JP3040328U - 錠止用ハンドル装置 - Google Patents

錠止用ハンドル装置

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JP3040328U
JP3040328U JP1997001023U JP102397U JP3040328U JP 3040328 U JP3040328 U JP 3040328U JP 1997001023 U JP1997001023 U JP 1997001023U JP 102397 U JP102397 U JP 102397U JP 3040328 U JP3040328 U JP 3040328U
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JP
Japan
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locking
pin
cam
link
plate
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Application number
JP1997001023U
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Inventor
健一 山田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動衝撃などによって施錠が無意図的に解除
されることがなく、連動リンク機構の起動が円滑になさ
れる錠止用ハンドル装置を提供する。 【解決手段】 連動リンク機構24を介して錠止部材2
2を施錠位置に駆動したとき、リンクピン10がリンク
プレートピン7とジョイントプレートピン14を結ぶ直
線上の死点位置を越えた段階においてカム3のアーム部
が当接するカムストッパー27をケース1に設けること
によって、振動衝撃によって錠止部材22を介して連動
リンク機構24に上下方向からの外力が加えられ場合、
その外力をカム3のアーム部をカムストッパー27に押
し付ける力として転化させる。連動リンク機構24のリ
ンクプレートピン7が挿入される案内溝25の部分を湾
曲形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】 本考案は扉の開閉操作と固定枠体に対する扉の 施錠操作に用いられる錠止用ハンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 実開平5−47272号公報に開示されている従来の錠止 用ハンドル装置では、扉に装着される受座本体に回転可能に支持させたハンドル の回転軸と、扉を固定枠体に施錠する錠止部材と連動リンク機構を介在させ、該 連動リンク機構をハンドルの回転軸に一体回転するように連結されたクランクと 、扉に固着された案内部材に直線摺動可能に嵌められ、先端部に錠止部材が連結 されるスライドブロックと、先端部を枢軸によってスライドブロックの基端部に 連結され、基端部を枢軸によってクランクの先端部に連結された中間リンクによ って構成している。
【0003】 この錠止用ハンドル装置では、ハンドルを正逆回転させることによってスライ ドブロックが上下に往復直線運動し、錠止部材が上下に進退して固定枠体側の受 金部と係脱するのであるが、錠止部材が施錠位置に前進移動したとき、ハンドル のそれ以上の回転を規制するために、クランクと中間リンクの連結部が衝突する ストッパ−ピンを案内部材に加締め固着している。
【0004】 しかしながら、この従来装置では、振動衝撃などにより施錠が偶発的に解除さ れて扉が開いてしまうことがあり、また、ハンドルの回転による連動リンク機構 の起動操作が円滑になされない難点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 したがって本考案の目的は、振動衝撃な どによって施錠が無意図的に解除されることがなく、連動リンク機構の起動が円 滑になされる錠止用ハンドル装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明 すると、本考案の錠止用ハンドル装置は、扉18に装着される受座本体20に回 転可能に支持されたハンドル19と、扉18を固定枠体21に施錠する錠止部材 22と、ハンドル19の回転軸23と錠止部材22との間に介在し、ジョイント プレート11によって錠止部材22に接続される連動リンク機構24と、連動リ ンク機構24の案内溝25とジョイントプレート11の支持孔26を設けたケー ス1とから成る。
【0007】 前記連動リンク機構24を、ハンドル19の回転軸10に一体回転するように 連結されたカム3と、基端部をカム3の直径方向のアーム部にカムピン6により 枢着され、中央部のリンクプレートピン7が前記案内溝25に挿入された第1リ ンクプレート5と、基端部が第1リンクプレート5の先端部にリンクピン10に よって枢着され、先端部がジョイントプレートピン14によってジョイントプレ ート11の基端部に枢着された第2リンクプレート9とで構成する。
【0008】 ジョイントプレートピン14をケース1の前記案内溝24に挿入し、ハンドル 19の回転操作によってカム3を回転させ、連動リンク機構24を介して錠止部 材22を施錠位置に駆動したとき、リンクピン10がリンクプレートピン7とジ ョイントプレートピン14を結ぶ直線上の死点位置を越えた段階において、カム 3のアーム部が当接するカムストッパー27をケース1に設ける。
【0009】 ケース1に設ける連動リンク機構24の案内溝25は全体としては上下方向に 真直ぐに形成されるが、リンクプレートピン7が挿入される案内溝25の部分を 湾曲形成することができる。
【0010】 扉18が解錠されているときには、図5に示したようにジョイントプレート1 1は連動リンク機構24に牽引駆動されてケース1内に最も深く退没した位置に ある。リンクプレートピン7は案内溝25の湾曲部分の始端に位置しており、ジ ョイントプレートピン14は案内溝25の直線部分の始端に位置している。
【0011】 扉18を閉鎖してハンドル19を所定方向に回すと、ハンドル19の回転軸2 3からの駆動力が連動リンク機構24の入力端であるカム3に伝達される。この カム3の回転によって、第1リンクプレート5と第2リンクプレート9が作動し て、ジョイントプレート11が上下方向に前進移動させられる。
【0012】 図7に示したように錠止部材22は施錠位置に駆動されたとき、リンクプレー トピン7は案内溝25の湾曲部分の終端に位置しており、ジョイントプレートピ ン14は案内溝25の直線部分の終端に位置している。
【0013】
【考案の実施の形態】 図示の実施例では、ケース1に設けたスクリュウガ イド2とジョイントプレートピン14の間には捻りコイルバネ12が装備されて おり、ジョイントプレート11は突出方向に移動付勢されている。連動リンク機 構24は上下一対用意されており、ハンドル19の回転操作によって上下一対の 錠止部材22が同時に駆動される。
【0014】 ケース1は適当なアダプター28を介して扉18の背面側に装着される。錠止 部材22は公知のラッチ装置等で構成され、固定枠体21側の受金22と係脱す る。錠止部材22とジョイントプレート11は鎖錠ロッド等の公知手段によって 連結されている。
【0015】 カム3の最大回転角は60度に設定されており、カム3のアーム部は60度回 転した段階でケース1のカムストッパー27に当接する。カム3の回転角度が5 0度の時には、図6に示したようにリンクピン10はリンクプレートピン7とジ ョイントプレートピン14を結ぶ直線上の死点位置より手前の位置にあり、この 状態ではカム3は強い振動衝撃を加えられると、逆転する可能性がある。
【0016】
【考案の効果】 以上のように本考案の錠止用ハンドル装置では、連動リン ク機構24を介して錠止部材22を施錠位置に駆動したとき、リンクピン10が リンクプレートピン7とジョイントプレートピン14を結ぶ直線上の死点位置を 越えた段階において、カム3のアーム部が当接するカムストッパー27をケース 1に設けたので、振動衝撃によって錠止部材22を介して連動リンク機構24に 上下方向からの外力が加えられても、その外力はカム3のアーム部をカムストッ パー27に押し付ける力に転化されるため、無意図的に錠止部材22が解錠位置 に移動することがなく、施錠維持の信頼性に優れている。
【0017】 また、連動リンク機構24のリンクプレートピン7が挿入される案内溝25の 部分を湾曲形成したときには、ハンドル19の回転による連動リンク機構24の 起動時の動作が円滑かつ的確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る錠止用ハンドル装置
の使用状態を示す正面図であり、錠止部材は施錠位置に
ある。
【図2】 該錠止用ハンドル装置の右側面図である。
【図3】 該錠止用ハンドル装置の要部正面図である。
【図4】 該錠止用ハンドル装置の要部右側面図であ
る。
【図5】 該錠止用ハンドル装置の解錠時における要部
断面図である。
【図6】 該錠止用ハンドル装置の50度作動時におけ
る要部断面図である。
【図7】 該錠止用ハンドル装置の施錠時における要部
断面図である。
【図8】 図5のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 ケ−ス 2 スクリュウガイド 3 カム 4 リング 5 第1リンクプレート 6 カムピン 7 リンクプレートピン 8 リンクプレートリング 9 第2リンクプレート 10 リンクピン 11 ジョイントプレート 12 スプリング 13 スペイサー 14 ジョイントプレートピン 15 サラ小ネジ 16 バネ座金付きナベ小ネジ 17 六角ナット 18 扉 19 ハンドル 20 受座本体 21 固定粋体 22 錠止部材 23 ハンドルの回転軸 24 連動機構 25 案内溝 26 支持孔 27 カムストッパー 28 アダプター

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉18に装着される受座本体20に回転
    可能に支持されたハンドル19と;扉18を固定枠体2
    1に施錠する錠止部材22と;ハンドル19の回転軸2
    3と錠止部材22との間に介在し、ジョイントプレート
    11によって錠止部材22に接続される連動リンク機構
    24と;連動リンク機構24の案内溝25とジョイント
    プレート11の支持孔26を設けたケース1とから成
    り、前記連動リンク機構24を、ハンドル19の回転軸
    10に一体回転するように連結されたカム3と、基端部
    をカム3の直径方向のアーム部にカムピン6により枢着
    され、中央部のリンクプレートピン7が前記案内溝25
    に挿入された第1リンクプレート5と、基端部が第1リ
    ンクプレート5の先端部にリンクピン10によって枢着
    され、先端部がジョイントプレートピン14によってジ
    ョイントプレート11の基端部に枢着された第2リンク
    プレート9とで構成し、ジョイントプレートピン14を
    ケース1の前記案内溝24に挿入し、錠止部材22が施
    錠位置に駆動されて、リンクピン10がリンクプレート
    ピン7とジョイントプレートピン14を結ぶ直線上の死
    点位置を越えたとき、カム3のアーム部が当接するカム
    ストッパー27をケース1に設けた錠止用ハンドル装
    置。
  2. 【請求項2】 リンクプレートピン7が挿入される案内
    溝25の部分を湾曲形成した、請求項1に記載の錠止用
    ハンドル装置。
JP1997001023U 1997-02-07 1997-02-07 錠止用ハンドル装置 Expired - Lifetime JP3040328U (ja)

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JP1997001023U JP3040328U (ja) 1997-02-07 1997-02-07 錠止用ハンドル装置

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JP1997001023U JP3040328U (ja) 1997-02-07 1997-02-07 錠止用ハンドル装置

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JP3040328U true JP3040328U (ja) 1997-08-19

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ID=43174905

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JP1997001023U Expired - Lifetime JP3040328U (ja) 1997-02-07 1997-02-07 錠止用ハンドル装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3452864B2 (ja) 2000-04-26 2003-10-06 タキゲン製造株式会社 耐振動型扉用ロック装置
JP2011136620A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Honda Motor Co Ltd 航空機用ドアのロック構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3452864B2 (ja) 2000-04-26 2003-10-06 タキゲン製造株式会社 耐振動型扉用ロック装置
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