JP4559869B2 - 扉開閉装置及び自動販売機 - Google Patents
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Description
規制を解除するため、扉の開閉動作に支障を来たすことなく扉の不正な開扉を防止することができる。従って、開閉動作の動作性を維持して、不正な開扉を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、複数の爪部及び閂部を備える分だけ、さらに扉の不正な開扉を防止することができる。
前記補助ロック機構が、前記一側に、前記ロック部材を常に前記規制位置側に付勢する付勢手段を備えた。
請求項7に記載の発明によれば、複数の補助ロック機構を備える分だけ、さらに扉の不正な開扉を防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、自動販売機の扉の不正な開扉を防止することができる。
図1に示すように、自販機1には、図1における手前側を開口した略直方体形状に形成される収容室としてのケース本体2が備えられている。ケース本体には、商品や金銭等が収容され、その開口部側(前側)には、ケース本体2に対しての扉3が取り付けられている。
央位置には、補助ロック機構としてのヒンジロック10が架設されている。
ヒンジロック10は、図2に示すように、被ロック部材としてのフック11、支持部材12及びロック部材としての外ケース13を備えている。図3〜5は、それぞれフック11、支持部材12及び外ケース13を示す斜視図である。図6は、ヒンジロック10を示す正面図であって、図7及び図8は、図6のA−A及びB−Bに沿う断面図である。
図2に示すように、支持部材12(回動軸21)には、支持部材12及びフック11を覆う箱体形状に形成された外ケース13が配設されている。図5は、その外ケース13をケース本体2の左側面2a(扉3の左側面3a)側から見た斜視図である。つまり、図5における左側が扉3側(前側)であって、図5における右側がケース本体2側(後側)である。
外ケース13に伝達される。すなわち、外ケース13が、コイルバネSPの付勢力によって、常に規制位置側(閉扉方向Dc)に付勢される。尚、本実施形態では、これらコイルバネSP及び取付け板23によって付勢手段が構成されている。
(1)本実施形態によれば、ヒンジ結合される扉3の左側面3aに、係合位置と非係合位置の間を回動可能なフック11を設け、ケース本体2の左側面2aに、支持部材12に軸支される回動軸21を中心に、規制位置と解放位置の間を回動可能な外ケース13を設けた。そして、扉3を閉扉すると、ヒンジ結合された扉3の左側面3aで、規制位置に位置する外ケース13の係合部31が係合位置に位置するフック11と係合し、扉3の開扉方向Doの回動のみを許容して、同扉3のケース本体2に対する移動を規制するようにした。
(2)本実施形態では、ヒンジロック10を左側面3aとケース本体2の左側面2aとの間であってその上下方向略中央位置に配設し、そのフック11と係合部31の係合によって、扉3の軸心C方向への移動を規制し、かつ同扉3の前側への移動を規制するようにした。
規制することができる。さらに、この際、ジャッキ等の応力が扉3を前側に歪ませる(屈曲させる)ように作用するが、同扉3の前側への移動(屈曲)を規制することができる。従って、扉3の破壊を困難にして、同扉3の不正な開扉を、さらに防止することができる。
(3)本実施形態によれば、扉3を開扉すると、フック11が、係止位置から係合部31と係合しない非係合位置に回動してヒンジロック10による扉3の移動規制を解除し、外ケース13が、回動する扉3の応力によって、規制位置から解放位置に移動する。
(4)本実施形態によれば、外ケース13を常に規制位置側に付勢するコイルバネSPを設けた。従って、コイルバネSPの付勢力に抗した応力を外ケース13に付与しない限り、外ケース13とフック11の係合状態を維持することができ、扉3の不正な開扉を、さらに防止することができる。
(5)本実施形態によれば、フック11に上下一対の爪部15a,15bを設け、係合部31に同爪部15a,15bと相対する上下一対の係止凹部32a,32bを設けた。従って、爪部及び係止凹部を1箇所だけ設ける場合に比べ、上下一対の爪部15a,15b及び係止凹部32a,32bを設ける分だけ、扉3のケース本体2に対する移動を確実に規制することができ、同扉3の不正な開扉を防止することができる。
(6)本実施形態によれば、規制位置に位置する外ケース13が、収納空間S内にフック11を収容して、上下一対の爪部15a,15bと係合する係合部31を覆い隠すようにした。従って、フック11と係合部31との係合状態を視認不能にすることができ、扉3の不正な開扉を、さらに防止することができる。
・上記実施形態では、図8に示すように、扉3の厚みを所定の厚さ(扉厚さW1)にする構成にした。これに限らず、例えば支持部材12の取り付け状態を、図8に示す状態からネジN2に対して上下反転させることによって、図11に示すように、ケース本体2とフック11の間の距離、すなわち扉3の厚みを、扉厚さW1よりも厚い扉厚さW2に変更するようにしてもよい。
3を厚さに対応するネジ孔19nにネジN2を螺合させるようにしてもよい。つまり、ネジN2に対する支持部材12の取付け状態を変更することによって、回動軸21と扉3との間の距離を変動する構成であればよい。
・上記実施形態では、コイルバネSPによって、常に外ケース13を規制位置側に付勢する構成にした。これに限らず、例えばコイルバネSPを設けない構成、すなわち外ケース13を規制位置側に付勢しない構成にし、扉3を閉扉するときに、手等によって外ケース13を規制位置に回動するようにしてもよい。これによれば、コイルバネSPを設けない分だけ、ヒンジロック10の構成を簡素化することができる。
・上記実施形態では、扉3をケース本体2にヒンジ結合する構成にしたが、これに限らず、扉3を回動可能にする結合であればよい。
・上記実施形態では、コイルバネSPによって、外ケース13を規制位置側に付勢する構成にしたが、これに限らず、例えば板バネによって外ケース13を規制位置側に付勢する構成であってもよく、外ケース13を規制位置側に付勢する部材であればよい。
・上記実施形態では、規制位置の外ケース13が、扉3の開扉方向Doと同じ方向に回動して扉3の回動軌跡上から退避する構成にした。これに限らず、例えば扉3を開けてフック11を非係合位置に回動すると、係合状態の解除された外ケース13が、ケース本体2の左側面2aに沿って回動又は直線移動し、扉3の回動軌跡外に退避する構成にしてもよい。つまり、外ケース13の移動方向は、開扉方向Doに限定されるものでなく、規制位置から解放位置に移動可能な方向であればよい。
・上記実施形態では、外ケース13の外周壁33を曲折することによって、同外周壁33で、係合部31及びフック11を覆い隠すようにしたが、これに限らず、係合部31及びフック11を覆うケースを別途配設する構成にしてもよい。
・上記実施形態では、フック11に上下一対の爪部15a,15bを設け、係合部31に同爪部15a,15bと相対する上下一対の係止凹部32a,32bを設ける構成にした。これに限らず、爪部を1箇所又は3箇所以上設け、その爪部と相対する数だけ、係止凹部を設ける構成にしてもよい。
・上記実施形態では、ヒンジロック10をケース本体2の左側面2a(扉3の左側面3a)に一個設ける構成にしたが、これに限らず、同ヒンジロック10を複数個設ける構成にしてもよい。
・上記実施形態では、ヒンジロック10を自動販売機1に設け、収容室を、商品や金銭等を収容するケース本体2に具体化した。これに限らず、例えば収容室を、人等を収容する部屋に具体化し、その部屋を開閉する扉にヒンジロック10を設ける構成にしてもよい。つまり、収容室は、物や人を収容可能な空間を有していればよく、その収容室を開閉可能にする扉に対して、ヒンジロック10を設ける構成であればよい。
Claims (8)
- 収容室の一側に結合されて前記収容室を開閉可能に回動する扉と、前記収容室の他側で前記扉を前記収容室に施錠及び解錠し、前記扉を解除可能に回動不能にするロック機構とを備えた扉開閉装置において、
前記扉を閉じると、前記一側で前記扉の回動のみを許容して前記収容室に対する前記扉の移動を規制し、前記扉を開けると、前記一側で前記扉の回動を許容するとともに前記規制を解除する補助ロック機構を備え、
前記補助ロック機構は、
前記扉の前記一側と相対する位置に設けられるとともに前記扉の閉扉と開扉に対応して回動する被ロック部材と、
前記一側に、前記扉の回動軌跡内であって前記扉の回動のみを許容可能に前記被ロック部材と係合して前記扉の前記収容室に対する移動を規制する規制位置と、前記扉及び前記被ロック部材の回動軌跡外であって前記被ロック部材と係合しない解放位置との間を、前記扉の閉扉と開扉に対応して移動可能に設けられたロック部材と、
を備えたことを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項1に記載の扉開閉装置において、
前記被ロック部材は、前記扉の回動軸と直交する方向に延びる爪部を備え、
前記ロック部材は、前記扉を閉じると、前記被ロック部材の前記爪部と係合し、前記爪部の回動のみを許容可能に前記収容室に対する移動を規制する閂部を備えたことを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項2に記載の扉開閉装置において、
前記補助ロック機構は、
複数の前記爪部及び前記閂部を備えたことを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、
前記補助ロック機構は、
前記一側に、前記ロック部材を常に前記規制位置側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、
前記ロック部材は、
前記規制位置と前記解放位置との間を回動可能に支持され、前記扉を開けると、前記扉の回動方向の応力によって前記規制位置から前記解放位置に回動することを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、
前記ロック部材は、
前記規制位置で前記被ロック部材を収容し、前記被ロック部材と係合する係合部を覆い隠す外ケースであることを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項1〜6のいずれか1つに記載の扉開閉装置において、
複数の前記補助ロック機構を備えたことを特徴とする扉開閉装置。 - 請求項1〜7のいずれか1つに記載の扉開閉装置を備えた自動販売機。
Priority Applications (1)
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JP2005020144A JP4559869B2 (ja) | 2005-01-27 | 2005-01-27 | 扉開閉装置及び自動販売機 |
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JP2006209434A JP2006209434A (ja) | 2006-08-10 |
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---|---|---|---|---|
JPH08161618A (ja) * | 1994-12-02 | 1996-06-21 | Toshiba Electric Appliance Co Ltd | 自動販売機の扉装置 |
JP2002230633A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-16 | Sanden Corp | 自動販売機の防護装置 |
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2005
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