JPS6327332Y2 - - Google Patents

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JPS6327332Y2
JPS6327332Y2 JP1983125588U JP12558883U JPS6327332Y2 JP S6327332 Y2 JPS6327332 Y2 JP S6327332Y2 JP 1983125588 U JP1983125588 U JP 1983125588U JP 12558883 U JP12558883 U JP 12558883U JP S6327332 Y2 JPS6327332 Y2 JP S6327332Y2
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magnetic tape
latching
pivot
tape cassette
lever
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JP1983125588U
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JPS5936088U (ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08735Covers

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、第一と第二の実質的に平行な平らな
主壁と、第一と第二の実質的に平行な側壁と、後
壁と、前記主壁間に前開口又は凹所をもつ前部と
を有するハウジングを有し;前記主壁間に配置し
た2つの回転可能のリールハブを有し;前記リー
ルハブに両端で連結され、かつ磁気テープカセツ
ト装置部品と協働すべく前記ハウジングの前記開
口又は凹所を横切つて延びる部分をもつ磁気テー
プを有し;開位置から閉位置へばね力を受けて前
記ハウジングの側壁に直角をなす枢軸のまわりに
回動できる少なくとも1つの前カバーを有し、こ
の前カバーは閉位置でハウジングの前記開口又は
凹所を少なくとも部分的におおうものとし;前記
ハウジングに連結された枢軸のまわりに回動でき
る少なくとも1つの掛止レバーを有し、このレバ
ーは前記側壁のうちの1つの側壁の近くに位置
し、不作用位置から、掛止レバーが閉位置におい
て前カバーを掛止する掛止位置までばね力を受け
て回動すること;を包含する磁気テープカセツト
に関するものである。
この種の磁気テープカセツトは既知であり、特
に磁気ビデオテープ装置によつてビデオ信号を記
録、再生するのに多方面に使われている。この既
知の磁気テープカセツトは前開口を横切つて延び
る磁気テープ部分が損傷を受けないことを保証す
る前カバーを有する。この前カバーはまた汚染物
やほこりの侵入を防ぐようにカセツトを封鎖す
る。磁気テープカセツトを磁気テープ装置から除
去した後に前カバーが閉位置に留まることを確実
にするために、既知のカセツトのカバーは掛止レ
バーによつて閉位置に掛止される。この既知の磁
気テープカセツトのハウジングは比較的大きく、
このためこのカセツトはカセツトのためには制限
されたスペースしか使えない装置に使用するのに
はあまり適さない。特に組込まれた磁気テープ装
置をもつビデオカメラに使うためには、小さな寸
法の磁気テープカセツトを用いるのが望ましい。
かかる小寸法のカセツトは、頻繁な使用にも拘ら
ず長期間の使用後も信頼ある動作をする構成部品
からなるものでなければならない。共同する掛止
レバーをもつ磁気テープカセツトの前カバーは傷
つきやすい部品である。既知のカセツトでは、掛
止レバーの有効掛止部分は前カバーの枢軸から比
較的短い距離をおいて配置される。もし既知のカ
セツトの前カバー/掛け金構造が小寸法のカセツ
トを得るために単に小さく作られるのであれば、
掛け金を不作用位置へセツトすることなしに、前
カバーを揺動させるためには前カバーにほんの小
さな力を加えるだけで十分である。またこの既知
のカセツトは、小寸法のカセツトでは利用できな
い、大きなスペースをとる掛け金を備える。
本考案の目的は、小さなスペースを占めるが信
頼性のある前カバー掛止手段を含む冒頭に記載し
た如き型式の磁気テープカセツトを提供すること
にある。
本考案によれば、掛止レバーはL形に配置され
た異なつた長さの2つのアームを含み、長い方の
アームはその長さの少なくとも一部にわたつて弾
性的に撓むことができ、短い方のアームは長い方
のアームから遠い側の端で前記掛止レバーの枢軸
に連結されており、掛止レバーの枢軸は前カバー
の枢軸に実質的に平行に延び、かつハウジング側
壁のうちの1つの側壁に連結されており、前記長
い方のアームは短い方のアームから遠い側の端に
掛止部分を有し、前記掛止部分は掛止部分の近く
に配置した案内手段により案内される。
この磁気テープカセツトでは、掛止レバーの掛
止部分と前カバーの枢軸はお互に比較的大きな距
離をおいて配置し、掛止レバーが掛止位置にある
とき前カバーを開けるのに相当大きな力を必要と
するようになすことができる。こうすることによ
つて前カバーが偶発的に開くのが防止される。更
に、磁気テープカセツトのこの構造は、たとえ前
カバーに相当な力が加えられたとしても、長い方
のアームの弾性撓みによつて掛止レバーは回動す
ることができ、この結果掛止部分は、掛止部分、
掛止レバーの残りの部分又は前カバーの破損を避
けるため前カバーから十分に遠くへ移動すること
を確実にする。更に、この掛止レバーの構造は、
多少ともスペースをとる別個のばねを必要とする
ということを排除する利点がある。本考案による
磁気テープカセツトの前カバー用の掛止手段に用
いる構造はそれ故小寸法のカセツトに使用するの
に特に適している。
本考案の磁気テープカセツトの好適実施例は、
掛止部分が前カバーの枢軸に対して掛止レバーの
枢軸とは反対の側に位置することを特徴とする。
かくしてカセツトハウジング内のこのために用い
られるスペース内で掛止レバーの長い方のアーム
は比較的長い長さをもつことができ、この結果長
いアームが最適の弾性をもつことができるように
なすことができる。このようにすれば、掛止レバ
ーが掛止位置から不作用位置へ回動するとき掛止
部分は円滑に動くことができる。
本考案の磁気テープカセツトのもう1つの好適
実施例は、掛止レバーの短い方のアームが掛止レ
バーの枢軸のまわりを抱締める弾性脚部をもつフ
オーク形端部分を有することを特徴とする。これ
は掛止レバーを磁気テープカセツトの組立て中簡
単に取付けることを確実にする。このことは掛止
レバーの取付けのために利用できるスペースが制
限されている場合には有利である。また箱−蓋型
セクシヨンを含むハウジングと、2つの補足し合
う半部を含むハウジングとの両方の場合にこの掛
止レバーを有利に使うことができる。
本考案の磁気テープカセツトの他の実施例は、
前カバーが側部分を含み、前記側部分は側壁に実
質的に平行なハウジングの側に配置され、かつ前
カバーの枢軸に連結され、かつ側壁の主部分と実
質的に整列して配列されており、前記側壁は前カ
バーの側部分の内側に配置した内側壁部分を含む
構成を有していて、側壁のうちの少なくとも1つ
の側壁がこの側壁の主部分に接続する外側壁部分
を含み、掛止レバーの枢軸は側壁のうちの前記1
つの側壁の内側壁部分と外側壁部分間に延びてお
り、掛止レバーは一側を側壁のうちの前記1つの
側壁の内側壁部分により限られかつ他側を前カバ
ーの隣接した側部分と側壁のうちの前記1つの側
壁の外側壁部分とにより限られたスペース内に配
置されている点に特徴を有する。
本考案の磁気テープカセツトの他の実施例は、
掛止レバーの短い方のアームが側壁のうちの前記
1つの側壁の外側壁部分と内側壁部分間に位置
し、掛止レバーが突出部を含み、前記突出部が短
い方のアームに接続し、かつ前記外側壁部分中の
凹所の位置に配置している点に特徴を有する。こ
の凹部を通して掛止レバーは、磁気テープ装置の
協働する部品によつて不作用位置から掛止位置へ
回動せしめられるために前記部品に容易に接近す
ることができる。
以下、本考案を図示の実施例に基づき詳述す
る。
図示の磁気テープカセツトは、第一と第二の実
質的に平行な平らな主壁1,2と、第一と第二の
実質的に平行な側壁3,4と、前記2つの主壁
1,2間に前開口又は凹所をもつた前壁とを有す
るハウジングを含み、前記開口は主壁1,2の前
縁の凹所により形成される。これらの主壁間には
2つの回転可能のリールハブ6,7があり、リー
ルハブ上には磁気テープ8の巻回部が巻かれてい
る。磁気テープの一部分9は前開口又は凹所を横
切つて延び、テープ支持体10,11をめぐつて
延びる。ハウジングの前部には2つの前カバー1
2,13があり、これらは各々閉位置と開位置の
間で、側壁3,4に直角をなす枢軸のまわりに回
動でき、前記カバーは、閉位置で磁気テープカセ
ツトの前開口又は凹所を少なくとも部分的におお
う。カバーの開位置で、磁気テープカセツトの前
開口又は凹所を横切つて延びる磁気テープ部分9
は、これがハウジングの主壁1,2中の凹所間に
位置する不作用位置と、磁気ヘツドとテープ案内
のような図示していない磁気テープカセツト装置
部分と協働するため磁気テープカセツトハウジン
グの外に位置する作用位置の間に巻かれることが
できる。外側カバーを成す前カバー12はハウジ
ング周辺部に配置され、その回動運動中に、図示
しないやり方で、内側カバーを成す前カバー13
の動きを制御する。前記2つのカバーはお互に次
の如くして協働するように配置する、即ち図示の
如く閉位置において2つのカバーが、主壁1が位
置するハウジングの側でお互に重なり、カバー1
2,13の縁14,15が夫々、これら2つのカ
バーがお互に連結されるように、お互に押当る如
くして協働するように配置する。
外側カバー12は枢軸16,27のまわりに回
動できる。前記枢軸は夫々側壁3,4の内側壁部
分18,19に設ける。枢軸16,17は夫々前
カバー12の側部分20,21中の凹所に嵌めら
れる。前記側部分は側壁3,4に実質的に平行に
延びている。カバー部分20,21は夫々側壁
3,4の主部分22,23と実質的に整列して配
列する。カバー部分20,21のこの配置を可能
ならしめるため、内側壁部分18,29は共同す
る主側壁部分22,23に対して僅かに内方に位
置がずれている。側壁4の内側壁部分19とカバ
ー部分21はお互に接近して配置する。しかしカ
バー部分20と側壁3の内側壁部分18間にはス
ペース24があり、このスペースはカバー部分2
0の後縁を越えて延びる。内側壁部分18と外側
壁部分25間に連結しており、前記外側壁部分は
側壁3の主部分22に連結し、かつこれと同平面
に配列し、また主壁2が位置するハウジングの側
に凹所26を形成されている。カバー部分20と
正しく掛合させるため、外側壁部分25の縁の一
部はアーチ形の形状をもつ。内側壁部分18と外
側壁部分25間に延びる枢軸27は枢軸16に平
行に延び、また外側壁部分25を局部的に補強す
る。
掛止レバー28は、枢軸27のまわりに回動す
るようにまた側壁3に実質的に平行に延びるよう
にスペース24内に配置する。掛止レバー28は
L状に配置したアーム29と30を有し、長い方
のアーム30は弾性的に撓むことができる。好適
には、掛止レバーは、比較的強いが弾性を有する
ポリアセタル(polyacetal)プラスチツクス(デ
ルリン(Delrin)の如きもの)で作られる長い方
のアームから遠い方の端に短い方のアーム29は
弾力性脚部を有するフオーク形端部分31をも
つ。前記脚部は、掛止レバー28が前記端部分3
1の前記脚部を枢軸27上に単に押圧するだけで
取付けることができるように、お互に配列してい
る。これらの脚部は枢軸を囲んで所定位置に自動
的にスナツプ嵌着される。第2図に示す如く、短
い方のアーム29は内側壁部分18と外側壁部分
25間にあるスペース24の部分に配置する。こ
のアーム29の幅は、力がそれに側壁3と平行な
方向に加えられたときにそれが殆んど曲がること
がないような、大きさとする。掛止レバー28は
突出部32を有し、この突出部は短い方のアーム
と連結し、また磁気テープカセツトを装着する磁
気テープ装置上の外し手段(図示せず)と協働す
べく接近できるように、外側壁部分25の凹所2
6に接近して位置する。前記外し手段は第2図に
示す作用掛止位置から不作用位置へ掛止レバー2
8を枢軸27のまわりに回動させる。外し手段
は、例えば、矢印Aで示す方向に突出部32の縁
33に押当つて、掛止レバー28が矢印Bで示す
方向に枢軸27のまわりに回動せしめられる位置
において磁気テープ装置に取付けられたピンとす
ることができる。
短い方のアーム29から遠い方の端に掛止レバ
ー28の長い方のアーム30は掛止部分34を有
し、この部分は掛止レバーが枢軸27のまわりに
回動する間、前記掛止部分の近くに位置した案内
手段(これについては後述する)によつて案内さ
れる。掛止部分34はカバー12の枢軸16に対
して枢軸27とは反対側に位置する。側部分20
と21の間に延びる前カバー12の前部分35の
内側にある掛止部分36はカバー12が閉位置に
あるとき掛止部分34に掛合する。この掛止位置
では、掛止突出部36と協働してハウジング前部
に接近している掛止部分34は外側カバー12及
びこれに連結している内側カバー13が偶発的に
開かないことを確実とする。スペース24内にあ
る捩りばね37は枢軸16のまわりに複数の巻回
部を配置しており、ばねの一端はカバー12の前
部分35の内側の突出部38に押当る。ばね37
の他端は枢軸27にもたれる。このようにするた
め、掛合レバーの短い方のアーム29のフオーク
形端部31はばね37用の孔39をもつ。ばね3
7は絶えず前カバー12を枢軸16のまわりに矢
印Cの方向に閉位置に向つて押圧する。カセツト
を磁気テープ装置から除去するとき、ばね37
は、前カバー12,13を第2図に示す閉位置へ
回動させて戻すことを確実にする。
掛止レバー28の長い方のアーム30には掛止
部分34に接近してスロツト40が作られ、この
スロツトは長い方のアームの長手方向に延び、ピ
ン41を受入れる。このピンは枢軸27に平行に
延び、内側壁部分18に連結される。スロツト4
0とピン41は一緒になつて、掛止部分34を案
内する前述の案内手段を構成する。
本考案による磁気テープカセツトは寸法を小さ
くすることができ、特に携帯用磁気テープ装置に
使用するのに適している。その一例はビデオカメ
ラから磁気テープに信号を記録するための磁気ビ
デオ−テープ装置である。この装置はカメラに合
体されるか又は例えば別個のケースに入れてカメ
ラとは別に持運ぶことができる。かかる用途で
は、カセツトハウジング中の磁気テープは汚染物
やほこりに対して最適の方法で保護される。更
に、カセツトハウジングが比較的大きな前開口又
は凹所を有する結果、この前開口を横切つて延び
る磁気テープ部分9は、もし特別な保護手段を用
いなければ、容易に傷付けられるだろう。本考案
の磁気テープカセツトでは、かかる保護手段は2
つの前カバー12,13によつて供される。特に
内側カバー13は第1図で見て主壁1に接近した
前開口又は凹所の中心部がおおわれることを確実
とし、外側カバー12は磁気テープ8の通過のた
め側壁3,4に接近して設けた開口42,43が
おおわれることを確実とする。磁気テープ装置上
の図示していない手段が、カセツトをこの装置へ
装着するたびに、カバー12,13を開位置へ回
動させることを確実にする。前述の如く、本考案
による磁気テープカセツトの外側カバー12と内
側カバー13間の連結とばね37はカセツトを磁
気テープ装置から除去するたびに前記2つの前カ
バーが開位置から回動して第2図の矢印Cで示す
方向に閉位置へ戻されることを確実にする。磁気
テープ装置上に前記ピンを設けた結果、掛止レバ
ー28は、カセツトを該装置に装着した後、最初
に不作用位置にあり、このため第2図で見て、掛
止部分34はハウジング前部に対して矢印D方向
に僅かに引込んだ位置に置かれる。この位置で
は、掛止レバーの長い方のアーム30は主壁2に
向つて僅かに曲がり、このためアームの弾性によ
つて掛止レバーは、突出部32の表面33に加わ
る圧力が除かれたとき矢印Bと反対の方向に自動
的に揺動して戻ることになる。この動きは、前カ
バー12の閉じた直後に、掛止部分34の表面4
5を前カバー12の前部分35上の掛止突出部3
6の僅かに傾斜した表面44に掛合させる。この
動きが終つたときアーム30はゆるめられる。前
カバーの閉位置においては、一方の協働する表面
44,45と他方の枢軸16の間にはかなりの距
離がある。この結果、磁気テープカセツトを磁気
テープ装置から除去した後に使用者が前カバー1
2を開こうとすれば大きな抵抗を受ける。これ
は、カセツトが磁気テープ装置を離れているとき
には前カバー12,13は開いてはいけないとい
うことを使用者にはつきり示す警告となる。それ
にも拘らずもし大きな力を加えて使用者が前カバ
ー12とこれと一緒の前カバー13を開こうとす
れば、本考案の磁気テープカセツトはかかる力を
加えることにより生ずる破損を有効に防ぐ。その
場合、掛止部分34はピン41のまわりに僅かに
回動し、このため長い方のアーム30は第2図の
破線で示す曲がつた位置をとる。アーム30のこ
の曲がりに依つて、掛止部分34は矢印D方向に
再び僅かに動き、この結果表面45が表面44か
ら外れる。こうして掛止レバー、掛止突出部又は
前カバー12の破損は有効に防止される。前カバ
ーが閉ざされるとき、掛止部分34の表面45は
再び掛止突出部36の表面44に掛合せしめられ
るが、これは掛止部分34が僅かにくさび形をし
た端をもつ結果であり、この端が掛止突出部36
上を摺動し、このため前カバー12が再び掛止さ
れることになる。前カバーのこの掛止の結果とし
て、本考案の磁気テープカセツトの構造は外的影
響に対して極めて有効に保護される。ハウジング
の前のかど近くのスペース24内に掛止レバーを
配置することによるもう1つの利点は、前カバー
の有効な掛止が最小のスペース内で行なわれるこ
とにある。これに関しては、掛止レバーが掛止位
置への戻り運動のために追加のばねを必要としな
いという特別の利点がある。
本考案によるカセツトに用いられる前カバー掛
止手段による他の利点は、実質的に等しい高さの
2つのハウジングセクシヨンからなるカセツトハ
ウジングと、箱−蓋型構造のハウジングの両方に
この手段が使用できることにある。何れの場合に
も、掛止レバーは枢軸27にスナツプ嵌着するこ
とのみによつて取付けることができる。
図示していない別の例では、本考案による磁気
テープカセツトは第一側壁3と第二側壁4の両方
の近くに掛止レバーを設ける。この場合は第二側
壁と前カバー12の側部分21の間に適切なスペ
ースを与えなければならない。こうすれば、特に
安定した掛止作用が得られ、また小さなカセツト
ハウジング内でかかる掛止を行なうことができ
る。
掛止レバー28は前述の材料と異なる材料で作
ることができ、例えば金属で作ることができる。
どんな材料を使つても、重要なことは長い方のア
ーム30が、短い方のアーム29と連結する個所
と掛止部分34との間に、弾性撓みを生じること
のできる弾性をもつことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の磁気テープカセツトの部分断
面平面図;第2図は第1図の矢印の方向で見
た、第1図の磁気テープカセツトの一部の拡大側
面図である。 1,2……主壁、3,4……側壁、6,7……
リールハブ、8……磁気テープ、10,11……
テープ支持体、12……外側カバー、13……内
側カバー、16,17……枢軸、18,19……
内側壁部分、20,21……カバー部分、22,
23……主側壁部分、24……スペース、25…
…外側壁部分、27……枢軸、28……掛止レバ
ー、29……短い方のアーム、30……長い方の
アーム、31……フオーク形端部、32……突出
部、33……表面、34……掛止部分、35……
前部分、36……掛止突出部、37……捩りば
ね、39……孔、40……スロツト、41……ピ
ン、44,45……表面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 第一と第二の実質的に平行な平らな主壁と、
    第一と第二の実質的に平行な側壁と、後壁と、
    前記主壁間に前開口又は凹所をもつ前部とを有
    するハウジングを有し;前記主壁間に配置した
    2つの回転可能のリールハブを有し;前記リー
    ルハブに両端で連結され、かつ磁気テープカセ
    ツト装置部品と協働すべく前記ハウジングの前
    記前開口又は凹所を横切つて延びる部分をもつ
    磁気テープを有し;開位置から閉位置へばね力
    を受けて前記ハウジングの側壁に直角をなす枢
    軸のまわりに回動できる少なくとも1つの前カ
    バーを有し、この前カバーは閉位置でハウジン
    グの前記前開口又は凹所を少なくとも部分的に
    おおうものとし;前記ハウジングに連結された
    枢軸のまわりに回動できる少なくとも1つの掛
    止レバーを有し、このレバーは前記側壁のうち
    の1つの側壁の近くに位置し、不作用位置か
    ら、掛止レバーが閉位置において前カバーを掛
    止する掛止位置までばね力を受けて回動するこ
    と;を包含する磁気テープカセツトにおいて、
    前記掛止レバーはL形に配置された異なつた長
    さの2つのアームを含み、長い方のアームはそ
    の長さの少なくとも一部にわたつて弾性的に撓
    むことができ、短い方のアームは長い方のアー
    ムから遠い側の端で前記掛止レバーの枢軸に連
    結されており;掛止レバーの枢軸は前カバーの
    枢軸に実質的に平行に延び、かつハウジング側
    壁のうちの前記1つの側壁に連結されており;
    前記長い方のアームは短い方のアームから遠い
    側の端に掛止部分を有し、この掛止部分は、掛
    止レバーの回動運動中、掛止部分の近くに配置
    した案内手段によつて案内されること;を特徴
    とする磁気テープカセツト。 2 実用新案登録請求の範囲1記載の磁気テープ
    カセツトにおいて、掛止部分は前カバーの枢軸
    に対して掛止レバーの枢軸とは反対の側に位置
    することを特徴とする磁気テープカセツト。 3 実用新案登録請求の範囲2記載の磁気テープ
    カセツトにおいて、掛止位置において、掛止部
    材はハウジングの前部に接近して位置し、かつ
    前カバーの前部分の内側の掛止突出部に掛合す
    ることを特徴とする磁気テープカセツト。 4 実用新案登録請求の範囲1乃至3の何れか1
    つに記載の磁気テープカセツトにおいて、掛止
    レバーの短い方のアームは掛止レバーの枢軸の
    まわりを抱締める弾性脚部をもつフオーク形端
    部分を有することを特徴とする磁気テープカセ
    ツト。 5 実用新案登録請求の範囲1乃至4の何れか1
    つに記載の磁気テープカセツトにおいて、掛止
    部分に接近して、掛止レバーの長い方のアーム
    はその長手方向に延びるスロツトをもち、この
    スロツトは、掛止レバーの枢軸に平行に延びか
    つハウジングの側壁のうちの前記1つの側壁に
    連結されたピンを受入れることを特徴とする磁
    気テープカセツト。 6 実用新案登録請求の範囲1乃至5の何れか1
    つに記載の磁気テープカセツトにおいて、前カ
    バーが側部分を含み、前記側部分は側壁に実質
    的に平行なハウジングの側に配置され、かつ前
    カバーの枢軸に連結され、かつ側壁の主部分と
    実質的に整列して配列されており、前記側壁は
    前カバーの側部分の内側に配置した内側壁部分
    を含む構成を有していて、側壁のうちの少なく
    とも前記1つの側壁がこの側壁の主部分に接続
    する外側壁部分を含み、掛止レバーの枢軸は側
    壁のうちの前記1つの側壁の内側壁部分と外側
    壁部分間に延びており、掛止レバーは一側を側
    壁のうちの前記1つの側壁の内側壁部分により
    限られかつ他側を前カバーの隣接した側部分と
    側壁のうちの前記1つの側壁の外側壁部分とに
    より限られたスペース内に配置されていること
    を特徴とする磁気テープカセツト。 7 実用新案登録請求の範囲6記載の磁気テープ
    カセツトにおいて、掛止レバーの短い方のアー
    ムは側壁のうちの前記1つの側壁の外側壁部分
    と内側壁部分間に位置し、掛止レバーは突出部
    を含み、前記突出部は短い方のアームに接続
    し、かつ前記外側壁部分中の凹所の位置に配置
    していることを特徴とする磁気テープカセツ
    ト。 8 実用新案登録請求の範囲6記載の磁気テープ
    カセツトにおいて、掛止レバーを配置したスペ
    ース内に前カバーを閉じるためのばねを備え、
    前記ばねは前カバーの枢軸のまわりに配置した
    複数の巻回部をもち、前記ばねの一端は掛止レ
    バーの枢軸に押当つていることを特徴とする磁
    気テープカセツト。 9 実用新案登録請求の範囲3乃至8の何れか1
    つに記載の磁気テープカセツトにおいて、磁気
    テープカセツトは外側カバーが回動するときに
    内側カバーがそれと一緒に動くようにお互に連
    結される外側と内側の前カバーを含み、外側カ
    バーは掛止突出部をもち、内側カバーは外側カ
    バーが掛止されたときに掛止されることを特徴
    とする磁気テープカセツト。
JP1983125588U 1982-08-17 1983-08-15 磁気テ−プカセツト Granted JPS5936088U (ja)

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EP (1) EP0103314B1 (ja)
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AT (1) ATE23411T1 (ja)
AU (1) AU1797183A (ja)
CA (1) CA1206611A (ja)
DE (1) DE3367478D1 (ja)
ES (1) ES282217Y (ja)
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NL (1) NL8203219A (ja)
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