JP3284440B2 - 筐体の開閉構造 - Google Patents

筐体の開閉構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種サービスを提
供するサービス提供機器、例えば自動販売機における筐
体の開閉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動販売機は、投入された硬貨
(または紙幣)の正、偽を判別する判別装置と、判別さ
れた正規硬貨を蓄積する蓄積装置と、これらの装置を制
御する制御基板等からなる制御装置と、正規硬貨を収納
する金庫と、これら装置および金庫を収納する筐体を備
えている。
【0003】筐体は、箱型に形成されて内部が通常仕切
板によって上部と下部の2つの室に仕切られ、上部室に
前記選別装置、蓄積装置、制御装置等を収納し、下部室
を上部室とは完全に独立させて金庫箱を格納する金庫室
としている。そして、筐体に形成した開口に扉を取付
け、施錠装置によって施錠するようにしている。このよ
うな扉の取付構造としては、筐体の内部側にヒンジを設
け、このヒンジによって扉の基端部を固定したものが最
も一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の筐体の開閉構造においては、扉を筐体にヒンジ
に介して開閉自在に取付けているだけであるため、ヒン
ジの回動可能な角度範囲内でしか扉を開くことができ
ず、扉の開閉角度をヒンジの回動角度より大きくするこ
とができないという問題があった。
【0005】また、筐体の開口の内周面と扉の外周面と
の間には、扉の円滑な開閉を可能にするために所要の隙
間を確保する必要がある。しかし、このような隙間があ
ると、この隙間からドライバー等の工具を差し込まれた
場合には、開口縁または扉の強度が充分でないと、こじ
あけられて筐体内の金庫等が破壊されるおそれがある。
さらに、扉は単に回動自在に枢支されているため、第三
者が不正を目的として施錠装置を破壊したとき、容易に
開けられるという問題もあった。
【0006】本発明は上記した従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、簡単な
構造で扉の開閉角度を大きくすることができ、また扉の
開閉を回動と直線移動の組み合わせとすることにより第
三者が容易に開けることができないようにした筐体の開
閉構造を提供することにある。また、本発明は、筐体の
開口の内周面と扉の外周面との間の隙間を最小限に抑え
ることができ、扉をこじ開けることを困難にし、筺体の
セキュリティを確保し得るようにした筐体の開閉構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明に係る筐体の開閉構造は、筺体の開口の一
側部に枢着され前記開口を開閉する扉と、この扉を施錠
する施錠装置を備えた筐体の開閉構造において、前記筐
体の内側で前記開口の一側部側に設けられた第1の支軸
と、この第1の支軸によって回動自在に枢支されたブラ
ケットと、このブラケットに設けられ前記扉の基端部を
回動自在に枢支し、前記第1の支軸とにより前記扉を回
動のみならず扉の面方向および垂直方向に移動自在とす
る第2の支軸と、前記ブラケットを開方向に付勢する付
勢手段と、前記筐体の内側で前記開口の他側部側に設け
られた係止部と、前記扉の回動端部側に設けられ、前記
扉の閉動作終了直前において扉の回動端部側が基端部側
より早く閉じて扉の面方向に移動することにより前記係
止部に係合する係合部材とを具備することを特徴とする
ことを特徴とする。このような構成においては、扉とブ
ラケットが独立して回動する。したがって、扉の開閉角
度をブラケットの回動角度より大きくすることが可能と
なる。また、扉は回動と直線移動の複合的な動きをす
る。さらに、扉を閉じるとき、その閉塞直前において扉
をその面と平行な方向に平行移動させることで、回動端
部が開口の側壁に当接し、係合部材が係止部に係合す
る。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明に係る筐体
の開閉構造において、前記係止部は、前記支軸の軸線と
直交する方向であって前記扉の面と平行な方向に長く形
成され一端が筐体の開口に開放する係止溝であり、係合
部材は、前記支軸の軸線方向に設けたピンであり、前記
ピンが前記係止溝に係入した後に前記扉の基端部が扉の
面と垂直方向に移動することにより前記扉が前記開口に
嵌合することを特徴とする。このような構成において
は、扉を閉じるとき、扉の基端部はその面と垂直な方向
に移動することで開口に嵌合する。このため、開口の内
周面と扉の外周面との隙間を最小限に設定することが可
能となる。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る筺
体の開閉構造の一実施の形態を示す図であって、扉を途
中まで開いた状態の一部を破断して示す斜視図、図2は
同開閉構造の扉を閉じた状態の一部を破断して示す正面
図、図3は図2のIII −III 線断面図、図4は扉を閉じ
た状態を示す断面図、図5は扉を途中まで開いた状態を
示す断面図、図6は扉を完全に開いた状態を示す断面図
である。
【0011】これらの図において、1はサービスを提供
する機器、例えば自動販売機の筐体である。この筐体1
の前面を形成する前面板1Aの下部には、左右方向に長
い矩形の開口2が形成されるとともに、この開口2を開
閉自在とする扉3が取付けられている。また、前面板1
Aの裏面で前記開口2の周縁部には、扉3の裏面周縁部
を受け止める扉受け部材4がそれぞれ溶接等によって固
定されている。この扉受け部材4は金属板の折曲加工に
よって形成され、基部4aが前記前面板1Aの裏面に固
定され、先端部4bが基部4aより前記前面板1Aの板
厚分だけ後方に変位されるとともに開口2内に臨み扉3
の受部を形成している。
【0012】さらに、前記前面板1Aの裏面側で開口2
の右端側上下部には、前記扉3の基端部3a側とは反対
側端部、すなわち回動端部3b側を係止する上下一対の
扉係止部材5,5が互いに対向するように、かつ一部が
開口2に臨むように前記扉受け部材4に溶接等によって
それぞれ固定されている。この扉係止部材5は、金属板
の折曲加工によって筐体1の左右方向に長く形成され、
側面視形状が上方または下方に開放するコ字状を呈する
ことにより水平板部5aと、この水平板部5aの前後端
に略直角に折り曲げ形成された前板部5bおよび後板部
5cとで構成されている。この場合、上側と下側の扉係
止部材5,5は、水平板部5aが互いに対向するように
上下逆にして前板部5bの一部が前記扉受け部材4の裏
面に固定され、残りの部分が開口2に臨んでいる。
【0013】また、各扉係止部材5には、扉3の回動端
部3b側を係止する係止部としての係止溝6が形成され
ている。この係止溝6は、水平板部5aに扉係止部材5
の長手方向に長く形成された長溝部6a(図5、図6)
と、前板部5bに形成され前記長溝部6aの一端に連通
する縦溝部6b(図1、図2)とで構成されている。長
溝部6aの前記溝部6bと連通する一端側は、前記扉3
の回動端部3b側であって、前記前板部5bに向かって
斜めに屈曲し、広い幅とガイド壁6cを有している。
【0014】前記扉3は前記開口2より僅かに小さい大
きさを有し、基端部3aがブラケット10、2本の垂直
な支軸、すなわち第1の支軸11および第2の支軸12
等を介して前記筐体1の前面板1Aの裏面側に回動自在
に取付けられている。
【0015】前記ブラケット10は、金属板の折曲加工
によって側面視形状がコ字状に形成されることにより、
垂直板部10Aと、この垂直板部10Aの上下端にそれ
ぞれ連設された前方側に延在する略水平な上板部10B
および下板部10Cを一体に有し、前記上板部10Bと
下板部10Cが前記第1の支軸11によって回動自在に
軸支されている。このため、上板部10Bと下板部10
Cの前端部側でブラケット10の幅方向中間部には、前
記第1の支軸11の端部が挿通される挿通孔13(図
5)を有する第1軸受部14がそれぞれ形成されてい
る。前記第1の支軸11は、前記前面板1Aの裏面で開
口2付近に設けた他のブラケット15によって枢支され
ている。
【0016】前記上板部10Bと下板部10Cの左端部
は、矩形の穴16を有し後述する施錠装置30によって
施錠される施錠受部17を形成している。一方、上板部
10Bと下板部10Cの右端部前端側には、前記第2の
支軸12によって枢支される第2軸受部19がそれぞれ
形成されており、この第2の支軸12に前記扉3の基端
部3aがブラケット20を介して回動自在に枢支されて
いる。
【0017】さらに、前記上板部10Bと下板部10C
の前端側で第1軸受部14と第2軸受部19との間に
は、三角形の凹部22が形成されている。この凹部22
の左側壁22aは前記垂直板部10Aに対して略垂直
で、ブラケット10が開方向、すなわち扉3を開く方向
(図4時計方向)に最大角度回動したとき、図6に示す
ように前記筐体1の前面板1Aの裏面に当接することに
よりブラケット10の回動を制限するストッパとして機
能する。ブラケット10の最大回動角度は略90°とさ
れる。一方、凹部22の右側壁22bは、図6に示すよ
うに前記扉3の開方向の回動を制限するストッパとして
機能するもので、前記左側壁22aに対して40〜50
°程度の角度をもって交差するように傾斜している。扉
3の開閉角度は135°程度とされる。また、このよう
な凹部22を設けておくと、ブラケット10を開方向に
回動させたとき、ブラケット10の前記第2軸受部19
が設けられている右半部を前記開口2から筐体1の前方
に突出させることができる。
【0018】そして、このようなブラケット10は、前
記第1の支軸11に装着された付勢手段としての捩りコ
イルばね23によって開方向の回動習性が付与されてい
る。
【0019】前記扉3の回動端部3bの裏面には、扉3
が閉じたとき前記扉係止部材5の係止溝6に係合して係
止される係合部材25が設けられている。この係合部材
25は、上下端部がブラケット26によって支持された
縦方向に長いピンからなり、扉3が閉じられると、前記
係止溝6の縦溝部6bから長溝部6aに挿入されるよう
に構成されている。
【0020】前記扉3を閉じたとき前記ブラケット10
を施錠する施錠装置30は従来周知のもので、図1およ
び図2に示すように筐体1の左側板1Bの内側に筐体外
部に露呈するように取付けられた錠前31と、この錠前
31の回動によって上下動される施錠手段としてのロッ
キングプレート32等で構成されている。ロッキングプ
レート32は前記左側板1Bの裏面に沿って配設され、
前端縁に下方に折り曲げ形成された上下一対の施錠部3
2aが一体に設けられている。また、これらの施錠部3
2aに対応して前記左側板1Bの裏面には上下一対の止
め金具33が固定されている。止め金具33は金属板の
折曲加工によって形成されることにより、平面視形状が
コ字状の本体33aと、この本体33aの両端にそれぞ
れ設けられた左右一対の固定部33b,33bとからな
り、これらの固定部33bが前記左側板1Bの裏面に溶
接等によって固定されている。また、本体33aにはス
リット34が前記ブラケット10の施錠受部17に対応
して形成されている。このスリット34は、水平方向に
形成されており、扉3が閉じられるとこのスリット34
を通って前記ブラケット10の施錠受部17が本体33
a内に挿入されるように構成されている。さらに、前記
ロッキングプレート32はキー36(図2)による施錠
装置30の施錠によって下降されると、施錠部32aが
本体33a内に上方から挿入されて下端部が前記施錠受
部17の穴16に係入されて施錠受部17の抜けを阻止
し、これによってブラケット10がロッキングプレート
32によって施錠されるように構成されている。
【0021】このような構造からなる筐体の開閉構造に
おいて、図4は開口2を扉3によって閉塞し、ブラケッ
ト10を施錠装置30によって施錠した状態を示す。こ
の状態において、扉3は開口2に嵌合されており、係合
部材25が扉係止部材5の係止溝6に係入され、長溝部
6aの終端に位置されている。一方、ブラケット10の
施錠受部17は止め金具33のスリット34より本体3
3a内に挿入され、ロッキングプレート32の施錠部3
2aが上方から前記本体33aおよび前記施錠受部17
の穴16に挿入されている。したがって、この施錠状態
においては、ブラケット10は回動が阻止され、扉3を
開けることができない。なお、施錠時において、第1の
支軸11と第2の支軸12は扉3の面と略平行な同一直
線40上に位置している。
【0022】この施錠状態において、施錠装置30をキ
ー36によって解錠すると、ロッキングプレート32は
上昇移動される。このため、施錠部32aは止め金具3
3の本体33aおよび施錠受部17の穴16から抜け出
して止め金具33の上方に移動し、ブラケット10を解
錠する。ブラケット10は、ロッキングプレート32か
ら解放されると、捩りコイルばね23のばね力によって
図4において時計方向に小角度回動され、扉3の基端部
3aを開口2から前方に押し出す。これにより、第2の
支軸12は第1の支軸11より前方に移動する。
【0023】次に、扉3の基端部3a側を把持して扉3
を筐体1の前面に沿って左方に移動させると、ブラケッ
ト10が第1の支軸11を回動中心として図4において
時計方向に回動する。この扉3の左方への移動およびブ
ラケット10の回動は、第2の支軸12が第1の支軸1
1より前方に位置していること、および扉3とブラケッ
ト10が相対回動自在であることで可能とされる。扉3
を左方に移動させると、係合部材25は扉係止部材5の
係止溝6から抜け出し、扉3の回動端部3b側の係止状
態が解除される。この回動端部3b側の係止状態が解除
されると、扉3を手で自由に開くことができる(図
5)。このとき、ブラケット10は捩りコイルばね23
の弾性力により最大角度回動されて右半部が図6に示す
ように開口2から筐体1の前方に突出し、凹部22の左
側壁22aが前面板1Aの裏面に当接して停止される。
一方、扉3を最大角度回動させると、基端部3aが凹部
22の右側壁22bに当接して停止される。
【0024】扉3を閉じるときには、上記した開くとと
きとは逆の操作を行えばよい。すなわち、扉3を手で徐
々に閉じていく。扉3が図5に示すように筐体1の前面
と略平行な状態になると、ブラケット10のみを閉じ方
向に回動させて扉3を筐体1方向に略平行に移動させ
る。そして、基端部3aを筐体1の前面に近接対向また
は重ね合わせ、回動端部3b側を開口2に挿入して係合
部材25を扉係止部材5の係止溝6の縦溝部6bに挿入
する。
【0025】次に、扉3を筐体1の前面に沿って右方へ
移動させると、係合部材25は係止溝6の縦溝部6bか
ら長溝部6aに移行し、扉3の回動端部3bが開口2の
右側内周面に当接する。次に、この状態で扉3の基端部
3aを開口2に押し込むと、扉3は開口2に完全に入り
込む。そして、施錠装置30によってブラケット10を
施錠する。
【0026】このように、本発明に係る筐体の開閉構造
においては、回動自在なブラケット10に扉3を回動自
在に取付けているので、扉3の開閉角度をブラケット1
の回動角度よりも大きく設定することができ、機器内部
の機構、装置の保守、点検作業あるいは金庫の取出作業
を容易に行うことができる。
【0027】また、扉3は回動のみならず左右方向の移
動および前後方向への移動が可能で、閉動作の終了直前
に回動端部3bが開口2の右側内周面に当接した状態で
基端部3a側が前方から開口2内に嵌合させるので、開
口2の内周面と扉3の外周面との間の隙間を最小にする
ことができる。したがって、ドライバー等によってこじ
開けられるおそれが少なく、機器のセキュリティを向上
させることができる。
【0028】さらに、扉を開くときは、先ず扉3を左方
に平行移動させて扉係止部材5と係合部材25の係合状
態を解除し、しかる後回動させなければならいので、第
三者が不正を目的として施錠装置30を破壊し扉3を開
けようとしても、開け方が判り難く、この点からも機器
のセキュリティを向上させることができる。
【0029】なお、上記した実施の形態においては、扉
係止部材5を筐体1とは別個に製作して取付けた例を示
したが、これに限らず、筐体1の前面板1Aを折り曲げ
形成して扉係止部とし、これに係合部材25を係止する
係止部を設けてもよい。また、上記した実施の形態にお
いては、開口2を筐体1の前面側に形成した例を示した
が、側面または背面側に形成されるものであってもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る筐体の
開閉構造によれば、扉の開閉角度を大きくすることがで
き、機器のメンテナンス、金庫の交換作業等を容易にす
る。また、扉を開くときには、先ず扉を面方向に移動さ
せて扉係止部と係合部材との係合を解除し、しかる後回
動させる必要があるので、扉の開け方が判り難く、筐体
のセキュリティが確保される。また、閉じるとき扉は前
方から開口にはめ込まれるため、開口と扉の隙間を最小
にすることができ、ドライバー等によって扉をこじ開け
ることが困難で、筺体のセキュリティが確保される。ま
た、ブラケットに施錠受部を設けているで、別部材を設
ける必要がなく、部品点数を削減することができる。さ
らに、扉係止部を長溝で構成し、係合部材をピンで構成
しているので、構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る筺体の開閉構造の一実施の形態
を示す図であって、扉を途中まで開いた状態の一部を破
断して示す斜視図である。
【図2】 同開閉構造の扉を閉じた状態の一部を破断し
て示す正面図である。
【図3】 図2のIII −III 線断面図である。
【図4】 扉を閉じた状態を示す断面図である。
【図5】 扉を途中まで開いた状態を示す断面図であ
る。
【図6】 扉を完全に開いた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…筐体、2…開口、3…扉、5…扉係止部材、6…係
止溝(係止部)、10…ブラケット、11…第1の支
軸、12…第2の支軸、17…施錠受部、23…捩りコ
イルばね、25…係合部材、30…施錠装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−317301(JP,A) 実開 昭54−173166(JP,U) 実開 平7−15860(JP,U) 実開 平5−71382(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 7/02 - 7/086 E05D 15/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体の開口の一側部に枢着され前記開口
    を開閉する扉と、この扉を施錠する施錠装置を備えた筐
    体の開閉構造において、 前記筐体の内側で前記開口の一側部側に設けられた第1
    の支軸と、この第1の支軸によって回動自在に枢支され
    たブラケットと、このブラケットに設けられ前記扉の基
    端部を回動自在に枢支し、前記第1の支軸とにより前記
    扉を回動のみならず扉の面方向および垂直方向に移動自
    在とする第2の支軸と、前記ブラケットを開方向に付勢
    する付勢手段と、前記筐体の内側で前記開口の他側部側
    に設けられた係止部と、前記扉の回動端部側に設けら
    、前記扉の閉動作終了直前において扉の回動端部側が
    基端部側より早く閉じて扉の面方向に移動することによ
    前記係止部に係合する係合部材とを具備することを特
    徴とする筐体の開閉構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の筐体の開閉構造におい
    て、前記係止部は、前記支軸の軸線と直交する方向であって
    前記扉の面と平行な方向に長く形成され一端が筐体の開
    口に開放する係止溝であり、係合部材は、前記支軸の軸
    線方向に設けたピンであり、前記ピンが前記係止溝に係
    入した後に前記扉の基端部が扉の面と垂直方向に移動す
    ることにより前記扉が前記開口に嵌合する ことを特徴と
    する筐体の開閉構造。
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