JP4463718B2 - 扉開閉装置 - Google Patents
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Description
請求項4に記載の発明によれば、第2弾性部材は、その弾性力で第2のロック部材を回動させて被ロック部材に係合させる。
図1において、自販機1には、手前側を開口した略直方体形状に形成された収容室としてのケース本体2が備えられている。ケース本体2には、商品や金銭等が収容され、その開口部側には、ケース本体2に対して扉3が取り付けられている。
補助ロック装置10は、図2及び図3に示すように、扉3の左側面3aに、被ロック部材としてのフック11を備えている。フック11は、図7に示すように、扉3の左側面3aに対応する内側面に配設された補強板P1を介してナットM1と雄ネジN1によってネジ止め固定され、その長手方向を前記軸心C方向と平行に配置固定されている。
にわたり、前側に向かって扉3の左側面3aから離間するように形成された断面円弧状の挿入部14を有している。そして、挿入部14の内側面(扉3の左側面3aと相対向する面)を係止面14aとしている。挿入部14の係止面14aには、上下三箇所に爪部15a,15b,15cが凸設されている。各爪部15a,15b,15cは、左側面3aから見て、その頂点が扉3の前側を向いた略三角形状に形成されている。上下両側の爪部15a、15cには、前記雄ネジN1が貫通する貫通孔がそれぞれ形成されている。
外ケース13は、図5に示すように、下側壁31と、上側壁32と、及び、その下側壁31の外周部と上側壁32の外周部間を連結するよう形成されたカバー壁33を備えている。下側壁31と上側壁32との間隔は、下側壁31と上側壁32との間に前記フック1
1を内在することができるように、フック11の上下方向の幅より若干大きく形成されている。
フック11から離間し外ケース13のカバー壁33の内面とほぼ平行にある位置を元位置という。
には、図7に示すように、前記回転軸28に巻装された第2トーションスプリングSP2が配設され、その第2トーションスプリングSP2の一方の巻端SP2aが第2バネ収容凹部41の基端側内側面に当接されている。第2トーションスプリングSP2の他方の巻端SP2bが前記ベース部21の案内溝26を介して感知プレート60に形成した掛け止め穴61の掛け止めされている。そして、第2トーションスプリングSP2は、感知プレート60に対して、常に図8において矢印方向に回動するように弾性力を付与している。従って、非作用位置にある感知プレート60は、前記ストッパ片59(段差面59c)との係合が外れると、図8において矢印方向に作用位置まで回動する。
いま、扉3が閉じた状態にあるとき、図7に示すように、第2トーションスプリングSP2の弾性力によって、外ケース13が扉3の左側面3aに当接する位置に配置される。そして、外ケース13の収納空間S内に、フック11が侵入し、外ケース13の係合部42が、フック11の係止面14aと扉3の左側面3aとの間に介在する。そして、係合部42の係止凹部42a,42b,42cとフック11の爪部15a,15b,15cが嵌合する。従って、ケース本体2に対して扉3の前後、左右及び上下方向の移動が規制される。
(1)本実施形態によれば、ヒンジ結合される扉3の左側面3aに、係合位置と非係合位置の間を回動可能なフック11を設け、ケース本体2の左側面2aの支持体12に回動可能に支持された回転軸28を回動中心に、規制位置と開放位置の間を回動可能な外ケースを設けた。
・上記実施形態では、第2トーションスプリングSP2が感知プレート60と外ケース
13の2つの部材を弾性支持するようにしたが、それぞれ別々の弾性部材で弾性支持するようにしてもよい。
・上記実施形態では、第1トーションスプリングSP1によって、ロックカム50を弾性支持したが、これに限らず、例えば板バネによってロックカム50を弾性支持する構成でもよく、ロックカム50を弾性支持する弾性部材であればよい。
・上記実施形態では、補助ロック装置10を自販機1に具体化したが、これに限らず、例えば、金庫、家屋等でもよく、要は扉を有しその扉を開閉する開閉装置であればなんでもよい。
Claims (5)
- 収容室の一側に結合されて前記収容室を開閉可能に回動する扉と、前記収容室の他側で前記扉を前記収容室に施錠及び解錠するロック機構とを備えた扉開閉装置において、
前記扉の前記一側と相対する位置に設けられ、前記扉の閉動作と開動作に対応して回動する被ロック部材と、
前記収容室の一側に固設された支持体と、
前記支持体に対して回動可能に連結され、前記扉を閉じると、前記一側で前記扉の回動のみを許容して前記収容室に対する前記扉の移動を規制し、前記扉を開けると、前記一側で前記扉の回動範囲を維持可能に前記規制を解除する第1のロック部材と、
前記第1のロック部材の前方への移動を感知する感知機構と、
前記感知機構に基づいて、前記第1のロック部材の前方への移動を検知したとき、前記被ロック部材と係合して、前記第1のロック部材の前記被ロック部材に対する相対移動を規制する第2のロック部材と
を備えたことを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項1に記載の扉開閉装置において、
前記感知機構は、
前記支持体の基端部から延出形成して前記収容室に対して離間する感知部と、
前記支持体の基端部に回動可能に支持されるとともに前記感知部に設けたストッパ部と係合させ、前記感知部が前記収容室から離間したとき前記ストッパ部との係合が外れて回動することによって、前記第2のロック部材との係合を外して、前記第2のロック部材を前記被ロック部材に係合させる感知プレートと
を備えたことを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項2に記載の扉開閉装置において、
前記ストッパ部との係合が外れたとき、前記感知プレートを前記第2のロック部材との非係合位置を回動させる第1弾性部材を設けたことを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項2に記載の扉開閉装置において、
前記感知プレートが前記ストッパ部との係合が外れたとき、前記第2のロック部材を回動させて前記被ロック部材に係合させる第2弾性部材を設けたことを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項4に記載の扉開閉装置において、
前記第2弾性部材は、その一端が前記第2のロック部材に係合し、他端が前記第1のロック部材に係合させたことを特徴とする扉開閉装置。
Priority Applications (1)
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JP2005122808A JP4463718B2 (ja) | 2005-04-20 | 2005-04-20 | 扉開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005122808A JP4463718B2 (ja) | 2005-04-20 | 2005-04-20 | 扉開閉装置 |
Publications (2)
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JP2006299642A JP2006299642A (ja) | 2006-11-02 |
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- 2005-04-20 JP JP2005122808A patent/JP4463718B2/ja not_active Expired - Fee Related
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