JP3558447B2 - 二折型扉の開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は二折型扉の開閉装置に関するものであり、特に、扉枠の内側面に戸当りを有し、且つ、扉は持出し型の蝶番にて蝶着されている扉を二折型扉にして開閉自在に構成されたものである。
【0002】
【従来の技術】
扉枠の内側面に戸当りを有し、且つ、扉が持出し型蝶番によって蝶着されて開閉できるようにした従来型の扉を中央部に於て二分割して二折型扉に形成した場合について図6に従って説明する。同図に於て1は扉枠である。該扉枠1は内側面に戸当り2を有する。更に、扉3はその一端部を持出し型蝶番4によって蝶着されている。而して、該扉3は中央部にて二分割されて分割扉3a,3bを形成し、そして、該分割扉3a,3bは前記戸当り2側の双方の端部を蝶番5にて蝶着して二折できるように形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記図6に示す扉3を分割扉3a,3bの当接部に設けられている蝶番5を介して二折し乍ら開放しようとするときには、蝶番5は前記持出し型の蝶番4との距離を半径とする円周上を同図に於て上方へ移動しようとする。この場合は分割扉3bの先端部Pは、該蝶番5と該先端部Pとの距離を半径とする円周上を同図に於て下方へ移動しようとする。然るときは、該分割扉3bの前記先端部Pは扉枠1の側面に干渉して前記回転運動が阻止される。従って、前記蝶番5の回転軌跡上の前述の移動が不可能となり、依って、扉枠1の内側面に戸当り2を有し、且つ、持出し型の蝶番4によって蝶着せられる扉3を二折型に形成して開閉させることはできない。
【0004】
そこで、前記扉3を二折型に形成して開閉できるようにするために解決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するために提案せられたものであり、扉枠の内側面に戸当りが突設されており、且つ、扉は持出し型の蝶番にて蝶着されている開閉用扉に於て、該扉は中央部にて二折できるように分割され、双方の分割扉は前記戸当り側の端面にて蝶番にて蝶着され、更に、前記持出し型の蝶番による蝶着部と反対側の分割扉であって、前記戸当りの反対側の端部を上下に及んで切欠すると共に、該切欠部の上端部に近接して軸片を取付け、更に、該軸片のガイドレールを扉枠の天井部の側面に突設した二折型扉の開閉装置を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1乃至図5に従って詳述する。尚、説明の都合上、前記図6にて図示した構成と同一部分は同一の符号を用いるものとする。図に於て1は扉枠である。該扉枠1は内側面に戸当り2を有する。更に、扉3は中央部を縦方向に2分割されて分割扉3a,3bから成る。而して、一方の分割扉3aはその一端部を持出し型蝶番4によって蝶着されており、且つ、図3に示す如く、他の分割扉3bと前記戸当り2の存在する側、即ち、同図に於て双方の当接部の下端部を蝶番5によって二折又は直線上の延設自在に蝶着されている。
【0007】
又、他方の分割扉3bは、図3に示すように前記戸当り2と反対側、即ち、同図に於て上方左端部を切欠いて切欠部6を形成してある。従って、該切欠部6は該分割扉3bの上記端部を上端部から下端部に及んで縦方向に設けられ、そして、該扉3を二折して開放しようとするとき、図6にて解説したように分割扉3bの先端部Pの部分が扉枠1に干渉するようなことがないようにし、そして、分割された扉3が二折され乍ら自在に開閉できるように構成されている。
【0008】
又、前記戸当り2の一側即ち、図2に於て右側に位置する扉枠1の天井部1aの側面に沿ってガイドレール7が設けられている。そこで、このガイドレール7に遊嵌されて滑走する軸片8を前記他方の分割扉3bの前記切欠部6近傍に突設した取付片9上に立設し、そして、該軸片8を該ガイドレール7に遊嵌してある。
【0009】
この発明の一実施の形態は上述せる如き構成に係るから、該扉3を開く場合は図5の平面図に示すように蝶番5を介して分割扉3a,3bが二折され乍ら、最後には双方が折り重なるように扉枠1に対して略直角状態の位置まで回動して扉3が開放される。このとき、図3の平面図に示すように分割扉3bの先端部が同図に於て蝶番5を回動支点として下方へ回動するとき、該分割扉3bの該先端部には切欠部6が設けられているので、該切欠部6によって該分割扉3bの先端部が扉枠1に干渉するようなことはなく、円滑に該分割扉3bの先端部が同図に於て下方へ回動する。従って、同図の鎖線で示すように該分割扉3bに設けた軸片8が扉枠1の天井部1aに設けたガイドレール7内を同図に於て右方へ直線的に摺動することになり、依って、蝶番5は同図に於て上方へ移動し、図5に示すように最後には持出し型蝶番4を回動支点として双方の分割扉3a,3bが同図に於て上方へ直線的に折重って扉3を開放することになる。又、一旦開放された扉3を閉じる場合は、前記開放時の作用の反対の作用を為して閉塞することになるが、閉塞時に於ては分割扉3bの先端部が扉枠1に干渉するようなことがない事は当然である。
【0010】
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0011】
【発明の効果】
この発明は上記一実施の形態にて詳述せる如く、扉は分割されて蝶番を介して二折可能となり、且つ、持出し型蝶番を介して回動し乍ら該扉を開放させるとき、他の分割扉の先端部に切欠部を設けているので該切欠部が扉枠に干渉することを避ける。そこで、扉枠の内側面に戸当りを有し、且つ、扉は持出し型の蝶番にて蝶着されているものであっても、二折型の扉を形成して開閉動作を可能にすることができる。而も、前記持出し型の蝶番を介して扉を開閉するとき、軸片がガイドレールにガイドされて直線的に摺動するので、双方の分割扉が自在に二折されて重って扉を開放し、或いは直線上に延設された状態となって扉を閉塞することができる。斯くして、前記扉枠に戸当りを有し、且つ、持出し型蝶番にて蝶着された扉であっても、前述せる如く二折が可能であるため狭隘な場所に開閉扉を取付ける際に特に効果的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、その正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】天井部を除いたときの図1の平面図。
【図4】図1の状態から扉を開放している状態を示す正面図。
【図5】図3の状態から更に扉を充分に開放した状態を示す平面図。
【図6】天井部を除いたときの従来例の解説平面図。
【符号の説明】
1 扉枠
1a 天井部
2 戸当り
3 扉
3a,3b 分割扉
4 持出し型蝶番
5 蝶番
6 切欠部
7 ガイドレール
8 軸片

Claims (1)

  1. 扉枠の内側面に戸当りが突設されており、且つ、扉は持出し型の蝶番にて蝶着されている開閉用扉に於て、該扉は中央部にて二折できるように分割され、双方の分割扉は前記戸当り側の端面にて蝶番にて蝶着され、更に、前記持出し型の蝶番による蝶着部と反対側の分割扉であって、前記戸当りの反対側の端部を上下に及んで切欠すると共に、該切欠部の上端部に近接して軸片を取付け、更に、該軸片のガイドレールを扉枠の天井部の側面に突設したことを特徴とする二折型扉の開閉装置。
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JPS51158139U (ja) * 1975-06-11 1976-12-16
JPS58101978A (ja) * 1981-12-14 1983-06-17 アイシン精機株式会社 折り戸の組付機構
JPS59131469U (ja) * 1983-02-21 1984-09-03 千住金属工業株式会社 折畳みドア−の吊設装置

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