JPH0110795Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110795Y2 JPH0110795Y2 JP9947483U JP9947483U JPH0110795Y2 JP H0110795 Y2 JPH0110795 Y2 JP H0110795Y2 JP 9947483 U JP9947483 U JP 9947483U JP 9947483 U JP9947483 U JP 9947483U JP H0110795 Y2 JPH0110795 Y2 JP H0110795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guard panel
- tape
- guard
- tape cassette
- surface portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテープカセツトに係り、テープカセツ
トのテープ保護用ガードパネルの前面部の内面側
における下端縁部のほぼ全域にわたつてリブを設
けておくことにより、ガードパネルの前面部の平
坦性の耐久度が向上し、従つてテープを傷しにく
くなつて、安全性に富んだものとなるテープカセ
ツトを提供することを目的とする。
トのテープ保護用ガードパネルの前面部の内面側
における下端縁部のほぼ全域にわたつてリブを設
けておくことにより、ガードパネルの前面部の平
坦性の耐久度が向上し、従つてテープを傷しにく
くなつて、安全性に富んだものとなるテープカセ
ツトを提供することを目的とする。
例えば、カセツト式ビデオテープレコーダ用の
テープカセツトは、第１図及び第２図にそのケー
ス枠体を構成する部品の分解状態を示す如く、上
ハーフ１、下ハーフ２、及びテープ保護用のガー
ドパネル３とより構成されている。そして、テー
プカセツトの組立状態では、合体した上ハーフと
下ハーフとの軸受孔にガードパネル３の軸４，
４′が配され、ガードパネル３は回転自在に軸支
されており、ガードパネル閉時には上ハーフと下
ハーフとの前面部において露出している磁気テー
プを覆うようになつていて、磁気テープにゴミや
ホコリが付着するのを防止し、さらには湿気等の
悪影響が起きないようにしている。
テープカセツトは、第１図及び第２図にそのケー
ス枠体を構成する部品の分解状態を示す如く、上
ハーフ１、下ハーフ２、及びテープ保護用のガー
ドパネル３とより構成されている。そして、テー
プカセツトの組立状態では、合体した上ハーフと
下ハーフとの軸受孔にガードパネル３の軸４，
４′が配され、ガードパネル３は回転自在に軸支
されており、ガードパネル閉時には上ハーフと下
ハーフとの前面部において露出している磁気テー
プを覆うようになつていて、磁気テープにゴミや
ホコリが付着するのを防止し、さらには湿気等の
悪影響が起きないようにしている。
このようなガードパネル３は、前面側からの斜
視図を第１図中に、後面側からの斜視図を第２図
に示す如く、従来では、上ハーフ１及び下ハーフ
２の前面部に対応するガードパネル面５と、この
ガードパネル面左右端部に構成され、かつ軸４，
４′が構成されている側板部６，６′と、ガードパ
ネル面５の上端部に構成された上面部７とから構
成されており、断面は略¬形状に例えば合成樹脂
を成型して作られている。
視図を第１図中に、後面側からの斜視図を第２図
に示す如く、従来では、上ハーフ１及び下ハーフ
２の前面部に対応するガードパネル面５と、この
ガードパネル面左右端部に構成され、かつ軸４，
４′が構成されている側板部６，６′と、ガードパ
ネル面５の上端部に構成された上面部７とから構
成されており、断面は略¬形状に例えば合成樹脂
を成型して作られている。
尚、ガードパネル面５の内面側の下端部には、
下ハーフ２の前面部の凹部に対応する位置に部分
的に凸部８が設けられている。
下ハーフ２の前面部の凹部に対応する位置に部分
的に凸部８が設けられている。
しかし、上記のようなガードパネルは、例えば
ビデオテープレコーダ用のテープカセツトは重量
があるうえに、輸送時あるいはテープカセツトを
落下した際に、ガードパネルが不意に開き、そし
て閉じるといつたことがあり、この急激なガード
パネル開閉動作時に大きな衝撃力がガードパネル
に作用し、ガードパネルのガードパネル面５が大
きく撓み、ガードパネル面５と上ハーフ１及び下
ハーフ２の前面部との間に介在している磁気テー
プを傷つけたり、ひどい場合には切断してしまう
といつた欠点がある。
ビデオテープレコーダ用のテープカセツトは重量
があるうえに、輸送時あるいはテープカセツトを
落下した際に、ガードパネルが不意に開き、そし
て閉じるといつたことがあり、この急激なガード
パネル開閉動作時に大きな衝撃力がガードパネル
に作用し、ガードパネルのガードパネル面５が大
きく撓み、ガードパネル面５と上ハーフ１及び下
ハーフ２の前面部との間に介在している磁気テー
プを傷つけたり、ひどい場合には切断してしまう
といつた欠点がある。
又、テープカセツトが、例えば高温多湿といつ
た環境に置かれていると、ガードパネル開閉指示
スプリング９等の力によつてガードパネル３は第
３図のように反つてしまい、ガードパネル面５の
平坦性が失われ、磁気テープを損傷するのみでな
く、ガードパネルの開閉動作が悪くなり、テープ
カセツトとしての機能までなくしてしまう恐れが
ある。
た環境に置かれていると、ガードパネル開閉指示
スプリング９等の力によつてガードパネル３は第
３図のように反つてしまい、ガードパネル面５の
平坦性が失われ、磁気テープを損傷するのみでな
く、ガードパネルの開閉動作が悪くなり、テープ
カセツトとしての機能までなくしてしまう恐れが
ある。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
その実施例について説明する。
その実施例について説明する。
第４図は、本考案に係るテープカセツトの１実
施例の要部、すなわちガードパネルの背面側より
斜視図である。
施例の要部、すなわちガードパネルの背面側より
斜視図である。
すなわち、本考案になるテープカセツトのケー
スは、従来のビデオテープレコーダ用テープカセ
ツトと同様上ハーフ（図示せず）下ハーフ（図示
せず）、及びテープ保護用のガードパネル１１と
より構成される。
スは、従来のビデオテープレコーダ用テープカセ
ツトと同様上ハーフ（図示せず）下ハーフ（図示
せず）、及びテープ保護用のガードパネル１１と
より構成される。
尚、上ハーフ及び下ハーフ共に、その構成は従
来の上ハーフ及び下ハーフと同じである。
来の上ハーフ及び下ハーフと同じである。
ガードパネル１１の構成も従来のガードパネル
と略同様であり、すなわちガードパネル１１は、
上ハーフ及び下ハーフの前面部に対応するガード
パネル面部１２と、このガードパネル面部の左右
端部に構成され、かつ軸１３，１３′が設けられ
ている側板部１４，１４′と、ガードパネル面部
１２の上端部に構成された上面部１５と、下ハー
フの前面部の凹部に対応する位置に部分的に設け
られた凸部１６とが設けられていることについて
は従来のガードパネルと同様であるが、本考案に
おいてはガードパネル面部１２の内面側における
下端縁部のほぼ全域にわたつて、すなわちガード
パネル面部１２に形成されている位置決め用切欠
部１７近傍から切欠部１７′近傍にわたつて磁気
テープの端縁に近接してリブ１８を設けている点
に特長があり、すなわち断面が略コ字形状のよう
に例えば合成樹脂を成型して作られている。
と略同様であり、すなわちガードパネル１１は、
上ハーフ及び下ハーフの前面部に対応するガード
パネル面部１２と、このガードパネル面部の左右
端部に構成され、かつ軸１３，１３′が設けられ
ている側板部１４，１４′と、ガードパネル面部
１２の上端部に構成された上面部１５と、下ハー
フの前面部の凹部に対応する位置に部分的に設け
られた凸部１６とが設けられていることについて
は従来のガードパネルと同様であるが、本考案に
おいてはガードパネル面部１２の内面側における
下端縁部のほぼ全域にわたつて、すなわちガード
パネル面部１２に形成されている位置決め用切欠
部１７近傍から切欠部１７′近傍にわたつて磁気
テープの端縁に近接してリブ１８を設けている点
に特長があり、すなわち断面が略コ字形状のよう
に例えば合成樹脂を成型して作られている。
上記のようにガードパネルを構成すると、ガー
ドパネル面部１２は、その左右端部に側板部１
４，１４′が、かつ上端部には上面部１５が、下
端部にはリブ１８があり、これら側板部１４，１
４′、上面部１５及びリブ１８によつてガードパ
ネル面部１２の周囲が取り囲まれることになるの
で、ガードパネルに大きな衝撃力が作用してもガ
ードパネル面部１２は撓みにくく、従つてガード
パネル面部１２の平坦性は良く、ガードパネル面
部とテープカセツトの上ハーフ及び下ハーフとの
間に介在している磁気テープには傷が起きにくい
ものとなる。
ドパネル面部１２は、その左右端部に側板部１
４，１４′が、かつ上端部には上面部１５が、下
端部にはリブ１８があり、これら側板部１４，１
４′、上面部１５及びリブ１８によつてガードパ
ネル面部１２の周囲が取り囲まれることになるの
で、ガードパネルに大きな衝撃力が作用してもガ
ードパネル面部１２は撓みにくく、従つてガード
パネル面部１２の平坦性は良く、ガードパネル面
部とテープカセツトの上ハーフ及び下ハーフとの
間に介在している磁気テープには傷が起きにくい
ものとなる。
又、高温多湿といつた環境におかれていても、、
ガードパネル面部１２は、その周囲が側板部１
４，１４′、上面部１５及びリブ１８によつて補
強されているので、反りが起きにくく、常に平坦
性が維持されているので、前記と同様磁気テープ
を傷つけにくく、さらにはガードパネルの開閉動
作性が悪くなるといつた欠点も起きない。
ガードパネル面部１２は、その周囲が側板部１
４，１４′、上面部１５及びリブ１８によつて補
強されているので、反りが起きにくく、常に平坦
性が維持されているので、前記と同様磁気テープ
を傷つけにくく、さらにはガードパネルの開閉動
作性が悪くなるといつた欠点も起きない。
上述の如く、本考案に係るテープカセツトは、
テープ保護用のガードパネルを備えたテープカセ
ツトにおいて、該ガードパネルの前面部の内面側
における下端縁部のほぼ全域にわたつてリブを設
けたので、ガードパネルは撓みにくく、かつ反り
も起きにくいものであり、ガードパネル前面部の
平坦性に優れ、従つてテープを傷つけにくく、安
全性に富み、さらにはガードパネルの開閉性にも
優れている等の特長を有する。
テープ保護用のガードパネルを備えたテープカセ
ツトにおいて、該ガードパネルの前面部の内面側
における下端縁部のほぼ全域にわたつてリブを設
けたので、ガードパネルは撓みにくく、かつ反り
も起きにくいものであり、ガードパネル前面部の
平坦性に優れ、従つてテープを傷つけにくく、安
全性に富み、さらにはガードパネルの開閉性にも
優れている等の特長を有する。
第１図〜第３図は従来のテープカセツトの説明
図、第４図は本考案に係るテープカセツトの要部
説明図である。 １１……ガードパネル、１２……ガードパネル
面部（前面部）、１８……リブ。
図、第４図は本考案に係るテープカセツトの要部
説明図である。 １１……ガードパネル、１２……ガードパネル
面部（前面部）、１８……リブ。
Claims (1)
- テープ保護用のガードパネルを備えたテープカ
セツトにおいて、該ガードパネルの前面部の内面
側における下端縁部のほぼ全域にわたつてリブを
設けたことを特徴とするテープカセツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9947483U JPS609077U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | テ−プカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9947483U JPS609077U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | テ−プカセツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS609077U JPS609077U (ja) | 1985-01-22 |
| JPH0110795Y2 true JPH0110795Y2 (ja) | 1989-03-28 |
Family
ID=30235720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9947483U Granted JPS609077U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | テ−プカセツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609077U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01320693A (ja) * | 1988-06-23 | 1989-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テープカセット |
| JPH0731893B2 (ja) * | 1989-09-07 | 1995-04-10 | ソニー株式会社 | テ−プカセットのテ−プカバ− |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP9947483U patent/JPS609077U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS609077U (ja) | 1985-01-22 |
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