JP2003171904A - コンクリート軌道スラブが形成され、かつレール軌道アンカー部材が軌道スラブの中に挿入されるレール軌道を敷設する方法 - Google Patents

コンクリート軌道スラブが形成され、かつレール軌道アンカー部材が軌道スラブの中に挿入されるレール軌道を敷設する方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量の連続的に成形されるコンクリートを使
用して、コンクリートスラブ上にレール軌道を敷設する
方法を提案する。 【解決手段】 コンクリート軌道スラブ1が形成され、
かつレール軌道アンカー部材3が、レール軌道の経路に
沿って移動する挿入システム20によって軌道スラブ1
の中に挿入される、レール軌道を敷設する方法であっ
て、a)コンクリートを連続的に流し込む機械を使用し
て、流し込まれるべき軌道スラブ1の側方縁を定める2
つのコンクリート壁2を形成する段階と、b)壁2の間
にコンクリート軌道スラブ1を流し込む段階と、c)挿
入システム20を使用して、流し込まれたばかりの軌道
スラブ1の中にアンカー部材3を挿入し、タイプレート
挿入システムが、測定ステーション、地形測量点、測定
システム、および挿入システムに取り付けられた反射器
によって、正確に調節される段階とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート軌道
スラブが形成され、かつレール軌道アンカー部材が、レ
ール軌道の経路に沿って移動することのできる挿入シス
テムによってそのスラブの中に挿入される、レール軌道
を敷設する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】欧州特許第EP0803609号明細書
が、レール軌道を迅速にかつ安く敷設するための、タイ
プレートをコンクリート内に挿入する方法および装置を
開示している。その挿入システムは、挿入システムをレ
ール軌道の経路に沿って移動させることができるよう
に、流し込まれたばかりのコンクリートスラブを跨ぐ移
動プラットホームを含む。本出願人の仏国特許出願第F
R0010120号は、レール軌道の経路の縁にある地
形測量点を基準にした測定ステーションによって、この
種のタイプレート挿入システムを所定の位置に正確に配
置することを開示しており、その測定ステーションは、
挿入システムの位置を正確に決定するために、タイプレ
ート挿入機械に取り付けられた反射器と協働する光学測
定システムを含む。
【0003】しかしながら、この種の軌道敷設方法は、
その前進速度が、タイプレート挿入システムを移動させ
て所定の位置に正確に配置するのに要する時間によって
制限されるという欠点を有する。
【0004】この種の敷設方法のもう1つの欠点は、移
動プラットホームを含む、比較的に大きくて扱いにくい
タイプレート挿入システムを使用しなければならないと
いうことにある。移動プラットホームは、流し込まれた
ばかりのコンクリートスラブを跨ぎ、かつ、敷設される
べきコンクリートスラブの幅よりも移動プラットホーム
の幅がどうしても広くなければならない。また、一般
に、タイプレート挿入システムは、コンクリートを連続
的に流し込むための機械に結合され、その機械は、タイ
プレート挿入システムの前に配置され、かつ、滑り型枠
によってコンクリートスラブを付形するものである。コ
ンクリートを連続的に流し込むためのこの種の機械を使
用することは、特別に配合されたコンクリートを必要と
し、そのコンクリートの材質は、ポンプで汲み上げるこ
とができないようなものである。そのために、コンクリ
ートを重力で流し込む前に、攪拌機を備えたコンテナの
ような他の何らかの手段によって、大量のコンクリート
を輸送しなければならなくなるという欠点を有する。
【0005】つまり、この種の敷設方法は、空間がレー
ル軌道のどちらかの側だけに限られている場合、とりわ
け、トンネル内または橋上にレール軌道を敷設する場合
には、使用できないことを証明しているということにな
る。
【0006】
【特許文献1】欧州特許第0803609号明細書
【特許文献2】仏国特許出願公開第2662452号明
細書
【特許文献3】仏国特許出願公開第0010120号明
細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、少量の連続的に成形されるコンクリートを使用
して、コンクリートスラブ上にレール軌道を敷設する方
法を提案することによって、これらの欠点を取り除くこ
とであり、軌道スラブを敷設するのに必要なコンクリー
ト総量の残りは、ポンプで汲み上げることができるコン
クリートからなる。本発明のもう1つの目的は、コンク
リートを連続的に流し込む機械と、使用するのに容易で
コストのかからない、アンカー部材を挿入するための小
型システムとを使用するのを可能にする敷設方法を提案
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために、本発明は、
コンクリート軌道スラブが形成され、レール軌道アンカ
ー部材が、レール軌道の経路に沿って移動する挿入シス
テムによって前記軌道スラブの中に挿入される、レール
軌道を敷設する方法を提供し、この方法は、 a)コンクリートを連続的に流し込む機械を使用して、
流し込まれるべき軌道スラブの側方縁を定める2つのコ
ンクリート壁を形成する段階と、 b)前記壁の間にコンクリート軌道スラブを流し込む段
階と、 c)挿入システムを使用して、流し込まれたばかりの軌
道スラブの中にアンカー部材を挿入する段階と、 を含むことを特徴とする。
【0009】特定の実施形態において、本発明による敷
設方法は、以下の特徴のいずれかを、単独であるいは技
術的に実施可能ないずれかの組み合わせで有してもよ
い。すなわち、壁が、挿入システムの移動を案内する。
【0010】連続的に流し込む機械が、壁を形成する段
階a)を通じて、測定ステーションによって誘導され、
測定ステーションは、地形測量点を基準にしたものであ
り、かつ、連続的に流し込む機械に取り付けられた反射
器と協働する光学測定システムを含む。
【0011】挿入システムが、複数の車輪を有し、車輪
間の距離は、壁上を移動するのに都合がよいものであ
り、車輪は、壁の側方縁の表面で係合し、かつ挿入シス
テムを壁に沿って案内する外側フランジを有する。
【0012】挿入システムが、流し込まれたばかりのコ
ンクリート軌道スラブの中にアンカー部材を正確に挿入
する関節式アームを含み、関節式アームは、測定ステー
ションによって所定の位置に正確に配置され、その測定
ステーションは、地形測量点を基準にしたものであり、
かつ、挿入システムの関節式アームに取り付けられた反
射器と協働する光学測定システムを含む。
【0013】軌道スラブが、一般的な配合によるコンク
リートからなり、そのコンクリートは、ポンプまたはミ
キサー車によって2つの壁の間に供給される。
【0014】軌道スラブが、壁によって案内される振動
こて(vibrating float)によってなら
され、振動こての高さの精度は、壁の精度に応じる。
【0015】コンクリートを流し込んで軌道スラブを形
成する段階b)の前に、補強されたコンクリート軌道ス
ラブを形成するために、金属補強材が、2つの壁の間に
配置される。
【0016】段階a)において、2つの壁の間にあるコ
ンクリート基礎スラブが、前記壁と同時に形成され、前
記コンクリート基礎スラブは、壁の高さ以下の厚さを有
し、そのために、収容くぼみが、壁の間に残され、軌道
スラブのコンクリートが、その収容くぼみの中に流し込
まれる。
【0017】添付の図面を参照することによって、例と
しての非限定的な本発明の一実施形態の以下の説明か
ら、本発明の目的、構成、および利点をより良く理解で
きる。
【0018】図面をわかりやすくするために、本発明を
理解するのに必要な構成要素だけが、示されている。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、レール軌道を敷設するた
めの本発明による方法の特定の一実施形態のいくつかの
段階を示す概略図である。図1においては、この方法の
第1の段階において、高さが約20cmから40cmで
あり、幅が約10cmである2つの壁2が、レール軌道
の経路に沿って敷設される。その2つの壁2は、レール
軌道を支持することになる、流し込まれるべきコンクリ
ートスラブの側方縁を定める。壁2は、好ましくは、仏
国特許出願公開第FR−A1−2662452号に記述
されるような種類の、M−B−W社から市販されている
コンクリートを連続的に流し込むための小型機械10を
使用して、コンクリートで製造される。この種の機械1
0は、車輪11上に取り付けられ、また、壁2を形成す
るための滑り型枠(sliding shutteri
ng)13の上流側端部において、重力でコンクリート
を流し込むためのコンクリートホッパー12を含む。
【0020】この段階を通じて、図2により詳細に示さ
れるように、連続的に流し込む機械10は、有利には、
連続的に流し込む機械が前進するとき、レール軌道の経
路の縁にある地形測量マーカー6の直上にありかつ三脚
台上にある、測定ステーション5によって誘導される。
測定ステーション5は、測定ステーション5と連続的に
流し込む機械10に取り付けられた一組の反射器7との
間の距離および角度を、きわめて高い精度で決定するた
めの送信光学装置および受信光学装置を備えた距離測定
システムを含む。使用される測定システムは、例えば、
ライカ社(LEICA)のTC/TCA2003レーザ
システムである。
【0021】この第1の段階を通じて、壁2の高さは、
有利には、壁2の上面が、流し込まれるべきコンクリー
トスラブの高さを定めるように選択され、壁2は、垂直
面に対して傾斜した内側側面を有し、そのために、2つ
の壁2の間にある空間は、コンクリート軌道スラブ1を
収容するための次第に狭くなるくぼみを形成する。
【0022】図1に示される方法のオプションとしての
第2の段階において、補強されたコンクリート軌道スラ
ブ1を形成するために、金属補強材4が、2つの壁2の
間に配置される。もちろん、本発明による方法のこの段
階は、補強材4を備えていないコンクリート軌道スラブ
1が要求される場合には、省かれてもよい。
【0023】本発明による方法の第3の段階において、
2つの壁2を構成するコンクリートが固まると、一般的
なコンクリートが、壁2の上面の高さに少なくとも等し
い高さにまでくぼみを満たすように、2つの壁2によっ
て定められたくぼみの中へ流し込まれる。一般的なコン
クリートは、ホッパーに接続されたパイプを介してポン
プで汲み上げられ、そのホッパーは、軌道の近くに、例
えば、ホッパーを収容するだけの余地のあるところに配
置される。一実施形態においては、ホッパーは、車輪上
に載置され、かつ、2つの壁2に沿って移動してもよ
く、その場合には、コンクリートは、ミキサー車によっ
て散布されてもよい。
【0024】第4の段階において、図1および図3に示
されるように、小型のタイプレート挿入システム20
が、流し込まれたばかりの軌道スラブ1上を移動し、そ
の挿入システム20は、壁2に沿って移動するのに都合
がよいような間隔で配置された、4つの車輪21上に載
置された長方形のシャシを含む。図1に示されるよう
に、それぞれの車輪21は、フランジ21aを備えた外
側エッジを有し、そのフランジ21aは、壁2の外側側
面の表面で係合し、かつ、挿入システム20を壁2に沿
って案内する。
【0025】この分野ではよく知られているように、ま
た、欧州特許第EP0803609号明細書に開示され
た装置の場合と同様に、挿入システム20は、さらに、
流し込まれたばかりのコンクリートスラブ1の中へタイ
プレート3を挿入するために、垂直方向に移動する関節
式アーム23と、タイプレート3を挿入しているとき
に、タイプレート3の周囲のコンクリートを振動させる
ための手段とを有する。関節式アーム23は、シャシの
後部に配置され、かつ、本出願人の仏国特許出願公開第
FR0010120号明細書に記載されるように、1ミ
リメーター以下の精度でタイプレート3を挿入するため
に、測定ステーション5と協働する反射器7を含む。挿
入システム20は、さらに、シャシの前方に振動こて2
2を含み、その振動こて22は、軌道スラブ1の表面を
所定の高さにならし、その高さの精度は、2つの壁2の
上面の高さの精度に応じる。
【0026】したがって、挿入システム20を前進させ
ながら、流し込まれたばかりのコンクリートスラブ1
が、振動こて22によってならされ、タイプレート3
が、関節式アーム23によって次々に挿入され、壁2に
沿って車輪21を案内することによって、挿入システム
20を前進させながら、その挿入システム20を所定の
位置に容易に配置することができる。
【0027】この方法は、コンクリートを連続的に流し
込むための小型機械を使用するのを可能にするので、レ
ール軌道を敷設するこの種の方法は、利用できる空間が
制限された場所でその方法を使用できるという利点を有
する。コンクリートを連続的に流し込むための機械は、
わずかなコンクリートしか必要としない低い壁を形成す
るように構成され、2つの壁の間に形成される軌道スラ
ブが、一般的なコンクリートを流し込むことによって得
られ、そのコンクリートは、コンクリートをポンプで汲
み上げることができるという利点を有し、それによっ
て、コンクリートのホッパーを収容するだけの余地のあ
る少し離れたところに、そのホッパーを配置することが
できる。
【0028】さらに、本発明による方法においては、壁
は、タイプレート挿入システムをレール軌道に沿って案
内するのに使用され、挿入システムを事前に所定の位置
に配置し、挿入物を支持するアームを正確に所定の位置
に配置するのに要する時間を節減する。
【0029】また、壁は、軌道スラブの中に挿入される
べき金属補強材のための支持体の役割をなすという利点
を有し、また、軌道スラブ内にトレンチまたは排水路を
設けるのを容易にする。
【0030】図4は、本発明による方法の変形を示し、
方法の第1の段階が、変更されている。図4に示される
方法の第1の段階は、コンクリートを連続的に流し込む
図示しない機械を使用し、その機械は、2つの壁2と、
その2つの壁2の基部にある基礎スラブ2aとを同時に
形成するための滑り型枠を含む。結果として得られる基
礎スラブ2aは、2つの壁2の高さよりもきわめて小さ
い厚さを有し、40cm程度の壁の高さの場合、20c
m程度の厚さであり、そのために、くぼみが、2つの壁
2の間に残され、軌道スラブ1が、そのくぼみの中へ流
し込まれる。この方法の第1の段階に続く段階は、図1
から図3に示される実施形態で説明した段階と同じであ
り、2つの壁2は、同様に、図3に示されるようなタイ
プレート挿入システム20のための転がり面を提供す
る。
【0031】この実施形態は、それが、コンクリートを
連続的に流し込むためのより大きな機械を使用しなけれ
ばならないとはいえ、2つの壁を相対的に完璧に配置す
るという利点を有し、かつ、連続的に流し込む機械を所
定の位置に配置するのに要する時間を節減することによ
って、2つの壁をより迅速に形成するのを可能にする。
さらに、この実施形態は、車輪のフランジが壁のエッジ
と協働することによって、挿入システムを事前に所定の
位置に配置するという利点を有する。
【0032】当然ながら、本発明は、説明および図示し
た実施形態に決して限定されるものではなく、その実施
形態は、ただ単に例として説明および図示したものであ
り、とりわけ、様々な構成要素の構成に関して、あるい
は、技術的に等価なものと置き換えることによって、本
発明に与えられた権利範囲を逸脱することなく変更する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレール軌道を敷設する方法の特定
の一実施形態の、いくつかの段階を説明する概略図であ
る。
【図2】図1に示される方法の壁を形成する段階の概略
斜視図である。
【図3】図1に示される方法のアンカー部材を挿入する
段階の概略斜視図である。
【図4】本発明による敷設方法の第2の実施形態によっ
て得られた、コンクリートスラブ上のレール軌道の断面
図である。
【符号の説明】
1 コンクリート軌道スラブ 2 壁 3 タイプレート 4 補強材 5 測定ステーション 6 地形測量点 7 反射器 10 機械 11、21 車輪 13 滑り型枠 20 タイプレート挿入システム 21a フランジ 23 関節式アーム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート軌道スラブ(1)が形成さ
    れ、かつレール軌道アンカー部材(3)が、レール軌道
    の経路に沿って移動する挿入システム(20)によって
    前記軌道スラブ(1)の中に挿入される、レール軌道を
    敷設する方法であって、 a)コンクリートを連続的に流し込む機械(10)を使
    用して、流し込まれるべき軌道スラブ(1)の側方縁を
    定める2つのコンクリート壁(2)を形成する段階と、 b)前記壁(2)の間にコンクリート軌道スラブ(1)
    を流し込む段階と、 c)挿入システム(20)を使用して、流し込まれたば
    かりの軌道スラブ(1)の中にアンカー部材(3)を挿
    入する段階と、 を含むことを特徴とする、レール軌道を敷設する方法。
  2. 【請求項2】 前記壁(2)が、挿入システム(20)
    の移動を案内することを特徴とする、請求項1に記載の
    レール軌道を敷設する方法。
  3. 【請求項3】 連続的に流し込む機械(10)が、壁
    (2)を形成する段階a)を通じて、測定ステーション
    (5)によって誘導され、前記測定ステーション(5)
    が、地形測量点(6)を基準にしたものであり、かつ、
    連続的に流し込む機械(10)に取り付けられた反射器
    (7)と協働する光学測定システムを含むことを特徴と
    する、請求項1に記載のレール軌道を敷設する方法。
  4. 【請求項4】 前記挿入システム(20)が、複数の車
    輪(21)を有し、車輪(21)間の距離が、前記壁
    (2)上を移動するのに都合がよいものであり、前記車
    輪(21)が、壁(2)の側方縁の表面で係合し、かつ
    挿入システム(20)を壁(2)に沿って案内する外側
    フランジ(21a)を有することを特徴とする、請求項
    1または2に記載のレール軌道を敷設する方法。
  5. 【請求項5】 挿入システム(20)が、アンカー部材
    (3)を正確に挿入する関節式アーム(23)を含み、
    前記関節式アーム(23)が、測定ステーション(5)
    によって所定の位置に正確に配置され、前記測定ステー
    ション(5)が、地形測量点(6)を基準にしたもので
    あり、かつ、挿入システム(20)のアーム(23)に
    取り付けられた反射器(7)と協働する光学測定システ
    ムを含むことを特徴とする、請求項1から4のいずれか
    一項に記載のレール軌道を敷設する方法。
  6. 【請求項6】 軌道スラブ(1)が、一般的な配合によ
    るコンクリートからなり、該コンクリートが、ポンプま
    たはミキサー車によって2つの壁(2)の間に供給され
    ることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に
    記載のレール軌道を敷設する方法。
  7. 【請求項7】 軌道スラブ(1)が、壁(2)によって
    案内される振動こて(22)によってならされ、振動こ
    て(22)の高さの精度が、壁(2)の精度に応じるこ
    とを特徴とする、請求項6に記載のレール軌道を敷設す
    る方法。
  8. 【請求項8】 コンクリートを流し込んで軌道スラブを
    形成する段階b)の前に、補強されたコンクリート軌道
    スラブ(1)を形成するために、金属補強材(4)が、
    2つの壁(2)の間に配置されることを特徴とする、請
    求項1から請7のいずれか一項に記載のレール軌道を敷
    設する方法。
  9. 【請求項9】 段階a)において、2つの壁(2)の間
    にあるコンクリート基礎スラブ(2a)が、前記壁
    (2)と同時に形成され、前記コンクリート基礎スラブ
    (2a)が、壁(2)の高さ以下の厚さを有し、そのた
    めに、収容くぼみが、壁(2)の間に残され、軌道スラ
    ブ(1)のコンクリートが、収容くぼみの中に流し込ま
    れることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項
    に記載のレール軌道を敷設する方法。
JP2002350768A 2001-12-05 2002-12-03 コンクリート軌道スラブが形成され、かつレール軌道アンカー部材が軌道スラブの中に挿入されるレール軌道を敷設する方法 Expired - Fee Related JP4050979B2 (ja)

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Cited By (1)

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