JP2000182131A - 自販機等の持出し回転型ヒンジ装置 - Google Patents

自販機等の持出し回転型ヒンジ装置

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JP2000182131A
JP2000182131A JP10355127A JP35512798A JP2000182131A JP 2000182131 A JP2000182131 A JP 2000182131A JP 10355127 A JP10355127 A JP 10355127A JP 35512798 A JP35512798 A JP 35512798A JP 2000182131 A JP2000182131 A JP 2000182131A
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JP
Japan
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door
plate
fixed
gear
pin
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Pending
Application number
JP10355127A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Sugimoto
直之 杉本
Akihiko Shirozoe
昭彦 城添
Osamu Koyama
修 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉が隣接の自販機等に干渉せず、開放された
扉が引き出し等の出し入れ操作の障害とならず、バール
等による抉じ開け破壊に対して強い自販機等の持出し回
転型ヒンジを提供する。 【解決手段】 ベース板2の先端部に固定歯車4を固着
し、アーム板3の基端部の第1軸ピン12を固定歯車4
の垂直軸孔13に嵌挿し、アーム板3に支持させた中間
歯車5を固定歯車4に噛み合わせ、第1リンク板7の先
端部を第2軸ピン10で扉9に連結し、第1リンク板7
の基端部の第3軸ピン17をアーム板3の軸受孔19に
嵌挿し、第3軸ピン17に固設した回転軸歯車6を固定
歯車4の反対側にて中間歯車5に噛み合わせ、第2リン
ク板8の基端部を第4軸ピン21でアーム板3に連結
し、第2リンク板8を第5軸ピン11で扉9に連結し、
扉9と固定枠体1間の隙間を閉塞する防護壁27を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、自販機等の扉に
使用される持出し回転型ヒンジ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】 一般の自販機等の固定枠体では、固定
枠体に取り付けたベース板の先端部に扉の基端部を単一
軸構成のピボット型ヒンジによって連結している。しか
しながら、このように扉の回転中心が固定枠体に近接し
た位置関係にあるヒンジでは、隣に同様の自販機等が設
置されている場合には、扉を大きく開放したときに隣接
の自販機等に扉が衝突する干渉事故の問題が指摘されて
いる。この干渉事故を避けようとすると、今度は十分に
扉を開放することができないため、ディスプレイや金銭
収納用引き出し等の引き出し操作に障害となってしま
う。
【0003】これに対して、扉の回転中心が固定枠体の
開口部前面側に突き出すように構成した持出し回転型ヒ
ンジが提案されているが、ヒンジ装置の一部が固定枠体
の前面側に張り出した扉に装備される関係上、扉と固定
枠体間の隙間にバールなどの工具や電動チェーンソーを
差し込まれて、ヒンジ装置を抉じ開け破壊されたり,軸
ピンなどを切断されることによって、扉が固定枠体から
不正に取り外される危険性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、扉が隣接の自販機等に衝突する干渉事故が発生
せず、開放された扉が引き出し等の出し入れ操作の障害
買いとなることがないと共に、バールなどの工具の差し
込みによる抉じ開け破壊や切断に対して強化された自販
機等の持出し回転型ヒンジ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明の自販機等の持
出し回転型ヒンジは、自販機等の固定枠体1に取り付け
られ、先端部が固定枠体1の開口部前面側に張り出した
ベース板2と;ベース板2の先端部に固着され、中心部
に垂直軸孔13を設けた固定歯車4と;基端部の第1軸
ピン12が固定歯車4の垂直軸孔13に嵌挿され、ベー
ス板2に対して水平面内で回転するアーム板3と;アー
ム板3に回転可能に支持され、ベース板2の固定歯車4
と噛み合う中間歯車5と;先端部が第2軸ピン10によ
って扉9に連結され、基端部に第3軸ピン17が固着さ
れ、扉9に対して水平面内で回転可能な第1リンク板7
と;アーム板3の中間部の軸受孔19より突出した第3
軸ピン17に固設され、固定歯車4の反対側において中
間歯車5に噛み合う回転軸歯車6と;基端部がアーム板
3の先端部に第4軸ピン21によって連結され、先端部
が第5軸ピン11によって扉9に連結され、アーム板3
および扉8に対して水平面内で回転可能な第2リンク板
8とからなり、第2リンク板8の長さを第1リンク板7
よりも長く設定し、第3軸ピン17と第4軸ピン21間
の間隔を第2軸ピン10と第5軸ピン11間の間隔より
も広く設定するとともに、固定枠体1と扉9間の隙間を
閉塞する防護壁27を固定枠体1に設ける。
【0006】図1に実線で示したように扉9が固定枠体
1に対して閉鎖されている時には、第1リンク板7と第
2リンク板8はいずれもアーム板3の平面輪郭線内に折
り畳まれている。扉9を図1において時計回り方向に開
放駆動すると、固定歯車4に駆動された中間歯車5が時
計回り方向に回転し、中間歯車5に駆動された回転軸歯
車6が反時計回り方向に駆動されることになる。そのた
め、第3軸ピン17を介して回転軸歯車6に固着されて
いる第1リンク板7は、第3軸ピン17を中心に反時計
回り方向に回転駆動され、アーム板3の平面輪郭線内か
ら突出する。これに付随して第2リンク板8も第4軸ピ
ン21を中心に反時計回り方向に回転してアーム板3の
平面輪郭線外に突出することになる。
【0007】このようにアーム板3が第1軸ピン12を
中心にベース板2に対して時計回り方向に回転し、固定
枠体1の開口部前面側に突出するアーム板3に対して第
1リンク板7が第3軸ピン17を中心にして反時計回り
方向に回転し、アーム板3の平面輪郭線外に突出した第
1リンク板7に対して扉9が第2軸ピン10を中心に時
計回り方向に回転するため、扉9の回転中心が固定枠体
の開口部前面側に所要量持ち出された形となる。扉9は
第1図の鎖線位置まで開放されたとき、内部の引き出し
等の取り出し操作に障害とならない位置に来る。扉9の
開放運動は無制限ではなく、第2リンク板8によって一
定限度内に規制されるため、開放された扉9が隣接の自
販機等に衝突することもない。
【0008】扉9が閉鎖施錠されている状態において
は、持出しヒンジ装置は防護壁27で囲まれた空間内に
配置され、扉9と固定枠体1間の隙間は防護壁27によ
って閉塞されているため、固定枠体1や扉9へのヒンジ
装置の取付部分や軸ピンを破壊切断するための機械工具
を該隙間に差込むことはできない
【0009】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、扉9の回転
角度は固定枠体1の正面に対して約130度に設定され
ている。固定歯車4はベース板2に直接固定されてい
る。中間歯車5の軸部14はアーム板3の軸受孔15に
嵌挿され、アーム板3に対して回転可能に支持されてい
る。回転軸歯車6の軸部である第3軸ピン17はアーム
板3の軸受孔19に嵌挿され、第1リンク板7の基端部
の受孔18に嵌め込まれた第3軸ピン17は溶接やセッ
トピン等によって第1リンク板7に固着されている。ア
ーム板3の基端部の受孔25に嵌め込まれた第1軸ピン
12は溶接やセットピン等によってアーム板3に固着さ
れている。
【0010】第1リンク板7の先端部の受孔26に嵌め
込まれた第2軸ピン10は溶接やセットピン等によって
第1リンク板7に固着されている。第2軸ピン10は扉
9の軸受孔16に挿入されている。第2リンク板8の先
端部の受孔27に嵌め込まれた第5軸ピン11は溶接や
セットピン等によって第2リンク板8に固着されてい
る。第5軸ピン11は扉9の軸受孔24に挿入されてい
る。アーム板3の先端部の受孔22に嵌め込まれた第4
軸ピン21は溶接やセットピン等によってアーム板3に
固着されている。第4軸ピン21は第2リンク板8の基
端部の軸受孔23に嵌挿されている。このヒンジは扉9
の上下部の2か所に相対称に装着される。
【0011】図示の実施例では、防護壁27は固定枠体
1の左右側面部と上下側面部に固定枠体1の本体部分か
ら突き出すように付設されている。ヒンジ装置の全体
は,上下左右の防護壁27で包囲された空間に収納され
ている。通常、防護壁27は固定枠体1の製作時に固定
枠体の本体構造部分と一体的に設けられるが、既設の固
定枠体に事後に追加することもできる。
【0012】
【発明の効果】 以上のように構成された本発明の持出
し回転型ヒンジでは、扉9を開放する時、固定歯車4に
対するアーム板3の回転が中間歯車5と連動して回転軸
歯車6及び第1リンク板7の回転となり、第1リンク板
7と第2リンク板8がアーム板3から突き出される動き
となるため、結果として扉9の回転中心が固定枠体1の
開口部前面側に一定距離に持ち出されることになる。そ
のため、ベース板2に対するアーム板3の回転角度が小
さくても、開放された扉が隣接の自販機等に衝突する干
渉事故を的確に防止することができ、また、引き出し等
の取り出し操作を阻害しない位置に扉9を置くことがで
きる。さらにまた、扉9と固定枠体1間の隙間を閉塞す
る防護壁27が設けられているため、持出し回転型ヒン
ジ装置は機械工具による抉じ開けや切断破壊から的確に
保護され、自販機等の防犯性が強化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る持ち出し回転型ヒン
ジの閉鎖状態の平面図である。
【図2】 該ヒンジの閉鎖状態の正面図である。
【符号の説明】
1 固定枠体 2 ベース板 3 アーム板 4 固定歯車 5 中間歯車 6 回転歯車 7 第1リンク板 8 第2リンク板 9 扉 10 第2軸ピン 11 第5軸ピン 12 第1軸ピン 17 第3軸ピン 21 第4軸ピン 27 防護壁
フロントページの続き (72)発明者 小山 修 東京都品川区西五反田1丁目24番4号 タ キゲン製造株式会社内 Fターム(参考) 2E030 AB00 BB01 DB03 3E044 AA01 FB01 FB02 FB03 FB20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自販機等の固定枠体1に取り付けられ、
    先端部が固定枠体1の開口部前面側に張り出したベース
    板2と;ベース板2の先端部に固着され、中心部に垂直
    軸孔13を設けた固定歯車4と;基端部の第1軸ピン1
    2が固定歯車4の垂直軸孔13に嵌挿され、ベース板2
    に対して水平面内で回転するアーム板3と;アーム板3
    に回転可能に支持され、ベース板2の固定歯車4と噛み
    合う中間歯車5と;先端部が第2軸ピン10によって扉
    9に連結され、基端部に第3軸ピン17が固着され、扉
    9に対して水平面内で回転可能な第1リンク板7と;ア
    ーム板3の中間部の軸受孔19より突出した第3軸ピン
    17に固設され、固定歯車4の反対側において中間歯車
    5に噛み合う回転軸歯車6と;基端部がアーム板3の先
    端部に第4軸ピン21によって連結され、先端部が第5
    軸ピン11によって扉9に連結され、アーム板3および
    扉8に対して水平面内で回転可能な第2リンク板8とか
    らなり、第2リンク板8の長さを第1リンク板7よりも
    長く設定し、第3軸ピン17と第4軸ピン21間の間隔
    を第2軸ピン10と第5軸ピン11間の間隔よりも広く
    設定し、固定枠体1と扉9間の隙間を閉塞する防護壁2
    7を固定枠体1に設けたことを特徴とする自販機等の持
    出し回転型ヒンジ装置。
JP10355127A 1998-12-14 1998-12-14 自販機等の持出し回転型ヒンジ装置 Pending JP2000182131A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002197525A (ja) * 2000-12-22 2002-07-12 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機
JP2008528931A (ja) * 2005-02-02 2008-07-31 ヘティッヒ−オーエヌイー ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー マルチリンクヒンジ

Cited By (3)

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JP2002197525A (ja) * 2000-12-22 2002-07-12 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機
JP2008528931A (ja) * 2005-02-02 2008-07-31 ヘティッヒ−オーエヌイー ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー マルチリンクヒンジ
JP4709856B2 (ja) * 2005-02-02 2011-06-29 ヘティッヒ−オーエヌイー ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー マルチリンクヒンジ

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