JP2000024171A - 遊技機の前扉取付構造 - Google Patents

遊技機の前扉取付構造

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JP2000024171A
JP2000024171A JP10197629A JP19762998A JP2000024171A JP 2000024171 A JP2000024171 A JP 2000024171A JP 10197629 A JP10197629 A JP 10197629A JP 19762998 A JP19762998 A JP 19762998A JP 2000024171 A JP2000024171 A JP 2000024171A
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front door
housing
hinge
plate
edge flange
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JP10197629A
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Takashi Fujii
隆 藤井
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Takasago Electric Industry Co Ltd
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Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 台間機を遊技機より後退させて設置する必要
をなくし、もって台間機の取り扱い容易性の向上を図る
とともにホールでのスペース上の問題を解消し得る遊技
機の前扉取付構造を提供する。 【解決手段】 前扉2を筐体の前方開口部にヒンジ3を
介して開閉可能に取り付ける。ヒンジの回動軸23を、
上方から見て筐体の側板1aの前端面より所定寸法前方
の位置に設定する一方、筐体の側板にその高さ方向略全
長に亘って延びるプレート21を取り付ける。このプレ
ートは、側板の内面に固定された固定部26と、この固
定部からヒンジの回動軸の上方から見た位置の近傍にま
で筐体の前方に突出する突出部28とを備える。前扉の
開時には前扉の側縁フランジ部2aがプレートの突出部
寄りに回動変位するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンな
どの遊技機における前扉の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコホールなどの遊技場にお
いては、例えば図11及び図12に示すように、2台の
スロットマシンA,Aの間に台間機としてのメダル貸出
機Bを配置し、このメダル貸出機Bの紙幣投入口に紙幣
を投入したり、メダル貸出機Bのカード挿入口にプリペ
イドカードを挿入したりすると一方のスロットマシンA
で所定枚数のメダルの貸し出しあるいはクレジット枚数
の加算が行われるようになっている。また、2台のパチ
ンコ機の間にも台間機としての玉貸出機を配置して、同
様にパチンコ玉の貸し出しを行っている。
【0003】一方、スロットマシンAなどの遊技機は、
例えば特許第2525634号公報に開示され、また図
11及び図12にも示すように、遊技面を構成する前扉
aと、装置類を収納する筐体bとを備え、前扉aを筐体
bの左側板にヒンジcを介して開閉可能に取り付けてな
る。上記ヒンジcは、従来、図13に詳示するように、
筐体bの側板b1の内面から前端面に沿う断面L字状で
かつ側板内面にビスd止めにより固定された筐体側ヒン
ジ片c1と、このヒンジ片c1と筐体bの側板b1前端
面の側板外面寄り位置でヒンジ軸部材c2を介して回転
自在に連結されかつ前扉a(詳しくはそのフレーム材)
の内面に形成されたボス部a1にビスe止めにより固定
された前扉側ヒンジ片c3とからなり、前扉aを閉じた
ときには前扉aの側縁フランジ部a2が上記ヒンジ軸部
材c2を挟んで筐体bの側板b1の外面と略面一に連続
し、前扉aを開くときには前扉aがヒンジ軸部材c2を
中心として回動するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
遊技機では、例えばスロットマシンAの場合、図11に
示すように前扉aを開けると、その前扉aが左側の台間
機Bに当たるため、台間機BはスロットマシンAより後
方に後退させて据え付ける必要がある。このため、台間
機Bの紙幣投入口及びカード挿入口が奥まったところに
位置することになり、遊技者の取り扱いに不便さが生じ
るという問題があった。
【0005】また、ホールでは設置スペースの確保など
からマシンA,A間の台間機スペースを大きくできない
事情があるため、台間機Bの筐体収納容量を増やすには
その奥行きを大きくする必要があるが、上述の如くマシ
ンAの前扉aの開閉の邪魔にならないよう台間機Bを後
退させると、台間機BがマシンAより大きく後方にはみ
出して設置されることになる。このため、ホール内の島
列の間隔を余分に広く設計する必要があるなどスペース
上の問題もある。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その課題とするところは、スロットマシンなどの
遊技機における前扉の開閉回動中心軸を前方に移動させ
るように改良を加えることにより、従来の如く台間機を
遊技機より後退させて設置する必要をなくし、もって台
間機の取り扱い容易性の向上を図るとともにホールでの
スペース上の問題を解消し得る遊技機の前扉取付構造を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、前扉が筐体の前方開口部に
ヒンジを介して開閉可能に取り付けられた遊技機の前扉
取付構造において、上記ヒンジの回動軸を、上方から見
て筐体の側板の前端面より所定寸法前方の位置に設定す
る一方、上記筐体の側板にその高さ方向略全長に亘って
延びるプレートを取り付ける。そして、このプレート
を、側板の内面に固定された固定部と、この固定部から
上記ヒンジの回動軸の上方から見た位置の近傍にまで筐
体の前方に突出する突出部とで構成し、前扉の開時には
前扉の側縁フランジ部が上記プレートの突出部寄りに回
動変位するようにする。
【0008】この構成では、前扉の開時には筐体の側板
の前端面より所定寸法前方に位置するヒンジの回動軸を
中心として前扉が回動し、その側縁フランジ部がプレー
トの突出部寄りつまり筐体の内側に回動変位することに
なり、ヒンジの回動軸が前方に位置する分台間機を前方
寄りに設置することができる。しかも、前扉の閉じ状態
ではその側端フランジ部がプレートの突出部と前後方向
にオーバーラップし、側縁フランジ部の表面は、従来の
場合と同様に筐体の側板の外面と略面一に連続するよう
になっており、筐体の奥行きを大きくすることなどは必
要ではない。
【0009】ここで、上記プレートは、ヒンジを構成す
る場合と、遮蔽板として機能する場合とがあり、請求項
2に係る発明は前者の場合を、請求項3に係る発明は後
者の場合をそれぞれ具体化したものである。
【0010】すなわち、請求項2に係る発明は、上記プ
レートの突出部を、筐体の側板の前端面との間に前扉の
側縁フランジ部が収納可能な空間を形成するように設
け、この突出部の先端部にヒンジ軸部材を介して前扉を
回転可能に連結し、前扉の開時には前扉の側縁フランジ
部が筐体の側板の前端面とプレートの突出部との間の空
間に収納されるように構成する。
【0011】また、請求項3に係る発明は、筐体の天板
及び底板にそれぞれヒンジ部材を設ける。この各ヒンジ
部材を、基端部が筐体の天板又は底板に固定されかつ先
端部が前扉側に突出する筐体側ヒンジ片と、この筐体側
ヒンジ片の先端部に軸部材を介して回転可能に連結され
かつ前扉に固定された前扉側ヒンジ片とで構成する。一
方、上記プレートの突出部を、前扉の閉じ状態で前扉の
側縁フランジ部の内側で前扉の裏面に当接又は近接して
筐体の側板の前端面と前扉の側縁フランジ部との間の隙
間を遮蔽するように形成する。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1に係る発
明の最も好ましい形態を示す。すなわち、上記ヒンジ
を、筐体側ヒンジ片と前扉側ヒンジ片とをヒンジ軸部材
回りに回転自在に連結して構成する。上記筐体側ヒンジ
片を、筐体の側板内面にその高さ方向略全長に亘って当
接して固定された固定部と、この固定部の外側側縁から
筐体の前方に突出しかつ筐体の側板の前端面との間に前
扉の側縁フランジ部が収納可能な空間を形成する突出部
と、この突出部の先端縁に上下方向に所定間隔毎に形成
されヒンジ軸部材が挿入される複数の軸挿入部とで構成
する一方、上記前扉側ヒンジ片を、筐体側ヒンジ片の軸
挿入部と上下方向に交互にかつ一列に配列されヒンジ軸
部材が挿入される複数の軸挿入部と、これらの軸挿入部
のうち、少なくとも2つのものから各々水平方向に延び
かつ前扉の側縁フランジ部内面に固定された固定部とで
構成し、上記ヒンジ軸部材を中心に前扉を回動させて開
くとき前扉の側縁フランジ部が筐体の側板の前端面と筐
体側ヒンジ片の突出部との間の空間に収納されるように
する。この構成では、ヒンジの構成が従来のものと変わ
るだけで、筐体及び前扉の形状などは従来のものと殆ど
変わらないので、実施化が図り易くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図3は2台のスロット
マシンA,Aの間に台間機としてのメダル貸出機Bを配
置した状態を示す。各スロットマシンAは、本発明の第
1実施形態に係る前扉取付構造を備えるもので、図4及
び図5にも示すように、筐体1の前方開口部に前扉2が
ヒンジ3を介して開閉可能に取り付けられてなる。
【0014】上記前扉2は、3つのリール表示窓11,
11,11及びクレジット枚数表示部12などの表示部
と、スタートレバー14及び3個の停止ボタン15,1
5,15などの操作部と、メダル受け皿17とを有して
いる。また、上記筐体1内には、図示していないが、複
数の図柄が各々描かれた3つのリール、これらを独立的
に回転させる駆動装置及びメダルの払い出しを行うホッ
パー装置などが収納されており、リール停止時には各リ
ールの3駒分の絵柄が前扉2の対応するリール表示窓1
1を通して外部に見えるようになっている。
【0015】上記ヒンジ3は、筐体1の左側板1aと前
扉2の左側縁とを回転可能に連結するもので、図6ない
し図8に詳示するように、2つのヒンジ片つまり筐体側
ヒンジ片21と前扉側ヒンジ片22とをヒンジ軸部材2
3回りに回転自在に連結してなる。上記筐体側ヒンジ片
21は、筐体1の左側板1a内面にその高さ方向略全長
に亘って当接されかつ複数箇所でビス25止めにより固
定された固定部26と、この固定部26の外側側縁から
筐体1の前方に突出しかつ筐体1の左側板1aの前端面
との間に前扉2(詳しくはそのフレーム材)の側縁フラ
ンジ部2aが収納可能な空間27を形成する断面略コの
字状の突出部28とからなり、この突出部28は、その
先端縁に上下方向に所定間隔毎に形成されかつヒンジ軸
部材23が挿入される複数の軸挿入部28a,28a,
…を有している。また、突出部28の筐体側コーナー部
28bは断面円弧状に湾曲している一方、突出部28の
前扉側コーナー部28cは略直角に折り曲げられてい
る。
【0016】上記前扉側ヒンジ片22は、筐体側ヒンジ
片21の軸挿入部28aと上下方向に交互にかつ一列に
配列されかつヒンジ軸部材23が挿入される複数の軸挿
入部22a,22a,…と、これらの軸挿入部22a,
22a,…のうち、所定数置きに位置するものから各々
水平方向に延びる複数の固定部22b,22b,…とを
有し、各固定部22bは、前扉2の側縁フランジ部2a
に形成されたボス部2bにビス29止めにより固定され
ている。そして、前扉2の閉じ状態では前扉2の側縁フ
ランジ部2aの表面が筐体1の左側板1aの外面と略面
一に連続し(図6参照)、この状態から上記ヒンジ軸部
材23を中心に前扉2を回動させて開くとき前扉2の側
縁フランジ部2aが筐体1の左側板1aの前端面と筐体
側ヒンジ片21の突出部28との間の空間27に収納さ
れるようになっている(図7参照)。尚、前扉側ヒンジ
片22の固定部22bの個数は、少なくとも2つ設けれ
ば足りるが、多くすればその分ヒンジ片22と前扉2と
の固定強度を高めることができる。また、図8中、31
は前扉側ヒンジ片22の各固定部22bに対応して筐体
側ヒンジ片21の突出部28に形成された作業用開口部
であり、前扉2を開いた時には前扉側ヒンジ片22の固
定部22bがその開口部31に臨むようになっている。
【0017】一方、メダル貸出機Bは、その前面に紙幣
投入口41とカード挿入口42とを有し、紙幣投入口4
1に紙幣を投入したり、カード挿入口42にプリペイド
カードを挿入したりすると隣接する一方のスロットマシ
ンAに対し所定枚数のメダルをメダル受け皿17に払い
出し、あるいは所定のクレジット枚数をクレジット枚数
表示部12に加算して表示するように構成されている。
【0018】次に、上記第1実施形態の作用・効果を説
明するに、メダル貸出機Bの右隣のスロットマシンAに
おいて、前扉2を開くとき、その前扉2は、筐体1の左
側板1aの前端面の所定寸法前方に位置するヒンジ3の
ヒンジ軸部材23を回動中心軸として回動し、前扉2の
側縁フランジ部2aが筐体1の左側板1aの前端面と筐
体側ヒンジ片21の突出部28との間の空間27に収納
されるようになり、従来の如く前扉2の側縁フランジ部
2aの端部を回動中心軸とする場合(図13参照)より
も前扉2の回動中心軸が筐体1の前方に移動することに
なる。しかも、前扉2が閉じられているときには、上記
ヒンジ3の筐体側ヒンジ片21の突出部28が前扉2の
側縁フランジ部2aと前後方向にオーバーラップし、前
扉2の側縁フランジ部2aの表面は、従来の場合と同様
に筐体1の左側板1aの外面と略面一に連続するので、
従来の場合に比べて筐体1の奥行きを大きくすることな
どは必要ではない。
【0019】以上のことから、前扉2の回動中心軸が前
方に移動する分台間機としてのメダル貸出機Bを前方寄
りに設置することができる(図2と図11とを比較参
照)ので、スロットマシンAの前で着座している遊技者
にとってメダル貸出機Bの紙幣投入口41及びカード挿
入口42が近くなり、その取り扱いが便利なものとな
る。また、台間機BがスロットマシンAより後方に大き
くはみ出して設置されることもないので、その分ホール
内の島列の間隔を狭くすることができるなどスペース上
でも有利なものとなる。
【0020】その上、上記第1実施形態のスロットマシ
ンAでは、ヒンジ3の構成が従来のものと変わるだけで
あって、筐体1及び前扉2においては、僅かにヒンジ3
の各ヒンジ片21,22の固定箇所が変わるに過ぎない
ので、従来のスロットマシンと基本設計を変えることな
く実施化を容易に図ることができる。
【0021】また、上記ヒンジ3の筐体側ヒンジ片21
の突出部28は、その筐体側コーナー部28bが断面円
弧状に湾曲しているため、筐体1内の装置類と前扉2側
の表示部及び操作部との間に配線されるリード線などを
傷付けることがない。さらに、上記突出部28の前扉側
コーナー部28cは略直角に折り曲げられているため、
前扉2を閉じるとき突出部28の前扉側コーナー部28
cより先端側部分全部が前扉2に当接して閉じ位置を規
制することになり、前扉2の閉じ状態を安定なものにす
ることができる。
【0022】図9及び図10は本発明の第2実施形態に
係るスロットマシンの前扉取付構造を示し、51は筐体
52の天板52bに前扉53を開閉可能に取り付けるた
めのヒンジ部材であり、このヒンジ部材51は、図示し
ていないが、筐体52の底板に同じく前扉53を開閉可
能に取り付けるためのものと対をなし、この一対のヒン
ジ部材51によりヒンジを構成している。
【0023】上記ヒンジ部材51は、基端部が筐体52
の天板52b上にビス55止めにより固定されかつ先端
部が前方つまり前扉53側に突出する筐体側ヒンジ片5
6と、この筐体側ヒンジ片56の先端部に軸部材57を
回転可能に連結されかつ前扉53の上縁フランジ部53
b上の前面寄り位置にビス60止めにより固定された前
扉側ヒンジ片58とからなり、ヒンジ部材51の回動軸
である軸部材57は、図10に示すように上方から見て
筐体52の左側板52aの前端面より所定寸法前方の位
置に設定されている。この第2実施形態の場合、前扉5
3のヒンジ取付側である左側縁部には、前扉53の開閉
時に筐体52との干渉を避けるための切欠き59が設け
られている。
【0024】一方、筐体52の左側板52aには、上記
切欠き59による筐体52の左側板52aと前扉53の
側縁フランジ部53aとの間の隙間を側縁フランジ部5
3aの内側で遮蔽する遮蔽板としてのプレート61が筐
体52の高さ方向略全長に亘って取り付けられ、このプ
レート61は、左側板52aの内面にビス62止めによ
り固定された固定部61aと、この固定部61aから上
記ヒンジ部材51の軸部材57(つまりヒンジ回動軸)
の上方から見た位置の近傍にまで筐体52の前方に突出
する突出部61bとからなる。上記突出部61bは、そ
の先端部に略直角に折り曲げられた当接部61cを有
し、前扉53の閉じ状態では当接部61cが前扉53の
裏面に当接して前扉53の閉じ位置を規制するようにな
っている。
【0025】そして、上記第2実施形態においても、前
扉53の開時には、上方から見て筐体52の左側板52
aの前端面より所定寸法前方に位置するヒンジ部材51
の軸部材57を中心として前扉53が回動し、その側縁
フランジ部53aがプレート61の突出部61b寄りつ
まり筐体52の内側に回動変位することになり、第1実
施形態の場合と同様に前扉53の回動中心軸(軸部材5
7)が前方に位置する分メダル貸出機などの台間機を前
方寄りに設置することができるので、台間機の取り扱い
が容易なものとなる。また、台間機がスロットマシンよ
り後方に大きくはみ出して設置されることもなく、ホー
ル内の島列の間隔を狭くすることができるなどスペース
上でも有利なものとなる。
【0026】この第2実施形態の場合、前扉53のヒン
ジ取付側に前扉53の開閉時における筐体52との干渉
を避けるための切欠き59を設ける必要があるが、前扉
53の閉じ状態ではこの切欠き59の内側は、筐体52
の左側板52aに取り付けたプレート61の突出部61
bにより遮蔽されているので、切欠き59を通してスロ
ットマシン内部に悪戯などをするのを防止できる。しか
も、上記突出部61bの先端部である当接部61cは、
閉じ状態の前扉53の裏面に当接してその閉じ位置を規
制しているので、前扉53の閉じ状態を安定化させるこ
とができる。
【0027】尚、本発明は上記第1及び第2実施形態に
限定されるものではなく、その他種々の形態を包含する
ものである。例えば上記第1実施形態では、前扉2を筐
体1の前方開口部に開閉可能に取り付けるヒンジ3が、
筐体側ヒンジ片21と前扉側ヒンジ片22とをヒンジ軸
部材23回りに回転自在に連結してなり、筐体側ヒンジ
片21を筐体1の側板1aに、前扉側ヒンジ片22を前
扉2の側縁フランジ部2aにそれぞれ固定する構成とし
たが、本発明は、前扉側ヒンジ片22と前扉2の側縁フ
ランジ部2aとを一体成形し、前扉の側縁フランジ部で
ヒンジの一部を構成するようにしてもよい。
【0028】また、上記第2実施形態では、遮蔽板であ
るプレート61の突出部61aの先端部に前扉53の閉
じ状態でその裏面に当接する当接部61cを形成して、
閉じ位置を規制するようにしたが、遮蔽板の機能を発揮
する上では、上記プレート61の突出部61aを、前扉
53の閉じ状態でその裏面に当接させる必要はなく、近
接させるだけでもよい。
【0029】さらに、上記各実施形態では、本発明をス
ロットマシンAの前扉取付構造に適用した場合ついて述
べたが、本発明は、パチンコ機やその他の遊技機の前扉
取付構造にも同様に適用することができるのは勿論であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明における遊技機の
前扉取付構造によれば、前扉の開時には前扉が筐体の前
方に位置するヒンジの回動軸を中心に回動し、その側縁
フランジ部が筐体の内側に回動変位するようになってい
るため、遊技機の奥行きを大きくすることなく、台間機
を前方寄りに設置することができる。この結果、台間機
の取り扱い容易性を高めることができるとともに、ホー
ル内の島列の間隔を狭くすることができるなどの効果を
有する。
【0031】特に、請求項4に係る発明では、ヒンジの
構成が従来のものと変わるだけで、筐体及び前扉の形状
などは従来のものと殆ど変わらないので、実施化を容易
に図ることができるという効果をも併有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る2台のスロットマ
シンの間に台間機を配置した配列状態を示す正面図であ
る。
【図2】同平面図である。
【図3】上記配列状態を台間機の左側方から見た側面図
である。
【図4】スロットマシンの前扉を開いたときの図3相当
図である。
【図5】スロットマシンの分解斜視図である。
【図6】スロットマシンの前扉のヒンジ構造を示す断面
図である。
【図7】前扉を開いたときの図6相当図である。
【図8】ヒンジの一部分(上部)の正面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係るスロットマシンの
前扉取付構造を示す平面図である。
【図10】同断面図である。
【図11】従来の技術を説明するための図2相当図であ
る。
【図12】同じく図3相当図である。
【図13】同じく図6相当図である。
【符号の説明】
A スロットマシン(遊技機) B メダル貸出機(台間機) 1,52 筐体 1a,52a 左側板 2 前扉 2a 側縁フランジ部 3 ヒンジ 21,56 筐体側ヒンジ片 22,58 前扉側ヒンジ片 22a 前扉側ヒンジ片の軸挿入部 22b 前扉側ヒンジ片の固定部 23 ヒンジ軸部材 26 筐体側ヒンジ片の固定部 27 空間 28 筐体側ヒンジ片の突出部 28a 筐体側ヒンジ片の軸挿入部 51 ヒンジ部材 52b 筐体の天板 57 軸部材 61 プレート 61a 固定部 61b 突出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前扉が筐体の前方開口部にヒンジを介し
    て開閉可能に取り付けられた遊技機の前扉取付構造であ
    って、 上記ヒンジの回動軸は、上方から見て筐体の側板の前端
    面より所定寸法前方の位置に設定されており、 上記筐体の側板にはその高さ方向略全長に亘って延びる
    プレートが取り付けられ、このプレートは、側板の内面
    に固定された固定部と、この固定部から上記ヒンジの回
    動軸の上方から見た位置の近傍にまで筐体の前方に突出
    する突出部とを備えており、 前扉の開時には前扉の側縁フランジ部が上記プレートの
    突出部寄りに回動変位するように構成されていることを
    特徴とする遊技機の前扉取付構造。
  2. 【請求項2】 上記プレートはヒンジを構成するもの
    で、その突出部は、筐体の側板の前端面との間に前扉の
    側縁フランジ部が収納可能な空間を形成するように設け
    られ、この突出部の先端部にヒンジ軸部材を介して前扉
    が回転可能に連結されており、前扉の開時には前扉の側
    縁フランジ部が筐体の側板の前端面とプレートの突出部
    との間の空間に収納されるように構成されている請求項
    1記載の遊技機の前扉取付構造。
  3. 【請求項3】 筐体の天板及び底板にそれぞれヒンジ部
    材が設けられ、この各ヒンジ部材は、基端部が筐体の天
    板又は底板に固定されかつ先端部が前扉側に突出する筐
    体側ヒンジ片と、この筐体側ヒンジ片の先端部に軸部材
    を介して回転可能に連結されかつ前扉に固定された前扉
    側ヒンジ片とからなり、 上記プレートは遮蔽板の機能を有するもので、その突出
    部は、前扉の閉じ状態で前扉の側縁フランジ部の内側で
    前扉の裏面に当接又は近接して筐体の側板と前扉の側縁
    フランジ部との間の隙間を遮蔽するように形成されてい
    る請求項1記載の遊技機の前扉取付構造。
  4. 【請求項4】 前扉が筐体の前方開口部にヒンジを介し
    て開閉可能に取り付けられた遊技機の前扉取付構造であ
    って、 上記ヒンジは、筐体側ヒンジ片と前扉側ヒンジ片とをヒ
    ンジ軸部材回りに回転自在に連結してなり、 上記筐体側ヒンジ片は、筐体の側板内面にその高さ方向
    略全長に亘って当接して固定された固定部と、この固定
    部の外側側縁から筐体の前方に突出しかつ筐体の側板の
    前端面との間に前扉の側縁フランジ部が収納可能な空間
    を形成する突出部と、この突出部の先端縁に上下方向に
    所定間隔毎に形成されヒンジ軸部材が挿入される複数の
    軸挿入部とを有しており、 上記前扉側ヒンジ片は、筐体側ヒンジ片の軸挿入部と上
    下方向に交互にかつ一列に配列されヒンジ軸部材が挿入
    される複数の軸挿入部と、これらの軸挿入部のうち、少
    なくとも2つのものから各々水平方向に延びかつ前扉の
    側縁フランジ部内面に固定された固定部とを有してお
    り、 上記ヒンジ軸部材を中心に前扉を回動させて開くとき前
    扉の側縁フランジ部が筐体の側板の前端面と筐体側ヒン
    ジ片の突出部との間の空間に収納されるように構成され
    ていることを特徴とする遊技機の前扉取付構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100435406B1 (ko) * 2000-11-13 2004-06-10 후지 덴끼 가부시키가이샤 자동 판매기의 힌지 장치 및 자동 판매기
US7351153B2 (en) * 2002-10-30 2008-04-01 Aruze Corp. Gaming machine with hinge construction for rotatably supporting door
JP2014135977A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Chuto Sangyo Kk ゲーム機用蝶番
JP2015024023A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 スガツネ工業株式会社 遊技機

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