JP4566364B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の弾球遊技機は、遊技盤の入賞手段に遊技球が入賞して景品球の払い出し要求があった場合、或いは自動球貸し機からの球貸し要求があった場合には、払い出し制御手段の制御により払い出し手段が作動して、遊技球タンクから球供給通路を経て供給される遊技球を前枠の上皿へと払い出すようになっている。
【0003】
従来の弾球遊技機では、遊技球の払い出しに関係する遊技球タンク、球供給通路、払い出し手段及び球案内通路は、前枠の裏側に開閉自在に枢着された裏機構板に装着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
遊技盤の裏側等を点検する際には、外枠に枢着部廻りに開閉自在に枢着された前枠を前側に開放した後、裏機構板を枢着部廻りに裏側に開放して行う。
【0005】
しかし、従来の弾球遊技機では、払い出し手段を裏機構板の枢着部の近傍側でその裏側に装着しているため、払い出し手段の後方への突出量が大になる問題がある。また払い出し手段の後方への突出量が大になるため、前枠を十分に開放していない状態で裏機構板を裏側に開放した場合、払い出し手段が外枠に接触して損傷する惧れがある。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、払い出し手段の後方への突出量を極力小さくできると共に、裏機構板の開閉に際しての払い出し手段の損傷を防止できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【発明を解決するための手段】
本発明は、前枠4の裏側に設けられた遊技盤装着枠5と、該遊技盤装着枠5に着脱自在に装着された遊技盤6と、該遊技盤6の裏側に配置され且つ前記前枠4の裏側に枢着部13,14を介して開閉自在に枢着された裏機構板15と、遊技球タンク31から球供給通路32を経て供給される遊技球を払い出す払い出し手段29とを備えた弾球遊技機において、前記裏機構板15の前記枢着部13,14側で且つ前記遊技盤装着枠5の裏側に、その裏面から前側へと凹入する凹入部42を形成し、前部側が前記凹入部42内に嵌合する前記払い出し手段29を前記遊技盤装着枠5に裏側から着脱自在に取り付け、前記裏機構板15に、該裏機構板15の開閉時に前記払い出し手段29との干渉を避けるための切り欠き部34を形成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図面は本発明の一実施形態を例示し、図1〜図3において、1 は遊技機本体で、矩形枠状の外枠2 と、左右方向の一端側で上下一対の枢着部3 を介して外枠2 の前側に開閉自在に枢着された前枠4 とを備えている。前枠4 には、その裏側の遊技盤装着枠5 を介して遊技盤6 が裏側から着脱自在に装着され、また遊技盤6 の前側にガラス扉7 と前面板8 とが開閉自在に配置されている。前面板8 には、発射用の遊技球を貯留する上皿(打球供給皿)9 が装着されている。
【0009】
前枠4 の下部には、余剰球を貯留する下皿10と、発射手段11の発射ハンドル12とが夫々設けられている。前枠4 の裏側には、上下一対の枢着部13,14 を介して裏機構板15が遊技盤装着枠5 に開閉自在に枢着され、この裏機構板15により遊技盤装着枠5 内の遊技盤6 が裏側から押圧されて固定されている。裏機構板15は、閉状態では遊技盤装着枠5 に複数個の締結手段16により締結されている。
【0010】
遊技盤6 には、前面側にガイドレール17が装着されると共に、そのガイドレール17内の遊技領域18に、特別図柄表示手段19を構成する液晶表示手段20、特別図柄始動手段21、大入賞手段22、その他の遊技部品が配置され、また裏側には液晶表示手段20等の遊技部品を裏側から覆う裏カバー23が装着されている。
【0011】
裏カバー23の裏側には、主に遊技盤6 側の遊技動作を制御する主制御手段24と、遊技状態に応じて遊技盤6 側の遊技部品等の表示ランプを発光制御するランプ制御手段25と、遊技状態に応じてスピーカからの効果音を制御する音声制御手段26とが設けられている。なお、各制御手段24〜26は、内部を透視可能な基板ケース内に制御基板を収納してなり、その基板ケースが裏カバー23に着脱自在に設けられている。
【0012】
遊技盤装着枠5 は門型状であって、遊技盤6 が裏側から着脱自在に嵌合する受け部27を内周側に備え、前枠4 の窓孔28を外側から取り囲むように前枠4 の裏側に固定されている。遊技盤装着枠5 の枢着部13,14 側には、その上下方向の中途部に払い出し手段29が裏側から取り付けられている。また前枠4 の裏側には、遊技盤装着枠5 の払い出し手段29の下側近傍から上皿9 及び下皿10側にわたって通路ユニット39が設けられている。なお、遊技盤装着枠5 の下部は、前枠4 の裏側に固定された遊技盤支承板に接続され、この遊技盤支承板により遊技盤6 を下側から支承するようになっている。
【0013】
裏機構板15には、裏カバー23が嵌合する開口部30が略中央部分に形成され、この開口部30の上側に遊技球タンク31と球供給通路32の横通路部33が、開口部30の側方で且つ枢着部13,14 側に切り欠き部34と球供給通路32の縦通路部35が、開口部30の下側に設置部40が夫々配置されている。
【0014】
遊技盤装着枠5 には、図4〜図7に示すように、その枢着部13,14 側の縦枠部41の上下方向の中途部に、凹入部により構成された位置決め部42が凹入状に形成され、遊技盤装着枠5 及び裏機構板15から後方に突出するように、その凹入部である位置決め部42に裏側から着脱自在に払い出し手段29が取り付けられている。従って、払い出し手段29は、遊技盤装着枠5 を介して前枠4 の裏側に着脱自在に装着されている。
【0015】
払い出し手段29は、縦枠部41の位置決め部42に嵌合してネジ等で着脱自在に固定された払い出しケース43と、この払い出しケース43内に横軸44を介して回転自在に支持された回転体45と、この回転体45を横軸44を介して駆動する払い出しモータ46とを備えている。
【0016】
払い出しケース43は、回転体45を収容する払い出し室47と、払い出し室47の上手側に連通する供給通路部48と、払い出し室47の下手側に連通する払い出し通路部49と、供給通路部48の下側に連通する回収通路部50とを備えている。
【0017】
供給通路部48及び回収通路部50は、払い出し室47よりも前側に上下方向に設けられ、また供給通路部48の下部に、遊技球を払い出し室47側と回収通路部50側とに切り換え接続するための切り換え手段51が設けられている。払い出し通路部49は、回収通路部50の裏側にあり、その下部に、回転体45の回転により払い出された遊技球を検出する払い出し球検出手段52が設けられている。
【0018】
供給通路部48の上端側は、払い出しケース43の上面側に開口され、その上端部が枢着筒体53に下側から着脱自在に嵌合されている。回収通路部50及び払い出し通路部49の下端側は、払い出しケース43の下面側に下向きに開口されている。
【0019】
回転体45の外周には、遊技球が1個入る程度の大きさの凹部54が周方向に複数個設けられ、供給通路部48側から供給される遊技球を凹部54で受けて払い出し通路部49側へと払い出すようになっている。払い出しモータ46は、払い出しケース43の内側の側面に固定されている。
【0020】
遊技球タンク31は遊技球を貯留するためのもので、裏機構板15の上端部側に配置され、係合手段等を介して裏機構板15に対して裏側から着脱自在に取り付けられている。なお、遊技球タンク31は、遊技盤装着枠5 の上側で前枠4 の裏側に取り付けても良いし、裏機構板15の裏側に配置した状態で遊技球タンク31側の荷重を前枠4 側で受けるように構成しても良い。
【0021】
球供給通路32は、遊技球タンク31の遊技球を払い出し手段29へと供給するためのもので、開口部30の上側に沿って左右方向に配置された横通路部33と、横通路部33の端部から開口部30に沿って下方に屈曲する縦通路部35とを備え、裏機構板15の裏側に取り付けられている。縦通路部35の下端部は、払い出し手段29の供給通路部48と上下に対応し、枢着筒体53に対して上側から着脱自在に嵌合され、枢着筒体53により縦軸心廻りに回動自在に支承されている。
【0022】
枢着筒体53は、球供給通路32と払い出し手段29の縦通路部35とを上下に連通させると共に、球供給通路32の下端部と共に裏機構板15用の枢着部13,14 を構成するためのもので、払い出し手段29の上側近傍で取り付け部53a を介して遊技盤装着枠5 の縦枠部41の裏側に着脱自在に固定されている。従って、球供給通路32と払い出し手段29は、枢着部13,14 の軸心上で相対回動自在に接続されている。なお、縦供給通路部48の下端部には、枢着筒体53に回動自在に嵌合する筒体が固着されている。
【0023】
通路ユニット39は、払い出し手段29から払い出された遊技球を上皿9 へと案内する球案内通路36と、回収通路部50からの遊技球を島側の回収装置へと案内する球回収通路38との他に、上皿9 の遊技球が満杯状態のときに、球案内通路36からの後続の遊技球を下皿10へと溢流させる溢流通路(図示省略)等を含み、前枠4 の裏側に取り付けられている。
【0024】
球案内通路36は縦通路部37を備え、縦通路部37は払い出し手段29の下側で遊技盤装着枠5 の縦枠部41に沿って球回収通路38と前後に配置されている。球案内通路36、球回収通路38の下部側は、前枠の左右方向の中央側に屈曲している。
【0025】
切り欠き部34は、裏機構板15の開閉時に払い出し手段29と干渉しないように、裏機構板15の枢着部13,14 側の端縁から開口部30側へと凹入状に形成されており、この切り欠き部34の上下両側に裏機構板15用の枢着部13,14 が配置されている。上下一対の枢着部13,14 の内、上側の枢着部13は、払い出し手段29の上側近傍に配置され、下側の枢着部14は裏機構板15の下端側に配置されている。枢着部13,14 は、遊技盤装着枠5 側に固定された上向きの枢着軸55と、裏機構板15の下端部に固定され且つ枢着軸55に上側から着脱自在に嵌合する枢着筒体56とを備えている。
【0026】
なお、上下の枢着部13,14 は、裏機構板15の開閉時にその枢着部13,14 側の端部が遊技盤装着枠5 と干渉しないように、遊技盤装着枠5 から所定寸法だけ後方に離間している。
【0027】
設置部40は、前枠4 等を含む枠側の機器を制御する枠側制御手段を設置するためのもので、裏機構板15の裏側に設けられた取り付け板62により構成されている。そして、取り付け板62には、払い出し制御手段57と電源手段58とが裏側から着脱自在に設けられている。なお、裏機構板15は、その前側に通路ユニット39を装着し、この通路ユニット39の裏側を直接設置部40としても良い。従って、設置部40は、裏機構板15に一体に設けても良い。また設置部40に枠側制御手段の一つとして、発射手段11を制御する発射制御手段を設けても良い。
【0028】
払い出し制御手段57は、主制御手段24からの払い出しコマンド等があったときに、そのコマンドを解析して払い出し手段29の払い出しモータ46を制御するためのもので、払い出し基板59を備えている。電源手段58は、各所要部位に必要な電源を供給するためのもので、電源基板60を備えている。払い出し基板59、電源基板60は基板ケース61内に収納され、また基板ケース61は取り付け板62の裏側に着脱自在に装着されている。
【0029】
上記構成の弾球遊技機の動作を説明する。通常、遊技球タンク31には遊技球補給装置から補給された遊技球が貯留されており、この遊技球は球供給通路32の横通路部33、縦通路部35を経て払い出し手段29の供給通路部48へと供給されて、これらに充満した状態にある。
【0030】
遊技に際して発射手段11の発射ハンドル12を操作すると、発射手段11が作動して、上皿9 から1個づつ供給される遊技球をガイドレール17側へと発射させて行く。この発射された遊技球は、ガイドレール17を経て遊技盤6 の上部へと案内され遊技領域18に入った後、盤面に沿って落下する。
【0031】
落下中に遊技球が大入賞手段22等に入賞すると、払い出し制御手段57からの賞球払い出し指令により払い出し手段29の払い出しモータ46が作動し、回転体45が横軸44廻りに払い出し方向へと回転して、供給通路部48内の遊技球を回転体45の回転により規定個数づつ払い出し通路部49側へと払い出して行く。払い出された遊技球は、通路ユニット39の球案内通路36を経て上皿9 へと案内され、また上皿9 の遊技球が満杯状態であれば、下皿10へと案内されて行く。
【0032】
払い出し手段29は、裏機構板15とは別に前枠4 の裏側に、取り分けその裏側の遊技盤装着枠5 の裏側に設けているので、従来の裏機構板15の裏側に装着する場合に比較して、払い出し手段29の後方への突出量を小さくできる。
【0033】
また払い出し手段29は、遊技盤装着枠5 の裏側に設けているため、前枠4 の裏側に直接設ける場合に比較して、遊技盤装着枠5 の外側で前枠4 の裏側に専用のスペースを確保する必要がない。このため遊技盤装着枠5 と外枠2 との間の間隔が比較的狭い場合でも、前枠4 側に払い出し手段29を容易に設けることが可能である。
【0034】
更に遊技盤6 の裏側を点検する際には、前枠4 を枢着部3 廻りに前側に開放し、次いで裏機構板15を枢着部13,14 廻りに裏側に開放するが、払い出し手段29が前枠4 側にあるため、裏機構板15の開閉時に、払い出し手段29が外枠2 等に接触して損傷するような問題も生じない。
【0035】
裏機構板15には、払い出し手段29に対応して切り欠き部34があるため、払い出し手段29が遊技盤装着枠5 側にあるにも拘らず、払い出し手段29と裏機構板15とが干渉するようなこともなく、裏機構板15を容易に開閉できる。また裏機構板15を閉状態にしたときに、この切り欠き部34から払い出し手段29が後方に突出するようになっているため、払い出し手段29自体のトラブル等を点検する場合には、裏機構板15を閉じた状態でもその裏側から容易に行える。
【0036】
裏機構板15の切り欠き部34の上下両側に枢着部13,14 があり、この各枢着部13,14 を介して裏機構板15を前枠4 側の遊技盤装着枠5 に枢着しているので、裏機構板15を枢着部13,14 を介して確実に支持でき、切り欠き部34の形成に伴う裏機構板15側の強度の低下を極力抑制できる。これにより、裏機構板15の切り欠き部34の周辺部分に複雑な補強構造を設ける必要がなく、裏機構板15側の構造を簡単にできる。
【0037】
遊技球の払い出しに関連する構成要素の内、払い出し手段29を遊技盤6 の裏側に設けて、他の遊技球タンク31、球供給通路32を裏機構板15側に設けているので、従来と同様に裏機構板15を開放すれば、遊技盤装着枠5 の後方側が開放状態となり、遊技盤装着枠5 に対して遊技盤6 を裏側から容易に着脱できる。しかも、払い出し手段29が裏機構板15の枢着部13,14 側で遊技盤装着枠5 の裏側にあるため、遊技球タンク31、球供給通路32が裏機構板15側にあるにも拘わらず、裏機構板15側の負担を軽減できると共に、裏機構板15の部品価格も安くなる。。
【0038】
また払い出し手段29が遊技盤装着枠5 側にあり、球供給通路32が裏機構板15側にあるにも拘らず、払い出し手段29と球供給通路32とを枢着部13,14 の軸心上で相対回動自在に接続しているので、両者を常時連通状態に保持できる。従って、遊技球タンク31内に遊技球を入れた状態で裏機構板15を開放しても、遊技球タンク31内の遊技球が球供給通路32を経て抜けるようなこともなく、遊技球タンク31内に遊技球を入れた状態のままでの裏機構板15の開閉が可能である。
【0039】
払い出し手段29により払い出された遊技球を上皿9 に案内する球案内通路36等を含む通路ユニット39が前枠4 の裏側にあるので、この通路ユニット39を裏機構板15側に設ける場合に比較して遊技球を確実に案内でき、また払い出し手段29が前枠4の裏側にあることと相まって、通路ユニット39の構造を簡単にできる。
【0040】
裏機構板15の下部に設置部40があり、この設置部40に払い出し制御手段57,電源手段58を配置しているので、裏機構板15の下部側を有効に利用できる。また設置部40を裏機構板15と一体に構成すれば、設置部40を裏機構板15に別構造で設ける場合に比較して、構造を簡単にできる。
【0041】
以上説明したように、本実施形態によれば、前枠4 に着脱自在に装着された遊技盤6 と、該遊技盤6 の裏側に配置された裏機構板15と、遊技球タンク31からの遊技球を払い出す払い出し手段29とを備えた弾球遊技機において、払い出し手段29を裏機構板15とは別に前枠4 の裏側に着脱自在に装着しているので、払い出し手段29の後方への突出量を極力小さくできると共に、裏機構板15の開閉に際しての払い出し手段29の損傷を防止できる。
【0042】
また前枠4 の裏側に遊技盤6 を装着するための遊技盤装着枠5 を備え、該遊技盤装着枠5 に払い出し手段29を設けているので、前枠4 の裏側に払い出し手段29用に特別な空間を確保する必要がない。
【0043】
しかも裏機構板15の枢着部13,14 側で且つ遊技盤装着枠5 の裏側に、裏機構板15から裏側に突出するように払い出し手段29を設けているので、払い出し手段29に関連する構成要素を裏機構板15側に設ける場合でも、裏機構板15側の負担を軽減できると共に、裏機構板15の裏側から払い出し手段29側を点検できるように構成することも容易に可能である。
【0044】
更に裏機構板15に遊技球タンク31と、該遊技球タンク31からの遊技球を払い出し手段29へと供給する球供給通路32とを設け、球供給通路32と払い出し手段29とを裏機構板15の枢着部13,14 の軸心上で相対回動自在に接続しているので、裏機構板15の開放により遊技盤装着枠5 の裏側を大きく開放でき、遊技盤6 の着脱が容易であると共に、裏機構板15の開閉時に遊技球タンク31側の遊技球を抜き取る必要がなく、裏機構板15を容易に開閉できる。
【0045】
裏機構板15に、払い出し手段29に対応する切り欠き部34を形成し、該切り欠き部34の上下の少なくとも一方側に、裏機構板15の枢着部13,14 を配置しているので、裏機構板15と払い出し手段29との干渉を防止でき、また裏機構板15を枢着部13,14 により確実に枢着できる。
【0046】
また前枠4 側に、払い出し手段29から払い出された遊技球を前枠4 の前側の打球供給皿9 に案内する球案内通路36を設けているので、裏機構板15側に球案内通路36を設ける場合に比較して構造を簡単にできる。
【0047】
以上、本発明の各実施形態について例示したが、本発明は各実施形態に限定されるものではない。払い出し手段29は、遊技球の払い出しに供し得るものであれば十分であり、回転体45を利用する方式以外のものを採用しても良い。例えば、払い出し手段29には、スクリューの回転で遊技球を払い出すスクリュー式のもの、規定数の遊技球を一括して間欠的に払い出す間欠作動式のもの等を採用しても良い。更に払い出し手段29は、複列払い出し式でも良い。
【0048】
また実施形態では、払い出し手段29の供給通路部48と球供給通路32の縦通路部35の接続部を枢着部13,14 の軸心上に同心状に配置しているが、この接続部は枢着部13,14 の軸心上から外れた位置に設けても良い。
【0049】
払い出し手段29を遊技盤装着枠5 の縦枠部41に装着する場合、その左右幅内に設けることが望ましい。しかし、払い出し手段29の一部が縦枠部41の左右幅から外側に突出しても良いし、また一部が外側に突出するように、縦枠部41の左右幅の中間部分から外側に設けても良い。更に払い出し手段29は、縦枠部41の外側面に装着しても良い。払い出し手段29は、遊技盤装着枠5 の枢着部13,14 と反対側の縦枠部41に設けても良い。
【0050】
球案内通路36、球回収通路38を遊技盤装着枠5 の縦枠部41に沿って設ける場合、その球案内通路36、球回収通路38の全部又は一部を遊技盤装着枠5 の縦枠部41と一体に形成しても良い。裏機構板15の枢着部13,14 は、切り欠き部34の上側又は下側にのみ設けても良い。その他、本発明は、パチンコ機は勿論のこと、アレンジボール機、雀球遊技機の各種の弾球遊技機においても同様に実施可能である。
【0051】
【発明の効果】
本発明では、払い出し手段29の後方への突出量を極力小さくできると共に、裏機構板15の開閉に際しての払い出し手段29の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の側面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の背面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す払い出し手段側の縦断面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す払い出し手段側の横断面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す通路部分の横断面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示す払い出し手段側の背面図である。
【符号の説明】
4 前枠
5 遊技盤装着枠
6 遊技盤
9 上皿(打球供給皿)
13,14 枢着枠
15 裏機構板
29 払い出し手段
31 遊技球タンク
32 球供給通路
34 切り欠き部
36 球案内通路
40 設置部
57 払い出し制御手段

Claims (3)

  1. 前枠(4)の裏側に設けられた遊技盤装着枠(5)と、該遊技盤装着枠(5)に着脱自在に装着された遊技盤(6)と、該遊技盤(6)の裏側に配置され且つ前記前枠(4)の裏側に枢着部(13,14)を介して開閉自在に枢着された裏機構板(15)と、遊技球タンク(31)から球供給通路(32)を経て供給される遊技球を払い出す払い出し手段(29)とを備えた弾球遊技機において、前記裏機構板(15)の前記枢着部(13,14)側で且つ前記遊技盤装着枠(5)の裏側に、その裏面から前側へと凹入する凹入部(42)を形成し、前部側が前記凹入部(42)内に嵌合する前記払い出し手段(29)を前記遊技盤装着枠(5)に裏側から着脱自在に取り付け、前記裏機構板(15)に、該裏機構板(15)の開閉時に前記払い出し手段(29)との干渉を避けるための切り欠き部(34)を形成したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記切り欠き部(34)は前記裏機構板(15)の前記枢着部(13)(14)側の端縁から凹入状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記枢着部(13)(14)は前記切り欠き部(34)の上下両側にあり、遊技盤装着枠(5) から所定寸法だけ後方に離間していることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
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