JP4850399B2 - 遊技機における制御基板ユニット - Google Patents

遊技機における制御基板ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP4850399B2
JP4850399B2 JP2004272049A JP2004272049A JP4850399B2 JP 4850399 B2 JP4850399 B2 JP 4850399B2 JP 2004272049 A JP2004272049 A JP 2004272049A JP 2004272049 A JP2004272049 A JP 2004272049A JP 4850399 B2 JP4850399 B2 JP 4850399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control board
connector
opening
flange
flange portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004272049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006081834A (ja
Inventor
智一 酒井
智昭 栗田
和秀 高橋
隆吏 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2004272049A priority Critical patent/JP4850399B2/ja
Publication of JP2006081834A publication Critical patent/JP2006081834A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4850399B2 publication Critical patent/JP4850399B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Description

本発明は、遊技を制御する制御基板、及び制御基板が収容される基板ケースを備えた遊技機における制御基板ユニットに関する。
従来、スロットマシン、パチンコ機等の遊技機においては、遊技を制御するROM等の電子部品、外部コネクタが接続される基板側コネクタ及び電子部品と基板側コネクタとを電気的に接続するプリント配線を設けた制御基板を遊技機内に装着し、制御基板により制御される各種遊技機器側の外部コネクタを基板側コネクタに接続することにより、各種遊技機器の遊技動作を制御する電子制御方式を採用している。
また、制御基板は、制御基板のROMを交換する等の不正改造、ピアノ線等の不正具を遊技機内に侵入させ、制御基板を不正に制御する等の不正行為ができないように、基板側コネクタのみが露出するような形態で、透明な合成樹脂材料により形成される基板ケース内に収容される(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−178940号公報
しかし、上述のような遊技機においては、基板側コネクタが基板ケースに設けられた開口部から露出するため、基板ケースの成形誤差、基板側コネクタの取付位置のバラツキ等により基板側コネクタと開口部の口縁との間に隙間が生じ、この隙間を利用して、不正具を基板ケース内に挿入し、基板側コネクタの周辺部分のプリント配線をショートさせる等して、制御基板が不正に制御されるおそれがある。
本発明は、従来の問題に鑑み、不正具を用いて、制御基板を不正に制御する等の不正行為を確実に阻止することができるようにした遊技機における制御基板ユニットを提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)遊技を制御する電子部品、外部コネクタが接続されるコネクタ及びプリント配線を設けた制御基板を、ケース本体と該ケース本体を閉塞するケース蓋体とから成る基板ケース内に収容するとともに、前記ケース蓋体に、前記コネクタを露出させる開口部を設けた遊技機における制御基板ユニットにおいて、前記コネクタに、前記開口部に対向し、かつ前記制御基板における前記コネクタの周辺部分に接することにより当該周辺部分の前記プリント配線を遮蔽する鍔部を一体的に設け、前記ケース蓋体における前記開口部の周囲に、前記鍔部へ向けて突出し、かつ先端部が前記鍔部における前記開口部に対向する表面に当接可能なフランジ部を設け、前記フランジ部の前記先端部に、前記鍔部の外周を包囲するとともに前記制御基板に当接可能な突条部を設け、前記鍔部を前記制御基板における前記コネクタの周辺部分と前記フランジ部の前記先端部間に挟み込むことにより、前記鍔部をもって、前記制御基板における前記コネクタの周辺部分の前記プリント配線を隠蔽すると共に前記開口部を閉塞する。
(2)遊技を制御する電子部品、外部コネクタが接続されるコネクタ及びプリント配線を設けた制御基板を、ケース本体と該ケース本体を閉塞するケース蓋体とから成る基板ケース内に収容するとともに、前記ケース蓋体に、前記コネクタを露出させる開口部を設けた遊技機における制御基板ユニットにおいて、前記コネクタに、前記開口部に対向し、かつ前記制御基板における前記コネクタの周辺部分に接することにより当該周辺部分の前記プリント配線を遮蔽する鍔部を一体的に設け、前記ケース蓋体における前記開口部の周囲に、前記鍔部へ向けて突出し、かつ先端部が前記鍔部における前記開口部に対向する表面に当接可能なフランジ部を設け、前記鍔部の全周に、前記ケース蓋体における前記開口部に周囲へ向けて突出し、前記フランジ部の外周を包囲可能な突条部を設け、前記鍔部を前記制御基板における前記コネクタの周辺部分と前記フランジ部の前記先端部間に挟み込むことにより、前記鍔部をもって、前記制御基板における前記コネクタの周辺部分の前記プリント配線を隠蔽すると共に前記開口部を閉塞する。
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
(a)請求項1記載の発明によると、コネクタの鍔部により、コネクタの周辺部分のプリント配線を遮蔽するとともに、開口部を遮蔽するため、開口部の口縁とコネクタの外側面との間の隙間にピアノ線等の不正具が挿入されても、プリント配線がショートさせられたり、不正具を基板ケース内に侵入させる等の不正行為を確実に阻止することができる。また、鍔部をコネクタに一体的に設けたことにより、コネクタを制御基板に装着するだけで、コネクタの周辺部分のプリント配線を確実に遮蔽することができる。
さらに、開口部の周囲にフランジ部を設けたことにより、ケース蓋体における開口部周辺の剛性を高めて撓みを減少させて、フランジ部の端部を鍔部に確実に当接させることができるとともに、フランジ部の突条部がコネクタの鍔部の外周縁を包囲することにより、鍔部とフランジ部の端部との間から基板ケース内に、不正具を侵入させる等の不正行為をより確実に阻止することができる。
(b)請求項2記載の発明によると、コネクタの鍔部により、コネクタの周辺部分のプリント配線を遮蔽するとともに、開口部を遮蔽するため、開口部の口縁とコネクタの外側面との間の隙間にピアノ線等の不正具が挿入されても、プリント配線がショートさせられたり、不正具を基板ケース内に侵入させる等の不正行為を確実に阻止することができる。また、鍔部をコネクタに一体的に設けたことにより、コネクタを制御基板に装着するだけで、コネクタの周辺部分のプリント配線を確実に遮蔽することができる。
また、開口部の周囲にフランジ部を設けたことにより、ケース蓋体における開口部周辺の剛性を高めて撓みを減少させて、フランジ部の端部を鍔部に確実に当接させることができ、開口部を確実に遮蔽して、不正具を基板ケース内に侵入させる等の不正行為をより確実に阻止することができる。
さらに、コネクタの鍔部に設けた突条部がケース蓋体のフランジ部の外周を全てに亘って包囲することにより、鍔部とフランジ部の端部との間から基板ケース内に、不正具を侵入させる等の不正行為をより確実に阻止することができる。
以下、本発明の第1実施形態を、図1〜図9に基づいて基づいて説明する。図1は、本発明を適用した遊技機(スロットマシン)の正面図、図2は、前扉を開けた状態の遊技機の正面図、図3は、制御基板ユニットの正面図、図4は、図3におけるA−A線に沿う拡大縦断面図、図5は、制御基板ユニットを下方から見た斜視図、図6は、基板ケースを開けた状態の制御基板ユニットの斜視図、図7は、制御基板の斜視図、図8は、図4におけるB部の拡大図、図9は、基板側コネクタの拡大斜視図である。なお、以下の説明では、図1、2において紙面手前側を遊技機の「前方または表面」とし、図1、2において紙面奥側を「後方または裏面」とし、図1、2において左側を「左方」とし、図1、2において右側を「右方」とする。
遊技機(1)としてのスロットマシンは、正面(前面)が開口する正面視矩形の筐体(2)と、筐体(2)の左側部に上下方向を向く上下1対のヒンジ軸(4)により開閉可能に枢支された前扉(3)とを備える。
前扉(3)は、閉状態にあるとき、前扉(3)の裏面に設けられた上下のフックレバー(5)が筐体(2)に設けられた係合片(2a)に係合することにより、所定のキー等を使用しない限り開けられないようになっている。
筐体(2)内には、複数種類の図柄、数字等で構成される識別情報を変動及び停止表示可能な3個の回転リール(6)と、遊技媒体であるメダル(コインを含む)を貯留及び払出可能なホッパーユニット(7)と、後述の透明な基板ケース(14)内に、遊技全体を統括的に制御する主制御基板(8)が収容されてなる制御基板ユニット(100)と、主制御基板(8)から出力される制御信号に基づいて、前扉(3)の裏面側に設けられた各種遊技情報及び演出を表示可能な液晶表示ユニット(31)、効果音を発生するスピーカ(32)、光により演出効果を盛り上げるランプ(33)に制御信号を出力可能な副制御基板(9)と、主制御基板(8)から出力される制御信号に基づいて、各回転リール(6)を回転させるモータを駆動制御可能な回転リール制御基板(10)と、主制御基板(8)へ電力を供給する電源装置(11)が収容されている。
前扉(3)の前面には、液晶表示ユニット(31)に表示される遊技情報及び演出を視認可能な遊技情報表示窓(34)と、各回転リール(6)の識別情報を3こまずつ視認可能な識別情報表示窓(35)と、前扉(3)の裏面に設けられる中部基板(図示略)に表示される各種情報を視認可能な複数の情報表示窓(36)と、遊技を行うときにメダルが投入されるメダル投入口(37)と、メダルの賭数を最大限(3枚)に設定するMAXベットボタン(38)と、メダルの賭数を1枚に設定する1枚ベットボタン(39)と、全ての回転リール(6)を回転させるときに操作されるスタートレバー(40)と、各回転リール(6)の回転を停止させるときに操作される3個のストップボタン(41)と、遊技を精算するときに操作される精算ボタン(42)とが設けられている。
なお、MAXベットボタン(38)、1枚ベットボタン(39)、スタートレバー(40)、各ストップボタン(41)及び精算ボタン(42)には、それぞれの操作を検出可能な操作検知センサ(図示略)が内蔵されている。
遊技機(1)の遊技は、遊技者がメダルをメダル投入口(37)に投入した後、MAXベットボタン(38)または1枚ベットボタン(39)によりメダルの賭数を設定した後、スタートレバー(40)を操作して、全ての回転リール(6)を回転させることによって開始される。なお、メダル投入口(37)に投入されたメダルは、前扉(3)の裏面側に設けられたメダルセレクタ(図示略)によりメダルの真偽が判別され、真と判別されたメダルのみがホッパーユニット(7)に誘導され、偽と判別されたメダルは前扉(3)の下部に設けられたメダル受皿(3a)に戻される。
回転リール(6)が回転して所定時間が経過した後、3個のストップボタン(41)を順次操作して、各回転リール(6)の回転を停止させ、停止した3個の回転リール(6)の識別情報の組み合わせにより、入賞の有無、及び賞の大小に応じたメダルの配当枚数が確定され、入賞した場合には、予め定めた入賞枚数分だけホッパーユニット(7)からメダル受皿(3a)にメダルが払い出される。
なお、本実施形態において、遊技機(1)を遊技媒体がメダル(コインを含む)とするスロットマシンとして説明するが、本発明は、これに特定されるものでなく、遊技機(1)を遊技媒体がパチンコ玉であるパチンコ機またはスロットマシンとしても良い。
制御基板ユニット(100)は、主制御基板(8)と、主制御基板(8)を収容し、主制御基板(8)の不正改造を防止するための基板ケース(14)とを備えて構成される。
基板ケース(14)は、主に図6に示すように、筐体(2)の後板(21)に固定される透明な合成樹脂材料により成形されるケース本体(12)と、透明な合成樹脂材料により成型されるとともに、左端部に設けられた上下の半円筒部(13a)がケース本体(12)の左端部に開閉可能に枢支され、ケース本体(12)の前面を閉塞可能なケース蓋体(13)とによって形成されている。
主制御基板(8)は、ケース蓋体(13)の内側にねじ(図示略)により固定されるとともに、ケース本体(12)とケース蓋体(13)との間に挾持された状態で、基板ケース(14)内に収容される。
主制御基板(8)におけるケース蓋体(13)に対向する前面、すなわち実装面には、図7に示すように、ROM等の各種電子部品(81)、外部コネクタ(50)が接続される複数の基板側コネクタ(82)(本実施形態においては7個)が実装されるとともに、各種電子部品(81)と各コネクタ(72)とを電気的に接続する多数のプリント配線(83)が設けられている。
なお、複数のコネクタ(82)は、左側から、電源装置(11)から出力される電力を入力する電源入力用、副制御基板(9)へ制御信号を出力する副制御基板出力用、液晶表示ユニット(31)及び中部基板に表示信号を出力する表示出力用、各操作検知センサの操作信号を入力するスイッチ入力用、回転リール制御基板(10)に回転制御信号を出力する回転リール出力用、遊技店に据え付けられる多数の遊技機を集中管理するホールコンピュータに遊技データを出力する外部集中出力用、主制御基板(8)を検査するときに使用される検査用となっており、各コネクタ(82)には、それぞれに対応する外部コネクタ(50)が接続される。
各基板側コネクタ(82)の外側面には、鍔部(82a)が一体的に設けられている。この鍔部(82a)は、主に図8に示すように、主制御基板(8)における実装面に接することにより、各基板側コネクタ(82)の周辺部分のプリント配線(83)を遮蔽し、ピアノ線等の不正具により各基板側コネクタ(82)の周辺部分のプリント配線(83)をショートさせる等の不正行為を阻止する。また、各基板側コネクタ(82)に鍔部(82a)を一体的に設けたことにより、各基板側コネクタ(82)を主制御基板(8)の実装面に装着するだけで、各基板側コネクタ(82)の周辺部分のプリント配線(83)を確実に遮蔽することができる。
ケース蓋体(13)は、右部上下に係合孔(13b)、また、右端部に複数の切断部(13c)を介して連結される複数(本実施形態では6個)の固定部(13d)をそれぞれ有し、係合孔(13b)にケース本体(12)に設けられた係合爪(12a)を係合させた状態で、複数の固定部(13d)のうちの一箇所を、ワンウェイねじ(図示略)をもって、ケース本体(12)に設けられた螺合部(図示略)に締結することにより、締結された固定部(13d)に連結された切断部(13c)を切断しない限り開けられないようになっている。また、基板ケース(14)内に収容された主制御基板(8)の検査のための正式な検査によって切断部(13c)を切断した場合には、検査後、予備のワンウェイねじをもって、未使用の固定部(13d)と螺合部とを締結して、ケース蓋体(13)をケース本体(12)に対して閉じ状態に締結する。
ケース蓋体(13)の各基板側コネクタ(82)に対応する箇所には、各基板側コネクタ(82)の差込口(外部コネクタ(50)が差し込まれる口)をそれぞれ露出させるための開口部(131)が穿設されている。また、各開口部(131)の周囲には、図8に示すように、それぞれに対応する各基板側コネクタ(82)の鍔部(82a)へ向けて突出し、かつ鍔部(82a)に当接することにより、開口部(131)を遮蔽可能なフランジ部(131a)が設けられている。
各鍔部(82a)により各開口部(131)を遮蔽することにより、各基板側コネクタ(82)と各開口部(131)との間の隙間(C)(図8参照)から基板ケース(14)内に、不正具を侵入させることを阻止することができる。また、開口部(131)の周囲に、フランジ部(131a)を設けたことにより、ケース蓋体(13)における開口部(131)の周辺の剛性を高め、各フランジ部(131a)の端部が各鍔部(82a)に確実に当接して、各開口部(131)をより確実に遮蔽することができる。さらには、主制御基板(8)を、開口部(131)が設けられたケース蓋体(13)に固定することにより、各基板側コネクタ(82)を各開口部(131)から容易に露出させることができ、組付け作業の向上を図ることができる。
なお、基板ケース(14)内へのピアノ線等の不正具の侵入を確実に阻止するためには、各開口部(131)の大きさを、各開口部(131)に対応する各基板側コネクタ(82)との間に隙間が生じないように、各基板側コネクタ(82)が嵌合し得る程度にすることが最良である。しかし、各基板側コネクタ(82)の取付位置のバラツキ、各種寸法誤差等を考慮した場合には、それらを許容し得る程度に、各開口部(131)を大きさを、それぞれに対応する各基板側コネクタ(82)の外観寸法より僅かに大きくするのが望ましい。
上述により、各基板側コネクタ(82)の鍔部(82a)により、各基板側コネクタ(82)の周辺部分のプリント配線(83)を遮蔽するとともに、各開口部(131)を遮蔽するため、各開口部(131)の口縁と各基板側コネクタ(82)の外側面との間の隙間からピアノ線等の不正具が挿入されても、プリント配線(83)がショートさせられたり、不正具を基板ケース(14)内に侵入させる等の不正行為を確実に阻止することができる。
図10は、本発明に係わる請求項3に相当する第2実施形態を示す。この第2実施形態においては、ケース蓋体(13)の開口部(131)の周囲に設けられるフランジ部(131a)の端部に、基板側コネクタ(82)の鍔部(82a)の外周縁を包囲するとともに、主制御基板(8)に当接可能な突条部(131b)を形成している。これにより、鍔部(82a)とフランジ部(131a)の端部との間から基板ケース(14)内に、不正具を侵入させる等の不正行為をより確実に阻止することができる。
図11及び図12は、本発明に係わる請求項4に相当する第3実施形態を示す。この第3実施形態においては、基板側コネクタ(82)の鍔部(82a)に、ケース蓋体(13)の開口部(131)の周囲に設けられるフランジ部(131a)の端部が陥入可能な凹溝(82b)を全周に亘って設けている。これにより、鍔部(82a)とフランジ部(131a)の端部との間から基板ケース(14)内に、不正具を侵入させる等の不正行為をより確実に阻止することができる。
図13及び図14は、本発明に係わる請求項5に相当する第4実施形態を示す。この第4実施形態においては、基板コネクタ(82)の鍔部(82a)にケース蓋体(13)のフランジ部(131a)へ向けて突出し、フランジ部(131a)の外周を包囲可能な突条部(82c)を全周に亘って設けている。これにより、鍔部(82a)とフランジ部(131a)の端部との間から基板ケース(14)内に、不正具を侵入させる等の不正行為をより確実に阻止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(i)ケース蓋体(13)における開口部(131)の周囲にフランジ部(131a)を設けない構成にする。この場合には、フランジ部(131a)の端部を基板側コネクタ(82)の鍔部(82a)に当接させる代わりに、ケース蓋体(13)における開口部(131)の周辺、具体的には、主制御基板(8)に対向する側の周辺を鍔部(82a)に当接させるようにする。
(ii)第1、2、3及び第4実施形態を適宜組み合わせる。
(iii)主制御基板(8)をケース本体(12)に固定する。
(iv)基板側コネクタ(82)及び開口部(131)の数を適宜変更する。
本発明を適用した遊技機の正面図である。 前扉を開けた状態の遊技機の正面図である。 制御基板ユニットの正面図である。 図3におけるA−A線に沿う拡大縦断面図である。 制御基板ユニットを下方から見た斜視図である。 基板ケースを開けた状態の制御基板ユニットの斜視図である。 制御基板の斜視図である。 第1実施形態における図4に示すB部の拡大図である。 第1実施形態における基板側コネクタの拡大斜視図である。 第2実施形態における図8と同様な部分の拡大図である。 第3実施形態における図8と同様な部分の拡大図である。 第3実施形態における基板側コネクタの拡大斜視図である。 第4実施形態における図8と同様な部分の拡大図である。 第4実施形態における基板側コネクタの拡大斜視図である。
符号の説明
(1)遊技機
(2)筐体
(2a)係合片
(3)前扉
(3a)メダル受皿
(4)ヒンジ軸
(5)フックレバー
(6)回転リール
(7)ホッパーユニット
(8)主制御基板(制御基板)
(9)副制御基板
(10)回転リール制御基板
(11)電源装置
(12)ケース本体
(12a)係合爪
(13)ケース蓋体
(13a)半円筒部
(13b)係合孔
(13c)切断部
(13d)固定部
(14)基板ケース
(21)後板
(31)液晶表示ユニット
(32)スピーカ
(33)ランプ
(34)遊技情報表示窓
(35)識別情報表示窓
(36)情報表示窓
(37)メダル投入口
(38)MAXベットボタン
(39)1枚ベットボタン
(40)スタートレバー
(41)ストップボタン
(42)精算ボタン
(50)外部コネクタ
(81)電子部品
(82)基板側コネクタ(コネクタ)
(82a)鍔部
(82b)凹溝
(82c)突条部
(83)プリント配線
(100)制御基板ユニット
(131)開口部
(131a)フランジ部
(131b)突条部

Claims (2)

  1. 遊技を制御する電子部品、外部コネクタが接続されるコネクタ及びプリント配線を設けた制御基板を、ケース本体と該ケース本体を閉塞するケース蓋体とから成る基板ケース内に収容するとともに、前記ケース蓋体に、前記コネクタを露出させる開口部を設けた遊技機における制御基板ユニットにおいて、
    前記コネクタに、前記開口部に対向し、かつ前記制御基板における前記コネクタの周辺部分に接することにより当該周辺部分の前記プリント配線を遮蔽する鍔部を一体的に設け、
    前記ケース蓋体における前記開口部の周囲に、前記鍔部へ向けて突出し、かつ先端部が前記鍔部における前記開口部に対向する表面に当接可能なフランジ部を設け
    前記フランジ部の前記先端部に、前記鍔部の外周を包囲するとともに前記制御基板に当接可能な突条部を設け
    前記鍔部を前記制御基板における前記コネクタの周辺部分と前記フランジ部の前記先端部間に挟み込むことにより、前記鍔部をもって、前記制御基板における前記コネクタの周辺部分の前記プリント配線を隠蔽すると共に前記開口部を閉塞することを特徴とする遊技機における制御基板ユニット。
  2. 遊技を制御する電子部品、外部コネクタが接続されるコネクタ及びプリント配線を設けた制御基板を、ケース本体と該ケース本体を閉塞するケース蓋体とから成る基板ケース内に収容するとともに、前記ケース蓋体に、前記コネクタを露出させる開口部を設けた遊技機における制御基板ユニットにおいて、
    前記コネクタに、前記開口部に対向し、かつ前記制御基板における前記コネクタの周辺部分に接することにより当該周辺部分の前記プリント配線を遮蔽する鍔部を一体的に設け、
    前記ケース蓋体における前記開口部の周囲に、前記鍔部へ向けて突出し、かつ先端部が前記鍔部における前記開口部に対向する表面に当接可能なフランジ部を設け、
    前記鍔部の全周に、前記ケース蓋体における前記開口部に周囲へ向けて突出し、前記フランジ部の外周を包囲可能な突条部を設け、
    前記鍔部を前記制御基板における前記コネクタの周辺部分と前記フランジ部の前記先端部間に挟み込むことにより、前記鍔部をもって、前記制御基板における前記コネクタの周辺部分の前記プリント配線を隠蔽すると共に前記開口部を閉塞することを特徴とする遊技機における制御基板ユニット。
JP2004272049A 2004-09-17 2004-09-17 遊技機における制御基板ユニット Expired - Fee Related JP4850399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004272049A JP4850399B2 (ja) 2004-09-17 2004-09-17 遊技機における制御基板ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004272049A JP4850399B2 (ja) 2004-09-17 2004-09-17 遊技機における制御基板ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006081834A JP2006081834A (ja) 2006-03-30
JP4850399B2 true JP4850399B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=36160786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004272049A Expired - Fee Related JP4850399B2 (ja) 2004-09-17 2004-09-17 遊技機における制御基板ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4850399B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6877792B1 (ja) * 2020-06-02 2021-05-26 山佐株式会社 遊技機

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4086930B2 (ja) * 1997-03-15 2008-05-14 株式会社三洋物産 遊技機用基盤ボックス
JP4452938B2 (ja) * 1997-12-12 2010-04-21 タイヨーエレック株式会社 遊技機
JP2000014868A (ja) * 1998-06-29 2000-01-18 Sanyo Bussan Kk 遊技機
JP2001204940A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Sanyo Product Co Ltd 遊技機用基板ボックス
JP2001204941A (ja) * 2000-01-27 2001-07-31 Daiichi Shokai Co Ltd 基板ボックス装置
JP4520020B2 (ja) * 2000-11-29 2010-08-04 株式会社平和 遊技機の回路基板用ケース
JP4074951B2 (ja) * 2001-11-01 2008-04-16 株式会社ニューギン 制御基板ケースの組付け構造
JP3788981B2 (ja) * 2003-04-17 2006-06-21 株式会社三共 遊技機の基板収納ボックス
JP2006081560A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Samii Kk 遊技機の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006081834A (ja) 2006-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6995318B2 (ja) 遊技機
JP4602756B2 (ja) 遊技機の基板ケース装置
JP2007143917A (ja) 遊技機の操作部構造
JP6995320B2 (ja) 遊技機
JP2001054667A (ja) 遊技機
JP4812410B2 (ja) 遊技機の基板ケース装置
JP2020099818A (ja) 遊技機
JP4602751B2 (ja) 遊技機の基板ケース装置
JP4850399B2 (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JP2006122367A (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JP4694830B2 (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JP2018102495A (ja) 遊技機
JP4602748B2 (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JP2006087768A (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JP4778219B2 (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JP2020099817A (ja) 遊技機
JP2006116103A (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JPWO2006035615A1 (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JP4880062B2 (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JP5030210B2 (ja) 遊技機の配線抜け止め防止構造
JP6995321B2 (ja) 遊技機
JP6995322B2 (ja) 遊技機
JP6995319B2 (ja) 遊技機
JP2006122366A (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JP2008206708A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4850399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees