JP4941689B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、発射機構によって発射されたパチンコ球を遊技面に導くレールを備えたパチンコ遊技機に関するものである。
従来からパチンコ遊技機では遊技者が発射機構を操作して打ち出されたパチンコ球は誘導レールに誘導されて遊技面上部に送り込まれ遊技領域を落下するようになっている。誘導レールは金属製の外レールと内レールとから構成されており、これら外レール及び内レールに包囲された遊技面上の領域が遊技領域とされている。外レールは主として発射されたパチンコ球を遊技領域に誘導する役割をし、内レールは主として重力落下するパチンコ球を遊技領域外にこぼれないように受け止める役割をする。図38に示すように誘導レール155には同誘導レール155の固定用の突起156が一体形成されており、パチンコ遊技機の製造過程においてプレス装置によってこの突起156が遊技面に対して食い込むようにして誘導レール155を装着している。
ところで、このような従来の金属製の誘導レール155を備えたパチンコ遊技機はリサイクル性がよくない。つまり、再生利用する際の再生コストがかかるため、他の部品はリサイクル用に再利用しても誘導レール155は容易には再利用ができなかったり、廃棄処分にしたりしていた。また、上記のような手段で遊技面に固定するため取り外すのも面倒であった
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、リサイクル性のよいレールを備えたパチンコ遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、支持枠体に支持された遊技機本体と、遊技機本体に装着されて遊技者が対面して遊技を行う遊技面を備えた遊技盤と、遊技機本体に対して開閉可能に支持され前記遊技盤の前方に配置される扉枠と、遊技者が操作する操作手段と、遊技者の前記操作手段の操作に応じてパチンコ球を発射させる前記遊技機本体に配設された発射機構と、発射機構から発射されたパチンコ球を前記遊技面に誘導するとともにパチンコ球が落下する遊技領域を区画する円弧状の外レールと内レールとを備えたパチンコ遊技機において、前記外レール及び内レールは一体的に形成されたプラスチック製のレールユニットによって構成され、前記レールユニットが前記遊技面に着脱可能に配設され、前記内レールは、前記遊技領域の最下部位置に設けられるアウト球回収口に遊技球を案内し、該内レールを形成する部材の最下部は、前記遊技機本体に前記遊技盤が装着された状態にて遊技機本体の一部に当接し、または荷重によってたわんだ場合に当接する程度に近接して配置されるようにしたことをその要旨とする。
また、請求項2に記載の発明では請求項1の発明の構成に加え、前記外レールのパチンコ球の滑走面には金属製のレールが装着されていることをその要旨とする。
請求項1及び2に記載の発明では、外レール及び内レールは一体的に形成されたプラスチック製のレールユニットによって構成され、レールユニットが遊技面に着脱可能に配設されるため、従来の金属製の誘導レールを備えたパチンコ遊技機よりもリサイクル性がよい
本発明の実施の形態のパチンコ遊技機の開放した状態を示す概略斜視図。 同じパチンコ遊技機の分解側面図。 同じパチンコ遊技機の正面図。 同じパチンコ遊技機の側面図。 同じパチンコ遊技機の扉枠を外した状態の正面図。 同じパチンコ遊技機の遊技盤の正面図。 同じパチンコ遊技機の遊技機本体の上半身の正面図。 同じパチンコ遊技機の遊技機本体の上半身の側断面図。 同じパチンコ遊技機の背面図。 同じパチンコ遊技機の機構盤を外した状態の背面図。 図10においてメイン基板周辺を取り外した状態の背面図。 同じパチンコ遊技機のパチンコ球処理領域付近の斜め上方からの斜視図。 図5におけるA−A線での断面図。 図5におけるA−A線での断面図。 図5におけるB−B線での断面図。 同じパチンコ遊技機の主通路、バイパス通路及び導出口の断面図。 図5におけるC−C線での断面図。 同じパチンコ遊技機の上受け皿の平面図。 同じパチンコ遊技機の上受け皿の断面図。 同じパチンコ遊技機の基板取り付けベースの平面図。 同じパチンコ遊技機の基板取り付けベースの斜視図。 分岐ユニット周辺の切り欠き背面図。 同じパチンコ遊技機の基板取り付けベースの正面図。 分岐ユニットの分解斜視図。 レールユニット及び補強レールの斜視図。 図5のD−D線での断面図。 図6のE−E線での縦断面図。 他の実施の形態の断面図。 他の実施の形態の断面図。 他の実施の形態の断面図。 他の実施の形態の断面図。 他の実施の形態の正面図。 他の実施の形態であって(a)はアウト球誘導部材の斜視図、(b)は要部断面図。 レールユニットのゲート付近の拡大断面図。 従来のパチンコ遊技機の遊技機本体の一部の正面図。 従来のパチンコ遊技機の上受け皿、遊技機本体及び機構盤の一部断面部分平面図。 従来のパチンコ遊技機の上受け皿、遊技機本体及び機構盤の一部断面部分平面図。 従来のパチンコ遊技機の誘導レールの斜視図。部断面部分平面図。
以下、本発明をパチンコ遊技機に応用した実施の形態について図面に基づいて説明する。特に本実施の形態では従来に比べて遊技面を大型化したパチンコ遊技機に本発明を化体させて説明する。ここに「従来に比べて大型化した遊技面を備えたパチンコ遊技機」とは遊技者の興趣をより盛り上げるために遊技面を大型化した機種であり、遊技面が大型化することにより遊技面中央に配置される表示装置の液晶画面を大きくすることが可能となり、迫力ある大画面を遊技者は享受でき遊技者に対するアピール度が増すことができる機種である。更に、同機種では遊技面が大きくなるため左右方向への遊技球(パチンコ球)の拡散度が大きくなり遊技自体の視覚的な刺激が増すこととなり、落下する遊技球の落下距離も長くなるため遊技球が入賞口に入賞するかどうかの期待感も増すこととなるものである。
尚、以下の説明においては前面、前方或いは表面側とは遊技者が正対する側をいい、後面、後方或いは背面側とはそれら正対する側の反対側をいう。また、特記なき限り左右とは前面からみた左右方向をいう。
図1及び図5に示すように、パチンコ遊技機の支持枠体としての外枠1は上下左右の各枠板1a〜1dによって四角形に枠組みされた木製の枠体とされている。下部枠板1b上面には幕板2が配設されている。
外枠1には遊技機本体4が装着されている。遊技機本体4はパチンコ遊技機の構造的な中核を形成するパネル状の構成部材であってヒンジ金具6の回動軸6aを中心に回動し外枠1に対して図2に示す開閉用金具4aによって開閉可能にかつ着脱可能に装着されている。
図2に示すように、遊技機本体4を中心としてその他のパネル状の構成部材がその前後方向に積層状に配置されている。まず図2に基づいて各構成部材の概略の配置状態とそれらに付随する主要構成部材について説明し、次いで個々の構成部材について詳述する。
遊技機本体4の上半身に形成された遊技盤取り付けスペース9には遊技盤5が嵌合されている。遊技盤5の前方には扉枠7が配設されている。扉枠7の上方位置にはガラス窓Gが嵌合されており、同ガラス窓Gの下方位置にはパチンコ球受け皿としての上受け皿8が形成されている。
遊技盤5の後方位置には遊技盤5を背面から覆うように機構盤10が配設されている。機構盤10の直下には取り付けベース11が配設されている。遊技盤5の下方位置にはカバープレート13が配設されている。カバープレート13は遊技機本体4に対して固着されている。カバープレート13には前方に突出形成した下受け皿14が形成されている。カバープレート13は従来の機種における下部カバープレートに相当する。単にカバープレート13としたのは本実施の形態では上受け皿8の扉枠7側への移動に伴って本来上受け皿8が配設される上部カバープレートが不要となっているからである。下受け皿14の右側方には操作ハンドル15が取付けられている。
まず、遊技機本体4及び遊技盤5について詳しく説明する。
図1、図7及び図8に示すように、遊技機本体4の上半身には横架フレーム18及び左右の縦フレーム19によって額縁状に縁取られた遊技盤取り付けスペース9が形成されている。遊技盤取り付けスペース9の下方は図10に示すようにパチンコ球処理領域21とされ、同パチンコ球処理領域21の下方には更にパチンコ球発射機構23及び音響機構24が配設されている。遊技盤5はパチンコ球処理領域21の設置台としての天板22上に設置された状態で遊技盤取り付けスペース9に嵌合されている。
図6に示すように、遊技盤5は略正方形のパネル体であって、遊技盤5の前面のほぼ垂直に配置された遊技面20上にはレールユニット125が配設されている。
レールユニット125はプラスチックからなる一体成型品であって図6及び図25に示すように、誘導レールとしての内レール25及び外レール26を備えている。図6において外レール26は左下方寄りを基端として時計回りに約210度、つまり半円より若干長い程度の円弧として延出されている。外レール26の先端位置には飛来してきたパチンコ球が当接するゴムダンパー126が配設されている。ゴムダンパー126を基端として内レール25が配設されている。内レール25は外レール26の先端位置より若干内側に寄った位置から延出され時計回りに約270度、つまり全円の約3/4程度の円弧として延出されている。内レール25の円弧は外レール26の円弧に比較して若干小径(曲率が大きい)とされている。両レール25,26は外レール26の基端から約90度程度の円弧部分において重複し、この重複位置においてパチンコ球発射機構23から発射されたパチンコ球の通過する通路127を形成している。内レール25の先端にはパチンコ球の通路127側への逆流を防止する逆流防止板128が装着されている。内レール25の最下部位置には後述するアウト球回収口30の前面に配置されてアウト球が通過するゲート129が一体成形によって形成されている。同ゲート129に面した内レール25の最下端には他の部分に対して一段窪んだ球寄せ部130が形成されている。図5、図12及び図34に示すように、球寄せ部130には内レール25の最下端部分の補強のための複数のリブ139が立設されている。図26に示すようにリブ139は上方がアウト球回収口30側に下がった傾斜が形成された変形四角形の外形形状をなしている。落下してきたパチンコ球(アウト球)は球寄せ部130に集合し、このリブ139上部を転動してアウト球回収口30に向かう。
図6及び図25に示すように、外レール26の内周面、すなわち発射されたパチンコ球の滑走面には金属製の補強レール131が装着されている。補強レール131はその先端がゴムダンパー126上部のスリット(図示せず)に挿入されており、その屈曲基部131aが外レール26基部の固定手段としての略三角形状の固定体132に被せられている。そして、同固定体132と固定手段としての固定体132下方の係合爪133によって挟持されている。すなわち補強レール131は先端と基端において外レール26に対して支持されている。
外レール26の全周及び内レール25にあっては通路127部分を除く全周にフランジ135が形成されている。通路127部分においては両レール25,26を連結する背面壁136が形成されている。レールユニット125は同フランジ135の所定箇所に形成された取り付け穴137においてビス138によって遊技面20上に固定されている。レールユニット125が遊技面20に固定された状態で図26に示すようにレールユニット125の最下端(球寄せ部130の底部)は天板22に対して若干隙間が空いた状態で配置される。本実施の形態ではフランジ135及び背面壁136は透明プラスチックよりなり、遊技面20に施された模様や彩色からなる装飾がこれらフランジ135及び背面壁136を通して目視可能とされている。
また図27に示すようにフランジ135及び背面壁136は遊技面20に対してその厚み分だけ前方に張り出すこととなる。
遊技面20において内レール25及び外レール26によって包囲された領域が遊技領域27とされている。遊技領域27内には入賞口28及び可変表示装置29等が所定位置に配設されている。内レール25の最下部位置にはアウト球回収口30が形成されている。遊技が終了して入賞口28に入賞しなかったパチンコ球(遊技球)はアウト球としてアウト球回収口30から後方に退場する。尚、釘については図示が省略されている。
図7及び図8に示すように、遊技盤取り付けスペース9前面には前記遊技領域27に応じた形状に縁取られた幕板31が形成されている。幕板31は天板22上に載置された遊技盤5を保持するとともに前方への脱落を防止する機能を有する。
図3及び図5に示すように遊技領域27は出願人の従来の機種(上受け皿が遊技機本体側に配設されているもの)と比較して大径とされるとともに、可変表示装置29の表示画面29aも大型化して遊技領域27内においてかなり大きな面積を占めている。これは上受け皿を遊技盤の下方位置に移動させることで上受け皿に関する機構を分散でき、その結果遊技盤を上下方向により長く構成することができるようになったことが主たる理由である。
図11に示すように、遊技盤5の裏面であって可変表示装置29の下方位置には3箇所にセーフ球集合樋32が配設されている。セーフ球集合樋32の下方にはセーフ球集合板34が配設されている。セーフ球集合樋32は入賞したパチンコ球(セーフ球)が遊技領域27から退場後に通過する背面側の通路であって、セーフ球集合樋32に導かれたセーフ球はセーフ球集合板34の内部(遊技盤5との間でなす隙間)を通過して下方に落下する。
図9〜図11に示すように、セーフ球集合樋32及びセーフ球集合板34の背面にはメイン基板33が配設されている。メイン基板33には遊技内容に応じたプログラムやこれを起動させるためのプログラム等が個々の機種に応じて封印されて配設されている。
次に遊技盤5のパチンコ球処理領域21の周辺の構造について説明する。
パチンコ球処理領域21には後述する払い出し機構40から供給されるパチンコ球を前面(遊技者側)に導く導入通路45とパチンコ球を外部に導く排出通路46とが配設されている。まず導入通路45について説明する。
導入通路45は上受け皿8にパチンコ球を導く主通路47と上受け皿8が一杯になった場合に下受け皿14方向にオーバーフローしたパチンコ球を導くバイパス通路49とを備えている。図9〜図11に示すように主通路47は遊技機本体4の裏面側に導入口50を備え、図1、図5等に示すように遊技機本体4の表面側の導出口51に連通されている。図13、図14及び図16に示すように、主通路47内には導入口50から導入したパチンコ球を前方に流下させる流下面47aが形成されている。流下面47aには前方に向かって緩やかな傾斜が設けられている。流下面47aはその途中で途切れており、導出口51は空間を隔てた流下面47a前方に配置される。
図9〜図11並びに図15及び図16に示すようにバイパス通路49は遊技機本体4の裏面側に導入口52を備え遊技機本体4前面に配設されたオーバーフロー通路としての下受け皿用通路53内に連通されている。バイパス通路49内には導入口52から導入したパチンコ球が前方に流下する流下面49aが形成されている。流下面49aには前方に向かって緩やかな傾斜が設けられている。
図1、図5、図9〜図11及び図16に示すように下受け皿用通路53は遊技機本体4前面左側から右方向に横行して前記下受け皿14の流入口14aに連通されている。下受け皿用通路53はパチンコ球処理領域21の前面左方向においてバイパス通路49の流下面49aから流下するパチンコ球を下方に落下させる第1の通路53aと落下するパチンコ球をスムーズに略90度右方に方向転換させる曲面に形成された案内部53bとパチンコ球を斜め右下方に案内する第2の通路53cから構成される。第2の通路53cは遊技機本体4の左右方向の略中央位置において下受け皿14の流入口14aに接続されている。図16に示すように、第2の通路53cの起点位置の上方は開放空間54とされて前記主通路47の流下面47aの下端部が現れている。
図1、図5、図13及び図14に示すように、導出口51にはフラップ55が立設されている。フラップ55は回動軸55aによって回動可能に軸支されるとともに図示しないバネによって付勢されている。図14に示すように、扉枠7を閉鎖させることで後述する差し込み受け皿57が導出口51から開放空間54に差し込まれることとなる。差し込み受け皿57の流下面57aは開放空間54に差し込まれた状態で主通路47の流下面47aよりも若干低い位置に配設され、同流下面47aを流下するパチンコ球をさらにすみやかに下流に流下させるために前方に向かって緩やかな傾斜が設けられている。
差し込み受け皿57の差し込みに伴ってフラップ55は開放空間54側に倒伏させられるとともに、開放空間54によって途切れた流下面49aの下流位置に導出口51方向への橋が架けられることとなる。この状態で主通路47の流下面47aを流下してきたパチンコ球は差し込み受け皿57上に流入し、更に導出口51から上受け皿8に導かれることとなる。
一方、扉枠7を開放した際には図13に示すようにフラップ55はバネの付勢力によって起立位置に復帰する。この状態ではパチンコ球は導出口51には導かれない。すなわち、扉枠7と一体的に開放されてしまった上受け皿8にパチンコ球を導くことはできないため上流から流下するパチンコ球を下受け皿14に導く必要がある。すなわち、差し込み受け皿57がなくなるためパチンコ球は開放空間54から下方の第2の通路53c方向に落下し下受け皿14に流入することとなる。このとき、勢いよく流下面49aを流下してきたパチンコ球はフラップ55によって導出口51からの外部への飛び出しが防止される。
図16に示すように、開放空間54と隣接する第1の通路53aとはその途中に隔壁がなく連通状態とされている。そのため、主通路47に導かれるパチンコ球が多すぎて流下できなくなった場合にはそのオーバーフローしたパチンコ球は主通路47から差し込み受け皿57に至る途中で開放空間54から第1の通路53aの方向に移動して下受け皿用通路53に導かれる(つまり下受け皿14に流入する)ようになっている。つまり、バイパス通路49を通らないで主通路47に導かれたパチンコ球が遊技機本体4前面に至った段階でオーバーフロー状態となると、下受け皿14方向に迂回することとなっている。
ここに、従来のパチンコ遊技機におけるオーバーフロー機構は次の通りである。図35〜図37に示すように、パチンコ遊技機の機構盤145では払い出し機構153を下降してきたパチンコ球は基本的に主連通路146からパチンコ機本体147の中間通路148を通り、更に中間通路148に面して配置される連絡通路149を通って上受け皿150に至るような構造とされている。この主連通路146〜上受け皿150の間がパチンコ球で一杯になってしまう(これを上受け皿のオーバーフローという)と払い出し機構を下降してきたパチンコ球は副連通路151方向に流れるようになっている。そして副連通路151からオーバーフロー通路152を流下してパチンコ球は図示しない下受け皿に至るような構造とされている。そして、この従来のパチンコ遊技機においては扉枠を開放した際に上受け皿への通路が遮断されるためパチンコ球がこぼれないように下受け皿へパチンコ球を導く通路154が遊技機本体に形成されていた(通路154は本実施の形態の下受け皿用通路53のように周囲が完全に覆われた通路ではなく上方が開放されたレール状部材に過ぎない)。この通路152はオーバフローしたパチンコ球を下受け皿に導く機能は全くなく、あくまで上受け皿150の開放によって本来上受け皿150方向へ流下すべきパチンコ球の逃げ道として下受け皿に導く機能を有するに過ぎない。
この点で、本実施の形態の下受け皿用通路53はオーバフローしたパチンコ球を下受け皿に導く機能と扉枠開放に伴う上受け皿への通路遮断によりパチンコ球を下受け皿に導く機能の両方の機能を兼ね備えていることとなる。
尚、差し込み受け皿57は扉枠7の閉塞時に開放空間54からパチンコ球が下受け皿14方向に流れてしまわないように設けられているものであって、この機構によって下受け皿用通路53が両方の機能を兼ね備えることが可能となっている。
図1、図5及び図12に示すように、下受け皿用通路53の第2の通路53c下方にはセンサ収納部66が併設されている。センサ収納部66内には図示しないリミットスイッチが配設されており、下受け皿14がパチンコ球で一杯になり第2の通路53c側に溢れた際にこれを検出して後述する払い出し装置96からの賞球(パチンコ)の放出を休止させる。センサ収納部66の右方には後述する迂回通路89(図1参照)と接続され上受け皿8からのパチンコ球を下受け皿14に回避させるための連絡通路104が形成されている。
次に排出通路46について説明する。図9〜図11に示すように、排出通路46はアウト球回収口30から落下してくるアウト球及びセーフ球集合板34から落下してくるセーフ球を受け止めて下流(図11では右方)に流下させる第1の傾斜面58と、第1の傾斜面58を流下するアウト球及びセーフ球を受け止めて流下方向を逆転させて(図11では左方)中央寄りにアウト球及びセーフ球を導く第2の傾斜面59とを備えている。第2の傾斜面59の下端には図示しない外部レールと連通する排出口60が形成されている。
ところで、従来のパチンコ遊技機では機構盤の下部に大型のセーフ球処理装置が配設されていた。そして、セーフ球は機構盤に形成された誘導通路を介して一旦すべてセーフ球処理装置に送られて保留され、セーフ球の機械的なカウントによって払い出し装置を駆動させるようになっていた。主としてこのセーフ球処理装置を配置するスペース的な余裕のなさから従来では払い出し装置から払い出されるパチンコ球(賞球)の払い出し位置(後述する分岐機構61に相当する)は上方に配置せざるを得ず、一部遊技盤を切り欠いて通路を設けるような構成とされていた。
従って、セーフ球はこのセーフ球処理装置方向に送る必要があることからこのような排出通路46は従来の機種には設けられていなかった。また、スペース的にも配置する余裕はなかった。
これに対して、本実施の形態ではセーフ球処理装置を廃し、排出通路46が設けられている。これは機械的に払い出し装置を駆動させるのではなく、上記基板取り付けベース11に配設される払い出し基板(図示せず)による電気的な制御によって払い出し装置96を駆動させるようにしたものである。より具体的には払い出し装置96は次のように作動させられる。まず、入賞口には図示しない検出手段(センサ)が併設され入賞があった旨はこの検出手段で検出される。そのため以後はセーフ球は不要であり上記のようにセーフ球集合板34に落下させてアウト球と同様に排出処理しても構わなくなる。検出信号によって入賞数がカウントされ払い出し基板の制御装置はこのカウント数に基づいて後述する払い出し装置96を駆動させることとなる。従って、セーフ球処理装置が不要であるため機構盤10の下部のスペースに余裕ができ排出通路46を設けることが可能とな
りアウト球とともにセーフ球も排出可能となった。
この結果セーフ球処理装置によるスペースの余裕のなさが解消されることとなって払い出し位置の限定も解除されることとなる。すなわち、わざわざ遊技盤5の一部を切り欠いて通路を設けるような遊技盤5の設計に影響を与えるような構造にする必要がなくなり、遊技盤5の下部位置に分岐機構61を配置することが可能となっている。
また、セーフ球処理装置とともにセーフ球を誘導する誘導通路も不要となるため機構盤10との機構的な関連は完全に解消されることとなる。更に、セーフ球処理装置が不要であるため分岐機構61は機構的に簡単な構造となっている。これらの理由から敢えて機構盤側に設けずとも本実施の形態のように基板取り付けベース11を介して遊技機本体4側に設けることが可能となっている。分岐機構61の詳しい構造については後述する。
次に、パチンコ球発射機構23について説明する。図1、図9〜図12に示すように、遊技機本体4の右下方寄り(裏面から見ると左下方寄り)にはパチンコ球発射機構23が配設されている。パチンコ球発射機構23は前記操作ハンドル15、発射ハンマ63、モータ装置64、図示しない発射カム,図示しないコイルバネ等から構成されている。
モータ装置64は遊技者が操作ハンドル15のハンドルリング15aに触れていることを条件に所定タイミング(本実施の形態では一分間に100回の割合)で回転する。モータ装置64の回転軸には発射カムが固着され、発射カムが回転することによりコイルバネの付勢力に抗して 発射ハンマ63を回動させる。発射ハンマ63は回転した発射カムと非係合となることによってコイルバネの付勢力によって一瞬に元の位置に戻ることとなる。この時の勢いによって遊技球が発射される。操作ハンドル15のハンドルリング15aを回動させることでコイルバネの付勢力を制御し、発射ハンマ63のパチンコ球(遊技球)への当接速度を調節するようになっている。
図1及び図12に示すように、前記下受け皿用通路53の右方には発射案内レール65が配設されている。発射案内レール65の下端(右端)は前記発射ハンマ63の側方に配置され、発射ハンマ63の進退方向と重複して左斜め上方に向かって延出されている。発射案内レール65上端から先は発射されたパチンコ球(遊技球)がジャンプして飛び越えるジャンプ領域67が形成されている。ジャンプ領域67の下方には前記下受け皿用通路53の第2の通路53cを構成する天板68が配置されている。天板68上面は右下方に向かって下がる傾斜面とされているため、発射されても遊技面20に至らず戻ってきてしまった勢いのないパチンコ球がジャンプ領域67から天板68上に落下し、そのパチンコ球は天板68上を右方向に流下して発射案内レール65の下方から返却通路69内に導入されるようになっている。返却通路69は本実施の形態では前記下受け皿用通路53上部の開放空間54に連通されている。発射案内レール65の取り付けリブ65aには発射案内レール65上にセットされた遊技球を下方から支持するストッパ79が固着されている。
ここに図5に示すように、前方から発射案内レール65を正視した場合発射案内レール45の下端寄りはカバープレート13の上端よりも下方位置に配置される。つまり、前方からでは正視できない隠れた位置に配置されることとなっている。これは遊技盤5の上下幅が上記のように拡張され従来の機種に比べて下方位置まで進出するようになったことに伴い発射案内レール65を全体に下方位置にずらしたことによるものである。本来ならば発射案内レール65が下がると操作ハンドル15位置も下げることでこのように発射案内レール65の下部が隠れた状態になることはない。しかし、パチンコ遊技機において操作ハンドル15の位置は遊技者が操作しやすい位置に配置されるよう人間工学的に決まってしまっている。そのため、操作ハンドル15位置を下げることはできない。しかし、遊技
球の発射後の助走距離として所定長さの発射案内レール65は必要である。そこで、このように構成したものである。
ここに、発射案内レール65の最下端位置(発射準備位置)には次々と打ち出される遊技球が流入してくるため遊技球が確実に保持される必要がある。従来の機種では発射案内レール65はその前面に配置される上部カバープレートに隣接していたため上部カバープレートからの遊技球の排出口をちょうど発射準備位置に面するような設計が可能であった。ところが、本実施の形態のようなカバープレート13の上端から下方に隠れてしまっている発射準備位置ではこのような設計は困難である。すなわち、発射準備位置にセットされた遊技球(発射待機球)を前方から支持する手段がなくなってしまうこととなる。そこで、本実施の形態では図12及び図17に示すように発射案内レール65の最下端位置に隣接して遊技球案内プレート70が配設されている。
遊技球案内プレート70は扉枠7側の上受け皿8から発射案内レール65上に供給された遊技球を前方から支持する。すなわち、図12及び図17に示すように、発射準備位置に隣接した位置(前方位置)における同プレート70の配置位置はその位置における発射案内レール65よりも若干高い位置に配設される。これによって、発射案内レール65の発射準備位置に配置される遊技球は同プレート70よりも一段下がった位置において遊技球案内プレート70によって前方から保持されることとなり正確な発射が可能となる。
カバープレート13の下受け皿14の左方には灰皿72が配設されている。本実施の形態ではこの灰皿72の裏面に前記音響機構24の図示しないスピーカが配設されている。図1、図5及び図12に示すように、発射案内レール65の右方には鍵穴73が形成されている。この鍵穴73は遊技機本体4に対する扉枠7の開閉をつかさどるものである。
次に、扉枠7について詳述する。
図1〜図4に示すように、遊技盤5の前面には扉枠7が配設されている。扉枠7はヒンジ金具6の回動軸6aを中心に回動し(つまり遊技機本体4の回動軸と同軸で)遊技機本体4に対して開閉可能にかつ着脱可能に装着されている。扉枠7は略長方形の外形を有し、中央にほぼ円形の大型の窓穴75が形成されている。窓穴75を円形としたのは遊技盤5の遊技面9の前記遊技領域27に対応させたものである。窓穴75には遊技盤5の遊技面9を露出させるためのガラスGがはめ込まれている。扉枠7の後面側であって窓穴75周縁には補強フレーム74が配設されている。扉枠7の前面側であって窓穴75の周縁には装飾用の装飾パネル76が所定位置に配設されている。各装飾パネル76内には図示しないランプが配設されメイン基板33による制御に基づいて点滅させられる。
窓穴75の下方位置には球貸し用の操作ボタン77とカードの残量を表示する7セグ表示の表示パネル78が配設されている。
操作ボタン77及び表示パネル78の下方には上受け皿8が配設されている。図18及び図19に示すように、上受け皿8は導入されてきたパチンコ球がプールされる流下面81と流下面81を包囲する包囲壁82を備えている。流下面81には図示しないパチンコ球貸し出し装置の配球ノズルから放出されたパチンコ球が落下当接する。流下面81は右側下がりの傾斜に形成されるとともに、下流側(右側)が徐々に狭くなってパチンコ球が縦列配置されるような狭窄通路84が形成されている。
上受け皿8には上流側(左側)の扉枠7壁面に形成されたパチンコ球導入口83から導入されたパチンコ球がプールされると同時に徐々に下流側に流下して狭窄通路84に至り、更に狭窄通路84最下流に配置された供給口85から扉枠7の背面側に導かれる。図1に示すように、供給口85の扉枠7の対応する背面位置には前記遊技球案内プレート70に遊技球を導く遊技球案内通路87が配設されている。遊技球案内装置87は上受け皿8の供給口85から流下するパチンコ球を前記発射案内レール65上に落下させる装置である。遊技球案内装置87の側方には上受け皿8に溜まったパチンコ球を遊技者の操作で自主的に下受け皿14に回避させる際の迂回通路89が形成されている。
図1及び図14に示すように、パチンコ球導入口83の扉枠7の対応する背面位置には前記差し込み受け皿57が後方に向かって突設形成されている。差し込み受け皿57は扉枠7が遊技機本体4前面に装着された状態で前記導出口51から開放空間54に差し込まれパチンコ球処理領域21から供給されたパチンコ球をパチンコ球導入口83から上受け皿8に導く。前記操作ボタン77及び表示パネル78の裏面側には球貸し用基板が内蔵された球貸し用基板ボックス88が配設されている。
図18及び図19に示すように、上受け皿8の流下面81を包囲する包囲壁82はパチンコ球導入口83の周囲が他の部分よりも高く形成された高壁部82aとされている。高壁部82aの上端はパチンコ球導入口83の上端位置よりも高い位置とされており、正面から正視した状態でパチンコ球導入口83は包囲壁82及び高壁部82aによって完全に覆われている。高壁部82a(及び扉枠7の壁面)で包囲された流下面81の左方位置(パチンコ球導入口83の前方)はパチンコ球貸し出し装置の配球ノズルからパチンコ球が落下当接する位置である。従って、遊技盤5のサイズが大きくなって従来の機種に比べて上受け皿8が下方に配置されることとなり配球ノズルから流下面81までの距離が長くなったとしても、高壁部82aによって配球ノズルから放出されたパチンコ球が飛び出すことがない。
ここに、従来の機種では上受け皿は扉枠とは別体に上部カバープレートに配設されていた。上部カバープレートは扉枠の下方位置に配設される部材である。そのため、扉枠を開放した際に上部カバープレートに設けられた上受け皿の壁の高さは扉枠の開放の邪魔とならないように(干渉しないように)高さに制限を設けざるを得なかった。そのためパチンコ球貸し出し装置の配球ノズルから上受け皿までの距離が長いと上受け皿に落下したパチンコ球が壁を乗り越えて外に飛び出してしまう可能性があった。従って、配球ノズルの位置はできる限り低くなるように設定されていた。また、壁が余り高くなりすぎないように配慮しながら上部カバープレートをデザインしなければならずデザイン上の制限があった。ところが、本実施の形態では上受け皿8は扉枠7側にあって扉枠7と一体となって開放されるため、高壁部82aの高さには制限はない(実際には遊技盤5の遊技面20にかからない程度にする必要がある)。
次に、機構盤10について説明する。
図2、図4及び図9に示すように、遊技盤5の背面側には機構盤10が遊技機本体4に対して開閉可能に装着されている。機構盤10は上下に配設されたヒンジ部90(本実施の形態では下側のみ表示)によって遊技機本体4に支持されており、盤面に散点的に配置された開閉ピン91の引き出し及び押し込みによって遊技機本体4に対して着脱可能とされる。機構盤10の中央付近には大型開口部10aが形成されている。大型開口部10aの上半分はカバー92によって背面から覆われている。
図9に示すように、遊技機本体4に対して機構盤10が閉塞された状態で同大型開口部10aから遊技盤5の背面に配設された可変表示装置29及びメイン基板33が露出される。可変表示装置29はカバー92によって背面から覆われるが、メイン基板33は目視確認のために覆われない。
機構盤10の上部にはタンクTが配設されている。タンクTの下方にはタンクレール93が配設されている。タンクレール93はタンクTから導入されたパチンコ球を図9において左方から右方に移動させる。本実施の形態では従来の機種に比べて遊技盤5が上方にも拡張されているためタンクTは従来の機種に比べて若干浅めに形成されている。タンクレール93の右方には下方に向かって払い出し機構としての払い出しユニット95が配設されている。払い出しユニット95は払い出し装置96と、パチンコ球を払い出し装置96に導く第1の流路97と、パチンコ機の廃棄等によってパチンコ機を島から取り外す際に同第1の流路97内の球抜きを行うための球抜き機構98と、球抜きを行う際にパチンコ球が排出される球抜き流路99と、払い出し装置96の下流の第2の流路100と、ベル101と、ベル101の下流の第3の流路103とより構成されている。
本実施の形態では2基の払い出し装置96はセーフ球の発生に基づいて所定量のパチンコ球(賞球)を払い出す。パチンコ球は第2の流路100を流下し途中ベル101に当接する。ベル101に当接したパチンコ球は第3の流路103を斜め下方(図9において左斜め下方)に導かれる。第3の流路103を流下したパチンコ球は基板取り付けベース11内に至る。機構盤10の背面を流下してきたパチンコ球はこの基板取り付けベース11において前方に方向転換させられる。
図2、図4及び図9に示すように、機構盤10の下方には基板取り付けベース11が配設されている。基板取り付けベース11は上下に配設されたヒンジ部105によって遊技機本体4に開閉可能に支持されており、図9において左方に配置された開閉ピン107の引き出し及び押し込みによって遊技機本体4に対して着脱可能とされている。図9、図20及び図21に示すように、基板取り付けベース11には発射基板が収納される発射基板ボックス11aと、電源基板が収納される電源基板ボックス11bが固着されている。図21に示すように、払い出し基板が収納される払い出し基板ボックス11cは着脱可能とされている。これは、不正防止の点から払い出し基板ボックス11cのみを別途ユーザに供給する必要のためである。
図9、図20〜図24に示すように、基板取り付けベース11の払い出し基板ボックス11cの装着位置前面側には分岐機構としての分岐ユニット61が着脱可能に配設されている。分岐ユニット61は払い出し装置96から流下するパチンコ球を遊技機本体4方向に導く際に上受け皿8方向と下受け皿14と方向とのいずれかに分岐させる最初の分岐機構である。図24に示すように、分岐ユニット61は中空の全体として略方形の箱体として構成されており、内部に空間を仕切る第1の遮蔽板62が配設されている。分岐ユニット61は基板取り付けベース11に対して固定片106を介してビス108によって固着されている。分岐ユニット61は水平位置において図9に示すように遊技盤5が載置されている天板22位置よりも下方に配置されている。すなわち、分岐ユニット61は遊技盤
5最下端位置よりも下方位置に配設されることとなり、基板取り付けベース11を介して遊技機本体4側に装着されることとなる。
分岐ユニット61内は3つの通路に仕切られている。図23において右方から順に主通路用中間通路109、バイパス通路用中間通路110及び球抜き流路用通路111とされている。各通路109,110,111は水平に並んで配置されている。主通路用中間通路109及びバイパス通路用中間通路110は第1の遮蔽板62によって区画され、バイパス通路用中間通路110と球抜き流路用通路111とは第2の遮蔽板71によって区画されている。
図22及び図24に示すように、第1の遮蔽板62は略直角三角形の外観とされ、第1の遮蔽板62はビス112によって着脱可能に固定されている。第1の遮蔽板62は三角形の斜辺部分が若干湾曲した湾曲傾斜面62aとされており、この湾曲傾斜面62aが主通路用中間通路109側を向くように配設されている。分岐ユニット61の背面壁61aはこの第1の遮蔽板62の着脱のためにビス113にて着脱可能とされている。
主通路用中間通路109の上方には第1の入球口114が開口されており、前面には第1の出球口115が開口されている。バイパス通路用中間通路110の上方には第2の入球口116が開口されており、前面には第2の出球口117が開口されている。球抜き流路用通路111の上方には第3の入球口118が開口されており、前面には第3の出球口119が開口されている。図22に示すように、第1の入球口114は前記第3の流路103の斜め下方位置(すなわち流下するパチンコ球の流下方向の下流位置)に開口されており、第1の出球口115は主通路47に接続されている。第2の入球口116は第3の流路103の主流下位置から外れた側方位置に開口されており、第2の出球口117はバイパス通路49に接続さている。第3の入球口118は球抜き流路99の下端出口と接続されており、パチンコ球は第3の出球口119から前記排出通路46の第2の傾斜面59上に落下することとなっている。
ここに、基板取り付けベース11は機構盤10とは別体に構成されている。従来の機種では発射基板、電源基板及び払い出し基板は機構盤に配設されており、かつ必ずしもこのようにまとまってチェックしやすい下方位置に配置されているわけではない。本実施の形態でこのように基板取り付けベース11を機構盤10と別体に構成するようになった理由は主として1)従来の機構盤が大型化、重量化してきたこと、2)別体とすることでパチンコ遊技機の組み立て作業が迅速化すること、3)逆に再利用する際の取り外しの容易さ等の理由からである。
更に、本実施の形態ではパチンコ遊技機としてゲーム内容に関わらず共通性のある基板を基板取り付けベース11に機構盤10とは別体としてまとめることで、保守・点検がしやすくなった。また、このように基板取り付けベース11を設けることができるのは上記のようにセーフ球処理装置を廃したことから遊技機本体4のパチンコ球処理領域21に排出通路46を移動させることができることになって機構盤10位置のスペースに余裕ができたことによるものでもある。図9〜図11に示すように、機構盤10の上下幅は遊技盤5の上下幅とほぼ同等に構成されているため、機構盤10を開放することによって基板取り付けベース11は開放あるいは取り外しをしなくとも遊技盤5の保守・点検更に交換等の作業を行うことができる。
また、発射基板ボックス11a、電源基板ボックス11b及び払い出し基板ボックス11cを排出通路46から隔絶することによってパチンコ球同士が接触する際に発生する静電気由来のノイズ(電気的信号)の影響を受け難くすることも基板取り付けベース11を別体で構成する理由である。
次に、このように構成された本実施の形態のパチンコ遊技機の特にレールユニット125の作用について説明する。
内レール25及び外レール26の遊技面20上への配設はレールユニット125をビス138によって固定することで実行される。そして、上記のように遊技面20は従来に比べて拡大されているため、このレールユニット125装着の際にフランジ135が遊技面20上に配設されることになるものの遊技領域27が狭くなることはない。レールユニット125の最下端位置、すなわち球寄せ部130の底部は天板22に対して若干の隙間を有して配設されているため、内レール25及び外レール26に当接するパチンコ球の衝撃が天板22を介してパチンコ球処理領域21側に伝達されてしまうことがない。一方で保守・点検等の作業時においてレールユニット125の一部に万一多大な荷重がかかった場合でも球寄せ部130がたわんで天板22に当接して荷重を支えることが可能となる。
このように構成することで本実施の形態では次のような効果を奏する。
(1)レールユニット125はプラスチック製とされ従来の金属製の誘導レールと異なりリサイクル可能であるため廃棄処分する必要がない。
(2)レールユニット125をビス138によって固定するだけで、内レール25及び外レール26の遊技面20上への装着が完了するため両レール25,26を別々に取り付ける必要がない。また、従来の金属製の誘導レールのように装着のためのプレス装置が不要となるとともに、取り外しも容易になるので再生利用する際の分別作業が楽になる。特に金属製の誘導レールでは遊技盤にしっかりと食い込んでいるため、場合によってはリサイクル可能であっても遊技盤自体を廃棄処分とするようなケースもあったがそのようなことが全くなくなる。
(3)レールユニット125装着の際にフランジ135が遊技面20上に配設されることになる。しかし遊技面20が従来に比べて拡大されているため、遊技領域27が狭くなることはない。
(4)レールユニット125の最下端位置である球寄せ部130の底部は天板22に対して若干の隙間を有して配設されているため、内レール25及び外レール26に当接するパチンコ球の衝撃が天板22を介してパチンコ球処理領域21側に伝達されてしまうことがない。
(5)保守・点検等の作業時においてレールユニット125の一部に万一多大な荷重がかかった場合でもレールユニット125の最下端位置である球寄せ部130の底部は天板22に対して近接した位置にあるため、球寄せ部130がたわんで天板22に当接して荷重を支えることが可能となり、下方に脱落してしまうことがない。
(6)レールユニット125の最下端位置である球寄せ部130が天板22に当接する際に肉が薄いと強度が持たない場合もあるが、上記実施の形態ではゲート129と球寄せ部130が形成されており、これらが補強構造としての役割を果たすようになっている。更に球寄せ部130に形成されたリブ139によって最もパチンコ球が集中して負荷の大きな球寄せ部130自体の強度が向上することとなる。
(7)補強レール131によってパチンコ球が滑走して最も摩耗しやすい部分が保護されることとなり、レールユニット125が長持ちする。また、補強レール131は容易に着脱できるため補強レール131のリサイクルの際に取り外すのも容易である。
(8)内レール25及び外レール26をレールユニット125としてユニット化するとともに、フランジ135や背面壁136によって遊技面20に接触面積を多くして取り付けているため、金属製の誘導レールと比較して遜色ない強度で遊技面20に取り付けることが可能となっている。
尚、この発明は、次のように変更して具体化することも可能である。
・図28に示すように内レール25の最下端位置、すなわち上記実施の形態では球寄せ部130を天板22に常時当接させるような構成としても構わない。当接させるほうが上記実施の形態のように若干の隙間を形成する場合に比べて荷重に対する支持力が大きい。
・図29に示すように上部からの埃が付着しやすく、かつ遊技者の目に留まりやすい内レール25の最下端位置、すなわち上記実施の形態では球寄せ部130の前方にカバー140を配置するようにしてもよい。このカバー140は着脱可能である。カバー140は図示のように天板22から上方に延出するようにしても、球寄せ部130の前方に着脱可能に直接装着するようにしてもよい。
・図27に示すように上記実施の形態ではフランジ135及び背面壁136は遊技面20に対してその厚み分だけ前方に張り出させていたが、図30に示すようにレールユニット125のフランジ135や背面壁136を遊技面20と面一となるように遊技面20にレールユニット125がはまりこむための凹部141を形成するようにしてもよい。このようにすれば、パチンコ遊技機の前後の厚みを薄くすることが可能となる。また、遊技面20もすっきりして遊技者にとっても好ましい。
・図31に示すように、内レール25の最下端位置、すなわち上記実施の形態では球寄せ部130と天板22との間に緩衝部材(弾性部材)としてのコイルスプリング142を配設してもよい。このようにすれば内レール25及び外レール26に当接するパチンコ球の衝撃がコイルスプリング142によって緩和されるとともにレールユニット125の一部に万一多大な荷重がかかった場合には荷重はコイルスプリング142を間に介して天板22に伝達されレールユニット125を支えることが可能となる。コイルスプリング142以外の板スプリングや発泡樹脂等を使用することも可能である。
・上記実施の形態では内レール25と外レール26を一体成形してユニット化したがこれらは別体であっても構わない。
・上記実施の形態ではレールユニット125のフランジ135及び背面壁136は透明とされていた。しかし、必ずしも透明である必要はない。透明でない場合には遊技面20に施された彩色や模様の装飾と対応した装飾が施されることが好ましい。また、このようにレールユニット125のフランジ135及び背面壁136を透明にしたりわざわざ装飾を施したりする理由は図3に示すように扉枠7を閉めた状態で窓穴75から左右上部寄りにわずかにフランジ135や背面壁136が遊技者から目視可能に露出するからである。さもなければ、遊技面20に施された装飾がフランジ135や背面壁136に覆われて装飾が途切れてしまい見苦しくなってしまうからである。特に図3ではパチンコ球が飛び出してくる通路127に遊技者は注目しがちである。そのため、図32に示すように窓穴7
5に露出する部分の通路127における背面壁136を途中でカットし窓穴75から露出しないように構成してもよい。
・上記実施の形態では内レールの最下端として球寄せ部130の底部としていた。このように球寄せ部130を形成したのはアウト球をアウト球回収口30方向に導き易くするためであって、あえて球寄せ部130を設けなくともよい。
・上記ゲート129や球寄せ部130の補強構造は他の形状であっても構わない。
・図33に示すように、内レールの最下端として球寄せ部130に別体で構成した補強部材を兼ねたアウト球誘導部材144を装着するようにしてもよい。このアウト球誘導部材144は本実施の形態では合成ゴム製とされている。アウト球誘導部材144は球寄せ部130上に配置されるリブ144aが立設されている。リブ144aは上記リブ139と同様上方がアウト球回収口30側に下がった傾斜が形成された変形四角形の外形形状をなしている。落下してきたパチンコ球(アウト球)は球寄せ部130に集合し、このリブ144a上部を転動してアウト球回収口30に向かう。また、アウト球誘導部材144はコ字状の挟持部144bによって球寄せ部130に装着されるとともに自身が球寄せ部130と天板22の間に挟持されることとなる。そのため、この挟持部144bを緩衝部材として内レール25及び外レール26に当接するパチンコ球の衝撃が天板22を介してパチンコ球処理領域21側に伝達されてしまうことがない。
・補強レール131は必ずしも装着しなくともよい。
・フランジ135の形状や固定方法は上記に限定されるものではない。
・本実施の形態はいわゆる現金機以外のCR機にも応用可能である。
・その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
本発明の目的を達成するために上記実施の形態から把握できるその他の技術的思想について下記に付記として説明する。
(1)前記誘導レールはプラスチック製であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。これによって、誘導レールのリサイクルが可能となった。
(2)前記誘導レールは外レールと内レールとがユニット化されて一体的に形成されるとともに着脱可能とされていることを特徴とする付記1に記載のパチンコ遊技機。このように構成することで外レールと内レールをそれぞれ別個に装着する手間が省ける。
(3)前記誘導レールの円弧の最下部位置は前記設置台に当接していることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜2のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
これによって誘導レールにかかる荷重を支えることが可能となる。
(4)前記誘導レールの円弧の最下部と前記設置台の間には緩衝部材(弾性部材)が配設されていることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜2のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
これによって誘導レールの振動が緩衝部材によって緩衝されて下方に伝わりにくくなると同時に、荷重に対しては誘導レールがたわんで緩衝部材を介して設置台に当接するために荷重を支えることが可能となる。
(5)前記誘導レールの円弧の最下部位置は前記設置台に近接していることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜2のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
これによって誘導レールの振動が下方に伝わりにくくなると同時に、荷重に対して誘導レールがたわんで設置台に当接するために荷重を支えることが可能となる。
(6)前記ユニット体の背板は前記遊技面と面一であることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜5のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
これによって、遊技機の前後の厚みを薄くすることが可能となる。また、遊技面20もすっきりして遊技者にとっても好ましい。
(7)前記外レールのパチンコ球の滑走面には金属製の補強レールが装着されていることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜6のいずれかに記載のパチンコ遊技機。これによってパチンコ球が滑走して最も摩耗しやすい部分が保護されることとなりレールユニットが長持ちする。補強レールを着脱可能としてもよい。
(8)前記誘導レールの円弧の最下部位置には補強構造が施されていることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜7のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
これによって誘導レールが設置台に当接した際に荷重がかかっても破損しにくくなる。
(9)前記誘導レールは周囲を包囲するフランジを備え、同フランジを介して遊技面に固定されることを特徴とする付記1〜8のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
これによって、誘導レールはプラスチック製であってもしっかりと遊技面に固定されることとなる。
(10)前記フランジは透明であることを特徴とする付記9に記載のパチンコ遊技機。
これによって遊技者は遊技面に施された装飾を目視することが可能となる。
(11)前記フランジは遊技面に施された装飾と合致させることを特徴とする付記9に記載のパチンコ遊技機。
これによって遊技面に施された装飾が不自然に隠されてしまうことがなく、遊技面が見苦しくなってしまうことがない。
(12)前記内レールと外レールとの重複箇所に形成されたパチンコ球の通路は遊技面に接する背面壁によって連結されていることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜11のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
これによって通路の強度が確保される。
(13)前記背面壁は透明であることを特徴とする付記12に記載のパチンコ遊技機。
これによって遊技者は遊技面に施された装飾を目視することが可能となる。
(14)前記背面壁は扉枠の窓穴から露出する箇所についてはカットされていることを特徴とする付記12に記載のパチンコ遊技機。
これによって少なくとも窓穴に正対した位置からは不自然に遊技面の装飾が隠されてしまうということがなくなる。
(15)前記背面壁は遊技面に施された装飾と合致させることを特徴とする付記12に記載のパチンコ遊技機。
これによって遊技面に施された装飾が不自然に隠されてしまうことがなく、遊技面が見苦しくなってしまうことがない。
(16)前記内レールの最下端位置には補強構造が施されていることを特徴とする付記1〜15のいずれかに記載のパチンコ遊技機。ここに補強構造とは上記実施の形態ではリブ139が対応する。これによってパチンコ球が最も集中する内レールの最下端位置が補強されて内レールに不具合が生じにくくなる。
(17)前記内レールの最下端位置には補強部材を兼ねた緩衝部材が配設されていることを特徴とする付記1〜15のいずれかに記載のパチンコ遊技機。上記実施の形態ではアウト球誘導部材144が対応する。
(18)前記扉枠には一体化して前記遊技台に対して開閉可能に支持され同遊技台方向から供給されるパチンコ球を貯留するパチンコ球受け皿が形成された受け皿扉枠が併設されていることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜16のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
1…支持枠体としての外枠、4…遊技機本体、5…遊技盤、7…扉枠、20…遊技面、23…パチンコ球発射機構、25…誘導レールとしての内レール、26…誘導レールとしての外レール、30…アウト球回収口、125…レールユニット。

Claims (2)

  1. 支持枠体に支持された遊技機本体と、
    遊技機本体に装着されて遊技者が対面して遊技を行う遊技面を備えた遊技盤と、
    遊技機本体に対して開閉可能に支持され前記遊技盤の前方に配置される扉枠と、
    遊技者が操作する操作手段と、
    遊技者の前記操作手段の操作に応じてパチンコ球を発射させる前記遊技機本体に配設された発射機構と、
    発射機構から発射されたパチンコ球を前記遊技面に誘導するとともにパチンコ球が落下する遊技領域を区画する円弧状の外レールと内レールとを備えたパチンコ遊技機において、
    前記外レール及び内レールは一体的に形成されたプラスチック製のレールユニットによって構成され、前記レールユニットが前記遊技面に着脱可能に配設され、
    前記内レールは、前記遊技領域の最下部位置に設けられるアウト球回収口に遊技球を案内し、該内レールを形成する部材の最下部は、前記遊技機本体に前記遊技盤が装着された状態にて遊技機本体の一部に当接し、または荷重によってたわんだ場合に当接する程度に近接して配置されるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記外レールのパチンコ球の滑走面には金属製のレールが装着されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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