JP2002217590A - トレイ電子部品搭載装置 - Google Patents

トレイ電子部品搭載装置

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JP2002217590A
JP2002217590A JP2001010518A JP2001010518A JP2002217590A JP 2002217590 A JP2002217590 A JP 2002217590A JP 2001010518 A JP2001010518 A JP 2001010518A JP 2001010518 A JP2001010518 A JP 2001010518A JP 2002217590 A JP2002217590 A JP 2002217590A
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Masato Watanabe
真人 渡邉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トレイに収容された電子部品のみを基板に搭載
するよう独立に動作するトレイ部品搭載装置を提供す
る。 【解決手段】生産ライン上においてトレイ部品搭載装置
20は部品搭載装置21の下流(又は上流)側に配置さ
れ信号線によって部品搭載装置21の制御装置に接続さ
れて制御される。トレイ部品搭載装置20は、部品搭載
装置21と同様の運動系及び画像認識系を備えており、
上流の部品搭載装置21から自装置内に搬入される基板
を位置決めし、作業ヘッドが部品供給部24(24a、
24b)のトレーから所望の部品を吸着し、カメラで部
品を認識して位置補正を行い、その部品を基板に搭載
し、その基板を下流側へ送出する。他方、部品搭載装置
21はテープ部品供給装置装着部23の装着スペースに
トレイ部品供給装置を連結されることがないので、全装
着スペースをテープ部品供給装置の装着スペースとして
使用することができ、各種の部品を高速に搭載すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレイに収容され
た電子部品のみを基板に搭載するよう独立に動作するト
レイ部品搭載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子部品(以下、単に部品と
いう)をプリント回路基板(以下、単に基板という)に
自動搭載する一般にマウンターと呼ばれる部品搭載装置
がある。そして、この部品搭載装置に電子部品を供給す
る装置として、テープ部品供給装置、スティック部品供
給装置、トレイ部品供給装置等がある。テープ部品供給
装置は、リールに巻着した二枚合せのテープに部品を挟
持・収容して、このテープから部品を供給する。スティ
ック部品供給装置は、部品収容部から筒状のステック先
端まで振動を利用して部品を送り出して部品を供給す
る。トレイ部品供給装置は、複数の棚に収容したトレイ
上に部品を載置・収容し、このトレイから部品を供給す
る。
【0003】図3(a) は、上記トレイ部品供給装置の外
観を示す正面図、同図(b) はその側面図である。また、
同図(c) は、上記のトレイ部品供給装置と部品搭載装置
とを接続した状態の外観を示す正面図、同図(d) はその
側面図である。同図(a),(b)に示すように、トレイ部品
供給装置1は、本体(駆動部)2、供給ステージ3を備
えている。本体(駆動部)2の正面には、扉8が配設さ
れ、この扉8には窓9及び取っ手10が設けられてい
る。同図(c),(d) に示すように、上記のトレイ部品供給
装置1と部品搭載装置4が連結されると、トレイ部品供
給装置1の供給ステージ3が部品搭載装置4の内部に挿
入される。
【0004】部品搭載装置4は、本体基台5の上方に、
前後及び左右に移動自在な作業塔6を備え、この作業塔
6には上下に移動自在な複数の作業ヘッドを備えてい
る。その本体基台5には、コンベアベルトを備えた2本
のガイドレール7が配設されている。ガイドレール7
は、この部品搭載装置4が生産ライン上に配置されてい
るライン上流の装置による前段工程の処理を終えた基板
をコンベアベルトによって自装置内に搬入し、その基板
を位置決めして固定する。部品搭載装置4の作業塔6の
作業ヘッドは、トレイ部品供給装置1の供給ステージ3
から所望の部品を吸着して、その吸着した部品を上記基
板に搭載する。この部品搭載装置4で部品搭載処理を終
えた基板はコンベアベルトを備えた上記2本のガイドレ
ール7によって後段工程の処理を行うライン下流の装置
に搬出される。
【0005】ところで、基板の種類によっては、テープ
部品供給装置やスティック部品供給装置からばかりでな
く、トレイ部品供給装置から供給される部品(主として
大型あるいは規格外の部品)を高速に、つまり無停止操
業で、搭載したい場合がある。そのような場合は、通
常、2台のトレイ部品供給装置1を部品搭載装置4に連
結して、2台のトレイ部品供給装置が交代で部品の供給
を行うようにする。
【0006】すなわち、一方のトレイ部品供給装置の部
品が切れると、他方のトレイ部品供給装置が部品供給作
業を開始し、その間に一方のトレイ部品供給装置の部品
をオペレータが補給するようにする。換言すれば無停止
操業を行うためには、2台のトレイ部品供給装置からな
る2つのトレイ収納ラックを用意し、それらトレイ収納
ラック内のトレイが収容する部品の収容構成を同一にし
て、常に一方のトレイ部品供給装置が稼動中は他方のト
レイ部品供給装置が休止している状態で交互に使用す
る、つまり2台のトレイ部品供給装置を二者択一的に使
用することで無停止操業を実現していた。
【0007】図4は、そのように2台のトレイ部品供給
装置を部品搭載装置に連結した状態を示す斜視図であ
る。同図に示すように、2台のトレイ部品供給装置1
(1a、1b)がトレイ部品供給装置4に連結され、そ
れらの供給ステージ3が夫々部品搭載装置4のテープ部
品供給装置装着部11の上方空域に挿入されている。つ
まり、トレイ部品供給装置1は、テープ部品供給装置の
装着スペースを塞いで部品搭載装置に接続される。
【0008】図5は、上記トレイ部品供給装置1の供給
ステージ3と、部品搭載装置4内に搬入された基板との
位置関係を示す斜視図であり、説明に必要な主要部のみ
を取り出して示している。同図に示すように、トレイ部
品供給装置1の供給ステージ3上には、複数のトレイ収
容棚から選択されたトレーパレット12が引き出されて
おり、そのトレーパレット12上にはトレイ13が保持
されいる。トレイ13には多数の部品14が載置・収容
されている。
【0009】部品搭載装置4の各作業塔6毎に備えられ
ている2個の作業ヘッド(不図示)は、それぞれ、ツー
ルチェンジャ15に収容されている複数の吸着ノズル1
6の中から、これから吸着すべき部品14に適合する吸
着ノズル16を取り出して装着し、その吸着ノズル16
によってトレイ13から部品14を吸着し、画像認識カ
メラ17の上を通過して上記吸着した部品14を画像認
識し、その認識結果に基づいて吸着中の部品14の位置
(吸着ノズル16に保持されている姿勢)を補正して、
その部品14を、ガイドレール7によって位置決め固定
されている基板18の所定の搭載位置に搭載する。
【0010】このように、トレイ部品供給装置は部品搭
載装置に接続されて使用されるものであり、部品搭載装
置は、自装置に接続されたトレイ部品供給装置から部品
を取り出して基板に搭載していたものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のトレ
イ部品供給装置は、上述したように、部品搭載装置側の
テープ部品供給装置の装着スペースに接続されるから、
部品搭載装置のテープ部品供給装置の接続スペースを大
幅に塞いでテープ部品供給装置の接続可能本数を減らし
てしまうため、トレイ部品を供給できる代わりに、部品
搭載装置が本来備えている多品種部品の高速搭載という
生産性能を充分に生かすことができなくなるという問題
を有していた。
【0012】これは、トレイ部品供給装置を部品搭載装
置の前部と後部の両方に接続したような場合には、ます
ます顕著な生産性の低下の問題となるだけでなく、結果
として部品搭載装置の制御系をトレイ部品供給装置だけ
で使用することとなって極めてコストの高い生産工程と
なるため、その改善方方が模索されていた。
【0013】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
トレイに収容された電子部品のみを基板に搭載するよう
独立に動作するトレイ部品搭載装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
トレイ部品搭載装置の構成を述べる。本発明のトレイ部
品搭載装置は、電子部品を基板に搭載するトレイ電子部
品搭載装置であって、電子部品を保持するトレイを収容
した複数段のトレイ収容棚を備えた少なくとも1つの部
品供給部と、該部品供給部の上記トレイ収容棚の所定の
棚を引き出し位置に昇降させるトレイ棚昇降手段と、該
トレイ棚昇降手段により上記引き出し位置に定位した上
記所定の棚に収容されているトレイを電子部品取り出し
位置に引き出すトレイ引出手段と、上記基板をライン上
流側から搬入しライン下流側へ搬出するコンベアベルト
付きガイドレールと、該ガイドレールにより搬入された
上記基板を所定の位置に位置決めして固定する固定手段
と、上記トレイ引出手段により上記電子部品取り出し位
置に引き出された上記トレイから所定の上記電子部品を
取り出して保持し、この保持した上記電子部品を上記固
定手段により固定された上記基板の所定の位置に移動し
て搭載する搭載手段と、該搭載手段の移動経路に配置さ
れ、該搭載手段が保持する上記電子部品を、搭載位置補
正のために画像認識する部品画像認識手段と、上記搭載
手段に配設され上記基板の部品搭載位置を確認するため
に位置の画像を認識する位置画像認識手段と、を有して
構成される。
【0015】上記のトレイ部品搭載装置は、例えば請求
項2記載のように、少なくとも2つ以上の上記部品供給
部を備え、該複数の部品供給部は順次交代で上記電子部
品の供給を行うように制御される。また、例えば請求項
3記載のように、上記電子部品を供給中でない上記部品
供給部の上記トレイ収容棚は、任意の上記トレイへの外
部からの上記電子部品の補給が出来るようオフライン操
作可能に制御される。
【0016】また、例えば請求項4記載のように、上記
電子部品を供給中でない上記部品供給部の上記トレイ収
容棚の上記トレイは、排出される不良部品の一時収容部
として兼用されるように構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、一実施の形態に
おけるトレイ部品搭載装置の外観を部品搭載装置と共に
示す平面図であり、同図(b) は、その正面図である。
【0018】図2は、上記トレイ部品搭載装置の内部構
成を模式的に示す斜視図である。先ず、図1に示すよう
に、トレイ部品搭載装置20は、同一生産ライン上にお
いて、部品搭載装置21の下流側(又は上流側でもよ
い)に配置され、2本のガイドレール22を介して連結
されている。また、このトレイ部品搭載装置20は、不
図示の信号線によって部品搭載装置21の制御装置に接
続されている。
【0019】このトレイ部品搭載装置20に対して、他
方の部品搭載装置21は、図3(c),(d) 及び図4に示し
た部品搭載装置4と同様の構成である。すなわち、特に
は図示しないが、本体上方には、前後左右に移動自在な
作業塔とこの作業塔に上下に移動自在に配置された複数
の作業ヘッドとを備え、本体基台上にはコンベアベルト
付きの2本のガイドレール22と、2本のガイドレール
22間に配設された基板位置決め装置、2本のガイドレ
ール22の近傍にそれぞれ配置されたノズル交換装置や
部品撮像カメラ等を備えている。また、これらの両外側
に配置されているテープ部品供給装置装着部23の装着
スペースは、全スペースがテープ部品供給装置の装着ス
ペースとして使用される。
【0020】そして、この部品搭載装置21は、生産ラ
インの上流の装置による前段工程の処理を終えた基板を
ガイドレール22を介して自装置内に搬入し、テープ部
品供給装置装着部23の全装着スペースにくまなく装着
された例えば120個等の多数のテープ部品供給装置の
中から所望の部品を取り出し、その部品を自装置内に搬
入した上記の基板上の所定の位置に搭載し、この基板を
下流側に送出する。
【0021】一方の本発明のトレイ部品搭載装置20
は、図2に示すように(図1も参照)部品搭載装置21
と同様に、内部上端部に固定して前後方向(生産ライン
の流れ方向に直角な方向)に延在して設けられたY軸レ
ール26と、このY軸レール26に懸架され係合して図
の矢印Aで示すように前後に移動するX軸レール27
と、この移動するX軸レール27に懸架されて図の矢印
Bで示すように左右(生産ラインの流れ方向)に移動自
在な作業塔27を備えている。
【0022】更に、図では作業塔7の内部に隠れて見え
ないが、この作業塔27に支持されて上下に昇降自在な
複数の作業ヘッドと、この作業ヘッドの先端に着脱自在
な吸着ノズルと、作業塔27内において作業ヘッドの近
傍に配設され、基板の部品搭載位置を確認するための基
板認識カメラを備えている。
【0023】また、更に、ほぼ中央部には配置されたコ
ンベアベルト付きの2本のガイドレール22と、このガ
イドレール22間に配設された不図示の基板位置決め装
置と、ガイドレール22の近傍に配置されたノズル交換
装置29と、このノズル交換装置29に隣接して配置さ
れた部品認識用の部品撮像カメラ31等を備えている。
すなわち、部品搭載装置21と同様の運動系及び画像認
識系を備えている。
【0024】更に、トレイ部品搭載装置20は、2本の
ガイドレール22を挟んで両外側に高く立設する部品供
給部24(24a、24b)を備えている。部品供給部
24は、図示を省略した駆動部とリフト部からなるリフ
ト装置、このリフト装置に保持されて昇降する昇降ボッ
クス、この昇降ボックス内に形成された複数段(例えば
10段)のトレイ収容棚、これらのトレイ収容棚にそれ
ぞれ着脱自在なパレット32を介して収容されているト
レイ33を備えている。そして、これらのトレイ33内
には、所定の大きさに区画された部品収容部34に、そ
れぞれ所定の部品35を収容している。
【0025】これらの部品供給部24は、それぞれ外側
の側面に扉25を備えており、オペレータは、部品供給
部24の休止時に扉25を開けて、部品が空になったト
レイと、部品が満杯に収容されたトレイとを交換するこ
とができる。この部品供給部24とガイドレール22の
間に不図示の供給ステージが形成されており、この供給
ステージには、これからの搭載作業で基板上に搭載され
るべき部品35を載置収容しているトレイ33がパレッ
ト32に載って、昇降ボックスから図の矢印C及びC′
に示すように引き出される。
【0026】そして、その所望の部品35が、作業ヘッ
ドによって、その先端のノズルに吸着されて基板上に搭
載される。これらの動作は、隣接の部品搭載装置21の
制御装置からの制御によって行われる。制御装置のMP
U等からなる中央演算処理装置は、高速に動作する演算
装置であり、自装置の部品搭載装置21の制御と、隣接
装置のトレイ部品搭載装置20の制御とを、それぞれの
各搭載作業の処理時間に影響を与えることなく制御する
ことができる。
【0027】このトレイ部品搭載装置20の部品搭載動
作は、トレイ部品を専門に搭載することを除けば部品搭
載装置21の部品搭載動作と同様である。特には図示し
ないが、これを簡単に説明すると、先ず、図1に示す例
では、製造ライン上流の部品搭載装置21から基板が送
出されてきて、自装置内に搬入される。続いて、ガイド
レール22近傍の所定の位置に配設されているセンサが
上記基板の通過を検知し、この検知に基づいて、基板位
置決め装置のストッパが上昇する。これと同時に、ガイ
ドレール22と一体配置のコンベアベルトが逆回転して
基板をストッパに当接させた状態で停止させる。この停
止した基板に対して基板位置決め装置のテーブルが上昇
して基板を位置固定する。
【0028】続いて、上流の部品搭載装置21からの、
いま流した基板の搭載情報に基づく制御により、搭載作
業の最初に搭載する部品35を保持しているトレイ33
が収納されているトレイ収容棚の段が供給ステージに一
致するようにリフト装置の駆動部がリフト部のリフター
軸を回転させる。そして、その所定の位置でリフター軸
が停止した後、供給ステージに配設されているトレイフ
イーダ軸がトレイ33を乗せたパレット32をトレイ収
容棚から引き出して部品供給位置まで移動させる。
【0029】これと同時に、作業塔28の作業ヘッド
が、最初に搭載する部品35に適合する吸着ノズルを、
ノズル交換装置29から入れ換えて装着し、上記部品供
給位置に引き出されてくるトレイ33の第1吸着点(部
品35が収容されている区画部34の最初の区画部34
のほぼ中央)に移動する。
【0030】そして、パレット33の引き出し位置への
移動完了の信号に基づいて、作業ヘッドが部品35を吸
着する高さに降下して部品33を吸着し、部品33を吸
着した後、所定の高さに上昇し、部品撮像カメラ31上
に移動する。続いて、部品認識処理を行って、部品35
に不良が無ければ、その部品35の位置(吸着状態)の
補正を行って、その部品35を基板に搭載する。尚、こ
れに先立って基板認識カメラで部品35の搭載位置を確
認する。
【0031】他方、このとき、部品35に例えばリード
線曲がり、あるいはバンプ欠損等の不良があれば、エラ
ー回数の記録、表示装置への表示報知、不良部品の排出
等のエラー処理を行った後、直ちに第2吸着点に移動し
て代わりの部品35を吸着して上記同様の搭載処理を行
う。
【0032】そして、所定のトレイ部品を全て搭載完了
後は、テーブルとストッパを降下させ、コンベアベルト
を順回転させて、基板を下流側に送出する。尚、上記ラ
イン両側の2つの部品供給部24は、同時に部品の供給
作業に参加するものと限ること無く、一方の部品供給部
24a(又は24b)の部品が切れてから、他方の部品
供給部24b(又は24a)が部品供給作業を開始する
ようにして、交互に作業に参加するうようにしてもよ
い。そうすれば、部品切れで休止している間に、その休
止している部品供給部24の部品35をオペレータが補
給して、生産ラインを無停止操業させることができる。
【0033】そして、このように一方の部品供給部24
が稼動中は他方の部品供給部24が休止しているように
部品供給部24を交互に使用する構成の場合は、休止中
の部品供給部24の空きトレイ33を、上述した部品供
給位置に引き出しておき、第1吸着点から順に、不良部
品を収容するようにすると、不良部品排出用の経路や容
器等の内蔵設備を部品供給部24内に設ける必要がなく
なって、構成が簡単になるばかりでなく、不良部品排出
動作も吸着動作の逆動作となってほぼ単一化されるた
め、制御も単純化されて生産効率を高めることが出来
る。
【0034】また、1枚の基板に搭載するトレイ部品の
種類や数が増加した場合は、本発明のトレイ部品搭載装
置だけを生産ライに増設すればよく、このように、本発
明のトレイ部品搭載装置を用いれば、トレイ部品の種類
や数の増加によって部品搭載装置の高い生産性が損なわ
れることが無くなる。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の第
1の実施の形態によれば、トレイ部品搭載装置を部品搭
載装置の下流側又は上流側に連結して部品搭載装置の制
御を受けながらトレイ部品を専門に搭載するので、部品
搭載装置のテープ部品供給装置の装着スペースをトレイ
部品供給装置で塞ぐ不具合が解消され、これにより、テ
ープ部品供給装置の装着スペースを有効活用して部品搭
載装置の生産性能を充分に引き出すことができるように
なり、生産ラインの生産性が向上する。
【0036】また、トレイ部品搭載装置の制御系を隣接
の部品搭載装置から流用するので、生産ライン上で独立
に配置される装置でありながら安価に構成でき、これに
より、生産ラインのコストパフォーマンスの向上に貢献
することができる。また、一方のトレイ収容棚から取り
出した搭載不良部品の排出を他方のトレイ収容棚の部品
供給後の空トレイ上に行うので、不良部品排出用の経路
や容器等の内蔵設備が不要となってトレイ収容棚の構成
が簡単になるばかりでなく、動作も簡略化されるため、
生産効率を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるトレイ部品搭載装置の外
観を部品搭載装置と共に示す平面図、(b) はその正面図
である。
【図2】トレイ部品搭載装置の内部構成を模式的に示す
斜視図である。
【図3】(a) は従来のトレイ部品供給装置の外観を示す
正面図、(b) はその側面図、(c) はトレイ部品供給装置
と部品搭載装置とを接続した状態の外観を示す正面図、
(d) はその側面図である。
【図4】従来の2台のトレイ部品供給装置を部品搭載装
置に連結した状態を示す斜視図である。
【図5】従来のトレイ部品供給装置の供給ステージと部
品搭載装置内に搬入された基板との位置関係を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 トレイフィーダ 2 本体(駆動部) 3 供給ステージ 4 部品搭載装置 5 本体基台 6 作業塔 7 ガイドレール 8 扉 9 窓 10 取っ手 11 テープ部品供給装置装着部 12 トレーパレット 13 トレイ 14 部品 15 ツールチェンジャ 16 吸着ノズル 17 画像認識カメラ 18 基板 20 トレイ部品搭載装置 21 部品搭載装置 22 ガイドレール 23 テープ部品供給装置装着部 24(24a、24b) 部品供給部 25 扉 26 Y軸レール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を基板に搭載するトレイ電子部
    品搭載装置であって、 電子部品を保持するトレイを収容した複数段のトレイ収
    容棚を備えた少なくとも1つの部品供給部と、 該部品供給部の前記トレイ収容棚の所定の棚を引き出し
    位置に昇降させるトレイ棚昇降手段と、 該トレイ棚昇降手段により前記引き出し位置に定位した
    前記所定の棚に収容されているトレイを電子部品取り出
    し位置に引き出すトレイ引出手段と、 前記基板をライン上流側から搬入しライン下流側へ搬出
    するコンベアベルト付きガイドレールと、 該ガイドレールにより搬入された前記基板を所定の位置
    に位置決めして固定する固定手段と、 前記トレイ引出手段により前記電子部品取り出し位置に
    引き出された前記トレイから所定の前記電子部品を取り
    出して保持し、この保持した前記電子部品を前記固定手
    段により固定された前記基板の所定の位置に移動して搭
    載する搭載手段と、 該搭載手段の移動経路に配置され、該搭載手段が保持す
    る前記電子部品を、搭載位置補正のために画像認識する
    部品画像認識手段と、 前記搭載手段に配設され前記基板の部品搭載位置を確認
    するために位置の画像を認識する位置画像認識手段と、 を有することを特徴とするトレイ電子部品搭載装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つ以上の前記部品供給部を
    備え、該複数の部品供給部は順次交代で前記電子部品の
    供給を行うように制御されることを特徴とする請求項1
    記載のトレイ電子部品搭載装置。
  3. 【請求項3】 前記電子部品を供給中でない前記部品供
    給部の前記トレイ収容棚は、任意の前記トレイへの外部
    からの前記電子部品の補給が出来るようオフライン操作
    可能に制御されることを特徴とする請求項2記載のトレ
    イ電子部品搭載装置。
  4. 【請求項4】 前記電子部品を供給中でない前記部品供
    給部の前記トレイ収容棚の前記トレイは、排出される不
    良部品の一時収容部として兼用されることを特徴とする
    請求項2記載のトレイ電子部品搭載装置。
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