JPH0447820Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0447820Y2 JPH0447820Y2 JP1986012890U JP1289086U JPH0447820Y2 JP H0447820 Y2 JPH0447820 Y2 JP H0447820Y2 JP 1986012890 U JP1986012890 U JP 1986012890U JP 1289086 U JP1289086 U JP 1289086U JP H0447820 Y2 JPH0447820 Y2 JP H0447820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- front wall
- tape
- brake member
- upper half
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 7
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003116 impacting effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08735—Covers
- G11B23/08742—Covers in combination with brake means
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、デジタル信号例えばPCM信号を記
録するのに使用して好適なテープカセツトに関
し、特にリールハブの回転を規制するブレーキ部
材のバネの係止に係るものである。
録するのに使用して好適なテープカセツトに関
し、特にリールハブの回転を規制するブレーキ部
材のバネの係止に係るものである。
本考案は、ブレーキ部材を偏倚させるバネの端
末部を上ハーフの前面壁に当接係止させるように
したテープカセツトにおいて、バネの端末部を下
ハーフの前面壁の上端面で支持するようになすこ
とによつてバネの端末部が上ハーフの前面壁を滑
つてずれることがないようにしたものである。
末部を上ハーフの前面壁に当接係止させるように
したテープカセツトにおいて、バネの端末部を下
ハーフの前面壁の上端面で支持するようになすこ
とによつてバネの端末部が上ハーフの前面壁を滑
つてずれることがないようにしたものである。
現在、音響信号等のアナログ信号をデジタル信
号例えばPCM信号に変換して磁気テープに記録
(又は再生)するPCM記録再生装置が提案されて
いる。このPCM記録再生装置として回転ヘツド
を使用して比較的高い記録密度が得られるように
したものがある。この回転ヘツドを使用した
PCM記録再生装置においては、記録又は再生時
に磁気テープがテープカセツトから引き出され回
転ヘツドが設けられた回転ドラムにローデイング
された状態で記録または再生がなされる。
号例えばPCM信号に変換して磁気テープに記録
(又は再生)するPCM記録再生装置が提案されて
いる。このPCM記録再生装置として回転ヘツド
を使用して比較的高い記録密度が得られるように
したものがある。この回転ヘツドを使用した
PCM記録再生装置においては、記録又は再生時
に磁気テープがテープカセツトから引き出され回
転ヘツドが設けられた回転ドラムにローデイング
された状態で記録または再生がなされる。
ところで、この磁気テープを装填するテープカ
セツトにおいては、磁気テープに指が触れて油脂
成分が付着したり、塵埃がついたりすると再生信
号にドロツプアウトを生じるので、磁気テープに
指が触れたり塵埃がつくことがないように磁気テ
ープをできるだけ密封する必要がある。
セツトにおいては、磁気テープに指が触れて油脂
成分が付着したり、塵埃がついたりすると再生信
号にドロツプアウトを生じるので、磁気テープに
指が触れたり塵埃がつくことがないように磁気テ
ープをできるだけ密封する必要がある。
従来のこの種のテープカセツトとしては、例え
ば本願出願人が先に提案した「実願昭60−156119
号」がある。
ば本願出願人が先に提案した「実願昭60−156119
号」がある。
このテープカセツトについて第4図〜第6図を
参照して説明するに、1はカセツト匣体を示し、
このカセツト匣体1はねじ止めによつて合体され
た一対の上ハーフ2及び下ハーフ3より構成され
ている。2aは上ハーフ2の上面部に設けられた
透明な窓板である。4a及び4bはカセツト匣体
1内に収納され、下ハーフ3の所定位置に設けら
れた一対のリーフ軸挿入孔5a及び5bに回転で
きるように遊嵌された一対のリールハブであり、
この一対のリールハブ4a,4bに磁気テープ6
が巻回される。
参照して説明するに、1はカセツト匣体を示し、
このカセツト匣体1はねじ止めによつて合体され
た一対の上ハーフ2及び下ハーフ3より構成され
ている。2aは上ハーフ2の上面部に設けられた
透明な窓板である。4a及び4bはカセツト匣体
1内に収納され、下ハーフ3の所定位置に設けら
れた一対のリーフ軸挿入孔5a及び5bに回転で
きるように遊嵌された一対のリールハブであり、
この一対のリールハブ4a,4bに磁気テープ6
が巻回される。
7a及び7bは夫々前面部に面して左右の側壁
部寄りに設けられたテープガイド柱であり、磁気
テープ6がこのテープガイド柱7a及び7bに巻
架されることにより前面部の所定位置を走行でき
るようになされる。3aはテープガイド柱7a及
び7bに巻架された磁気テープ6の背面側が所定
幅に亘つて略長方形状に切り欠かれた切欠部であ
り、この切欠部3aとカセツト匣体内部とは上ハ
ーフ2の前面壁2bと下ハーフ3の前面壁3bと
で遮蔽され、記録又は再生時にこの切欠部3a内
に記録再生装置から磁気テープ引出し用のガイド
系が挿入される。
部寄りに設けられたテープガイド柱であり、磁気
テープ6がこのテープガイド柱7a及び7bに巻
架されることにより前面部の所定位置を走行でき
るようになされる。3aはテープガイド柱7a及
び7bに巻架された磁気テープ6の背面側が所定
幅に亘つて略長方形状に切り欠かれた切欠部であ
り、この切欠部3aとカセツト匣体内部とは上ハ
ーフ2の前面壁2bと下ハーフ3の前面壁3bと
で遮蔽され、記録又は再生時にこの切欠部3a内
に記録再生装置から磁気テープ引出し用のガイド
系が挿入される。
8はその両側のアーム部8a及び8bにてカセ
ツト匣体1の前面部側に回動できるように軸支さ
れた前面蓋であり、この前面蓋8によりカセツト
匣体1の前面部が閉鎖される。
ツト匣体1の前面部側に回動できるように軸支さ
れた前面蓋であり、この前面蓋8によりカセツト
匣体1の前面部が閉鎖される。
9は下ハーフ3の下面部及び左右の側壁部に対
向し前後方向に摺動するようになされた断面略コ
字状のスライダである。又、9a及び9bは夫々
スライダ9が切欠部3aを開くように後方に摺動
された状態においてリール軸挿入孔5a及び5b
に対応してスライダ9に穿設されたリール軸挿入
対応孔である。
向し前後方向に摺動するようになされた断面略コ
字状のスライダである。又、9a及び9bは夫々
スライダ9が切欠部3aを開くように後方に摺動
された状態においてリール軸挿入孔5a及び5b
に対応してスライダ9に穿設されたリール軸挿入
対応孔である。
又、スライダ9は、前面蓋8が閉塞された状態
で前方に摺動されることにより、そのリール軸挿
入対応孔9a及び9bがカセツト匣体1のリール
軸挿入孔5a及び5bと非対応状態となると共に
カセツト匣体1の切欠部3aが閉塞されてカセツ
ト匣体1内はほぼ完全に密封状態となり、これに
よつてテープ6への塵埃の付着、指等のテープ6
への接触が防止される。
で前方に摺動されることにより、そのリール軸挿
入対応孔9a及び9bがカセツト匣体1のリール
軸挿入孔5a及び5bと非対応状態となると共に
カセツト匣体1の切欠部3aが閉塞されてカセツ
ト匣体1内はほぼ完全に密封状態となり、これに
よつてテープ6への塵埃の付着、指等のテープ6
への接触が防止される。
この状態では、スライダ9の側板部9c及び9
dが前面蓋8のアーム部8a及び8bの下方に位
置し、スライダ9の側板部9c及び9dの上端縁
と前面蓋8のアーム部8a及び8bの下端縁とが
突き当たり、これによつて前面蓋8が回動不能に
ロツクされて保存時に前面蓋8が不用意に開くこ
とがないようになされる。
dが前面蓋8のアーム部8a及び8bの下方に位
置し、スライダ9の側板部9c及び9dの上端縁
と前面蓋8のアーム部8a及び8bの下端縁とが
突き当たり、これによつて前面蓋8が回動不能に
ロツクされて保存時に前面蓋8が不用意に開くこ
とがないようになされる。
そしてこの状態において、密閉状のカセツト匣
体1内に収納されているテープリール4a及び4
bが振動等によつて不測に回転されてテープ6に
たるみが生じることのないように、カセツト匣体
1内にリールブレーキ部材11が備えられてい
る。
体1内に収納されているテープリール4a及び4
bが振動等によつて不測に回転されてテープ6に
たるみが生じることのないように、カセツト匣体
1内にリールブレーキ部材11が備えられてい
る。
このブレーキ部材11は、上ハーフ2の裏面側
に沿う上面支持板部11aと、この上面支持板部
11aの左右の両端部下方に垂設した脚部11
b,11cとによつて断面略コ字上に形成されて
おり、上面支持板部11aの後側端縁にはリール
ハブ4a,4bに形成されたつめ車部4c,4d
に対応してブレーキ突起11d,11eが設けら
れ、また脚部11b,11cの端部には操作子1
1g,11hが形成されている。
に沿う上面支持板部11aと、この上面支持板部
11aの左右の両端部下方に垂設した脚部11
b,11cとによつて断面略コ字上に形成されて
おり、上面支持板部11aの後側端縁にはリール
ハブ4a,4bに形成されたつめ車部4c,4d
に対応してブレーキ突起11d,11eが設けら
れ、また脚部11b,11cの端部には操作子1
1g,11hが形成されている。
また、このブレーキ部材11の上面支持板部1
1aの中央部に形成された取付部13には、端末
部がV字状に拡がる形状のバネ14を取付けてあ
り、このバネ14の端末部は上ハーフ2の前面壁
2bの後面側に当接係止させてある。
1aの中央部に形成された取付部13には、端末
部がV字状に拡がる形状のバネ14を取付けてあ
り、このバネ14の端末部は上ハーフ2の前面壁
2bの後面側に当接係止させてある。
また、このブレーキ部材11の上面支持板部1
1aには左右に長孔15が形成されており、この
長孔15においてブレーキ部材11を、上ハーフ
2の裏面側に突設されたカシメピン16に対し前
後方向に摺動可能に取付けてある。
1aには左右に長孔15が形成されており、この
長孔15においてブレーキ部材11を、上ハーフ
2の裏面側に突設されたカシメピン16に対し前
後方向に摺動可能に取付けてある。
そしてこのブレーキ部材11は、テープカセツ
トの保存時にはバネ14の偏倚力によつて後方へ
摺動され、突起11d,11eがリールハブ4
a,4bのつめ車4c,4dに引つ掛り、リール
ハブ4a,4bが回転できないようにロツクされ
る。又、ブレーキ部材11がカセツト匣体1内に
配されたときに操作子11g,11hの端部が下
ハーフ3の操作子挿通孔を介して側壁前端部の外
側に所定量突出するようにして、前面蓋8が上方
向に回動されたとき、この突出した操作子11
g,11hが前面蓋8のアーム部8a,8bの端
部により押圧され、ブレーキ部材11がバネ14
の偏倚力に抗して前方に摺動され、ブレーキ突起
11d,11eがリールハブ4a,4bのつめ車
から離れ、リールハブ4a,4bが回転できるよ
うになされる。
トの保存時にはバネ14の偏倚力によつて後方へ
摺動され、突起11d,11eがリールハブ4
a,4bのつめ車4c,4dに引つ掛り、リール
ハブ4a,4bが回転できないようにロツクされ
る。又、ブレーキ部材11がカセツト匣体1内に
配されたときに操作子11g,11hの端部が下
ハーフ3の操作子挿通孔を介して側壁前端部の外
側に所定量突出するようにして、前面蓋8が上方
向に回動されたとき、この突出した操作子11
g,11hが前面蓋8のアーム部8a,8bの端
部により押圧され、ブレーキ部材11がバネ14
の偏倚力に抗して前方に摺動され、ブレーキ突起
11d,11eがリールハブ4a,4bのつめ車
から離れ、リールハブ4a,4bが回転できるよ
うになされる。
しかしながら従来のこのテープカセツトにおい
ては、ブレーキ部材のバネの端末部は上ハーフの
前面壁の後面側に当接されているだけであるた
め、テープカセツトの組立時あるいは落下による
衝撃等によつてバネの端末部が前面壁ほ滑つて下
方にずれる状態となることがあり、このためバネ
はブレーキ部材に対し確実な偏倚力を付与できな
かつたり、またバネが磁気テープに干渉するおそ
れがある等の不都合があつた。
ては、ブレーキ部材のバネの端末部は上ハーフの
前面壁の後面側に当接されているだけであるた
め、テープカセツトの組立時あるいは落下による
衝撃等によつてバネの端末部が前面壁ほ滑つて下
方にずれる状態となることがあり、このためバネ
はブレーキ部材に対し確実な偏倚力を付与できな
かつたり、またバネが磁気テープに干渉するおそ
れがある等の不都合があつた。
本考案は斯る点に鑑みてなされたもので、バネ
端末部の係止構造に新規の工夫を施し、上述の問
題点を解消しようとするものである。
端末部の係止構造に新規の工夫を施し、上述の問
題点を解消しようとするものである。
本考案は上述の目的を達成するために、カセツ
ト匣体の上下ハーフの内部に、磁気テープが巻装
される一対のリールハブと、このリールハブの回
動を規制するブレーキ部材と、このブレーキ部材
をリールハブに係止される方向に偏倚させるバネ
とを有し、このバネの端末部は上ハーフの前面壁
の後面側に当接係止されるようにしたテープカセ
ツトにおいて、下ハーフの前面壁を、上ハーフの
前面壁より後方に位置し、かつ上ハーフの前面壁
の後面側と重なるように所要高さで形成し、この
下ハーフの前面壁と上ハーフの裏面側との間にバ
ネの端末部を挟むようにしたものである。
ト匣体の上下ハーフの内部に、磁気テープが巻装
される一対のリールハブと、このリールハブの回
動を規制するブレーキ部材と、このブレーキ部材
をリールハブに係止される方向に偏倚させるバネ
とを有し、このバネの端末部は上ハーフの前面壁
の後面側に当接係止されるようにしたテープカセ
ツトにおいて、下ハーフの前面壁を、上ハーフの
前面壁より後方に位置し、かつ上ハーフの前面壁
の後面側と重なるように所要高さで形成し、この
下ハーフの前面壁と上ハーフの裏面側との間にバ
ネの端末部を挟むようにしたものである。
このようにバネの端末部を下ハーフの前面壁と
上ハーフの裏面側に挟むことにより、バネの端末
部は下ハーフの前面壁の上端面で支持されるの
で、カセツト匣体に強い衝撃などが加わつもバネ
がずれることがない。
上ハーフの裏面側に挟むことにより、バネの端末
部は下ハーフの前面壁の上端面で支持されるの
で、カセツト匣体に強い衝撃などが加わつもバネ
がずれることがない。
以下、第1図〜第3図を参照しながら本考案の
実施例について説明するに、上述した第4図〜第
6図の従来例と対応する部分には同一符号を付し
その説明は省略する。
実施例について説明するに、上述した第4図〜第
6図の従来例と対応する部分には同一符号を付し
その説明は省略する。
本考案によるテープカセツトは、下ハーフ3の
前面壁3bを、上ハーフ2の前面壁2bに対して
ずらせて形成してある。
前面壁3bを、上ハーフ2の前面壁2bに対して
ずらせて形成してある。
即ち、この下ハーフ3の前面壁3bは、上ハー
フ2の前面壁2bの厚み分だけ後方、即ち磁気テ
ープ6の収納部側に引込んだ位置に形成され、ま
たこの前面壁3bは、その上端面の高さ位置がブ
レーキ部材11のバネ14取付部の高さ位置と略
等しくなるような高さに形成してある。
フ2の前面壁2bの厚み分だけ後方、即ち磁気テ
ープ6の収納部側に引込んだ位置に形成され、ま
たこの前面壁3bは、その上端面の高さ位置がブ
レーキ部材11のバネ14取付部の高さ位置と略
等しくなるような高さに形成してある。
また、本例においてはこの前面壁3bにおける
中央部よりやや右側寄りの位置に、スライダ9が
後方へ摺動された状態でこのスライダ9の偏倚部
材としてのバネ9eが折曲状態で収納される収納
凹部17が形成されており、この収納凹部17の
上面を覆うように上面板部18が形成されてい
る。
中央部よりやや右側寄りの位置に、スライダ9が
後方へ摺動された状態でこのスライダ9の偏倚部
材としてのバネ9eが折曲状態で収納される収納
凹部17が形成されており、この収納凹部17の
上面を覆うように上面板部18が形成されてい
る。
そしてブレーキ部材11を上述の如くして上ハ
ーフ2に取付けた状態で上ハーフ2と下ハーフ3
とを組合せると、上ハーフ2の前面壁2bの後面
側と下ハーフ3の前面壁3bの前面側が重なり合
つてカセツト匣体の前面切欠部3aを遮蔽し、こ
の状態ではブレーキ部材11のバネ14の端末部
が下ハーフ3の前面壁3bの上端面と上ハーフ2
の裏面側との間に挟まれ、下ハーフ3の前面壁3
bの上端面で受けられた状態となり、またこのバ
ネ14の一方の端末部は収納凹部17の上面板部
18において支持される。
ーフ2に取付けた状態で上ハーフ2と下ハーフ3
とを組合せると、上ハーフ2の前面壁2bの後面
側と下ハーフ3の前面壁3bの前面側が重なり合
つてカセツト匣体の前面切欠部3aを遮蔽し、こ
の状態ではブレーキ部材11のバネ14の端末部
が下ハーフ3の前面壁3bの上端面と上ハーフ2
の裏面側との間に挟まれ、下ハーフ3の前面壁3
bの上端面で受けられた状態となり、またこのバ
ネ14の一方の端末部は収納凹部17の上面板部
18において支持される。
このようにブレーキ部材11のバネ14の端末
部を下ハーフ3の前面壁3bと上ハーフ2の裏面
側との間に挟んだことにより、カセツト匣体に強
い衝撃が加わつた場合等にも、バネの端末部は下
ハーフ3の前面壁3bの上端面に支持されている
ので上ハーフ2の前面壁2bを滑つて下方へずれ
るようなことはなく、このためバネ14はブレー
キ部材11に対し確実に偏倚力を付与できるので
ブレーキ部材11は円滑に動作され、またバネ1
4が磁気テープ6に干渉するようなこともない。
部を下ハーフ3の前面壁3bと上ハーフ2の裏面
側との間に挟んだことにより、カセツト匣体に強
い衝撃が加わつた場合等にも、バネの端末部は下
ハーフ3の前面壁3bの上端面に支持されている
ので上ハーフ2の前面壁2bを滑つて下方へずれ
るようなことはなく、このためバネ14はブレー
キ部材11に対し確実に偏倚力を付与できるので
ブレーキ部材11は円滑に動作され、またバネ1
4が磁気テープ6に干渉するようなこともない。
しかも本例においては、バネ14の一方の端末
部が収納凹部17の上面板部18の広い面で支持
されているので、カセツト匣体に相当に強い衝撃
が加わつてもバネ14が下ハーフ3の前面壁3b
と上ハーフ2の裏面側との間から外れることはな
い。
部が収納凹部17の上面板部18の広い面で支持
されているので、カセツト匣体に相当に強い衝撃
が加わつてもバネ14が下ハーフ3の前面壁3b
と上ハーフ2の裏面側との間から外れることはな
い。
尚、本考案は上述の実施例に限ることなく本考
案の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を
とり得るものである。
案の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を
とり得るものである。
以上のように本考案のテープカセツトによれ
ば、ブレーキ部材のバネの端末部を下ハーフの前
面壁の上端面で支持するようにしたので、バネの
端末部は下方にずれることがなく、このためブレ
ーキ部材は確実に偏倚力を付与されるので円滑に
動作され、またバネの端末部が磁気テープに干渉
するようなこともない。
ば、ブレーキ部材のバネの端末部を下ハーフの前
面壁の上端面で支持するようにしたので、バネの
端末部は下方にずれることがなく、このためブレ
ーキ部材は確実に偏倚力を付与されるので円滑に
動作され、またバネの端末部が磁気テープに干渉
するようなこともない。
第1図は本考案のテープカセツトの一部切欠い
た斜視図、第2図は同、縦断側面図、第3図は
同、一部切欠いた平面図、第4図は従来のテープ
カセツトの一部切欠いた斜視図、第5図は同、分
解斜視図、第6図は同、縦断側面図である。 図中、2は上ハーフ、2bは前面壁、3は下ハ
ーフ、3bは前面壁、4a,4bはリールハブ、
6は磁気テープ、11はブレーキ部材、14はバ
ネである。
た斜視図、第2図は同、縦断側面図、第3図は
同、一部切欠いた平面図、第4図は従来のテープ
カセツトの一部切欠いた斜視図、第5図は同、分
解斜視図、第6図は同、縦断側面図である。 図中、2は上ハーフ、2bは前面壁、3は下ハ
ーフ、3bは前面壁、4a,4bはリールハブ、
6は磁気テープ、11はブレーキ部材、14はバ
ネである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 カセツト匣体の上下ハーフの内部に、磁気テー
プが巻装される一対のリールハブと、該リールハ
ブの回動を規制するブレーキ部材と、該ブレーキ
部材を上記リールハブに係止される方向に偏倚さ
せるバネとを有し、該バネの端末部は上記上ハー
フの前面壁の後面側に当接係止されるようにした
テープカセツトであつて、 上記下ハーフの前面壁を、上記上ハーフの前面
壁より後方に位置し、かつ上記上ハーフの前面壁
の後面側と重なるように所要高さで形成し、 該下ハーフの前面壁の上端面において上記バネ
の端末部を受けるようにしたことを特徴とするテ
ープカセツト。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986012890U JPH0447820Y2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | |
CN87100496A CN1009506B (zh) | 1986-01-31 | 1987-01-26 | 磁带盒 |
US07/007,356 US4774617A (en) | 1986-01-31 | 1987-01-27 | Magnetic tape cassette with improved brake assembly |
GB08701868A GB2185960B (en) | 1986-01-31 | 1987-01-28 | Magnetic tape cassettes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986012890U JPH0447820Y2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124676U JPS62124676U (ja) | 1987-08-07 |
JPH0447820Y2 true JPH0447820Y2 (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=11817987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986012890U Expired JPH0447820Y2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4774617A (ja) |
JP (1) | JPH0447820Y2 (ja) |
CN (1) | CN1009506B (ja) |
GB (1) | GB2185960B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR940009172B1 (ko) * | 1988-10-07 | 1994-10-01 | 주식회사 에스케이씨 | 테이프 카트리지 |
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