JP3993794B2 - ドロワ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、POS(Point of Sales:販売時点管理)端末やECR(Electric Cash Register)等の商品販売データ処理装置による商品売上処理に関連して金銭(特に、紙幣)を出し入れするためのドロワ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、POS端末等に用いられるドロワ装置の引出し(ドロワ)の内部には、硬貨を収納するための硬貨収納部や、紙幣を収納するための紙幣収納部が設けられている。このような引出しは、通常はロック機構によりロックされてドロワ装置のドロワ筐体内に収納されているものであるが、商品の売上登録を終了した場合に操作される締めキー等からの信号によりロック機構のロックが解除され、これによりドロワ装置に内蔵されたバネ等からの力を受けて引出しが開放される。
【0003】
また、このように引出しを開放する場合に、引出しをドロワ筐体から一挙に全開放状態にするのではなく半開状態にした後、手動により引き出して全開状態にするようにしたドロワ装置がある。これは、少額の取引を行う場合には硬貨による金銭の授受が行われる頻度が高いため、このような場合には引出しを全開放しなくても硬貨収納部のみを開放することで金銭の収納及び釣銭の取り出しを行うことができることや、引出しのドロワ筐体内への収納操作の負担を軽減化するためである。また、紙幣収納部の高額紙幣が人の目に触れないようにして犯罪を防止するという意味合いや、バネ等によって付勢されて飛び出した引出しの衝撃を和らげるという意味合いもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような引出しを半開状態又は全開状態に開放させる2段階開放方式を採用したドロワ装置であっても、高額紙幣を紙幣収納部に収納する際においては引出しを全開状態にしなければならないため、紙幣収納部に収納する際に既に収納されている高額紙幣を露出させることになる。このように高額紙幣を露出してしまうと、キャッシャのみならず公衆によっても取り出しやすい状態となってしまい、防犯効果が低下することになる。
【0005】
本発明は、使い勝手が良く、盗難防止の効果の著しい向上を期待することができるドロワ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上面開口の収納部を有するドロワをドロワ筐体に対して引出自在に収納したドロワ装置において、前記収納部の開口に対して開閉自在に設けられ、当該収納部を開放する方向に付勢部材により付勢された上蓋と、前記ドロワが全開状態になる前の半開位置で、引き出し方向に移動する前記ドロワを一旦停止させる半開位置停止手段と、を備え、前記半開位置停止手段により前記ドロワが半開位置に位置付けられた状態では、前記上蓋は前記ドロワ筐体側の部材により開放方向を規制されて前記収納部との間にスリット状の挿入口を形成し、前記ドロワの全開状態では、前記上蓋は前記付勢部材により前記収納部を開放する方向に付勢されて前記収納部の内部を露出させる。
【0007】
したがって、例えば最も高額で利用頻度が低い高額紙幣(例えば、一万円札)を収納する収納部の開口に対し、当該収納部を開放する方向に付勢部材により付勢された上蓋を開放閉止自在に設けた場合、ドロワが半開位置に位置付けられた状態では、収納部に収納された高額紙幣(例えば、一万円札)を外部に露出させずにスリット状の挿入口からの紙幣の挿入が許容される。また、ドロワの全開状態では、上蓋は付勢部材により収納部を開放する方向に付勢されるので、収納部に収納された高額紙幣(例えば、一万円札)を容易に回収することが可能になる。
【0008】
なお、便宜上、ドロワが全開状態になる前の位置を半開位置というが、必ずしもドロワが半分だけ開いた状態を示すものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図7に基づいて説明する。本実施の形態のドロワ装置は、商品販売データ処理装置であるPOS端末(図示せず)に接続して使用されるドロワ機能付き硬貨払出装置のドロワ部に適用されている。
【0010】
ここで、図1は第一の実施の形態のドロワ機能付き硬貨払出装置Xの外観を示す斜視図である。ドロワ機能付き硬貨払出装置Xは、大きく分けると硬貨払出部Aとドロワ部Bとで構成されており、これらの硬貨払出部Aとドロワ部Bとは並べて配設されている。なお、硬貨払出部Aの筐体(第一の筐体)とドロワ部Bの筐体(第二の筐体)とは、一体に形成されているものとする。
【0011】
まず、硬貨払出部Aについて説明する。硬貨払出部Aの筐体である装置ケース1の右側手前には、硬貨を一括して投入する上方に開口した硬貨投入口2が設けられている。この硬貨投入口2には、投入された硬貨を奥側(装置ケース1の内部)に向けて搬送する投入口ベルト2aが設けられている。硬貨投入口2に投入された硬貨は、この投入口ベルト2aを含む硬貨搬送機構(図示せず)を介し、装置ケース1の内部に設けられている硬貨収納部(図示せず)へと搬送される。このような硬貨収納部は、1円・5円・10円・50円・100円・500円等の硬貨を金種毎に収納するものである。
【0012】
一方、装置ケース1の左側手前には、上面が開口した筐体状の硬貨払出口3が配置されている。この硬貨払出口3は、硬貨収納部から硬貨払出機構(図示せず)を介して払い出した釣り銭分の硬貨を落下させる硬貨払出位置の下方(本実施の形態においては、硬貨払出部Aの高さ方向の略中央付近)に設けられているとともに、左側(つまり、ドロワ部B側)に偏位させて設けられている。また、この硬貨払出口3の上方には、表示器4及び各種の操作キー5が設けられている。なお、硬貨払出機構は、POS端末のCPU(Central Processing Unit)等のデータ制御手段(図示せず)に接続されており、このデータ制御手段の所定の出力データ(釣り銭データ)に従って釣り銭分の硬貨を払い出すようになっている。
【0013】
次に、ドロワ部Bについて説明する。ドロワ部Bは、紙幣を収納するための上面が開口した扁平なボックス状に形成されたドロワ6(図2参照)を前面開口のドロワ部Bのドロワ筐体である装置ケース1に対して引出・収納自在に収納したものである。なお、本実施の形態のドロワ部Bの装置ケース1には二つの矩形開口8が形成されており、これらの二つの矩形開口8に対して二つのドロワ6が積層されて備えられている。例えば、これらのドロワ6は紙幣等を収納するために用いられる。
【0014】
より詳細には、図2に示すように、装置ケース1の内側面とドロワ6の外側面とには、スライド自在に係合するガイドレール9,10とガイドローラ11,12とが形成されており、これらのガイドレール9,10とガイドローラ11,12との作用により、装置ケース1の内部に矩形開口8からドロワ6をスライド自在に配置している。
【0015】
さらに、ドロワ部Bのドロワ6には、マネーケース13が収納・取り出し自在に備えられている。マネーケース13には、複数に区分けされた収納部14が設けられている。より詳細には、収納部14は、キャッシャから見て手前側が札押え20を備えて紙幣を収納する二つの紙幣収納部14aと、二つの紙幣収納部14aの奥側に設けられる補助収納部14bとで構成されている。例えば、上部に配置されるドロワ6の紙幣収納部14aには五千円札及び千円札が収納され、下部に配置されるドロワ6の紙幣収納部14aには二千円札や千円札等の予備紙幣が収納される。また、補助収納部14bは、上部に配置されるドロワ6と下部に配置されるドロワ6とでは用途は異なるが、上部に配置されるドロワ6の補助収納部14bは、最も高額で利用頻度が低い高額紙幣(例えば、一万円札)を収納するのに用いられる。そして、詳細は後述するが、一万円札等の高額紙幣を収納するのに用いられる上部に配置されるドロワ6の補助収納部14bには、この補助収納部14bを覆う上蓋21が設けられている。
【0016】
このようなドロワ部Bには、装置ケース1の内部でドロワ6を前方に付勢するコイルスプリング15や、このコイルスプリング15で付勢されたドロワ6を装置ケース1の内部に閉止状態に保持するドロワロック16等が、装置ケース1の内部後方に設けられている。このドロワ部Bのドロワロック16は、POS端末のCPU等のデータ制御手段に接続されており、このデータ制御手段の所定の出力データに従って装置ケース1に閉止したドロワ6を開放するようになっている。
【0017】
次に、上部に配置されるドロワ6の補助収納部14bに設けられる上蓋21の取り付け構造と、当該上蓋21に対する関連部分とについて説明する。
【0018】
図3は、上部に配置されるドロワ6を示す縦断側面図である。図3に示すように、上部に配置されるドロワ6の補助収納部14bに設けられる上蓋21は、補助収納部14bに対して支軸22により開閉自在に軸支されている。また、上蓋21と補助収納部14bとの間には付勢部材であるねじりバネ23が備えられており、上蓋21は、このねじりバネ23の作用により補助収納部14bを開放する方向に付勢されている。したがって、上部に配置されるドロワ6については、ねじりバネ23の付勢力に抗して上蓋21を押し下げながら矩形開口8から装置ケース1の内部へと挿入することになる。また、このような上蓋21の上面であってキャッシャ側には、半球形状の突起である凸部24が形成されている。
【0019】
図4は、装置ケース1の内部を部分的に示す縦断側面図である。図4に示すように、装置ケース1の天板1aの矩形開口8の近傍には、上蓋21の上面に形成された半球形状の突起である凸部24をねじりバネ23の付勢力により弾発的に係合させるための半球形状の凹みである凹部25が形成されている。
【0020】
次に、上蓋21の上面に形成された半球形状の突起である凸部24と、装置ケース1の天板1aの矩形開口8の近傍に形成された半球形状の凹みである凹部25との作用について説明する。図5(a)に示すように、上部に配置されるドロワ6は、通常、装置ケース1の内部に挿入されている状態にある。このような状態で、キャッシャがPOS端末を用いて商品売上処理を順次実行するとともに商品売上処理が完了した時点で締め処理を宣言した場合には、POS端末のCPU等のデータ制御手段は、締め処理を実行するとともに、ドロワ部Bにドロワ開放信号を出力する。加えて、POS端末のCPU等のデータ制御手段は、締め処理の終了後、締め処理により算出された釣り銭データを硬貨払出部Aに出力する。
【0021】
釣り銭データを受信した硬貨払出部Aは、硬貨払出機構により釣り銭データに従った釣り銭分の硬貨を硬貨払出口3に払い出すことになる。
【0022】
一方、ドロワ開放信号を受信したドロワ部Bのドロワロック16は、コイルスプリング15の弾発力に抗したドロワ6の閉止を解除するので、このドロワ6はコイルスプリング15の弾発力で装置ケース1から引き出し方向にスライドすることになる。
【0023】
このようにドロワ6が引き出し方向にスライドする場合、補助収納部14bに設けられる上蓋21の凸部24はねじりバネ23の付勢力により装置ケース1の天板1aに接触しながら摺動することになるので、その摩擦力によりスライド速度は徐々に低下することになる。そして、補助収納部14bに設けられる上蓋21の凸部24が装置ケース1の天板1aの矩形開口8の近傍に形成された凹部25に達したところで、図5(b)に示すように、この凹部25に上蓋21の凸部24が係合し、装置ケース1から引き出されたドロワ6が停止するようになっている。図5(b)に示すように、ドロワ6の停止位置(半開位置)は、紙幣収納部14aのみが露出する位置である。このようにすることで、ドロワ6の紙幣収納部14aが露出して紙幣の出し入れが自在になる。ここに、半開位置停止手段が実現されている。このように上蓋21が半開位置停止手段の一部を構成することにより、装置構造を簡素化することができる。
【0024】
ここで、図6はドロワ6を半開位置に位置付けた状態のドロワ機能付き硬貨払出装置Xを示す外観斜視図である。図6に示すように、装置ケース1の天板1aの矩形開口8の近傍に形成された凹部25に上蓋21の凸部24が係合した結果、上蓋21は装置ケース1により開放方向を規制され、補助収納部14bと上蓋21との間には幅の狭いスリット状の挿入口であるスリットS1が生じる。このスリットS1が、補助収納部14bに対する紙幣挿入口となる。つまり、この状態において、顧客から受け取った高額紙幣(例えば、一万円札)は、スリットS1から補助収納部14bの内部に速やかに収納される。
【0025】
なお、POS端末からの出力データに基づくドロワロック16の開放により同時に引き出される下部に配置されるドロワ6については、上蓋21を有していないため、ドロワを半開状態又は全開状態に開放させる2段階開放方式の周知の手法を用いて、半開位置に位置付けさせる。
【0026】
ところで、上部に配置されるドロワ6の補助収納部14bに収納されている高額紙幣(例えば、一万円札)を回収する場合には、上部に配置されるドロワ6を手動により引き出す。上部に配置されるドロワ6を手動により引き出すと、補助収納部14bに設けられる上蓋21の凸部24はねじりバネ23の弾性により装置ケース1の天板1aに形成された凹部25を乗越えることができるので、図7に示すように、補助収納部14bを露出させることができる。この場合、上蓋21はねじりバネ23の付勢力により上方に全開状態となることにより、補助収納部14bに収納されている高額紙幣(例えば、一万円札)を容易に回収することができる。
【0027】
ここに、ドロワ6が半開位置に位置付けられた状態では、上蓋21は装置ケース1により開放方向を規制されて補助収納部14bとの間にスリットS1を形成し、ドロワ6の全開状態では、上蓋21はねじりバネ23により補助収納部14bを開放する方向に付勢されて補助収納部14bの内部を露出させる。これにより、ドロワ6が半開位置に位置付けられた状態では、補助収納部14bに収納された高額紙幣(例えば、一万円札)を外部に露出させずにスリットS1からの紙幣の挿入が許容される。また、ドロワ6の全開状態では、上蓋21はねじりバネ23により補助収納部14bを開放する方向に付勢されるので、補助収納部14bに収納された高額紙幣(例えば、一万円札)を容易に回収することが可能になる。
【0028】
すなわち、本実施の形態のドロワ部Bは、使い勝手が良く、盗難防止の効果の著しい向上を期待することができる。
【0029】
なお、本実施の形態のドロワ部Bにおいては、POS端末のCPU等のデータ制御手段から出力信号に基づき、積層された二つのドロワ6をそれぞれ開放するようにしたがこれに限るものではなく、上下いずれか一方のドロワ6のみを開放するようにしても良い。この場合には、開放したいドロワ6側にのみ、コイルスプリング15やドロワロック16を備えれば良い。例えば、上蓋21を備える補助収納部14bを有すると共に二つの紙幣収納部14aに五千円札及び千円札を収納する下側のドロワ6のみを開放するようにした場合には、二つの紙幣収納部14aに二千円札や千円札等の予備紙幣を収納する上側のドロワ6は、手動で開閉するようにすれば良い。
【0030】
また、万券キー(図示せず)が操作された場合には、上蓋21を備える補助収納部14bを有するドロワ6のみを開放するようにすれば良い。
【0031】
さらに、本実施の形態においては、硬貨払出部Aの筐体とドロワ部Bの筐体とをそれぞれ一体化して形成したが、これに限るものではなく、各筐体(第一の筐体、第二の筐体)をそれぞれ別体で形成するようにしても良い。
【0032】
次に、本発明の第二の実施の形態を図8ないし図11に基づいて説明する。本実施の形態のドロワ装置は、商品販売データ処理装置であるPOS端末(図示せず)に接続して使用されるドロワ装置に適用されている。
【0033】
ここで、図8は第二の実施の形態のドロワ装置Yを概略的に示す分解斜視図である。ドロワ装置Yは、前面開口の箱型のドロワ筐体である装置ケース105を有しており、この装置ケース105の両側壁106の内面には、レール107が水平方向に配設されている。そして、装置ケース105の奥部には、ロック機構108の一部を構成するソレノイド109が取り付けられており、このソレノイド109には、支軸110に回動自在に取り付けられた係止爪111が連結されている。また、装置ケース105の底面112の奥部には、フレーム113が立設されており、このフレーム113の前面側には、圧縮スプリング114が取り付けられている。
【0034】
ついで、ドロワ103の両側面には、レール107により案内される転動ローラ115が取り付けられている。このような機構により、ドロワ103は装置ケース105に対して前後方向(開閉方向)に進退自在とされている。
【0035】
また、ドロワ103の背面116は、圧縮スプリング114に圧接され、収納状態ではその圧縮スプリング114により開放方向に付勢されている。また、背面116には係止爪111に係止する突起117が突出形成されている。なお、係止爪111は、図示しないねじりバネ等によって突起117に係止する方向に付勢されている。つまり、ソレノイド109に通電して係止爪111を反時計方向に回動させると突起117に対するロックが解除され、ドロワ103が圧縮スプリング114による付勢力を受けて装置ケース105から引き出されるように開放方向に移動し、ドロワ103を装置ケース105内に押し込むと係止爪111が再び突起117に係止することにより、収納状態にロックされることになる。
【0036】
このドロワ103には、手前側に6個の硬貨収納部118が設けられ、奥側には3個の紙幣収納部119が設けられている。これらの硬貨収納部118及び紙幣収納部119は、一体的に形成されている。紙幣収納部119は、札押え123を備えて紙幣を収納する三つの紙幣収納部119aと、一つの補助収納部119bとで構成されている。補助収納部119bは、最も高額で利用頻度が低い高額紙幣(例えば、一万円札)を収納するのに用いられる。そして、詳細は後述するが、一万円札等の高額紙幣を収納するのに用いられる補助収納部119bには、この補助収納部119bを覆う上蓋124が設けられている。
【0037】
次に、補助収納部119bに設けられる上蓋124の取り付け構造について説明する。図9は、ドロワ103を示す縦断側面図である。図9に示すように、ドロワ103の補助収納部119bに設けられる上蓋124は、補助収納部119bに対して支軸125により開閉自在に軸支されている。また、上蓋124と補助収納部119bとの間には付勢部材であるねじりバネ126が備えてられており、上蓋124は、このねじりバネ126の作用により補助収納部119bを開放する方向に付勢されている。したがって、ドロワ103については、ねじりバネ126の付勢力に抗して上蓋124を押し下げながら装置ケース105の内部へと挿入することになる。
【0038】
また、ドロワ装置Yには、ドロワ103の底面120の下部の奥側にブレーキブロック121が設けられている。つまり、このブレーキブロック121は、ドロワ103の開放・収納動作に合わせて移動することになる。加えて、装置ケース105の底面112上であって、ブレーキブロック121の移動軌跡に干渉する位置には、ブレーキブロック122が設けられている。これらのブレーキブロック121及びブレーキブロック122は、ドロワ103を開放する際に当接することにより、ドロワ103を紙幣収納部119が部分的に露出する半開位置で一旦停止させて半開状態とするものである。なお、手動操作によりドロワ103をさらに引き出すことにより、ブレーキブロック121はブレーキブロック122を乗越え可能とされている。すなわち、ブレーキブロック121及びブレーキブロック122は、ドロワ103の開放当初は紙幣収納部119に収納された紙幣が露出するほどにはドロワ103を開放させないようにするためのものであり、盗難防止に重要な役割を果たす。そして、紙幣の出し入れが必要な場合には、半開状態のドロワ103をキャッシャが手動操作で全開位置まで引き出して、奥側の紙幣収納部119に対する紙幣の出し入れが可能な状態にする。即ち、ドロワ103を半開状態又は全開状態に開放させる2段開放方式とされている。
【0039】
次に、上蓋124の作用について説明する。図10(a)に示すように、ドロワ103は、通常、装置ケース105の内部に挿入されている状態にある。このような状態で、キャッシャがPOS端末を用いて商品売上処理を順次実行するとともに商品売上処理が完了した時点で締め処理を宣言した場合には、POS端末のCPU等のデータ制御手段は、締め処理を実行するとともに、ドロワ装置Yにドロワ開放信号を出力する。
【0040】
ドロワ開放信号を受信したドロワ装置Yのロック機構108は、圧縮スプリング114の弾発力に抗したドロワ103の閉止を解除するので、このドロワ103は圧縮スプリング114の弾発力で装置ケース105から引き出し方向にスライドすることになる。
【0041】
このようにドロワ103が引き出し方向にスライドする場合、補助収納部119bに設けられる上蓋124はねじりバネ126の付勢力により装置ケース105に接触しながら摺動することになるので、その摩擦力によりスライド速度は徐々に低下することになる。そして、図10(b)に示すように、ブレーキブロック121とブレーキブロック122とが当接することにより、装置ケース105から引き出されたドロワ103が停止するようになっている。図10(b)に示すように、ドロワ103の停止位置(半開位置)は、紙幣収納部119のほほ半分が露出する位置である。このようにすることで、ドロワ103の硬貨収納部118が露出して硬貨の出し入れが自在になる。また、ドロワ103がこの位置で停止していてもドロワ103内の紙幣収納部119aはある程度露出した状態であるので、この紙幣収納部119aから紙幣を取り出すことは容易である。ここに、半開位置停止手段が実現されている。
【0042】
また、このように半開位置に位置付けられている状態では、図10(b)に示すように、上蓋124は装置ケース105により開放方向を規制され、補助収納部119bと上蓋124との間には幅の狭いスリット状の挿入口であるスリットS2が生じる。このスリットS2が、補助収納部119bに対する紙幣挿入口となる。つまり、この状態において、顧客から受け取った高額紙幣(例えば、一万円札)は、スリットS2から補助収納部119bの内部に速やかに収納される。
【0043】
ところで、ドロワ103の補助収納部119bに収納されている高額紙幣(例えば、一万円札)を回収する場合には、ドロワ103を手動により引き出す。ドロワ103を手動により引き出すと、ブレーキブロック121はブレーキブロック122を乗越えることができるので、図11に示すように、補助収納部119bを露出させることができる。この場合、上蓋124はねじりバネ126の付勢力により上方に全開状態となることにより、補助収納部119bに収納されている高額紙幣(例えば、一万円札)を容易に回収することができる。
【0044】
ここに、ドロワ103が半開位置に位置付けられた状態では、上蓋124は装置ケース105により開放方向を規制されて補助収納部119bとの間にスリットS2を形成し、ドロワ103の全開状態では、上蓋124はねじりバネ126により補助収納部119bを開放する方向に付勢されて補助収納部119bの内部を露出させる。これにより、ドロワ103が半開位置に位置付けられた状態では、補助収納部119bに収納された高額紙幣(例えば、一万円札)を外部に露出させずにスリットS2からの紙幣の挿入が許容される。また、ドロワ103の全開状態では、上蓋124はねじりバネ126により補助収納部119bを開放する方向に付勢されるので、補助収納部119bに収納された高額紙幣(例えば、一万円札)を容易に回収することが可能になる。
【0045】
すなわち、本実施の形態のドロワ装置Yは、使い勝手が良く、盗難防止の効果の著しい向上を期待することができる。
【0046】
次に、本発明の第三の実施の形態を図12ないし図17に基づいて説明する。本実施の形態のドロワ装置は、商品販売データ処理装置であるPOS端末(図示せず)に接続して使用されるドロワ装置に適用されている。
【0047】
ここで、図12は第三の実施の形態のドロワ装置Zを概略的に示す外観斜視図、図13はドロワ203を示す縦断側面図である。ドロワ装置Zは、一側面が開口されたドロワ筐体である装置ケース202に、ドロワ203が引き出し自在に収納された構造となっている。ドロワ203は、上面を開口した箱体で、この箱内に、硬貨が収納される硬貨収納部205及び、箱内を仕切ることで紙幣の収納部207を券種ごとに形成する間仕切板208が設けられている。また、底面には、間仕切板208に立設支持された紙幣の位置ずれを防止する凹凸203aが形成されている。ドロワ203で紙幣を収納する場合、紙幣は、横長の状態で斜めに紙幣収納部207内に投入される。すると、この紙幣は、間仕切板208に支持されて底面の凹凸203aに保持された状態で紙幣収納部207内に収納される。さらに、このドロワ203は、その前面に、商品券等を箱内に収納するスリット210が形成されている。
【0048】
硬貨収納部205は、複数の金種別収納箱205bに仕切られている。この金種別収納箱205bは、底面に溜っている硬貨を取り出しやすいように底面から手前側上端にかけて滑らかな曲線で形成されている。また、この硬貨収納部205は、ドロワ203よりも浅く形成されており、取付状態において、ドロワ203の底面との間に隙間を形成するようにされている。
【0049】
キャッシャから見て最も奥側に位置する紙幣収納部207には、紙幣収納部207を覆う上蓋218が設けられている。キャッシャから見て最も奥側に位置する紙幣収納部207は、最も高額で利用頻度が低い高額紙幣(例えば、一万円札)を収納するのに用いられる。図13に示すように、ドロワ203の紙幣収納部207に設けられる上蓋218は、紙幣収納部207に対して支軸219により開閉自在に軸支されている。また、上蓋218と紙幣収納部207との間には付勢部材であるねじりバネ220が備えてられており、上蓋218は、このねじりバネ220の作用により紙幣収納部207を開放する方向に付勢されている。したがって、ドロワ203については、ねじりバネ220の付勢力に抗して上蓋218を押し下げながら装置ケース202の内部へと挿入することになる。
【0050】
ドロワ203の両側面には、外側に突出するガイドレール211が設けられており、このガイドレール211及びガイドローラ(図示せず)により、ドロワ203は装置ケース202にスライド自在に連結されている。
【0051】
また、図14に示すように、装置ケース202の奥部には、ロック機構212の一部を構成するソレノイド213が取り付けられており、このソレノイド213には、支軸214に回動自在に取り付けられた係止爪215が連結されている。また、装置ケース202の奥部には、フレーム216が立設されており、このフレーム216の前面側には、圧縮スプリング217が取り付けられている。
【0052】
さらに、ドロワ装置Zには、ドロワ203の開放位置を多段階で規制するためのストッパ機構Sが設けられている。このストッパ機構Sは、ドロワ装置Zの装置ケース202の両内側面に設けられ、複数の矩形状の穴221が形成されたストッパガイド222と、ドロワ203の奥側に設けられ、ストッパガイド222の穴221に対して係脱自在に係止するストッパローラ223を含むストッパ224とにより構成されている。
【0053】
ストッパ224について説明する。図15に示すように、ドロワ203の奥側には、ストッパローラ223の支軸223aを中心としてストッパローラ223の略半分を露出可能な矩形状の穴225が形成されている。また、穴225の近傍には、ストッパローラ223の支軸223aを回動自在に保持する軸受部226も形成されている。そして、ストッパローラ223は、支軸223aを軸受部226に嵌め込まれるとともに、支持部材227を介して取り付けられることにより、穴225からドロワ203の外側面にその略半分が露出する。支持部材227は、一端をネジ228でドロワ203にネジ止めされる板バネであって、ストッパローラ223の支軸223aをドロワ203の外側面に向けて付勢した状態で変位自在に支持する。
【0054】
このような構成により、ドロワ装置Zは、ストッパローラ223がストッパガイド222の穴221に係止することで装置ケース202から突出するドロワ203が途中で停止するようになっている。
【0055】
次に、紙幣収納部207に設けられた上蓋218の作用について説明する。図16(a)に示すように、ドロワ203は、通常、装置ケース202の内部に挿入されている状態にある。このような状態で、キャッシャがPOS端末を用いて商品売上処理を順次実行するとともに商品売上処理が完了した時点で締め処理を宣言した場合には、POS端末のCPU等のデータ制御手段は、締め処理を実行するとともに、ドロワ装置Zにドロワ開放信号を出力する。
【0056】
ドロワ開放信号を受信したドロワ装置Zのロック機構212は、圧縮スプリング217の弾発力に抗したドロワ203の閉止を解除するので、このドロワ203は圧縮スプリング217の弾発力で装置ケース202から引き出し方向にスライドすることになる。
【0057】
このようにドロワ203が引き出し方向にスライドする場合、紙幣収納部207に設けられる上蓋218はねじりバネ220の付勢力により装置ケース202に接触しながら摺動することになるので、その摩擦力によりスライド速度は徐々に低下することになる。そして、ストッパ機構Sの作用により、図16(b)に示すように、ストッパガイド222に形成された穴221の位置で装置ケース202から引き出されたドロワ203が停止するようになっている。図16(b)に示すように、ドロワ203の停止位置(半開位置)は、キャッシャから見て最も奥側に位置する紙幣収納部207とその手前の硬貨収納部205を除いた部分が露出する位置である。このようにすることで、ドロワ203の硬貨収納部205及び紙幣収納部207が露出して金銭の出し入れが自在になる。ここに、半開位置停止手段が実現されている。
【0058】
また、キャッシャから見て最も奥側に位置する紙幣収納部207に顧客から受け取った高額紙幣(例えば、一万円札)を挿入したい場合には、ドロワ203を手動により引き出す。ドロワ203を手動により引き出すと、ストッパローラ223は係止されているストッパガイド222の穴221を乗越えて次のストッパガイド222の穴221に係止されることになるので、次の穴221の位置で装置ケース202から引き出されたドロワ203が停止するようになっている。この位置では、図16(c)に示すように、最も奥側に位置する紙幣収納部207と上蓋218との間には幅の狭いスリット状の挿入口であるスリットS3が生じる。このスリットS3が、紙幣収納部207に対する紙幣挿入口となる。つまり、この状態において、顧客から受け取った高額紙幣(例えば、一万円札)は、スリットS3から紙幣収納部207の内部に速やかに収納される。ここにも、半開位置停止手段が実現されている。すなわち、本実施の形態の半開位置停止手段は、引き出し方向に移動するドロワ203を複数段階で一旦停止可能とするので、使い勝手が良い。
【0059】
ところで、ドロワ203のキャッシャから見て最も奥側に位置する紙幣収納部207に収納されている高額紙幣(例えば、一万円札)を回収する場合には、ドロワ203をさらに手動により引き出す。ドロワ203をさらに手動により引き出すと、ストッパローラ223は係止されているストッパガイド222の穴221を乗越えるので、図17に示すように、最も奥側に位置する紙幣収納部207を露出させることができる。この場合、上蓋218はねじりバネ220の付勢力により上方に全開状態となることにより、最も奥側に位置する紙幣収納部207に収納されている高額紙幣(例えば、一万円札)を容易に回収することができる。
【0060】
ここに、ドロワ203が半開位置に位置付けられた状態では、上蓋218は装置ケース202により開放方向を規制されて紙幣収納部207との間にスリットS3を形成し、ドロワ203の全開状態では、上蓋218はねじりバネ220により紙幣収納部207を開放する方向に付勢されて紙幣収納部207の内部を露出させる。これにより、ドロワ203が半開位置に位置付けられた状態では、紙幣収納部207に収納された高額紙幣(例えば、一万円札)を外部に露出させずにスリットS3からの紙幣の挿入が許容される。また、ドロワ203の全開状態では、上蓋218はねじりバネ220により紙幣収納部207を開放する方向に付勢されるので、紙幣収納部207に収納された高額紙幣(例えば、一万円札)を容易に回収することが可能になる。
【0061】
すなわち、本実施の形態のドロワ装置Zは、使い勝手が良く、盗難防止の効果の著しい向上を期待することができる。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、使い勝手が良く、盗難防止の効果の著しい向上を期待することができるドロワ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のドロワ機能付き硬貨払出装置の外観を示す斜視図である。
【図2】ドロワ部の内部構造を示す分解斜視図である。
【図3】上部に配置されるドロワを示す縦断側面図である。
【図4】装置ケースの内部を部分的に示す縦断側面図である。
【図5】ドロワ部のドロワを示し、(a)は収納状態を示し、(b)は半開状態を示す縦断側面図である。
【図6】ドロワを半開位置に位置付けた状態のドロワ機能付き硬貨払出装置を示す外観斜視図である。
【図7】全開状態のドロワ部のドロワを示す縦断側面図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態のドロワ装置を概略的に示す分解斜視図である。
【図9】ドロワを示す縦断側面図である。
【図10】ドロワ装置のドロワを示し、(a)は収納状態を示し、(b)は半開状態を示す縦断側面図である。
【図11】全開状態のドロワ装置のドロワを示す縦断側面図である。
【図12】本発明の第三の実施の形態のドロワ装置を概略的に示す外観斜視図である。
【図13】ドロワを示す縦断側面図である。
【図14】ドロワ装置の一部を切り欠いてロック機構を示す説明図である。
【図15】ストッパ機構を概略的に説明する分解斜視図である。
【図16】ドロワ装置のドロワを示し、(a)は収納状態を示し、(b)は第一の半開状態を示し、(c)は第二の半開状態を示す縦断側面図である。
【図17】全開状態のドロワ装置のドロワを示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1,105,202…ドロワ筐体、6,103,203…ドロワ、14b,119b,207…収納部、21,124,218…上蓋、23,126,220…付勢部材、A…硬貨払出部、B,Y,Z…ドロワ装置、S1,S2,S3…スリット状の挿入口

Claims (4)

  1. 上面開口の収納部を有するドロワをドロワ筐体に対して引出自在に収納したドロワ装置において、
    前記収納部の開口に対して開閉自在に設けられ、当該収納部を開放する方向に付勢部材により付勢された上蓋と、
    前記ドロワが全開状態になる前の半開位置で、引き出し方向に移動する前記ドロワを一旦停止させる半開位置停止手段と、
    を備え、
    前記半開位置停止手段により前記ドロワが半開位置に位置付けられた状態では、前記上蓋は前記ドロワ筐体側の部材により開放方向を規制されて前記収納部との間にスリット状の挿入口を形成し、前記ドロワの全開状態では、前記上蓋は前記付勢部材により前記収納部を開放する方向に付勢されて前記収納部の内部を露出させることを特徴とするドロワ装置。
  2. 前記半開位置停止手段は、引き出し方向に移動する前記ドロワを複数段階で一旦停止可能とすることを特徴とする請求項1記載のドロワ装置。
  3. 前記上蓋は、前記半開位置停止手段の一部を構成することを特徴とする請求項1記載のドロワ装置。
  4. 収納された硬貨を選択的に金種別に搬送して硬貨払出口に払い出すようにした硬貨払出部に併設されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載のドロワ装置。
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