JP4463718B2 - 扉開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、扉開閉装置に関する。
従来、自動販売機(以下単に、自販機という。)は、人を介さずに商品を販売できる利便性から24時間路上に設置されている。そのため、自販機の扉を開閉する扉開閉錠としてのハンドルロックには、収容している金銭及び商品の盗難に対して十分な対策を講じる必要がある。
一般に、自販機は、自販機本体の一側にヒンジ結合された扉が、自販機本体を開閉可能に取り付けられ、他側にその扉を前記自販機本体に施錠及び解錠して扉開閉装置を構成するロック機構(例えば、ハンドルロック)が設けられている。そして、自販機は、同ロック機構の施錠によって、自販機本体に収容する金銭及び商品の盗難を防止するようになっている。
こうした自販機では、従来、その防犯性を向上するために、前記ロック機構の不正な解錠や破壊を防止する提案がなされている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、ロック機構の外側を覆う補助ロック装置を設け、この補助ロック装置によって、ロック機構に備えられるシリンダ錠のピッキングによる不正な解錠や、バールによるロック機構の破壊を防止することができる。
特開平2004−164002号広報
ところで、上記する自販機の扉は、その一側(ロック機構が設けられていない側)が自販機本体から扉側に延出するヒンジプレートに回転可能に軸支されて、自販機本体に対してヒンジ結合されている。つまり、扉の一側と自販機本体は、単にヒンジで連結されているだけであった。
従って、自販機本体のヒンジプレートが、不正に捻じ曲げられると、扉側に設けた支持軸が自販機本体のヒンジプレートから外れ、同扉の一側が、自販機本体から離間可能となる。その結果、扉が自販機本体に対してロック機構にて施錠されていても、容易に自販機の一側から、扉を不正にこじ開けられる問題があった。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、扉の開閉動作を維持するとともに、不正な開動作を防止することができる扉開閉装置を提供することにある。
請求項の発明は、収容室の一側に結合されて前記収容室を開閉可能に回動する扉と、前記収容室の他側で前記扉を前記収容室に施錠及び解錠するロック機構とを備えた扉開閉装置において、前記扉の前記一側と相対する位置に設けられ、前記扉の閉動作と開動作に対応して回動する被ロック部材と、前記収容室の一側に固設された支持体と、前記支持体に対して回動可能に連結され、前記扉を閉じると、前記一側で前記扉の回動のみを許容して前記収容室に対する前記扉の移動を規制し、前記扉を開けると、前記一側で前記扉の回動範囲を維持可能に前記規制を解除する第1のロック部材と、前記第1のロック部材の前方への移動を検知する感知機構と、前記感知機構に基づいて、前記第1のロック部材の前方への移動を検知したとき、前記被ロック部材と係合して、前記第1のロック部材の前記被ロック部材に対する相対移動を規制する第2のロック部材とを備えた。
請求項の発明は、請求項に記載の扉開閉装置において、前記感知機構は、前記支持体の基端部から延出形成して前記収容室に対して離間する感知部と、前記支持体の基端部に回動可能に支持されるとともに前記感知部に設けたストッパ部と係合させ、前記感知部が前記収容室から離間したとき前記ストッパ部との係合が外れて回動することによって、前記第2のロック部材との係合を外して、前記第2のロック部材を前記被ロック部材に係合させる感知プレートとを備えた。
請求項の発明は、請求項に記載の扉開閉装置において、前記ストッパ部との係合が外れたとき、前記感知プレートを前記第2のロック部材との非係合位置を回動させる第1弾性部材を設けた。
請求項の発明は、請求項に記載の扉開閉装置において、前記感知プレートが前記ストッパ部との係合が外れたとき、前記第2のロック部材を回動させて前記被ロック部材に係合させる第2弾性部材を設けた。
請求項の発明は、請求項に記載の扉開閉装置において、前記第2弾性部材は、その一端が前記第2のロック部材に係合し、他端が前記第1のロック部材に係合させた。
請求項に記載の発明によれば、扉を閉じると、被ロック部材と第1のロック部材は、収容室と結合を有する一側で、扉の回動のみを許容して、被ロック部材を介して同扉の収容室に対する移動を規制する。その結果、ロック機構が施錠した状態で、収容室と扉の結合を破壊されても、第1のロック部材と被ロック部材は、収容室の一側で、扉の移動を規制することができ、扉のロック状態を維持することができる。
しかも、例えば、収容室の一側または支持体を変形させて、第1のロック部材を前方に移動させて被ロック部材との係合を解除させようとしても、感知機構が、その移動を検知し、第2のロック部材が前記被ロック部材と係合して前記第1のロック部材の移動を規制する。この場合にも、収容室の一側で、扉の移動を規制することができ、扉のロック状態を維持することができる。
そして、扉を正常に開けるとき、第1のロック部材が扉の回動範囲を維持可能に扉の移動を解除するため、扉の開閉動作に支障をきたすことなく、扉の不正な開動作を防止することができる。従って、開閉動作の動作性を維持して不正な回動動作を防止する。
請求項に記載の発明によれば、感知部が収容室に対して離間すると、感知プレートがストッパ部との係合が外れて回動する。ストッパ部が回動すると、第2のロック部材は、被ロック部材に係合する。その結果、第1のロック部材は、扉側に移動して被ロック部材との係合が解除されることはない。
請求項に記載の発明によれば、第1弾性部材は、その弾性力で感知プレートを回動して第2のロック部材との係合を解除して、第2のロック部材を回動する。
請求項に記載の発明によれば、第2弾性部材は、その弾性力で第2のロック部材を回動させて被ロック部材に係合させる。
請求項に記載の発明によれば、第2弾性部材は、その弾性力で第1のロック部材を常時扉に当接させ、扉が閉じたとき被ロック部材に対して係合可能状態にする。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図14に従って説明する。図1は自動販売機(以下単に、自販機という。)の全体斜視図である。
図1において、自販機1には、手前側を開口した略直方体形状に形成された収容室としてのケース本体2が備えられている。ケース本体2には、商品や金銭等が収容され、その開口部側には、ケース本体2に対して扉3が取り付けられている。
扉3は、ケース本体2の開口部一側(図1において左側)に備えられる上下一対のヒンジ4によって、そのヒンジ軸4aを中心にケース本体2に回動可能にヒンジ結合され、同ケース本体2を開閉可能にする片開きの扉である。
その扉3の右側には、シリンダ錠5と操作ハンドル6を備えたロック機構としてのハンドルロック装置7が設けられている。そして、扉3を閉じた状態でシリンダ錠5を施錠すると、ハンドルロック装置7は、同扉3をケース本体2に対して回動不能にロックする。また、扉3を閉じた状態で、シリンダ錠5を解錠すると、同ハンドルロック装置7は、ヒンジ軸4aの軸心Cを中心に、同扉3を回動可能にする。
扉3の左側面3aとケース本体2の左側面2aとの間であってその上下方向略中央位置には、補助ロック装置10が架設されている。
補助ロック装置10は、図2及び図3に示すように、扉3の左側面3aに、被ロック部材としてのフック11を備えている。フック11は、図7に示すように、扉3の左側面3aに対応する内側面に配設された補強板P1を介してナットM1と雄ネジN1によってネジ止め固定され、その長手方向を前記軸心C方向と平行に配置固定されている。
図3において、フック11は、軸心C方向から見て、その長手方向(軸心C方向)全幅
にわたり、前側に向かって扉3の左側面3aから離間するように形成された断面円弧状の挿入部14を有している。そして、挿入部14の内側面(扉3の左側面3aと相対向する面)を係止面14aとしている。挿入部14の係止面14aには、上下三箇所に爪部15a,15b,15cが凸設されている。各爪部15a,15b,15cは、左側面3aから見て、その頂点が扉3の前側を向いた略三角形状に形成されている。上下両側の爪部15a、15cには、前記雄ネジN1が貫通する貫通孔がそれぞれ形成されている。
尚、フック11の挿入部14は、図13及び図14に示すように、扉3が、軸心Cを中心に回動するとき、同扉3とケース本体2との間で、回動可能な大きさで形成されている。そして、図7に示すように、扉3をケース本体2に閉じたとき、フック11の配置位置を係合位置とし、図14に示すように、扉3を開けたときのフック11の配置位置を非係合位置とする。
また、図2に示すように、補助ロック装置10は、支持体12、その支持体12に対して回動可能に連結される第1のロック部材としての外ケース13を備えている。支持体12は、図4に示すように、ケース本体2の左側面2aに、前記フック11と相対向する位置に配置固定されている。支持体12は、図7に示すように、ケース本体2の左側面2aに対応する内側面に配設された補強板P2を介してナットM2と支持体12に螺着したネジN2によってネジ止め固定されている。
詳述すると、図11に示すように、支持体12は、感知機構の感知部を構成するベース部21を有し、そのベース部21の上下両側部であってケース本体2の左側面2aと相対向する面(当接面21a)にネジ孔N3を形成している。そして、ネジ孔N3に前記ネジN2が螺着することによって、ベース部21(支持体12)はケース本体2の左側面2aに対して固定される。
そのベース部21の上下両側部であって当接面21aと反対側の面(外側面21b)には、上下一対の軸受ブロック22が扉3側に向かってかつケース本体2の左側面2aから離間するように凸設形成されている。上下一対の軸受ブロック22は、上下方向に、すなわち、前記軸心Cと平行に貫通孔23が形成されている。
ベース部21は、ケース本体2の左側面2aに固定したとき、反扉3側に所定距離だけに離間した位置まで延出した半円形の形状をなしている。また、図11に示すように、ベース部21の当接面21aであって上下一対のネジ孔N3の形成箇所及び外周部を除いて凹設され、その凹設された部分を収容凹部24としている。従って、収容凹部24を形成したことによって、図7に示すように、ケース本体2と支持体12との間に収容空間が形成されることになる。
ベース部21の扉3側の辺には、図11に示すように、上下一対の軸受ブロック22に沿って反扉3側に通過溝25がそれぞれ切り欠き形成されている。また、ベース部21の扉3側の辺は、一対の通過溝25の間であって上側の通過溝25側に偏倚した位置に、案内溝26が切り欠き形成されている。図6に示すように、ベース部21の外側面21bであって、下側の通過溝25に近接した位置には一対に外れ止め突起27が凸設形成されている。
前記上下一対の軸受ブロック22に形成された貫通孔23には、回転軸28が回転可能に貫挿されて、その回転軸28には、外ケース13が回転可能に連結されている。
外ケース13は、図5に示すように、下側壁31と、上側壁32と、及び、その下側壁31の外周部と上側壁32の外周部間を連結するよう形成されたカバー壁33を備えている。下側壁31と上側壁32との間隔は、下側壁31と上側壁32との間に前記フック1
1を内在することができるように、フック11の上下方向の幅より若干大きく形成されている。
下側壁31及び上側壁32の基端部であって互いに相対向する面には、それぞれ軸受部35が形成されている。上側の軸受部35には貫通孔36が貫通形成され、下側の軸受部35には支持孔37が凹設されている。また、軸受部35間のカバー壁33の内側面には、中間軸受部38が形成れ、中間軸受部38には、貫通孔39が形成されている。中間軸受部38には、下から第1バネ収容凹部40と、第2バネ収容凹部41が凹設されている。
そして、支持体12の一対の軸受ブロック22を、中間軸受部38と各軸受部35とで形成される空間に介在させる。そして、支持体12の軸受ブロック22の貫通孔23、外ケース13の軸受部35の貫通孔36及び支持孔37、中間軸受部38の貫通孔39に対して回転軸28を挿通することによって、外ケース13は支持体12に対して回転可能に支持される。
カバー壁33の先端側には、係合部42が、下側壁31及び上側壁32の外周部に沿ってケース本体2側に回り込むように延出形成されている。そして、下側壁31、上側壁32、カバー壁33及び係合部42とで収納空間Sを形成している。
そして、係合部42は、外ケース13が支持体12連結された状態で、扉3に前方から同扉3の左側面3aとフック11の係止面14aとの間に、侵入可能な大きさで形成されている。係合部42には、図7に示すように、扉3の左側面3aとフック11の係止面14aとの間に侵入する状態で、図12に示すように、前記フック11の各爪部15a,15b,15cが嵌合する係止凹部42a,42b,42cが切り欠き形成されている。
従って、外ケース13の係合部42が扉3の左側面3aとフック11の係止面14aとの間に侵入すると、係合部42がフック11に係合して、ケース本体2に対して扉3の前後、左右及び上下方向の移動が規制される。
尚、本実施形態における下側壁31、上側壁32、カバー壁33及び係合部42とで形成される収納空間Sは、図7で示すように、その内部において、フック11を収容可能な大きさであって、カバー壁33が、係合位置にあるフック11と係合部42を覆い隠すようになっている。また、収納空間Sは、図13及び図14に示すように、扉3が軸心Cを中心に回動するとき、同収納空間S内へのフック11の出入りを許容するようになっている。
前記回転軸28には、図4及び図6に示すように、ロックカム50が前記外ケース13と同様に回転可能に連結支持されている。ロックカム50は、図10に示すように、その基板51の上下両側部に軸受部52を有し、その軸受部52に貫通孔53が形成されている。そして、ロックカム50は、それぞれの軸受部52を、支持体12の軸受ブロック22と外ケース13の各軸受部35との間に配設して回転軸28を挿通させることで、同回転軸28に対して回転可能に連結される。つまり、ロックカム50は、前記外ケース13の収納空間Sに内在される。
ロックカム50の基板51には、作動片54が前方向(収容空間S)かってに延出形成されている。そして、ロックカム50が回転軸28を中心に回動すると、作動片54が前記フック11の外側面に形成した係合凹部11aに当接するようになっている。そして、本実施形態では、ロックカム50は、図9に示すように、作動片54がフック11の係合凹部11aに当接している位置を回動規制位置といい、図7に示すように、作動片54が
フック11から離間し外ケース13のカバー壁33の内面とほぼ平行にある位置を元位置という。
そして、ロックカム50は、その作動片54が、元位置から回動規制位置に回動するように、第1弾性部材としての第1トーションスプリングSP1によって弾性支持されている。詳述すると、外ケース13に設けた中間軸受部38の第1バネ収容凹部40に、前記回転軸28に巻装された第1トーションスプリングSP1が配設され、その第1トーションスプリングSP1の一方の巻端SP1aが前記支持体12のベース部21の外側面21bに設けた外れ止め突起27に掛け止めされている。第1トーションスプリングSP1の他方の巻端SP1bが作動片54の外側面(外ケース13のカバー壁33側の面)に当接配置されている。
ロックカム50の一方(上側)の軸受部52には、第1係合片56が形成され、第1係合片56は前記ベース部21に形成した上側の通過溝25を介して支持体12(ベース部21)の収容凹部24側に配置されるように突出形成されている。第1係合片56は、ロックカム50が元位置にあるとき、収容凹部24内に位置し後記する感知プレート60と係合する。この時、第1係合片56は、通過溝25からベース部21の外側面21b側に突出しないように配置されるようになっている。そして、後記する感知プレート60との係合が解除されてロックカム50が第1トーションスプリングSP1の弾性力にて回動規制位置まで回動すると、第1係合片56は、通過溝25からベース部21の外側面21bに現れるようになっている。
ロックカム50の他方(下側)の軸受部52には、第2係合片57が形成され、第2係合片57は、下側の通過溝25を介して支持体12(ベース部21)の収容凹部24側に配置されるように突出形成されている。第2係合片57は、ロックカム50が元位置にあるとき、ベース部21の外側面21bに位置しベース部21の収容凹部24側に配置されるようになっている。そして、第2係合片57は、ロックカム50が回動規制位置に回動したとき、通過溝25を通ってベース部21の外側面21b側に現れ、同外側面21bから離間した位置に配置されるようになっている。これによって、感知プレート60が第2係合片57と係合するようになって、第1トーションスプリングSP1の弾性力に抗して、ロックカム50の元位置への回動を不能にしている。
図11に示すように、前記ベース部21の収容凹部24であって、上側の通過溝25と案内溝26との間に支軸58が凸設されている。また、収容凹部24であって、ベース部21の最も後側には、感知機構のストッパ部を構成するストッパ片59が凸設されている。ストッパ片59は、上側半分が段差状に切り欠かれその前面59aと奥面59bとの間の段差面59cが斜状に切り欠き形成されている。
前記収容凹部24の前側には、感知プレート60が配設され、その感知プレート60は同凹部24に形成した支軸58を中心に回動可能に支持されている。感知プレート60は、前記ストッパ片59と係合する位置まで延出形成され、その先端が前記ケース本体2の左側面2aに摺接するように折り曲げ形成されている。そして、感知プレート60は、ストッパ片59の段差面59cと係合することによって、図8に実線で示す位置(非作用位置)に保持されている。そして、本実施形態では、感知プレート60は、図8に実線で示す非作用位置と図8に2点鎖線で示す位置(作用位置)の間で回動するようになっている。
そして、感知プレート60は、図8において矢印方向(非作用位置から作用位置)に回動するように、第2弾性部材としての第2トーションスプリングSP2によって弾性支持されている。詳述すると、外ケース13に設けた中間軸受部38の第2バネ収容凹部41
には、図7に示すように、前記回転軸28に巻装された第2トーションスプリングSP2が配設され、その第2トーションスプリングSP2の一方の巻端SP2aが第2バネ収容凹部41の基端側内側面に当接されている。第2トーションスプリングSP2の他方の巻端SP2bが前記ベース部21の案内溝26を介して感知プレート60に形成した掛け止め穴61の掛け止めされている。そして、第2トーションスプリングSP2は、感知プレート60に対して、常に図8において矢印方向に回動するように弾性力を付与している。従って、非作用位置にある感知プレート60は、前記ストッパ片59(段差面59c)との係合が外れると、図8において矢印方向に作用位置まで回動する。
感知プレート60の基端部には、制御片62が前記上側の通過溝25に向かって延出形成されている。制御片62は、感知プレート60か非作用位置あるときロックカム50に軸受部52に形成した第1係合片56と係合し、第1トーションスプリングSP1の弾性力による同ロックカム50の回動を規制している。
そして、例えば、図9に示すように、ベース部21の後側(ストッパ片59)がケース本体2の左側面2aから離間すると、感知プレート60も左側面2aから離間する。ストッパ片59及び感知プレート60が左側面2aから離間すると、第2トーションスプリングSP2の弾性力にて、感知プレート60はストッパ片59の段差面59cを前面59a側に向かって滑って係合が外れて作動位置まで回動する。感知プレート60の回動に伴って、制御片62は上側の通過溝25から離間する。従って、制御片62が回動して上側の通過溝25から離間すると、第1係合片56は制御片62との係合が解かれ、ロックカム50は、第1トーションスプリングSP1の弾性力に従って回動規制位置に向かって回動する。
ロックカム50が回動規制位置まで回動すると、第2係合片57が下側の通過溝25からベース部21に外側面21b側に現れる。すると、感知プレート60は作用位置まで回動し、下側の通過溝25を塞ぎ、その先端部が第2係合片57と係合する。その結果、ロックカム50を第1トーションスプリングSP1の弾性力に抗して元位置側に回動させようとしても、通過溝25を塞いでいる感知プレート60の先端部と第2係合片57とが係合していることから、回動させることはできない。
尚、前記第2トーションスプリングSP2は、一方の巻端SP2aが第2バネ収容凹部41の基端側内側面に当接されていることによって、外ケース13に対して回転軸28を回動中心に扉3の左側面3aに常に当接する方向に弾性力を付与している。従って、扉3が閉じた状態にあるとき、図7に示すように、第2トーションスプリングSP2の弾性力によって、外ケース13が扉3の左側面3aに当接する位置に配置される。
次に、上記のように構成した補助ロック装置10の作用について説明する。
いま、扉3が閉じた状態にあるとき、図7に示すように、第2トーションスプリングSP2の弾性力によって、外ケース13が扉3の左側面3aに当接する位置に配置される。そして、外ケース13の収納空間S内に、フック11が侵入し、外ケース13の係合部42が、フック11の係止面14aと扉3の左側面3aとの間に介在する。そして、係合部42の係止凹部42a,42b,42cとフック11の爪部15a,15b,15cが嵌合する。従って、ケース本体2に対して扉3の前後、左右及び上下方向の移動が規制される。
そして、この状態から、シリンダ錠5を施錠し、ハンドルロック装置7によって扉3をケース本体2にロックすると、ヒンジ4が破壊されても、外ケース13とフック11の係合状態が維持されるので、扉3は破壊されたヒンジ4側から開けられることはない。
また、扉3が閉じた状態にあるときに、不正に外ケース13とフック11の係合状態を解除させる方法として、不正な方法で外ケース13を前方に移動させると、フック11との係合状態が解除されてしまう。例えば、バール等を使って不正に、外ケース13を前方に移動させると、支持体12は、ベース部21のストッパ片59側が、ケース本体2の左側面2aから離間する。つまり、支持体12は、ケース本体2の左側面2aを変形させながら、ベース部21のストッパ片59側が、ケース本体2の左側面2aに対して離間する。
ベース部21のストッパ片59側がケース本体2の左側面2aに対して離間すると、感知プレート60はストッパ片59との係合が解除され第2トーションスプリングSP2の弾性力により作用位置に回動する。感知プレート60の回動で、ロックカム50は、感知プレート60との係合が解除され、第1トーションスプリングSP1の弾性力により回動してロックカム50の作動片54が、フック11の係合凹部11aに係合する。従って、作動片54がフック11の係合凹部11aに係合することによって、外ケース13の前方への移動が規制され、外ケース13とフック11の係合状態が維持される。その結果、外ケース13を不正に、前方に移動させようとしても、ヒンジ4側から開けられることはない。
次に、ハンドルロック装置7を解錠して扉3を開けるべく、同扉3を軸心Cを中心に回動させると、図13に示すように、フック11も係止位置から扉3とともに回動する。フック11はこの回動によって、外ケース13の収納空間Sから抜け出る。つまり、フック11の係止面14a(爪部15a,15b,15c)が、係合部42から離間して、係合部42とフック11の係合が解除される。従って、補助ロック装置10は、扉3が軸心Cを中心に回動するときには、ケース本体2に対して扉3の移動規制を解除する。
この状態から、さらに図14に示すように、扉3を回動させると、外ケース13のカバー壁33が扉3の前面3cに当接し、外ケース13は回動する扉3から第2トーションスプリングSP2の弾性力に抗した力を受ける。すると、外ケース13は扉3が回動した分だけ、回転軸28を中心に回動し、扉3の回動軌跡外の開放位置に移動する。即ち、補助ロック装置10は、扉3を開方向に回動させるとき、外ケース13を扉3の回動軌跡外に退避させて同扉3の回動範囲を維持する。
上記実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態によれば、ヒンジ結合される扉3の左側面3aに、係合位置と非係合位置の間を回動可能なフック11を設け、ケース本体2の左側面2aの支持体12に回動可能に支持された回転軸28を回動中心に、規制位置と開放位置の間を回動可能な外ケースを設けた。
そして、扉3を開操作すると、ヒンジ結合された扉3の左側面3aで、規制位置に位置する外ケース13の係合部42が、係合位置に位置するフック11と係合し、扉3の開方向の回動のみ許容して、扉3のケース本体2に対する移動を規制する。
その結果、ハンドルロック装置7が扉3を施錠している状態で、同扉3のヒンジ結合(ヒンジ4)が破壊されても、外ケース13とフック11の係合状態を維持することができ、補助ロック装置10によって、扉3の不正な開操作を防止することができる。
(2)本実施形態では、補助ロック装置10を、扉3の左側面3aとケース本体2の左側面2aとの間にあってその上下方略中央位置に配設し、そのフック11と外ケース13の係合部42との係合によって、扉3の軸心C方向への移動を規制し、かつ扉3の前側への移動を規制するようにした。
その結果、ジャッキ等で扉3を強引に上動させようとしても、同扉3の上方への移動を規制することができる。このとき、ジャッキ等の応力が扉3を前側に歪ませる(屈曲させる)ように作用するが、同扉3の前側への移動(屈曲)を規制することができる。従って、扉3の破壊をさらに困難にして、同扉3の不正な開動作をさらに防止することができる。
(3)本実施形態によれば、扉3を開操作すると、フック11が、係止位置から係合部42と係合しない非係合位置に回動して補助ロック装置10による扉3の移動規制を解除し、外ケース13が回動する扉3の応力によって規制位置から開放位置に移動する。
その結果、外ケース13が扉3の回動軌跡内から回動軌跡外に退避し扉3のケース本体2に対する移動規制を解除して、同扉3の回動範囲を維持する。従って、正常な扉3の開閉操作性を維持しつつ、同扉3の不正な開動作を防止することができる。
(4)本実施形態によれば、フック11の上下三箇所に爪部15a,15b,15cと、外ケース13の係合部42に、爪部15a,15b,15cが嵌合する係止凹部42a,42b,42cを設けた。従って、爪部と係止凹部を一つ設ける場合にくらべて、複数設けた分だけ、扉3のケース本体2に対する移動を確実に規制することができ、同扉3の不正な開動作を防止することができる。
(5)本実施形態によれば、規制位置ある外ケース13が、収納空間S内にフック11を収容して、爪部15a,15b,15cと嵌合する係合部42(係止凹部42a,42b,42c)を覆い隠すようにした。従って、フック11と係合部42との係合状態を視認することができず、扉3の不正な開動作をさらに防止することができる。
(6)本実施形態によれば、フック11と係合して、外ケース13の前方への移動を規制するロックカム50を設け、破壊行為を感知し前記ロックカム50をフック11に係合させる感知プレート60を設けた。
例えば、外ケース13を前方(扉3側)に移動させて、不正にフック11との係合を解除させるべく、バール等を使って不正にケース本体2の左側面2aを変形または、支持体12(ベース部21)をこじ開けると、ベース部のストッパ片59側がケース本体2の左側面2aから離間する。すると、感知プレート60はストッパ片59との係合が解除され回動して、ロックカム50は回動し、ロックカム50の作動片54が、フック11の係合凹部11aに係合する。
従って、作動片54がフック11の係合凹部11aに係合することによって、外ケース13の前方への移動が規制され、外ケース13とフック11の係合状態が維持される。その結果、外ケース13を不正に、前方に移動させようとしても、ヒンジ4側から開けられることはなく、同扉3の不正な開動作を防止することができる。
(7)本実施形態によれば、第2トーションスプリングSP2は、その巻端SP2aが外ケース13に係合したので、外ケース13は常時扉3の左側面3aに当接し扉3が閉じたときフック11に対して係合可能状態にする。第2トーションスプリングSP2で、外ケース13と感知プレート60の2部材を作動させるようにしたので、少ない部品点数が少なくて済み、構成を簡単にすることができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、第2トーションスプリングSP2が感知プレート60と外ケース
13の2つの部材を弾性支持するようにしたが、それぞれ別々の弾性部材で弾性支持するようにしてもよい。
・上記実施形態では、扉3をケース本体2にヒンジ結合する構成したが、これに限らず、扉3を回動可能にする結合であればよい。
・上記実施形態では、第1トーションスプリングSP1によって、ロックカム50を弾性支持したが、これに限らず、例えば板バネによってロックカム50を弾性支持する構成でもよく、ロックカム50を弾性支持する弾性部材であればよい。
・上記実施形態では、第2トーションスプリングSP2によって、感知プレート60及び外ケース13を弾性支持したが、これに限らず、例えば板バネによって感知プレート60及び外ケース13を弾性支持する構成でもよく、ロックカム50を弾性支持する弾性部材であればよい。
・上記実施形態では、補助ロック装置10を、自販機1に1つ設けたが、これに限定されるものではなく、補助ロック装置10を複数設けた実施してもよい。
・上記実施形態では、補助ロック装置10を自販機1に具体化したが、これに限らず、例えば、金庫、家屋等でもよく、要は扉を有しその扉を開閉する開閉装置であればなんでもよい。
・上記実施形態では、破壊行為を感知する手段としてベース部21が、破壊行為によって、ケース本体2(左側面2a)との位置関係が変化、即ち、ケース本体2の左側面2aから離間することによって感知するようにしたが、これに限定されるものではない。要は、扉3を不正に開放させるために、ケース本体2、扉3又は扉枠を破壊する行為を感知できればよく、例えば、破壊行為に基づくケース本体2、扉3又は扉枠に加わる応力を感知したり、破壊行為に基づく破壊音を感知して破壊する行為を感知してもよい。
・上記実施形態では、ベース部21が、ケース本体2の左側面2aから離間することによって破壊感知するとい、感知プレート60が回動しその回動に基づいてロックカム50は回動し、そのロックカム50の作動片54が、フック11の係合凹部11aに係合して、扉3の開動作を不能にたが、これに限定されるものではない。要は、破壊行為が感知されると、扉3が開動作不能にロックされればよく、例えば、別のロック装置を設けて、機械的又は電気的にその別に設けたロック装置を施錠するようにしてもよい。
本発明を具体化した自動販売機を示す全体斜視図。 同じく、補助ロック装置の全体斜視図。 同じく、補助ロック装置のフックを斜め前方からみた斜視図。 同じく、外ケースを省略した状態での補助ロック装置を斜め後方からみた斜視図。 同じく、外ケースを内側からみた斜視図・ 同じく、外ケースを省略した状態での補助ロック装置の正面図。 同じく、補助ロック装置の要部断面図。 同じく、支持体と感知プレートの関係を説明するための説明図。 同じく、ロックカムの作用を説明するための要部断面図。 同じく、補助ロック装置の分解斜視図。 同じく、補助ロック装置の分解斜視図。 同じく、補助ロック装置を内側からみた図。 同じく、補助ロック装置の動きを説明するための説明図。 同じく、補助ロック装置の動きを説明するための説明図。
符号の説明
1…自動販売機(自販機)、2…ケース本体、3…扉、4…ヒンジ、4a…ヒンジ軸、7…ハンドルロック装置、10…補助ロック装置、11…被ロック部材としてのフック、12…支持体、13…第1のロック部材としての外ケース、21…感知機構の感知部を構成するベース部、25…通過溝、26…案内溝、28…回転軸、50…第2のロック部材としてのロックカム、54…作動片、59…感知機構のストッパ部を構成するストッパ片、60…感知プレート、62…制御片、SP1…第1弾性部材としての第1トーションスプリング、SP2…第2弾性部材としての第2トーションスプリング。

Claims (5)

  1. 収容室の一側に結合されて前記収容室を開閉可能に回動する扉と、前記収容室の他側で前記扉を前記収容室に施錠及び解錠するロック機構とを備えた扉開閉装置において、
    前記扉の前記一側と相対する位置に設けられ、前記扉の閉動作と開動作に対応して回動する被ロック部材と、
    前記収容室の一側に固設された支持体と、
    前記支持体に対して回動可能に連結され、前記扉を閉じると、前記一側で前記扉の回動のみを許容して前記収容室に対する前記扉の移動を規制し、前記扉を開けると、前記一側で前記扉の回動範囲を維持可能に前記規制を解除する第1のロック部材と、
    前記第1のロック部材の前方への移動を感知する感知機構と、
    前記感知機構に基づいて、前記第1のロック部材の前方への移動を検知したとき、前記被ロック部材と係合して、前記第1のロック部材の前記被ロック部材に対する相対移動を規制する第2のロック部材と
    を備えたことを特徴とする扉開閉装置。
  2. 請求項に記載の扉開閉装置において、
    前記感知機構は、
    前記支持体の基端部から延出形成して前記収容室に対して離間する感知部と、
    前記支持体の基端部に回動可能に支持されるとともに前記感知部に設けたストッパ部と係合させ、前記感知部が前記収容室から離間したとき前記ストッパ部との係合が外れて回動することによって、前記第2のロック部材との係合を外して、前記第2のロック部材を前記被ロック部材に係合させる感知プレートと
    を備えたことを特徴とする扉開閉装置。
  3. 請求項に記載の扉開閉装置において、
    前記ストッパ部との係合が外れたとき、前記感知プレートを前記第2のロック部材との非係合位置を回動させる第1弾性部材を設けたことを特徴とする扉開閉装置。
  4. 請求項に記載の扉開閉装置において、
    前記感知プレートが前記ストッパ部との係合が外れたとき、前記第2のロック部材を回動させて前記被ロック部材に係合させる第2弾性部材を設けたことを特徴とする扉開閉装置。
  5. 請求項に記載の扉開閉装置において、
    前記第2弾性部材は、その一端が前記第2のロック部材に係合し、他端が前記第1のロック部材に係合させたことを特徴とする扉開閉装置。
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