JP2003179385A - 部品供給装置及び部品供給装置を搭載した実装機 - Google Patents

部品供給装置及び部品供給装置を搭載した実装機

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JP2003179385A JP2001376209A JP2001376209A JP2003179385A JP 2003179385 A JP2003179385 A JP 2003179385A JP 2001376209 A JP2001376209 A JP 2001376209A JP 2001376209 A JP2001376209 A JP 2001376209A JP 2003179385 A JP2003179385 A JP 2003179385A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレイ収納部のパレットと引出し機構とを連
結してからパレットを引出す動作や、パレットを戻して
から上記連結を解除する動作等を簡単にし、タクトタイ
ムを短縮するとともに、コンパクト化を図る。 【解決手段】 引出し機構30に、パレット出入方向に
移動可能な可動支持部材31と、この可動支持部材31
に回動可能に支持されたリンク部材36と、リンク回動
用のロータリアクチュエータ37とを備え、リンク部材
36の先端とパレット21とに、相対応する連結部が設
けられている。この相対応する連結部は、リンク部材3
6の先端に設けられた突出部45とパレット21の前端
に設けられたフック部46とからなり、リンク部材の先
端がトレイ収納部側に向いたリンク回動位置で互いに連
結、離脱可能で、かつ、この回動位置から略半周にわた
るリンク回動範囲で連結状態を維持し得るように構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレイに保持され
ている部品を実装機に供給する部品供給装置及びこの部
品供給装置を搭載した実装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、プリント基板に電子部品を実
装する実装機に対して部品を供給する装置の一種とし
て、例えば特開平6−177584号公報に開示される
ような部品供給装置が知られている。この装置は、電子
部品を配列した複数のトレイを収納したトレイ収納部
と、このトレイ収納部から所定の引出し位置まで上記ト
レイを引出す引出し機構と、この引出し機構とトレイ収
納部とを相対的に上下動させる昇降機構とを備えてい
る。そして、引出すべきトレイと引出し機構との高さ位
置を調整してから引出し機構とトレイとを連結し、引出
し機構を駆動してトレイを所定位置まで引出してから、
部品吸着ヘッド等によりトレイから部品を取出し、実装
機に供給するようになっている。
【0003】上記引出し機構は、引出し用駆動手段に駆
動されて棚部材出入方向に往復移動する可動支持台を有
し、この可動支持台に、対向間隔変更可能な一対の挟持
片(アーム)からなるクランプ(トレイフッカー)が設
けられる一方、トレイの前端部には被挟持用の摘みが設
けられ、これらクランプ及び摘みにより連結手段が構成
されている。そして、トレイの引出し時には、上記両挟
持片が閉方向(対向間隔が縮まる方向)に作動されて上
記摘みを挟持することにより引出し機構とトレイとを連
結し、部品取出後にトレイをトレイ収納部に戻したとき
は上記両挟持片が開方向(対向間隔が拡がる方向)に作
動されて摘みから離脱することにより引出し機構とトレ
イとの連結を解除するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の部品供
給装置によると、上記引出し機構の可動支持台がトレイ
収納部に対して再接近位置にある状態で上記クランプと
摘みとの係脱が行われ、また、トレイをトレイ収納部に
戻した後に別のトレイの引出し作業に移るような場合に
は、上記クランプの両挟持片が開いて摘みから離脱した
状態で、引出し機構に対して相対的にトレイ収納部が昇
降されるが、この場合に、可動支持台がトレイ収納部に
対して再接近位置にあると、上記クランプが開いていて
も、トレイ収納部内で多少の位置ずれが生じているトレ
イにクランプが接触したり衝突したりして上記昇降に支
障をきたすおそれがある。
【0005】このような事態を避けるため、上記クラン
プの両挟持片を開いて摘みから離脱させた後、上記可動
支持台をトレイ収納部に対して再接近位置よりもある程
度だけ引出し方向に移動させることにより、クランプが
トレイと干渉しないように退避させ、それから上記昇降
を行わせることが考えられているが、このようにすると
引出し機構の制御が複雑になるとともに、タクトタイム
の増大を招くこととなる。
【0006】また、上記トレイを所定引出し位置まで引
出すためにはその引出しストローク分だけ上記可動支持
台を引出し用駆動手段によって移動させる必要があり、
さらにトレイを引出したときにトレイの引出し方向先端
より外方に上記可動支持台が位置する状態となって、こ
の状態で可動支持台が部品供給装置の近傍に位置する他
の部材と干渉しないようにする必要があるため、部品供
給装置の配置スペースが比較的大きくなる。
【0007】本発明はこれらの事情に鑑み、引出し機構
とトレイ等との干渉を確実に防止しつつ、引出し機構と
トレイを有する棚部材とを連結してから棚部材を引出す
動作や、上記棚部材を戻してから上記連結を解除する動
作等を簡単にし、タクトタイムを短縮することができる
とともに、省スペース化にも有利な部品供給装置を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
部品保持用のトレイを有する引出し可能な棚部材が上下
複数段配設されているトレイ収納部と、このトレイ収納
部から所定の引出し位置まで上記棚部材を引出す引出し
機構と、この引出し機構とトレイ収納部とを相対的に上
下動させる昇降機構とを備えた部品供給装置において、
上記引出し機構は、引出し用駆動手段に駆動されて棚部
材出入方向に往復移動する可動支持部材と、この可動支
持部材に縦軸を介して回動可能に支持されたリンク部材
と、このリンク部材を駆動するリンク回動用駆動手段と
を備え、上記リンク部材の先端と上記棚部材とに相対応
する連結部が設けられ、この相対応する連結部は、リン
ク部材の先端がトレイ収納部側に向いたリンク回動位置
で互いに連結、離脱可能であり、かつ、少なくともこの
回動位置から略半周にわたるリンク回動範囲で連結状態
を維持し得るように構成されているものである。
【0009】この構成によると、棚部材を引出して部品
を実装に供するときには、上記リンク部材が所定方向に
回動することにより、リンク部材の先端と上記棚部材と
が相対応する連結部によって連結され、続いて引出し用
駆動手段により可動支持部材が引出し方向に作動される
ことにより、棚部材が所定引出し位置まで引出される。
この際、上記リンク部材は、その先端がトレイ収納部側
に向いた回動位置で棚部材に連結されるが、この位置か
らさらに略半周の範囲内で回動されることにより、それ
につれて棚部材がある程度引出される。このように棚部
材連結のためのリンク部材の作動によってある程度の引
出し量が稼がれることにより、必要な棚部材引出し量に
対し、引出し用駆動手段による可動支持部材の移動量を
少なくすることができ、コンパクト化及び省スペース化
に有利となる。
【0010】また、部品取出し後にパレットをトレイ収
納部に戻すときは、引出し用駆動手段により棚部材が引
出し方向に作動され、続いて上記リンク部材が連結時と
逆方向に回動することにより、連結状態が解除される。
この場合、リンク部材の先端がトレイ収納部側に向いた
位置よりさらにある程度リンク部材が回動すると、連結
が解除されるとともに、リンク部材の先端が棚部材から
離間した状態となり、引出し機構とトレイ収納部とを相
対的に昇降させる際などにリンク部材が邪魔になること
がない。
【0011】このトレイ部品供給装置において、相対応
する連結部としては、例えば、上記リンク部材の先端部
に上方へ突出する突出部が設けられるとともに、上記棚
部材の前端部に平面視で鉤状のフック部が設けられ、リ
ンク部材の先端がトレイ収納部側に向いたリンク回動位
置で上記突出部が上記フック部と棚部材前面との間に一
端側から嵌り込むように構成されていればよい(請求項
2)。
【0012】また、このトレイ部品供給装置において、
リンク回動用駆動手段は、棚部材引出し時に、リンク部
材の先端がトレイ収納部側に向いたリンク回動位置で相
対応する連結部を互いに連結させてから、さらにリンク
部材を略半周だけ回動させるようになっていることが好
ましい(請求項3)。
【0013】また、請求項4係る発明は、請求項1乃至
3のいずれかに記載の部品供給装置を搭載した実装機で
あり、この部品供給装置と、部品実装用基板を搬送する
コンベアと、このコンベアにより搬送された部品実装用
基板を所定の実装作業位置に保持する手段と、上記部品
供給装置から部品を吸着して上記部品実装用基板に装着
するヘッドユニットとを備え、上記部品供給装置が上記
コンベアの側方に位置し、かつ、この部品供給装置の引
出し機構により引出された棚部材のトレイがヘッドユニ
ットの可動エリア内に存在するように部品供給装置が配
置されているものである。
【0014】この構成によると、実装機に上記部品供給
装置がコンパクトに搭載される。そして、部品供給装置
から部品が実装に供せられるときは、トレイ収納部から
パレットが引出された後、上記ヘッドユニットによりパ
レットのトレイから部品が吸着されて、部品実装用基板
に装着される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0016】図1および図2は本発明の一実施例による
実装機全体の構造を示している。これらの図において、
実装機の基台1上には基板搬送用のコンベア2が配置さ
れており、このコンベア上をプリント基板Pが搬送さ
れ、所定の実装作業用位置で停止されて、図外のプッシ
ュアップピン等の基板保持手段により保持されるように
なっている。上記コンベア2は、フロント側(図1で下
側)とリア側(図1で上側)の一対のコンベア2a,2
bからなり、プリント基板の両側辺部を支持して搬送し
得るようになっている。そして、このコンベア2は実装
機本体1とその外側方とにわたって一定方向に直線状に
延びている。以下、実施例ではコンベア2の方向をX軸
方向、水平面上で上記X軸と直交する方向をY軸方向、
X軸およびY軸と直交する垂直方向をZ軸方向と呼ぶ。
【0017】上記コンベア2のY軸方向両側に、プリン
ト基板Pに装着する電子部品を供給する部品供給部が設
けられ、当実施例では、コンベア2に対してフロント側
に、比較的小形のチップ部品の供給に適した多数列のテ
ープフィーダー3aからなる部品供給部3が配設される
とともに、リア側に、比較的大形の電子部品の供給に適
したトレイタイプの部品供給装置4が設けられている。
【0018】上記部品供給部3の各テープフィーダー3
aはそれぞれ、リールから導出されるテープにIC等の
小片状のチップ部品を所定間隔おきに収納、保持し、後
記ヘッドユニット5によるピックアップにつれて繰り出
し機構によりテープが一定ピッチずつ繰り出され、チッ
プ部品を順次供給するようになっている。トレイタイプ
の部品供給装置4については、後に具体的に説明する。
【0019】また、上記基台1の上方には部品実装用の
ヘッドユニット5が装備され、このヘッドユニット5
は、部品供給部3または4から部品を吸着してプリント
基板P上に装着し得るように、図1中に一点鎖線で示す
一定範囲(可動エリアA)内でX軸方向及びY軸方向に
それぞれ移動可能に駆動されるようになっている。
【0020】詳しくは、上記基台1上にY軸方向に延び
る一対のガイドレール6が設けられ、このガイドレール
6上に、X軸方向に延びるヘッドユニット支持部材7が
架設されている。このヘッドユニット支持部材7は、ナ
ット部(図示せず)を介してY軸方向のボールねじ軸9
と螺合されており、このボールねじ軸9はY軸サーボモ
ータ10の回転軸に接続されている。また、ヘッドユニ
ット支持部材7は、X軸方向に延びるガイド部材及びX
軸方向のボールねじ軸11を有し、ヘッドユニット5が
上記ガイド部材に移動可能に支持されるとともに、ヘッ
ドユニット5に設けられたナット部(図示せず)が上記
ボールねじ軸11に螺合されており、ボールねじ軸11
はX軸サーボモータ13の回転軸に接続されている。
【0021】こうしてY軸サーボモータ10によりボー
ルねじ軸9を介してヘッドユニット支持部材7のY軸方
向の駆動が行われるとともに、X軸サーボモータ13に
よりボールねじ軸11を介してヘッドユニット5のX軸
方向の駆動が行われるようになっている。
【0022】上記ヘッドユニット5には部品を吸着して
基板に装着するための1又は2以上の実装用ヘッド15
が搭載されており、この各ヘッド15は、図示省略のZ
軸サーボモータを駆動源とする昇降機構により上下方向
(Z軸方向)に駆動されるとともに、同様に図示省略の
R軸サーボモータを駆動源とする回転駆動機構により回
転方向(R軸方向)に駆動されるようになっている。各
ヘッド15の先端には吸着用ノズルが設けられており、
この各ノズルに供給される負圧により部品を吸着する一
方、正圧の供給により吸着していた部品を離すようにな
っている。
【0023】次に、上記部品供給装置4の構造を、図
1、図2に加えて図3、図4を参照しつつ具体的に説明
する。
【0024】上記部品供給装置4は、トレイ収納部20
を備えるとともに、このトレイ収納部20から後記パレ
ット21を引出す引出し機構30を備えている。引出し
機構30は基台1の上に載置固定され、引出し機構30
にトレイ収納部20が連結固定される。
【0025】トレイ収納部20には上下複数段のパレッ
ト(棚部材)21が配設され、各パレット21はガイド
(図示せず)を介して引出し可能にトレイ収納部20に
保持されている。この各パレット21に部品保持用のト
レイ22が載置されている。上記トレイ22は、その上
面に多数の電子部品(図示せず)をマトリックス上に配
列して保持するようになっている。
【0026】上記引出し機構30は、パレット出入方向
(Y方向)に所定範囲だけ往復動可能となった可動支持
部材31と、この可動支持部材31を移動させるための
ベルト33、モータ34等からなる引出し用駆動手段
と、可動支持部材31に支持されたリンク部材36及び
ロータリアクチュエータ37(リンク回動用駆動手段)
とを有し、引出し機構30全体がフレーム40に支持さ
れている。さらにフレーム40には、引出し機構30に
より引出されたパレット21を受けるとともにX方向に
拘束するL字形のパレット受け枠41が両側部に設けら
れるとともに、可動支持部材31が可動範囲内でトレイ
収納部20に最も近づいた位置(以下、引出し始端位置
と呼ぶ)となったときにこれを検出する始端位置センサ
42と、トレイ収納部20から最も離れた位置(以下、
引出し終端位置と呼ぶ)となったときにこれを検出する
終端位置センサ43とが設けられている。
【0027】上記可動支持部材31はパレット出入方向
と直交する方向(X方向)に適当な長さを有し、その両
端部が一対のガイド32に移動可能に支持されており、
ガイド32はY方向に延び、その両端がフレーム40に
固定されている。
【0028】上記引出し用駆動手段のベルト33は、タ
イミングベルトからなり、一方のガイド32と平行にそ
の下方に配置され、フレーム40のトレイ収納部側端部
と反対側端部とにそれぞれ取り付けられた一対のプーリ
33a,33bに掛け渡されている。そして、上記ベル
ト33がモータ34により伝動用タイミングベルト35
等の伝動手段を介して駆動されるようになっている。こ
のベルト33に、上記可動支持部材31が、ブラケット
31aを介してボルト止め等で固着されている。
【0029】上記リンク部材36は、可動支持部材31
の中央部上方に位置し、可動支持部材31に固定された
ロータリアクチュエータ37に縦軸38を介して連結さ
れ、ロータリアクチュエータ37により駆動されて1周
以下の範囲で縦軸38を中心に回動し得るようになって
いる。
【0030】上記リンク部材36とパレット21とに
は、リンク部材36の先端がトレイ収納部20側に向い
たリンク回動位置で互いに連結、離脱可能で、かつ、少
なくともこの回動位置から略半周にわたるリンク回動範
囲で連結状態を維持し得るように構成された相対応する
連結部が設けられている。具体的には図5及び図6にも
示すように、リンク部材36の先端に上方へ突出する突
出部45が設けられるとともに、各パレット21の前端
部に、平面視で鉤状のフック部46が設けられ、これら
により相対応する連結部が構成されている。
【0031】上記フック部46は、平面視でパレット2
1の前面と平行な部分46aと、その一端側をパレット
21に連結する部分46bとからなる略L字形となって
いる。そして、上記可動支持部材31が引出し始端位置
にある状態において、リンク部材36の先端がトレイ収
納部20に向いたリンク回動位置で上記突出部45が上
記フック部46とパレット21前面との間に一端側から
嵌り込んで係合し、この回動位置から所定の正転方向
(図3,図6で反時計方向)にリンク部材36が回動す
る場合は略半周にわたる回動範囲で、上記突出部45が
フック部46内を摺動しつつ突出部45とフック部46
との係合状態が維持されるように、フック部46の長
さ、配置等が設定されている。
【0032】上記突出部45は、フック部46との係合
及びフック部46内での摺動をスムーズに行い得るよう
に、軸45aに取り付けたローラ45bにより構成され
ている。リンク部材36の厚みは、全ての段のパレット
21に対して係合する段のフック部46と下段のフック
部46との隙間より小さく、突出部45の高さは、上段
のフック部46に干渉しない高さとされる。
【0033】なお、図では省略したが、上記引出し機構
30とトレイ収納部20とを相対的に昇降させる昇降機
構が設けられ、例えば、トレイ収納部20が支持枠に昇
降可能に支持されるとともに、ボールねじ及びこれを駆
動するモータ等からなる昇降機構により昇降されるよう
になっている。
【0034】また、上記引出し機構30のモータ34、
ロータリアクチュエータ37及び昇降機構は図外の制御
ユニットにより後に詳述するように制御される。
【0035】以上のような当実施形態の部品供給装置の
動作を次に説明する。
【0036】パレット引出しのための動作が行われる前
の段階では、可動支持部材31が引出し始端位置とされ
るとともに、この可動支持部材31に設けられたリンク
部材36は、その先端がトレイ収納部に向いた状態より
も逆転方向(図3、図6で時計方向)に所定角度(例え
ば45°程度)だけ回動した位置とされることにより、
パレット21の前端のフック部46から離間した状態と
なっている(図6(a)参照)。
【0037】この状態で、トレイ収納部20内の特定の
トレイ22に保管されている部品を実装に供すべき要求
があったとき、当該トレイ22が置かれているパレット
21が引出し機構20に対応した所定の引出し高さとな
るように、図外の昇降機構が制御ユニットにより制御さ
れてトレイ収納部20の高さが調整される。
【0038】それから、ロータリアクチュエータ37が
制御ユニットからの制御信号によって駆動されることに
より、図3中の矢印イ及び図6(a)の矢印のようにリ
ンク部材36が正転方向に回動する。リンク部材36の
先端がトレイ収納部20に向いた状態にまで回動したと
ころでリンク部材36の先端の突出部45がフック部4
6に係合、連結され(図6(b)参照)、さらにリンク
部材36は図3中の矢印ロ及び図6(b)の矢印のよう
に回動し続ける。そして、図6(b)の状態よりさらに
略半周(最初の状態から略270°)だけリンク部材3
6が回動して、図6(c)に示すようにリンク部材36
の先端がトレイ収納部20とは反対側に向いた状態で、
ロータリアクチュエータ37の駆動が停止される。
【0039】図6(b)に示すリンク回動位置から図6
(c)に示すリンク回動位置まで間はリンク部材36の
先端の突出部45とフック部46との係合、連結状態が
維持されるため、リンク部材36の回動に伴い、縦軸3
8を中心とした突出部45の回動半径(r)の2倍の長
さ(2r)、つまり突出部45の回動軌跡の直径分だけ
パレット21が引出され、このパレット21の下方に引
出し機構30の可動支持部材31及びリンク部材36が
位置する状態となる。
【0040】続いて、引出し用駆動手段のモータ34が
制御ユニットからの制御信号によって駆動されることに
より、図3中の矢印ハのように可動支持部材31が引出
し方向に移動し、それに伴ってパレット21が引出され
る。そして、図1、図2において実線(図3、図4にお
いて二点鎖線)で示す引出し終端位置まで可動支持部材
31が移動すると、終端位置センサ43により検出さ
れ、それに応じてモータ34が停止される。
【0041】こうしてパレット21が所定位置まで引出
されてトレイ22が空になった後、ヘッドユニット5の
実装用ヘッド15によりパレット21上のトレイ22か
ら部品がピックアップされ、プリント基板Pに実装され
る。
【0042】トレイ22から部品がピックアップされた
後は、パレット引出し時と逆の手順でトレイ収納部20
へパレット21が戻される。すなわち、引出し用駆動手
段のモータ34がパレット引出し時と逆方向に駆動され
ることにより可動支持部材31がパレット収納方向に移
動し、可動支持部材31が引出し始端位置に達すると始
端位置センサ42による検出に応じてモータ34が停止
され、次いでロータリアクチュエータ37の駆動により
リンク部材36が逆転方向に回動し、図6(c)の状態
から図6(b)の状態を経て図6(a)の状態に戻る。
そして、さらに別のトレイ22の部品を実装に供すべき
要求があれば、図6(a)の状態に戻されてから、即座
に次に引出すべきパレット21を引出し機構30に対応
する高さ位置に調整すべく昇降機構によりトレイ収納部
20の昇降が行われる。
【0043】以上のように当実施形態の装置によると、
パレット引出し時には引出し機構30のリンク部材36
の正転方向の回動によるパレット連結動作と、それに続
く可動支持部材31の引出し終端位置への移動により、
簡単に、かつ迅速にパレット21が引出され、また、パ
レット21を収納して別のパレット21の引出し作業に
移るときは、可動支持部材31の引出し始端位置への移
動と、それに続くリンク部材36の逆転方向の回動によ
るパレット連結解除動作の後、直ちにトレイ収納部20
の昇降動作に移ることができ、従来と比べて大幅に作業
性が向上される。
【0044】すなわち、パレット(トレイ)前面の摘み
を挟持し得る開閉可能な一対の挟持片を有するクランプ
を引出し機構に設けた従来の装置では、トレイ収納部の
昇降時等にクランプとパレットとが干渉することを確実
に防止するためには、クランプの両挟持片を開いてパレ
ット連結解除状態とするだけでなく、引出し用駆動手段
の駆動によりクランプをパレットからある程度離間した
位置へ退避させる必要があり、また、その後にパレット
引出し動作を行うときは、引出し用駆動手段の駆動によ
りクランプをパレットに接近する位置まで移動させる準
備動作の後、クランプの挟持片を閉方向に作動する必要
がある。
【0045】これに対して当実施形態の装置によると、
パレット連結解除時にはリンク部材36を図6(a)に
示す位置まで逆転方向に回動させさえすれば、リンク部
材36の先端がパレット21のフック部46から離脱す
るととともにパレット21の前面から離間して、パレッ
ト21との干渉が確実に避けられる状態が得られるた
め、パレット連結解除後の引出し用駆動機構の駆動によ
る退避動作や、パレット連結前の引出し用駆動機構の駆
動による準備動作が不要となり、駆動機構の制御動作が
簡単になるとともに、タクトタイムが短縮されることと
なる。
【0046】また、パレット21の引出しに際し、リン
ク部材36が図6(c)に示す状態まで正転方向に回動
することにより、パレット21の連結が行われるととも
に、突出部45の回動軌跡の直径分(2r)だけパレッ
ト引出し量が稼がれる。従って、この分(2r)と引出
し用駆動機構の駆動による可動支持部材31の移動量
(L)とを加えた長さがパレット引出し量となり、言い
換えると、必要なパレット引出し量に対し、可動支持部
材31の移動量(L)を少なくすることができる。
【0047】そして、図6(c)に示す状態で、引出し
機構30の可動支持部材31やリンク機構36等がパレ
ット21の下方に位置して、パレット21の外側方には
殆ど出ないため、所定引出し位置までパレット21を引
出したときにも、その引出し方向の前方に引出し機構3
0が大きな場所を取ることがない。従って、基板搬送用
コンベア3のリア側コンベア3bとの干渉を避けつつ、
このコンベア3bに近接する位置までパレット21を引
出すことができる。
【0048】これらの点から、当該部品供給装置4のコ
ンパクト化、省スペース化に有利となる。
【0049】とくに、図1に示すように実装機に当該部
品供給装置4を搭載する場合に、所定引出し位置まで引
出したパレット21のトレイ22がヘッドユニット5の
可動エリアA内に位置する必要があるので、パレット2
1がコンベア3bから大きく離れているとその分だけヘ
ッドユニット5の可動エリアAをY軸方向に広げなけれ
ばならず、Y軸方向のガイドや駆動部分が大型化するこ
とになるが、当実施形態によればパレット21が引出し
時にコンベア3bに近接するように部品供給装置4を配
置できるため、実装機全体の小型化に有利となる。
【0050】なお、本発明の装置の具体的構成は上記実
施形態に限定されず、種々変更可能である。
【0051】例えば、上記実施形態の動作説明では、パ
レット引出し時に、リンク部材36を図6(c)に示す
状態まで回動してから、引出し用駆動手段のモータ34
の駆動による引出し動作を行わせるようにしているが、
少なくとも図6(b)に示す回動位置をすぎればリンク
部材36の回動途中から、引出し用駆動手段のモータ3
4の駆動による引出し動作を開始させるようにしてもよ
い。
【0052】また、上記実施形態では部品供給装置4を
実装機に直接搭載しているが、実装機の外部に部品供給
装置を設置するようにしてもよい。この場合、部品供給
装置と実装機との間に部品搬送手段を設けるとともに、
所定の引出し位置に引出したパレットのトレイから部品
をピックアップして部品搬送手段に移載する手段を部品
供給装置に付設しておけばよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、トレイ
収納部に配設された棚部材を引出すための引出し機構
に、棚部材出入方向に移動可能な可動支持部材と、この
可動支持部材に回動可能に支持されたリンク部材と、リ
ンク回動用駆動手段とを備え、上記リンク部材の先端と
上記棚部材とに相対応する連結部が設けられ、この相対
応する連結部は、リンク部材の先端がトレイ収納部側に
向いたリンク回動位置で互いに連結、離脱可能で、か
つ、この回動位置から略半周にわたるリンク回動範囲で
連結状態を維持し得るように構成されている。このた
め、棚部材を引出して部品を実装に供するときには、上
記リンク部材が所定方向に回動することにより棚部材を
連結してから上記可動支持部材が引出し方向に作動する
ことにより、簡単に棚部材を引出すことができる。しか
も、上記リンク部材の回動により棚部材の連結を行うと
ともにある程度の棚部材の引出し量を稼ぐことができ、
必要な棚部材引出し量に対し、引出し用駆動手段による
可動支持部材の移動量を少なくすることができて、コン
パクト化及び省スペース化を図ることができる。
【0054】また、部品取出し後にパレットをトレイ収
納部に戻すときにも、引出し時と逆の手順で簡単の棚部
材の収納及び連結解除を行うことができ、しかも、連結
解除状態でリンク部材と棚部材との干渉を確実に防止す
ることができ、別の棚部材を引出すために引出し機構と
トレイ収納部とを相対的に昇降させるような作業に即座
に移行することができ、作業能率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による部品供給装置を搭載
した実装機全体の概略平面図である。
【図2】上記実装機の概略側面図である。
【図3】上記部品供給装置の平面図である。
【図4】上記部品供給装置の側面図である。
【図5】上記部品供給装置の引出し機構の動作を説明す
るための模式的側面図である。
【図6】上記引出し機構とパレットに設けられた相対応
する連結部の動作説明図である。
【符号の説明】
2 コンベア 4 部品供給装置 5 ヘッドユニット 20 トレイ収納部 21 パレット 22 トレイ 30 引出し機構 31 可動支持部材 34 モータ 36 リンク部材 37 ロータリアクチュエータ 38 縦軸 45 突出部 46 フック部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品保持用のトレイを有する引出し可能
    な棚部材が上下複数段配設されているトレイ収納部と、
    このトレイ収納部から所定の引出し位置まで上記棚部材
    を引出す引出し機構と、この引出し機構とトレイ収納部
    とを相対的に上下動させる昇降機構とを備えた部品供給
    装置において、上記引出し機構は、引出し用駆動手段に
    駆動されて棚部材出入方向に往復移動する可動支持部材
    と、この可動支持部材に縦軸を介して回動可能に支持さ
    れたリンク部材と、このリンク部材を駆動するリンク回
    動用駆動手段とを備え、上記リンク部材の先端と上記棚
    部材とに相対応する連結部が設けられ、この相対応する
    連結部は、リンク部材の先端がトレイ収納部側に向いた
    リンク回動位置で互いに連結、離脱可能であり、かつ、
    少なくともこの回動位置から略半周にわたるリンク回動
    範囲で連結状態を維持し得るように構成されていること
    を特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の部品供給装置において、
    相対応する連結部として、上記リンク部材の先端部に上
    方へ突出する突出部が設けられるとともに、上記棚部材
    の前端部に平面視で鉤状のフック部が設けられ、リンク
    部材の先端がトレイ収納部側に向いたリンク回動位置で
    上記突出部が上記フック部と棚部材前面との間に一端側
    から嵌り込むように構成されていることを特徴とする部
    品供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の部品供給装置にお
    いて、リンク回動用駆動手段は、棚部材引出し時に、リ
    ンク部材の先端がトレイ収納部側に向いたリンク回動位
    置で相対応する連結部を互いに連結させてから、さらに
    リンク部材を略半周だけ回動させるようになっているこ
    とを特徴とする部品供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の部品
    供給装置と、部品実装用基板を搬送するコンベアと、こ
    のコンベアにより搬送された部品実装用基板を所定の実
    装作業位置に保持する手段と、上記部品供給装置から部
    品を吸着して上記部品実装用基板に装着するヘッドユニ
    ットとを備え、上記部品供給装置が上記コンベアの側方
    に位置し、かつ、この部品供給装置の引出し機構により
    引出された棚部材のトレイがヘッドユニットの可動エリ
    ア内に存在するように部品供給装置が配置されているこ
    とを特徴とする部品供給装置を搭載した実装機。
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