JPH0258199A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば、自動入出金機として適用される自
動取引装置に関する。

（従来の技術） 自動入出金機はその本体の接客面側に操作盤が形成され
、その垂直盤部には通帳挿入口、カド挿入口、および伝
票発行口が設けられ、また、水平操作盤部には入金口と
出金口を兼用する紙幣入金口、複数の操作ボタンを有し
た操作部および案内表示部つまりＣＲ７表示部が設けら
れている。

また、上記本体内には上記通帳挿入口から挿入された通
帳を受入れてその磁気情報の読取りおよび記録を行なう
とともに、取引内容の印字を行なう通帳読取り印字装置
（図示しない）、カード挿入口から挿入された磁気カー
ドの取扱いと上記伝票発行部への伝票発行、および控え
ジャーナルの作成を行なうカード、伝票処理ユニット装
置が設けられている。

ところで、第７図に示すように、上記装置本体１の内部
には、接客面側の開口部としての紙幣入金口２に対向し
て内部機器としての紙幣ユニット３が設けられ、この紙
幣ユニット３はレール４によってスライド自在に支持さ
れている。

上記紙幣ユニット３の保守点検時には、第８図および第
９図に示すように、紙幣ユニット３はレール４に沿って
接客面側と反対の方向へ引き出されて作業が行われるよ
うになっている。そして作業終了後は、再び、紙幣ユニ
ット３をレール４に沿って押し込んで上記紙幣入金口２
に対向させてセットを終えるようになっている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来においては、上記紙幣ユニット３の
後方への引出時には、紙幣入金口２が開口され、この紙
幣入金口２に手や異物が挿入されても、接客面側の安全
を確認することが困難であった。このため、前記紙幣ユ
ニット３を再び挿入した場合には、上記手や異物が挟ま
れて危険なものとなっていた。

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、内部機器の引出時に接客側の開口部か
ら手や異物の侵入させることのないようにした自動取引
装置を提供しようとするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、上記問題点を解決するために、接客用の開口
部を有した装置本体と、この装置本体内に出入自在に設
けられ前記開口部に対向する内部機器と、この内部機器
側に付勢されることにより内蔵機器の出入動作に伴って
回動し、該内部機器の引出時に前記開口部を閉塞するシ
ャッタを装置本体側に具備してなることを特徴とするも
のである。

（作用） °内部機器の引出時に接客用の開口部をシャッタにより
閉塞することにより、開口部からの手や異物の侵入を防
止する。

（実施例） 以下、本発明を第１図乃至第６図に示す一実施例を参照
して説明する。

第２図は本発明の自動取引装置としての紙幣自動循環式
の入出金装置を示すものである。

この入出金装置１１は本体１２の接客面側に操作盤１３
が形成されており、その垂直盤部１３ａには通帳挿入口
１４、カード挿入口１５、伝票発行口１６が設けられ、
また、水平操作盤部１３ｂには入金口と出金口を兼用す
る開口部としての紙幣入金口１７、複数の操作ボタン１
８・・・を有した操作部１つおよび案内表示部つまりＣ
Ｒ７表示部２０が設けられている。

また、上記本体１２内には上記通帳挿入口１４から挿入
された通帳を受入れてその磁気情報の読取りおよび記録
を行なうとともに、取引内容の印字を行なう通帳読取り
印字装置（図示しない）、カード挿入口１５から挿入さ
れた磁気カードの取扱いと上記伝票発行部１６への伝票
発行、および控えジャーナルの作成を行なうカード、伝
票処理ユニット装置２１が設けられている。

さらに、上記本体１２内には取り忘れた紙幣の入金返却
、取忘れ回収、装填、および精査機能を備えた入出金機
構２２、および内部モニタ装置２３が収納されている。

一方、上記本体１２内には第１図に示すように、上記紙
幣入金口１７に対向する状態で内部機器としての紙幣ユ
ニット２５が設けられている。前記紙幣ユニット２５は
レール２６にスライド自在に取付けられ、前後方向に移
動できるようになっている。２７は上記レール２６の前
方部に設けられたストッパで、上記紙幣ユニット２５の
挿入時にその前面部を当接させてストップさせるように
なっている。

さらに、上記本体１２内には上記紙幣入金口１７より面
積を大とするシャッタ２８が設けられている。このシャ
ッタ２８は第３図および第４図に示すように装置本体１
内に取付けられた取付具３３に支軸３４を介して回動自
在に取付けられている。前記支軸３４にはスプリング３
１が取付けられ、このスプリング３１により、シャッタ
２８は反時計方向に回動するように付勢されている。

また、このシャッタ２８の回動端部側は折曲され、その
折曲部と回動端にはコロ２９，２９．３０．３０が回動
自在に取付けられている。

また、上記シャッタ２８の近傍には第３図に示すように
、ロック部材３５が設けられている。このロック部材３
５はブラケット３６を介して本体１内のフレーム３７に
取付けられ、ブラケット３６のシャフト３８に取付けら
れたコイルスブリング３つにより上記シャッタ２８側に
回動するように付勢されている。

さらに、上記フレーム３７にはロック解除レバー４０が
支軸４１を介して回動自在に取付けられている。このロ
ック解除レバー４０の後端部側はコイルスプリング４２
により下方に付勢され、先端部は上記ロック部材３５に
当接されている。このロック部材３５のロック解除レバ
ー４０を当接させる面は傾斜面となっており、ロック解
除レバー４０の先端部が下方に回動されると、コイルス
プリング３９の付勢力に抗してロック部材３５をシャッ
タ２８から離間させる方向に回動させるようになってい
る。

しかして、紙幣ユニット２５を保守点検する場合には、
紙幣ユニット２５を第１図に示す状態から第５図に示す
ように、矢印ａ方向に引く。

これにより、紙幣ユニット２５はレール２６に沿って移
動し、この移動に伴って、シャッタ２８はスプリング３
１の付勢力により、反時計方向に回動されて、そのコロ
２９，２９，３０．３０を紙幣ユニット２５の前端部面
に沿って転動させながら上昇し、ついには第６図に示す
ように、紙幣入金口１７を閉塞する。このとき、ロック
解除レバー４０がコイルスプリング４２の付勢力により
下方に回動されてその先端部が上方へ回動され、これに
より、ロック部材３５がコイルスプリング３９の付勢力
により回動してシャッタ２８の下部側に挿入されてシャ
ッタ２８をロックする。

また、紙幣ユニット２５の保守点検を終えたのちは、紙
幣ユニット２５をレール２６に沿って矢印す方向へ押し
込む。これにより、まず、紙幣ユニット２５はロック解
除部材４０に当接して該ロック解除部材４０をコイルス
プリング４２の付勢力に抗して持上げる。これにより、
ロック解除部材４０の先端部が下方へ回動されてロック
部材３５をコイルスプリング３つの付勢力に抗して回動
させシャッタ２８から離脱させてロックを解除する。し
かるのち、紙幣ユニット２５の前面部が第６図に示すよ
うに、コロ３０，３０と当接し、シャッタ２８をコイル
スプリング３１の付勢力に抗して下方に回動させる。そ
して、さらに、紙幣ユニット２８を押込んで行くと、第
５図に示すように、紙幣ユニット２５の前面部がコロ２
９゜２９と当接しシャッタ２８を下方に回動させ、つい
には第１図に示すように、シャッタ２８を完全に開口さ
せることになる。

上述したように、紙幣ユニット２５を引出したときは、
紙幣入金口１７をシャッタ２８により、閉塞するため、
紙幣入金口１７から手や異物か挿入されることがない。

したがって、紙幣ユニットのセット時に、手や異物を挟
むことがなく安全である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、内部機器を引出
したときは接客側の開口部をシャッタにより閉塞するか
ら、開口部から手や異物が挿入されることがない。した
がって、内部機器のセット時には、手や異物を挟むこと
がなく安全であるという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は装置本体内に内部機器がセットされている状態を
示す側断面図、第２図は入出金機を示す斜視図、第３図
は入金口のシャッタを示す斜視図、第４図はその分解斜
視図、第５図および第６図は内部機器の出入動作を示す
説明図、第７図乃至第９図は従来例を示す側断面図であ
る。 １１・・・装置本体、１７・・・入金口（接客用開口部
）　２５・・・紙幣ユニット（内部機器）２８・・・シ
ャッター 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第 図 第 図 第 図 峙 、１マ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 接客用の開口部を有した装置本体と、この装置本体内に
   出入自在に設けられ前記開口部に対向する内部機器と、
   この内部機器側に付勢されることにより内蔵機器の出入
   動作に伴って回動し、該内部機器の引出時に前記開口部
   を閉塞するシャッタを前記装置本体側に具備してなるこ
   とを特徴とする自動取引装置。