JP3684924B2 - 自動販売機の扉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機の扉装置に関するものであり、詳しくは、自動販売機本体と前面扉との間にバール等を差し込むことによる悪戯を防止する扉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、自動販売機1の正面図であって、その前面扉3には前面扉3の施解錠するロックレバー5a、透明カバー21により覆われたサンプル商品展示室20、サンプル商品展示室20内に展示されたサンプル商品22、購入商品を選択する商品選択ボタン23、硬貨を投入する硬貨投入口25、釣銭等を返却する返却口26、搬出された商品を取り出す商品取出口27などが設けられている。
【0003】
上記構成の自動販売機1において、自動販売機1の本体と前面扉3の間に、バールのようなものを差し込み前面扉3をこじ開けて、その内部に収納された商品、現金を盗むなどの悪戯の対象となっている。また、商品や現金の盗難のほか、前面扉がこじ開けられるとロック装置や自動販売機1の本体等の破損するため、その被害は非常に大きく、修復は困難である。
【0004】
そこで、上記の悪戯対策として、従来からさまざまな方策が採られている。例えば、図5に示すように、前面扉31の裏面に、前面扉31の裏面より自動販売機本体30の内部側に向けて後方へ延びる外カバー32と、前面扉31の裏面より自動販売機本体30の内部側に向けて後方へ延びる内カバー33とを設け、これらの外カバー32と内カバー33とにより、前面扉31と自動販売機本体30との間の隙間を覆い、前面扉31と自動販売機本体30との間の隙間からバールX等が突っ込まれてもこれらの侵入が内カバー33や外カバー32で阻止されて、ロックプレート34やロックフレーム35の係合個所などの破損を防止する自動販売機の扉装置が提案されている。
【0005】
しかしながら、上記構造の扉装置では、外カバー32と自動販売機本体30との間に隙間Yができるため、この隙間YにバールX等を差し込み、前面扉31をこじ開けようとすると、自動販売機本体30及び外カバー32が破損するという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の自動販売機の扉装置の有する問題点を解決するためになされたものであり、前面扉と自動販売機本体との間にバール等が入り込まないようにして扉のこじ開けを防止することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、自動販売機本体に回動自在に支持された前面扉と、前面扉に設けられた扉ロック手段とからなる自動販売機の扉装置であって、前面扉から自動販売機本体の側面に向けて延在するカバー部材を設け、カバー部材は扉ロック手段の施錠操作に連動して自動販売機本体と前面扉との間の隙間を閉塞するようにしたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、自動販売機本体側面に前面扉に沿って凹部を設けるとともに、カバー部材に凹部に対向する突設部を設け、扉ロック手段の施錠動作によりカバー部材の突設部が本体の凹部には介在するようにしたことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、凹部は、前面扉から離れるに連れて浅くなるように形成したことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、扉ロック手段の施錠状態及び解錠状態において、カバー部材が自動販売機本体の幅の範囲内に収まるようにしたことを特徴とする。
【0011】
さらに本発明は、前面扉が開放された状態において、扉ロック手段が施錠状態でならないようにしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は本発明による自動販売機の扉装置の要部斜視図、図2は本発明による自動販売機の扉装置のロック状態を示す平面断面図、図3は本発明による自動販売機の扉装置のロック解除状態を示す平面断面図である。なお、図1〜3において、図4に示す自動販売機と同じ機能のものについては、同符号を付する。
【0014】
図1〜3において、2は自動販売機1の本体、2aは本体2の側面に形成された凹部、3は図示しないヒンジにより自動販売機1に回動自在に支持された前面扉、4はコの字状に形成され前面扉3の高さと同等の長さを有する防盗カバー、4aは凹部2aに対向して形成された防盗カバー4の突設部、4bは前面扉3に摺動自在に支持された防盗カバー4の摺動部、4cは摺動部4bに斜め方向に形成された長孔、5は扉ロック装置、5aは扉ロック装置5のロックレバー、5bは扉ロック装置5の係合部、6はロックアングル、7は長孔4cに挿通させるとともに一端がロックアングル6に固着されたガイドピン、7aはガイドピン7の一端に形成され長孔4cの幅よりも大きい直径を有する頭部、8は本体2の内側に溶接された補強部材である。なお、凹部2aの長さは前面扉3の高さと等しい長さに形成されている。また、防盗カバー4は前面扉3に支持されるとともに、矢印A方向に移動自在である。
【0015】
次に、上記構成の自動販売機の扉装置について、その動作を説明する。
【0016】
まず、サービスマン等が自動販売機1の前面扉3を開放して、商品の補充、売上データの収集などを行い、前面扉3を閉じると図3に示すような状態(ロック解除状態)になる。図3のロック解錠状態では、防盗カバー4は自動販売機本体2から離隔しており、扉ロック装置5のロックレバー5aは自動販売機1の前方方向に引き出されるとともに、反時計回りに回動した状態になっている(ロックレバー5aが自動販売機1の前方方向に引き出され、反時計回りに回動した状態については、図3に図示せず)。
【0017】
この状態で、扉ロック装置5のロックレバー5aを時計回りの方向(矢印Cの反対方向)に回動させることにより、ロック係合部5bもこれに連動して矢印Dの反対方向に回動する(図1参照)。ロック係合部5bの回動動作に連動して、ロックアングル6は下方に移動し、ガイドピン7は長孔4aに沿って矢印Aの方向に移動する。ガイドピン7の移動により、防盗カバー4も摺動部4bが前面扉3と摺動しつつ矢印Aの方向に移動し、防盗カバー4の突設部4aが自動販売機1本体2の凹部2aに介在するようになる(図2参照)。この状態で、ロックレバー5aを自動販売機1の本体2側に押し込み、図示しないキーを回すことによりロックすれば前面扉3はロック状態になる。防盗カバー4は、前面扉3と同等の長さを有するため、前面扉3と自動販売機本体22との間の隙間がほぼ完全に閉塞されることになる。
【0018】
以上は、本発明による自動販売機の扉装置における、ロック解除状態からロック状態にする際の動作について説明したが、ロック状態からロック解除状態にする場合は、上記の動作とは逆の動作により達成される。
【0019】
すなわち、キーをロックレバー5aに設けられたキー溝(図示せず)に挿入して回すと、ロックレバー5aが引き出される。そして、ロックレバー5aを矢印Cの方向に回すと、係合部5bも矢印Dの方向に回動して、ロック状態が解除される。この動作により、ロックアングル6は上方に移動するため、ガイドピン7は長孔4cに沿って、矢印Aの反対方向に移動し、防盗カバー4も矢印Aの反対方向に移動して、図3に示すロック解除状態になる。
【0020】
上記実施の形態では、自動販売機本体2の側面に形成された凹部はコの字状になっているが、これを前面扉から離れるに連れて浅くなるように構成してもよい。
【0021】
また上記実施の形態では、自動販売機本体2の側面に凹部2aを形成しているが、凹部2aの代わりに長孔を自動販売機本体2の側面に形成し、この長孔に防盗カバー4aが介在するように構成してもよい。
【0022】
また、扉ロック装置がロック解除状態であっても、防盗カバー4が自動販売機本体2の側面からはみ出さないように、凹部2aを自動販売機本体2の側面から内側に形成してもよい。
【0023】
さらに前面扉3が開いた状態では、防盗カバー4が移動しないようにすることで、前面扉3を閉じる際に突設部4aと自動販売機本体2とが衝突することがないようにすることも可能である。
【0024】
【発明の効果】
本発明のよれば、前面扉と扉ロック手段からなる自動販売機の扉装置において、前面扉から自動販売機本体の側面に向けて延在するカバー部を設けカバー部材は扉ロック手段の施錠操作に連動して自動販売機本体と前面扉との間の隙間を閉塞するようにしたので、特別の操作をすることなく前面扉のこじ開けによる悪戯を防止することができる。
【0025】
また本発明によれば、自動販売機本体側面に前面扉に沿って凹部を設けるとともに、カバー部材に凹部に対向する突設部を設け、扉ロック手段の施錠動作により、カバー部材の突設部が自動販売機本体の凹部に介在するようにしたため、バールを差し込んでも、当該バールは凹部に差し込まれるだけで、前面扉をこじ開けることはできないため、悪戯を確実に防止することができる。
【0026】
また本発明によれば、自動販売機に設けられた凹部の形状を前面扉から離れるに連れて浅くなるように形成したため、バール等を凹部に差し込まれてもカバー部材はめくられることはなく、より確実に悪戯を防止することができる。
【0027】
また本発明によれば、カバー部材の移動する範囲は自動販売機本体の幅からはみ出すことがないようにしたため、複数台の自動販売機を並べて設置した場合であっても、各自動販売機の間隔を従来と同等にすることができ、設置スペースを有効に活用できる。
【0028】
さらに本発明によれば、前面扉を開放された状態では、扉ロック手段が施錠状態にならないようにしたため、前面扉を閉塞する際に、カバー部材が自動販売機本体との衝突を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動販売機の扉装置の要部斜視図である。
【図2】本発明にかかる自動販売機の扉装置の施錠状態を示す平面断面図である。
【図3】本発明にかかる自動販売機の扉装置の解錠状態を示す平面断面図である。
【図4】自動販売機の正面図である。
【図5】従来の自動販売機の扉装置の平面断面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機
2 自動販売機1の本体
2a 本体2の凹部
3 前面扉
4 防盗カバー
4a 防盗カバー4の突設部
4b 防盗カバー4の摺動部
5 扉ロック装置
5a 扉ロック装置5のロックレバー
5b 扉ロック装置5の係合部
6 ロックアングル
7 ガイドピン

Claims (5)

  1. 自動販売機本体に回動自在に支持された前面扉と、前記前面扉に設けられた扉ロック手段とからなる自動販売機の扉装置であって、前記前面扉から自動販売機本体の側面に向けて延在するカバー部材を設け、前記カバー部材は扉ロック手段の施錠操作に連動して自動販売機本体と前面扉との間の隙間を閉塞するようにしたことを特徴とする自動販売機の扉装置。
  2. 自動販売機本体側面に前面扉に沿って凹部を設けるとともに、前記カバー部材に凹部に対向する突設部を設け、扉ロック手段の施錠動作により前記カバー部材の突設部が自動販売機本体の凹部には介在するようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の扉装置。
  3. 前記凹部は、前面扉から離れるに連れて浅くなるように形成したことを特徴とする請求項2記載の自動販売機の扉装置。
  4. 前記扉ロック手段の施錠状態及び解錠状態において、前記カバー部材が自動販売機本体の幅の範囲内に収まるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の扉装置。
  5. 前面扉が開放された状態において、前記扉ロック手段が施錠状態にならないようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の扉装置。
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