JPH0212589A

JPH0212589A - 自動取引装置

Info

Publication number: JPH0212589A
Application number: JP63163963A
Authority: JP
Inventors: Keiji Kawanaga; 川永　慶治
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-06-30
Filing date: 1988-06-30
Publication date: 1990-01-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、紙幣の受け入れ機能を備えた金融機器として
使用される自動取引装置に関する。

（従来の技術）近年、たとえば、銀行等の金融機関においては、顧客よ
り入金用の紙幣を受入れ、収納した紙幣を支払用の現金
として使用できる循環式の紙幣入出金装置が開発されて
実用化されており、その紙幣入出金口には紙幣の受入れ
時、あるいは、払出し時に紙幣Ｐを一時収納する共通の
収納部が設けられている。

上記収納部は第５図に示すように、入金、あるいは出金
に際して紙幣を一括して収容するための紙幣出入口１と
、この紙幣出入口１を開閉する紙幣入出扉２と、この紙
幣入出扉２を開閉させる扉開閉機構（図示しない）とに
よって構成されている。

（発明が解決しようとする課８）しかしながら、従来の装置における紙幣入出扉２は平板
状にして紙幣出入口１の開口縁部との間の隙間が細長い
スリット状であったため、自動取引装置に不馴れな顧客
は前記スリット形状の隙間Ｇから入金用の紙幣Ｐを１枚
ずつ挿入するという誤った操作をする場合があった。

この場合、挿入された紙幣Ｐは装置内に取込まれないま
ま保持されるため、顧客との間でトラブルが発生すると
いう問題があった。

ここで、トラブルとは顧客が前記隙間Ｇから紙幣Ｐを挿
入した場合、取引装置としては載置台（図示しない）に
連通ずる正規の受入口に紙幣Ｐが送られないため処理で
きず、また、紙幣Ｐの挿入検知用センサーが上記隙間Ｇ
の前方に配置されていないため、紙幣Ｐは取込まれるこ
となく、装置内に残音したままの状態となってしまう。

また、顧客は紙幣Ｐを取引装置の収納部に投入したのに
も拘らず、預金取引が実行されないので、係員に申し出
たり、ひどい場合には勝手に預金取引が完了したものと
思い込んで一旦帰宅し、後日預金したものと思った取引
が行われていないことに気が付き係り員に申しでるとい
た問題である。

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、紙幣の誤投入を防止し、信頼性および
安全性の向上を図ることができるようにした自動取引装
置を提供しようとするものである。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は、上記間通点を解決するために、紙幣を受け入
れる紙幣入金口と、この紙幣入金口を開閉する開閉扉と
、この開閉扉に設けられ該開閉扉の開放時に紙幣入金口
縁部と対向する領域に紙幣の誤投入を防止する凹部とを
具備したことを特徴とするものである。

（作用）上記手段により、紙幣人出口の開口縁部と開閉扉との間
の隙間から誤って紙幣を挿入しようとしても、その挿入
を防止できるようにした。

（実施例）以下、本発明を第１図乃至第４図に示す一実施例を参照
して説明する。

第２図は本発明の自動取引装置としての紙幣自動循環式
の入出金装置を示す。

この入出金装置１１は本体１２の接客面側に操作盤１３
が形成されており、その垂直盤部１３ａには通帳挿入口
１４、カード挿入口１５、伝票発行口１６が設けられ、
また、水平操作盤部１３ｂには入金口と出金口を兼用す
る紙幣入金口としての入出金口１７、複数の操作ボタン
１８・・・を有した操作部１９および案内表示部つまり
ＣＲ７表示部２０が設けられている。

また、上記本体１２内には上記通帳挿入口１４から挿入
された通帳を受入れてその磁気情報の読取りおよび記録
を行なうとともに、取引内容の印字を行なう通帳読取り
印字装置（図示しない）、カード挿入口１５から挿入さ
れた磁気カードの、取扱いと上記伝票発行部１６への伝
票発行、および控えジャーナルの作成を行なうカード、
伝票処理ユニット装置２１が設けられている。

さらに、上記本体１２内には取り忘れた紙幣Ａの入金返
却、取忘れ回収、装填、および精査機能を・１えた入出
金機構２２、および内部モニタ装置２３が収納されてい
る。

一方、上記入出金口１７の下方部には第４図に示すよう
に、投入紙幣、または、送出紙幣を積層状態で収容する
収納部３１が設けられている。

この収容部３１は第１図に示すように、前記入出金口１
７の前縁部に櫛歯状の凹凸部３２を有しているとともに
、紙幣出入口１７を開閉する開閉扉（以下、紙幣入出扉
という）３３を備えている。

前記紙幣入出扉３３は前記凹凸部３２に対向して僅かな
隙間Ｇを保ちながら移動するようになっている。

また、上記紙幣入出扉３３の後端部には凹部３４が形成
されているとともに、櫛歯状の凹凸部３６が形成されて
いる。前記凹凸部３６は紙幣入出扉３３が開放されてた
とき、上記入出金口の前縁部の凹凸部３２に対向される
ようになっている。

なお、３５は上記紙幣出入扉３３の取手である。

しかして、入金処理時には、まず、利用客の操作により
紙幣の入金モードが選択され、制御部の駆動制御に基い
て、紙幣用扉モータが駆動される。

この駆動により、扉開閉機構（図示しない）を介して紙
幣入出扉３３が第１図に示すように開放され、利用客に
よって載置台３７上に入金用の紙幣Ｐが一括投入される
のを待機する。

ところで、この入金操作時に自動取引装置に不なれな利
用客が紙幣入出扉３３と入出金口１７の前縁部との間の
僅かな隙間Ｇから入金用紙幣Ｐを一枚ずつ、紙幣入出扉
３３の上面に沿って挿入しようとすると、紙幣入出庫３
３の後端の凹部３４によって紙幣Ｐの先端がストップさ
れるか、上方に向きが変更されて挿入できなくなる。

また、第３図に示すように、紙幣Ｐの先端が挿入できた
としても、上記隙間Ｇの両壁の凹凸部３２．３６とによ
って挿入が防止され、従来に示すようなトラブルの発生
を未然に防止することができる。

また、取手３５の上面が入出金口１７の前縁部の下側に
できるので、シャッタ機構が紙幣処理ユニットに付いて
いても、紙幣処理ユニットを本体１２の後方に引出すこ
とができる。

なお、本発明は上記一実施例に限られるものではなく、
紙幣入出庫３３の凹凸部３６を全面に設けて、紙幣入出
庫３３が開放されたときだけでなく、閉塞されたときで
も、上記隙間Ｇよりの紙幣Ｐの挿入を防止するようにし
てもよい。

また、上記の発明は紙幣入出庫３３と入出金口１７の前
縁部とに紙幣入出庫３３の開閉に拘らず、入れ子状態と
なる凹凸部を設けて紙幣Ｐの誤挿入の防止を行なうよう
にしてもよい。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、開閉扉と紙幣人
出口の開口縁部との間に紙幣を挿入しようとしても、開
閉扉に設けられた誤挿入防止部により紙幣の挿入が防止
され、自動取引装置装置に対する傾注及び安全性の向上
を図ることができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は紙幣出入口の開放状態を示す断面図、第２図は自
動取引装置を示す斜視図、第３図は紙幣が凹凸部間に挿
入された状態を示す説明図、第４図は収納部を示す構成
図、第５図は従来例を示す断面図である。１２・・・装置本体、１７・・・紙幣入金口、３３・・
・開閉扉、３４・・・四部（誤投入防止部）。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第３図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

紙幣を受け入れる紙幣入金口と、この紙幣入金口を開閉
する開閉扉と、この開閉扉に設けられ該開閉扉の開放時
に紙幣入金口縁部と対向する領域に紙幣の誤投入を防止
する凹部とを具備したことを特徴とする自動取引装置。