JP4910166B2 - ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気的駆動力の供給を受けて作動する電動ロック機構と、前記電動ロック機構にリンクメンバを介して接続しているとともに錠前に対する手動操作力を受けて作動可能なデッドボルトとを具備するロック装置に関する。
従来、電気的駆動力の供給を受けて施錠位置と解錠位置との間を移動可能な作動体を有し、この作動体をデッドボルトに接続した、あるいはこの作動体自体をデッドボルトとして機能させるようにしたロック装置を扉や引き戸等に設置する際に、停電や該ロック装置の故障等によりロック装置が作動不能となる場合に備え、錠前に対する手動操作力をデッドボルトに直接加えることによっても該デッドボルトを移動させることが可能な構成が種々考えられている。(例えば、特許文献1を参照。)
特許第2653928号公報
ところで、このような構成を採用する場合、ロック装置の作動体をソレノイドにより駆動させる構成が多く用いられているが、製造コストを低下させるべく、モータと、該モータの回転運動を前記作動体の往復運動に変換する動作変換部とを具備するとともに、モータの回転に伴い作動体を施錠位置と解錠位置との間で移動させる構成を採用する要望が存在する。
しかし、特許文献1記載の構成に代えて前段で述べたような構成を採用すると、錠前に対する手動操作力がデッドボルト及びロック装置の作動体を介して前記動作変換部に伝達されるので、モータが作動しない場合、動作変換部に無理な力が掛かりロック機構が破損してしまう不具合が起こり得る。
本発明は、以上に述べた課題を解決すべく、すなわち電動ロック装置が作動不能である際に錠前に対する手動操作力をデッドボルトに伝達して解錠ないし施錠を行う際にロック機構を破損しないようにする構成をより低コストで実現できるようにすべく構成するものである。
すなわち本発明に係るロック装置は、開放位置と閉止位置との間で移動可能な扉体に取り付けられるものであって、電気的駆動力の供給を受けることにより施錠位置と解錠位置との間で移動する作動体を有する電動ロック機構と、前記作動体から駆動力の伝達を受けて扉体を閉止位置に拘束する施錠位置と扉体の開閉を許可する解錠位置との間で移動可能なデッドボルトと、前記作動体の解錠位置から施錠位置への駆動力を前記デッドボルトの解錠位置から施錠位置への駆動力として伝達すべくこれら作動体及びデッドボルトに接続してなるとともに枢着軸を中心に回動可能に扉体に取り付けられてなるリンクメンバと、前記デッドボルトに係合し前記作動体が施錠位置に位置する状態で機械的操作力を受けて前記デッドボルトを施錠位置又は解錠位置に駆動可能な錠前とを具備し、前記作動体が施錠位置に位置する状態で錠前が機械的操作力を受けた際に前記デッドボルトを解錠位置に移動可能にすべく前記リンクメンバの少なくとも一部又は前記枢着軸を移動可能に構成しているものであり、前記リンクメンバが、前記作動体が施錠位置にある際に前記デッドボルトを施錠位置に位置させる通常状態と、前記作動体が施錠位置にある際に前記デッドボルトを解錠位置に位置させる非常時解錠状態との間で弾性変形可能であることを特徴とする。
このように構成すれば、電池切れ等により電動ロック機構の作動体が施錠位置から移動不能な状態であっても、錠前に機械的操作力を加えて手動解錠操作を行い前記デッドボルトに機械的操作力を加え、前記リンクメンバ又は枢着軸を退避させつつ前記デッドボルトを解錠位置まで移動させることにより、解錠を行うことができる効果を簡単な構成により実現できる。しかも、電動ロック機構の作動体を施錠位置に位置させたまま前記リンクメンバ又は枢着軸を退避させつつ前記デッドボルトを解錠位置まで移動させる構成を採用することにより、電動ロック機構が作動体とモータとを機械的に接続する構成のものであっても電動ロック機構の作動体及びモータに無理な力が掛からないようにできる。従って、電動ロック装置が作動不能である際に、ロック機構を破損しないように錠前に対する機械的操作力をデッドボルトに伝達して解錠ないし施錠を行う構成をより低コストで実現できる。
また、前記リンクメンバが、前記作動体が施錠位置にある際に前記デッドボルトを施錠位置に位置させる通常状態と、前記作動体が施錠位置にある際に前記デッドボルトを解錠位置に位置させる非常時解錠状態との間で弾性変形可能であるので、錠前に機械的操作力を加えて手動解錠操作を行い、前記リンクメンバを弾性変形させつつデッドボルトを解錠位置まで移動させて解錠を行うことができるとともに、前記錠前に機械的操作力を加えて手動施錠操作を行えば、弾性力により前記リンクメンバの形状を解錠を行う以前に復帰させつつデッドボルトを施錠位置に復帰させることができる。従って、電池切れ等により電動ロック機構の作動体が施錠位置から移動不能な状態で解錠及び再施錠を行えるようにすることができる。
また、上述したロック装置に係る効果を実現するための具体的構成の一例として、前記リンクメンバが、一端部を前記作動体に接続しているとともに他端部を枢着軸に枢着した第1要素と、一端部を前記デッドボルトに接続しているとともに他端部を前記枢着軸に枢着した第2要素と、これら第1要素及び第2要素に当接させてなり第1要素が前記作動体から駆動力を受けて施錠位置に移動する際に枢着軸からの第1要素及び第2要素の延伸方向がなす相対角度を保たせるべく第2要素を施錠位置側に付勢する付勢手段とを具備し、前記錠前が機械的操作力を受けた際に第2要素が前記付勢手段による付勢力に反して解錠位置に向け移動可能に構成しているものが挙げられる。このようなものであれば、電動ロック機構が作動可能な通常の状態では、付勢手段によりリンクメンバの姿勢を保持させ、電動ロック機構とデッドボルトとを連動させることができるとともに、電池切れ等により電動ロック機構の作動体が施錠位置から移動不能な状態では、錠前に加えた機械的操作力によりデッドボルトを施錠位置と解錠位置との間で移動させつつ、このデッドボルトに接続した第2要素が前記付勢手段による付勢力に反して移動することにより、前記機械的操作力を第1要素及び電動ロック機構の作動体に伝達させないようにできるからである。
特に、前記リンクメンバの第2要素と、前記デッドボルトとの間に、これら第2要素及びデッドボルトの一方に形成したピンと、他方に形成した長孔とを係合させてなる接続部を設けているものであれば、リンクメンバの第2要素に前記デッドボルトを接続させたままこのデッドボルトを無理なく施錠位置から解錠位置へ、あるいはその逆方向に移動させることができる。
また、このようなロック装置の製造コストを低下させるための具体的な構成として、前記電動ロック機構が、前記作動体に電気的駆動力を供給するモータと、このモータの回転運動を前記作動体の往復運動に変換する動作変換部とを具備するものが挙げられる。このようなモータ及び動作変換部を利用した電動ロック機構は、前記特許文献1記載のソレノイドを利用した電動ロック機構よりも安価であるからである。しかも、上述したように作動体を施錠位置に固定したままデッドボルトを移動させた際にリンクメンバが移動する構成を有するので、操作力が電動ロック機構に伝達されず、操作力が伝達されることによりモータとリンクメンバとの間の動作変換部に無理な力が掛かる不具合が発生せず、モータとデッドボルトとを動作変換部、作動体、及びリンクメンバを介して接続する際の不具合は解消できる。
そして、前記電動ロック機構の作動体を施錠位置から解錠位置に移動させた時刻から所定時間経過後に該作動体を解錠位置から施錠位置に移すオートロック制御部を具備するものであれば、作動体が長時間開放位置のまま放置されることがないため、作動体が解錠位置に移動した状態のまま該作動体が電池切れ等により移動不可能になる不具合の発生を抑えることができる。
本発明に係るロック機構によれば、電池切れ等により電動ロック機構の作動体が施錠位置から移動不能な状態であっても、錠前に機械的操作力を加えて手動解錠操作を行い、前記デッドボルトに接続したリンクメンバの一部、ないし該リンクメンバを枢支する枢着軸を移動させつつデッドボルトを解錠位置まで移動させることにより、解錠を行うことができる効果を簡単な構成により実現できる。しかも、電動ロック機構の作動体を施錠位置に位置させたまま前記リンクメンバ又は枢着軸を退避させつつ前記デッドボルトを解錠位置まで移動させる構成を採用することにより、電動ロック機構が作動体とモータとを機械的に接続する構成のものであっても電動ロック機構の作動体及びモータに無理な力が掛からないようにできる。従って、電動ロック装置が作動不能である際に、ロック機構を破損しないように錠前に対する機械的操作力をデッドボルトに伝達して解錠ないし施錠を行う構成をより低コストで実現できる。また、前記リンクメンバが、前記作動体が施錠位置にある際に前記デッドボルトを施錠位置に位置させる通常状態と、前記作動体が施錠位置にある際に前記デッドボルトを解錠位置に位置させる非常時解錠状態との間で弾性変形可能であるので、錠前に機械的操作力を加えて手動解錠操作を行い、前記リンクメンバを弾性変形させつつデッドボルトを解錠位置まで移動させて解錠を行うことができるとともに、前記錠前に機械的操作力を加えて手動施錠操作を行えば、弾性力により前記リンクメンバの形状を解錠を行う以前に復帰させつつデッドボルトを施錠位置に復帰させることができ、従って、電池切れ等により電動ロック機構の作動体が施錠位置から移動不能な状態で解錠及び再施錠を行えるようにすることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るロック装置を採用した収納家具SSは、図1に正面図を示すように、前方に開口した収納空間を有する家具本体(図示略)と、この収納空間の前面開口部を開閉可能な扉体S2とを有する。
本実施形態では、扉体S2の開閉構造として、2枚の扉体S2を備えた観音開き方式を採用している。さらに、扉体S2の前記家具本体との係脱構造として、既存のラッチ構造を採用している。すなわち斯かるラッチ構造Rは、要部の背面図を図2に示すように、一方の扉体S2(図示例では正面視右側)に、上下一対の水平回動可能なラッチ爪(図示略)、これらラッチ爪を同期させる同期軸S22、この同期軸S22を水平回動させるとともに扉体S2自体の開閉操作を行うための把手S21aを備えた操作体S21を設け、ラッチ爪(図示略)と係脱可能に係合し合うラッチ孔(図示略)を収納庫本体S1の前面側において上下に形成したものであり、他方の扉体S2(図示例では左側)の開閉端側縁部を、ラッチ爪(図示略)を設けた方の扉体S2の開閉端側縁部の内側に前後方向に重合させることで、一方の扉体S2のみを直接的に収納庫本体S1と係脱させるようにしている。なお、同期軸S22はコイルバネ(図示略)により前記ラッチ孔と係合する方向へ付勢されている。以下、扉体S2に言及する場合は、断りがない限り前記ラッチ爪等の機構部品を備えた扉体S2を指すこととする。
本実施形態に係るロック機構Lは、扉体S2を閉止位置に位置付けた状態、すなわち収納庫本体S1に対して閉じた状態で、操作体S21を操作不能にロックするロック状態と操作可能なロック解除状態とを切り替えるものである。
具体的には、このロック機構Lは、前記図2、図3、図4、及び図5に示すように、前記扉体S2に取り付けられるものであって、電気的駆動力の供給を受けることにより施錠位置Sと解錠位置Oとの間で移動する作動体11を有する電動ロック機構1と、前記作動体11から駆動力の伝達を受けて操作体S21を移動不能に拘束する施錠位置Sと操作体S21の移動を許可する解錠位置Oとの間で移動可能なデッドボルト2と、前記作動体11の解錠位置Oから施錠位置Sへの駆動力を前記デッドボルト2の解錠位置Oから施錠位置Sへの駆動力として伝達すべくこれら作動体11及びデッドボルト2に接続してなるとともに枢着軸5を中心に回動可能に扉体S2に取り付けられてなるリンクメンバ3と、前記デッドボルト2に係合し前記作動体1が施錠位置Sに位置する状態で機械的操作力を受けて前記デッドボルト2を施錠位置S又は解錠位置Oに駆動可能な錠前4とを具備する。なお、前記図2には前記作動体11及び前記デッドボルト2を施錠位置Sに配した状態の背面図、図3には平面図、図4には分解斜視図をそれぞれ示している。また、図5には、前記作動体11及び前記デッドボルト2を解錠位置Oに配した状態の背面図を示している。
前記電動ロック機構1は、図6に概略構成図を示すように、前記作動体11と、この作動体11に対して電気的駆動力を供給するモータ12と、このモータ12及び前記作動体11に機械的に接続され前記モータ12から供給される駆動力を前記作動体11に供給する動力伝達機構13と、解錠を行わせるべくIDを内部に記憶したICカード(図示略)からの前記IDを示す信号を受信する受信器14と、前記モータ12に対して前記作動体11を施錠位置又は解錠位置に駆動させるべく電気的信号を発する制御部15とを備える周知の構成のものである。前記制御部15は、中央演算装置15aと、内部メモリ等の記憶装置15bと、前記受信器14に接続した入力インタフェース15cと、前記モータ12に接続した出力インタフェース15dと、タイマ15eとを電気的に接続して形成している。そして、前記記憶装置15bに記憶した制御プログラムを前記中央演算装置15aが実行することにより、前記受信器14が前記信号を受信した際に受信した前記信号に含まれているIDが収納庫を使用可能なものが所持するIDとして記憶装置15bに記憶されているものと一致するか照合し、照合の結果が「真」である場合に前記モータ12に対して該モータ12が前記作動体11を駆動し解錠位置Oに移動させるべく電気的信号を発する解錠制御、及び前記作動体11を施錠位置Sから解錠位置Oに移動させた時刻を前記タイマ15eから読み取って一時記憶し、前記タイマ15eが示す時刻が前記一時記憶した時刻から所定時間後となった際に前記モータ12に対して該モータ12が前記作動体11を駆動し解錠位置Sから施錠位置Oに移すべく電気的信号を発するオートロック制御を行うようにしている。すなわち、この制御部15は、請求項中のオートロック制御部としての機能を有する。また、この電動ロック機構1の電源は、電池を利用している。
前記デッドボルト2及び前記錠前4は、この種のロック装置に用いられる施錠機構に用いられるものと略同様の構成を有する。すなわち、前記錠前4は、鍵穴41xを有し、機械的操作力、具体的には前記鍵穴41xに挿入された鍵(図示略)からの手動による回転操作力を受け付けるシリンダ41と、このシリンダ41に連動するピン42とを有する従来のシリンダ状の錠前として周知のものである。一方、前記デッドボルト2は、前記ピン42を挿通可能であるとともに開口縁が前記ピン42と当接可能である係合孔2xを有する。そして、本実施形態では、前記電動ロック機構1の作動体11が移動する際に前記電動ロック機構1からの駆動力のみによりこのデッドボルト2を駆動させるようにすべく、通常はデッドボルト2が施錠位置Sにある場合に前記ピン42が前記係合孔2xの下端、デッドボルト2が施錠位置Oにある場合に前記ピン42が前記係合孔2xの上端においてそれぞれ係合孔2xの開口縁と当接するようにし、通常はデッドボルト2の移動中前記ピン42が前記係合孔2xの開口縁とは当接しないようにしている。
しかして本実施形態では、図7に背面図を示すように、前記作動体11が施錠位置Sに位置する状態で錠前4が機械的操作力を受けた際に前記デッドボルト2を解錠位置Oに移動可能にすべく前記リンクメンバ3の一部を移動可能に構成している。
具体的には、前記リンクメンバ3は、前記作動体11が施錠位置Sにある際に前記デッドボルト2を施錠位置Sに位置させる前記図2に示すような通常状態Uと、前記作動体11が施錠位置Sにある際に前記デッドボルト2を解錠位置Oに位置させる前記図7に示すような非常時解錠状態Tとの間で弾性変形可能である。
さらに詳述すると、前記リンクメンバ3は、一端部を前記作動体11に接続しているとともに他端部を枢着軸5に枢着した第1要素31と、一端部を前記デッドボルト2に接続しているとともに他端部を前記枢着軸5に枢着した第2要素32と、これら第1要素31及び第2要素32に当接させてなり第1要素31が前記作動体11から駆動力を受けて施錠位置Sに移動する際に枢着軸5からの第1要素31及び第2要素32の延伸方向がなす相対角度を保たせるべく第2要素32を施錠位置側に付勢する付勢手段たるねじりコイルバネ33とを具備し、前記錠前4が機械的操作力を受けた際に第2要素32が前記ねじりコイルバネ33による付勢力に反して解錠位置Oに向け移動可能に構成している。
前記第1要素31には、前記作動体11に接続する側の端部に長孔31xを設けていて、この長孔31xにリベット111を係合させることにより前記作動体11に接続している。一方、他端部には前記枢着軸5を挿通させるべく枢着軸挿通孔31yを設けている。そして、この第1要素31の中間部の下端には、前記ねじりコイルバネ33の一端部33aに当接させるべくバネ受け311を水平方向に突出させて設けている。
前記第2要素32には、前記デッドボルト2に接続する側の端部に長孔32xを設けていて、デッドボルト2に挿通させて設けたピンたるリベット21をこの長孔32xに係合させることによりこれら第2要素とデッドボルト2とを接続している。この接続部位が、請求項中の接続部として機能する。また、他端部の上端には、前記第1要素の上端に当接させるべく回り止め322を水平方向に突出させて設けている。さらに、この回り止め322を設けた部位と前記長孔32xとの間には、前記枢着軸5を挿通させるべく枢着軸挿通孔32yを厚さ方向に貫通させて設けている。そして、この枢着軸挿通孔32yと前記長孔32xとの間の間に、前記ねじりコイルバネ33の他端部33bに当接させるべくバネ受け321を水平方向に突出させて設けている。
前記ねじりコイルバネ33は、前記枢着軸5と略同心に配しているとともに、上述したように両端部33a、33bをそれぞれ第1要素31及び第2要素32のバネ受け311、321に当接させてなり、これら第1要素31及び第2要素32を上方に付勢している。
前記枢着軸5は、扉体S2に設けられ雌ネジ孔を有する軸受53に軸心を形成する雄ネジ部材51を螺着させてなるとともに、この雄ネジ部材51のネジ頭と前記軸受53との間にワッシャ54及び軸カバー52を取り付けて形成している。
以下、施錠時及び解錠時の本実施形態に係るロック機構Lの各部間の作用について述べる。
まず、電子ロック機構1を用いた通常の解錠及び施錠について述べる。
前記受信器14cがICカードからの信号を受信すると、制御部14の解錠制御部141が機能する。すなわち、前記モータ12に対して電気的信号が発せられ、この信号を受けてこのモータ12が前記作動体11を解錠位置Oに駆動する。前記リンクメンバ3の第1要素31は、前記作動体11からの作用を受けて解錠位置側に移動する。その際、前記第2要素32の回り止め部がこの第1要素31に当接しているので、この第2要素32もつれて解錠位置側に移動する。このとき、第2要素32のバネ受けに一端部を当接させたねじりコイルバネもつれて回転移動するとともに、第1要素31及び第2要素32の間の相対角度は一定に保たれる。そして、第2要素32に接続したデッドボルト2もつれて解錠位置Oに移動する。一方、前記デッドボルト2が解錠位置に移動してから所定時間が経過すると、制御部14のオートロック制御部142が機能する。すなわち、前記モータ12に対して電気的信号が発せられ、この信号を受けてこのモータ12が前記作動体11を施錠位置Sに駆動する。前記リンクメンバ3の第1要素31は、前記作動体11からの作用を受けて施錠位置側に移動する。その際、ねじりコイルバネの両端が前記第1要素31及び前記第2要素32の回り止め部にそれぞれ当接しているので、この第2要素32も前記ねじりコイルバネに付勢されてつれて解錠位置側に移動する。このとき、第1要素31及び第2要素32の間の相対角度は一定に保たれる。そして、第2要素32に接続したデッドボルト2もつれて施錠位置Sに移動する。
一方、前記制御部14の解錠制御部141が機能せず、ICカードからの信号を受けて作動体11を施錠位置Sから解錠位置Oに移動させることができない場合、前記錠前4の鍵穴4xに挿入した鍵の回転操作力を利用して、以下のように解錠が行われる。まず、前記回転操作力を受けて、錠前4のピン42が、デッドボルト2の係合孔2xの下縁に当接したまま下方に移動し、デッドボルト2を下方、すなわち解錠位置O側に付勢する。デッドボルト2に接続したリンクメンバの第2要素32は、ねじりコイルバネ33の弾性力に反して解錠位置O側に移動する。その一方で、前記第1要素31は施錠位置Sから移動せず、ねじりコイルバネ33は両端を第1要素31及び第2要素32に当接させたまま弾性変形する。すなわち、前記鍵の回転操作力によりねじりコイルバネ33が弾性変形し、第1要素31及び作動体11が受ける力は錠前4が受ける回転操作力より弱められる。
本実施形態に係るロック装置Lは、以上に述べたように、電子ロック機構1の電池切れ等の原因により作動体11が施錠位置Sから移動不能な状態であっても、錠前4に手動操作力が加えられた際に、ねじりコイルバネ33が弾性変形してリンクメンバ3の第2要素32のみが解錠位置Oに移動することにより、前記デッドボルト2を解錠位置Oまで移動させて解錠を行うことができる。すなわち、電動ロック機構1の作動体11に無理な力を加えることなく非常時の解錠を行うことができる。
また、前記リンクメンバ3が、前記作動体11が施錠位置Sにある際に前記デッドボルト2を施錠位置Sに位置させる通常状態Uと、前記作動体11が施錠位置Sにある際に前記デッドボルト2を解錠位置Oに位置させる非常時解錠状態Tとの間で弾性変形可能であるので、錠前4に機械的操作力を加えて手動解錠操作を行い、前記リンクメンバ3を弾性変形させつつデッドボルト2を解錠位置Oまで移動させて解錠を行うことができるとともに、前記錠前4に機械的操作力を加えて手動施錠操作を行えば、弾性力により前記リンクメンバ3の形状を解錠を行う以前に復帰させつつデッドボルト2を施錠位置Sに復帰させることができる。すなわち電池切れ等により電動ロック機構1の作動体11が施錠位置Sから移動不能な状態で再施錠を行うこともできる。
さらに、前記リンクメンバ3が、一端部を前記作動体11に接続しているとともに他端部を枢着軸5に枢着した第1要素31と、一端部を前記デッドボルト2に接続しているとともに他端部を前記枢着軸5に枢着した第2要素32と、これら第1要素31及び第2要素32に当接させてなり第1要素31が前記作動体11から駆動力を受けて施錠位置Sに移動する際に第1要素31及び第2要素32の延伸方向がなす相対角度を保たせるべく第2要素32を施錠位置S側に付勢するねじりコイルバネ33とを具備し、前記錠前4が機械的操作力を受けた際に第2要素32が前記ねじりコイルバネ33による付勢力に反して解錠位置Sに向け移動可能に構成しているので、電動ロック機構1が作動可能な通常の状態では、ねじりコイルバネ33の付勢力によりリンクメンバ3の姿勢を保持させ、電動ロック機構1とデッドボルト2とを連動させることができるとともに、電池切れ等により電動ロック機構1の作動体11が施錠位置Sから移動不能な状態では、錠前4に加えた機械的操作力によりデッドボルト2を施錠位置Sと解錠位置Oとの間で移動させつつ、このデッドボルト2に接続した第2要素32が前記ねじりコイルバネ33による付勢力に反して移動することにより、前記機械的操作力の大部分が第1要素31及び電動ロック機構1の作動体11に伝達することにより電動ロック機構1に無理な力が掛かる不具合の発生を容易に抑えることができる。
特に本実施形態では、前記リンクメンバ3の第2要素32と、前記デッドボルト2との間に、デッドボルト2に形成したピンたるリベット21と、第2要素32に形成した長孔32xとを係合させているので、リンクメンバ3の第2要素32に前記デッドボルト2を接続させたままこのデッドボルト2を無理なく施錠位置Sから解錠位置Oへ、あるいはその逆方向に移動させることができる。なお、これとは逆に、デッドボルト2に長孔を、第2要素32に前記長孔に係合可能なピンをそれぞれ設けてもよい。
加えて、前記電動ロック機構1が、モータ12と、このモータ12の回転運動を前記作動体11の往復運動に変換する動作変換部13とを具備するので、従来広く用いられている電動ロック機構1の構成を採用し、ロック機構Lの製造コストの低下を図ることができる。その一方で、上述したように作動体11を施錠位置Sに固定したままデッドボルト2を移動させた際にリンクメンバ3が移動可能にしているので、操作力が電動ロック機構1に伝達されず、操作力が伝達されることによりモータ12とリンクメンバ3との間の動作変換部13に無理な力が掛かる不具合の発生を防ぐことができる。
加えて、電動ロック機構1、デッドボルト2、リンクメンバ3、及び錠前4を扉体S2に取り付けるようにしているので、これら電動ロック機構1、デッドボルト2、リンクメンバ3、及び錠前4を取り付けた扉体S2を従来の家具の扉体と交換することのみによりロック装置の更新を行うことができ、ロック装置を更新する際の配線などの手間を軽減することができる。
そして、前記電動ロック機構1の作動体11を施錠位置Sから解錠位置Oに移動させた時刻から所定時間経過後に該作動体11を解錠位置Oから施錠位置Sに移すオートロック制御を行うようにしているので、作動体11が長時間開放位置Oのまま放置されることがなく、作動体11が解錠位置Oに移動した状態のまま該作動体11が電池切れ等により移動不可能になる不具合の発生を抑えることができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、リンクメンバA3を単一の細長い板体により構成し、このリンクメンバA3の両端部をそれぞれ電動ロック機構A1の作動体A11及びデッドボルトA2に接続するとともに弾性を有する素材によりこのリンクメンバA3の少なくとも一部を形成し、錠前A4に機械的操作力が加えられた際に、リンクメンバA3の枢着軸A5よりもデッドボルトA2側の部位が図8に示すように弾性変形するようにロック装置L2を構成してもよい。ここで、リンクメンバA3の全体を弾性を有する素材により形成してもよく、また、リンクメンバA3の枢着軸A5よりもデッドボルトA2側の部位のみを弾性を有する素材により形成してもよい。
また、図9に示すように、単一の細長い板体により構成したリンクメンバB3を、枢着軸B5の両側に延伸させて形成し、このリンクメンバB3の両端部をそれぞれ電動ロック機構B1の作動体B11及びデッドボルトB2に接続するするとともに、枢着軸B5を通常位置Uと退避位置Tとの間で移動可能に構成し、さらに枢着軸B5を通常位置側Uに付勢するバネB51などの付勢手段を設けるようにして電動ロック機構L3を構成してもよい。この態様では、電動ロック機構B1により施解錠を行う通常時には、枢着軸B5が通常位置Uに位置したまま作動体B11の施錠位置Sから解錠位置Oへの移動、又はその逆向きの移動に伴いリンクメンバB3に加えられる作用をそのままデッドボルトB2に伝達して該デッドボルトB2を施錠位置Sから解錠位置Oへ、又はその逆方向へそれぞれ移動させるとともに、電子ロック機構B1の電池切れ等の原因により作動体B11が施錠位置Sから移動不能な場合において錠前B4に機械的操作力が加えられた際に、枢着軸B5が付勢手段B51による付勢力に逆らい退避位置Tに移動することによりデッドボルトB2を施錠位置Sから解錠位置Oに移動可能にしている。
さらに、図10に示すように、リンクメンバC3を、枢着軸C5の両側に延伸し一端部を電動ロック機構C1の作動体C11に接続してなる第1要素C31と、一端部をデッドボルトC2に接続するとともに他端部を前記第1要素C31の他端部に枢着してなる第2要素C32と、これら第1要素C31及び第2要素C32を接続する接続部C6とを具備する構成のロック機構L3を採用してもよい。前記接続部C6としては、例えば第1要素C31に設けた長孔C31xと、この長孔C31xに係合させてなるとともに前記第2要素C32に貫通させてなるピンC321とを係合させて形成したものが挙げられる。さらにこの態様では、前記デッドボルトC2と前記第2要素C32との間に図示しない付勢手段を設けていて、通常はこれらデッドボルトC2及び第2要素の相対位置を通常位置Uに保つべく付勢している。この態様では、電動ロック機構C1により施解錠を行う通常時には、作動体C11の施錠位置Sから解錠位置Oへの移動、又はその逆向きの移動に伴いリンクメンバC3に加えられる作用をそのままデッドボルトC2に伝達して該デッドボルトC2を施錠位置Sから解錠位置Oへ、又はその逆方向へそれぞれ移動させるとともに、電子ロック機構C1の電池切れ等の原因により作動体C11が施錠位置Sから移動不能な場合において錠前C4に機械的操作力が加えられた際に、前記付勢手段の付勢力に逆らい前記第2要素C32と前記デッドボルトC2との相対角度を変化させつつ、第2要素C32の前記第1要素C31との接続端側で前記ピンC321を前記長孔C31x内を移動させることにより、デッドボルトC2を施錠位置Sから解錠位置Oに移動可能にしている。
さらに、電動ロック機構として、前記特許文献1に記載のもののようなソレノイドを利用したものを採用してもよい。
そして、上述した実施形態に係るオートロック制御を行わせる代わりに、例えば作動体を解錠位置から施錠位置に移動させるための電子信号を発する施錠ボタン等の手段を設けるようにしてもよい。この場合、施錠状態から解錠状態に変化した時刻から所定時間が経過した際に、音や光等により警告を発する長時間解錠警告手段を別に設けるとよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る収納家具を示す正面図。 同実施形態に係るロック装置を示す背面図。 同実施形態に係るロック装置を示す底面図。 同実施形態に係るロック装置を示す分解斜視図。 同実施形態に係るロック装置の動作を示す図。 同実施形態に係る電動ロック機構の概略構成図。 同実施形態に係るロック装置の動作を示す図。 本発明の他の実施態様に係るロック機構を示す背面図。 本発明の他の実施態様に係るロック機構を示す背面図。 本発明の他の実施態様に係るロック機構を示す背面図。
符号の説明
S2…扉体
L、L2、L3、L4…ロック装置
1、A1、B1、C1…電動ロック機構
11、A11、B11、C11…作動体
2、A2、B2、C2…デッドボルト
3、A3、B3、C3…リンクメンバ
4、A4、B4、C4…錠前
5、A5、B5、C5…枢着軸
S…施錠位置
O…解錠位置

Claims (5)

  1. 開放位置と閉止位置との間で移動可能な扉体に取り付けられるものであって、電気的駆動力の供給を受けることにより施錠位置と解錠位置との間で移動する作動体を有する電動ロック機構と、前記作動体から駆動力の伝達を受けて扉体を閉止位置に拘束する施錠位置と扉体の開閉を許可する解錠位置との間で移動可能なデッドボルトと、前記作動体の解錠位置から施錠位置への駆動力を前記デッドボルトの解錠位置から施錠位置への駆動力として伝達すべくこれら作動体及びデッドボルトに接続してなるとともに枢着軸を中心に回動可能に扉体に取り付けられてなるリンクメンバと、前記デッドボルトに係合し前記作動体が施錠位置に位置する状態で機械的操作力を受けて前記デッドボルトを施錠位置又は解錠位置に駆動可能な錠前とを具備し、前記作動体が施錠位置に位置する状態で錠前が機械的操作力を受けた際に前記デッドボルトを解錠位置に移動可能にすべく前記リンクメンバの少なくとも一部又は前記枢着軸を移動可能に構成しているものであり、
    前記リンクメンバが、前記作動体が施錠位置にある際に前記デッドボルトを施錠位置に位置させる通常状態と、前記作動体が施錠位置にある際に前記デッドボルトを解錠位置に位置させる非常時解錠状態との間で弾性変形可能であることを特徴とするロック装置。
  2. 前記リンクメンバが、一端部を前記作動体に接続しているとともに他端部を枢着軸に枢着した第1要素と、一端部を前記デッドボルトに接続しているとともに他端部を前記枢着軸に枢着した第2要素と、これら第1要素及び第2要素に当接させてなり第1要素が前記作動体から駆動力を受けて施錠位置に移動する際に枢着軸からの第1要素及び第2要素の延伸方向がなす相対角度を保たせるべく第2要素を施錠位置側に付勢する付勢手段とを具備し、前記錠前が機械的操作力を受けた際に第2要素が前記付勢手段による付勢力に反して解錠位置に向け移動可能に構成していることを特徴とする請求項1記載のロック装置。
  3. 前記リンクメンバの第2要素と、前記デッドボルトとの間に、これら第2要素及びデッドボルトの一方に形成したピンと、他方に形成した長孔とを係合させてなる接続部を設けていることを特徴とする請求項記載のロック装置。
  4. 前記電動ロック機構が、前記作動体に電気的駆動力を供給するモータと、このモータの回転運動を前記作動体の往復運動に変換する動作変換部とを具備することを特徴とする請求項1、2又は3記載のロック装置。
  5. 前記作動体を施錠位置から解錠位置に移動させた時刻から所定時間経過後に該作動体を解錠位置から施錠位置に移すオートロック制御部を具備することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のロック装置。
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