JP4291981B2 - 錠装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に錠装置は、シリンダ錠を真正な解錠コードを有する解錠キーを使用して操作し、例えばデッドボルト等の施錠体を施錠位置から解錠位置に駆動するように構成される。
【0003】
シリンダ錠は、施錠回転位置でタンブラがシリンダケースに係止されて該シリンダケースに対する相対回転が禁止されるシリンダプラグを有しており、真正な解錠コードを有する解錠キーが挿入されると、上記タンブラがシリンダケースとの係止位置から退避し、回転操作が可能となる。
【0004】
ところで、近時、シリンダ錠を特殊の工具を使用して不正解錠操作する、いわゆるピッキング被害が問題となっており、このピッキングによる耐性を向上させることが求められている。
【0005】
このピッキング操作は、シリンダ錠内のシリンダプラグに回転力を付与しながら上記タンブラを係止解除位置まで移動させて行われるもので、従来の錠装置においては、施錠回転位置にある状態において、ピッキング操作を行ってタンブラを係止解除位置まで操作してしまえば、シリンダプラグを解錠回転位置まで一気に回転させ、施錠体を解錠状態に移行させることができるために、ピッキングによる不正解錠操作が比較的しやすいという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、ピッキングによる不正解錠操作のしにくい錠装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、
施錠回転位置でタンブラがシリンダケースに係止されて該シリンダケースに対するシリンダプラグ1の相対回転を禁止され、真正な解錠コードを有する解錠キーを挿入することにより前記タンブラをシリンダケースとの係止位置から退避させてシリンダプラグ1の回転操作を可能にするシリンダ錠と、
該シリンダ錠のシリンダプラグ1に対する施錠回転位置と解錠回転位置との間での回転操作により駆動されて施錠位置と解錠位置との間を移動する施錠体2と、
施錠位置にある施錠体2をロックして該施錠体2の解錠位置側への移動を禁止する施錠体ロック手段3とを有し、
前記施錠体2は、シリンダプラグ1の回転操作に伴って回転するデッドドライブカム6により駆動され、
前記施錠体ロック手段3は、デッドドライブカム6に形成されるギア部6aに噛合するラック部9aを備えて並進移動自在に形成されるロックスライダ9と、
該ロックスライダ9に形成される係止段部9bに当接して施錠体2を解錠位置に移動させるロックスライダ9の移動を規制する突き当て部10aを備えたロックカム10とを有し、
該ロックカム10は、揺動自在に形成され、タンブラをシリンダケースとの係止位置から退避させてシリンダプラグ1が施錠回転位置からさらに施錠回転位置側に回転駆動されることによりロックスライダ9による支えを失って突き当て部10aを係止段部9b側に変位させた傾き姿勢から直立姿勢に移行し、この後にタンブラがシリンダケースに係止する施錠回転位置を越えてシリンダプラグ1を解錠回転位置まで回転操作したときのロックスライダ9の移動を許容するとともに、施錠体2が解錠位置をとるときにはロックスライダ9に形成される凹部9cに収容されて直立姿勢に復帰し、以後に施錠体2を施錠位置側に移動させたときに前記傾き姿勢に復帰する錠装置を提供することにより達成される。
また、
施錠回転位置でタンブラがシリンダケースに係止されて該シリンダケースに対するシリンダプラグ1の相対回転を禁止され、真正な解錠コードを有する解錠キーを挿入することにより前記タンブラをシリンダケースとの係止位置から退避させてシリンダプラグ1の回転操作を可能にするシリンダ錠と、
該シリンダ錠のシリンダプラグ1に対する施錠回転位置と解錠回転位置との間での回転操作により駆動されて施錠位置と解錠位置との間を移動する施錠体2と、
施錠位置にある施錠体2をロックして該施錠体の解錠位置側への移動を禁止する施錠体ロック手段3とを有し、
前記施錠体2は、シリンダプラグ1の回転操作に伴って回転するデッドドライブカム6により駆動され、
前記施錠体ロック手段3は、デッドドライブカム6に形成されるギア部6aに噛合するラック部9aを備えて並進移動自在に形成されるロックスライダ9と、
該ロックスライダ9に形成されるスプリングガイド溝9eに挿入されて施錠体2を解錠位置に移動させるロックスライダ9の移動を規制するチェック部15cを備えたチェックスプリング15とを有し、
前記スプリングガイド溝9eは、上下端において前方に開放されるとともに、中間部においてV字状に屈曲されて形成され、
前記チェックスプリング15は、前記タンブラをシリンダケースとの係止位置から退避させてシリンダプラグ1が施錠回転位置から一旦解錠回転位置側に所定長回転駆動された後、反転して前記タンブラをシリンダケースに係止可能な施錠回転位置に復帰されることによりチェック部15cがスプリングガイド溝9e内を下方屈曲部から中央屈曲部を経て上方屈曲部に移動し、この後、タンブラがシリンダケースに係止可能な施錠回転位置からシリンダプラグ1を解錠回転位置まで回転操作されることによりチェック部15cが上端側開口からスプリングガイド溝9e外に離脱して施錠体2を解錠位置に移動させるロックスライダ9の移動を許容する錠装置を提供することにより達成される。
【0008】
錠装置は施錠状態において施錠体ロック手段3によりロックされており、解錠するためには、まず、シリンダ錠を所定の手順で操作することにより施錠体ロック手段3のロックを解除し、さらに、シリンダ錠に対する通常の解錠操作を行う必要がある。
【0009】
したがって本発明において、通常行われるシリンダプラグ1への解錠回転位置側への回転操作のみで解錠状態に移行しないために防犯性能が向上する。
【0010】
また、施錠体ロック手段3のアンロック操作は、シリンダプラグ1への操作により行われるために、利用者は補助錠を設置する場合等に比して、手間がかからない。
【0011】
さらに、施錠体ロック手段3のアンロックは、シリンダプラグ1の施錠回転位置からの離脱と、離脱後の施錠回転位置への復帰が条件となり、シリンダプラグ1には、離脱、復帰、通常の解錠操作が与えられる。この結果、真正な解錠キーを持たないで錠装置を不正解錠するために、離脱、および復帰後の解錠操作の双方においていわゆるピッキングを行う必要が生じるために、不正解錠操作がしにくくなる。
【0012】
一般にピッキングは、一旦成功すると同一回転方向へのピッキングは学習効果により比較的簡単になるのに対し、学習効果は逆・反対の回転方向に対しては有効でないために、初期離脱回転操作の回転方向が、施錠回転位置側への回転方向に一致させておくと、よりピッキング操作がしにくくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、錠装置は、ドア体内に固定されて使用される箱錠として構成され、ドア体の屋外側表面に固定されるシリンダ錠と、屋内側に固定されるサムターン装置により施解錠操作することができる。また、箱錠には、リトラクタ4に軸が挿入される図外のドアハンドルにより錠ケース5からの進退駆動が行われるラッチボルトが設けられる。
【0014】
シリンダ錠は、ドア体に固定されるシリンダケースと、シリンダケース内に回転自在に挿入されるシリンダプラグ1を有し、シリンダプラグ1は、真正な解錠コードを有する解錠キーによって施錠回転位置、および解錠回転位置の間を回転させることができる。
【0015】
以上のように構成されるシリンダ錠のシリンダプラグ1への回転操作に伴ってデッドボルト(施錠体2)を錠ケース5から進退させるために、錠装置は、外周にギア部6aが形成されたデッドドライブカム6を有する。
【0016】
デッドドライブカム6の中心部にはカム孔6bが貫通状に形成され、該カム孔6bに上記シリンダ錠のシリンダプラグ1の終端が挿入される。
【0017】
また、デッドドライブカム6には、作動アーム6cが形成され、ガイド7によってガイドされて進退方向が規制されたデッドボルト2の係止凹部2aに挿入される。図1に示すように、デッドボルト2が錠ケース5から飛び出した施錠位置にあるときには、デッドドライブカム6の作動アーム6cはデッドボルト2の係止凹部2aの一方の開放端に形成された施錠用ストッパ面2bに突き当たり、デッドボルト2の錠箱内への退避を規制する。この状態から、シリンダ錠のシリンダプラグ1を解錠回転位置側に回転させると、デッドドライブカム6の作動アーム6cは図1において反時計回りに回転しながら係止凹部2aの他方の開放端に形成された解錠用ストッパ面2cの下部を押しデッドボルト2を解錠位置に移動させ、以後、作動アーム6cが解錠用ストッパ面2cに突き当たり、デッドボルト2の施錠位置側への移動を規制する。なお、図1において8はデッドボルト2を施錠位置と解錠位置のいずれかに静止させるためのクリックスプリングを示す。
【0018】
上記デッドドライブカム6への回転操作を規制するために、錠装置は、施錠体ロック手段3を備える。施錠体ロック手段3は、デッドドライブカム6のギア部6aに噛合するラック部9aを備え、錠ケース5に並進移動自在に装着されるロックスライダ9と、ロックスライダ9の移動を規制するロックカム10とを有して構成される。
【0019】
ロックスライダ9の一端には係止段部9bが形成されるとともに、中間部には凹部9cが設けられ、また、ロックスライダ9には、該ロックスライダ9の移動方向に進退自在で、圧縮スプリング11により飛び出し方向に付勢されるチェックピン12が装着される。
【0020】
一方、ロックカム10は、先端に突き当て部10aを有する縦長のピース状部材であり、ロックスライダ9の一端部近傍に揺動自在に保持される。このロックカム10の重心位置は、図2(b)に示すように、揺動中心10bから鉛直下方に設定されており、無拘束状態で突き当て部10aが鉛直上方を向く垂下姿勢を取る。
【0021】
図1に示すように、デッドボルト2が施錠位置にある際には、上記ロックカム10は突き当て部10aが係止段部9b側に変位した傾き姿勢を取る。この状態で、ロックカム10には自重により図1において反時計回りの回転力が発生しており、かつ、突き当て部10aの先端がロックスライダ9に当接しているために、当該姿勢を維持する。
【0022】
この後、図2(a)に示すように、デッドボルト2を解錠位置に移行させるために、シリンダプラグ1を解錠回転位置側に回転駆動すると、デッドドライブカム6の回転に伴ってロックスライダ9はロックカム10側に移動し、係止段部9bがロックカム10の突き当て部10aに当接する。この状態において、ロックスライダ9はロックカム10側への移動が禁止されることから、シリンダプラグ1をさらに回転操作してデッドボルト2を解錠位置に移動させること、すなわち解錠操作を行うことができない。
【0023】
一方、上述した施錠状態から図2(b)に示すように、一旦シリンダプラグ1を施錠回転位置側に回転駆動すると、施錠回転位置直前でシリンダプラグ1がデッドドライブカム10のカム孔6bに当接した後、錠ケース5の内壁によりチェックピン12に組付けた圧縮スプリング11を圧縮して施錠回転位置においてロックスライダ9がわずかにロックカム10から離隔する方向に移動する。ロックスライダ9の移動により、支えを失ったロックカム10は自重により直立姿勢に復帰し、この後、シリンダプラグ1を解錠回転位置側に回転駆動すると、図3(a)に示すように、ロックカム10の突き当て部10aはロックスライダ9により押され、当該方向へのロックカム10の回転は許容されるために、該ロックカム10は図3(a)において反時計回りに回転する。この後、図3(b)に示すように、デッドボルト2が解錠位置に達すると、ロックカム10は突き当て部10aがロックスライダ9の凹部9cに収容され自重により鉛直姿勢を取る。
【0024】
この状態においてロックカム10は施錠方向にも回転可能であるために、施錠操作を行うと、図2(a)に示す状態に復帰する。
【0025】
したがってこの実施の形態において、シリンダ錠を操作してデッドボルト2を解錠位置に移動させるためには、シリンダプラグ1を一旦施錠回転位置側に回転させた後、再びキー抜差し位置まで戻し、再度解錠回転位置まで回転駆動する必要がある。
【0026】
図4に本発明の他の実施の形態を示す。なお、本実施の形態の説明において、上述した実施の形態と実質的に同一の構成要素は、図中に同一符号を付して説明を省略する。
【0027】
この実施の形態において、デッドボルト2はトーションスプリング13aによりロック方向に付勢されるロックキングバー13により施錠位置に保持される。また、シリンダプラグ1が連結されるデッドドライブカム6には、圧縮スプリング14aにより上方に付勢され、先端部が連結片に挿入される解除部材14が連結される。デッドドライブカム6を図4において反時計回りに回転させると、解除部材14の先端によりロッキングバー13が押し付けられてデッドボルト2との係止が解除され、この後、デッドドライブカム6の作動アーム6cによりデッドボルト2は解錠位置までドライブされる。
【0028】
この実施の形態における施錠体ロック手段3は、図4に示すように、ロックスライダ9と、チェックスプリング15とを有する。ロックスライダ9は、デッドドライブカム6に形成されたギア部6aに噛合するラック部9aを備え、デッドボルト2進退方向に移動自在に装着される。
【0029】
また、ロックスライダ9は、図5(a)に示すように、上方に膨隆するスプリングガイド部9dを有し、該スプリングガイド部9dの側壁にスプリングガイド溝9eが設けられる。スプリングガイド溝9eは、上下端において前方に開放されるとともに、中間部においてV字状に屈曲される。説明の便宜上、スプリングガイド溝9eの屈曲部を下側から、下方屈曲部9f、中央屈曲部9g、上方屈曲部9hと呼ぶ。また、スプリングガイド溝9eは、下方から上方に向けて移動が容易なように形成される。
【0030】
一方、チェックスプリング15は、図5(b)、(c)に示すように、コイル部15aの一端から直杆部15bを延設し、直杆部15bの先端をコイル部15aの中心軸方向に折曲してチェック部15cとしたもので、コイルホルダ16にコイル部15aが保持されて所定位置に移動不能に固定される。
【0031】
図4に示す施錠状態において、チェックスプリング15のチェック部15cは下方屈曲部9fに位置している。この状態からシリンダプラグ1を解錠回転位置側に回転させると、図6(a)に示すように、デッドドライブカム6が反時計回りに回転し、ロックスライダ9は左側に移動する。このとき、チェックスプリング15のチェック部15cは、中央屈曲部9g側に移動し、該中央屈曲部9gは右側に閉じているために、ロックスライダ9はさらに移動することができないために、デッドドライブカム6を回転駆動することができない。
【0032】
これに対し、図6(b)に示すように、上記ロック状態から操作力を解除すると、デッドドライブカム6に作用する施錠回転位置側への復元力により、デッドドライブカム6は再び施錠回転位置に復帰し、ロックスライダ9も初期位置に復帰する。このとき、チェックスプリング15のチェック部15cは中央屈曲部9gから上方屈曲部9hに移動し、この状態で、再びシリンダプラグ1に解錠回転位置側の操作力を加えると、図7(a)に示すように、チェックスプリング15のチェック部15cは上端側開口から離脱するために、図7(b)に示すように、デッドドライブカム6を解錠回転位置までドライブすることができる。
【0033】
この解錠状態で再びデッドドライブカム6を施錠回転位置まで回転させると、ロックスライダ9が左方向に移動し、チェックスプリング15は初期位置に復帰する。
【0034】
したがってこの実施の形態において、シリンダ錠を操作してデッドボルト2を解錠位置に移動させるためには、シリンダプラグ1を一旦解錠回転位置側に適宜角度回転させた後、再びキー抜き差し位置まで戻し、再度解錠回転位置まで回転駆動する必要がある。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ピッキングによる不正解錠操作をしにくくして、防犯性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す図である。
【図2】図1の動作を示す図である。
【図3】図2に続く動作を示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図5】ロックスライダとチェックスプリングを示す図である。
【図6】図4の動作を示す図である。
【図7】図6に続く動作を示す図である。
【符号の説明】
1 シリンダプラグ
2 施錠体
3 施錠体ロック手段

Claims (2)

  1. 施錠回転位置でタンブラがシリンダケースに係止されて該シリンダケースに対するシリンダプラグの相対回転を禁止され、真正な解錠コードを有する解錠キーを挿入することにより前記タンブラをシリンダケースとの係止位置から退避させてシリンダプラグの回転操作を可能にするシリンダ錠と、
    該シリンダ錠のシリンダプラグに対する施錠回転位置と解錠回転位置との間での回転操作により駆動されて施錠位置と解錠位置との間を移動する施錠体と、
    施錠位置にある施錠体をロックして該施錠体の解錠位置側への移動を禁止する施錠体ロック手段とを有し、
    前記施錠体は、シリンダプラグの回転操作に伴って回転するデッドドライブカムにより駆動され、
    前記施錠体ロック手段は、デッドドライブカムに形成されるギア部に噛合するラック部を備えて並進移動自在に形成されるロックスライダと、
    該ロックスライダに形成される係止段部に当接して施錠体を解錠位置に移動させるロックスライダの移動を規制する突き当て部を備えたロックカムとを有し、
    該ロックカムは、揺動自在に形成され、タンブラをシリンダケースとの係止位置から退避させてシリンダプラグが施錠回転位置からさらに施錠回転位置側に回転駆動されることによりロックスライダによる支えを失って突き当て部を係止段部側に変位させた傾き姿勢から直立姿勢に移行し、この後にタンブラがシリンダケースに係止する施錠回転位置を越えてシリンダプラグを解錠回転位置まで回転操作したときのロックスライダの移動を許容するとともに、施錠体が解錠位置をとるときにはロックスライダに形成される凹部に収容されて直立姿勢に復帰し、以後に施錠体を施錠位置側に移動させたときに前記傾き姿勢に復帰する錠装置。
  2. 施錠回転位置でタンブラがシリンダケースに係止されて該シリンダケースに対するシリンダプラグの相対回転を禁止され、真正な解錠コードを有する解錠キーを挿入することにより前記タンブラをシリンダケースとの係止位置から退避させてシリンダプラグの回転操作を可能にするシリンダ錠と、
    該シリンダ錠のシリンダプラグに対する施錠回転位置と解錠回転位置との間での回転操作により駆動されて施錠位置と解錠位置との間を移動する施錠体と、
    施錠位置にある施錠体をロックして該施錠体の解錠位置側への移動を禁止する施錠体ロック手段とを有し、
    前記施錠体は、シリンダプラグの回転操作に伴って回転するデッドドライブカムにより駆動され、
    前記施錠体ロック手段は、デッドドライブカムに形成されるギア部に噛合するラック部を備えて並進移動自在に形成されるロックスライダと、
    該ロックスライダに形成されるスプリングガイド溝に挿入されて施錠体を解錠位置に移動させるロックスライダの移動を規制するチェック部を備えたチェックスプリングとを有し、
    前記スプリングガイド溝は、上下端において前方に開放されるとともに、中間部においてV字状に屈曲されて形成され、
    前記チェックスプリングは、前記タンブラをシリンダケースとの係止位置から退避させてシリンダプラグが施錠回転位置から一旦解錠回転位置側に所定長回転駆動された後、反転して前記タンブラをシリンダケースに係止可能な施錠回転位置に復帰されることによりチェック部がスプリングガイド溝内を下方屈曲部から中央屈曲部を経て上方屈曲部に移動し、この後、タンブラがシリンダケースに係止可能な施錠回転位置からシリンダプラグを解錠回転位置まで回転操作されることによりチェック部が上端側開口からスプリングガイド溝外に離脱して施錠体を解錠位置に移動させるロックスライダの移動を許容する錠装置。
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