JP3000642U - ドアの閉状態支持構造 - Google Patents

ドアの閉状態支持構造

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JP3000642U
JP3000642U JP1994001920U JP192094U JP3000642U JP 3000642 U JP3000642 U JP 3000642U JP 1994001920 U JP1994001920 U JP 1994001920U JP 192094 U JP192094 U JP 192094U JP 3000642 U JP3000642 U JP 3000642U
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JP
Japan
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door
lock mechanism
spring
lock
locking
Prior art date
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Application number
JP1994001920U
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Inventor
伸二 菊池
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Sawafuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】底価格にして、対振性の高い、しかも操作する
人間に対して安全性を増したドアの閉状態支持構造を提
供する。 【構成】カバー2の外側壁に開閉可能に装着されたドア
3を閉状態に支持するロック機構4において、該ロック
機構4は鉛直方向に対して45度に装着されるラッチ部
5及び、ロック解除時における係合ピン11の跳ね上が
りを規制する跳ね上がり防止プレート6を持つロック機
構。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、開閉可能なドアの閉状態を維持するロック機構の改良に関する。こ の種ロック機構はエンジン発電機、エンジンウェルダーなどのドアに用いられる 。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるロック機構はドアに円形凹部を設け、かかる円形凹部の中心位置 に穿孔された中心孔を貫通するシャフトの該円形凹部側に装着されるハンドルを 回動し、ドア内部側のシャフトに装着されたロック用プレートを回動することに より、ドア内部側の枠体に突接する係止用部にロック用プレートを当接し、ロッ ク機構としていた。
【0003】 図4は上記従来のロック機構を用いたエンジン発電機を示す。 図において、エンジン発電機は図示しない内部にエンジン、発電機等を収納して おり、そのカバー2の外側壁の一部にドア3を備え、該ドア3は図示しない蝶番 等によりカバー2の外側面の上面側に開状態と、閉状態に回動可能に装着されて おり、該ドア3は下方部の円形凹部17内の貫通孔18を挿通するロッド21の 円形凹部17内の先端に装着されたハンドル22及び、該ロッド21のドア3の 内部側に突出する他の先端側に装着されたロック用プレート19及び、ドア3の 内部側に於て該ロック用プレート19と当接する、枠体7に突接する係止用突起 20から構成される。ドア3の開閉は該ハンドル22を回動することにより、該 ロック用プレート19を回動し、該ロック用プレート19と該係止用突起20を 当接する、又は当接を解除することにより行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のロック機構は、機種毎にドアの大きさが異なるため、 各機種毎にドアに円形凹部及び中心孔をプレス等で設け、さらに該中心孔に挿通 するシャフト、該シャフトの一端に装着するハンドル及び他端に装着するロック 用プレート等が機種毎に異なる寸法になる等により価格的に高価になるとともに 、その構造が複雑になるという問題がある。
【0005】 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、簡潔な構造で、安価なロ ック機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案においては、カバー2の外側壁に開閉可能 に装着されたドア3を閉状態に支持するロック機構4において、該ロック機構4 は鉛直方向に対して45度に装着されるラッチ部5及び、ロック解除時における 係合ピン11の跳ね上がりを規制する跳ね上がり防止プレート6を持つロック機 構という技術手段を採用した。
【0007】
【作用】
上記の構成により、ドアの大きさが異なる機種においても共通の部品によるロ ック機構とすることが可能となり低価格化が計れると共に、簡潔な構造のロック 機構とすることが出来るのである。
【0008】
【実施例】
以下図面により本考案をエンジン発電機に適用したときの実施例について説明 する。 図1ないし図3は本考案の一実施例を示すものであり、同一部分は前記図4と 同一の参照符号で示す。 図1は本考案を適用したエンジン発電機の外観であり、図2は図1のA矢視図、 図3は図2のB矢視図である。
【0009】 図1に示すエンジン発電機1において、そのカバー2の外側壁の一部にドア3 を備え、該ドア3は図示しない蝶番等によりカバー2の外側面の上面側に開状態 と、閉状態に回動可能に装着されており、該ドア3の下方部はロック機構4によ り、カバー2の外側壁の車輪側に開閉可能に当接されている。
【0010】 図2、図3に示すように、ロック機構4は枠体下部7に当接固着する傾斜プレ ート8を介して鉛直方向に対して45度の角度に装着されるラッチ部5及び、ド ア3に当接固着される係止爪部9及び跳ね上がり防止プレート6より構成される 。
【0011】 ラッチ部5は、傾斜プレート8に当接固着されるラッチベース16、図示しな い該ラッチベース16の係合ロッド11側先端部に回動可能に装着されるノブ1 2、係止爪部9に係合する係合ロッド11、係合ロッド11を係止爪部9に弾発 付勢するバネ10、係合ロッド11をバネ10に支持する、一端にばね10に対 する抜けどめを有する腕部14と、同じくバネ10を支持する、一端にバネ10 に対する抜けどめを有する第2の腕部15及び、第2の腕部15をノブ12に回 動自在に装着するピン13より構成される。
【0012】 該ロック機構4は、図2及び図3図示の状態では、弾発付勢バネ10の弾発力に より係合ロッド11は係止爪部9に当接しており、ドア3はカバー2の外側壁及 び、枠体下部7に当接し閉状態となっている。
【0013】 次に係止爪部9と係合ロッド11の係合を解除するには、ノブ12の下方端1 2−1を図3図中左方向に引くことにより、ノブ12はラッチベース16に対し て図3図中左方向に回動し、弾発付勢バネ10が緩み係止爪部9と係合ロッド1 1の係合を解除することが出来る。この時弾発付勢バネ10の反力により係合ロ ッド11は、図3図中左方向上方に跳ね上がり、跳ね上がり防止プレート6に衝 突した後図中下方に垂れ下がる。その後図中一点鎖線で示すように、ドア3を図 示しない蝶番等を始点として回動し開くことが出来る。
【0014】 以上の実施例では、本考案をエンジン発電機に適用した場合について説明した が、本考案は開口部を有する枠体にドアを開閉可能に支持する際の閉状態支持構 造として広く適用可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、ドアを閉状態に支持するロック機構は、ドアの 大きさによらず異なる機種間に於ても部品の共通化がはかれ低価格が可能となり 、また跳ね上がり防止プレートにより、ドア前方でドアを開操作する人間にラッ チ部が当たることがなく安全性が確保され、さらにラッチ部が鉛直方向に対して 45度に装着されているので、使用中の振動により弾発付勢バネが緩みドアが開 状態から閉状態になることを防ぐという効果を奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のエンジン発電機の外観図
【図2】図1のA矢視図
【図3】図2のB矢視図
【図4】従来例を示すエンジン発電機の外観図
【符号の説明】
4 ロック機構 5 ラッチ部 6 跳ね上がり防止プレート 8 傾斜プレート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー2の外側壁に開閉可能に装着され
    たドア3を閉状態に支持するロック機構4において、該
    ロック機構4は鉛直方向に対して45度に装着されるラ
    ッチ部5及び、ロック解除時における係合ピン11の跳
    ね上がりを規制する跳ね上がり防止プレート6を持つこ
    とを特徴とするロック機構。
  2. 【請求項2】 請求項1におけるロック機構を持つエン
    ジン発電機
  3. 【請求項3】 請求項1におけるロック機構を持つエン
    ジンウェルダー
JP1994001920U 1994-01-31 1994-01-31 ドアの閉状態支持構造 Expired - Lifetime JP3000642U (ja)

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