JP2000105873A - ドロワ装置 - Google Patents

ドロワ装置

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JP2000105873A
JP2000105873A JP10275843A JP27584398A JP2000105873A JP 2000105873 A JP2000105873 A JP 2000105873A JP 10275843 A JP10275843 A JP 10275843A JP 27584398 A JP27584398 A JP 27584398A JP 2000105873 A JP2000105873 A JP 2000105873A
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drawer
cash box
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lock mechanism
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JP10275843A
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English (en)
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Masayoshi Kawahira
昌義 川平
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に高額紙幣や証紙類等を取り扱うことが
できるドロワ装置を得る。 【解決手段】 キャッシュボックス31の前面パネルP
に開口部31aが形成され、その開口部31aから引出
自在であってマネーケース5とキャッシュボックス31
とにより形成される収納部に収納される引出し32がキ
ャッシュボックス31の内部に備えられる。これによ
り、引出し32が引き出されることで例えば高額紙幣や
証紙類等の保管や取出しが可能になるので、ドロワキャ
ビネット3からキャッシュボックス31を引き出した後
にマネーケース5を持ち上げなくても高額紙幣や証紙類
等を容易に取り扱うことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ECRやPOS端
末などの商品販売登録データ処理装置による商品売上登
録処理に関連して金銭の出し入れをするためのドロワ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように、従来のドロワ装置
1は、そのドロワ装置1の前面開放の筐体であるドロワ
キャビネット3の上部にPOS端末2を載置している。
このドロワキャビネット3には、キャッシュボックス4
がPOS端末2の制御によって引出・収納自在とされて
いる。このキャッシュボックス4には、前面パネルPが
備えられている。また、このキャッシュボックス4に
は、別部材として形成された着脱自在のマネーケース5
が収納されている。さらに、このマネーケース5には、
複数の紙幣収納部6とコイン収納部7とが仕切られた状
態で形成されている。手前側のコイン収納部7には、コ
インケース8が着脱自在に挿入されている。そして、操
作者から見て奥側に位置する紙幣収納部6には、札押え
9が取り付けられている。
【0003】ここで、図11はキャッシュボックス4の
構成を示す斜視図、図12はドロワ装置1の内部構造を
示す縦断側面図である。図11に示すように、キャッシ
ュボックス4には、マネーケース5を載置するための複
数の突起10が突出形成されている。これら複数の突起
10によって、図12に示すように、キャッシュボック
ス4とマネーケース5との間に収納部11が形成されて
いる。さらに、マネーケース5の手前側は、コインの取
り出しを容易にすべく緩やかに傾斜する傾斜部12を有
している。
【0004】このような構成において、ドロワキャビネ
ット3からキャッシュボックス4を開放してマネーケー
ス5を持ち上げることにより、収納部11には高額紙
幣、商品券や証紙類等が収納される。ここに、収納部1
1が果たす役割として、高額紙幣の盗難防止と、証紙類
のような紙幣以外の物の収納とが実現されている。
【0005】一方、従来のこの種のドロワ装置の別の一
例について説明する。ここで、図13は別の従来のドロ
ワ装置20を概略的に示す外観斜視図、図14はその内
部構造を示す縦断側面図である。図13に示すように、
ドロワ装置20は、前面パネルPに高額紙幣や証紙類等
の挿入口であるスリット状の紙挿入口21が形成された
キャッシュボックス22を有している。また、図14に
示すように、紙挿入口21は、収納部11に連通して形
成されている。
【0006】このような構成において、紙挿入口21よ
り挿入される高額紙幣や証紙類等は、傾斜部12に沿っ
て収納部11へと収納される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドロワ
装置1によれば、高額紙幣等の収納部11への挿入及び
収納部11からの取出しの際には、ドロワキャビネット
3からキャッシュボックス4を開放した後でマネーケー
ス5を持ち上げる動作が必要になってしまう。そのた
め、マネーケース5のコイン収納部7等に多くの硬貨が
収納されている場合にはその重さによりマネーケース5
を持ち上げることが困難であり、また、無理に持ち上げ
ることによって硬貨をマネーケース5から外部に落とし
てしまう危険性も伴う。
【0008】一方、ドロワ装置20においても、高額紙
幣等の収納部11からの取出しの際には、ドロワキャビ
ネット3からキャッシュボックス4を開放した後でマネ
ーケース5を持ち上げる動作がドロワ装置1の場合と同
様に必要になる。
【0009】本発明の目的は、容易に高額紙幣や証紙類
等を取り扱うことができるドロワ装置を得ることであ
る。
【0010】本発明の目的は、マネージャや店員以外の
第三者による犯罪を未然に防止することができるドロワ
装置を得ることである。
【0011】本発明の目的は、キーを所持する者以外の
者による犯罪を未然に防止することができるドロワ装置
を得ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
前面開口部を有するドロワキャビネットと、このドロワ
キャビネットの前記前面開口部に対して引出及び収納自
在で上面開口のキャッシュボックスと、このキャッシュ
ボックスに着脱自在に収納されるマネーケースと、この
マネーケースと前記キャッシュボックスとの間に形成さ
れる収納部とを備えるドロワ装置において、前記キャッ
シュボックスの前面に形成された開口部と、この開口部
から引出自在に前記キャッシュボックスの内部に取り付
けられ、前記収納部に収納される引出しと、を備える。
【0013】したがって、マネーケースとキャッシュボ
ックスとの間に形成される収納部には引出しが収納され
ており、この引出しを引き出すことにより例えば高額紙
幣や証紙類等の保管が可能になる。一方、収納部に収納
された高額紙幣等を取り出す場合にも、収納部から引出
しが引き出されることになる。これにより、ドロワキャ
ビネットからキャッシュボックスを引き出した後でマネ
ーケースを持ち上げることなく高額紙幣等を取り扱うこ
とが可能になる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のド
ロワ装置において、前記引出しの引き出し動作を規制す
る第一ロック機構と、前記キャッシュボックスを前記ド
ロワキャビネットから引き出した状態で前記第一ロック
機構の規制動作を解除する第一ロック解除手段と、を更
に備える。
【0015】したがって、引出しは、キャッシュボック
スをドロワキャビネットから引き出した状態において、
第一ロック機構の規制動作を解除される。これにより、
キャッシュボックスがドロワキャビネットから引き出さ
れた場合のみ、引出しが引き出し可能となるため、引出
しのみを引き出そうとする第三者による犯罪が未然に防
止される。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のドロワ装置において、前記引出しの引き出し動作
を規制する第二ロック機構と、キーシリンダを有し、そ
のキーシリンダのキー操作により前記ロック機構の規制
動作を解除する第二ロック解除手段と、を更に備える。
【0017】したがって、引出しは、キーシリンダをキ
ー操作することにより第二ロック機構の規制動作を解除
される。これにより、キーを所持する者のみが引出しを
引き出せるので、キーを所持する者以外の者による犯罪
が未然に防止される。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項3記載のド
ロワ装置において、前記第二ロック解除手段とは前記キ
ーシリンダのキー操作を異ならせることにより前記ドロ
ワキャビネットから前記キャッシュボックスを引き出す
開放手段を更に備える。
【0019】したがって、第二ロック解除手段とドロワ
キャビネットからキャッシュボックスを引き出す開放手
段とが、同一のキーシリンダの異なるキー操作により選
択的に実行されるので、ドロワ装置の小型化が図られ
る。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一記載のドロワ装置において、前記キャッシ
ュボックスの前面であって前記引出しの上側にスリット
状の挿入口を更に備える。
【0021】したがって、キャッシュボックスの前面で
あって引出しの上側にスリット状の挿入口が形成される
ことにより、例えば高額紙幣等がその挿入口から挿入さ
れ、そのまま引出しに挿入されるので、挿入時には引出
しを引き出す動作が不要になる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図9に基づいて説明する。本実施の形態は、POS端
末に接続されるドロワ装置に適用した一例である。な
お、図10ないし図14で示した部分と同一部分は同一
符号を用いて示し、説明も省略する。
【0023】図1は、本発明の実施の一形態であるドロ
ワ装置30を概略的に示す外観斜視図である。図1に示
すように、ドロワ装置30は、キャッシュボックス31
を備える。キャッシュボックス31は、前面パネルPの
紙挿入口21の下部に形成される開口部31aと、この
開口部31aに略同一な前面パネル32aを有してキャ
ッシュボックス31に対して引出・収納自在とされる引
出し32と、キーシリンダ33aを有するロック機構3
3とを備えている。
【0024】次に、引出し32について説明する。ここ
で、図2はドロワ装置30の内部構造を示す縦断側面
図、図3は引出し32の構造を示す外観斜視図であっ
て、(a)は収納時の引出し32を示し、(b)は引出
時の引出し32を示すものである。図2に示すように、
引出し32は前面パネルPの紙挿入口21の下部であっ
てキャッシュボックス31とマネーケース5との間に形
成される収納部11において引出・収納自在に設けられ
ている。この引出し32は、図3に示すように、上面開
口の箱体34を備えている。また、この引出し32の引
出方向に対する箱体34の左右両側の下部には、平板状
のレール部35がそれぞれ設けられている。これらのレ
ール部35は、箱体34の引出方向両側の長さに比べて
長く形成されている。さらに、各レール部35の引出方
向奥側には、ストッパ36がレール部35に対して立設
して一体的に設けられている。
【0025】一方、キャッシュボックス31の底部31
bには、逆L字形状の一対のガイド37が設けられてい
る。このガイド37は、引出し32のレール部35を引
出方向に摺動自在に案内・保持するためのものである。
ここで、引出し32を引出方向に引き出した場合には、
図3(b)に示すように、各レール部35のストッパ3
6が各ガイド37に当接する位置において引出し32は
停止することになる。このガイド37は、引出時に引出
し32の箱体34をキャッシュボックス31から全て露
出させる位置に設けられている。また、レール部35の
長さは、前面パネルPからガイド37までの長さの分だ
け箱体34の引出方向両側の長さよりも長く形成されて
いることになる。
【0026】さらに、図3(b)に示すように、引出し
32の箱体34の引出方向側面手前であって、前面パネ
ルPに設けられたキーシリンダ33aの近傍には、ロッ
ク機構33の構成要素の一つであるロック用切欠38が
形成されている。
【0027】次に、ロック機構33について説明する。
ここで、図4はロック機構33の構成を概略的に示す斜
視図、図5は収納時のロック機構33を模式的に示す説
明図である。図4に示すように、ロック機構33は、キ
ャッシュボックス31の前面パネルPに固定的に取り付
けられたキーシリンダ33aと、このキーシリンダ33
aに取り付けられるカム39と、ロック用切欠38に対
して進退自在なスライダ40とを主体に構成されてい
る。
【0028】より詳細には、キーシリンダ33aの内部
には、キー(図示せず)により回動自在な軸部(図示せ
ず)が備えられている。そして、このキーシリンダ33
aの軸部にカム39が取り付けられており、このカム3
9が軸部の回動に従って回動する。
【0029】一方、キーシリンダ33aの下方には、板
状の金属によって形成されたスライダ40が設けられて
いる。このスライダ40は、アーム部40aと摺動部4
0bとに大別される。アーム部40aは、L字形状であ
って、摺動部40bから立設して設けられている。この
アーム部40aは、引出し32の箱体34に形成されて
いるロック用切欠38に係合することにより引出し32
の引き出し動作を規制して引出し32をロックするため
のものである。また、摺動部40bは平板状であって、
摺動方向に長い長穴41と、同様に摺動方向に長い長穴
42とを備えている。長穴41は、キャッシュボックス
31の底部31bに対してスライダ40を摺動自在に取
り付けるためのものである。そして、図5に示すよう
に、引出し32の収納時の長穴41は、アーム部40a
から最も遠い長穴41内の場所において、螺子43によ
りキャッシュボックス31の底部31bに対して摺動自
在に取り付けられる。また、長穴42は、キーシリンダ
33aの軸部の回動により回動するカム39が挿入され
ることにより、そのカム39の所定の動きに従ってスラ
イダ40を摺動させるためのものである。そして、図5
に示すように、引出し32の収納時におけるカム39の
位置は、長穴42内のアーム部40aから最も遠い場所
になっている。
【0030】また、アーム部40a近傍の摺動部40b
の下方には、板バネ44が取り付けられている。この板
バネ44は、スライダ40の摺動の際にキャッシュボッ
クス31の底部31bに対して摩擦力を与えるためのも
のである。さらに、摺動部40bの下方には、レバー4
5が固定的に取り付けられている。加えて、キャッシュ
ボックス31の底部31bには、摺動方向に長い角穴4
6が形成されている。そして、図5に示すように、引出
し32の収納時におけるレバー45の位置は、角穴46
内のアーム部40aに最も近い場所になっている。ここ
で、長穴41と角穴46との長さは同程度とされてい
て、アーム部40aとロック用切欠38との係合の解除
が可能な長さとされている。
【0031】なお、特に図示しないが、長穴42に挿入
されたカム39の板バネ44側近傍には、カム39をキ
ー操作によって時計回りに回動した場合に、そのカム3
9に当接することによりキャッシュボックス31をドロ
ワキャビネット3から開放させる周知の開放手段が設け
られている。
【0032】このような構成において、紙挿入口21か
ら高額紙幣や証紙類等を挿入した場合、その高額紙幣等
は傾斜部12に沿って引出し32の箱体34へと収納さ
れる。
【0033】一方、高額紙幣等を引出し32の箱体34
から取り出す場合には、本実施の形態においては二通り
の方法がある。まず、POS端末2の制御又は前述した
キー操作による開放手段の動作によるキャッシュボック
ス31がドロワキャビネット3から開放されている状態
で、ロック機構33の規制動作を解除する第一ロック解
除手段について説明する。ここで、図6はキャッシュボ
ックス31の開放時における引出し32の引出方法につ
いて示す説明図、図7は引出し32を引き出した状態を
示す外観斜視図である。図6に示すように、キャッシュ
ボックス31の開放時には、キャッシュボックス31の
底部31bの角穴46から突き出ているレバー45をそ
の角穴46に沿って引出し32から離れる方向に移動さ
せることにより、そのレバー45の移動に伴ってスライ
ダ40が摺動することになる。この角穴46の長さ分だ
けレバー45を移動させた場合には、スライダ40もそ
の移動距離と同じ距離だけキャッシュボックス31の底
部31b上を摺動移動することになる。つまり、スライ
ダ40の摺動に伴ってアーム部40aとロック用切欠3
8との係合が解除されることになり、引出し32のロッ
クが解除された状態になる。そして、図7に示すよう
に、この状態で引出し32を引き出すことが可能とさ
れ、高額紙幣等を引出し32の箱体34から容易に取り
出すことができるようになる。
【0034】また、キャッシュボックス31がドロワキ
ャビネット3から引き出される場合は、マネージャや店
員等の操作に起因するものであるので、第三者による引
出し32の開放を防止することができ、第三者による犯
罪を未然に防止することができるようになる。
【0035】次に、例えばキャッシュボックス31がド
ロワキャビネット3に収納されている状態で、ロック機
構33の規制動作を解除する第二ロック解除手段につい
て説明する。ここで、図8はキャッシュボックス31の
収納時における引出し32の引出方法について示す説明
図、図9は引出し32を引き出した状態を示す外観斜視
図である。図8に示すように、キャッシュボックス31
の収納時には、カム39をキー操作によって反時計回り
に回動させる。つまり、キャッシュボックス31をドロ
ワキャビネット3から開放させるためのキー操作とは反
対方向にキー操作することになる。そして、このカム3
9は、回動することによりスライダ40の長穴42の周
縁部に当接するようになるとともにその長穴42の周縁
部を押し続けるようになる。したがって、カム39の回
動に伴ってスライダ40が摺動することになる。スライ
ダ40は、長穴42がカム39に押された距離と同じ距
離だけキャッシュボックス31の底部31b上を摺動移
動することになる。つまり、スライダ40の摺動に伴っ
てアーム部40aとロック用切欠38との係合が解除さ
れることになり、引出し32のロックが解除された状態
になる。そして、図9に示すように、この状態で引出し
32を引き出すことが可能とされ、高額紙幣等を引出し
32の箱体34から容易に取り出すことができるように
なる。
【0036】また、キーシリンダ33aをキー操作する
ことで引出し32の規制動作を解除させる場合は,キー
を所持する者のみが引出し32を開放することができる
ので、キーを所持する者以外の者による犯罪を未然に防
止することができるようになる。
【0037】なお、本実施の形態のロック機構33にお
いては、第一ロック解除手段により解除される第一ロッ
ク機構と、第二ロック解除手段により解除される第二ロ
ック機構とを併せ持つようにしたが、これに限るもので
はなく、それぞれ独立して備えるようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、マネーケ
ースとキャッシュボックスとの間に形成される収納部に
は引出しを収納することにより、この引出しを引き出す
ことで例えば高額紙幣や証紙類等の保管や取出しがで
き、ドロワキャビネットからキャッシュボックスを引き
出した後でマネーケースを持ち上げることなく高額紙幣
等を取り扱うことができるので、容易に高額紙幣や証紙
類等を取り扱うことができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のドロワ装置において、キャッシュボックスをドロワ
キャビネットから引き出した状態でのみ、引出しの第一
ロック解除機構の規制動作を解除させることにより、キ
ャッシュボックスがドロワキャビネットから引き出され
た場合のみ、引出しを引き出すことができるので、引出
しのみを引き出そうとする第三者による犯罪を未然に防
止することができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載のドロワ装置において、キーシリンダをキー
操作することで引出しの第二ロック機構の規制動作を解
除させることにより、この場合にはキーを所持する者の
みが引出しを開放することができるので、キーを所持す
る者以外の者による犯罪を未然に防止することができ
る。
【0041】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載のドロワ装置において、第二ロック解除手段とドロワ
キャビネットからキャッシュボックスを引き出す開放手
段とを同一のキーシリンダのキー操作により選択的に実
行させるので、ドロワ装置の小型化を図ることができ
る。
【0042】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし4のいずれか一記載のドロワ装置において、キャッ
シュボックスの前面であって引出しの上側にスリット状
の挿入口を形成することにより、例えば高額紙幣等をそ
の挿入口から挿入することでそのまま引出しに挿入する
ことができるので、挿入時においては引出しの開放動作
を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるドロワ装置を概略
的に示す外観斜視図である。
【図2】ドロワ装置の内部構造を示す縦断側面図であ
る。
【図3】引出しの構造を示し、(a)は収納時の引出し
を示す外観斜視図、(b)は引出時の引出しを示す外観
斜視図である。
【図4】ロック機構の構成を概略的に示す斜視図であ
る。
【図5】収納時のロック機構を模式的に示す説明図であ
る。
【図6】キャッシュボックスの開放時における引出しの
引出方法について示す説明図である。
【図7】引出しを引き出した状態を示す外観斜視図であ
る。
【図8】キャッシュボックスの収納時における引出しの
引出方法について示す説明図である。
【図9】引出しを引き出した状態を示す外観斜視図であ
る。
【図10】従来のドロワ装置を概略的に示す外観斜視図
である。
【図11】キャッシュボックスの構成を示す斜視図であ
る。
【図12】ドロワ装置の内部構造を示す縦断側面図であ
る。
【図13】別の従来のドロワ装置を概略的に示す外観斜
視図である。
【図14】その内部構造を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
3 ドロワキャビネット 5 マネーケース 11 収納部 21 挿入口 31 キャッシュボックス 31a 開口部 32 引出し 33 第一ロック機構、第二ロック機構 33a キーシリンダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口部を有するドロワキャビネット
    と、このドロワキャビネットの前記前面開口部に対して
    引出及び収納自在で上面開口のキャッシュボックスと、
    このキャッシュボックスに着脱自在に収納されるマネー
    ケースと、このマネーケースと前記キャッシュボックス
    との間に形成される収納部とを備えるドロワ装置におい
    て、 前記キャッシュボックスの前面に形成された開口部と、 この開口部から引出自在に前記キャッシュボックスの内
    部に取り付けられ、前記収納部に収納される引出しと、
    を備えることを特徴とするドロワ装置。
  2. 【請求項2】 前記引出しの引き出し動作を規制する第
    一ロック機構と、 前記キャッシュボックスを前記ドロワキャビネットから
    引き出した状態で前記第一ロック機構の規制動作を解除
    する第一ロック解除手段と、を更に備えることを特徴と
    する請求項1記載のドロワ装置。
  3. 【請求項3】 前記引出しの引き出し動作を規制する第
    二ロック機構と、 キーシリンダを有し、そのキーシリンダのキー操作によ
    り前記第二ロック機構の規制動作を解除する第二ロック
    解除手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のドロワ装置。
  4. 【請求項4】 前記第二ロック解除手段とは前記キーシ
    リンダのキー操作を異ならせることにより前記ドロワキ
    ャビネットから前記キャッシュボックスを引き出す開放
    手段を更に備えることを特徴とする請求項3記載のドロ
    ワ装置。
  5. 【請求項5】 前記キャッシュボックスの前面であって
    前記引出しの上側にスリット状の挿入口を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載のド
    ロワ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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