JP3452864B2 - 耐振動型扉用ロック装置 - Google Patents
耐振動型扉用ロック装置Info
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- JP3452864B2 JP3452864B2 JP2000126539A JP2000126539A JP3452864B2 JP 3452864 B2 JP3452864 B2 JP 3452864B2 JP 2000126539 A JP2000126539 A JP 2000126539A JP 2000126539 A JP2000126539 A JP 2000126539A JP 3452864 B2 JP3452864 B2 JP 3452864B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、清涼飲料水など
のボトル運搬用車両の商品保管庫などに使用される耐振
動型の扉用ロック装置に関するものである。
のボトル運搬用車両の商品保管庫などに使用される耐振
動型の扉用ロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 ボトル運搬車両などの荷台に搭載され
た商品保管庫には、最近金庫が設置されるようになって
来ており、そのため防犯対策の強化が要求されている。
しかしながら、防犯対策のためにロック装置を附加した
ときには、ボトルケースの搬出入に当たる作業員は、扉
の開閉の度にロック装置を操作しなければならない。作
業員に余分の手間をかけさせないためには、ロック装置
の操作は簡便になされるものであることが望ましい。ま
た、車両走行時の振動衝撃によってロック装置が無意図
的に解錠されるときには、商品の逸失脱落や落下商品に
よる交通事故を招く危険性があり、ロック装置には高い
耐振動性が求められる。さらにまた、不特定多数の者が
行き交う路上で商品の搬出入を行なうボトル運搬車両で
は、作業員が商品保管庫内に入っているときに他人の悪
戯によって扉が閉められたとしても、作業員が自力で庫
内から脱出できる必要がある。
た商品保管庫には、最近金庫が設置されるようになって
来ており、そのため防犯対策の強化が要求されている。
しかしながら、防犯対策のためにロック装置を附加した
ときには、ボトルケースの搬出入に当たる作業員は、扉
の開閉の度にロック装置を操作しなければならない。作
業員に余分の手間をかけさせないためには、ロック装置
の操作は簡便になされるものであることが望ましい。ま
た、車両走行時の振動衝撃によってロック装置が無意図
的に解錠されるときには、商品の逸失脱落や落下商品に
よる交通事故を招く危険性があり、ロック装置には高い
耐振動性が求められる。さらにまた、不特定多数の者が
行き交う路上で商品の搬出入を行なうボトル運搬車両で
は、作業員が商品保管庫内に入っているときに他人の悪
戯によって扉が閉められたとしても、作業員が自力で庫
内から脱出できる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、電磁的なスイッチ操作によって施解錠操作が簡
便に行なえるとともに、振動衝撃による偶発的な解錠に
対して強く、電気系統の故障時には手動操作によって容
易に解錠できるほか、閉じ込められても庫内側から簡単
に解錠操作できる耐振動型ロック装置を提供することで
ある。
目的は、電磁的なスイッチ操作によって施解錠操作が簡
便に行なえるとともに、振動衝撃による偶発的な解錠に
対して強く、電気系統の故障時には手動操作によって容
易に解錠できるほか、閉じ込められても庫内側から簡単
に解錠操作できる耐振動型ロック装置を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するた
めに、請求項1の発明の耐振動型扉用ロック装置では、
固定ベース1を正面パネル13と該正面パネル13の背
面側に配置した側面パネル30とで構成し、固定ベース
1の側面パネル30に装着した電磁アクチュエータ2の
出力軸3に旋回アーム4を固着し、出力軸3に関してラ
ッチ手段5の反対側の位置において操作レバー6を固定
枢軸7によって固定ベース1の側面パネル30に取付
け、旋回アーム4の先端部の駆動ピン8を操作レバー6
の中間部の受動孔9に挿入し、操作レバー6の先端部に
第1可動枢軸10によって連動リンク11の基端部を連
結し、連動リンク11の先端部に第2可動枢軸12によ
ってラッチ手段5の基端部を連結し、直線往復運動する
第2可動枢軸12の移動領域を固定枢軸7と出力軸3を
結ぶ第2基準直線L2に関して固定ベース1の正面パネ
ル13側に設定し、ラッチ手段5が受金部14に係合し
た施錠状態において、第1可動枢軸10が固定枢軸7と
第2可動枢軸12を結ぶ第1基準直線L1並びに前記第2
基準直線L2を固定ベース1の正面パネル13側に越え
た位置に来るように配置する。
めに、請求項1の発明の耐振動型扉用ロック装置では、
固定ベース1を正面パネル13と該正面パネル13の背
面側に配置した側面パネル30とで構成し、固定ベース
1の側面パネル30に装着した電磁アクチュエータ2の
出力軸3に旋回アーム4を固着し、出力軸3に関してラ
ッチ手段5の反対側の位置において操作レバー6を固定
枢軸7によって固定ベース1の側面パネル30に取付
け、旋回アーム4の先端部の駆動ピン8を操作レバー6
の中間部の受動孔9に挿入し、操作レバー6の先端部に
第1可動枢軸10によって連動リンク11の基端部を連
結し、連動リンク11の先端部に第2可動枢軸12によ
ってラッチ手段5の基端部を連結し、直線往復運動する
第2可動枢軸12の移動領域を固定枢軸7と出力軸3を
結ぶ第2基準直線L2に関して固定ベース1の正面パネ
ル13側に設定し、ラッチ手段5が受金部14に係合し
た施錠状態において、第1可動枢軸10が固定枢軸7と
第2可動枢軸12を結ぶ第1基準直線L1並びに前記第2
基準直線L2を固定ベース1の正面パネル13側に越え
た位置に来るように配置する。
【0005】請求項2の発明の扉用ロック装置では、上
記構成に加えて、ラッチ手段5が受金部14に係合した
施錠状態において、第1可動枢軸10が固定枢軸7と第
2可動枢軸12を結ぶ第1基準直線L1および前記第2
基準直線L2を固定ベース1の正面パネル13側に越え
た位置に保持されるように、リンクバネ15によって操
作レバー6を回転付勢する。
記構成に加えて、ラッチ手段5が受金部14に係合した
施錠状態において、第1可動枢軸10が固定枢軸7と第
2可動枢軸12を結ぶ第1基準直線L1および前記第2
基準直線L2を固定ベース1の正面パネル13側に越え
た位置に保持されるように、リンクバネ15によって操
作レバー6を回転付勢する。
【0006】請求項3の発明の扉用ロック装置では、上
記構成に加えて、第1可動枢軸10に当接してラッチ手
段5が受金部14から離脱する方向に移動するのを阻止
するストッパー手段16を固定ベース1の側面パネル3
0に設ける。
記構成に加えて、第1可動枢軸10に当接してラッチ手
段5が受金部14から離脱する方向に移動するのを阻止
するストッパー手段16を固定ベース1の側面パネル3
0に設ける。
【0007】請求項4の発明の扉用ロック装置では、上
記構成に加えて、ラッチ手段5を、直線往復運動するよ
うに固定ベース1の側面パネル30とガイドケース17
によって案内されたラッチ棒18と、基端部が連動リン
ク11の先端部に第2可動枢軸12によって連結され、
先端部の引掛け部19aがラッチ棒18の移動方向に形
成したスロット20に挿入された牽引プレート19と、
前記スロット20の基端側内壁20aに当接する牽引プ
レート19の引掛け部19aとスロット20の先端側内
壁20bの間に挿入されて、ラッチ棒18を突出方向に
移動付勢するラッチバネ21とで構成する。
記構成に加えて、ラッチ手段5を、直線往復運動するよ
うに固定ベース1の側面パネル30とガイドケース17
によって案内されたラッチ棒18と、基端部が連動リン
ク11の先端部に第2可動枢軸12によって連結され、
先端部の引掛け部19aがラッチ棒18の移動方向に形
成したスロット20に挿入された牽引プレート19と、
前記スロット20の基端側内壁20aに当接する牽引プ
レート19の引掛け部19aとスロット20の先端側内
壁20bの間に挿入されて、ラッチ棒18を突出方向に
移動付勢するラッチバネ21とで構成する。
【0008】請求項5の発明の扉用ロック装置では、上
記構成に加えて、第2可動枢軸11にローラ22を嵌合
装備し、固定ベース1の側面パネル30には該ローラ2
2の移動領域の両側にガイドプレート23,24を配備
する。
記構成に加えて、第2可動枢軸11にローラ22を嵌合
装備し、固定ベース1の側面パネル30には該ローラ2
2の移動領域の両側にガイドプレート23,24を配備
する。
【0009】請求項6の発明の扉用ロック装置では、上
記構成に加えて、固定枢軸7に関してラッチ手段5の反
対側において錠前ユニット25を固定ベース1の正面パ
ネル13に設け、錠前ユニット25のロータ26に操作
カム板27を固着し、操作カム27の先端部に非常開放
用レバー28の基端部を連動装備し、固定枢軸7に関し
て固定ベース1の正面パネル13の反対側に張り出した
操作レバー6の張り出し部6aに非常開放用レバー28
の先端部を第3可動枢軸29によって連結する。
記構成に加えて、固定枢軸7に関してラッチ手段5の反
対側において錠前ユニット25を固定ベース1の正面パ
ネル13に設け、錠前ユニット25のロータ26に操作
カム板27を固着し、操作カム27の先端部に非常開放
用レバー28の基端部を連動装備し、固定枢軸7に関し
て固定ベース1の正面パネル13の反対側に張り出した
操作レバー6の張り出し部6aに非常開放用レバー28
の先端部を第3可動枢軸29によって連結する。
【0010】請求項7の発明の扉用ロック装置では、上
記構成に加えて、非常開放用レバー28の先端部に張り
出し形成した指掛け部28aを固定ベース1の側面パネ
ル30に設けた窓孔31に対面させる。
記構成に加えて、非常開放用レバー28の先端部に張り
出し形成した指掛け部28aを固定ベース1の側面パネ
ル30に設けた窓孔31に対面させる。
【0011】請求項8の発明の扉用ロック装置では、上
記構成に加えて、固定ベース1の正面パネル13に覗き
孔32を設け、牽引プレート19の基端部に該覗き孔3
2の背後を移動する動作標示部33を設ける。
記構成に加えて、固定ベース1の正面パネル13に覗き
孔32を設け、牽引プレート19の基端部に該覗き孔3
2の背後を移動する動作標示部33を設ける。
【0012】請求項9の発明の扉用ロック装置では、上
記構成に加えて、作業員への報知手段の動作回路に組み
込んだマイクロスイッチ34を固定ベース1の側面パネ
ル30に設け、ラッチ手段5に設けた検知ピン35によ
ってマクロスイッチ34のアクチュエータレバー36を
押す。
記構成に加えて、作業員への報知手段の動作回路に組み
込んだマイクロスイッチ34を固定ベース1の側面パネ
ル30に設け、ラッチ手段5に設けた検知ピン35によ
ってマクロスイッチ34のアクチュエータレバー36を
押す。
【0013】
【発明の作用】 このように構成された扉用ロック装置
を例えばボトル運搬車両の商品保管庫に使用するとき、
固定ベース1はスライド式の扉38によって開閉される
側面開口部の立てフレーム37内に収容固定される。ラ
ッチ棒18は固定ベース1の上面開口部から出没し、扉
38側に固設した受金部14に係脱する。作業員が手持
ちのスイッチ手段によって電磁アクチュエータ2の通電
回路を閉成すると、図1において出力軸3が反時計回り
方向に回転し、同方向に回転した旋回アーム4の駆動ピ
ン8に押された操作レバー6は、固定枢軸7を中心に同
じく反時計回り方向に回転する。この回転は第1可動枢
軸10が第1基準直線L1上に来るまではリンクバネ1
5の付勢に抗してなされる。
を例えばボトル運搬車両の商品保管庫に使用するとき、
固定ベース1はスライド式の扉38によって開閉される
側面開口部の立てフレーム37内に収容固定される。ラ
ッチ棒18は固定ベース1の上面開口部から出没し、扉
38側に固設した受金部14に係脱する。作業員が手持
ちのスイッチ手段によって電磁アクチュエータ2の通電
回路を閉成すると、図1において出力軸3が反時計回り
方向に回転し、同方向に回転した旋回アーム4の駆動ピ
ン8に押された操作レバー6は、固定枢軸7を中心に同
じく反時計回り方向に回転する。この回転は第1可動枢
軸10が第1基準直線L1上に来るまではリンクバネ1
5の付勢に抗してなされる。
【0014】第1可動枢軸10が第1基準直線L1を固
定ベース1の正面パネル13の反対側に越えても、引き
続いてさらに第2基準直線L2を越えるまでは、リンク
バネ15の時計回り方向への回転付勢が効いており、旋
回アーム4と操作レバー6と連動リンク11とからなる
リンク機構には、施錠状態に戻ろうとする力が依然とし
て働いている。第1可動枢軸10が第2基準直線L2を
越えて図1の仮想線位置に到達する過程において、ロー
ラ22がガイドプレート23,24に転接し、第2可動
枢軸12が下方向に直線移動する。前記リンク機構が図
1の仮想線で示す解錠位置に到達したとき、牽引プレー
ト19によって下向きに牽引されたラッチ棒18は、ラ
ッチバネ21の付勢に抗してガイドケース17内に引き
込まれ、受金部14とラッチ棒18の係合が解かれる。
ラッチ棒18が解錠位置に移動したことは、検知ピン3
5がマイクロスイッチ34のアクチュエータレバ36を
押すことによって、作業員に報知される。かくして、解
錠状態を確認した作業員は、扉38を適当なハンドル手
段の使用によって開放位置へとスライドさせる。
定ベース1の正面パネル13の反対側に越えても、引き
続いてさらに第2基準直線L2を越えるまでは、リンク
バネ15の時計回り方向への回転付勢が効いており、旋
回アーム4と操作レバー6と連動リンク11とからなる
リンク機構には、施錠状態に戻ろうとする力が依然とし
て働いている。第1可動枢軸10が第2基準直線L2を
越えて図1の仮想線位置に到達する過程において、ロー
ラ22がガイドプレート23,24に転接し、第2可動
枢軸12が下方向に直線移動する。前記リンク機構が図
1の仮想線で示す解錠位置に到達したとき、牽引プレー
ト19によって下向きに牽引されたラッチ棒18は、ラ
ッチバネ21の付勢に抗してガイドケース17内に引き
込まれ、受金部14とラッチ棒18の係合が解かれる。
ラッチ棒18が解錠位置に移動したことは、検知ピン3
5がマイクロスイッチ34のアクチュエータレバ36を
押すことによって、作業員に報知される。かくして、解
錠状態を確認した作業員は、扉38を適当なハンドル手
段の使用によって開放位置へとスライドさせる。
【0015】扉38の開放後、電磁アクチュエータ2の
スイッチを切り換えて出力軸3を時計回り方向に駆動す
ると、前記リンク機構は施錠方向に逆転作動し、ラッチ
棒18がガイドケース17から突出する。商品の搬出入
等の作業終了後に、扉38を閉鎖方向にスライドさせる
と、扉閉鎖の直前段階で受金部14の前縁部14aがラ
ッチ棒18の斜面カム部18aに突き当たり、ラッチバ
ネ21の付勢に抗してラッチ棒18を一旦ガイドケース
17内に押し戻す。扉38が完全に閉鎖されて、受金部
14の受孔14bがラッチ棒18に対面する位置にきた
とき、ラッチ棒18はラッチバネ21の付勢によってガ
イドケース17から再度突出し、該受孔14bに係合す
る。この間、前記リンク機構はラッチ棒18の動きとは
無関係に静止状態にある。前記リンク機構が施錠状態に
あることは、牽引プレート19の基端部の動作標示部3
3が、覗き孔32の背面側に見えないことによって確認
される。
スイッチを切り換えて出力軸3を時計回り方向に駆動す
ると、前記リンク機構は施錠方向に逆転作動し、ラッチ
棒18がガイドケース17から突出する。商品の搬出入
等の作業終了後に、扉38を閉鎖方向にスライドさせる
と、扉閉鎖の直前段階で受金部14の前縁部14aがラ
ッチ棒18の斜面カム部18aに突き当たり、ラッチバ
ネ21の付勢に抗してラッチ棒18を一旦ガイドケース
17内に押し戻す。扉38が完全に閉鎖されて、受金部
14の受孔14bがラッチ棒18に対面する位置にきた
とき、ラッチ棒18はラッチバネ21の付勢によってガ
イドケース17から再度突出し、該受孔14bに係合す
る。この間、前記リンク機構はラッチ棒18の動きとは
無関係に静止状態にある。前記リンク機構が施錠状態に
あることは、牽引プレート19の基端部の動作標示部3
3が、覗き孔32の背面側に見えないことによって確認
される。
【0016】電磁アクチュエータ2の故障、スイッチ手
段の故障、電源手段の消耗や故障、あるいは電気配線系
統の損傷などによって、電磁アクチュエータ2を作動さ
せることができないときには、作業員は錠前ユニット2
5のロータ26に鍵39を挿入し、ロータ26を図2に
おいて反時計回り方向に回す。この回転操作によって非
常開放用レバー28が下方向に引かれ、操作レバー6が
図1において固定枢軸7反時計回り方向に回転させられ
るため、前記リンク機構は電磁アクチュエータ2に通電
したのと同じように作動して、解錠状態に転移する。
段の故障、電源手段の消耗や故障、あるいは電気配線系
統の損傷などによって、電磁アクチュエータ2を作動さ
せることができないときには、作業員は錠前ユニット2
5のロータ26に鍵39を挿入し、ロータ26を図2に
おいて反時計回り方向に回す。この回転操作によって非
常開放用レバー28が下方向に引かれ、操作レバー6が
図1において固定枢軸7反時計回り方向に回転させられ
るため、前記リンク機構は電磁アクチュエータ2に通電
したのと同じように作動して、解錠状態に転移する。
【0017】作業員が商品保管庫に入っているときに第
三者の悪戯や風圧などによって扉38が閉鎖施錠されて
しまったときには、閉じ込められた作業員は、固定ベー
ス1の側面パネル30の窓孔31から非常開放用レバー
28の指掛け部28aをを押すことによって、前記リン
ク機構を解錠状態へ直ちに転移させることができる。
三者の悪戯や風圧などによって扉38が閉鎖施錠されて
しまったときには、閉じ込められた作業員は、固定ベー
ス1の側面パネル30の窓孔31から非常開放用レバー
28の指掛け部28aをを押すことによって、前記リン
ク機構を解錠状態へ直ちに転移させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、固定ベース
1の正面パネル13の内面にはブラケット42を電磁ア
クチュエータ2の背面と平行に張り出して固着してあ
り、操作レバー6の固定枢軸7は該ブラケット42に固
着されている。ブラケット42にはバネ受けピン43が
装備されている。リンクバネ15は引っ張りコイルバネ
で構成され、一方端のループ部は駆動ピン8に掛けら
れ、他方端のループ部は該バネ受けピン43に掛けられ
ている。ガイドプレート23、24は固定ベース1の側
面パネル30に固着されており、ガイドプレート23の
下方部分には第1停止板部41が折り曲げ形成されてい
る。前記リンク機構が解錠位置まで移動したとき、第1
可動枢軸10のスペーサ40が該第1停止板部41に当
接するようになっている。
1の正面パネル13の内面にはブラケット42を電磁ア
クチュエータ2の背面と平行に張り出して固着してあ
り、操作レバー6の固定枢軸7は該ブラケット42に固
着されている。ブラケット42にはバネ受けピン43が
装備されている。リンクバネ15は引っ張りコイルバネ
で構成され、一方端のループ部は駆動ピン8に掛けら
れ、他方端のループ部は該バネ受けピン43に掛けられ
ている。ガイドプレート23、24は固定ベース1の側
面パネル30に固着されており、ガイドプレート23の
下方部分には第1停止板部41が折り曲げ形成されてい
る。前記リンク機構が解錠位置まで移動したとき、第1
可動枢軸10のスペーサ40が該第1停止板部41に当
接するようになっている。
【0019】ガイドプレート24の下方部分には第2停
止板部44が折り曲げ形成されており、前記リンク機構
が施錠位置まで移動したとき、第1可動枢軸10の前記
スペーサ40が第2停止板44に当接するようになって
いる。前記ストッパー手段16は、第2停止板部44の
一部を水平に切り曲げることによって形成され、その上
面側に前記スペーサ40が当接する。操作カム板27
は、その基端部の小判形透孔45にロータ26の同形断
面の後端部を嵌め、ビス48で締め付けることによっ
て、ロータ26に固着されている。操作カム27のオフ
セット状に形成された先端部には、カムスロット46が
縦長に設けられており、該カムスロット46には非常開
放用レバー28の基端部に固設したカムピン47が挿入
されている。
止板部44が折り曲げ形成されており、前記リンク機構
が施錠位置まで移動したとき、第1可動枢軸10の前記
スペーサ40が第2停止板44に当接するようになって
いる。前記ストッパー手段16は、第2停止板部44の
一部を水平に切り曲げることによって形成され、その上
面側に前記スペーサ40が当接する。操作カム板27
は、その基端部の小判形透孔45にロータ26の同形断
面の後端部を嵌め、ビス48で締め付けることによっ
て、ロータ26に固着されている。操作カム27のオフ
セット状に形成された先端部には、カムスロット46が
縦長に設けられており、該カムスロット46には非常開
放用レバー28の基端部に固設したカムピン47が挿入
されている。
【0020】検知ピン35はガイドケース17の縦長の
逃げスロット49から背面側に突出している。電磁アク
チュエータ2としては、電動モータとギヤ機構やラック
機構の組合せ、電磁ソレノイドとリンク機構やラック機
構の組合せなどがある。
逃げスロット49から背面側に突出している。電磁アク
チュエータ2としては、電動モータとギヤ機構やラック
機構の組合せ、電磁ソレノイドとリンク機構やラック機
構の組合せなどがある。
【0021】
【発明の効果】 以上のように構成された請求項1の発
明の耐振動型扉用ロック装置では、管理権限を有する作
業員がスイッチ操作によって電磁アクチュエータ2を作
動させることによって、電磁アクチュエータ2に連動す
る操作レバー6と連動リンク11が駆動され、ラッチ手
段5が受金部14に係脱するものであるから、扉の施解
錠が簡便になされる。また、ラッチ手段5が施錠位置と
解錠位置に間で直線往復運動するとき、ラッチ手段5に
追随する第2可動枢軸12の移動領域が、固定枢軸7と
出力軸3を結ぶ第2基準直線L2に関して固定ベース1
の正面パネル13側に設定されているとともに、施錠状
態においては第1可動枢軸10が固定枢軸7と第2可動
枢軸12を結ぶ第1基準直線L1および前記第2基準直
線L2に関して固定ベース1の正面パネル13側に位置
しているため、車両走行時の通常の振動衝撃によって
は、第1可動枢軸10が前記第1基準直線L1と第2基
準直線L2の両方を固定ベ ース1の正面パネル13とは
反対側に越えることがないから、当初の施錠状態は安定
に保持されることになり、作業員が電磁アクチュエータ
2に通電しない限り、扉の開放は不可能であり、商品保
管庫に搭載した金庫や商品を盗犯者から確実に防護する
ことができる。
明の耐振動型扉用ロック装置では、管理権限を有する作
業員がスイッチ操作によって電磁アクチュエータ2を作
動させることによって、電磁アクチュエータ2に連動す
る操作レバー6と連動リンク11が駆動され、ラッチ手
段5が受金部14に係脱するものであるから、扉の施解
錠が簡便になされる。また、ラッチ手段5が施錠位置と
解錠位置に間で直線往復運動するとき、ラッチ手段5に
追随する第2可動枢軸12の移動領域が、固定枢軸7と
出力軸3を結ぶ第2基準直線L2に関して固定ベース1
の正面パネル13側に設定されているとともに、施錠状
態においては第1可動枢軸10が固定枢軸7と第2可動
枢軸12を結ぶ第1基準直線L1および前記第2基準直
線L2に関して固定ベース1の正面パネル13側に位置
しているため、車両走行時の通常の振動衝撃によって
は、第1可動枢軸10が前記第1基準直線L1と第2基
準直線L2の両方を固定ベ ース1の正面パネル13とは
反対側に越えることがないから、当初の施錠状態は安定
に保持されることになり、作業員が電磁アクチュエータ
2に通電しない限り、扉の開放は不可能であり、商品保
管庫に搭載した金庫や商品を盗犯者から確実に防護する
ことができる。
【0022】請求項2の発明の扉用ロック装置では、第
1可動枢軸10が固定枢軸7と第2可動枢軸12を結ぶ
第1基準直線L1および前記第2基準直線L2を固定ベ
ース1の正面パネル13側に越えた位置に保持されるよ
うに、リンクバネ15によって操作レバー6を回転付勢
したので、当初の施錠状態は更に強固に維持されること
になり、耐振動性が向上する。
1可動枢軸10が固定枢軸7と第2可動枢軸12を結ぶ
第1基準直線L1および前記第2基準直線L2を固定ベ
ース1の正面パネル13側に越えた位置に保持されるよ
うに、リンクバネ15によって操作レバー6を回転付勢
したので、当初の施錠状態は更に強固に維持されること
になり、耐振動性が向上する。
【0023】請求項3の発明の扉用ロック装置では、施
錠状態において第1可動枢軸10に当接するストッパー
手段16を固定ベース1の側面パネル30に設けてある
ため、ラッチ手段5を解錠位置へと押し戻そうとする外
力が作用しても、操作レバー6と連動リンク11からな
るリンク機構が解錠方向に動くことがなく、施錠状態が
安定に確保される。
錠状態において第1可動枢軸10に当接するストッパー
手段16を固定ベース1の側面パネル30に設けてある
ため、ラッチ手段5を解錠位置へと押し戻そうとする外
力が作用しても、操作レバー6と連動リンク11からな
るリンク機構が解錠方向に動くことがなく、施錠状態が
安定に確保される。
【0024】請求項4の発明の扉用ロック装置では、ラ
ッチ手段5は、固定ベース1の側面パネル30とガイド
ケース17によって案内されたラッチ棒18と、連動リ
ンク11に連結された牽引プレート19と、ラッチ棒1
8のスロット20に挿入されたラッチバネ1とで構成さ
れ、該ラッチバネ21が牽引プレート19の引掛け部1
9aとスロット20の先端側内壁20bの間に配置され
ているため、扉の施錠は扉の閉鎖動作の終端で自動的に
成立することになり、別個の施錠操作を必要としないの
で操作性に優れている。
ッチ手段5は、固定ベース1の側面パネル30とガイド
ケース17によって案内されたラッチ棒18と、連動リ
ンク11に連結された牽引プレート19と、ラッチ棒1
8のスロット20に挿入されたラッチバネ1とで構成さ
れ、該ラッチバネ21が牽引プレート19の引掛け部1
9aとスロット20の先端側内壁20bの間に配置され
ているため、扉の施錠は扉の閉鎖動作の終端で自動的に
成立することになり、別個の施錠操作を必要としないの
で操作性に優れている。
【0025】請求項5の発明の扉用ロック装置では、第
2可動枢軸11にローラ22を嵌合装備し、固定ベース
1の側面パネル30にはローラ22の移動領域の両側に
ガイドプレート23,24を配備してあるため、ローラ
22が該ガイドプレート23,24に転接することによ
って、ラッチ手段5は施錠位置と解錠位置の間を円滑に
作動することになる。これによって、電磁アクチュエー
タ2に要求される駆動力の大きさを低く抑えることがで
き、小容量化によって製造コストの低減を図ることがで
きる。
2可動枢軸11にローラ22を嵌合装備し、固定ベース
1の側面パネル30にはローラ22の移動領域の両側に
ガイドプレート23,24を配備してあるため、ローラ
22が該ガイドプレート23,24に転接することによ
って、ラッチ手段5は施錠位置と解錠位置の間を円滑に
作動することになる。これによって、電磁アクチュエー
タ2に要求される駆動力の大きさを低く抑えることがで
き、小容量化によって製造コストの低減を図ることがで
きる。
【0026】請求項6の発明の扉用ロック装置では、固
定ベース1の正面パネル13に設けた錠前ユニット25
のロータ26に操作カム板27を固着し、操作カム27
の先端部に非常開放用リンク28の基端部を連動装備
し、操作レバー6の張り出し部6aに非常開放用リンク
28の先端部を第3可動枢軸29によって連結してある
ため、電磁アクチュエータ2や電気系統の故障によって
操作レバー6を電磁的に駆動できないときには、錠前ユ
ニット25に挿入した鍵39でロータ26を回すことに
よって、手動操作によって操作レバー6を駆動すること
ができる。
定ベース1の正面パネル13に設けた錠前ユニット25
のロータ26に操作カム板27を固着し、操作カム27
の先端部に非常開放用リンク28の基端部を連動装備
し、操作レバー6の張り出し部6aに非常開放用リンク
28の先端部を第3可動枢軸29によって連結してある
ため、電磁アクチュエータ2や電気系統の故障によって
操作レバー6を電磁的に駆動できないときには、錠前ユ
ニット25に挿入した鍵39でロータ26を回すことに
よって、手動操作によって操作レバー6を駆動すること
ができる。
【0027】請求項7の発明の扉用ロック装置では、非
常開放用レバー28に形成した指掛け部28aを固定ベ
ース1の側面パネル30に設けた窓孔31に対面させて
あるため、誤って商品保管庫内に作業員が閉じ込められ
たときには、作業員は窓孔31を通して非常開放用レバ
ー28の指掛け部28aを押すことによって、操作レバ
ー6を解錠方向に駆動することができ、自力で脱出する
ことができる。
常開放用レバー28に形成した指掛け部28aを固定ベ
ース1の側面パネル30に設けた窓孔31に対面させて
あるため、誤って商品保管庫内に作業員が閉じ込められ
たときには、作業員は窓孔31を通して非常開放用レバ
ー28の指掛け部28aを押すことによって、操作レバ
ー6を解錠方向に駆動することができ、自力で脱出する
ことができる。
【0028】請求項8の発明の扉用ロック装置では、固
定ベース1の正面パネル13に覗き孔32を設け、牽引
プレート19の基端部に該覗き孔32の背後を移動する
動作標示部33を設けてあるため、作業員は覗き孔32
を通して動作標示部33を目視することによって、施錠
が成立しているかどうかを確認することができ、施錠不
成立または不完全なまま車両を発進させて、商品の逸失
や落下事故を起こす危険性がなくなる。
定ベース1の正面パネル13に覗き孔32を設け、牽引
プレート19の基端部に該覗き孔32の背後を移動する
動作標示部33を設けてあるため、作業員は覗き孔32
を通して動作標示部33を目視することによって、施錠
が成立しているかどうかを確認することができ、施錠不
成立または不完全なまま車両を発進させて、商品の逸失
や落下事故を起こす危険性がなくなる。
【0029】請求項9の発明では、作業員への報知手段
の動作回路に組み込んだマイクロスイッチ34を固定ベ
ース1の側面パネル30に設け、ラッチ手段5に設けた
検知ピン35によってマクロスイッチ34のアクチュエ
ータレバー36を押すようにしたので、施錠不成立また
は不完全なまま車両を発進させて、商品の逸失や落下事
故を起こす危険性がなくなる。
の動作回路に組み込んだマイクロスイッチ34を固定ベ
ース1の側面パネル30に設け、ラッチ手段5に設けた
検知ピン35によってマクロスイッチ34のアクチュエ
ータレバー36を押すようにしたので、施錠不成立また
は不完全なまま車両を発進させて、商品の逸失や落下事
故を起こす危険性がなくなる。
【図1】 本発明の一実施例に係る耐振動型ロック装置
の施錠状態を示す左側面図である。
の施錠状態を示す左側面図である。
【図2】 固定ベースの正面パネルより内部機構を透視
したときにおける該扉用ロック装置の正面図である。
したときにおける該扉用ロック装置の正面図である。
【図3】 該扉用ロック装置の正面図である。
【図4】 該扉用ロック装置の右側面図である。
【図5】 該扉用ロック装置に組み込んだ電磁アクチュ
エータの左側面図である。
エータの左側面図である。
【図6】 該電磁アクチュエータの正面図である。
【図7】 該扉用ロック装置に組み込んだ操作レバーと
連動リンクと非常開放用レバーの組立状態の左側面図で
ある。
連動リンクと非常開放用レバーの組立状態の左側面図で
ある。
【図8】 該操作レバーと連動リンクと非常開放用レバ
ーの組立状態の正面図である。
ーの組立状態の正面図である。
【図9】 該操作レバーと連動リンクと非常開放用レバ
ーの組立状態の背面図である。
ーの組立状態の背面図である。
【図10】 該扉用ロック装置に使用した固定ベースの
背面図である。
背面図である。
【図11】 該固定ベースの左側面図である。
【図12】 該固定ベースの正面図である。
【図13】 該固定ベースの平面図である。
【図14】 該扉用ロック装置のラッチ手段部分の拡大
断面図である。
断面図である。
1 固定ベース
2 電磁アクチュエータ
3 出力軸
4 旋回アーム
5 ラッチ手段
6 操作レバー
7 固定枢軸
8 駆動ピン
9 受動孔
10 第1可動枢軸
11 連動リンク
12 第2可動枢軸
13 固定ベースの正面パネル
14 受金部
15 リンクバネ
16 ストッパー手段
17 ガイドケース
18 ラッチ棒
19 牽引プレート
20 スロット
21 ラッチバネ
22 ローラ
23 ガイドプレート
24 ガイドプレート
25 錠前ユニット
26 ロータ
27 操作カム板
28 非常開放用レバー
29 第3可動枢軸
30 固定ベースの側面パネル
31 窓孔
32 覗き孔
33 動作標示部
34 マイクロスイッチ
35 検知ピン
36 アクチュエータレバー
37 商品保管庫の立てフレーム
38 扉
39 鍵
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E05B 65/10
E05B 65/14
E05B 47/00
Claims (9)
- 【請求項1】 固定ベース1を正面パネル13と該正面
パネル13の背面側に配置した側面パネル30とで構成
し、固定ベース1の側面パネル30に装着した電磁アク
チュエータ2の出力軸3に旋回アーム4を固着し、出力
軸3に関してラッチ手段5の反対側の位置において操作
レバー6を固定枢軸7によって固定ベース1の側面パネ
ル30に取付け、旋回アーム4の先端部の駆動ピン8を
操作レバー6の中間部の受動孔9に挿入し、操作レバー
6の先端部に第1可動枢軸10によって連動リンク11
の基端部を連結し、連動リンク11の先端部に第2可動
枢軸12によってラッチ手段5の基端部を連結し、直線
往復運動する第2可動枢軸12の移動領域を固定枢軸7
と出力軸3を結ぶ第2基準直線L2に関して固定ベース
1の正面パネル13側に設定し、ラッチ手段5が受金部
14に係合した施錠状態において、第1可動枢軸10が
固定枢軸7と第2可動枢軸12を結ぶ第1基準直線L1
および前記第2基準直線L2を正面パネル13側に越え
た位置に来るようにした耐振動型扉用ロック装置。 - 【請求項2】 ラッチ手段5が受金部14に係合した施
錠状態において、第1可動枢軸10が固定枢軸7と第2
可動枢軸12を結ぶ第1基準直線L1および前記第2基
準直線L2を固定ベース1の正面パネル13側に越えた
位置に保持されるように、リンクバネ15によって操作
レバー6を回転付勢したことを特徴とする、請求項1に
記載の耐振動型扉用ロック装置。 - 【請求項3】 第1可動枢軸10に当接してラッチ手段
5が受金部14から離脱する方向に移動するのを阻止す
るストッパー手段16を固定ベース1の側面パネル30
に設けたことを特徴とする、請求項1または請求項2に
記載の耐振動型扉用ロック装置。 - 【請求項4】 ラッチ手段5を、直線往復運動するよう
に固定ベース1の側面パネル30とガイドケース17に
よって案内されたラッチ棒18と、基端部が連動リンク
11の先端部に第2可動枢軸12によって連結され、先
端部の引掛け部19aがラッチ棒18の移動方向に形成
したスロット20に挿入された牽引プレート19と、前
記スロット20の基端側内壁20aに当接する牽引プレ
ート19の引掛け部19aとスロット20の先端側内壁
20bの間に挿入されて、ラッチ棒18を突出方向に移
動付勢するラッチバネ21とで構成したことを特徴とす
る、請求項1ないし請求項3に記載の耐振動型扉用ロッ
ク装置。 - 【請求項5】 第2可動枢軸11にローラ22を嵌合装
備し、固定ベース1の側面パネル30には該ローラ22
の移動領域の両側にガイドプレート23,24を配備し
たことを特徴とする、請求項1ないし請求項4に記載の
耐振動型扉用ロック装置。 - 【請求項6】 固定枢軸7に関してラッチ手段5の反対
側において錠前ユニット25を固定ベース1の正面パネ
ル13に設け、錠前ユニット25のロータ26に操作カ
ム板27を固着し、操作カム27の先端部に非常開放用
レバー28の基端部を連動装備し、固定枢軸7に関して
正面パネル13の反対側に張り出した操作レバー6の張
り出し部6aに非常開放用レバー28の先端部を第3可
動枢軸29によって連結したことを特徴とする請求項1
ないし請求項5に記載の耐振動型ロック装置。 - 【請求項7】 非常開放用レバー28の先端部に張り出
し形成した指掛け部28aを固定ベース1の側面パネル
30に設けた窓孔31に対面させたことを特徴とする請
求項1ないし請求項6に記載の耐振動型ロック装置。 - 【請求項8】 固定ベース1の正面パネル13に覗き孔
32を設け、牽引プレート19の基端部に該覗き孔32
の背後を移動する動作標示部33を設けたことを特徴と
する、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の耐振
動型扉用ロック装置。 - 【請求項9】 作業員への報知手段の動作回路に組み込
んだマイクロスイッチ34を固定ベース1の側面パネル
30に設け、ラッチ手段5に設けた検知ピン35によっ
てマクロスイッチ34のアクチュエータレバー36を押
すようにしたことを特徴とする、請求項1ないし請求項
8のいずれかに記載の耐振動型扉用ロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000126539A JP3452864B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 耐振動型扉用ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000126539A JP3452864B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 耐振動型扉用ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001311335A JP2001311335A (ja) | 2001-11-09 |
JP3452864B2 true JP3452864B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=18636307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000126539A Expired - Fee Related JP3452864B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 耐振動型扉用ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3452864B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4910166B2 (ja) * | 2006-06-30 | 2012-04-04 | コクヨ株式会社 | ロック装置 |
CN113006619A (zh) * | 2021-03-03 | 2021-06-22 | 株洲广兴科技股份有限公司 | 一种适用于铁路机车的电子锁结构 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3040328U (ja) | 1997-02-07 | 1997-08-19 | タキゲン製造株式会社 | 錠止用ハンドル装置 |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000126539A patent/JP3452864B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3040328U (ja) | 1997-02-07 | 1997-08-19 | タキゲン製造株式会社 | 錠止用ハンドル装置 |
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---|---|
JP2001311335A (ja) | 2001-11-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |