JP3962529B2 - 遊技機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技媒体を払出可能な払出装置と、該払出装置から払い出された遊技媒体を貯留可能な受皿と、払出装置から払い出された遊技媒体を受皿へと誘導可能な誘導樋と、を備える遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スロットマシン或いはパチスロと称される遊技機が知られている。この種の遊技機は、正面の表示窓内に複数の図柄を現した回転リール(ドラムリール)を複数配列することで構成される変動表示装置(或いは、リール上の図柄を画面に表示することで構成される変動表示装置)を有している。そして、遊技者のスタート操作(例えば、コイン等の遊技媒体を賭けた状態で、スタートレバーを操作すること)に基づいて、制御手段が変動表示装置を駆動して各リールを回転させ、一定時間後自動的に或いは遊技者の停止操作により各リールの回転を順次停止させ、そのときに表示窓内に現れた各リールの図柄が予め設定された有効ライン上において特定の組合せ態様となった場合に、コイン等の遊技媒体を払い出すことで遊技者に対して所定の遊技価値を付与可能となっている。遊技媒体を払い出す払出装置は、遊技機の内部に設けられ、この払出装置から払い出された遊技媒体は、誘導樋を流下して、遊技機前面側の下部に設けられた受皿へと誘導されるようになっている。
【0003】
一般に、上記遊技機では、受皿の底面、受皿の奥側の起立面、誘導樋の床面(出口近傍)のそれぞれに、補強、装飾、静電気除去等の目的で、各面を覆う金属製のプレート部材が取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の遊技機では、プレート部材が各々別個の部材として構成されていたため、各プレート部材の組み付け作業に時間がかかるという問題点があった。
また、各プレート部材の間に隙間が生じ易く、その隙間にコイン等の遊技媒体が挟まる虞があった。また、その隙間に埃等の異物が入り込んだ場合、その異物を取り除き難いという問題点もあった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、受皿や誘導樋を被覆する各プレート部材の組み付け作業が容易であると共に、各プレート部材の間に異物や遊技媒体が挟まることを低減可能とし、静電気が蓄積され難くなる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
遊技媒体を払出可能な払出装置を設けた本体枠と、前記本体枠に回動可能に軸支された前面枠と、を備え、
前記前面枠は、取付ベース部材を有し、
前記取付ベース部材の前面側には、前記払出装置から払い出された遊技媒体を貯留可能な受皿を設け、
前記取付ベース部材の裏面側には、
前記払出装置から払い出された遊技媒体を前記受皿へと誘導可能な誘導樋と、
前記前面枠を開放不能に施錠するための鍵ユニットと、
前記前面枠を軸支する蝶番を有する蝶番ユニットと、
を設けた遊技機において、
前記取付ベース部材の下部前面の起立面を覆う起立面被覆部と、前記誘導樋の出口の下縁より後方に向けて上り傾斜する傾斜面を覆う樋出口被覆部と、を有する第1プレート部材と、
前記受皿の底面を覆う底面被覆部と、前記受皿の後端面を覆う後端面被覆部と、を有する第2プレート部材と、
を備え、
前記第1プレート部材と前記第2プレート部材とを金属により形成し、
前記第1プレート部材の起立面被覆部と前記第2プレート部材の後端面被覆部とを当接させ、アース接続された前記鍵ユニット及び蝶番ユニットに止着部材を介して前記第1プレート部材を導通状態で取り付けるようにしたことを特徴としている。
【0007】
この請求項1記載の発明によれば、第1プレート部材と前記第2プレート部材とを金属により形成し、第1プレート部材の起立面被覆部と第2プレート部材の後端面被覆部とを当接させ、アース接続された鍵ユニット及び蝶番ユニットに止着部材を介して第1プレート部材を導通状態で取り付けるようにしたので、第1プレート部材及び第2プレート部材は、それぞれアース接続された状態となり、静電気が蓄積され難くなる。
また、プレート部材の組み付け作業が容易となり、遊技機の製造時間が短縮される。
さらに、一体構成したプレート部材間に隙間が生じなくなるので、各プレート部材間に遊技媒体や異物が挟まることを低減できる。
【0008】
ここで、遊技機には、例えば、パチスロ遊技機或いはスロットマシーンなど、遊技媒体にコインを用いる遊技機が含まれる他、例えば、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機など、遊技媒体に球を用いる弾球遊技機も含まれる。
また、第1プレート部材、第2プレート部材としては、例えば、硬質の板状部材(例えば、金属、合成樹脂等からなる板状部材)が含まれる他、軟質のシート部材(例えば、ゴム、ビニールなどからなるシート部材)も含まれるものとする。また、各プレート部材の用途としては、例えば、装飾用、補強用、保護用、静電気除去用、衝撃吸収用、防音用など、どのような用途であっても良い。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊技機において、
前記誘導樋は、前記前面枠の裏面側に突設された起立壁により形成される溝部の開口側を蓋部材で覆って構成し、前記蓋部材の前面側の下部に溝を形成し、該溝に前記第1プレート部材の樋出口被覆部の端部を嵌入するようにしたことを特徴としている。
【0010】
この請求項2記載の発明によれば、誘導樋の蓋部材の前面側の下部に、第1プレート部材の樋出口被覆部の端部を嵌入するための溝を形成し、この溝に樋出口被覆部の端部を嵌入したので、第1プレート部材を誘導樋に対して位置決めすることができ、コインが挟まる虞のある隙間をなくすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図1〜図6の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る遊技機の一形態として例示するパチスロ遊技機を示す正面図である。図2は、図1のパチスロ遊技機の前面枠を開放した状態を示す斜視図である。
【0018】
この実施の形態のパチスロ遊技機100は、遊技媒体にコインを用いた遊技機であって、その本体枠1には、図2に示すように、前面枠2が左端を軸心として片開き形式に開閉自在に取り付けられている。
【0019】
前面枠2の上半部には、図1に示すように、その開口部3aを閉塞するようにして表示パネル3が取り付けられている。表示パネル3の背部には、図2に示すように、3個のドラムリール4a、4b、4cが回転自在な状態で配置されており、表示パネル3のほぼ中央には、図1及び図2に示すように、各ドラムリール4a、4b、4cの外周面に表記されている識別情報を3個ずつ視認可能とする透明なリール表示窓4が設けられている。
各ドラムリール4a、4b、4cは、コインを賭けた(ベットした)状態でスタートレバー6(後述)が押圧されて所定時間経過するか、或いは対応するストップボタン7a、7b、7c(後述)の押圧により順次停止するようになっており、各ドラムリール4a、4b、4cが停止した状態において、リール表示窓4を通して視認可能な表示領域(変動表示領域)における表示結果が予め設定された有効ライン(コインのベット数に対応した有効ライン)上において特定の識別情報の組合せ態様となった場合には、その組合せ態様に応じて所要数のコインが遊技者に対して付与される(払出装置20よりコインが払い出されるか、或いはクレジットとして記憶される)ようになっている。
【0020】
表示パネル3の上部には、ゲームの演出表示を行うゲーム演出表示部5が設けられている。一方、表示パネル3の下部には、コインの払出枚数を表示する払出枚数表示部8、ゲームの進行に関する表示を行うゲーム進行表示部11、コインのクレジット枚数を表示するクレジット枚数表示部12等が設けられている。表示パネル3の上方(前面枠2上部の隅角部)には、遊技に関わる各種報知或いは演出等を行う装飾ランプ14a、14a、14b、スピーカ13,13が配設されている。
【0021】
前面枠2の下半部は、前面枠2の上半部より若干前方に突出するように構成されており、前面枠2の上半部と下半部とを繋ぐ傾斜面22(前方に向けて緩やかに下り傾斜している面)には、ベットするコインを投入するコイン投入口(投入口)15、コインのベット枚数(賭け枚数)を押圧回数によって設定可能な1ベットボタン10、コインのベット枚数を限度枚数(例えば、3枚)に設定可能なマックスベットボタン9が配設されている。例えば、コイン投入口15より所要数のコインを投入した状態或いは所要数のコインがクレジットされている状態で、1ベットボタン10を1回押圧すれば、コインのベット数を1枚とすることができ、1ベットボタン10を2回押圧すれば、コインのベット数を2枚とすることができる。また、マックスベットボタン9を1回押圧すれば、コインのベット数を限度枚数とすることができる。例えば、コインのベット数を1枚とした場合には、前述した有効ラインが1本(例えば、中段の横ライン)となり、コインのベット数を2枚とした場合には、有効ラインが3本(例えば、上段、中段、下段の横ライン)となり、コインのベット数を限度枚数とした場合には、有効ラインが5本(例えば、上段、中段、下段の横ライン、右上がり、左上がりの斜めライン)となる。
【0022】
前面枠2の下半部には、矩形状の飾り板部19(化粧パネル)が設けられ、この飾り板部19の上方には、クレジットされたコインを返却するためのコイン返却スイッチ18、前記変動表示領域における変動表示を開始する(つまり、各ドラムリール4a、4b、4cの回転を開始する)ためのスタートレバー6、各々のドラムリール4a、4b、4cの回転を停止させるためのストップボタン7a、7b、7c、前面枠2を開放不能に施錠する鍵ユニット61(後述)の鍵穴17、返却機構16(後述)を作動させる返却ボタン16a等が設けられている。
【0023】
飾り板部19の下方(前面枠2の下部)には、本体枠1に設置された払出装置20(図2)より払い出されたコインを貯留可能な受皿30や、灰皿21などが設けられている。
【0024】
図3は前面枠の背面図である。
【0025】
表示パネル3の上部には、ゲーム演出表示部5がその後端部を後方に突出させた状態で設置されており、このゲーム演出表示部5の背部には、制御装置(図示省略)と各種電気部品(例えば、装飾ランプ14a、14a、14b、各表示部を構成するLEDなど)とを中継する中継基板5aが設置されている。
また、コイン投入口15の背部には、コイン投入口15より投入されたコインの詰まりを解消してコインを受皿30へと返却するための返却機構16が設置されており、この返却機構16の下方には、返却機構16より排出されたコインや払出装置20から払い出されたコインを受皿30へと流下案内する誘導樋50が設けられている。
誘導樋50は、図2及び図3に示すように、ベース部材60Bの裏面側に突設された起立壁51により形成される溝部51a(図6)の開口側を、蓋部材52で覆うことによって構成されており、返却機構16より排出されたコインを受け入れる返却コイン受入口(受入口)53と、払出装置20から払い出されたコインを受け入れる払出コイン受入口54とを有している。払出コイン受入口54には、払出装置20から誘導樋50に流入するコインの流下勢を減衰させるための緩衝部材55(例えば、ゴム等)が取り付けられている。
【0026】
図4は前面枠の分解斜視図である。
【0027】
前面枠2は、上下のベース部材60A、60Bを結合してなる取付ベース部材60を備えている。取付ベース部材60の裏面側の一方の側部には、前面枠2を開放不能に施錠するための鍵ユニット61が、上下のベース部材60A、60Bに跨るようにして取り付けられ、他方の側部には、前面枠2を開閉自在に軸支するための蝶番62a,62aを有する蝶番ユニット62が、上下のベース部材60A、60Bに跨るようにして取り付けられている。
ベース部材60Bの上部には、取付基板64を介して、前述した、1ベットボタン10、マックスベットボタン9、コイン投入口15、スタートレバー6、ストップボタン7a、7b、7cが組み付けられている。
ベース部材60Bの前面側中央には、飾り板部19(化粧パネル)が着脱自在に取り付けられ、その左右両側には、ベース部材60Bに設置された装飾ランプ65,65を覆うようにして、透光性を有する装飾部材63,63が取り付けられている。
ベース部材60Bの前面側下部には、起立面プレート部材と樋出口プレート部材とを一体構成した部材として例示する金属製の第1のプレート部材31が止着部材(例えば、ネジなど)により止着され、この第1のプレート部材31の前面側には、受皿ユニット30Aが取り付けられている。また、ベース部材60Bの下部には、誘導樋50の出口となる矩形状の開口部60cが設けられている。
【0028】
図5は、図1の受皿を一部破断した斜視図、図6は、図1の矢印A−A線に沿った断面図である。
【0029】
第1のプレート部材31は、図4及び図5に示すように、上記開口部60cを避けるようにしてベース部材60Bの下部前面を覆う起立面被覆部31aと、誘導樋50の出口近傍の床面(上記開口部60cの下縁より後方に向けて上り傾斜する傾斜面51b(起立壁51の一部))を覆う樋出口被覆部31bとを備えている。
【0030】
受皿ユニット30Aは、受皿30を構成する凹状部33と、灰皿21とを備えている。この受皿ユニット30Aをベース部材60Bに取り付けた状態において、凹状部33の後側開口部33aが、図4に示すように、第1のプレート部材31で被覆されたベース部材60Bの起立面により閉塞されて、受皿30が形成されるようになっている。つまり、受皿30の奥側の起立面が、第1のプレート部材31の起立面被覆部31aにより覆われた状態となっている。
また、凹状部33の底面には、図6に示すように、プレート設置部33b(窪み)が設けられ、このプレート設置部33bには、底面プレート部材として例示する断面略L字状で金属製の第2のプレート部材32が、止着部材(例えば、ネジなど)により止着されている。
【0031】
第2のプレート部材32は、図5及び図6に示すように、受皿30の底面を覆う底面被覆部32aと、受皿ユニット30Aの後端面を覆う後端面被覆部32bとを備えている。この第2のプレート部材32をプレート設置部33bに設置した状態において、受皿30の底面が、第2のプレート部材32の底面被覆部32aに被覆される部分と、被覆されずに露出する部分とで面一となるように構成されている。また、第2のプレート部材32は、受皿ユニット30Aに密着した状態で取り付けられるように、その底面被覆部32aと後端面被覆部32bとのなす角度が、受皿30の底面と後端面のなす角度より若干(2〜3度)小さくなるように設定されている。
【0032】
また、第2のプレート部材32は、図5及び図6に示すように、その後端面被覆部32bが第1のプレート部材31の起立面被覆部31aに当接している。また、第1のプレート部材31は、図4に示すように、取付用のネジ66,66を介して、アース接続(接地)された鍵ユニット61及び蝶番ユニット62に導通状態で接続されている。即ち、第1のプレート部材31(起立面被覆部31a、樋出口被覆部31b)及び第2のプレート部材32(底面被覆部32a)は、それぞれアース接続された状態となっている。
また、図5及び図6に示すように、誘導樋50の蓋部材52の前面側の下部には、第1のプレート部材31の樋出口被覆部31bの端部を嵌入するための溝52aが形成されている。この溝52aに樋出口被覆部31bの端部を嵌入した状態において、第1のプレート部材31を誘導樋50に対して位置決めすることができ、コインが挟まる虞のある隙間(コインが流れてくる方向に開口している隙間)をなくすことができる。
【0033】
以上のように、この実施の形態のパチスロ遊技機100によれば、受皿30の奥側の起立面を覆う起立面プレート部材と、誘導樋50の出口近傍の床面を覆う樋出口プレート部材とを一体構成した(つまり、第1のプレート部材31に、起立面被覆部31aと樋出口被覆部31bとを設けた)ので、部品点数を減らすことができる。
従って、上記起立面プレート部材と上記樋出口プレート部材とを別個に設ける場合に比べて、プレート部材の組み付け作業が容易となり、パチスロ遊技機100の製造時間が短縮される。
また、上記起立面プレート部材と上記樋出口プレート部材の間に隙間が生じなくなり、これらプレート部材間にコインや異物が挟まることを防止できる。
【0034】
また、樋出口被覆部31bが誘導樋50の出口近傍の床面(傾斜面51b)を覆うので、誘導樋50の出口近傍の床面の強度が向上される。
また、第1のプレート部材31(起立面プレート部材、樋出口プレート部材)及び第2のプレート部材32(底面プレート部材)が金属により形成されてアース接続された状態となっているので、第1のプレート部材31及び第2のプレート部材32に静電気が蓄積され難くなる。
また、返却機構16により返却されたコインが誘導樋50によって受皿30へと誘導されるので、返却機構16により返却されたコインを受皿30に誘導する流路を、別個に設ける必要がなくなり、遊技機裏面側のスペースを有効に活用できる。
【0035】
なお、本発明はこの実施の形態のパチスロ遊技機100に限られるものではなく、例えば、その他のパチスロ遊技機やスロットマシーン、或いはパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾球遊技機にも適用可能である。また、この実施の形態では、受皿30の奥側の起立面を覆う起立面プレート部材と、誘導樋50の出口近傍の床面を覆う樋出口プレート部材とを一体構成したが、例えば、受皿30の底面を覆う底面プレート部材と、上記起立面プレート部材とを一体構成したり、上記底面プレート部材と上記樋出口プレート部材とを一体構成したり、或いは上記起立面プレート部材、上記底面プレート部材、上記樋出口プレート部材すべてを一体構成したりすることも可能である。何れの場合も、本実施の形態と同様に、部品点数が減って各プレート部材の組み付け作業が容易となり、また、各プレート部材間にコインや異物が挟まることを低減できる。
また、この実施の形態では、第1のプレート部材31の樋出口被覆部31bが、誘導樋50の出口近傍の床面(傾斜面51b)を覆う構成としたが、例えば、誘導樋50の床面以外の内壁面を覆う構成とすることも可能である。
また、この実施の形態では、第1のプレート部材31及び第2のプレート部材32を止着部材で止着する構成としたが、これに限られるものではなく、各プレート部材31、32の取付方法は適宜に変更可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0036】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、第1プレート部材と前記第2プレート部材とを金属により形成し、第1プレート部材の起立面被覆部と第2プレート部材の後端面被覆部とを当接させ、アース接続された鍵ユニット及び蝶番ユニットに止着部材を介して第1プレート部材を導通状態で取り付けるようにしたので、第1プレート部材及び第2プレート部材は、それぞれアース接続された状態となり、静電気が蓄積され難くなる。
また、各被覆部の組み付け作業が容易となり、遊技機の製造時間が短縮される。
さらに、一体構成した被覆部間に隙間が生じなくなるので、各被覆部間に遊技媒体や異物が挟まることを低減できる。
【0037】
請求項2記載の発明によれば、誘導樋の蓋部材の前面側の下部に、第1プレート部材の樋出口被覆部の端部を嵌入するための溝を形成し、この溝に樋出口被覆部の端部を嵌入したので、第1プレート部材を誘導樋に対して位置決めすることができ、コインが挟まる虞のある隙間をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一形態として例示するパチスロ遊技機を示す正面図である。
【図2】図1のパチスロ遊技機の前面枠を開放した状態を示す斜視図である。
【図3】図1の前面枠の背面図である。
【図4】図1の前面枠の分解斜視図である。
【図5】図1の受皿を一部破断した斜視図である。
【図6】図1の矢印A−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 本体枠
2 前面枠
15 コイン投入口(投入口)
16 返却機構
20 払出装置
30 受皿
31 第1のプレート部材(起立面プレート部材、樋出口プレート部材)
31a 起立面被覆部
31b 樋出口被覆部
32 第2のプレート部材(底面プレート部材)
32a 底面被覆部
32b 後端面被覆部
50 誘導樋
51 起立壁
51a 溝部
52 蓋部材
52a 溝
60 取付ベース
53 返却コイン受入口(受入口)
61 鍵ユニット
62 蝶番ユニット
100 パチスロ遊技機(遊技機)

Claims (2)

  1. 遊技媒体を払出可能な払出装置を設けた本体枠と、前記本体枠に回動可能に軸支された前面枠と、を備え、
    前記前面枠は、取付ベース部材を有し、
    前記取付ベース部材の前面側には、前記払出装置から払い出された遊技媒体を貯留可能な受皿を設け、
    前記取付ベース部材の裏面側には、
    前記払出装置から払い出された遊技媒体を前記受皿へと誘導可能な誘導樋と、
    前記前面枠を開放不能に施錠するための鍵ユニットと、
    前記前面枠を軸支する蝶番を有する蝶番ユニットと、
    を設けた遊技機において、
    前記取付ベース部材の下部前面の起立面を覆う起立面被覆部と、前記誘導樋の出口の下縁より後方に向けて上り傾斜する傾斜面を覆う樋出口被覆部と、を有する第1プレート部材と、
    前記受皿の底面を覆う底面被覆部と、前記受皿の後端面を覆う後端面被覆部と、を有する第2プレート部材と、
    を備え、
    前記第1プレート部材と前記第2プレート部材とを金属により形成し、
    前記第1プレート部材の起立面被覆部と前記第2プレート部材の後端面被覆部とを当接させ、アース接続された前記鍵ユニット及び蝶番ユニットに止着部材を介して前記第1プレート部材を導通状態で取り付けるようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記誘導樋は、前記前面枠の裏面側に突設された起立壁により形成される溝部の開口側を蓋部材で覆って構成し、
    前記蓋部材の前面側の下部に溝を形成し、該溝に前記第1プレート部材の樋出口被覆部の端部を嵌入するようにしたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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