JP3487538B2 - ドロワ装置 - Google Patents

ドロワ装置

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JP3487538B2 JP09345797A JP9345797A JP3487538B2 JP 3487538 B2 JP3487538 B2 JP 3487538B2 JP 09345797 A JP09345797 A JP 09345797A JP 9345797 A JP9345797 A JP 9345797A JP 3487538 B2 JP3487538 B2 JP 3487538B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ECR(電子式キ
ャッシャレジスタ)やPOS(販売時点情報管理)端末
などの商品販売登録データ処理装置による商品売上登録
処理に関連して金銭を出し入れするためのドロワ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のドロワ装置1は、例え
ば図6に示すように、ECR本体2と一体化されてお
り、金銭を収納するためのマネーケース3がドロワ筐体
4に対して引出自在に収納され、ECR本体2側での締
め処理に連動してマネーケース3を開放させる構造とさ
れている。ここに、マネーケース3は、複数に区分けさ
れて硬貨を収納する硬貨収納部5を手前側に有し、複数
に区分けされて紙幣を収納する紙幣収納部6を奥側に有
する。
【0003】ところで、この種のドロワ装置1では、1
日の業務終了後やキャッシャが交替する際には、金銭管
理上、当該ECRが硬貨収納部5中に保有している金種
別の硬貨の枚数を計数する必要がある。このような硬貨
の計数を行うために、従来にあっては、図6中に示すよ
うに、ドロワ筐体4の方がECR本体2よりも前後方向
に長い構成とすることでECR本体2の手前側のドロワ
筐体4上を硬貨置場7として利用するようにしたり、或
いは、金銭授受時に紙幣等を一時的に止めておくための
札置場8を硬貨置場として利用するようにしている。或
いは、ECRとは全く別個の専用の硬貨置台を用意した
ものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ドロワ筐体
4上の一部を硬貨置場7として利用する構造では、ドロ
ワ装置1側とECR本体2側との大きさ関係或いはEC
R本体2自体の構造に制約をもたらす、外観を損なう等
の弊害がある。札置場8を利用する方式では、一般に面
積が狭すぎて多くの硬貨を積み重ねて計数する上では不
便であり、殆ど役に立たない。また、別個で専用の硬貨
置台を用いる方式ではその保管が面倒で紛失しやすく、
かつ、その硬貨置台を安定して置く箇所がないと、折
角、積み重ねて計数しやすくした硬貨の山が崩れてしま
う等、計数作業に支障を来すこともある。
【0005】そこで、本発明は、計数対象となる硬貨を
収納しているドロワ装置自身にその本来の機能を損なう
ことなく計数作業に役立つ機能を持たせることができる
ドロワ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
前面開口のドロワ筐体に対して、手前側に硬貨収納部を
有し奥側に紙幣収納部を有する上面開口のマネーケース
を引出自在に収納したドロワ装置において、前記マネー
ケースの前面部に、この前面部と略同等のサイズに形成
されて、保持機構により略垂直状態で引上自在に保持さ
れた硬貨置台を設け、引き上げられ手前側に倒された前
記硬貨置台の置台面が前記硬貨収納部上面開口部分に略
水平に連続する状態で前記硬貨置台を係止させる係止機
構を設けた。
【0007】従って、硬貨収納部に収納されている硬貨
に関して計数を必要とする際には、マネーケースを引出
状態とした上で、その前面部に保持されている硬貨置台
を引き上げて手前側に倒し、係止機構により略水平な状
態に係止させる。これにより、硬貨置台の置台面上で硬
貨の計数作業を行える。このとき、硬貨置台は手前側に
位置する硬貨収納部のすぐ手前に連続して係止されてい
るので、対象となる硬貨を硬貨収納部からすぐ手前の硬
貨置台上に取り出し移動させればよく作業性がよい。特
に、硬貨置台はマネーケースのこの前面部と略同等のサ
イズに形成されているので、個々の硬貨収納部内の硬貨
について硬貨置台の最も近い個所を利用することで、ス
ペース的にも十分採れるので、多数枚の硬貨を扱うこと
ができ、計数作業が容易となる。さらには、計数作業後
に硬貨置台上の硬貨を硬貨収納部に戻す際にも、この硬
貨置台の置台面が硬貨収納部上面開口部分に略水平に連
続する状態で係止されているので、そのまま滑らせるだ
けで簡単に収納させることができ、やはり、作業性がよ
い。また、大半を占める通常業務時などには硬貨置台を
マネーケースに前面部に略垂直状態で保持させておけば
よいので、金銭を出し入れするというマネーケースの本
来の機能を損なうことがなく、かつ、前面部と略同等の
サイズに形成されているので、外観を損なうこともな
い。
【0008】本発明において、保持機構により保持され
る硬貨置台が「略垂直状態」であるとは、もちろん「垂
直状態」を含むが、必ずしも厳密に垂直状態である必要
がなく、垂直状態に近い状態であれば十分であることを
意味する。同様に、係止機構により係止される硬貨置台
が硬貨収納部上面開口部分に対して「略水平に連続」す
るとは、もちろん「水平に連続」する場合を含むが、必
ずしも厳密に水平に連続する必要はなく、多少傾きを持
っていても、極力水平に近い状態であればよいことを意
味する。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のド
ロワ装置における硬貨置台が、係止機構により係止され
た状態で手前側となる縁部に硬貨落下防止用の突起を有
している。従って、略水平状態に係止された硬貨置台で
硬貨の計数作業を行っている最中に、置台面上に積み重
ねられた硬貨が手前側に落下することは突起によって防
止される。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載のド
ロワ装置におけるマネーケースが、このマネーケースを
収納状態にロックするロック機構に対して手動操作でロ
ックを解除するためのドロワ鍵用の鍵穴を、保持機構に
より保持された硬貨置台に隠れる位置に有している。従
って、本来的に店長やマネージャー等が操作するドロワ
鍵用の鍵穴が通常は保持状態にある硬貨置台に隠れた位
置となっているので、第三者等にわかりにくく、仮にド
ロワ鍵又はその合鍵を持っていても即座に解除操作を行
うことができず、防犯上、有利な構造となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。本実施の形態のドロワ装
置は、図1に示すように、ECR11の一部として構成
されている。
【0012】このECR11は、ECR本体12とドロ
ワ装置13とよりなり、前記ECR本体12側にはキー
ボード14及び表示器15が設けられ、レシート/ジャ
ーナルプリンタ用のレシート発行口16、ジャーナル確
認窓17が形成されている。一方、前記ドロワ装置13
は、前記ECR本体12と殆ど同じサイズに形成された
平面形状を有してこのECR本体12を一体的に載置す
る前面開口で扁平なドロワ筐体18と、このドロワ筐体
18内にスライド方式により引出自在に収納上面開口の
マネーケース19とを主体として構成されている。
【0013】ここに、前記マネーケース19にあって
は、手前側に左側から順に1円、5円、10円、50
円、100円、500円なる硬貨(図示せず)を各々収
納する硬貨収納部20が左右方向に複数に仕切られて設
けられ、奥側には1,000円、5,000円、10,
000円等の紙幣(図示せず)を収納する紙幣収納部2
1が左右方向に複数に仕切られて設けられている。紙幣
収納部21に対しては紙幣押さえ22が付設されてい
る。また、特に図示しないが、前記マネーケース19に
対してはロック機構及び自動開放機構が付設されてお
り、ECR本体12側での締め操作等のECR本体12
側からの指令のみに応じてマネーケース19を自動的に
引出開放し得るように構成されている。
【0014】さらに、本実施の形態においては、前記マ
ネーケース19の前面部19aに位置させて硬貨置台2
3が付設されている。この硬貨置台23は前記前面部1
9aと略同等のサイズ(前面部19aの高さと同等の幅
を有し、前面部19aのほぼ全幅に渡る矩形形状)に形
成された平板状のもので、保持機構24により略垂直状
態で引上自在に保持されている。この保持機構24は、
スライド溝25aを有して前面部19aの左右両側に一
体に形成された一対の保持片25と、前記硬貨置台23
の左右両側の下端部付近に突出形成されて前記スライド
溝25a内をスライド自在なピン26との嵌合構造によ
り構成されている。ここに、前記スライド溝25aの上
端側は前記前面部19a側に向けて90°折り曲げられ
た短めの水平溝部25bを有するように略L字形状に形
成されている。また、前記硬貨置台23を前記スライド
溝25aに沿って引き上げて前記水平溝部25b部分で
ピン26を支点として手前側に倒したときに硬貨置台2
3を略水平状態に係止させ係止機構27が設けられてい
る。この係止機構27は前記硬貨置台23のピン26側
なる下縁に形成された係止部28と、前記水平溝部25
b付近にて前記前面部19aに形成されて前記係止部2
8が入り込んだ場合に前記ピン26回りの回動を規制す
るように係止する係止凹部29との係脱自在な嵌合構造
により構成されている。この場合の硬貨置台23の係止
関係は、硬貨置台23の置台面23aが硬貨収納部20
の上面開口部分20aと同一平面となって連続する状態
となるように設定されている。また、前記硬貨置台23
において水平状態で手前側となる縁部には上方に突出さ
せた硬貨落下防止用の突起30が全幅に渡って形成され
ている。
【0015】このような構成において、大半を占める通
常業務時などにあっては、硬貨置台23は図2(a)に
示すようにマネーケース19の前面部19a手前側にて
略垂直状態に保持されている。このような状態で、マネ
ーケース19の引き出しやマネーケース19からの金銭
の出し入れ等を行う場合、硬貨置台23の存在は支障と
はならない。また、この硬貨置台23が前面部19aと
略同等のサイズに形成され、かつ、突起30を有してい
ても内側(前面部19a側)となる方向に突出している
ので、硬貨置台23の存在がドロワ装置13ないしはE
CR11の外観を損なうこともない。
【0016】一方、1日の業務終了後やキャッシャが交
替する時など、硬貨収納部20に収納されている硬貨に
関して計数を必要とする際には、マネーケース19の引
き出し後、又は、引き出しに先立ち、図2(a)に仮想
線で示すように硬貨置台23を引き上げる(下端部を押
し上げればよい)。そして、ピン26がスライド溝25
a内の最上位となる位置まで引き上げた後、ピン26を
水平溝部25b側に押し込みながら、図2(b)に仮想
線で示すように硬貨置台23をピン26を支点として手
前側に倒す。このとき、硬貨置台23は係止部28が係
止凹部29内に入り込み、互いに係止する位置で水平状
態に維持される。これにより、置台面23a上に硬貨を
積み重ねて計数することが可能となる。そこで、計数対
象となる硬貨を硬貨収納部20から取り出して置台面2
3a上に順次積み重ねていく等の計数作業を行えばよ
い。このとき、硬貨置台23はマネーケース19におい
て手前側に位置する硬貨収納部20のすぐ手前に連続し
ているので、対象となる硬貨を硬貨収納部20からすぐ
手前の硬貨置台23上に取り出し移動させればよく作業
性がよい。特に、硬貨置台23はマネーケース19のこ
の前面部19aと略同等のサイズに形成されて全幅に渡
る長さを有しているので、個々の硬貨収納部20内の硬
貨について硬貨置台23の最も近い個所を利用すること
で、スペース的にも十分採れ、多数枚の硬貨を扱うこと
ができ、計数作業が容易となる。このとき、硬貨置台2
3の手前側の縁部には突起30が形成されているので、
水平状態に係止された硬貨置台23で硬貨の計数作業を
行っている最中に、置台面23a上に積み重ねられた硬
貨が手前側に落下することはない。さらには、計数作業
後に硬貨置台23上の硬貨を再び硬貨収納部20に戻す
際にも、この硬貨置台23の置台面23aが硬貨収納部
20の上面開口部分20aに水平に連続しているので、
そのまま滑らせるだけで簡単に収納させることができ、
やはり、作業性がよい。さらには、ドロワ筐体18に硬
貨置場7のようなスペースを必要としないため、ドロワ
筐体18をECR本体12の大きさ程度に小型化するこ
ともできる。
【0017】このように、本実施の形態によれば、EC
R本体12側には何の変更も要せず、ドロワ装置13側
に計数作業に役立つ機能を持たせることができる。
【0018】本発明の第二の実施の形態を図3に基づい
て説明する。図1及び図2で示した部分と同一部分は同
一符号を用いて示し、説明も省略する(以下の実施の形
態でも同様とする)。本実施の形態のドロワ装置31
は、マネーケース19をドロワ筐体18に対して収納状
態にロックするロック機構と外部(ECR本体12側)
からのドロワ開放信号に基づきこのロック機構のロック
を解除してマネーケース19を自動的に開放させる自動
開放機構を備えた構成に加え、ドロワ鍵(図示せず)の
手動操作によってもロック機構のロックを解除してマネ
ーケース19を引き出させ得る方式のドロワ装置に適用
されている。よって、マネーケース19の前面部19a
にはドロワ鍵を差し込むための鍵穴32が形成され、さ
らに、硬貨置台23の略垂直なる保持状態でこの鍵穴3
2に対応する位置に位置させて硬貨置台23には貫通穴
33が形成されている。より具体的には、この貫通穴3
3はドロワ鍵を挿通し得る大きさであって、硬貨収納部
20の500円用と100円用との仕切部に対応する位
置に形成されている。
【0019】このような構成において、ドワワ鍵による
マネーケース19の開放は閉店後にマネーケース19内
の金銭を回収するために店長やマネージャーにより行わ
れるが、鍵穴32の前面に位置する硬貨置台23に貫通
穴33が形成されているので、硬貨置台23を収納状態
に保持させたままドロワ鍵の操作を行うことができ、硬
貨置台23の存在が支障とならない。一方、硬貨計数の
ために硬貨置台23を使用する場合、貫通穴33が存在
すると硬貨が落下してしまう可能性があるももの、本実
施の形態では最も径の大きい500円硬貨を積み重ねる
個所に形成されているので、その心配はない。
【0020】本発明の第三の実施の形態を図4及び図5
に基づいて説明する。本実施の形態では、前記実施の形
態における貫通穴33が形成されておらず、マネーケー
ス19に形成された鍵穴32が、収納保持された硬貨置
台23によって完全に隠れるように構成されている。
【0021】従って、本実施の形態においては、ドロワ
鍵を用いてマネーケース19を開放させるためには、図
5(b)に示すように、硬貨置台23を引き上げて手前
側に倒し水平状態に係止させ、鍵穴32を露出させるこ
とが必要となる。反面、硬貨置台23が収納保持されて
いる通常状態にあっては、鍵穴32が硬貨置台23によ
って隠れているので、第三者等にわかりにくく、仮にド
ロワ鍵又はその合鍵を持っていても即座に解除操作を行
うことができず、防犯効果を高めることができる。
【0022】なお、図1、図3及び図4に示す各実施の
形態の硬貨置台23の使用例では、マネーケース19を
全開状態としているが、紙幣収納部21はドロワ筐体1
8内に隠れ硬貨収納部20のみが露出する、所謂、半開
状態で硬貨置台23を硬貨計数に用いてもよいことはも
ちろんである。
【0023】また、各実施の形態におけるドロワ装置1
3は、ECR本体12と一体化されてECR11又は3
1を構成しているが、必ずしもECR本体12と一体化
されている必要はなく、全く別個の単体構成であっても
よい。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、マネーケ
ースの前面部に、この前面部と略同等のサイズに形成さ
れて、保持機構により略垂直状態で引上自在に保持され
た硬貨置台を設け、引き上げられ手前側に倒された硬貨
置台の置台面が硬貨収納部上面開口部分に略水平に連続
する状態で硬貨置台を係止させる係止機構を設けたの
で、硬貨収納部に収納されている硬貨に関して計数を必
要とする際には、マネーケースを引出状態とした上で、
その前面部に保持されている硬貨置台を引き上げて手前
側に倒し、係止機構により略水平な状態に係止させるこ
とにより、硬貨置台の置台面上で硬貨の計数作業を行う
ことができる。特に、硬貨置台が硬貨収納部のすぐ手前
に連続して位置しているので、対象となる硬貨を硬貨収
納部からすぐ手前の硬貨置台上に取り出し移動させれば
よく作業性がよい上に、硬貨置台はマネーケースのこの
前面部と略同等のサイズに形成されているので、個々の
硬貨収納部内の硬貨について硬貨置台の最も近い個所を
利用することで、スペース的にも十分採ることができ、
多数枚の硬貨を扱えることとなり、計数作業の容易化を
図れる。さらには、計数作業後に硬貨置台上の硬貨を硬
貨収納部に戻す際にも、この硬貨置台の置台面が硬貨収
納部上面開口部分に略水平に連続する状態で係止されて
いるので、そのまま滑らせるだけで簡単に収納させるこ
とができる。また、大半を占める通常業務時などには硬
貨置台をマネーケースに前面部に略垂直状態で保持させ
ておけばよいので、金銭を出し入れするというマネーケ
ースの本来の機能を損なうことがなく、かつ、前面部と
略同等のサイズに形成されているので、外観を損なうこ
ともない。よって、計数対象となる硬貨を収納している
ドロワ装置自身にその本来の機能を損なうことなく計数
作業に役立つ機能を持たせることができる。
【0025】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のドロワ装置における硬貨置台が、係止機構により係
止された状態で手前側となる縁部に硬貨落下防止用の突
起を有しているので、略水平状態に係止された硬貨置台
で硬貨の計数作業を行っている最中に、置台面上に積み
重ねられた硬貨が手前側に落下することを突起によって
防止することができる。
【0026】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載のドロワ装置におけるマネーケースが、このマネーケ
ースを収納状態にロックするロック機構に対して手動操
作でロックを解除するためのドロワ鍵用の鍵穴を、保持
機構により保持された硬貨置台に隠れる位置に有してお
り、本来的に店長やマネージャー等が操作するドロワ鍵
用の鍵穴が通常は保持状態にある硬貨置台に隠れている
ので、第三者等にわかりにくくすることができ、よっ
て、第三者等が仮にドロワ鍵又はその合鍵を持っていて
も即座に解除操作を行うことができず、防犯効果を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す外観斜視図で
ある。
【図2】その硬貨置台付近の側面構造を示し、(a)は
収納保持状態の概略側面図、(b)は係止状態の概略側
面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す外観斜視図で
ある。
【図4】本発明の第三の実施の形態を示す外観斜視図で
ある。
【図5】その硬貨置台付近の側面構造を示し、(a)は
収納保持状態の概略側面図、(b)は係止状態の概略側
面図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
18 ドロワ筐体 19 マネーケース 19a 前面部 20 硬貨収納部 20a 上面開口部分 21 紙幣収納部 23 硬貨置台 23a 置台面 24 保持機構 27 係止機構 30 突起 32 鍵穴

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口のドロワ筐体に対して、手前側
    に硬貨収納部を有し奥側に紙幣収納部を有する上面開口
    のマネーケースを引出自在に収納したドロワ装置におい
    て、 前記マネーケースの前面部に、この前面部と略同等のサ
    イズに形成されて、保持機構により略垂直状態で引上自
    在に保持された硬貨置台を設け、引き上げられ手前側に
    倒された前記硬貨置台の置台面が前記硬貨収納部上面開
    口部分に略水平に連続する状態で前記硬貨置台を係止さ
    せる係止機構を設けたことを特徴とするドロワ装置。
  2. 【請求項2】 硬貨置台は、係止機構により係止された
    状態で手前側となる縁部に硬貨落下防止用の突起を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のドロワ装置。
  3. 【請求項3】 マネーケースは、このマネーケースを収
    納状態にロックするロック機構に対して手動操作でロッ
    クを解除するためのドロワ鍵用の鍵穴を、保持機構によ
    り保持された硬貨置台に隠れる位置に有することを特徴
    とする請求項1記載のドロワ装置。
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