JP4559869B2 - 扉開閉装置及び自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、扉開閉装置及び自動販売機に関する。
従来、自動販売機(以下、単に自販機という)は、人を介さずに商品を販売できる利便性から24時間路上に設置されている。そのため、自販機のロック機構は、収容している金銭及び商品の盗難に対して十分な対策を講じる必要がある。
一般に、自販機には、前記金銭及び商品を収容する自販機本体の一側にヒンジ結合された扉が自販機本体を開閉可能に取付けられ、他側に、その扉を前記自販機本体に施錠及び解錠して扉開閉装置を構成するロック機構(例えば、ハンドルロック)が設けられている。そして、自販機は、同ロック機構の施錠によって、自販機本体に収容する金銭及び商品の盗難を防護するようになっている。
こうした自販機では、従来、その防犯性を向上するために、前記ロック機構の不正な解錠や破壊を防止する提案がなされている(例えば、特許文献1)。特許文献1は、ロック機構の外側を覆う補助ロック装置を設けるため、ロック機構に備えられるシリンダ錠のピッキングによる不正な解錠やバールによる破壊を防止できる。
特開平2004−164002 号広報
しかしながら、上記する自販機の扉は、その一側が、自販機本体から扉側に延出するヒンジプレートに枢支されることによって自販機本体にヒンジ結合されているため、以下の問題を生じる。
すなわち、自販機本体のヒンジプレートが不正に捻じ曲げられると、扉に設けられた枢軸が自販機本体のヒンジプレートから外れ、同扉の一側が、自販機本体から離間可能となる。その結果、自販機の一側で、扉を不正にこじ開けられる問題があった。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、開閉動作の動作性を維持可能に不正な開扉を防止した扉開閉装置及び自動販売機を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、収容室の一側に結合されて前記収容室を開閉可能に回動する扉と、前記収容室の他側で前記扉を前記収容室に施錠及び解錠し、前記扉を解除可能に回動不能にするロック機構とを備えた扉開閉装置において、前記扉を閉じると、前記一側で前記扉の回動のみを許容して前記収容室に対する前記扉の移動を規制し、前記扉を開けると、前記一側で前記扉の回動を許容するとともに前記規制を解除する補助ロック機構を備え、前記補助ロック機構は、前記扉の前記一側と相対する位置に設けられるとともに前記扉の閉扉と開扉に対応して回動する被ロック部材と、前記一側に、前記扉の回動軌跡内であって前記扉の回動のみを許容可能に前記被ロック部材と係合して前記扉の前記収容室に対する移動を規制する規制位置と、前記扉及び前記被ロック部材の回動軌跡外であって前記被ロック部材と係合しない解放位置との間を、前記扉の閉扉と開扉に対応して移動可能に設けられたロック部材と、を備えた
請求項1に記載の発明によれば、扉を閉じると、補助ロック機構が、収容室と結合を有する一側で、扉の回動のみを許容して、同扉の収容室に対する移動を規制する。その結果、ロック機構が扉を施錠する状態で、収容室と扉の結合を破壊されても、補助ロック機構が、収容室の一側で、扉の移動を規制することができ、扉のロック状態を維持することができる。そして、扉を開けると、補助ロック機構が、扉の回動範囲を維持可能に扉の移動
規制を解除するため、扉の開閉動作に支障を来たすことなく扉の不正な開扉を防止することができる。従って、開閉動作の動作性を維持して、不正な開扉を防止することができる。
また、扉を閉じると、規制位置のロック部材と被ロック部材が係合し、扉の収容室に対する移動を規制する。その結果、ロック機構が扉を施錠する状態で、収容室と扉の結合を破壊されても、被ロック部材とロック部材の係合によって、扉のロック状態を維持することができる。そして、扉を開けると、被ロック部材とロック部材との係合が解除され、ロック部材が解放位置に移動して扉の回動軌跡上から退避する。従って、扉の開閉動作に支障を来たすことなく扉の不正な開扉を防止することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の扉開閉装置において、前記被ロック部材は、前記扉の回動軸と直交する方向に延びる爪部を備え、前記ロック部材は、扉を閉じると、前記被ロック部材の前記爪部と係合し、前記爪部の回動のみを許容可能に前記収容室に対する移動を規制する閂部を備えた。
請求項に記載の発明によれば、扉を閉じると、ロック部材の閂部が、爪部の回動のみを許容可能に前記収容室に対する移動を規制する。その結果、ロック機構が扉を施錠する状態で収容室と扉との結合が破壊されても、爪部と閂部の係合によって、扉のロック状態を維持することができる。従って、補助ロック機構の構成を、爪部と同爪部に相対する閂部からなる簡単な構成にすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の扉開閉装置において、前記補助ロック機構は、複数の前記爪部及び前記閂部を備えた。
請求項に記載の発明によれば、複数の爪部及び閂部を備える分だけ、さらに扉の不正な開扉を防止することができる。
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、
前記補助ロック機構が、前記一側に、前記ロック部材を常に前記規制位置側に付勢する付勢手段を備えた。
請求項に記載の発明によれば、扉を閉じると、付勢手段の付勢力に抗した応力をロック部材に付与しない限り、同ロック部材が規制位置に保持される。従って、扉の不正な開扉を、さらに防止することができる。
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、前記ロック部材が、前記規制位置と前記解放位置との間を回動可能に支持され、前記扉を開けると、前記扉の回動方向の応力によって前記規制位置から前記解放位置に回動する。
請求項に記載の発明によれば、扉を開けると、同扉の回動方向の応力によってロック部材を規制位置から解放位置に回動する。従って、ロック部材の回動駆動機構等を別途設けることなく、扉の不正な開扉を防止することができる。
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、前記ロック部材が、前記規制位置で前記被ロック部材を収容し、前記被ロック部材との係合する係合部を覆い隠す外ケースである。
請求項に記載の発明によれば、規制位置の外ケースが、係合位置に位置する被ロック部材を収容して、被ロック部材と係合する係合部を覆い隠すため、被ロック部材と係合部との係合状態を視認不能にすることができる。従って、扉の不正な開扉を、さらに防止することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、複数の前記補助ロック機構を備えた。
請求項に記載の発明によれば、複数の補助ロック機構を備える分だけ、さらに扉の不正な開扉を防止することができる。
請求項に記載の発明は、自動販売機が、請求項1〜のいずれか1つに記載の扉開閉装置を備えた。
請求項に記載の発明によれば、自動販売機の扉の不正な開扉を防止することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図10に従って説明する。図1は自動販売機(以下単に、自販機という。)を示す斜視図である。
図1に示すように、自販機1には、図1における手前側を開口した略直方体形状に形成される収容室としてのケース本体2が備えられている。ケース本体には、商品や金銭等が収容され、その開口部側(前側)には、ケース本体2に対しての扉3が取り付けられている。
扉3は、ケース本体2の開口部一側(左側)に備えられる上下一対のヒンジ4によって、その回動軸としてヒンジ軸4aを中心にケース本体2に回動可能にヒンジ結合され、同ケース本体2を開閉可能にする片開きの扉である。その扉3の右側(ケース本体2の開口部他側)には、シリンダ錠5とハンドル6を備えたロック機構としてのハンドルロック7が設けられている。そして、扉3を閉じた状態でシリンダ錠5を施錠すると、ハンドルロック7は、同扉3をケース本体2に回動不能にロックする。また、扉3を閉じた状態でシリンダ錠5を解錠すると、同ハンドルロック7は、ヒンジ軸4aの軸心Cを中心に、同扉3を回動可能にする。
これら扉3の左側面3aとケース本体2の左側面2aとの間であってその上下方向略中
央位置には、補助ロック機構としてのヒンジロック10が架設されている。
ヒンジロック10は、図2に示すように、被ロック部材としてのフック11、支持部材12及びロック部材としての外ケース13を備えている。図3〜5は、それぞれフック11、支持部材12及び外ケース13を示す斜視図である。図6は、ヒンジロック10を示す正面図であって、図7及び図8は、図6のA−A及びB−Bに沿う断面図である。
図3に示すように、扉3の左側面3aには、フック11が配設されている。フック11は、図7に示すように、扉3の左側面3aに内設される補強板3bにネジN1によってネジ止め固定され、その長手方向を軸心C方向と平行に配置固定されている。
図3に示すように、フック11は、軸心C方向から見て、その長手方向(軸心C方向)全幅にわたり、扉3の左側面3aから前側に向かって離間するように形成された断面円弧状の挿入部14を有している。その挿入部14の扉3の左側面3a側の側面(係止面14a)には、扉3の左側面3aに向かう一対の爪部15a,15bが凸設されている。上下一対の爪部15a,15bは、図6に示すように、左側面3a側から見て、その頂点を扉3の前側に配置する略三角形状に形成されている。そして、爪部15a,15bには、ネジN1に螺合するネジ孔11nが挿入部14の外面まで貫通形成されている。
尚、本実施形態における挿入部14は、図9及び図10に示すように、扉3が軸心Cを中心に回動するときに、同扉3とケース本体2との間で回動可能な大きさに形成されている。そして、本実施形態では、図8に示すように、扉3をケース本体2に閉じた(閉扉した)ときのフック11の配置位置を係合位置とし、図10に示すように、扉3を開けた(開扉した)ときのフック11の配置位置を非係合位置とする。
図2に示すように、ケース本体2の左側面2aであって前記フック11と相対向する位置には、支持部材12が配設されている。支持部材12は、図7に示すように、ケース本体2の左側面2aに内設される補強板2bに固定部材としてのネジN2によってネジ止め固定されている。
図4に示すように、支持部材12には、前記ネジN2によってネジ止め固定される四角板状の支持ブロック16が備えられている。その支持ブロック16のケース本体2の左側面2a側の面と相対向する面(取付け面16a)には、図8に示すように、ケース本体2の左側面2aまで貫通するバネ止め孔16hが形成されている。
その支持ブロック16の上下両側端には、図4に示すように、ケース本体2の左側面2aに対して垂直方向に延びるように、上下一対の上部ヒンジブロック18及び下部ヒンジブロック19が支持ブロック16に一体形成されている。上部及び下部ヒンジブロック18,19は、それぞれ上下方向から見て断面半円弧状に形成された外側面18a,19aと、上下方向に沿う上部軸孔18h及び下部軸孔19hを有している。その下部軸孔19hには、図7に示すように、同下部軸孔19hの内周面からケース本体2の左側面2a側までを貫通する雌ねじ19sが形成されている。また、上部及び下部ヒンジブロック18,19には、ネジN2に螺合するネジ孔18n,19nが形成されている。尚、これら上部軸孔18h及び下部軸孔19hは、図6に示すように、ケース本体2の左側面2a側から見て、前記ネジ孔18n,19nよりも後側であって、支持部材12に対し、後側に偏倚するように形成されている。
そして、支持部材12は、ケース本体2の左側面2aに対してネジN2によってネジ止め固定されることによって、これら上部軸孔18h及び下部軸孔19hの中心軸線を、それぞれ軸心C方向と平行に位置決めするようになっている。
図4に示すように、上部軸孔18h及び下部軸孔19hには、軸心C方向に延びる回動軸21が挿通されている。その回動軸21には、前記雌ねじ19sと相対向する外周面に係止溝21aが凹設されている。そして、図7に示すように、雌ねじ19sに螺合するネジ22sの先端が係止溝21a内に侵入することによって、上部軸孔18h及び下部軸孔19hに挿通された回動軸21が、軸心C方向への移動不能に支持部材12(ケース本体2)に軸支される。
図6及び図8に示すように、上部及び下部ヒンジブロック18,19間の支持ブロック16(取付け面16a)には、四角板状の取付け板23が配置されている。図6に示すように、その取付け板23の扉3側(前側)には、上下一対の取付け孔23hが貫通形成されている。そして、この取付け孔23hを介して、取付け板23を外ケース13にネジ止めするようになっている。また、取付け板23の上部ヒンジブロック18側には、前記支持ブロック16のバネ止め孔16hと相対向する位置を切り欠いた逃げ溝24が前側に向かって延びるように形成されている。さらに取付け板23の下部ヒンジブロック19側には、取付け面16aまで貫通する嵌挿孔25が形成されている。
図6に示すように、回動軸21の外周面であって上部及び下部ヒンジブロック18,19の間には、コイルバネSPが外装されている。そのコイルバネSPの上端SPaは、図6及び図8に示すように、前記取付け板23の逃げ溝24を介して支持ブロック16のバネ止め孔16hに嵌挿されている。また、コイルバネSPの下端SPbは、前記取付け板20の嵌挿孔25に嵌挿されている。
従って、コイルバネSPは、その下端SPb、すなわち取付け板23を、回動軸21を中心にして、常に、図8における反時計回り方向に付勢する。そして、コイルバネSPの付勢力に抗した応力によって、取付け板23を図8における時計回り方向に回動すると、図10に示すように、コイルバネSPの上端SPa側が、取付け板23の回動した分だけ、逃げ溝24内を相対移動する。
尚、本実施形態では、図8における反時計回り方向を閉扉方向Dcとし、図8における時計回り方向を開扉方向Doとする。
図2に示すように、支持部材12(回動軸21)には、支持部材12及びフック11を覆う箱体形状に形成された外ケース13が配設されている。図5は、その外ケース13をケース本体2の左側面2a(扉3の左側面3a)側から見た斜視図である。つまり、図5における左側が扉3側(前側)であって、図5における右側がケース本体2側(後側)である。
図5に示すように、外ケース13の前側(扉3の左側面3aと相対向する側)には、係合部31が形成されている。係合部31は、その上下方向の幅がフック11の上下方向の幅よりも若干大きい幅で形成されている。その係合部31は、図8に示すように、外ケース13が支持部材12に配設される状態で、フック11の前側に配置するよう形成されている。また、係合部31の厚さは、扉3の左側面3aとフック11の係止面14aとの間の距離よりも薄くなるように形成されている。すなわち、係合部31は、外ケース13が支持部材12に配設される状態で、扉3の前側から、同扉3の左側面3aとフック11の係止面14aとの間に、侵入可能な大きさで形成されている。
図5に示すように、その係合部31には、同係合部31が扉3とフック11の間に侵入する状態で、前記フック11の爪部15a,15bと相対向する位置に、その爪部15a,15bと相対する形状の上下一対の閂部としての係止凹部32a,32bが切り欠き形成されている。
従って、係合部31が扉3とフック11の間に侵入すると、図8に示すように、係合部31がフック11の係止面14a及び扉3の左側面3aと係合して、扉3の前後左右方向の移動を規制し、図7に示すように、係止凹部32a,32bが爪部15a,15bと係合して、扉3の軸心C方向の移動を規制する。
そして、図5に示すように、外ケース13の外周壁33を、その上下方向全幅にわたり後側(ケース本体2側)に向かって曲折することによって、同外周壁33と連続する前記係合部31が形成されている。これによって、外ケース13の前側内部には、係合部31と外周壁33とで囲まれる収納空間Sが形成される。
本実施形態における収納空間Sは、図8に示すように、その内部に、フック11を収容可能にする大きさであって、外ケース13の外周壁33が、係合位置に位置するフック11と、同フック11と係合する係合部31を覆い隠すようになっている。また、収納空間Sは、図9及び図10に示すように、扉3が軸心Cを中心に回動するときに、同収納空間S内へのフック11の出入りを許容するようになっている。
図5に示すように、前記収納空間Sの後側には、支持部材12、回動軸21、取付け板23及びコイルバネSPを収容して、同外ケース13をケース本体2に取り付けるための取付け部35が形成されている。
詳述すると、図5に示すように、取付け部35には、外ケース13が支持部材12に配設される状態で、前記回動軸21を挿通するための挿通孔36が、軸心C方向に沿って、同外ケース13の下側壁13bから上側壁13aの途中までを貫通するように形成されている。そして、この挿通孔36に回動軸21を挿通することによって、外ケース13が回動軸21に対して回動可能に軸支されるようになっている。
尚、本実施形態では、外ケース13の配置位置であって、図7及び図8に示す位置(扉3の回動軌跡内の位置)を規制位置とし、図10に示す位置(扉3の回動軌跡外の配置位置)を解放位置とする。
図5に示すように、その取付け部35には、上下一対の摺動溝37,38が凹設されている。そして、外ケース13が支持部材12に配設される状態で、この摺動溝37,38内に上部及び下部ヒンジブロック18,19(外側面18a,19a)が嵌合するようになっている。尚、上下一対の摺動溝37,38は、図7に示すように、外ケース13が回動軸21を中心に回動するときに、前記ヒンジブロック18,19の外側面18a,19aに沿って摺動可能な形状で形成されている。
そして、図5に示すように、外ケース13に上下一対の摺動溝37,38が凹設されることによって、取付け部35の略中央位置に、前記コイルバネSP及び前記取付け板23と相対する収容ブロック39が凸設される。
図5に示すように、収容ブロック39には、バネ収容部41が凹設され、前記回動軸21に設けられコイルバネSPを収容する。そのバネ収容部41のケース本体2(支持ブロック16)側には、板収容部42が拡開形成され、取付け板23を収容する。その板収容部42には、取付け板23を収容する状態で、同取付け板23の取付け孔23hと相対する位置に雌ねじ42sが形成されている。
そして、図8に示すように、回動軸21に外装されるコイルバネSP及び取付け板23をそれぞれ前記バネ収容部41及び板収容部42内に収容し、取付け板23を雌ねじ42sにネジ止め固定することによって、コイルバネSPの付勢力が、取付け板23を介して
外ケース13に伝達される。すなわち、外ケース13が、コイルバネSPの付勢力によって、常に規制位置側(閉扉方向Dc)に付勢される。尚、本実施形態では、これらコイルバネSP及び取付け板23によって付勢手段が構成されている。
従って、扉3を閉扉すると、図8に示すように、コイルバネSPの付勢力によって外ケース13が規制位置に配置され、同外ケース13の収納空間S内に、フック11が侵入する。つまり、外ケース13の係合部31が、フック11の係止面14aと扉3の左側面3aとの間に侵入し、外ケース13の係合部31(係止凹部32a,32b)とフック11(爪部15a,15b)が係合する。すなわち、ヒンジロック10は、扉3のケース本体2に対する前後左右方向及び軸心C方向の移動を規制する。
そして、この状態からシリンダ錠5を施錠し、ハンドルロック7によって扉3をケース本体2にロックすると、ヒンジ4(扉3のヒンジ結合)が破壊される場合であっても、ヒンジロック10によって、外ケース13とフック11の係合が維持される。すなわち、ヒンジロック10は、ハンドルロック7が扉3を施錠している状態では、扉3のケース本体2に対する移動を規制し、同扉3のロック状態を維持する。
次に、ハンドルロック7を解錠して扉3を開扉方向Doに回動すると、図9に示すように、フック11が係止位置から開扉方向Doに回動して収納空間S内から離間する。すなわち、係合部31(係止凹部32a,32b)から係止面14a(爪部15a,15b)が離間して、係合部31とフック11の係合状態が解除される。従って、ハンドルロック7を解錠して扉3を開扉方向Doに回動すると、ヒンジロック10は、扉3のケース本体2に対する移動規制を解除する。
この状態から、さらに扉3を回動して開扉すると、図10に示すように、外ケース13の外周壁33(係合部31)が回動する扉3の前側面3cに当接し、外ケース13が、回動する扉3からコイルバネSPの付勢力に抗した開扉方向Doの応力を受ける。すると、外ケース13は、扉3が開扉方向Doに回動した分だけ、規制位置から開扉方向Doに回動し、扉3の回動軌跡内から回動軌跡外の解放位置に移動する。すなわち、ヒンジロック10は、扉3を回動して開扉すると、その外ケース13を扉3の回動軌跡外に退避して、扉3の回動範囲を維持する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態によれば、ヒンジ結合される扉3の左側面3aに、係合位置と非係合位置の間を回動可能なフック11を設け、ケース本体2の左側面2aに、支持部材12に軸支される回動軸21を中心に、規制位置と解放位置の間を回動可能な外ケース13を設けた。そして、扉3を閉扉すると、ヒンジ結合された扉3の左側面3aで、規制位置に位置する外ケース13の係合部31が係合位置に位置するフック11と係合し、扉3の開扉方向Doの回動のみを許容して、同扉3のケース本体2に対する移動を規制するようにした。
その結果、ハンドルロック7が扉3を施錠している状態で同扉3のヒンジ結合(ヒンジ4)を破壊されても、外ケース13とフック11の係合状態を維持することができ、ヒンジロック10によって、扉3の不正な開扉を防止することができる。
(2)本実施形態では、ヒンジロック10を左側面3aとケース本体2の左側面2aとの間であってその上下方向略中央位置に配設し、そのフック11と係合部31の係合によって、扉3の軸心C方向への移動を規制し、かつ同扉3の前側への移動を規制するようにした。
その結果、ジャッキ等で扉3を強引に上動させようとしても、同扉3の上方への移動を
規制することができる。さらに、この際、ジャッキ等の応力が扉3を前側に歪ませる(屈曲させる)ように作用するが、同扉3の前側への移動(屈曲)を規制することができる。従って、扉3の破壊を困難にして、同扉3の不正な開扉を、さらに防止することができる。
(3)本実施形態によれば、扉3を開扉すると、フック11が、係止位置から係合部31と係合しない非係合位置に回動してヒンジロック10による扉3の移動規制を解除し、外ケース13が、回動する扉3の応力によって、規制位置から解放位置に移動する。
その結果、外ケース13が扉3の回動軌跡内から回動軌跡外に退避し、ヒンジロック10が扉3のケース本体2に対する移動規制を解除して、その回動範囲を維持する。従って、扉3の回動動作性を維持して、同扉3の不正な開扉を防止することができる。
(4)本実施形態によれば、外ケース13を常に規制位置側に付勢するコイルバネSPを設けた。従って、コイルバネSPの付勢力に抗した応力を外ケース13に付与しない限り、外ケース13とフック11の係合状態を維持することができ、扉3の不正な開扉を、さらに防止することができる。
(5)本実施形態によれば、フック11に上下一対の爪部15a,15bを設け、係合部31に同爪部15a,15bと相対する上下一対の係止凹部32a,32bを設けた。従って、爪部及び係止凹部を1箇所だけ設ける場合に比べ、上下一対の爪部15a,15b及び係止凹部32a,32bを設ける分だけ、扉3のケース本体2に対する移動を確実に規制することができ、同扉3の不正な開扉を防止することができる。
(6)本実施形態によれば、規制位置に位置する外ケース13が、収納空間S内にフック11を収容して、上下一対の爪部15a,15bと係合する係合部31を覆い隠すようにした。従って、フック11と係合部31との係合状態を視認不能にすることができ、扉3の不正な開扉を、さらに防止することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、図8に示すように、扉3の厚みを所定の厚さ(扉厚さW1)にする構成にした。これに限らず、例えば支持部材12の取り付け状態を、図8に示す状態からネジN2に対して上下反転させることによって、図11に示すように、ケース本体2とフック11の間の距離、すなわち扉3の厚みを、扉厚さW1よりも厚い扉厚さW2に変更するようにしてもよい。
詳述すると、図11に示すように、支持部材12を上下反転して配設すると、支持部材12に軸支される回動軸21が、ネジN2の後側から前側に配置移動され、同回動軸21の配置移動量分だけ、外ケース13の係合部31が前側に配置移動する。その結果、係合部31を配置移動した分だけ、フック11を前側に配置移動することができ、扉3の厚みを、図8に示す扉厚さW1よりも厚い扉厚さW2に変更することができる。尚、この際、図11に示すように、支持部材12の上下反転に対応して、支持ブロック16のバネ止め孔16hの形成位置を上下反転させることが好ましい。
つまり、支持部材12の配設状態を変更可能にして、部材点数を増加させることなく、ケース本体2とフック11との間の距離を可変にし、扉3の厚み変更に対応可能な構成にしてもよい。
これによれば、ヒンジロック10やネジN2の配設位置を変更することなく、扉3の厚みに対応してロック機能を維持することができる。そして、扉3の厚みを厚くすることができ、扉3の破壊を困難にして、同扉3の不正な開扉を、さらに防止することができる。
尚、上記構成では、支持部材12の取付け状態を、ネジN2に対して上下反転させるようにした。これに限らず、例えばネジ孔19nを支持部材12の前後方向に多数設け、扉
3を厚さに対応するネジ孔19nにネジN2を螺合させるようにしてもよい。つまり、ネジN2に対する支持部材12の取付け状態を変更することによって、回動軸21と扉3との間の距離を変動する構成であればよい。
・上記実施形態では、コイルバネSPによって、常に外ケース13を規制位置側に付勢する構成にした。これに限らず、例えばコイルバネSPを設けない構成、すなわち外ケース13を規制位置側に付勢しない構成にし、扉3を閉扉するときに、手等によって外ケース13を規制位置に回動するようにしてもよい。これによれば、コイルバネSPを設けない分だけ、ヒンジロック10の構成を簡素化することができる。
あるいは、コイルバネSPによって、常に外ケース13を解放位置側に付勢する構成にしてもよい。これによれば、扉3を開けると、外ケース13の外周壁33を回動する扉3の前側面3cに当接させることなく、外ケース13を解放位置に回動させることができる。
・上記実施形態では、扉3をケース本体2にヒンジ結合する構成にしたが、これに限らず、扉3を回動可能にする結合であればよい。
・上記実施形態では、コイルバネSPによって、外ケース13を規制位置側に付勢する構成にしたが、これに限らず、例えば板バネによって外ケース13を規制位置側に付勢する構成であってもよく、外ケース13を規制位置側に付勢する部材であればよい。
・上記実施形態では、規制位置の外ケース13が、扉3の開扉方向Doと同じ方向に回動して扉3の回動軌跡上から退避する構成にした。これに限らず、例えば扉3を開けてフック11を非係合位置に回動すると、係合状態の解除された外ケース13が、ケース本体2の左側面2aに沿って回動又は直線移動し、扉3の回動軌跡外に退避する構成にしてもよい。つまり、外ケース13の移動方向は、開扉方向Doに限定されるものでなく、規制位置から解放位置に移動可能な方向であればよい。
・上記実施形態では、外ケース13の外周壁33を曲折することによって、同外周壁33で、係合部31及びフック11を覆い隠すようにしたが、これに限らず、係合部31及びフック11を覆うケースを別途配設する構成にしてもよい。
・上記実施形態では、フック11に上下一対の爪部15a,15bを設け、係合部31に同爪部15a,15bと相対する上下一対の係止凹部32a,32bを設ける構成にした。これに限らず、爪部を1箇所又は3箇所以上設け、その爪部と相対する数だけ、係止凹部を設ける構成にしてもよい。
・上記実施形態では、ヒンジロック10をケース本体2の左側面2a(扉3の左側面3a)に一個設ける構成にしたが、これに限らず、同ヒンジロック10を複数個設ける構成にしてもよい。
・上記実施形態では、ヒンジロック10を自動販売機1に設け、収容室を、商品や金銭等を収容するケース本体2に具体化した。これに限らず、例えば収容室を、人等を収容する部屋に具体化し、その部屋を開閉する扉にヒンジロック10を設ける構成にしてもよい。つまり、収容室は、物や人を収容可能な空間を有していればよく、その収容室を開閉可能にする扉に対して、ヒンジロック10を設ける構成であればよい。
本発明を具体化した自動販売機の全体斜視図。 同じく、ヒンジロックを示す斜視図。 同じく、ヒンジロックを示す要部斜視図。 同じく、ヒンジロックを示す要部斜視図。 同じく、ヒンジロックを示す要部斜視図。 同じく、ヒンジロックを示す正面図。 同じく、ヒンジロックを示す断面図。 同じく、ヒンジロックを示す断面図。 同じく、ヒンジロックを説明する断面図。 同じく、ヒンジロックを説明する断面図。 変更例のヒンジロックを示す断面図。
符号の説明
1…自動販売機、2…収容室としてのケース本体、3…扉、4…ヒンジ、4a…回動軸としてのヒンジ軸、7…ロック機構としてのハンドルロック、10…扉開閉装置としてのヒンジロック、11…被ロック部材としてのフック、13…ロック部材としての外ケース、15a,15b…爪部、21…回動軸、31…係合部、32a,32b…閂部としての係止凹部、N2…固定部材としてのネジ、SP…付勢手段を構成するコイルバネ。

Claims (8)

  1. 収容室の一側に結合されて前記収容室を開閉可能に回動する扉と、前記収容室の他側で前記扉を前記収容室に施錠及び解錠し、前記扉を解除可能に回動不能にするロック機構とを備えた扉開閉装置において、
    前記扉を閉じると、前記一側で前記扉の回動のみを許容して前記収容室に対する前記扉の移動を規制し、前記扉を開けると、前記一側で前記扉の回動を許容するとともに前記規制を解除する補助ロック機構を備え
    前記補助ロック機構は、
    前記扉の前記一側と相対する位置に設けられるとともに前記扉の閉扉と開扉に対応して回動する被ロック部材と、
    前記一側に、前記扉の回動軌跡内であって前記扉の回動のみを許容可能に前記被ロック部材と係合して前記扉の前記収容室に対する移動を規制する規制位置と、前記扉及び前記被ロック部材の回動軌跡外であって前記被ロック部材と係合しない解放位置との間を、前記扉の閉扉と開扉に対応して移動可能に設けられたロック部材と、
    を備えたことを特徴とする扉開閉装置。
  2. 請求項に記載の扉開閉装置において、
    前記被ロック部材は、前記扉の回動軸と直交する方向に延びる爪部を備え、
    前記ロック部材は、前記扉を閉じると、前記被ロック部材の前記爪部と係合し、前記爪部の回動のみを許容可能に前記収容室に対する移動を規制する閂部を備えたことを特徴とする扉開閉装置。
  3. 請求項に記載の扉開閉装置において、
    前記補助ロック機構は、
    複数の前記爪部及び前記閂部を備えたことを特徴とする扉開閉装置。
  4. 請求項のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、
    前記補助ロック機構は、
    前記一側に、前記ロック部材を常に前記規制位置側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする扉開閉装置。
  5. 請求項のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、
    前記ロック部材は、
    前記規制位置と前記解放位置との間を回動可能に支持され、前記扉を開けると、前記扉の回動方向の応力によって前記規制位置から前記解放位置に回動することを特徴とする扉開閉装置。
  6. 請求項のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、
    前記ロック部材は、
    前記規制位置で前記被ロック部材を収容し、前記被ロック部材と係合する係合部を覆い隠す外ケースであることを特徴とする扉開閉装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、
    複数の前記補助ロック機構を備えたことを特徴とする扉開閉装置。
  8. 請求項1〜のいずれか1つに記載の扉開閉装置を備えた自動販売機。
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