JP2003180932A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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Abstract
機内部に挿入されて不正行為が行われるのを防止する。 【解決手段】 遊技機本体11の内側面の前面開口部側
端部には、その全周にわたって環状に延びる防犯プレー
ト13を設ける。遊技機本体11の開口部側における防
犯プレート13の側部は、遊技機本体11の前面から扉
12側へ突出させて第1起立部13aとする。扉12の
内側面の背面開口部側端部には、その全周にわたって環
状に延びる防犯プレート15を設ける。防犯プレート1
5には、遊技機本体11側に向かって起立する第2起立
部15cを設ける。第2起立部15cは、扉12を閉位
置に回動させたとき、その全体が第1起立部13aの内
側に位置し、かつ第1起立部13aと対向するように配
置する。
Description
やスロット遊技機(パチスロ遊技機)等の遊技機に関す
る。
技機本体とその前面開口部を開閉する扉とに防犯プレー
トをそれぞれ設け、それによって外部からピアノ線等を
遊技機本体内に挿入して不正行為が行われるのを防止し
ている。
犯構造を示すものであり、前面部(図9において上面
部)が開口した遊技機本体1の内側面の開口部側端部に
は、本体側防犯プレート2が全周にわたって設けられて
いる。本体側防犯プレート2の一部は、遊技機本体1か
ら扉3側へ突出しており、そこが第1起立部2aになっ
ている。一方、扉3の背面部には、扉側防犯プレート4
が全周にわたって設けられている。扉側防犯プレート4
は、遊技機本体1側に向かって起立する第2起立部4a
を有している。
立部2aの一部が第2起立部4aの外側に配置され、他
の一部が第2起立部4aの内側に配置されていた。例え
ば、図8に示すように、第1起立部2aの図6における
上下の辺部及び右辺部が、第2起立部4aの外側に配置
され、第1起立部2a左辺部が、第2起立部4aの左辺
部より内側に配置されていた。
イ〜ニで示す箇所以外の箇所では、図9に示すように、
第1、第2起立部2a,4aが互いに近接した状態で対
向する。したがって、遊技機本体1と扉3との間の隙間
Gからピアノ線P等を挿入した場合、仮にピアノ線Pが
外側に位置する第1起立部2a(第2起立部4a)を乗
り越えることができたとしても、第1起立部2a(第2
起立部4a)を乗り越えたピアノ線Pの先端部は、第2
起立部4a(第1起立部2a)に直ちに突き当たる。こ
のため、ピアノ線Pは、それ以上内部に進入することが
不可能になる。したがって、不正行為を防止することが
できる。
おいて符号イ〜ニで示す箇所においては、第1、第2起
立部2a,4aが対向することがない。しかも、図10
に示すように、第1、第2起立部2a,4aが交差する
関係上、第1、第2起立部2a,4aの少なくとも一方
は、他方を挿通するために切り欠かれている(図10の
場合、第2起立部4aが切り欠かれている。)。このよ
うな構造では、ピアノ線Pを例えば符号イで示す箇所に
おいて第1起立部2aを乗り越えさせた後、切欠き部を
通して第2起立部4aを通過させることができる。この
ため、不正行為が行われる危険性があった。
解決するために、前面が開口した遊技機本体と、この遊
技機本体の一側部に、上記遊技機本体の前面開口部を閉
じた閉位置と前面開口部を開いた開位置との間を開閉回
動可能に支持された扉とを備え、上記遊技機本体の内部
の前面側には上記扉側に向かって起立する第1起立部を
有する本体側防犯プレートが設けられ、上記扉の背面側
には、上記遊技機本体側に向かって起立し、かつ上記扉
が閉位置に位置しているときには上記第1起立部と対向
する第2起立部を有する扉側防犯プレートが設けられた
遊技機において、上記第1、第2起立部を環状に形成
し、上記第1、第2起立部のいずれか一方の全体を他方
の内周側に配置したことを特徴としている。この場合、
上記第2起立部を上記第1起立部の内周側に配置するこ
とが望ましい。
いて図1〜図7を参照して説明する。図1〜図5は、こ
の発明の第1実施の形態を示すものである。この実施の
形態のパチスロ遊技機(遊技機)10は、図1及び図5
に示すように、遊技機本体11と扉12とを備えてい
る。
左側の面部)が開口した略直方体の箱状をなしている。
遊技機本体11の内部には、リール回転機等のパチスロ
遊技機として必要な各種の機器(いずれも図示せず)が
収容されている。
本体11の内側面のうち前面側の端部には、本体側防犯
プレート13が設けられている。本体側防犯プレート1
3は、金属製の板材からなるものであり、遊技機本体1
1の全周にわたって設けられている。したがって、本体
側防犯プレート13は、遊技機本体11の前面開口部と
同様に四角形の環状に形成されている。遊技機本体11
の前面側におけるプレート13の一側部は、遊技機本体
11の前面から前方に突出しており、その前方に突出し
た一側部が第1起立部13aになっている。
箱状をなしており、その開放部を遊技機本体11側に向
けた状態で遊技機本体11の一側部にヒンジ14,14
(図1〜図3参照)を介してほぼ水平方向へ回動可能に
支持されている。扉12は、図2に示す開位置と図3に
示す閉位置との間のほぼ90°の範囲を回動可能になっ
ている。扉12は、開位置に位置しているときには遊技
機本体11の一側部の延長上に位置し、遊技機本体11
の前面開口部を開く。逆に、閉位置では扉12の背面の
周縁部が遊技機本体11の前面と全周にわたってほぼ接
触し、遊技機本体11の開口部を閉じる。扉3の前面部
には、リール回転機のリールを覗く窓、リールをストッ
プさせるボタン(いずれも図示せず)等が設けられてい
る。
の内側面の開放側端部(遊技機本体11側の端部)に
は、扉側防犯プレート15が設けられている。扉側防犯
プレート15は、金属板からなるものであり、扉12の
内側面の全周にわたって設けられている。したがって、
扉側防犯プレート15は、扉12の開放部と同様に四角
形の環状に形成されている。図2及び図3に示すよう
に、扉側防犯プレート15は、扉12の内側面に取り付
けられる取付板部15aと、この取付板部15aの遊技
機本体11側の端部から扉12の背面に沿って内側に延
び出す延出板部15bと、延出板部15bの内側の端部
から遊技機本体11側に向かって起立する第2起立部1
5cとから構成されている。
って形成される四角形は、第1起立部13aによって形
成される四角形より若干小さく形成されており、扉12
が閉位置に回動したときには、第2起立部15c全体が
第1起立部13aの内側に位置するようになっている。
しかも、図3に示すように、第1起立部13aと第2起
立部15cとは、遊技機本体11の前面に沿う方向にお
いて互いに対向するように配置されている。特に、この
実施の形態では、第1、第2起立部13a,15cの大
部分が遊技機本体11の前面より扉12側において対向
するようになっている。
は、扉12を閉位置に回動させたとき、第2起立部15
c全体が第1起立部13aの内側に位置しており、第
1、第2起立部13a,15cは、互いに交差すること
がなく、全周にわたって互いに対向する。したがって、
遊技機本体12と扉13との間の隙間G(図3参照)か
らピアノ線(図示せず)等が遊技機本体11内に挿入さ
れ、当該ピアノ線等が第1起立部13aを乗り越えたと
しても、ピアノ線等の先端部は第2起立部15cに直ち
に突き当たり、それ以上内側に侵入することができな
い。よって、不正行為を確実に防止することができる。
す。この実施の形態のパチスロ遊技機(遊技機)10′
においては、遊技機本体11の前面の内周側に環状凹部
11aが形成されている。また、本体側防犯プレート1
3′の前面側端部には、環状凹部11aの底面に沿って
外周側へ延び出す延出部13bが形成されており、この
延出部13bの外側の端部に第1起立部13aが形成さ
れている。第1起立部13aの高さは、環状凹部11a
の深さ、つまり環状凹部11aの底面から遊技機本体1
1の前面までの距離より高く設定されている。一方、扉
12に設けられた扉側防犯プレート15′は、断面L字
状をなしており、取付板部15aが扉12の背面に取り
つけられている。この取付板部15aの外側の端部に
は、上記の実施の形態における延出板部15bが設けら
れておらず、第2起立部15cが直接設けられている。
その他の構成は、上記実施の形態と同様である。したが
って、扉12の閉時には、第1起立部13aと第2起立
部15cとが互いに近接した状態で対向する。よって、
この実施の形態のパチスロ遊技機10′においても、不
正行為を確実に防止することができる。
す。この実施の形態においては、本体側防犯プレート1
3及び扉側防犯プレート15に代えて本体側防犯プレー
ト13″及び扉側防犯プレート15″が用いられてい
る。本体側防犯プレート13″は、遊技機本体11の内
側へ向かって突出する環状の突出部13cを有してお
り、この突出部13cの内側の端部に第1起立部13a
が設けられている。したがって、第1起立部13aは、
突出部13cの突出量の分だけ遊技機本体11の内側面
から内側に離れている。しかも、この実施の形態におい
ては、第1起立部13a全体が遊技機本体11の前面よ
り若干背面側に位置している。したがって、第1起立部
13a全体が遊技機本体11の内側面と対向している。
一方、扉側防犯プレート15の第2起立部15cは、遊
技機本体11の前面より奥側まで延びており、遊技機本
体11の内側面と第1起立部13aとの間に入り込んで
いる。
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の各実施の形態においては、扉側防犯プレート15
(15′)の第2起立部15cを本体側防犯プレート1
3(13′)の第1起立部13aの内側に配置している
が、第2起立部15cを第1起立部13aの外側に配置
してもよい。ただし、図3又は図5から明かなように、
第2起立部15cを第1起立部13aの内側に配置した
場合には、扉12が閉位置から開回動するときに、第2
起立部15cが第1起立部13aに干渉する(突き当た
る)ことがなく、第2起立部15cを第1起立部13a
にほぼ接触する程度にまで接近させることができ、それ
によって不正行為をより確実に防止することができる。
したがって、第2起立部15cを第1起立部13aの内
側に配置することが望ましい。
ば、遊技機の内部にピアノ線等が侵入されて不正行為が
行われるのを確実に防止することができるという効果が
得られる。
を、扉を開いた状態で示す一部省略側断面図である。
で示す図2と同様の断面図である。
体側防犯プレートの第1起立部と扉側防犯プレートの第
2起立部との関係を示す平面図である。
た状態で示す斜視図である。
態を示す図3と同様の断面図である。
態を示す図3と同様の断面図である。
第1起立部と扉側防犯プレートの第2起立部との関係を
示す平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 前面が開口した遊技機本体と、この遊技
機本体の一側部に、上記遊技機本体の前面開口部を閉じ
た閉位置と前面開口部を開いた開位置との間を開閉回動
可能に支持された扉とを備え、上記遊技機本体の内部の
前面側には上記扉側に向かって起立する第1起立部を有
する本体側防犯プレートが設けられ、上記扉の背面側に
は、上記遊技機本体側に向かって起立し、かつ上記扉が
閉位置に位置しているときには上記第1起立部と対向す
る第2起立部を有する扉側防犯プレートが設けられた遊
技機において、 上記第1、第2起立部を環状に形成し、上記第1、第2
起立部のいずれか一方の全体を他方の内周側に配置した
ことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 上記第2起立部を上記第1起立部の内周
側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の遊技
機。
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