JP3775104B2 - 自動販売機の扉こじ開け防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、悪戯によってなされる自動販売機の扉のこじ開けを防止するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりある自動販売機は、図1および図2に示す本発明の扉こじ開け防止装置を備えた自動販売機と同様に、販売商品等を収納する本体3と、ヒンジ4にて回動自在に支持され、本体3の前面を開閉する扉2とが設けられ、扉2には透明パネル21で覆われた展示室20と、透明パネル21の前面に取り付けられ購入商品を選択指示するための複数の選択ボタン23と、選択ボタンに対応して展示室内20に配設されたサンプル商品22と、扉2を施錠及び開閉するためのロックレバー24と、商品を購入する際に金銭を投入する金銭投入口25と、お釣り等を取り出すための返却口26と、購入商品を取り出すための商品取出口27等を備えてなるものである。
【0003】
図4は従来の自動販売機における図2のA部平面断面図である。従来、扉2の開放端部2aと本体3の前端部3aとが合わさる部分に生じる隙間S1にバール等が差し込まれて図示しないロック機構によってロックされた扉2が強引にこじ開けられることを防止するため、扉2の開放端部2aの背面に板金部材より形成されたカバー部材5をねじ50によって取り付け、本体3側に延出するように折り曲げ形成されたフランジ5aによって、扉2を閉じたときに隙間S1が覆われるように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、扉2の開閉の際にフランジ5aが本体3に接触しないようにするクリアランスが設計上必要であるため、扉2を閉じた状態で、フランジ5aと本体側面3bとの間に隙間S2が生じてしまっており、悪戯目的にバール等をこの隙間S2に差し込まれてこじられた場合に、フランジ5aが折れ曲がりバール等が隙間S1まで到達してしまうという不具合があり、バール等によるこじ開けを完全に防ぐことができなかった。こうした問題に対して、特開平11−53631号公報では、隙間S1内に邪魔板を設けてバール等が隙間S1の奥側まで入り込まないようにした構成が開示されている。しかしながら、こうした構成では、外観上は従来の構成と相違ないため、悪戯意識を防ぐことができず、従来同様にこじ開けを試みられる可能性を有しており、また、隙間S1にバール等の先端を差し込まれてしまうのは防ぎきれないため、バール等によって扉2や本体3が大きく破損されてしまうという問題を有している。
【0005】
本発明は、こうした課題を解決するためになされたものであり、扉のこじ開けを確実に防止するとともに、悪戯意識を低減させることによって扉のこじ開けを未然に防ぐことのできる自動販売機の扉こじ開け防止装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る自動販売機の扉こじ開け防止装置は、自動販売機の本体と、当該本体に開閉自在に支持され本体前面を開閉する扉と、当該扉の開放端部から前記本体側へ延出して設けられ、扉を閉じたときに扉の開放端部と本体前面との隙間を覆う第1カバー部材と、当該第1カバー部材と本体側面との隙間を覆う第2カバー部材とを備え、前記第2カバー部材は、前記本体の開放側の側面に凹部を形成し、扉を閉じたときに当該凹部に前記第1カバー部材の先端が入り込むように配設され、かつ、前記本体の内側から着脱可能に取り付けられていることを特徴とするものである(請求項1)。
【0007】
この構成によれば、扉の開放端部と本体前面との隙間が第1カバー部材で覆われ、さらに、第1カバー部材と本体側面との隙間が第2カバー部材によって覆われているため、扉の開放端部と本体前面との隙間にバール等が差し込まれることを確実に防止できるとともに、バール等で扉をこじ開けようとする悪戯意識を低減させることができる。
【0008】
この場合、前記第2カバー部材は、前記本体の開放側の側面に凹部を形成し、扉を閉じたときに当該凹部に前記第1カバー部材の先端が入り込むように配設され、第1カバー部材の先端が第2カバー部材によって形成された凹部に入り込むようにされているので、第1カバー部材と本体側面との隙間を完全に覆うことができ、悪戯防止により有効である。また、第2カバー部材が本体の内側から取り付けられているので、扉を開放しなければ取り外すことができないとともに、本体に対して着脱可能であるため、設置先の安全性に応じて第2カバー部材を取り付けるか否かを選択することができる。
【0009】
そして、前記第2カバー部材は、前記第1カバー部材よりも厚い板材で構成されていることが望ましい。
【0010】
この構成によれば、第2カバー部材と第1カバー部材との隙間にバール等が差し込まれてこじられた際には、第1カバー部材が本体側に曲がって、第1カバー部材と本体側面との隙間を塞ぐようになるので、こじ開け防止の効果がいっそう高まる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。図3は、本発明の扉こじ開け防止装置を備えた自動販売機における図2のA部平面断面図である。なお、従来の構成と同じものについては、従来の技術にて説明した符号と同一符号を付している。
【0012】
図3に示すように、本発明の扉こじ開け防止装置は、扉2の開放端部2aの背面にカバー部材5をねじ50によって取り付け、本体3側に延出するように折り曲げ形成されたフランジ5aによって、扉2を閉じたときに隙間S1が覆われるように構成されて成り、さらに、本体3の開放側の側面3bに凹部7を形成し、扉2を閉じたときに凹部7に第1カバー部材5の先端フランジ5aが入り込むように配設された第2カバー部材6を備えて構成されている。そしてこれら第1カバー部材5と第2カバー部材6とは自動販売機1の上下方向ほぼ全域に渡って延設されている。
【0013】
第2カバー部材6は、本体3の前端部3aに面接する前面フランジ6dと、前面フランジ6dの左端から本体3内側に折り曲げられた内側フランジ6eと、前面フランジ6dの右端から折り曲げられ本体3の側面3bに面接する側面フランジ6cと、側面フランジ6cの後端から本体3の外方に向かって折り曲げられた立ち上がりフランジ6bと、立ち上がりフランジ6bの右端から前方に折り曲げられた先端フランジ6aとからなり、側面フランジ6cと立ち上がりフランジ6bと先端フランジ6aとで凹部7を形成するように一枚の板金部材で折り曲げ構成されている。
【0014】
そして、この第2カバー部材6は、側面フランジ6cに取り付け穴60cを備え、本体3の内側からねじ60によってねじ止めされるようになっている。このとき、第2カバー部材6は本体3内側に設けられた板厚1.2mm程度の補強板金31と共締め状態でねじ止めされるため頑強に固定されているとともに、内側フランジ6eと、前面フランジ6dと、側面フランジ6cとで本体3の前端部3aを取り囲むように配設されるために、ねじ60にて固着された状態では容易に取り外せないようになっている。また、第2カバー部材6の先端を内側に密着曲げ加工することにより、先端エッジによる危険を防止するとともに、先端部の強度を上げるように構成している。
【0015】
このように、扉2の開放端部2aと本体3の前端部3aとで生じる隙間S1は第1カバー部材5と第2カバー部材6とによって2重に覆われるように構成されているために、外見上、扉2のこじ開けが困難な印象を与え、こじ開け等の悪戯意識を押さえ、悪戯を未然に防止することができる。さらに、万一第1カバー部材5と第2カバー部材6との隙間S3にバール等を差し込んで扉2のこじ開けようとしても、バール等によって隙間S3がこじられることによって、第2カバー部材6の先端フランジ6aは外側に広がるが、逆に第1カバー部材5のフランジ5aは本体3側に曲がってしまうため、隙間S2がふさがってしまう。これにより、バール等は隙間S1に到達させることが困難になるので、こじ開けに要する時間を大幅に増加させることができ、扉のこじ開けを確実に阻止することができる。なお、このとき、第2カバー部材5の強度を第1カバー部材6よりも厚い板金もしくは強い部材で構成しておくと、隙間S3がこじられた際に第1カバー部材が優先的に曲がるので、より確実に隙間S2がふさがれるようになり、こじ開け防止の効果がいっそう高まる。
【0016】
また、バール等が隙間S1にまで到達しにくいので、扉2や本体3が変形されることが少なく、なおかつ、仮に第1カバー部材5や第2カバー部材6は変形されても、これらはねじ止めにより着脱可能に構成されているために容易に交換することが可能であり、悪戯による補修費用も非常に少なくなる。
【0017】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、扉の開放端部と本体前面との隙間が第1カバー部材で覆われ、さらに、第1カバー部材と本体側面との隙間が第2カバー部材によって覆われているため、扉の開放端部と本体前面との隙間にバール等が差し込まれることを確実に防止できるとともに、バール等で扉をこじ開けようとする悪戯意識を低減させることができる。
【0018】
また、第1カバー部材の先端が第2カバー部材によって形成された凹部に入り込むようにされているので、第1カバー部材と本体側面との隙間を完全に覆うことができ、悪戯防止により有効である。
【0019】
また、第2カバー部材が本体の内側から取り付けられているので、扉を開放しなければ取り外すことができないとともに、本体に対して着脱可能であるため、設置先の安全性に応じて第2カバー部材を取り付けるか否かを選択することができる。
【0020】
また、第2カバー部材を第1カバー部材よりも厚い板材で構成しておけば、第2カバー部材と第1カバー部材との隙間にバール等が差し込まれてこじられた際には、第1カバー部材が本体側に曲がって、第1カバー部材と本体側面との隙間を塞ぐようになるので、こじ開け防止の効果がいっそう高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の扉こじ開け装置を備えた自動販売機の正面図である。
【図2】 本発明の扉こじ開け装置を備えた自動販売機の平面図である。
【図3】 本発明の扉こじ開け装置を備えた自動販売機における図1のA部平面断面図である。
【図4】 従来の自動販売機における図1のA部平面断面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機
2 扉
3 本体
3a 前端部
3b 本体側面
4 ヒンジ
5 第1カバー部材
6 第2カバー部材
7 凹部
S1 隙間
S2 隙間
Claims (2)
- 自動販売機の本体と、当該本体に開閉自在に支持され本体前面を開閉する扉と、当該扉の開放端部から前記本体側へ延出して設けられ、扉を閉じたときに扉の開放端部と本体前面との隙間を覆う第1カバー部材と、当該第1カバー部材と本体側面との隙間を覆う第2カバー部材とを備え、前記第2カバー部材は、前記本体の開放側の側面に凹部を形成し、扉を閉じたときに当該凹部に前記第1カバー部材の先端が入り込むように配設され、かつ、前記本体の内側から着脱可能に取り付けられていることを特徴とする自動販売機の扉こじ開け防止装置。
- 前記第2カバー部材は、前記第1カバー部材よりも厚い板材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の扉こじ開け防止装置。
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