JP2008000524A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 前扉を自由に開放可能な従業員等であっても、基板ケースの開放も、又は取り外しも不能となるように基板ケースを取り付けることで、不正行為から遊技機を有効に保護することができる。
【解決手段】 正面側に開口した筐体1bと、筐体1bの正面側開口を開閉可能に覆う前扉1aとを備える遊技機であって、筐体1bが、主基板10aを収納する開閉可能な主基板ケース10bを、筐体1b内に出し入れ可能とする挿入口41と、挿入口41を介して挿入された主基板ケース10bを、筐体1bの正面側から開放不能及び/又は取り外し不能に収納する主基板ホルダー40と、を備える構成としてある。
【選択図】 図2
【解決手段】 正面側に開口した筐体1bと、筐体1bの正面側開口を開閉可能に覆う前扉1aとを備える遊技機であって、筐体1bが、主基板10aを収納する開閉可能な主基板ケース10bを、筐体1b内に出し入れ可能とする挿入口41と、挿入口41を介して挿入された主基板ケース10bを、筐体1bの正面側から開放不能及び/又は取り外し不能に収納する主基板ホルダー40と、を備える構成としてある。
【選択図】 図2
Description
本発明は、遊技内容を制御する基板を有する遊技機に関し、特に、基板に対する不正対策を強化し、未然に悪質な不正を防止するための基板の取り付け構造の改良に関する。
一般に、スロットマシンやぱちんこ機等の遊技機は、一定の射幸性を有するがために、不正に遊技媒体であるメダル等を獲得しようとする不正行為者の標的となり易く、遊技機の不正防止対策が重要な課題となっている。
不正行為は、遊技機の扉などの隙間より、ピアノ線等を挿入して、不正にメダル等を獲得する所謂、ゴト行為が代表例として挙げられるが、近年の不正行為は、より緻密で複雑化の傾向を呈していて、容易には発見できないものが多く見られるようになってきた。
不正行為は、遊技機の扉などの隙間より、ピアノ線等を挿入して、不正にメダル等を獲得する所謂、ゴト行為が代表例として挙げられるが、近年の不正行為は、より緻密で複雑化の傾向を呈していて、容易には発見できないものが多く見られるようになってきた。
特に、遊技機の遊技内容を制御する主基板を収納する主基板ケースを開放し、主基板に装着された正規なROMを、特殊な行為を行うと少しずつメダルを不正に獲得することができるように仕組まれた不正ROMなどに交換する行為が多く見られ、外見からは不正行為やその痕跡がほとんど見当たらず、それゆえ、発見が遅れ、気づいたときには、大量のメダルが窃取されるようなゴト行為が多発している。
このような従来の遊技機における不正行為に対する防犯対策に関する技術としては、例えば、スロットマシンにおいては、主基板、ホッパー装置、段階設定キーなどの不正対象を不正行為より保護するために、前扉と筐体の間に新たな中扉を設けて、筐体内部を遮断する手段が開示されている。この中扉を設けることにより、前扉と筐体との隙間から不正な操作がされることを排除している(特許文献1)。
また、不正がなされたことの発見の困難性を鑑み、主基板に不正がされた痕跡を残すために、主基板ケースが開放されると、主基板に色つき液体が飛散して、付着する技術が開示されている(特許文献2)。これにより、不正による主基板ケースの開放の痕跡が残り、早期に不正の事実が発見し易くなる。
さらに、不正ROM等の交換を防止するため、主基板を収納する主基板ケースを開放できないように封止し、開放した場合に痕跡が残るようなカシメ構造の技術が開示されている。このような、カシメ構造は、既に全遊技機メーカーが対応しており、不正ロム等の取替えを困難とし、一定の効果を奏している(特許文献3)。
さらに、不正ROM等の交換を防止するため、主基板を収納する主基板ケースを開放できないように封止し、開放した場合に痕跡が残るようなカシメ構造の技術が開示されている。このような、カシメ構造は、既に全遊技機メーカーが対応しており、不正ロム等の取替えを困難とし、一定の効果を奏している(特許文献3)。
しかしながら、以上のようなこれまで開示されている技術は、上述した従来の課題を十分には解消し得ず、また、新たな問題も生じることとなった。
特許文献1,特許文献2及び特許文献3のいずれ技術においても、不正行為の緻密化に伴い、精巧に主基板ケースを開放の痕跡が残らないように開放する不正行為等には対処できなかった。
特に、不正行為者と遊技場の従業員が共謀して不正を行う場合があり、この場合は、主基板ケースごとそっくり取り替えて、まったく別な主基板を装着してしまうこともあり、対策が見出されない事態に直面している。なお、このような行為は、遊技機から、主基板ケースが取り外し容易なことも一因として挙げられる。
特許文献1,特許文献2及び特許文献3のいずれ技術においても、不正行為の緻密化に伴い、精巧に主基板ケースを開放の痕跡が残らないように開放する不正行為等には対処できなかった。
特に、不正行為者と遊技場の従業員が共謀して不正を行う場合があり、この場合は、主基板ケースごとそっくり取り替えて、まったく別な主基板を装着してしまうこともあり、対策が見出されない事態に直面している。なお、このような行為は、遊技機から、主基板ケースが取り外し容易なことも一因として挙げられる。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、前扉を自由に開放可能な従業員等であっても、基板ケースの開放も、又は取り外しも不能となるように基板ケースを取り付けることで、不正行為から遊技機を有効に保護することができる遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の遊技機は、請求項1に記載するように、正面側に開口した筐体と、前記筐体の正面側開口を開閉可能に覆う前扉とを備える遊技機であって、前記筐体が、基板を収納する開閉可能な基板ケースを、前記筐体内に出し入れ可能とする挿入口と、前記挿入口を介して挿入された前記基板ケースを、前記筐体の正面側から開放不能及び/又は取り外し不能に収納する基板ホルダーと、を備えてある。
このような構成からなる本発明の遊技機によれば、前扉を開放しても、正面側から、基板ホルダーに収納された基板ケースを、開放することも、又は基板ホルダーから取り外すこともできないため、基板ケースを開放して行う不正ROMの交換や、基板ケースごと取り替える不正行為等にも十分対応可能となり、遊技機は有効に保護される。
特に、請求項2記載の発明では、前記挿入口が、遊技機設置状態において、遊技機島に包囲される部位に形成してある。
このような構成とすることにより、前述したように、基板ケースが正面側からの開放不能、取り外し不能となることに加え、基板ケースの挿入口が、遊技機設置状態において、遊技機島によって、閉塞されることになり、基板ケースが、挿入口を介して基板ホルダーから取り出すことができなくなり、基板に直接、接触する手段をなくすることができる。
特に、遊技場の営業中においては、通常、遊技機は遊技機島に取り付けてあるため、不正行為者が従業員等であったとしても、基板ホルダーから、基板ケースを取り出す場合は、遊技機を遊技機島より取り外さなければならず、そのような大掛かりな行為は人目につき易いため、不正行為から、遊技機が十全に保護される。
このような構成とすることにより、前述したように、基板ケースが正面側からの開放不能、取り外し不能となることに加え、基板ケースの挿入口が、遊技機設置状態において、遊技機島によって、閉塞されることになり、基板ケースが、挿入口を介して基板ホルダーから取り出すことができなくなり、基板に直接、接触する手段をなくすることができる。
特に、遊技場の営業中においては、通常、遊技機は遊技機島に取り付けてあるため、不正行為者が従業員等であったとしても、基板ホルダーから、基板ケースを取り出す場合は、遊技機を遊技機島より取り外さなければならず、そのような大掛かりな行為は人目につき易いため、不正行為から、遊技機が十全に保護される。
また、本発明の遊技機は、請求項3に記載するように、前記挿入口を閉塞する蓋材を備えた構成としてある。
このような構成とすることにより、挿入口からの遊技機の誤動作の原因となり得るゴミや埃の混入を防止し、挿入口よりピアノ線等を挿入するようなゴト行為も排除することができる。
このような構成とすることにより、挿入口からの遊技機の誤動作の原因となり得るゴミや埃の混入を防止し、挿入口よりピアノ線等を挿入するようなゴト行為も排除することができる。
特に、請求項4記載の発明では、前記挿入口を閉塞した前記蓋材を、取り外し不能に封止する封止手段を備える構成としてある。
このような構成とすることにより、上述した効果に加え、遊技機島に設置していない状態においても、基板ケースを挿入口より取り出すことができず、遊技機を不正行為から万全に保護することができる。
このような構成とすることにより、上述した効果に加え、遊技機島に設置していない状態においても、基板ケースを挿入口より取り出すことができず、遊技機を不正行為から万全に保護することができる。
また、本発明の遊技機は、請求項5に記載するように、前記基板ホルダーに収納された前記基板ケースを、前記基板ホルダーから取り外し不能に固着する固着手段を備える構成としてある。
このような構成とすることにより、挿入口を介しても基板ホルダーから、基板ケースを取り出すことはできない。特に、遊技機が、遊技機島に設置状態にない、運搬時などにも、基板の取り出しができなくなり、遊技機を不正行為より保護することができる。
このような構成とすることにより、挿入口を介しても基板ホルダーから、基板ケースを取り出すことはできない。特に、遊技機が、遊技機島に設置状態にない、運搬時などにも、基板の取り出しができなくなり、遊技機を不正行為より保護することができる。
また、本発明の遊技機は、請求項6に記載するように、前記基板ホルダーが、収納された前記基板ケースを覆う構成としてある。
このような構成とすることにより、基板ホルダーに収納された基板ケースを破壊して、ROMの交換を図るような悪質な不正行為から基板ケースを保護することができる。
このような構成とすることにより、基板ホルダーに収納された基板ケースを破壊して、ROMの交換を図るような悪質な不正行為から基板ケースを保護することができる。
また、本発明の遊技機は、請求項7に記載するように、前記基板ホルダーが、前記基板ホルダーに前記基板ケースを収納した状態において、前記基板に接続したコネクタのケーブルを貫通可能とし、前記コネクタを貫通不能及び/又は挿脱不能とする切欠部を備える構成としてある。
このような構成とすることにより、遊技に供する装置からの信号のやり取り等の重要な役割を果たしている基板のコネクタを挿脱して行う不正行為や、搬送中におけるコネクタの脱落等を有効に防止することができる。
このような構成とすることにより、遊技に供する装置からの信号のやり取り等の重要な役割を果たしている基板のコネクタを挿脱して行う不正行為や、搬送中におけるコネクタの脱落等を有効に防止することができる。
一方、本発明の遊技機は、請求項8に記載するように、前記筐体が、前記基板ホルダーに収納された前記基板ケース内の前記基板を、外部より視認可能にする開口部を備える構成としてある。
このような構成とすることにより、基板ケースを取り出すことなく、基板に不正な部品等が装着されていないかどうか確認することができる。すなわち、基板の表面は、前扉を開放して正面側より、基板の裏面は、筐体に備えた開口部より確認することができ、不正行為の痕跡をいち早く発見することに役立つ。
このような構成とすることにより、基板ケースを取り出すことなく、基板に不正な部品等が装着されていないかどうか確認することができる。すなわち、基板の表面は、前扉を開放して正面側より、基板の裏面は、筐体に備えた開口部より確認することができ、不正行為の痕跡をいち早く発見することに役立つ。
本発明の遊技機によれば、前扉を自由に開放可能な従業員等であっても、基板ケースの開放も、又は取り外しも不能となるように基板ケースを取り付けることで、不正行為から遊技機を有効に保護することができる。
以下、本発明に係る遊技機の好ましい実施形態について、図1〜図17を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、図1〜10を参照して、本発明の一実施形態に係るスロットマシン1の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るスロットマシン1を示す概略正面図であり、図2は、同じく本実施形態に係るスロットマシン1の内部構成を示す概略斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態のスロットマシン1は、従来のスロットマシンと同様にスロットマシン1に備えられた複数のリール21a,21b,21cを回転させることによって入賞遊技媒体を獲得することができる回胴式遊技機を構成している。
[第一実施形態]
まず、図1〜10を参照して、本発明の一実施形態に係るスロットマシン1の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るスロットマシン1を示す概略正面図であり、図2は、同じく本実施形態に係るスロットマシン1の内部構成を示す概略斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態のスロットマシン1は、従来のスロットマシンと同様にスロットマシン1に備えられた複数のリール21a,21b,21cを回転させることによって入賞遊技媒体を獲得することができる回胴式遊技機を構成している。
具体的には、スロットマシン1は、内部にマイクロコンピュータ等で構成された制御部10及び必要な機械、装置等を収納する正面側に開口した筐体1bと、筐体1bの正面側を開閉可能に覆う前扉1aとで構成されている。
前扉1aは、図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体1bにヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体で、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
なお、スロットマシン1を構成する各部・各所の機械、装置等やそれらの制御は、公知のものであり、ここではこれらの詳細な説明は省略し、発明の特徴的な構成の説明にとどめるものとする。
前扉1aは、図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体1bにヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体で、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
なお、スロットマシン1を構成する各部・各所の機械、装置等やそれらの制御は、公知のものであり、ここではこれらの詳細な説明は省略し、発明の特徴的な構成の説明にとどめるものとする。
以下、本発明の特徴的な構成である、制御部10、主基板ホルダー40及び挿入口41について詳述する。
まず、制御部10は、スロットマシン1を構成する遊技に供する装置等を制御する装置で、筐体1bの内部のドラムユニット20の上奥に配置されている(図2参照)。
制御部10は、所定のCPU,RAM,ROM,クロック発生回路,乱数発生回路や各種周辺回路とのインターフェイス回路などを装着した主基板10aとそれを保護する開閉可能な主基板ケース10bから構成されている(図3参照)。
なお、主基板ケース10bは、容易に割れたり、変形しない程度の硬度・強度を有し、外部より主基板10aに実装された部品等が視認可能なように無色又は有色透明な合成樹脂などで形成され、さらに、不正行為から主基板10aを保護するため、一般的には、主基板ケース10bを開放不能にするカシメ構造が備えられている。
まず、制御部10は、スロットマシン1を構成する遊技に供する装置等を制御する装置で、筐体1bの内部のドラムユニット20の上奥に配置されている(図2参照)。
制御部10は、所定のCPU,RAM,ROM,クロック発生回路,乱数発生回路や各種周辺回路とのインターフェイス回路などを装着した主基板10aとそれを保護する開閉可能な主基板ケース10bから構成されている(図3参照)。
なお、主基板ケース10bは、容易に割れたり、変形しない程度の硬度・強度を有し、外部より主基板10aに実装された部品等が視認可能なように無色又は有色透明な合成樹脂などで形成され、さらに、不正行為から主基板10aを保護するため、一般的には、主基板ケース10bを開放不能にするカシメ構造が備えられている。
次に、制御部10を筐体1b内に出し入れする挿入口41について説明する。
本実施形態では、図4に示すように、挿入口41は、遊技機設置状態において、遊技機島に包囲される筐体1bの上部に、制御部10を出し入れ可能なように矩形状に形成してある。この挿入口41より、制御部10を後述する主基板ホルダー40に挿入する。
本実施形態では、図4に示すように、挿入口41は、遊技機設置状態において、遊技機島に包囲される筐体1bの上部に、制御部10を出し入れ可能なように矩形状に形成してある。この挿入口41より、制御部10を後述する主基板ホルダー40に挿入する。
次に、主基板ホルダー40について詳述する。
主基板ホルダー40は、容易に割れたり、変形しない程度の硬度・強度を有し、外部より主基板10aに実装された部品が確認可能なように無色又は有色透明な合成樹脂などの材質からなり、制御部10を挟持して収納することができるようにU字状に形成され、筐体1b上奥の左右に、筐体1bと一体となるように取り外し不能に固着されている。
そして、主基板ホルダー40への制御部10の収納は、図5に示すように、上述した挿入口41から、制御部10を挿入して、主基板ホルダー40のU字の内側に接しながら、U字の底面まで挿入・収納する(図4参照)。
主基板ホルダー40は、容易に割れたり、変形しない程度の硬度・強度を有し、外部より主基板10aに実装された部品が確認可能なように無色又は有色透明な合成樹脂などの材質からなり、制御部10を挟持して収納することができるようにU字状に形成され、筐体1b上奥の左右に、筐体1bと一体となるように取り外し不能に固着されている。
そして、主基板ホルダー40への制御部10の収納は、図5に示すように、上述した挿入口41から、制御部10を挿入して、主基板ホルダー40のU字の内側に接しながら、U字の底面まで挿入・収納する(図4参照)。
このような構成とすることより、制御部10は、挿入口41からは、取り出すことはできるが、前扉1aを開放した正面側からは、主基板ホルダー40が妨げとなり、主基板ケース1bを開放することも、又は制御部10を取り外すこともできない。
ここで更に、図6のスロットマシン1の遊技機島50の設置状態を示す概略斜視図に示すように、遊技機設置状態においては、スロットマシン1の筐体1b上面は、同図右端のスロットマシン1のように遊技機島50により、包囲されている。そうすると、筐体1b上面に設けられた、挿入口41は、遊技機島50により閉塞されることになり、これによって、制御部10は、挿入口41からは、取り出すことができなくなる。
すなわち、遊技機設置状態においては、前扉1aを開放しても、主基板ケース10bを開放することも、又は制御部10を取り外すこともできないことに加え、挿入口41からも取り出し不能となる。
特に、遊技場の営業中においては、通常、スロットマシン1は遊技機島50に取り付けてあるため、不正行為者が従業員等であったとしても、前扉1aを開放して、正面側から、主基板ホルダー40に収納された主基板ケース10bを、開放することも、又は制御部10を主基板ホルダー40から取り外すこともできないため、主基板10aに直接、接触する手段がなくなる。主基板ホルダー40から、制御部10を取り出す場合は、スロットマシン1を遊技機島50より取り外さなければならず、そのような大掛かりな行為は人目につき易いため、不正行為から、スロットマシン1が十全に保護される。
ここで更に、図6のスロットマシン1の遊技機島50の設置状態を示す概略斜視図に示すように、遊技機設置状態においては、スロットマシン1の筐体1b上面は、同図右端のスロットマシン1のように遊技機島50により、包囲されている。そうすると、筐体1b上面に設けられた、挿入口41は、遊技機島50により閉塞されることになり、これによって、制御部10は、挿入口41からは、取り出すことができなくなる。
すなわち、遊技機設置状態においては、前扉1aを開放しても、主基板ケース10bを開放することも、又は制御部10を取り外すこともできないことに加え、挿入口41からも取り出し不能となる。
特に、遊技場の営業中においては、通常、スロットマシン1は遊技機島50に取り付けてあるため、不正行為者が従業員等であったとしても、前扉1aを開放して、正面側から、主基板ホルダー40に収納された主基板ケース10bを、開放することも、又は制御部10を主基板ホルダー40から取り外すこともできないため、主基板10aに直接、接触する手段がなくなる。主基板ホルダー40から、制御部10を取り出す場合は、スロットマシン1を遊技機島50より取り外さなければならず、そのような大掛かりな行為は人目につき易いため、不正行為から、スロットマシン1が十全に保護される。
なお、本実施形態では、挿入口41を、筐体1b上面に設けたが、遊技機島50により挿入口41が閉塞される位置である、筐体1b側面、又は裏面などに形成してもよい。
筐体1b側面に挿入口41を形成する場合は、本実施形態と同様な構造を有する主基板ホルダー40に制御部10を筐体1b側面より、スライドして挿入・収納可能となるように主基板ホルダー40を形成する。
また、筐体1b裏面に挿入口41を形成する場合には、本実施形態と同様な構造を有する主基板ホルダー40に制御部10を筐体1b裏面より、スライドして落とし込み、収納可能となるように主基板ホルダー40を形成する。
筐体1b側面に挿入口41を形成する場合は、本実施形態と同様な構造を有する主基板ホルダー40に制御部10を筐体1b側面より、スライドして挿入・収納可能となるように主基板ホルダー40を形成する。
また、筐体1b裏面に挿入口41を形成する場合には、本実施形態と同様な構造を有する主基板ホルダー40に制御部10を筐体1b裏面より、スライドして落とし込み、収納可能となるように主基板ホルダー40を形成する。
次に、挿入口41を閉塞する蓋材42とその封止手段について、図4,図7と図8を参照しつつ説明する。
蓋材42は、挿入口41を閉塞する部材で、金属又は合成樹脂等から形成されている矩形状の蓋である。図4に示すように、蓋材42により、挿入口41を閉塞することで、スロットマシン1の誤動作の原因となり得るゴミや埃の混入を防止し、挿入口41よりピアノ線等を挿入するようなゴト行為等も排除することができる。
さらに、本実施形態における、挿入口41を閉塞した蓋材42を取り外し不能に封止する封止手段について図7と図8を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、封止手段としてカシメ構造42aを採用している。
図7は、本実施形態に係るスロットマシンの挿入口41を蓋材42で封止した状態を示す概略斜視図であり、図8は、本実施形態に係るスロットマシン1の蓋材42の封止手段を示す断面図である。
図7に示すように、カシメ構造42aは、蓋材42の左右に二箇所ずつ配設されていて、カシメ構造42aを作用させることにより、蓋材42が、筐体1bに固着され、制御部10が挿入口41から取り出し不能となる。
なお、カシメ構造42aは、四箇所すべて作用させることはなく、左右一箇所ずつでもよい。
蓋材42は、挿入口41を閉塞する部材で、金属又は合成樹脂等から形成されている矩形状の蓋である。図4に示すように、蓋材42により、挿入口41を閉塞することで、スロットマシン1の誤動作の原因となり得るゴミや埃の混入を防止し、挿入口41よりピアノ線等を挿入するようなゴト行為等も排除することができる。
さらに、本実施形態における、挿入口41を閉塞した蓋材42を取り外し不能に封止する封止手段について図7と図8を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、封止手段としてカシメ構造42aを採用している。
図7は、本実施形態に係るスロットマシンの挿入口41を蓋材42で封止した状態を示す概略斜視図であり、図8は、本実施形態に係るスロットマシン1の蓋材42の封止手段を示す断面図である。
図7に示すように、カシメ構造42aは、蓋材42の左右に二箇所ずつ配設されていて、カシメ構造42aを作用させることにより、蓋材42が、筐体1bに固着され、制御部10が挿入口41から取り出し不能となる。
なお、カシメ構造42aは、四箇所すべて作用させることはなく、左右一箇所ずつでもよい。
以下、蓋材42のカシメ構造42aについて詳述する。
図8に示すように、カシメ構造42aは、蓋材42と筐体1bをワンウェイネジ42b(締め方向にしか回転しない特殊構造を有するネジ)により鋲着し、ネジの頭部を、キャップ42cで閉塞する構造となっている。更に、キャップ42cは、蓋材42に溶着されているため、容易に取り外すことができないようになっている。
このような、カシメ構造42aによる、封止手段を備えることにより、蓋材42は、筐体1bと一体に固着されることになり、スロットマシン1が遊技機島に設置状態にないときでも、挿入口41より制御部10を取り出すことが不能となる。これにより、遊技機島50に設置状態にない、運搬時などにも、制御部10の取り出しができなくなり、スロットマシン1が不正行為より万全に保護される。
図8に示すように、カシメ構造42aは、蓋材42と筐体1bをワンウェイネジ42b(締め方向にしか回転しない特殊構造を有するネジ)により鋲着し、ネジの頭部を、キャップ42cで閉塞する構造となっている。更に、キャップ42cは、蓋材42に溶着されているため、容易に取り外すことができないようになっている。
このような、カシメ構造42aによる、封止手段を備えることにより、蓋材42は、筐体1bと一体に固着されることになり、スロットマシン1が遊技機島に設置状態にないときでも、挿入口41より制御部10を取り出すことが不能となる。これにより、遊技機島50に設置状態にない、運搬時などにも、制御部10の取り出しができなくなり、スロットマシン1が不正行為より万全に保護される。
次に、本実施形態における、主基板ホルダー40に収納された制御部10を、主基板ホルダー40から取り外し不能に固着する固着手段について図9と図10を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、固着手段としてカシメ構造40aを採用している。
図9は、本実施形態に係るスロットマシンの制御部10を主基板ホルダー40で固着した状態を示す概略斜視図であり、図10は、本実施形態に係るスロットマシン1の主基板ホルダー40の固着手段を示す断面図である。
図9に示すように、カシメ構造40aは、主基板ホルダー40の右側に四箇所配設されていて、カシメ構造40aを作用させることにより、制御部10が、主基板ホルダー40に固着され、挿入口41から取り外し不能となる。
なお、カシメ構造40aは、四箇所すべて作用させることはなく、一箇所のみでもよい。
図9は、本実施形態に係るスロットマシンの制御部10を主基板ホルダー40で固着した状態を示す概略斜視図であり、図10は、本実施形態に係るスロットマシン1の主基板ホルダー40の固着手段を示す断面図である。
図9に示すように、カシメ構造40aは、主基板ホルダー40の右側に四箇所配設されていて、カシメ構造40aを作用させることにより、制御部10が、主基板ホルダー40に固着され、挿入口41から取り外し不能となる。
なお、カシメ構造40aは、四箇所すべて作用させることはなく、一箇所のみでもよい。
以下、主基板ホルダー40のカシメ構造40aについて詳述する。
図10に示すように、カシメ構造40aは、主基板ケース10bと主基板ホルダー40をワンウェイネジ40b(締め方向にしか回転しない特殊構造を有するネジ)により鋲着し、ネジの頭部を、キャップ40cで閉塞する構造となっている。更に、キャップ40cは、主基板ホルダー40に溶着されているため、容易に取り外すことができないようになっている。
このような、カシメ構造40aによる、固着手段を備えることにより、主基板ケース10bは、主基板ホルダー40と一体に固着されることになり、スロットマシン1が遊技機島50に設置状態にないときでも、挿入口41より制御部10を取り出すことが不能となる。これにより、遊技機島50に設置状態にない、運搬時などにも、制御部10の取り出しができなくなり、スロットマシン1が不正行為より保護される。
図10に示すように、カシメ構造40aは、主基板ケース10bと主基板ホルダー40をワンウェイネジ40b(締め方向にしか回転しない特殊構造を有するネジ)により鋲着し、ネジの頭部を、キャップ40cで閉塞する構造となっている。更に、キャップ40cは、主基板ホルダー40に溶着されているため、容易に取り外すことができないようになっている。
このような、カシメ構造40aによる、固着手段を備えることにより、主基板ケース10bは、主基板ホルダー40と一体に固着されることになり、スロットマシン1が遊技機島50に設置状態にないときでも、挿入口41より制御部10を取り出すことが不能となる。これにより、遊技機島50に設置状態にない、運搬時などにも、制御部10の取り出しができなくなり、スロットマシン1が不正行為より保護される。
以上説明したように、本実施形態に係るスロットマシン1によれば、遊技機設置状態においては、前扉1aを開放しても、主基板ホルダー40に収納された主基板ケース10bを、開放することも、又は主基板ホルダー40から取り外すこともできない。このため、不正行為者が従業員等であったとしても、主基板10aに直接、接触する手段がなくなる。その結果、主基板ケース10bを開放して行う不正ROMの交換や、主基板ケース10bごと取り替える不正行為等にも十分対応可能となり、スロットマシン1は有効に保護される。
さらに、蓋材42やその封止手段、又は主基板ホルダー40の固着手段を施すことで、不正行為より、スロットマシン1を万全に保護することができる。
さらに、蓋材42やその封止手段、又は主基板ホルダー40の固着手段を施すことで、不正行為より、スロットマシン1を万全に保護することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明に係るスロットマシンの第二実施形態について、図11、図12を参照しつつ説明する。
図11は、本実施形態に係るスロットマシンの主基板ホルダー40が制御部10を覆う状態を示す概略斜視図であり、図12は、同じく本実施形態に係るスロットマシンの主基板ホルダー40が制御部10を覆う状態を示す断面図である。各図に示す本実施形態に係るスロットマシンは、上述した第一実施形態の変形実施形態であり、主基板ホルダー40が制御部10を覆う構成としたものである。
従って、その他の構成部分は、第一実施形態と同様となっており、同様の構成部分については、図中で第一実施形態と同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、本発明に係るスロットマシンの第二実施形態について、図11、図12を参照しつつ説明する。
図11は、本実施形態に係るスロットマシンの主基板ホルダー40が制御部10を覆う状態を示す概略斜視図であり、図12は、同じく本実施形態に係るスロットマシンの主基板ホルダー40が制御部10を覆う状態を示す断面図である。各図に示す本実施形態に係るスロットマシンは、上述した第一実施形態の変形実施形態であり、主基板ホルダー40が制御部10を覆う構成としたものである。
従って、その他の構成部分は、第一実施形態と同様となっており、同様の構成部分については、図中で第一実施形態と同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図11及び図12に示すように、本実施形態では、主基板ホルダー40は、容易に割れたり、変形しない程度の硬度・強度を有し、外部より主基板10aに実装された部品が確認可能なように無色又は有色透明な合成樹脂などの材質からなり、制御部10の前面を覆い収納可能なように全体として袋状に形成され、筐体1bの上奥に、筐体1bと一体となるように取り外し不能に固着されている。
このような構成とすることにより、主基板ホルダー40が主基板ケース10bの防御壁の役割を果たすこととなるため、主基板ホルダー40に収納された主基板ケース10bを破壊して、主基板10aのROM等の交換を図るような悪質な不正行為からスロットマシンを保護することができる。
このような構成とすることにより、主基板ホルダー40が主基板ケース10bの防御壁の役割を果たすこととなるため、主基板ホルダー40に収納された主基板ケース10bを破壊して、主基板10aのROM等の交換を図るような悪質な不正行為からスロットマシンを保護することができる。
[第三実施形態]
次に、本発明に係るスロットマシンの第三実施形態について、図13を参照しつつ説明する。
図13は、本実施形態に係るスロットマシンの筐体1b裏面の開口部60を示す概略斜視図である。同図に示す本実施形態に係るスロットマシンは、上述した第一実施形態の変形実施形態であり、主基板10aを外部より視認可能にする開口部60を筐体1b裏面に備える構成としたものである。
従って、その他の構成部分は、第一実施形態と同様となっており、同様の構成部分については、図中で第一実施形態と同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、本発明に係るスロットマシンの第三実施形態について、図13を参照しつつ説明する。
図13は、本実施形態に係るスロットマシンの筐体1b裏面の開口部60を示す概略斜視図である。同図に示す本実施形態に係るスロットマシンは、上述した第一実施形態の変形実施形態であり、主基板10aを外部より視認可能にする開口部60を筐体1b裏面に備える構成としたものである。
従って、その他の構成部分は、第一実施形態と同様となっており、同様の構成部分については、図中で第一実施形態と同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図13に示すように、本実施形態では、筐体1bの裏面に、透明な合成樹脂等を取り外し不能に筐体1bに嵌着した開口部60を、制御部10の裏面より主基板10aの裏面が視認可能な位置に形成してある。
このような構成とすることにより、制御部10を取り出すことなく、主基板10aに不正な部品等が装着されていないかどうか確認することができる。すなわち、主基板10aの表面は、前扉1aを開放して正面側より、主基板10aの裏面は、筐体1bの裏面の開口部60より確認することができ、不正行為の痕跡をいち早く発見することに役立つ。
このような構成とすることにより、制御部10を取り出すことなく、主基板10aに不正な部品等が装着されていないかどうか確認することができる。すなわち、主基板10aの表面は、前扉1aを開放して正面側より、主基板10aの裏面は、筐体1bの裏面の開口部60より確認することができ、不正行為の痕跡をいち早く発見することに役立つ。
[第四実施形態]
次に、本発明に係るスロットマシンの第四実施形態について、図14〜図17を参照しつつ説明する。
図14は、本実施形態に係るスロットマシンの制御部10にコネクタ10cを接続する状態を示す概略斜視図であり、図15は、同じく本実施形態に係るスロットマシンの制御部10にコネクタ10cを接続した状態を示す概略斜視図である。
さらに、図16は、本実施形態に係るスロットマシンのコネクタ10cが制御部10に接続された後に、制御部10が主基板ホルダー40に収納された状態を示す概略斜視図で、図17は、本実施形態に係るスロットマシンの制御部10にコネクタ10cを接続した状態を示す断面矢視図である。
各図に示す本実施形態に係るスロットマシンは、上述した第一実施形態及び第二実施形態の変形実施形態であり、主基板ホルダー40が、主基板ホルダー40に主基板ケース10bを収納した状態において、主基板10aに接続したコネクタ10cのケーブルを貫通可能とし、コネクタ10cを貫通不能及び/又は挿脱不能とする切欠部40dを備える構成としてある。
従って、その他の構成部分は、第一実施形態及び第二実施形態と同様となっており、同様の構成部分については、図中で第一実施形態及び第二実施形態と同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、本発明に係るスロットマシンの第四実施形態について、図14〜図17を参照しつつ説明する。
図14は、本実施形態に係るスロットマシンの制御部10にコネクタ10cを接続する状態を示す概略斜視図であり、図15は、同じく本実施形態に係るスロットマシンの制御部10にコネクタ10cを接続した状態を示す概略斜視図である。
さらに、図16は、本実施形態に係るスロットマシンのコネクタ10cが制御部10に接続された後に、制御部10が主基板ホルダー40に収納された状態を示す概略斜視図で、図17は、本実施形態に係るスロットマシンの制御部10にコネクタ10cを接続した状態を示す断面矢視図である。
各図に示す本実施形態に係るスロットマシンは、上述した第一実施形態及び第二実施形態の変形実施形態であり、主基板ホルダー40が、主基板ホルダー40に主基板ケース10bを収納した状態において、主基板10aに接続したコネクタ10cのケーブルを貫通可能とし、コネクタ10cを貫通不能及び/又は挿脱不能とする切欠部40dを備える構成としてある。
従って、その他の構成部分は、第一実施形態及び第二実施形態と同様となっており、同様の構成部分については、図中で第一実施形態及び第二実施形態と同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態では、主基板ホルダー40は、第二実施形態と同様に、容易に割れたり、変形しない程度の硬度・強度を有し、外部より主基板10aに実装された部品等が確認可能なように無色又は有色透明な合成樹脂などの材質からなり、制御部10の前面を覆い収納可能なように全体として袋状に形成され、筐体1bの上奥に、筐体1bと一体となるように取り外し不能に固着されている。
さらに、主基板ホルダー40には、コネクタ10cが挿入可能な大きさの上部分と、コネクタ10cに接続されたケーブルが貫通可能、かつ、コネクタ10cが貫通不能とする下部分とを結合した鍵穴状の切欠部40dが形成されている(図14参照)。
さらに、主基板ホルダー40には、コネクタ10cが挿入可能な大きさの上部分と、コネクタ10cに接続されたケーブルが貫通可能、かつ、コネクタ10cが貫通不能とする下部分とを結合した鍵穴状の切欠部40dが形成されている(図14参照)。
そして、制御部10を挿入口41から挿入し、制御部10に備えられた雌のコネクタの位置が、切欠部40dのコネクタ10cが挿入可能な上部分と対応した位置に到達したときに、コネクタ10cを挿入・接続する(図15参照)。その後、制御部10を主基板ホルダー40の所定の位置まで挿入・収納する(図16参照)。そうすると、制御部10が主基板ホルダー40に完全に収納された状態で、接続されたコネクタ10cは、切欠部40dの下部分に対応することになり、切欠部40dの下部分では、コネクタ10cは貫通不能であるため、主基板ホルダー40が妨げとなり、コネクタ10cは挿脱不能となる(図17参照)。なお、主基板ホルダー40と主基板ケース10bとの間隙は、ケーブルを引っ張ることで、接続されたコネクタ10cが挿脱しない距離とする。
このような構成とすることにより、遊技に供する装置からの信号のやり取り等の重要な役割を果たす制御部10のコネクタ10cを挿脱して行う不正行為や、搬送中におけるコネクタ10cの脱落等を有効に防止することができる。
以上、本発明の遊技機について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る遊技機は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、本発明が適用されるのは、上述した実施形態で示したスロットマシンに限らず、ぱちんこ機であってもよく、基板、扉体と筐体を備えるどのような遊技機であっても適用が可能である。この種の遊技機としては、スロットマシン(パチロット,パロットを含む)やぱちんこ機の他、例えば、アレンジボール機,雀球機等、各種の遊技機があり、いずれも本発明の適用対象とすることができる。
また、上述した実施形態では、主基板を対象としたが、遊技機に係る基板であれば、副基板や周辺基板も、本発明の適用対象とすることができる。
例えば、本発明が適用されるのは、上述した実施形態で示したスロットマシンに限らず、ぱちんこ機であってもよく、基板、扉体と筐体を備えるどのような遊技機であっても適用が可能である。この種の遊技機としては、スロットマシン(パチロット,パロットを含む)やぱちんこ機の他、例えば、アレンジボール機,雀球機等、各種の遊技機があり、いずれも本発明の適用対象とすることができる。
また、上述した実施形態では、主基板を対象としたが、遊技機に係る基板であれば、副基板や周辺基板も、本発明の適用対象とすることができる。
本発明は、ぱちんこ機やスロットマシンなど広く遊技機に利用することができる。
1 スロットマシン
2 前面パネル
10 (10a,10b,10c) 制御部
20 ドラムユニット
21 (21a,21b,21c) リール
40 (40a,40b,40c,40d) 主基板ホルダー
41 挿入口
42 (42a,42b,42c) 蓋材
50 遊技機島
2 前面パネル
10 (10a,10b,10c) 制御部
20 ドラムユニット
21 (21a,21b,21c) リール
40 (40a,40b,40c,40d) 主基板ホルダー
41 挿入口
42 (42a,42b,42c) 蓋材
50 遊技機島
Claims (8)
- 正面側に開口した筐体と、前記筐体の正面側開口を開閉可能に覆う前扉とを備える遊技機であって、
前記筐体が、
基板を収納する開閉可能な基板ケースを、前記筐体内に出し入れ可能とする挿入口と、
前記挿入口を介して挿入された前記基板ケースを、前記筐体の正面側から開放不能及び/又は取り外し不能に収納する基板ホルダーと、を備えることを特徴とした遊技機。 - 前記挿入口が、遊技機設置状態において、遊技機島に包囲される部位に形成された請求項1記載の遊技機。
- 前記挿入口を閉塞する蓋材を備える請求項1又は2記載の遊技機。
- 前記挿入口を閉塞した前記蓋材を、取り外し不能に封止する封止手段を備える請求項3記載の遊技機。
- 前記基板ホルダーに収納された前記基板ケースを、前記基板ホルダーから取り外し不能に固着する固着手段を備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記基板ホルダーが、収納された前記基板ケースを覆う請求項1〜5のいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記基板ホルダーが、前記基板ホルダーに前記基板ケースを収納した状態において、前記基板に接続したコネクタのケーブルを貫通可能とし、前記コネクタを貫通不能及び/又は挿脱不能とする切欠部を備える請求項1〜6のいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記筐体が、前記基板ホルダーに収納された前記基板ケース内の前記基板を、外部より視認可能にする開口部を備える請求項1〜7のいずれか一項に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006175172A JP2008000524A (ja) | 2006-06-26 | 2006-06-26 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006175172A JP2008000524A (ja) | 2006-06-26 | 2006-06-26 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008000524A true JP2008000524A (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=39005363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006175172A Pending JP2008000524A (ja) | 2006-06-26 | 2006-06-26 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008000524A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201107A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-16 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
JP2012019870A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Sammy Corp | 遊技機 |
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JP2006130115A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Daito Giken:Kk | 遊技台、遊技システム及び遊技台の不正行為防止方法 |
-
2006
- 2006-06-26 JP JP2006175172A patent/JP2008000524A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090319 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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