JPH0124676Y2 - - Google Patents

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JPH0124676Y2
JPH0124676Y2 JP1984081577U JP8157784U JPH0124676Y2 JP H0124676 Y2 JPH0124676 Y2 JP H0124676Y2 JP 1984081577 U JP1984081577 U JP 1984081577U JP 8157784 U JP8157784 U JP 8157784U JP H0124676 Y2 JPH0124676 Y2 JP H0124676Y2
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JP
Japan
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opening
closing door
gap
shielding plate
door
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JP1984081577U
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JPS61681U (ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば、自動預金支払機などの主
として現金を収納する筐体に開閉可能な扉を設け
た装置における開閉扉の隙間の目張り構造に関す
る。
(ロ) 従来の構造 第2図に示されるように、従来の自動預金支払
機等は、その内部に現金カセツトを収納する筐体
1と、この筐体1に対して開閉可能に設けた開閉
扉2,3,4を備えている。
上述の各開閉扉2,3,4の枢着は、第4図に
示すように、ヒンジ体20によつて、筐体1の内
側で行なわれており、これはヒンジ体20の直接
の破壊防止、および意匠観の問題で行なわれてい
る。
しかし、開閉扉2,3,4と筐体1とを密着さ
せると、開閉扉2,3,4の開放が円滑にできな
いので、筐体1と開閉扉2,3,4の枢着側との
間には、開閉扉2,3,4の円滑な開放を許容す
るために、設定された扉の開放量に対応して、所
定幅(実際には約5ミリメートル程度)の隙間2
1を形成し、この隙間21に目張りとしての弾性
を有するパツキング22を介設して、目張り構造
を形成していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上述のように構成された従来の目張り
構造においては、前述のパツキング22を突き破
つて筐体1と開閉扉2,3,4との間にバール等
の工具を挿入することができ、この工具によつて
開閉扉2,3,4をその枢着側からこじ開けて筐
体1内部の現金カセツトを抜き取ることも可能で
あつたために、防犯性に欠ける問題点を有してい
た。
この考案は不正の誘発を阻止すると共に、バー
ル等の工具が挿入できないようにして防犯性の向
上を図ることができる開閉扉の隙間の目張り構造
の提供を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は、筐体の内側に装着したヒンジ体で
開閉扉を枢着すると共に、該開閉扉の枢着側と筐
体との間に開閉扉の開放を許容する隙間を形成し
た開閉扉であつて、上記隙間の内側対向面部分の
近傍に、該部分を覆う遮蔽板の一端縁を前記筐体
側に取付け、この遮蔽板の他端縁とこれに対向す
る開閉扉の内側との間にパツキングを介装した開
閉扉の隙間の目張り構造であることを特徴とす
る。
(ホ) 作用 この考案の開閉扉の隙間の目張り構造によれ
ば、隙間にバール等の工具を挿入すると、該工具
の先端が遮蔽板に当接して、それ以上の挿入を阻
止し、また、水や塵埃の侵入は遮蔽板とパツキン
グとによつて阻止される。
(ヘ) 考案の効果 上述の結果、この考案によれば、前述の隙間の
対向面部分をを覆う遮蔽板により、隙間の部分か
ら筐体内部の現金カセツト等を目視することがで
きないので、不正の誘発を阻止することができ、
仮りにバール等の工具を挿入しようとしても、前
述の遮蔽板によりその挿入を阻止して、このよう
な工具による扉のこじ開けを確実に防止すること
ができる。
さらに、水や塵埃の侵入は遮蔽板とパツキング
とによつて確実に阻止される。
(ト) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は開閉扉の隙間の目張り構造を示し、第1
図、第2図において、1は筐体で、この筐体1の
正面側(第1図においては左側)の上下二箇所に
は開閉扉2,3を開閉可能に枢着している。
また前述の筐体1の背面側(第1図においては
右側)にも開閉扉4を開閉可能に枢着している。
前述の各開閉扉2,3,4の枢着側と筐体1と
の関連構造はそれぞれ同一であるので、ここでは
正面下側の開閉扉3を例にあげての構造を説明す
る。
前述の開閉扉3の端部は略L字状に折り曲げて
いて、この折り曲げ端部5と、前述の筐体1のL
字状折曲端部6との間には開閉扉3の円滑な開放
を許容する所定幅(実際には約3ミリメートル程
度)の隙間7を形成している。
また前述の開閉扉3の主面3a内側にはL字状
補強板8を取り付け、この補強板8と開閉扉3の
折り曲げ部との間にはパツキング9を介設してい
る。
さらに前述の隙間7の対向面部分を覆う断面コ
字状の遮蔽板10を設け、この遮蔽板10の一端
縁を筐体1のL字状折曲端部6に溶接手段によつ
て取付け、他端縁は前述のパツキング9に当接し
ている。
さらにまた、前記筐体1と開閉扉3とは枢軸1
1と連結部材12とからなるヒンジ体によつて第
3図に示す如く開成できるように可回動に枢着し
ている。
このように構成しているので、前述の隙間7の
部分から筐体1内部の現金カセツト等を目視する
ことはできない。
このため、不正の誘発を阻止することができ
る。
また仮りにバール等の工具を挿入しようとして
も、前述の遮蔽板10によつて、その挿入が阻止
されるので、このような工具による開閉扉3のこ
じ開けを確実に防止することができ、さらに前述
の遮蔽板10の端部(第2図においては左端部)
は扉3が閉成された状態でパツキング9に圧接さ
せているので、防塵、防水効果も大である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は第
2図の−線矢視断面図、第2図は開閉扉の隙
間の目張り構造の外観図、第3図は扉を開成した
状態で示す断面図、第4図は従来の目張り構造を
示す断面図である。 1……筐体、3……開閉扉、7……隙間、10
……遮蔽板、10……枢軸、12……連結部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筐体の内側に装着したヒンジ体で開閉扉を枢着
    すると共に、該開閉扉の枢着側と筐体との間に開
    閉扉の開放を許容する隙間を形成した開閉扉であ
    つて、 上記隙間の内側対向面部分の近傍に、該部分を
    覆う遮蔽板の一端縁を前記筐体側に取付け、 この遮蔽板の他端縁とこれに対向する開閉扉の
    内側との間にパツキングを介装した開閉扉の隙間
    の目張り構造。
JP8157784U 1984-05-31 1984-05-31 開閉扉の隙間の目張り構造 Granted JPS61681U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8157784U JPS61681U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 開閉扉の隙間の目張り構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8157784U JPS61681U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 開閉扉の隙間の目張り構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61681U JPS61681U (ja) 1986-01-06
JPH0124676Y2 true JPH0124676Y2 (ja) 1989-07-26

Family

ID=30628484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8157784U Granted JPS61681U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 開閉扉の隙間の目張り構造

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JP (1) JPS61681U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5012598B2 (ja) * 2008-03-17 2012-08-29 奥村遊機株式会社 パチンコ遊技機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57166276U (ja) * 1981-04-10 1982-10-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61681U (ja) 1986-01-06

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