JP3777911B2 - 自動販売機の防盗構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動販売機の防盗構造に関し、さらに詳しくは、外扉のヒンジを切断され、バール等によって当該外扉をこじ開けようとする不正行為を有効に阻止できる自動販売機の防盗構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機は、一般に、本体外箱の前面開口部が外扉で閉塞され、この外扉はヒンジにより側開き式に開閉自在に支持された構成となっている。また、商品購入者によって挿入された紙幣を貯留するビルバリデータは、外扉の紙幣挿入口の背面側に設けられており、外扉の一端側に形成された上記ヒンジ形成部と反対側に位置する他端側に配設されている。
【0003】
また、外扉のロック手段も当該他端側に設けられている。この外扉のロック手段は、ビルバリデータ等の防盗行為に対抗すべく、堅牢に形成されているため、上記ヒンジ側から外扉の破壊行為が行われるようになってきており、かかる防盗行為を阻止すべく、種々の技術手段が提供されている。
【0004】
図11は、本願出願人にかかる特開平11−25339号公報に開示された従来の自動販売機の防盗構造を示す横断面図、図12は、図11における防盗板を示す斜視図である。この従来の自動販売機の防盗構造は、自動販売機の本体外箱101側の側面補強板101aと係合させ、バール等による外扉102の持ち上げを防止する防盗板104を、外扉102の扉枠102aの曲げ残しにより扉枠102aと一体形成したものである。
【0005】
この防盗板104は、側面補強板101aに形成された図示しない角穴に挿入してこれと係合させてある。ヒンジ103は、本体外箱101側の直立する支軸103aと、これにはめ込まれた外扉102側の円筒状の軸受103bとからなっている。
【0006】
したがって、外扉102のヒンジ103近傍をバール等で持ち上げて、軸受103bを支軸103aから抜き出そうとすると、防盗板104の上端面が側面補強板101aの図示しない角穴の上端縁に当たり、持ち上げが阻止されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自動販売機の防盗構造は、外扉102のヒンジ103近傍をバール等で持ち上げて軸受103bを支軸103aから抜き出そうとする行為、すなわち、外扉102を持ち上げる行為には、上記防盗板104によってある程度対抗できるものの、ヒンジ103の支軸103a自体を切断され、外扉102を手前側にこじ開ける行為には、対抗し難いという問題点があった。
【0008】
また、上記行為とあいまって、ヒンジ103が設けられている側の外扉102の高さ方向中央部付近にバール等を突っ込んでこじ開け、当該部分に隙間を形成し、ここからさらに手前側に外扉102をこじ開けることで、上記防盗板104が無力化されてしまい、外扉102を完全にこじ開けられてしまうという問題点があった。
【0009】
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、外扉のヒンジを切断され、バール等によって当該外扉をこじ開けようとする行為も有効に阻止できる自動販売機の防盗構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明にかかる自動販売機の防盗構造は、自動販売機の本体外箱にヒンジによって開閉自在に支持された外扉の当該ヒンジ近傍の角部に配設され、かつ、前記本体外箱の側面補強板に形成された係合穴に一部を挿通された防盗板を備え、前記外扉を手前にこじ開けようとするときに、前記防盗板の一部が前記係合穴の周縁部に当接するようにしたものである。
【0011】
外扉のヒンジ近傍をバール等で持ち上げて、当該ヒンジの軸受を支軸から抜き出そうとすると、前記防盗板の一部が前記係合穴の上端縁に当接し、持ち上げを阻止する。そしてさらに、ヒンジの支軸を切断して外扉を手前側にこじ開けようとする場合であっても、当該防盗板の一部が当該係合穴の側端縁に当接し、これを阻止する。防盗板は、外扉の強度的に最も強い角部に設けられており、当該部分はよりいっそう破壊されにくくなっているので、こじ開け行為を効果的に阻止できる。
【0012】
そして、この発明の請求項にかかる自動販売機の防盗構造は、自動販売機の高さ方向中央部付近であってヒンジの回動中心軸を含む側の外扉の側面部に設けられ、外扉こじ開け手段の進入を阻止する中央防盗板と、側面補強板の前記中央防盗板と対向する位置に付勢手段を介して設けられた付勢係合板とを備え、前記中央防盗板および前記付勢係合板に互いに係合可能な係合部をそれぞれ設け、前記外扉を手前にこじ開けようとするときに、前記付勢手段によって前記付勢係合板の姿勢が変化し、当該付勢係合板の係合部と前記中央防盗板の係合部とが常に係合するようにしたものである。
【0013】
中央防盗板がバール等の奥への進入を阻止し、外扉のこじ開け行為を行いにくくする。そして、さらにこじ開け行為が続行されると、付勢係合板が付勢手段によって内方に付勢されるので、このこじ開けに追従して、付勢係合板の係合部が、中央防盗板の係合部と常に対向することとなる。したがって、本体外箱と外扉との間の隙間を大きくしてから、外扉を手前にこじ開けようとしても、両係合部が互いに係合して、それ以上のこじ開け行為を阻止する。
【0014】
また、この発明の請求項にかかる自動販売機の防盗構造は、付勢手段を板バネとしたものである。したがって、簡易かつ安価に付勢係合板を付勢できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる自動販売機の防盗構造の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0016】
図1は、この発明の実施の形態にかかる自動販売機の防盗構造の上部防盗板を示す横断面図であり、図2および図5におけるA−A断面を示すものである。図2は、自動販売機を示す正面図、図3は、自動販売機を示す平面図、図4は、自動販売機を示す側面図、図5は、外扉の上部ヒンジ部近傍を示す拡大正面図、図6は、図5のB−B断面図、図7は、自動販売機の高さ方向中央部に形成した防盗構造を示す横断面図であり、図2のC−C断面を示すものである。図8は、バール等によって外扉をこじ開けようとする場合に作用する中央防盗板および付勢係合板の様子を示す横断面図である。
【0017】
先ず、自動販売機の全体構成の概略について図2〜図4に基づいて説明する。この自動販売機は、本体外箱1の前面開口部が外扉2で閉塞され、この外扉2はヒンジ3により側開き式に開閉自在に支持された構成となっている。このヒンジ3は、本体外箱1側のプレート5に垂設された支軸と、これにはめ込まれた外扉2側の円筒状の軸受とからなっている。なお、同図においては、外扉2上部に設けたヒンジ3のみを図示しているが、外扉2下部にも図示しないヒンジや、外扉2を開けたときに所定の開度を維持するための図示しない外扉ストッパが設けられている。また、図3、図5、図6においては、プレート5の記載を省略している。
【0018】
また、商品購入者によって挿入された紙幣を貯留するビルバリデータ7は、外扉2における紙幣挿入口6の背面側に設けられており、外扉2の一端側(図2における左側)に形成された上記ヒンジ3形成部と反対側に位置する他端側(図2における右側)に配設されている。また、外扉2の図示しないロック手段も当該他端側に設けられている。なお、外扉2の前面上部の商品ディスプレイ8aには、電照板等によって商品が表示されているとともに、商品選択ボタンや売り切れランプ等が設けられている。また、外扉2の前面下部には、商品取り出し口8bが設けられている。
【0019】
つぎに、本発明の要部たる防盗板4について説明する。図1〜図6に示すように、鉄製の防盗板4は、ヒンジ3が形成されている外扉2の角部に溶接固定されており、外扉2前面側に傾斜させた舌片部4aを備えている。この舌片部4aは、本体外箱1の内側面を補強する側面補強板1aに角穴として設けられた係合穴1bに挿入されており、これら舌片部4aおよび係合穴1bは、外扉2の開閉時にその開閉動作を妨げないように形成されている。
【0020】
また、舌片部4aおよび係合穴1bは、外扉2のヒンジ3近傍をバール等で持ち上げて、当該ヒンジ3の図示しない軸受を支軸から抜き出そうとすると、舌片部4aが係合穴1bの上端縁に当接し、持ち上げを阻止できるように形成されている。そしてさらに、舌片部4aおよび係合穴1bは、ヒンジ3の図示しない支軸を切断して外扉2を手前側にこじ開けるようとする場合であっても、舌片部4aが係合穴1bの側端縁に当接し、これを阻止できるように形成されている。
【0021】
つぎに、本発明の要部たる自動販売機の高さ方向中央部に形成した防盗構造について、図7および図8に基づいて説明する。この防盗構造は、自動販売機の高さ方向中央部であって、外扉2の上記ロック手段が設けられていない部分が、強度的に弱く、破壊対象箇所とされやすいことに鑑みて形成したものである。側面補強板1aには、段部1cが設けられており、後述する付勢係合板10の係合部10bを係止できるようになっている。
【0022】
鉄製の中央防盗板9は、バール13等の奥への進入を阻止するとともに(図8参照)、外扉2が手前にこじ開けられようとする場合に、係合部9aによって、後述する付勢係合板10の係合部10aを係止し、当該こじ開け行為を阻止するためのものである。この中央防盗板9は、外扉2の高さ方向中央部の内側面に溶接固定されている。
【0023】
また、鉄製の付勢係合板10は、断面をほぼクランク状に形成され、両端に係合部10aおよび係合部10bを備えている。この係合部10aは、上記こじ開け行為時に、中央防盗板9の係合部9aと係合可能に形成されている。また、係合部10bは、上記段部1cと係合し、付勢係合板10の位置ずれ等を防止するためのものである。
【0024】
このような付勢係合板10は、板バネ11を介して複数のネジ12(たとえば、図8の紙面垂直方向に2〜3本使用)によって側面補強板1aに固定されており、図8に示すように、当該板バネ11によって内方(図中の矢印方向)に付勢されている。
【0025】
つぎに、外扉2のこじ開け行為時における防盗板4および中央防盗板9等の作用について説明する。図1に示すように、外扉2のヒンジ3近傍をバール等で持ち上げて、当該ヒンジ3の図示しない軸受を支軸から抜き出そうとすると、舌片部4aが係合穴1bの上端縁に当接し、持ち上げを阻止する。そしてさらに、ヒンジ3の図示しない支軸を切断して外扉2を手前側にこじ開けるようとする場合であっても、舌片部4aが係合穴1bの側端縁に当接し、これを阻止する。防盗板4は、外扉2の強度的に最も強い角部に設けられており、当該部分はよりいっそう破壊されにくくなっているので、こじ開け行為を効果的に阻止できる。
【0026】
つぎに、自動販売機の高さ方向中央部(外扉2の上記ロック手段が設けられていない部分)での防盗作用について説明する。図8に示すように、中央防盗板にが、バール13等の奥への進入を阻止し、外扉2のこじ開け行為を行いにくくする。そして、さらにこじ開け行為が続行されると、付勢係合板10が板バネ11によって内方(図中の矢印方向)に付勢されているので、このこじ開けに追従して係合部10aが内方に移動し、中央防盗板9の係合部9aと常に対向することとなる。したがって、本体外箱1と外扉2との間の隙間を大きくしてから、外扉2を手前にこじ開けようとしても、係合部9aと係合部10aとが係合して、それ以上のこじ開け行為を阻止できる。
【0027】
このようにヒンジ3が切断された場合であっても、自動販売機の上部においては、防盗板4によって防盗性が担保され、自動販売機の比較的強度の弱い高さ方向中央部においても、中央防盗板9および付勢係合板10等によって防盗性が担保される。
【0028】
以上のように、この実施の形態にかかる自動販売機の防盗構造によれば、外扉2のヒンジ3を切断され、バール13等によって当該外扉2を持ち上げる行為のみならず、手前側にこじ開けようとする行為も有効に阻止できる。
【0029】
すなわち、自動販売機の上部においては、上記防盗板4によって、持ち上げ行為および手前方向へのこじ開け行為について防盗性を担保でき、自動販売機の比較的強度の弱い高さ方向中央部においては、中央防盗板9および付勢係合板10等によって、手前方向へのこじ開け行為について防防盗性を担保できる。
【0030】
特に、防盗板4は、外扉2の強度的に最も強い角部に設けられており、当該部分はよりいっそう破壊されにくくなっているので、こじ開け行為を効果的に阻止できる。
【0031】
なお、上記実施の形態においては、板バネ11によって付勢係合板10を付勢するものとして説明したが、これに限定されず、たとえば、図9および図10に示すように、ヒンジ部20bによって回動自在に形成された付勢係合板20をネジ22によって段部1cに固定し、スプリング21によって付勢するように形成してもよく、上記と同様の効果を期待できる。なお、スプリング21の他端(図示せず)は、側面補強板1aに固定されている。ここで、図9は、自動販売機の高さ方向中央部に形成した他の防盗構造を示す横断面図、図10は、バール等によって外扉をこじ開けようとする場合に作用する中央防盗板および他の付勢係合板の様子を示す横断面図である。
【0032】
また、別部材としての防盗板4および中央防盗板9を外扉2に溶接するものとして説明したが、これに限定されず、外扉2の一部を切り起こし、あるいは曲げ残し等によって、外扉2と一体形成してもよい。これにより、部品点数および組立工数の低減を図ることができる。
【0033】
さらに、上記実施の形態においては、防盗板4を外扉2の上部のヒンジ3近傍に設けるものとして説明したが、これに限定されず、外扉2の下部のヒンジ(図示せず)近傍にも設けてもよい。これにより、さらに防盗性を高めることができる。
【0034】
また、自動販売機の上部のみならず、高さ方向中央部にも防盗構造を形成するものとして説明したが、当該高さ方向中央部分の強度を担保できれば、必ずしも当該部分に中央防盗板9等を形成する必要はなく、自動販売機の上部のみに防盗板4を形成してもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明にかかる自動販売機の防盗構造によれば、自動販売機の本体外箱にヒンジによって開閉自在に支持された外扉の当該ヒンジ近傍の角部に配設され、かつ、前記本体外箱の側面補強板に形成された係合穴に一部を挿通された防盗板を備え、前記外扉を手前にこじ開けようとするときに、前記防盗板の一部が前記係合穴の周縁部に当接するようにしたので、ヒンジを切断され、バール等によって外扉を持ち上げる行為のみならず、手前側にこじ開けようとする行為も有効に阻止できる。
【0036】
また、この発明にかかる自動販売機の防盗構造(請求項)によれば、自動販売機の高さ方向中央部付近であってヒンジの回動中心軸を含む側の外扉の側面部に設けられ、外扉こじ開け手段の進入を阻止する中央防盗板と、側面補強板の前記中央防盗板と対向する位置に付勢手段を介して設けられた付勢係合板とを備え、前記中央防盗板および前記付勢係合板に互いに係合可能な係合部をそれぞれ設け、前記外扉を手前にこじ開けようとするときに、前記付勢手段によって前記付勢係合板の姿勢が変化し、当該付勢係合板の係合部と前記中央防盗板の係合部とが常に係合するようにしたので、外扉を手前にこじ開けようとしても、両係合部が互いに係合して、それ以上のこじ開け行為を効果的に阻止できる。
【0037】
また、この発明にかかる自動販売機の防盗構造(請求項)によれば、付勢手段を板バネとしたので、簡易かつ安価に付勢係合板を付勢できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる自動販売機の防盗構造の上部防盗板を示す横断面図である。
【図2】自動販売機を示す正面図である。
【図3】自動販売機を示す平面図である。
【図4】自動販売機を示す側面図である。
【図5】外扉の上部ヒンジ部近傍を示す拡大正面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】自動販売機の高さ方向中央部に形成した防盗構造を示す横断面図である。
【図8】バール等によって外扉をこじ開けようとする場合に作用する中央防盗板および付勢係合板の様子を示す横断面図である。
【図9】自動販売機の高さ方向中央部に形成した他の防盗構造を示す横断面図である。
【図10】バール等によって外扉をこじ開けようとする場合に作用する中央防盗板および他の付勢係合板の様子を示す横断面図である。
【図11】特開平11−25339号公報に開示された従来の自動販売機の防盗構造を示す横断面図である。
【図12】図11における防盗板を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体外箱
1a 側面補強板
1b 係合穴
2 外扉
3 ヒンジ
4 防盗板
4a 舌片部
9 中央防盗板
9a、10a、10b、20a 係合部
10、20 付勢係合板
11 板バネ
12、22 ネジ
13 バール
20b ヒンジ部
21 スプリング

Claims (2)

  1. 自動販売機の本体外箱にヒンジによって開閉自在に支持された外扉の当該ヒンジ近傍の角部に配設され、かつ、前記本体外箱の側面補強板に形成された係合穴に一部を挿通された防盗板を備えて、前記外扉を手前にこじ開けようとするときに、前記防盗板の一部が前記係合穴の周縁部に当接するようにした自動販売機の防盗構造であって、
    自動販売機の高さ方向中央部付近であってヒンジの回動中心軸を含む側の外扉の側面部に設けられ、外扉こじ開け手段の進入を阻止する中央防盗板と、
    側面補強板の前記中央防盗板と対向する位置に付勢手段を介して設けられた付勢係合板と、
    を備え、
    前記中央防盗板および前記付勢係合板に互いに係合可能な係合部をそれぞれ設け、前記外扉を手前にこじ開けようとするときに、前記付勢手段によって前記付勢係合板の姿勢が変化し、当該付勢係合板の係合部と前記中央防盗板の係合部とが常に係合するようにしたことを特徴とする自動販売機の防盗構造。
  2. 付勢手段を板バネとしたことを特徴とする請求項に記載の自動販売機の防盗構造。
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