ5274に移行する。
ステップ5274では不正があるか否かを判定する。そ
の結果、不正がないと判定したときには第28図(B)
のステップ5282に移行する。
が、不正があると判定したときには不正除去監視処理を
行なうべくステップ5276に移行する。
そして、ステップ8276〜3280で不正タイマを更
新する処理、表示ランプL1の点滅情報とソレノイドB
の出力データを出力域にセットする処理、冷陰極管32
3,324の出力データの出力要求をセットする処理を
順に行なってから第30図(F)の3600に移行する
。ステップ8276〜5280の不正監視処理は全ての
不正が除去されるまで行われ、そのときにはゲーム処理
が停止される。
第28図(B)のステップ5282に移行すると、ステ
ップ5282で不正音制御領域を初期化して不正除去監
視処理を終了する。
そして、入賞個数検出スイッチSW、の入力監視を行な
うべくステップ5284に移行する。
かくして、ステップ5284に移行すると、該ステップ
5284でスイッチSW (SW、、SW、。
SW3等)の入力情報の取出し処理を行なってステップ
8286に移行する。
ステップ8286では大当り遊技の動作中か否かを判定
し、動作中でなければそのまま第28図(C)のステッ
プ$328に移行し、動作中であればステップ5288
に移行する。
ステップ5288では入賞個数検出スイッチSW、の入
力か否かを判定し、入賞個数検出スイッチSW、の入力
でなければそのままステップ5304に移行し、入賞個
数検出スイッチSW、の入力であればステップ5290
に移行する。
ステップ5290では入賞個数検出スイッチSW、の入
力が10カウント以上あるか否かを判定し、10カウン
ト以上の入力でなければステップ5292,5294で
順に入賞個数検出スイッチSW、の入賞カウンタを更新
する処理、カウント数の表示要求をセットする処理を行
なってからステップ8296に移行するが、1o力ウン
ト以上の入賞があればそのままステップ5304に移行
する。
ステップ8296では大入賞口53がクローズ(閉)中
であるか否かを判定し、クローズ(閉)中でないと判定
したときにはステップ5298で入賞個数検出スイッチ
SW、の入力音を出力してステップ5300に移行する
が、クローズ(閉)中であると判定したときにはそのま
まステップ5304に移行する。
ステップ5300では入賞個数検出スイッチSW、から
の10カウント目の入力であるか否かを判定し、10カ
ウント目の入力であると判定したときにはステップ53
02で大当り遊技における大入賞口53の開放時間を定
めるシーケンスタイマを初期化してからステップ530
4に移行するが、10カウント目の入力でないと判定し
たときにはそのままステップ5304に移行する。
しかして、ステップ5304に移行したときには継続入
賞スイッチSW8の入力監視処理が行われる。。
即ち、この継続入賞スイッチSW、の入力監視処理が開
始されると、先ず、ステップ5304でスイッチSW 
(SW、、SW、、SW、)の入力情報を取り呂す処理
を行なってからステップ3306に移行する。
ステップ5306では継続入賞スイッチSWtの入力で
あるか否かを判定し、継続入賞スイッチSW、の入力で
あると判定したときにはステップ8308で通過不正監
視要求をセットしてステップS 31.0に移行するが
、継続入賞スイッチSW2の入力でない判定したときに
はそのまま第28図(C)のステップ5328に移行す
る。
ステップ5310では継続条件成立後開放状態表示の実
行中であるか否かを判定し、実行中でないと判定したと
きにはステップ5312,5314で継続条件開放状態
成立後表示を開始する処理、2秒タイマを起動する処理
を順に行なってステップ5316に移行するが、実行中
であると判定したときにそのまま第28図(C)のステ
ップ8328に移行する。
ステップ5316では有効時間中であるか否かを判定し
、有効時間中であると判定したときにはステップ531
8,5320でインターバルウェイトタイム状態表示を
開始する処理、インターバル音を出力する処理を順に行
なって第28図(C)のステップ5328に移行するが
、有効時間中でないと判定したときにはステップ832
2〜5326で可変表示部(420)の交互表示禁止情
報セットの処理、継続条件成立後表示を開始する処理、
継続音を8力する処理を順に行なって第28図(C)の
ステップ5328に移行する。
しかして、第28図(C)のステップ5328に移行し
たときには始動入賞スイッチSWの入力監視処理が行わ
れる。
即ち、この始動入賞スイッチSW3の入力監視処理が開
始されると、まず、ステップ5328でスイッチSW 
(SW、、SW、、SW、)(7)入力情報を取り出す
処理を行なってからステップ5330に移行する。
ステップ5328では始動入賞スイッチSwの入力であ
るか否かを判定し、始動入賞スイッチSWoの入力であ
ると判定したときにはステップ5332に移行するが、
始動入賞スイッチSWの入力でないと判定したときには
そのまま第28図(D)のステップ5340に移行する
ステップ5332では始動入賞口4,5.6への入賞記
憶個数が11411  (ただし、可変表示ゲーム実行
中のものは除く。)以上か否かを判定し、II 411
未満であればステップ5334,5336゜5338で
順に入賞記憶個数を更新する処理、乱数(RA、NDO
M)の値を記憶する処理、始動入賞口4..5.6への
入球前の出力処理をして第28図(D)のステップ53
40に移行するが、4”以上であればそのまま第28図
(D)のステップ5340に移行する。
第28図(D)のステップ5340に移行すると、該ス
テップ5340でシーケンス制御タイマがパ○”か否か
を判定し、ll□”でないと判定したときにはステップ
5342でシーケンス制御タイマを更新してそのまま第
30図(A)のフェーズ4の処理のステップ5400に
移行するが、# OIIであると判定したときにはステ
ップ5344に移行する。
ステップ5344では不適当な実行ステップ番号となっ
ているか否かを判定し、適当であればそのままステップ
5348に移行し、不適当な実行ステップ番号であれば
ステップ5346で実行ステップ番号を初期化してがら
ステップ5348に移行する。
しかして、ステップ5348に移行すると、該ステップ
5348でステップ番号に対応したゲーム処理のステッ
プSOO(貯留監視処理)、ステップSol  (可変
表示変動処理)、ステップ502(ランダム時間の終了
監視)、ステップ5O3(リーチ判定処理)、ステップ
SO4(大当り/外れ判定処理)、ステップ505(外
れ動作処理)、ステップSO6(ファンファーレ動作処
理(1秒))、ステップSO7(ファンファーレ動作処
理(7,5秒))、(大入賞口52のクローズ監視処理
)、ステップ309 (有効時間の終了監視)に移行し
てそのゲーム処理を行なってから第30図のフェーズ4
の処理のステップ5400に移行する。
第28図(E)には上記ゲーム処理のステップSOO〜
SO9の流れの制御処理手順の概要を示す。
ゲーム処理の流れとしては、先ず、始動入賞口4.5.
6への入賞記憶(始動入賞口4,5.6に入賞して未だ
可変表示ゲームが行われていないものの記憶)があるか
否かを監視する貯留監視処理(ステップ5OO)を行な
う。
この貯留監視処理(ステップ5OO)は始動入賞口検出
スイッチSW1の入力を検出するまで継続して行なわれ
、その入力があった時点で次の可変表示の変動処理(ス
テップSo 1)に移行する。
可変表示の変動処理(ステップ5QL)は所定時間継続
され、所定の継続時間が終了した時点で次のランダム時
間の終了監視(ステップ502)に移行する。
ランダム時間の終了監視処理(ステップS○2)は所定
の左図柄・中図柄停止時間が終了するまで継続され、そ
の時間が終了した時点で次のリーチ判定処理(ステップ
5O3)の処理に移行する。
リーチ判定処理(ステップ503)は所定の右図柄停止
時間が終了するまで継続され、その時間が終了した時点
で次の大当り/外れ判定処理(ステップ804)に移行
する。
この大当り/外れ判定処理(ステップ5O4)による判
定の結果、外れであれば外れ動作処理(ステップ505
)に移行する。そして、その外れ動作処理(ステップ5
O5)が所定の外れ動作時間が終了するまで行なわれ、
その時間が終了した時点で最初の貯留監視処理(ステッ
プ5OO)に戻って、再びステップSoO以下の処理が
なされる。
が、その大当り/外れ判定処理(ステップ504)によ
る判定の結果、大当りであればファンファーレ動作(1
秒)処理(ステップ506)に移行する。このファンフ
ァーレ動作(1秒)処理(ステップ5O6)は所定のフ
ァンファーレ時間(1秒)が経過するまで行なわれ、そ
の時間が経過した時点で次のファンファーレ動作(7,
5秒)処理に移行する。
ファンファーレ動作(7,5秒)処理は所定のファンフ
ァーレ時間(7,5秒)が経過するまで行なわれ、その
時間が経過した時点で次の大入賞口クローズ監視処理(
ステップ5O8)に移行する。
大入賞口クローズ監視処理(ステップ5O8)は大入賞
口52のクローズ(閉)条件が成立するまで行なわれ、
そのクローズ(閉)条件が成立した時点で次の有効時間
の終了監視処理(ステップ5O9)に移行する。
有効時間の終了監視処理(ステップ5O9)は入賞個数
検出スイッチSW、の所定の有効時間が終了するまで行
なわれる。
そして、その有効時間が終了するまでの間に継続入賞検
出スイッチSW、の入力があった場合には、その有効時
間が終了した時点で前記ファンファーレ動作(7,5秒
)処理(ステップ5O7)に戻って、ステップSO7〜
SO9のループを繰り返す。この場合のファンファーレ
動作(7,5秒)処理(ステップ5O7)から大入賞ロ
グローズ(閉)監視処理(ステップ508)への移行は
所定のインターバル時間が終了したときに行なわれる。
が、その入賞個数検出スイッチSW、の所定の有効時間
が終了するまでの間に継続入賞検出スイッチSW、の入
力がなかった場合には、その有効時間が終了した時点で
前記外れ動作処理(ステップ5O5)に移行する。そし
て、大当り終了動作時間が終了してから最初の貯留監視
処理(ステップ5OO)に戻って、再びステップSOO
以下の処理がなされる。
第29図(A)〜(J)には上記ステップ5OO−SO
9のゲーム処理の詳しい制御処理手順を示す。
第29図(A)に示すステップSoOの貯留監視処理は
始動入賞口4,5.6への入賞記憶個数(始動入賞口4
,5.6に入賞して未だ可変表示ゲームが行われていな
い記憶個数)の有無を判定する処理で、この処理が開始
されると、先ず、ステップ5100O,5IO02で、
順に、各種表示ランプの普段動作表示(通常遊技状態表
示)を起動する処理、ステップ番号をII Q Q I
Iに変更する処理を行なってステップS 1. OO4
に移行する。
ステップS 1004では貯留(始動入賞口4゜5.6
に入賞して未だ可変表示ゲームが行われていない入賞記
憶)が有るか否かを判定する。その結果、有りと判定し
たときにはステップ51006〜51012で、順に、
貯留情報を更新する処理、大当り乱数の記憶領域を更新
する処理、可変表示の変動情報を可変表示部(420)
に転送する処理、および各種ランプ(LED、L)の変
動動作を起動する処理を行なう。次いで、ステップS 
101.4〜51018で、順に、変動音を出力する処
理、自動停止時間(4秒)をセットする処理、およびス
テップS番号をII 1 nに変更する処理を行なって
から第30図(A)のフェーズ4の処理のステップ54
00に移行する。が、無いと判定したときにはそのまま
第30図(A)のフェーズ4の処理のステップS 4.
 OOに移行する。
第29図(B)には、ステップSOIの可変表示変動処
理の制御手順を示す。
このステップSolの可変表示変動処理は可変表示変動
時間のセットする処理で、この処理が開始されると、先
ず、ステップ51050でランダム時間(可変表示の変
動時間)をセットし、次のステップ51052でステッ
プ番号をLL 02 IIに変更する。
しかる後、第30図(A)のフェーズ4の処理のステッ
プ5400に移行する。
第29図(C)には、ステップSO2のランダム時間(
変動時間)の終了監視処理を示す。
このステップSO2のランダム時間の終了監視処理は可
変表示の停止図柄を確定したり、スクロール情報を可変
表示部(420)に送ったりする処理で、この処理が開
始されると、先ず、ステップ5L100,51102で
、順に、停止図柄を確定する処理(FETCHの処理)
、図柄の判定を行なう処理(JUDGEOの処理)をし
てステップ31.104に移行する。
ステップ51104では可変表示の変動図柄がリーチ図
柄か否かを判定し、リーチ図柄であればステップ511
06〜51110でリーチの駒送り数を算出する処理、
駒送り数データを可変表示部(420)に転送する処理
、リーチのスクロール情報を可変表示部(420)に転
送する処理を行なってステップ6111.4に移行し、
リーチ図柄でなければステップ51112で通常のスク
ロール情報を可変表示部(420)に転送する処理を行
なってからステップSl 114に移行する。
しかして、ステップSl 114に移行すると、該ステ
ップ51114で中図柄停止迄の時間をセットする処理
をし、次のステップSl 116出ステップ番号を03
″に変更する処理を行ない、しかる後、第30図(A)
のフェーズ4の処理のステップ5400に移行する。
第29図(D)にはステップSO3のリーチ判定処理の
手順を示す。
ステップSO3のリーチ判定処理はリーチ状態を表現す
るための処理で、この処理が開始されると、先ず、ステ
ップ51150で可変表示の停止図柄判定処理(JUD
GEOの処理)をしてステップ51152に移行する。
ステップ51152ではリーチか否かを判定し、リーチ
であればステップ51154〜S 1.158各種表示
ランプ(LED、L)のリーチ表現を起動する処理、リ
ーチ音を出力する処理、駒送り数よりスクロール時間を
算出する処理を順に行なってからステップSl 162
に移行し、リーチでなければステップ51160で通常
のスクロール時間をセットする処理を行なってからステ
ップ51162に移行する。
しかして、ステップ311.62に移行すると、該ステ
ップ51162でシーケンス時間をセットし、次のステ
ップ51164でステップ番号をu Q 41+に変更
する処理を行なって、第30図(A)のフェーズ4の処
理のステップ5400に移行する。
第29図(E)には、ステップSO4の大当り/外れ判
定処理の制御処理手順を示す。
このステップSO4の大当り/外れ判定処理は大当り/
外れの判定を行なって該当動作の開始情報を設定する処
理で、この処理が開始されると、先ず、ステップ512
00,51202で音の出力を停止する処理、大当りの
判定処理(JUDGEOの処理)を順に行なってからス
テップ512o4に移行する。
ステップ31204では大当りか否かを判定する。その
結果、大当りであれば、ステップ51206.5120
8,51210で、順に、大当り図柄の表示位置を記憶
する処理、各種表示ランプ(LED、L)のファンファ
ーレ表現を起動する処理、継続回数をクリアする処理を
行ない、次いで、ステップS 1.212〜51216
で、順に、ファンファーレ音を出力する処理、シーケン
ス時間(1秒)をセットする処理、ステップ番号をu 
O6nに変更する処理を行ない、しかる後、第30図(
A)のフェーズ4の処理のステップ5400に移行する
。が、外れであれば、ステップ51218〜51222
で順にシーケンス時間(1秒)をセットする処理、ステ
ップ番号を05″′に変更する処理を行ない、しかる後
、第30図(A)のフェーズ4の処理のステップ84.
00に移行する。
第29図(F)には、ステップSO5の外れ動作処理の
制御処理手順を示す。
このステップSO5の外れ動作処理は、可変表示部(4
20)の表示を普段動作表示に変換したり、音の出力を
停止したりする処理で、この処理が開始されると、ステ
ップ51250,51252で順に可変表示部(420
)の普段動作表示を起動する処理、音の出力を停止する
処理を行ない、次いで、ステップ51254,5125
6で順に継続入賞スイッチSW、の入力カウンタをクリ
アする処理、表示ランプLED13〜22の普段動作表
示(通常遊技状態表示)を起動する処理を行なう。
そして、その後、第29図(A)のステップSOoの処
理のステップ5100Oに戻る。
第29図(G)には、ステップSO6のファンファーレ
動作(1秒)処理の制御処理手順を示す。
このファンファーレ動作(1秒)処理は液晶表示部(4
20)がファンファーレ表現を開始するまでの時間(1
秒)を監視する処理で、この処理が開始されると、ステ
ップ51300〜51304で、順に、可変表示のファ
ンファーレ情報を可変表示部(420)に転送する処理
、シーケンス時間(7,5秒)をセットする処理、ステ
ップ番号を07”に変更する処理を行なう。
そして、その後、第29図(J)のステップ51470
に移行する。
ステップSO7のファンファーレ動作(7,5秒)処理
の制御処理手順を第29図(H)に示す。
このファンファーレ動作(7,5秒)処理は大当り表現
の開始情報を設定する処理である。
この処理が開始されると、先ず、ステップ51350〜
51354で、順に、継続回数を更新する処理、継続回
数の表示情報を可変表示部(420)に転送する処理、
カウント数の表示情報を可変表示部(420)に転送す
る処理を行なってからステップ51356に移行する。
ステップ51356では大当りの遊技動作のサイクルが
10回目であるか否かを判定し、10回目にならないう
ちはステップ5I364,51366で、順に、大当り
の遊技動作の第1〜第9サイクル目の表示情報をセット
する処理、第1〜第9サイクル目の動作音をセットする
処理を行なってステップ31368に移行し、10回目
になったときにはステップ51358〜51362で、
順に、2秒タイマを起動する処理、大当り10回目の表
示情報をセットする処理、10回目の動作音をセットす
る処理を行なってステップ81368に移行する。
ステップ51368に移行すると、ステップ51368
〜51372で順に各種表示ランプ(LED、L)の表
示情報をセットする処理、可変表示の大当り表現データ
を転送する処理、音の出力情報をセットする処理を行な
い、次のステップ51374〜51378で順に可変表
示部(420)の交互の表示領域のクリア処理、シーケ
ンス時間(22秒)をセットする処理、ステップ番号を
“’08”に変更する処理を行なう。
そして、その後、第29図(J)のステップ51470
に移行する。
第29図(I)には、ステップSO8の大入賞口53の
クローズ(閉)監視処理の制御手順を示す。
この大入賞口53のクローズ(閉)監視処理は継続入賞
スイッチSWオおよび入賞個数検出スイッチSW、の有
効時間の開始情報を設定する処理である。
この処理が開始されると、先ず、ステップ51400で
大当り動作音の出力を停止させる処理を行なってからス
テップ51402に移行する。
ステップ51402では大当りの遊技動作のサイクルが
10回目か否かを判定する。その結果、10回目になっ
ていないと判定したときには、ステップ51406に移
行して継続表現を行なっているか否かを判定する。そし
て、この判定の結果、継続表現を行なっていればステッ
プ51408゜S 141. Oで順にインターバル音
を出力する処理、インターバル情報を可変表示部(42
0)に転送する処理を行なってからステップ51412
に移行し、継続表現を行なっていなければそのままステ
ップ51412に移行する。一方、ステップ51402
における判定の結果、10回目に達したときにはステッ
プ51404で10回目の終了情報を可変表示部(42
0)に転送してステップ51412に移行する。
ステップ51412に移行すると、該ステップ5141
2でシーケンス時間(1,9秒)をセットする処理を行
ない、次のステップ51414でステップ番号をII 
O9IIに変更する処理を行なう。
そして、その後、第29図(J)のステップ51470
に移行する。
第29図(J)ステップSO9の継続入賞スイッチSW
、および入賞個数検出スイッチSW、の有効時間の終了
監視処理の制御処理手順を示す。
この有効時間の終了監視処理は大当り遊技のサイクルの
終了動作やインタバル動作の開始情報を設定する処理で
ある。
この処理が開始されると、先ず、ステップ51450で
通過不正監視終了フラグをクリアする処理を行なってか
らステップ51452に移行する。
ステップ51452では入賞個数検出スイッチSW、の
入力があったか否かを判定し、あったと判定したときに
はステップ51454でノーカウント不正フラグをクリ
アしてからステップ51456に移行し、なかったと判
定したときにはそのままステップ51456に移行する
ステップ51456では継続表現を行なっているか否か
を判定する。その結果、行なっていると判定したときに
はステップ51462に移行して大当りの遊技動作のサ
イクルが10回目であるか否かを判定し、10回目に達
しないうちにはステップ51464で第1〜第9回目の
大当り遊技のサイクルの終了情報を可変表示部(420
)に転送してからステップ51466に移行し、10回
目に達したときにはそのままステップ51466に移行
する。そして、ステップ51466.51468で順に
シーケンス時間(4,1秒)をセットする処理、ステッ
プ番号を“05”“に変更する処理を行なってステップ
51470に移行する。
しかして、ステップ31470に移行したときには該ス
テップ51470でシーケンス時間を制御し、次のステ
ップ51472でステップ番号をRAM630領域にセ
ットする。
そして、その後、第30図(A)のフェーズ4の出力編
集、音の編集・出力及び乱数の生成処理に移行する。
第30図(A)〜(H)にはフェーズ4の出力編集、音
の編集・出力および乱数の生成処理の制御処理手順を示
す。
第30図(A)はそのフェーズ4の処理の内、最初に行
なわれる表示ランプ(L、〜L、)の点滅制御の処理手
順である。
フェーズ4の処理が開始されると、ステップ5400.
5402で表示タイマを更新する処理、表示番号より点
滅制御データのアドレスを算出する処理を行ない、次い
で、ステップ5404,3406で表示ランプの点滅デ
ータの取出しの処理(DTGETOの処理)、点滅デー
タを出力域にセットする処理を行なってからステップ3
408に移行する。
ステップ5408では2秒タイマが起動されているか否
かを判定し、起動されていないと判定したときにはその
まま第30図(B)のステップ5430に移行し、起動
されていると判定したときにはステップ5410で2秒
タイマを更新してステップ5412に移行する。
ステップ5412では1024m秒経過したか否かを判
定し、経過していないと判定したときにはステップ54
14に移行し、経過したと判定したときにはステップ5
418で表示ランプLl。
L2.L3.L5.L6の点滅情報をセットする処理を
行なってステップ5422に移行する。
ステップ5414では64m秒経過したか否かを判定し
、経過していないと判定したときにはステップ5420
で表示ランプL3.L5.L6の点灯情報をセットして
ステップ5422に移行し、経過したと判定したときに
は表示ランプLl、L2の点灯情報をセットしてステッ
プ5422に移行し、経過していないと判定したときに
は表示ランプLl、L2の点灯情報をセットしてステッ
プ5422に移行する。
しかして、ステップ5422に移行すると、該ステップ
5422で点灯情報を出力域にセットする処理を行なっ
て第30図(B)のステップ5430に移行する。
第30図(B)はフェーズ4の処理の内、表示ランプL
ED1〜4の点灯制御と表示ランプLED5〜14の点
滅制御の処理手順である。
この第30図(B)のステップ5430に移行すると、
ステップ8430〜5434で順に、始動入賞口4,5
.6に入賞して未だ可変表示ゲームが行われていない貯
留数をLLCBにセットする処理、表示ランプLED1
〜4の点灯データを取り呂す処理、表示ランプLED1
〜4のデータをダイナミック点灯領域にセットする処理
を行なってステップ5436に移行する。
ステップ5436では普段動作(通常遊技)中であるか
否かを判定する。
その判定の結果、普段動作(通常遊技)中であるときに
は、ステップ8438,5440でタイマを更新する処
理、タイマの2.5秒毎に変化するビットを取り出す処
理を順に行なってステップ5442に移行する。
次いで、該ステップ5442で6”以上であるか否かを
判定し、“6″以上でなければそのままステップ544
6に移行し、“6”以上であればステップ5444でタ
イマの下位桁をクリアしてからステップ8446に移行
する。
そして、該ステップ5446でタイマの上位桁をポイン
タとして時間テーブルのアドレス算出を行なってからス
テップ5448に移行して規定時間が経過したか否かを
判定する。
その結果、規定時間を経過していなければそのままステ
ップ5452に移行するが、経過していればステップ5
450でポインタを更新してからステップ5452に移
行する。
そして、該ステップ5452でポインタより点滅データ
テーブルのアドレス算出を行ない、次のステップ545
4で表示ランプLED5〜14の点滅データの取り出し
を行なって第30図(C)のステップ5470に移行す
る。
一方、ステップ5436の判定の結果、普段動作中でな
いときにはステップ8456で表示ランプLED5〜1
4の点滅データの取出し処理(DTGETOの処理)を
行なって、第30図(C)のステップ5470に移行す
る。
第30図(C)にはフェーズ4の処理のうちの表示ラン
プの点滅制御とソレノイドAのオン/オフ制御を行なう
処理手順を示す。
この処理のステップ5470に移行すると、先ず、ステ
ップ5470で表示ランプLED15〜22の点滅デー
タの取出し処理(DTGETOの処理)を行ない、次の
ステップ5472で点滅データをダイナミック点灯域に
セットする。
そして、次のステップ5472に移行して大当リ遊技の
動作中であるか否かを判定する。
その結果、大当り遊技の動作中であればソレノイドAの
オン情報をセットする処理を行なってから第30図(D
)のステップ5500に移行し、大当り遊技の動作中で
なければソレノイドAのオフ情報をセットする処理を行
なってから第30(D)のステップ5500に移行する
第30図(D)はフェーズ4の処理のうちの大当り時の
交互表示制御の処理手順を示す。
この処理のステップ5500に移行すると、該ステップ
5500で大当り遊技の動作中であるか否かを判定し、
大当り遊技の動作中でなければ大当り時の交互表示制御
は行なわずにそのまま第30図(E)のステップ555
0に移行し、大当り遊技の動作中であれば大当り時の交
互表示制御を行なうべくステップ5502で継続条件成
立および入力個数カウントの表示コマンドおよび時間を
セットする処理を行ってステップ5504に移行する。
ステップ5504では表示切替え禁止中か否かを判定す
る。その結果、表示切替え禁止中でなければステップ5
506に移行し、表示切替え禁止中であればステップ5
512でタイマ更新だけ行ってステップ5514に移行
する。
ステップ5506では大当り図柄の表示か否かを判定し
、大当り図柄の表示でなければステップ5510,55
12で表示コマンドを制御領域にセットする処理、タイ
マを更新する処理の2つだけを順に行ってステップ55
14に移行し、大当り図柄の表示であればステップ35
08〜5512で大当り図柄表示コマンド及び時間をセ
ットする処理、表示コマンドを制御領域にセットする処
理、タイマを更新する処理の3つを順に行ってステップ
5514に移行する。
ステップ5514では規定時間かを判定し、規定時間で
あればステップ8516〜5520で順にタイマをクリ
アする処理、表示切替えフラグを更新する処理、表示切
替え禁止フラグをクリアする処理を行ってから第30図
(E)のステップ5550に移行するが、規定時間でな
(づればそのまま第30図(E)ステップ5550に移
行する。
第30図(E)はフェーズ4の処理のうちの蛍光灯の制
御処理の手順である。
この処理のステップ5550に移行すると、該ステップ
5550で青の点灯情報をセットする処理をしてからス
テップ5552に移行する。
ステップ5552ではリーチ動作中か否かを判定し、リ
ーチ動作中でなければステップ5554に移行し、リー
チ動作中であればステップ5562に移行する。
その結果、ステップ5554に移行したときには、該ス
テップ5554で大当り動作中であるか否かを判定し、
大当り動作中であるか否かを判定し、大当り動作中でな
ければステップ8568で白の点灯情報をセットして第
30図(F)のステップ5600に移行するが、大当り
動作中であけばステップ5556に移行する。
ステップ8556では大当り遊技の10サイクル目の動
作中であるか否かを判定し、10サイクル目の動作中で
なければステップ5558に移行し、10サイクル目の
動作中であればステップ8568で白の冷陰極管323
の点灯情報をセットして第30図(F)のステップ56
00に移行する。
ステップ5558では終了動作中であるか否かを判定し
、終了動作中でなければステップ5560に移行し、終
了動作中であればステップ5568で白の冷陰極管32
3の点灯情報をセットして第30図(F)のステップ5
600に移行する。
一方、前記ステップ5552でリーチ動作中であると判
定されてステップ8562に移行したときには、該ステ
ップ8562で起動から2秒経過したか否かを判定し、
2秒経過していなければステップ5568で白の冷陰極
管323の点灯情報をセットして第30図(F)のステ
ップ5600に移行し、2秒経過していればステップ8
564に移行する。
ステップ8564では起動から3秒経過したか否かを判
定し、3秒経過していないと判定したときにはそのまま
第30図(F)のステップS60Oに移行し、3秒経過
したと判定したときにはステップ8566に移行する。
ステップ8566では128m秒ごとに変化するビット
は“′H″レベル(ハイレベル)であるか否かを判定し
、lj Huレベル(ハイレベル)であればステップ8
568で白の点灯情報をセットしてから第30図(F)
のステップ5600に移行し、if Htlレベル(ハ
イレベル)でなければそのまま第30図(F)のステッ
プ5600に移行する。
第30図(F)にはフェーズ4の処理のうちの可変表示
データ転送制御の処理手順を示す。
第30図(F)のステップ5600に移行すると、該ス
テップ5600で可変表示装置20の電源がオフ中であ
るか否かを判定し、オフ中であると判定したときにはこ
の可変表示データ転送制御の処理を行わずにそのまま第
30図(G)のステップ5700に移行し、オフ中でな
いと判定したときにはステップ5602に移行する。
ステップ5602ではステータス信号は規定レベルか否
かを判定し、規定レベルであればステップ5604に移
行し、規定レベルでなければステップ5642に移行す
る。
その結果、規定レベルであると判定されてステップ56
04に移行したときには、該ステップ5604で監視タ
イマを初期化してステップ5606に移行する。
ステップ5606ではデータ転送中であるが否かを判定
し、転送中でないと判定したときにはステップ5608
に移行し、転送中であると判定したときにはそのままス
テップ5624に移行する。
ステップ5608では不正中であるか否かを判定し、不
正中でなければステップ5610に移行し、不正中であ
ればステップ5618で不正コマンドをセットする処理
を行ってそのままステップ5620に移行する。
ステップ5610ではデータの転送要求が有りか否かを
判定し、なければステップ5612に移行し、あればそ
のままステップ5620に移行する。
ステップ5612では全データの監視を終了したか否か
を判定し、終了しなければステップ5610に戻り、終
了すればその時点でステップ5614に移行する。
ステップ5614に移行すると、該ステップ5614で
スキャンカウンタを更新する処理をし、次のステップ5
616で該当転送データの取出し処理をしてステップ5
620に移行する。
ステップ5620に移行すると、該ステップ5620で
転送データをセットする処理をし、次のステップ562
2で転送途中フラグをセットする処理を行ってステップ
5624に移行する。
ステップ5624に移行すると、該ステップ5624で
転送データの取出し処理をし、次のステップ8626で
タイマ更新の処理を行ってステップ8628に移行する
ステップ5628では32m秒経過したか否かを判定し
、経過していなければそのままステップ5634に移行
し、経過すればステップ5630゜5632で順にタイ
マをクリアする処理、データ転送途中フラグをクリアす
る処理を行ってからステップ5634に移行する。
ステップ5634では8m秒経過したか否かを判定し、
経過していなければそのまま第30図(G)のステップ
5700に移行し、経過していればステップ5636に
移行する。
ステップ8636では24m秒経過したが否かを判定し
、経過していなければそのまま第30図(G)のステッ
プ5700に移行し、経過していればステップ5638
,5640で順にストローブ信号をセットする処理、出
力域(可変表示部420)に転送データをセットする処
理を行ってから第30図(G)のステップ5700に移
行する。
一方、前記ステップ5602でステータス信号が規定レ
ベルでないと判定されてステップ5642に移行したと
きには、該ステップ5642で監視タイマを更新する処
理をしてステップ5644に移行する。
ステップ5644では4.5秒経過したか否かを判定し
、経過していなければ前記ステップS606に移行し、
経過していればステップ8646〜5650で順に監視
タイマを初期化する処理の電源オフ時間をセットする処
理、全データの出力要求をセットする処理を行って第3
0図(G)のステップS、700に移行する。
第30図(G)にはフェーズ4の処理のうちの可変表示
装置電源の制御処理手順である。
この処理のステップ5700に移行すると、該ステップ
5700で可変表示装置20の電源オン情報をセットす
る処理を行ってステップ5702に移行する。
ステップ5702では電源オフタイマが有るか否かを判
定し、なければそのまま第3o図(H)のステップ57
50に移行し、あれば、ステップS704で電源オフタ
イマを更新する処理をしてステップ5706に移行する
ステップ5706では100m秒経過したか否かを判定
し、経過していなければステップ5708での電源オフ
情報をセットしてから第30図(H)のステップ575
0に移行し、経過していればそのまま第30図(H)の
ステップ5750に移行する。
第30図(H)はフェーズ4の処理のうちの音の出力編
集および音の出力を行う制御処理手順である。
この処理のステップ5750に移行すると、該ステップ
5750で不正中であるか否かを判定し、不正中でなけ
ればステップ5752で通常時の音制御領域を設定して
からステップ8756に移行するが、不正中であればス
テップ5754で不正時の音制御領域を設定してからス
テップ8756に移行する。
ステップ5756では音出力実行中であるか否かを判定
し、実行中でなければステップ3758゜8760でE
XECBITのセット処理、タイマの初期化処理を行っ
てステップ5768に移行し、音出力実行中であればス
テップ8762でタイマの更新処理をしてステップ87
64に移行する。
ステップ8764ではタイマが終了したか否かを判定し
、終了していなければそのまま第30図(I)のステッ
プ5sooに移行し、終了したと判定したときにステッ
プ8766でポインタを更新してステップ8768に移
行する。
ステップ8768に移行すると、手768〜5774で
、順に、音番号より音データテーブルの先頭アドレス取
出し処理、アツテネーションデータの取出し処理、ポイ
ンタより楽音データテーブルのアドレス算出処理、タイ
マをセットする処理を行なってステップ8776に移行
する。
ステップ$776では繰返しコードか否かを判定し、繰
返しコードであれば繰返しコードでなくなるまでステッ
プ5758に戻ってステップ8758〜8776のルー
プ処理を繰返し、繰返しコードでなくなった時点でステ
ップ8776からステップ5778に移行する。
ステップ5778では終了コードか否かを判定し、終了
コードでなければステップ3782,5784で順に音
データのアドレスを算出する処理、アツテネーションデ
ータを出力する処理を行なってステップ8786に移行
するが、終了コードであればステップ5780−378
4で、順に、音停止情報をセットする処理、音データの
アドレスを算出する処理、アッテネーションデータを出
力する処理を行なってステップ5786に移行する。
ステップ5786ではノイズチャンネルの制御か否かを
判定し、ノイズチャンネルの制御でなければステップ5
788でチャンネルアドレス及び周波数データを出力す
る処理、周波数データを出力する処理を行なって第30
図(I)のステップ5sooに移行し、ノイズチャンネ
ルの制御であればステップ5792に移行する。
ステップ5792ではノイズデータは変化したか否かを
判定し、変化していなければそのまま第30図(I)の
ステップ5sooに移行し、変化していればステップ5
794,5796で、順に、ノイズコントロールデータ
を記憶する処理、チャンネルアドレスおよびノイズコン
トロールデータを出力する処理を行なってから第30図
(I)のステップ5800に移行する。
第30図(I)にはフェーズ4の処理のうちのスイッチ
アクティブ情報をクリアする処理、リフレッシュレジス
タの値をセーブする処理、大当り乱数の更新をする処理
および表示用カウンタの更新をする処理の制御処理手順
を示す。
この処理のステップ5800に移行すると、ステップ5
800−3804でスイッチ5W(SW、、sw、、s
w、等)のアクティブ情報をクリアする処理、リフレッ
シュレジスタの値をセーブする処理、大当り乱数の更新
をする処理を行ってからステップ5806に移行して表
示用乱数を更新する処理を行う。
前記ステップ5806の表示用乱数を更新する処理は第
17図に示したマイクロコンピュータ610のリセット
端子R3Tに分周器644からのリセットパルスが入る
まで行われ、そのリセットパルスが入るごとに第25図
のステップ5120に戻ってフェーズO〜フェーズ4の
処理を行う。
第31図には、第29図(C)、(D)、(E)のステ
ップSl 102.Sl 150,31202のJUD
GEOおよびJUDGE 1の制御処理手順をしめす。
これらJUDGEOおよびJUDGElの処理は図柄デ
ータの判定サブルーチンである。
JUDGEOの処理ではステップ51500のデジタル
表示図柄領域をセットする処理を、JUDGEOの処理
ではステップS ]、 502で表示カウンタ領域をセ
ットする処理をそれぞれ行ってからステップ51504
に移行する。
そして、ステップ515o4〜51508で順に左図柄
の表示図柄を取り出す処理、中図柄の表示図柄を取り出
す処理、右図柄の表示図柄を取り出す処理を行ってステ
ップ51510に移行する。
ステップ51510では左図柄と中図柄が一致している
か否かを判定し、一致していなければそれぞれ第29図
(C)、(D)、(E)のステップ51104,511
52,51204に移行し、一致していればステップ5
1512に移行する。
ステップ51512ではリーチか否かを判定し、リーチ
でなければそれぞれ第29図(C)、(D)(E)のス
テップSl 104.Sl 152,51204に移行
し、リーチであればステップ51514.51516で
順にリーチフラグをセットする処理、大当りテーブルの
アドレスを算出する処理を行ってステップ31518に
移行する。
ステップ51518では上段の図柄が大当りか否かを判
定し、大当りであればステップ51520で上段の大当
りフラグをセットして第29図(C)、(D)、(E)
のステップ51104゜S11.52,51204に移
行するが、大当りでなければステップ51522に移行
する。
ステップ51522では下段の図柄が大当りか否かを判
定し、大当りでなければそのまま第17図(C)、(D
)、(E)のステップSll○4゜Sl 152,51
204に移行するが、大当りであればステップ5152
4で下段の大当りフラグをセットする処理をしてから第
29図(C)。
(D)、(E)のステップ51104.Sl、152.
51204に移行する。
第32図には第29図(C)のステップ5llOOのF
ETCHの制御処理手順を示す。
この処理は停止図柄取込みのサブルーチンである。
この処理は先ずステップ51550で大当りか否かを判
定し、大当りであればステップ51552で大当り図柄
領域を指示する処理をしてステップ51556に移行し
、外れ(ハズレ)であればステップ51554で外れ図
柄領域を指示する処理をしてステップ51556に移行
する。
そして、ステップ31.556で該当図柄を可変表示部
に転送してから第29図(C)のステップ51102に
移行する。
第33図には、第30図(A)、(B)、(C)のステ
ップ5404,5432,8456,5470のDTG
ET○の制御処理手順を示す。
この処理が開始されると、先ず、ステップ51600で
規定時間が経過したか否かを判定し、経過していなけれ
ばそのままステップ51606に移行し、経過していれ
ばステップ51602に移行する。
ステップ51602ではポインタ更新が禁止となってい
るか否かを判定し、禁止となっていればそのままステッ
プ51606に移行し、禁止となっていなければステッ
プ31.604でポインタを更新する処理を行ってから
ステップ3.1606に移行する。
ステップ51606ではポインタの上限値になっている
か否かを判定し、上限値になっていなければそのままス
テップ51610に移行し、上限値になっていればステ
ップ51608でポインタを初期化してからステップ5
1610に移行する。
そして、ステップ51610〜51614で順にポイン
タをデータ長さ倍する処理、点滅データのアドレスを算
出する処理、点滅データを取り出す処理を行ってから第
30図(A)、(B)。
(C)のステップ5406,5434.S4.58゜5
472に移行する。
第34図は、本発明に係るパチンコ遊技機の遊技状態に
応じた補助表示制御の第2実施例の制御システムを示す
ブロック図である。
この第2実施例にて示されている補助表示装置1780
は、上述の第1実施例の補助表示装置780と異なり、
パチンコ遊技機の複数の遊技状態(本実施例では14種
類)の各々の変化に合わせてその補助表示の態様が逐次
変化するように構成されている。なお、この第2の実施
例の補助表示装置1780は、白色蛍光灯1323.青
色蛍光灯1324共その明るさが2段階(明/暗の2段
階)に調節できるように構成されている。
又、第2実施例にて用られている第1の制御手段170
0 (役物制御装置910)は、第1実施例のそれに比
して、ハズレ状態が発生したときに後述のハズレウェイ
トタイムを作成するためのハズレウェイトタイム終了信
号発生手段1715、ハズレ状態が発生したときに後述
のハズレウェイトタイムを作成するためのハズレウェイ
トタイム終了信号発生手段1715、ハズレ状態が発生
したときに後述のハズレウェイトタイムを作成するため
のハズレウェイトタイム終了信号発生手段1715、更
にはこれも後述する不正発生時に不正信号を8力する不
正信号発生手段1760が設けられていることが異なる
ものであり、従って、以下の説明において、第1実施例
の制御手段に対応させて同意−の名称が付された制御手
段に関する説明は簡略に行なう。
以下、第2実施例に係る上記制御システムよる各種制御
について、始動入賞口に遊技球が入賞してから″大当り
″が発生するまでに行なわれる補助表示制御手段175
0による補助表示装置780の状態表示の変化の様子と
、−旦″大当り″が発生した後に行なわれる補助表示制
御手段1750による補助表示装置780の状態表示の
変化の様子とに分けて詳細に説明する。
先ず、始動入賞口に遊技球が入賞してから“大当り”が
発生するまでに行なわれる補助表示装置780による補
助表示について説明する。
斯かる制御システムにおいて、電源が投入され、遊技機
が通常の作動状態となると、第2の制御手段830によ
り可変表示装置20に初期の図柄表示(数字や記号等も
含む。)がなされる。
このとき、白色蛍光灯323.青色蛍光灯324を具え
た補助表示制御装置780には、遊技機が通常遊技状態
(普段動作状態)であることを知らせる信号が、補助表
示制御手段1750を介して入力され、この信号を受け
て補助表示制御装置780は、青色蛍光灯1324を暗
く点灯して遊技機が通常遊技状態である旨を示す通常遊
技状態補助表示(普段動作補助表示)を行なう。
また、電源が投入された直後の初期状態においては、演
算記憶手段1701がら小排出未処理個数がない旨を表
わす信号が賞球排出制御手段1761に送られる。
この小排出未処理個数なしを示す信号が送られているう
ちは、第11図に示すリミットツレイド814bが消磁
され、賞球排出装置810は通常個数(例えば13個)
の排出を行なう状態に保持される。
遊技の結果始動入賞口4,5.6のいずれかに遊技球が
入賞すると、その入賞が始動入賞信号発生手段SW1に
より検出され、その検出信号が演算記憶手段1701に
送られる。
演算記憶手段1701は前述の実施例(第1実施例)に
て説明したように始動入賞口に入賞した入賞球の個数の
加算値を算出すると共に、前記賞球排出制御手段176
1からの検出信号の入力毎に、前記加算値を1宛減算す
る処理を行なって小排出未処理個数を演算する。
小排出未処理個数が残っていることを示す信号が賞球排
出制御手段1761に送られると、前述のりミツトツレ
イド814.b(第11図)を励磁する処理が行なわれ
る。賞球排出装置810が小排出(7個排出)を行なう
状態に切換えられる。
又、一方で演算記憶手段1701は、始動入賞口に入賞
した入賞球の加算値を所定限度内(例えば最大値を「4
」として)で別途記憶する。このように記憶された加算
値は、前記開始指令信号発生手段1702から送られて
くる信号が入力される毎に1宛減算され、減算値が「O
」となるまで可変表示ゲームが繰り返し行なわれると共
に、該減算値を表わす信号に基づいて未処理個数が入賞
個数記憶表示手段770に表示される。
第2の制御手段830は開始指令信号発生手段17o2
からの開始指令信号に基づいて、表示制御指令信号を出
力し、可変表示装置20の可変表示部21に可変表示図
柄を変動して表示させる。
又、補助表示制御手段1750は、前記開始指令信号発
生手段1702からの開始指令信号を受けて、初期の図
柄表示中であることを示す補助表示装置780による補
助表示(通常遊技状態補助表示)を終了させる信号を出
力する。
これと同時に、補助表示制御手段1750は、前記開始
指令信号発生手段1702からの指令信号を受けて、補
助表示装置780に該回転中信号を出力して、図柄が回
転中であることを示すべく青色蛍光灯1324を明るく
点灯させる(図柄変動補助表示)。
更に又、開始指令信号発生手段1702からの開始指令
信号は停止指令信号発生手段1703に送られ、停止指
令信号発生手段1703は、可変表示図柄の変動が開始
されてから所定時間経過した時点で、停止指令信号を第
2の制御手段830に送って可変表示部21の可変表示
の図柄変動を停止せしめる。
更に前記停止指令信号発生手段1703からの停止指令
信号は可変表示図柄の変動が停止された旨を示す信号と
して補助表示制御手段1750に送られる。
補助表示制御手段1750は、該停止指令信号を受けて
、補助表示装置780の前記図柄変動補助表示を終了さ
せ、一方で、前記停止指令信号とリーチ信号発生手段1
712からのリーチ信号を同時に受けたことを条件とし
てリーチ状態が発生したことを示すべく、補助表示装置
780の白色蛍光灯1323を明るく点滅させてリーチ
状態補助表示を行なう。
このように白色蛍光灯1323を明るく点滅することに
よって行なわれるリーチ状態補助表示は、所定時間に亘
って継続して行なわれ、該所定時間が経過した時点まで
に決定される“大当り”/゛′′ハズレ結果に基づいて
、後述するように当該リーチ状態補助表示終了後の補助
表示が行なわれることとなる。
一方、前記停止指令信号発生手段1703から停止指令
信号が発生したときに前記リーチ信号が発生していない
場合には、上記リーチ状態補助表示は行なわれず、補助
表示手段1750が補助表示装置780の青色蛍光灯1
324を明るく点灯させたままの状態を保持し、その後
所定時間が経過するの待って(可変表示装置による可変
表示ゲームが終了するのを待って)その旨を示すべく白
色・青色蛍光灯1323.1324を共に明るく点灯さ
せる(可変表示停止補助表示)。
上記可変表示ゲームの結果、リーチ状態が発生せず上記
リーチ状態補助表示が行なわれない場合には、可変表示
ゲームの結果は必ず“ハズレ”となるので、上記可変表
示停止補助表示に引き続いて補助表示制御手段1750
が補助表示装置780の白色・青色蛍光灯1323.1
324を共に消灯させる(ハズレ補助表示)。
ところで可変表示ゲームの結果は大当り判定手段】71
3により判定されるが、該判定手段1713によって゛
′ハズレ″と判定されると、ハズレ信号発生手段171
4からハズレ信号が発生して、これがハズレウェイトタ
イム終了信号発生手段1715に送られる。更に所定時
間経過後、該ハズレウェイトタイム終了信号発生手段1
715からハズレウェイトタイム終了信号が発生し、こ
れが補助表示制御手段1750に送られる。このハズレ
ウェイトタイム終了信号を受けて、補助表示制御手段1
750は、上記ハズレ補助表示を停止させると共に前記
補助表示装置780の青色蛍光灯1323を、再び点灯
させる(点灯の明/暗は未処理記憶の有無に応じて行な
われる)。
一方、大当り判定手段1713によって“大当り″であ
ると判定され、その判定信号が大当り信号発生手段17
16に送られると、大当り信号発生手段1716は大当
り信号を補助表示制御手段1750に送る。この大当り
信号を受けた補助表示制御手段1750は、補助表示装
置780の青色蛍光灯1324を明るく点滅させて、大
当り遊技開始のウェイトタイム状態を知らせる(大当り
発生時ウェイトタイム補助表示)。
又、大当りウェイトタイム終了信号発生手段1717は
前記大当り信号を受け、信号を受けた時点から所定時間
経過した時点で大当りウェイトタイム終了信号を補助表
示制御手段1750に送る。
この信号を受けた補助表示制御手段1750は、補助表
示袋9780の青色蛍光灯J324の点滅を中止させ、
もって大当り発生時ウェイトタイム補助表示を停止させ
るようになっている。
開放開始信号発生手段1721は前記大当りウェイトタ
イム終了信号を入力し、該信号に基いて開放開始信号を
出力する。このように出力された開放開始信号は変動入
賞装置50に送られて該変動入賞装置50の大入賞口5
2が開放され、これによって実質的な″大当り”状態が
発生することとなる。
更に前記開放開始信号発生手段1721からの開放開始
信号は、補助表示制御手段1750にも送られて、補助
表示袋9780の青色蛍光灯l324が明るく点灯され
て、大入賞口52が開放され且つ継続条件が未だ成立し
ていない遊技状態であることを示すようになる(継続条
件成立前開放状態補助表示)。
次に、−旦“大当り”が発生した後に行なわれる補助表
示制御手段1750による補助表示装置780の作動の
様子について変動入賞装置5oの動作の変化と併せて説
明する。
上述した開放開始信号発生手段1721からの開放開始
信号の発生により大入賞口52が開放され、この状態で
遊技球が当該大入賞口52内の継続入賞口53に入賞す
ると、遊技球の入賞が継続入賞信号発生手段56(SW
、)により検出される。該継続入賞信号発生手段56(
SW、)からの継続入賞検出信号は補助表示制御手段1
750に送られ、このとき補助表示制御手段1750は
前記補助表示装置780の青色蛍光灯1324を明るく
点灯させて継続条件が成立した後の開放状態であること
を表示する(継続条件成立後開放状態補助表示)。
前記開放開始信号は更に開放終了信号発生手段1722
に入力され、該手段1722には更に後述の入賞個数判
定手段1742からの信号(該信号は大入賞口への入賞
個数が所定個数(例えば10個)以上となったか否かの
判定結果を表わす)が入力される。開放終了信号発生手
段1722は、前記入賞個数判定手段1742からの信
号を入力するか、或いは、前記開放開始信号を入力して
から所定時間が経過するか、何れか早い方の条件が成立
したときに、前記大入賞口52の開放を終了させる開放
終了信号を変動入賞装置50に送ってその開放を終了さ
せ、同時に前記開放終了信号を前記補助表示制御手段1
75oに送る。この開放終了信号を受けた補助表示制御
手段1750はそれまで行なっていた補助表示装置78
0の白色蛍光灯1323の点灯を終了させる制御(又は
後述の最終サイクル時に大入賞口52が開放されている
ときに行なわれる白色蛍光灯1323を明るく点滅させ
る制御)を終了させる。
又、インターバル開始信号発生手段1726及び大当り
終了ウェイトタイム信号発生手段1730には、開放終
了信号発生手段1722からの開放終了信号と継続入賞
判定手段1725からの継続入賞判定信号の双方が入力
される。
このうち大当り終了ウェイトタイム信号発生手段173
0は、前記開放終了信号を入力した時点で継続入賞判定
手段1725から継続入賞判定信号が未だ入力されてい
ないときに、″大当り”状態が間もなく終了してしまう
ことを所定時間に亘って表示すべく、補助表示制御手段
175oに大当り終了ウェイトタイム信号を出力する。
補助表示制御手段1750は、該大当り終了ウェイトタ
イム信号を受けて、補助表示装置780の白色蛍光灯1
323を暗く点滅させ、前記大当り終了ウェイトタイム
状態を補助的に表示する。
一方、前記開放終了信号を入力した時点で上記継続入賞
判定手段1725からの判定信号が、インターバル開始
信号発生手段1726に入力されていれば、該インター
バル開始信号発生手段1726からインターバル開始信
号が補助表示制御手段1750に送られ、該補助表示制
御手段1750によって補助表示装置780の青色蛍光
灯1324が暗く点滅されてインターバルのウェイトタ
イム中であることが補助的に表示される。
上記インターバル開始信号発生手段1726からのイン
ターバル開始信号は同時にインターバル終了信号発生手
段1727にも送られ、インターバル終了信号発生手段
1727は上記信号が送られてから所定時間経過した時
点で、インターバル終了信号を補助表示制御手段175
0に送り、インターバルウェイトタイム中に行なわれて
いた補助表示装置780の青色蛍光灯1324の(暗い
)点滅が停止されるようになっている。
上述した一連の制御は、遊技球が変動入賞装置5o内の
継続入賞口53に入賞することを条件として、所定サイ
クル(例えば10サイクル)を限度として繰り返し行な
われる。
このサイクル数(開放回数)は継続回数判定手段172
8によってカウントされ、開放回数が未だ所定回数(1
0回)に達していないとき、即ち、第1〜第9サイクル
のときは、前述した如くその状態の変化に応じて補助表
示装置780の白色・青色蛍光灯の点灯/消灯を行なう
一方、継続回数判定手段1728から最終サイクルであ
る旨を表わす判定信号が最終サイクル信号発生手段17
29に送られると、該最終サイクル信号発生手段172
9は補助表示制御手段1750に最終サイクル信号を送
るようになる。
補助表示制御手段1750は、最終サイクルであること
を示す信号を受けて、補助表示装置780の白色蛍光灯
1323を明るく点滅させる(最終サイクル補助表示)
又、前記最終サイクル信号発生手段1729からの最終
サイクル信号は最終サイクルウェイトタイム信号発生手
段1731に送られ、該手段1731は、最終サイクル
信号を受信してから所定時間経過後に補助表示制御手段
1750に、最終サイクル終了ウェイトタイム信号を発
生する。前記補助表示制御手段1750は該信号を受け
、前記補助表示装置780の白色蛍光灯1323を明る
く点灯させて、最終サイクルが終了することを補助的に
表示する(最終サイクル終了補助表示)。
又、前記最終サイクル終了ウェイトタイム信号は同時に
前述の大当り終了信号発生手段1732にも送られるよ
うになっている。
この大当り終了信号発生手段1732は、大当り終了ウ
ェイトタイム信号発生手段173oからの大当り終了ウ
ェイトタイム信号(該信号は最終サイクルでの開放終了
信号発生時より所定時間経過後に発生する)と、上記最
終サイクル終了ウェイトタイム信号とを同時に入力した
ときに大当り終了信号を、補助表示制御手段1750に
送って、該補助表示制御手段1750により補助表示装
置780の青色蛍光灯1324を暗く点灯させ、もって
遊技状態が通常のものである旨を補助的に表示させるよ
うになっている。
又、前記補助表示制御手段175oには、始動入賞信号
発生手段(SW、)及び記憶表示制御手段1704から
の信号が直接入力されるようになっており、補助表示制
御手段175oは前記記憶表示制御手段1704に記憶
されている入賞個数記憶が4より小さいという条件の下
で始動入賞信号発生手段(SW、)からの信号発生タイ
ミングに合わせて、遊技球が特定の入賞口(始動入賞口
)に入賞した旨を示すべく補助表示装置780の白色・
青色蛍光灯1,323.1324を共に暗く点灯させる
ようになっている(始動入賞口入賞補助表示)。
更にまた、前記補助表示制御手段1750には、不正信
号発生手段1760からの不正信号が入力されるように
なっており、補助表示制御手段1750は前記不正信号
発生手段1760からの不正信号に基いて、前記補助表
示装置750の白色・青色蛍光灯1323.1324を
共に暗く点滅させて不正が発生したことを補助的に表示
するようになっている(不正補助表示)。
第35図(A)には第34図に示した第2実施例に係る
第1の制御手段(役物制御手段)700によって行われ
る補助表示装置780(白色蛍光灯、青色蛍光灯132
3,1324)の補助表示制御処理手順を示し、第35
図(B)にはその補助表示制御処理中に行なわれる割込
処理の手順を示す。
この補助表示制御処理と割込処理は遊技状態の変化を、
補助表示装置780の白色蛍光灯2青色蛍光灯の点灯/
消灯によって遊技者に逐一わかり易く視認させるもので
ある。
この補助表示制御処理が開始されると、先ず、ステップ
52002で補助表示装置780の青色蛍光灯1324
を暗く点灯させ、もって遊技機が通常の遊技状態である
ことを表示して(通常−遊技状態補助表示)、ステップ
52004に移行する。
ステップ52004では、始動入賞口4,5゜6に入賞
して未だ可変表示ゲームが行われていない入賞未処理の
記憶(入賞個数記憶)があるか否かが判別され、入賞未
処理記憶がないと判別されたときはく判別結果が1/ 
N O′l )、前記ステップ52002に戻って補助
表示装置780の青色蛍光灯1324を暗く点灯する処
理(通常遊技状態補助表示)を継続して行ない、反対に
入賞未処理記憶があると判別されたときは(判別結果が
”YeS″)、次のステップ52006で可変表示部2
1の可変表示の変動開始(可変表示ゲームの開始)を待
ってからステップ52008に進む。
ステップ52008では補助表示装置780によって、
可変表示装置20の可変表示部21の図柄が変動中(可
変表示ゲーム中)であることを表示すべく前記補助表示
装置780の青色蛍光灯1324を明るく点灯させて(
図柄変動中補助表示)、ステップ52010に進む。
ステップ52010では、上記可変表示ゲームの結果が
、大当り発生の可能性を含んでいるが否か(リーチ状態
となったか否が)が判別される。
この判別結果が“N o++、即ち、大当り発生の可能
性が生じなかった(リーチ状態にならながった)ときに
は、続くステップ52012〜52016の処理が行な
われる。
先ずステップ52012では、可変表示ゲームが終了し
たか否か(可変表示の変動終了)が判別され、この判別
結果が“l Y esI+に転じるのを待っでからステ
ップ52014に進む。ステップ52014では図柄の
変動が停止したことを補助表示装置780にて表示すべ
く該補助表示装置780の白色蛍光灯13223を所定
時間に亘って明るく点灯させて、次のステップ5201
6に進む。
ステップ520161では、可変表示ゲームの結果がハ
ズレとなった(リーチ状態が生じないときは必ず“′ハ
ズレ”となる)ことを表示すべく補助表示装置780の
白色蛍光灯1323.青色蛍光灯1324を共に所定時
間に亘って消灯しくハズレ補助表示)その後前記ステッ
プ52004に戻って、当該処理を繰り返す。
一方、前記ステップS2010の判別結果が“Yes”
のとき、即ち、可変表示ゲームの結果、大当り発生の可
能性が生じた(リーチ状態になった)と判定されたとき
には、ステップ32018に進んで、リーチ状態が発生
したことを表示すべく補助表示装置780の白色蛍光灯
1323を明るく点滅させてステップ52020に進む
ステップ52020では前記ステップ82012と同様
に可変表示ゲームが終了したか否かが判別され、この判
別結果が”Yes”に転じるのを待ってからステップ5
2022に進む(この間白色蛍光灯1323は明るく点
滅する)。
ステップ52022では、前記ステップ52014と同
様に、図柄の変動が停止したことを補助表示装置780
にて表示すべく該補助表示装置780の白色蛍光灯13
23を所定時間に亘って明るく点灯させて、次のステッ
プ52024に進む。
ステップ52024では、リーチ状態が発生した可変表
示ゲームの最終結果、即ち、大当りが発生したか否かが
判別される。この判別の結果、今回行なわれた可変表示
ゲームで大当りが発生しなかったと判定されたときには
(判別結果がIf N O”)前記ステップS2016
に進んで、可変表示ゲームの結果がハズレとなったこと
を表示すべく補助表示装置780の白色蛍光灯1323
.青色蛍光灯1324を共に所定時間に亘って消灯しく
ハズレ補助表示)、前記ステップ52004に戻って、
当該処理を繰り返す。
一方、前記ステップ52024の判別結果がrr y 
eSl+のときにはステップ52026〜52050に
よる大当り発生時の補助表示制御が行なわれる。
先ず、ステップ52026では大当りが発生したことを
遊技者に知らせるべく補助表示装置780の青色蛍光灯
1324を所定時間に亘って明るく点滅させ(大当りウ
ェイトタイム状態補助表示)、次いでステップ5203
0に進む。
ステップ52030では、この時点で継続されている大
当り状態が、最終サイクルでの大当り状態であるか否か
が判別される。この判別は、第15図に示した継続回数
判定手段1728によって、即ち、大入賞口52の開放
回数が所定回数(例えば10回)となったか否かによっ
て行なわれる。
この判別結果が“No  、即ち、未だ最終サイクルに
至ってないうちは、ステップ52032に進んで、補助
表示装置780の青色蛍光灯1324を明るく点灯させ
ることにより遊技状態が継続条件成立前の開放状態であ
ることを補助的に表示して、ステップ52034に進む
ステップ52034では、大当り遊技状態の継続条件が
成立したか否かが、例えば継続入賞口53に遊技球が入
賞(1回目の入賞)したか否かによって判別される。こ
の判別結果が′N○″のとき、即ち、未だ継続入賞口5
3に遊技球が入賞していないときには、ステップ520
36に進んで、大入賞口52が開放されてから所定時間
が経過したか、或いは大入賞口52に遊技球が所定個数
(10個)入賞したか(10カウント)の何れかの条件
が成立したか否かが判別される。このステップ5203
6の判別結果がit N O12のときにはそのまま前
記ステップ52032に戻ってステップ32032〜ス
テツプ52036の処理を繰り返す。
前記継続条件が成立する前(前記ステップ52034が
11 Y eS′lに転じる前)に前記ステップ520
36の判別結果がII y esTlに転じると、(こ
のとき大入賞口52は閉じられる)ステップ52038
にて補助表示装置780の白色蛍光灯1323を暗く点
滅する処理が所定時間に亘って行なわれ、これにより、
大当り状態が終了することが遊技者に知られる(大当り
終了ウェイトタイム状態補助表示)。斯かる処理が終了
すると、その後、再びステップ52004より上記一連
の処理を繰り返す。
一方、前記ステップ52034の判別結果が“Y e 
s ”となったとき、即ち、大入賞口52の開放処理が
終了する前に前記継続条件が成立したときには、ステッ
プ52040に進んで補助表示装置780の白色蛍光灯
1323を明るく点灯させ、もって、大入賞口52が開
放されしがち継続条件が成立していることを補助表示装
置780にて表示する(継続条件成立後開放状態補助表
示)。
次のステップ52042では、前述のステップ5203
6と同様に、大入賞口52が開放されてから所定時間が
経過したか、或いは大入賞口52に遊技球が所定個数(
10個)入賞したが(10カウント)の何れかの条件が
成立したか否かが判別される。この判別結果が“No”
のうちは前記ステップ52040に戻って補助表示装置
780の白色蛍光灯1323の明るい点灯を継続させる
前記ステップ52042の判別結果が’Yesに転じる
と(このとき大入賞口52は閉じられる)、今度は補助
表示装置780の青色蛍光灯1324が暗く点滅され、
遊技状態がインターバルウェイトタイム状!(1つのサ
イクルから次のサイクルへの移行時に設けられるインタ
ーバル状態)であることが遊技者に知らされる(インタ
ーバルウェイトタイム状態補助表示)。
上述のように大当りが発生して大入賞口52が開放され
大当り遊技状態が成立すると、上記所定の継続条件が成
立するかぎり大入賞口52の開放動作が所定回数(10
回)を限度に継続される。
そして大入賞口52の開放動作が最終サイクル(10回
目)に至ると、前記ステップ52030の判別結果が“
Yes”に転じて、ステップ52046以降の処理が行
なわれる。
まず、ステップ52046では補助表示装置780の白
色蛍光灯1323を明るく点滅させる処理が行なわれ、
これによってこの時点での遊技状態が最終サイクルでの
大当り状態であることが遊技者に知らされる(最終サイ
クル補助表示)。
次のステップ32048では、前述のステップ5203
6,52042と同様に、大入賞口52が開放されてか
ら所定時間が経過したか、或いは大入賞口52に遊技球
が所定個数(10個)入賞したか(10カウント〕の何
れかの条件が成立したか否かが判別される。この判別結
果がllN0のうちは前記ステップ52046に戻って
補助表示装置780の白色蛍光灯1323を明るく点滅
させる制御が継続される。
このステップ52048の判別結果が”Yesに転じる
と(このとき大入賞口52は閉じられる)、今度は補助
表示装置780の白色蛍光灯1323が明るく点灯され
(ステップ52050)、これによって、最終サイクル
に至った後大当り遊技状態が終了することが遊技者に知
らされ、その後、再びステップ52004より処理を繰
り返す。
上述の補助表示制御処理が行なわれている間に、適宜(
例えば所定時間経過毎)、第35図(B)に示す割込処
理が行われる。
この割込処理は、始動入賞口4,5.6に遊技球が入賞
したとき、或いは、遊技者等による不正が検知されたと
きに、可変表示ゲームの開始条件の成立、不正発生を補
助表示装置780によって表示させるための処理である
この割込処理が開始されると、先ず、ステップ5206
0で始動入賞口4,5.6への入賞があったか否かが判
別される。この判別結果が11 N off即ち、始動
入賞口への遊技球の入賞が検出されていないときには、
続くステップ52061,52062をスキップして、
ステップ52064に進む。
一方、前記ステップ52060の判別結果が“Yes”
のとき、即ち、遊技球の始動入賞口への入賞が検出され
たときには、この時点で記憶表示手段1704(第34
図)に記憶されている入賞個数記憶が4より小さいが否
がが判別される(ステップ52061)。この判別結果
が“Ye++のときには、可変表示ゲームの開始条件が
成立したことを補助表示装置780により表示すべく、
該補助表示装置の白色蛍光灯1323.青色蛍光灯13
24を共に暗く点灯させて(ステップ82062)、そ
の後ステップ52064に進む。
(始動入賞口入賞補助表示) 一方、前記ステップ52061の判別結果がit N 
onのとき、即ち、この時点までに既に4個以上の遊技
球の始動入賞口への入賞が前記記憶表示制御手段170
4に記憶されているときには、遊技球が始動入賞口に入
賞した旨の補助表示を行なうことなく (該入賞球によ
る可変表示ゲームは行なわれない)そのままステップ5
2064に進む。
ステップ52064では遊技者等による不正の発生が検
出されたか否かが判別される。この判別結果が“No”
のときにはそのまま本割込処理を終了して、第16図(
A)の補助表示制御処理に戻る。一方、この判別結果が
’Yes”のとき、即ち、不正が検出されたときには、
ステップS2066に進んで、不正が発生したことを補
助表示装置780にて表示させるべく該補助表示装置の
白色蛍光灯1323.青色蛍光灯1324を共に暗く点
滅させて(ステップ52066)、当該不正発生に対す
る処理が終了するまでその状態を維持(ホールド状態)
するようになっている(不正補助表示)。
以上詳述したように本実施例に係るパチンコ遊技機(ゲ
ーム機)は、可変表示装置20に可変表示部21と補助
表示装置(白色蛍光灯、青色蛍光灯)780とが設けら
れ、前記可変表示部21にて可変表示ゲームが行なわれ
、前記補助表示装置によって前記可変表示部21の識別
信号が表示される液晶パネル420の色彩(桜色/空色
)及び/又は明るさ(明/暗)が変化されるようになっ
ており、第1の制御手段によって該補助可変表示装置に
よる可変表示部の液晶パネルの色彩及び/又は明るさが
前記可変表示ゲームに伴う可変表示部の表示態様の変化
に応じて変化するので、遊技者は液晶パネルの色彩/明
るさによって遊技盤に設置された変動入賞装置50の変
化態様を視認することができるようになってパチンコ遊
技の興趣が高められることとなる。
なお、本実施例では本発明を、可変表示装置を具えたパ
チンコ遊技機(第1種遊技装置)に適用した例を示した
が、可変表示装置を具えたゲーム機であれば如何なる機
種のゲーム機(例えばパチスロ)にも本発明は適用可能
である。
また、本実施例の可変表示装置における図柄表示は、液
晶パネル420にて液晶表示されるようになっているが
、これに限ることなく、可変表示装置として、例えば回
転ドラムを用い、該回転ドラムに予め図柄をプリントし
ておいてこれにより図柄表示してもよい。この場合、回
転ドラムの材質を透明/半透明のものとすることによっ
て、図柄が表示された下地の色を、上記実施例にて示し
た構成の補助表示装置によって変化させることが可能と
なる。
また、本実施例では、補助表示装置780に白色蛍光灯
323及び青色蛍光灯324を具え、これら2つの蛍光
灯を点灯/点滅させることによって液晶パネル420の
下地の色彩/明るさを変化させるようにしたが、斯かる
構成に限ることなく、可変表示部21の下地の色彩/明
るさを変化させ得るものであれば、電球、LED等如何
なるタイプの光源を用いてもよい。
また、本実施例では蛍光灯の種類を白、青の2種類、そ
の数も2本としているが、種類1本数とも3以上として
、色彩/明るさにバリエーションを与えるようにしても
よい。又、蛍光灯を1本として明るさのみを変えてもよ
い。
また、本実施例では可変表示部21の下地(液晶パネル
)の色彩/明るさを変化させるに当って、該液晶パネル
の後部に補助表示装置(白色蛍光灯。
青色蛍光灯)設置し、液晶パネル420を後部より照射
する構成としたが、液晶パネルの見かけ上の色彩/明る
さを変化させ得る配置であれば、補助表示装置を、例え
ば、液晶パネルの斜め前方に配置して光を反射させる等
、他の配置パターンを採用してもよい。
又、本実施例にて用いられた、液晶パネル420をその
後部より照射するタイプの補助表示装置(白色蛍光灯3
23.青色蛍光灯324)に代えて、液晶パネル自体の
色彩を変化させるタイプの補助表示装置を適用してもよ
い。
また、本実施例の可変表示装置20は、表示図柄をO〜
9までの数字及びアルファベットを組合せて可変表示し
ているが、他と識別可能な図柄であれば、絵柄等如何な
る図柄を可変表示してもよい。
[発明の効果コ 以上詳述したように本発明に係るゲーム機は、所定の識
別記号による表示態様が種々変化し得る可変表示手段と
、該可変表示手段の前記所定の識別記号による表示態様
を変化させることによって可変表示ゲームを行なわせる
可変表示ゲーム手段と、前記可変表示手段の前記識別信
号が表示される表示部の下地の色彩及び/又は明るさを
変化させて前記可変表示手段の前記識別記号による表示
態様に更なる変化を与え得る補助可変表示手段と、該補
助可変表示手段による可変表示部の下地の色彩及び/又
は明るさの変化を前記可変表示ゲームに伴う可変表示部
の表示態様の変化に応じて制御する補助可変表示制御手
段とを具備する構成となっているため、可変表示装置に
よる可変表示ゲームの変化の態様等の遊技機の遊技状態
の変化の態様が、該可変表示装置の識別信号が表示され
る表示部の下地の色彩/明るさによって適宜表示され、
遊技者が遊技状態の変化を的確に且つ容易に認識できる
ようになり、遊技者の興趣が一層高められることとなる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第35図はこの発明の実施例を示すもので、そ
れらのうち、 第1はパチンコ遊技機の正面図、 第2図は遊技盤の裏面図、 第3図は可変表示装置の正面図、 第4図は遊技盤への可変表示装置の取付は説明を示す可
変表示装置の前枠部と主体部との分離状態斜視図、 第5図は遊技盤に設置された可変表示装置の縦断側面図
。 第6図は可変表示装置の前枠部の分解斜視図、第7図は
遊技盤に設置された可変表示装置の前枠部によるその直
下の始動入賞口への遊技球の誘導状態を示す斜視図、 第8図は可変表示装置の本体部の分解斜視図、第9図は
変動入賞装置の斜視図、 第10図は裏機構盤の裏面図、 第11図は賞球排出装置の斜視図、 第12図は賞球排出装置の平面図、 第13図は賞球排出装置の斜視図、 第14図はパチンコ遊技機の裏面図、 第15図は第1の制御手段および第2の制御手段(可変
表示制御手段)による制御ブロック図、第16図は第1
5図に示した第1の制御手段によって行なわれる補助表
示制御処理手順を示すフローチャート、 第17図は役物制御手段の内部構成を示す制御ブロック
図、 第18図(A)、’(B)、(C)はそれぞれ液晶パネ
ル420に表示される可変表示制御手段660のROM
662中に記憶された20組ずつの左図柄、中図柄およ
び右図柄を示す図、第19図は大当りの図柄の組合わせ
態様を示す図、 第20図は大当りが発生したときに人形がバンザイを繰
り返す表示を示す図、 第21図は大当りが発生したときの゛′ヨツ!日本一”
のメツセージの表示を示す図、 第22図は大当りの遊技が完了したときの“大勝利”の
メツセージと人形のキャラクタを示す図、第23図は大
当りの遊技が完了したときに人形がバンザイを繰り返す
る表示を示す図、第24図は第17図のコンピュータシ
ステムによって行なわれるメイン処理の制御処理手順を
示すフローチャート、 第25図は第24図のメイン処理のうちの入力処理の制
御処理手順を示すフローチャート、第26図は第24図
のメイン処理のうちの初期化処理(フェーズ1)の制御
処理手順を示すフローチャート、 第27図(A)〜(C)は第24図のメイン処理のうち
の出力処理(フェーズ2)の制御処理手順を示すフロー
チャート、 第28図(A)〜(D)は第24図のメイン処理のうち
の不正監視処理、スイッチの入力監視処理、ゲーム動作
処理(フェーズ3)の制御処理手順を示すフローチャー
ト、 第28図(E)はゲーム処理のステップ800〜309
の流れの制御処理手順の概要を示すフローチャート、 第29図(A)〜(J)はステップ800〜S09ゲー
ム処理の詳しい制御処理手順の概要を示すフローチャー
ト、 第30図(A)〜(I)はフェーズ4の出力編集、音の
編集・8力および乱数の生成処理の制御処理手順を示す
フローチャート、 第31図はJUDGE  OおよびJUDGE  1の
制御処理手順を示すフローチャート、第32図はFET
CHの制御処理手順を示すフローチャート、 第33図はDTGET  Oの制御処理手順を示すフロ
ーチャート、 第34図は、本発明に係るパチンコ遊技機の遊技状態に
応じた補助表示制御の第2実施例の制御システムを示す
ブロック図、 第35図(A)は第34図に示した第1の制御手段によ
って行なわれる補助表示制御処理のメインルーチンを示
すフローチャート、 第35図(B)は上記補助表示制御処理のメインルーチ
ンの実行中に行なわれる割込処理のフローチャートであ
る。 1・・・・パチンコ遊技機(ゲーム機)、13・・・・
遊技盤、20・・・・可変表示装置(可変表示手段)、
21・・・・可変表示部(表示部)、50・・・・変動
入賞装置、52・・・・大入賞口、53・・・・継続入
賞口、323・・・・白色蛍光灯、324・・・・青色
蛍光灯、400・・・・液晶ユニット、420・・・液
晶パネル、700・・・・第1の制御手段、750・・
・・補助表示制御手段(補助可変表示制御手段)、78
0・・・・補助表示装置(補助可変表示手段)、830
・・・・第2の制御手段(可変表示ゲーム手段)、91
0・・・・役物制御装置。 第 図 第 図 第18図 第 図 粥 図 第19図 第 図 第25図 第26図 第29図 (A) 第29図 (D) 第29図 (E) 第29図 第29図 第29図 (J) 第30図 (C) 第30図 (E) 第30図 第31 図 第32 図 第33 図 平成 3年 6月

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定の識別記号による表示態様が種々変化し得る可変表
    示手段と、該可変表示手段の前記所定の識別記号による
    表示態様を変化させることによって可変表示ゲームを行
    なわせる可変表示ゲーム手段と、前記可変表示手段の前
    記識別信号が表示される表示部の下地の色彩及び/又は
    明るさを変化させて前記可変表示手段の前記識別記号に
    よる表示態様に更なる変化を与え得る補助可変表示手段
    と、該補助可変表示手段による可変表示部の下地の色彩
    及び/又は明るさの変化を前記可変表示ゲームに伴う可
    変表示部の表示態様の変化に応じて制御する補助可変表
    示制御手段とを具備したことを特徴とするゲーム機。
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