JP2003171421A - 微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体とその製造方法 - Google Patents

微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体とその製造方法

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JP2003171421A
JP2003171421A JP2001371484A JP2001371484A JP2003171421A JP 2003171421 A JP2003171421 A JP 2003171421A JP 2001371484 A JP2001371484 A JP 2001371484A JP 2001371484 A JP2001371484 A JP 2001371484A JP 2003171421 A JP2003171421 A JP 2003171421A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カレンダー加工性に優れ、ゲルが少ない微架
橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体を得る。 【解決手段】 下記(a)〜(d)の条件を満たし、有
機過酸化物で架橋してなる微架橋性エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を用いる。 (a)JIS K6924−1に準拠したメルトマスフ
ローレート(MFR)が0.1〜4g/10min、
(b)JIS K6924−1に準拠した酢酸ビニル含
有率(VAc)が27〜35重量%、(c)190℃の
溶融張力(MS)(mN)が次式を満足し、 −65.4Ln(MFR)+120<MS<−65.4
Ln(MFR)+360(d)GPC法のQw値(Mw
/Mn)が3.5〜6.5。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カレンダー成形用
エチレン−酢酸ビニル共重合体とその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】軟質のカレンダー成形用樹脂としては、
ポリ塩化ビニル、ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン
−α−オレフィン共重合体等が使用されている。その中
で、エチレン−酢酸ビニル共重合体は可塑剤を含まず、
柔軟性があり、低温特性にすぐれ、高周波ウエルダー溶
着が可能であることから、従来ポリ塩化ビニルが使用さ
れていたカレンダー成形用途で使用されるようになって
きた。
【0003】近年、柔軟性の面から酢酸ビニル含有率が
28%以上のカレンダー成形用エチレン−酢酸ビニル共
重合体の要求があるが、酢酸ビニル含有率が高くなると
分子量が上がらないといったエチレンと酢酸ビニルの共
重合性のためにカレンダー成形に適した分子量の高い、
従ってMFRが低い共重合体を得ることは難しかった。
【0004】エチレン−酢酸ビニル共重合体の低MFR
化については、有機過酸化物による架橋、特公昭54−
17796号公報の電子線照射で架橋する方法、特公昭
48−27748号公報の二重結合を有するアルコール
のアクリル酸エステルまたはアルキルアクリル酸エステ
ルを含有する混合物を重合開始剤の存在下、高圧でラジ
カル共重合させることで低MFR化する方法等が知られ
ている。有機過酸化物による架橋においては、MFRの
制御が難しい、ゲルが発生し易い等の問題があり、電子
線照射による架橋はコストが高く、MFRの制御が難し
く、二重結合を有するアルコールのアクリル酸エステル
またはアルキルアクリル酸エステルによる架橋ではゲル
が多く、重合器回りでの配管閉塞の問題があり、実用的
ではなかった。
【0005】また、単に低MFR化しても、カレンダー
加工時のバンク(樹脂溜り)の回転性が悪く、気泡の混
入や製品の外観が悪くなり、製品としての使用価値が低
いのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、酢酸
ビニル含有率が27〜35重量%のカレンダー加工性に
優れ、ゲルが少ない微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重
合体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる点
を考慮し鋭意検討した結果、エチレン−酢酸ビニル共重
合体を有機過酸化物で架橋することにより、特定の物性
を有するエチレン−酢酸ビニル共重合体が優れたカレン
ダー加工性を有することを見出し、本発明に至った。
【0008】即ち本発明は、エチレン−酢酸ビニル共重
合体(EVA)を有機過酸化物で架橋して得られる下記
(a)〜(d)の条件を満たす微架橋性エチレン−酢酸
ビニル共重合体 (a)JIS K6924−1に準拠したメルトマスフ
ローレート(MFR)が0.1〜4g/10min、
(b)JIS K6924−1に準拠した酢酸ビニル含
有率(VAc)が27〜35重量%、(c)190℃の
溶融張力(MS)(mN)が次式を満足し、−65.4
Ln(MFR)+120<MS<−65.4Ln(MF
R)+360(d)GPC法のQw値(Mw/Mn)が
3.5〜6.5及びJIS K6924−1に準拠した
メルトマスフローレート(MFR)が5〜35g/10
min、JIS K6924−1に準拠した酢酸ビニル
含有率(VAc)が27〜35重量%のエチレン−酢酸
ビニル共重合体100重量部に、1分間の半減期を得る
ための分解温度が120〜190℃の範囲である有機過
酸化物を0.005〜0.2重量部添加し、80〜23
0℃で溶融混練を行ない、架橋した後、酸化防止剤を
0.005〜0.5重量部添加することを特徴とする微
架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の製造方法に関す
るものである。
【0009】以下に、本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明でいうQw値(Mw/Mn)は、G
PC法を用い、具体的には以下の条件で求める。 カラム:TSKgel GMHhr−H(20)×3 流量:1.0ml/min 検出器:HLC−8121GPC/HT 濃度:1.0mg/ml 注入量:0.3ml カラム温度:140℃ 溶離液:1,2,4−トリクロロベンゼン 本発明でいう溶融張力は、190℃で溶融したポリマー
を10mm/minで押し出し、L/D=8/2.09
5mmのキャピラリーを通過したストランドを10m/
minで引き取った時の張力をいう。
【0011】本発明の微架橋性エチレン−酢酸ビニル共
重合体は、(a)MFRが0.1〜4g/10min、
(b)VAcが27〜35重量%、(c)190℃の溶
融張力(MS)が−65.4Ln(MFR)+120<
MS<−65.4Ln(MFR)+360、(d)GP
C法のQw値(Mw/Mn)が3.5〜6.5を満足す
るものである。MFRが0.1g/10min未満では
カレンダー加工時にカレンダーロールからの離型性は良
好なものの、ロールバンク(樹脂溜り)の回転性が悪
く、外観の良好なシートが得られない。一方、MFRが
4g/10minを超えるとロールからの離型性が悪く
なる。VAcが27重量%未満では柔軟性が不十分であ
り、VAcが35重量%を超えると融点が低くなりすぎ
て製品としての耐熱性に問題がある。溶融張力が−6
5.4Ln(MFR)+120以下ではカレンダー加工
時のバンクの回転性が悪く、−65.4Ln(MFR)
+360以上ではシート肌が悪くなる。Qw値が3.5
未満ではバンクの回転性が悪く、6.5を超えるとシー
ト肌が悪くなる。
【0012】本発明における微架橋性エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体は、上記(a)〜(d)の特性を満足する
ものであればいかなる方法により得られたものでも良
い。以下に好ましい製造法の一例を示す。
【0013】JIS K6924−1に準拠したメルト
マスフローレート(MFR)が5〜35g/10mi
n、JIS K6924−1に準拠した酢酸ビニル含有
率(VAc)が27〜35重量%のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体100重量部に、1分間の半減期を得るため
の分解温度が120〜190℃の範囲である有機過酸化
物を0.005〜0.2重量部添加し、80〜230℃
で溶融混練を行ない、架橋した後、酸化防止剤を0.0
05〜0.5重量部添加する微架橋性エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体の製造方法が挙げられる。架橋前のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体は、MFRが上記(c)の溶融
張力の関係式を満足するためには5〜35g/10mi
n、酢酸ビニル含有率は柔軟性の面から27〜35重量
%であることが好ましい。MFRが5g/10min未
満のものを架橋した場合は溶融張力が不足し、MFRが
35g/10minを超えるものを架橋した場合は溶融
張力が高くなりすぎる。
【0014】本方法で使用される有機過酸化物は、ゲル
の抑制のため1分間の半減期を得るための分解温度が1
20〜190℃の範囲であるものが好ましい。添加量
は、樹脂100重量部に対し0.005〜0.2重量部
である。さらに好ましくは1分間の半減期を得るための
分解温度が140〜160℃の範囲である有機過酸化物
をマスターバッチ化して添加するのが好ましい。1分間
の半減期を得るための分解温度が120℃未満では有機
過酸化物が分散する前に架橋反応が開始してゲルが発生
しやすく、190℃を超えると架橋反応を行なう温度が
高くなり、脱酢酸が起こったり、造粒時のカッティング
が難しくなる。添加量が0.005未満では架橋が不十
分であり、0.2重量部を超えるとゲルが多くなり、製
品として好ましくない。
【0015】具体例としては、シクロヘキサノンペルオ
キシド、ジ(t−ブチル)ペルオキシド、ジクミルペル
オキシド、t−ブチルクミルペルオキシド、ジアシルペ
ルオキシド、ジデカノイルペルオキシド、ベンゾイルペ
ルオキシド、m−トルイルペルオキシド、2,4−ジク
ロロベンゾイルペルオキシド、1,1−ジ(t−ブチル
ペルオキシ)シキロヘキサン、1,1−ジ(t−ブチル
ペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロヘキサン、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキ
シ)ヘキサン、1,3−ジ(t−ブチルペルオキシイソ
プロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジベ
ンゾイルペルオキシヘキサン、n−ブチル−4,4−ビ
ス(t−ブチルペルオキシ)バレレート、t−ブチルペ
ルオキシアセテート、t−ブチルペルオキシイソブチレ
ート、t−ブチルペルオキシ−3,5,5−トリメチル
ヘキサノエート、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘ
キサノエート、t−ブチルペルオキシラウレート、t−
ブチルペルオキシベンゾエート、ジ(t−ブチルペルオ
キシ)イソフタレート、t−ブチルペルオキシマレー
ト、メチルエチルケトンペルオキシド等が挙げられる。
【0016】本方法で使用される酸化防止剤は、フェノ
ール系酸化防止剤及び燐系酸化防止剤が使用される。フ
ェノール系酸化防止剤としては、モノフェノール系、チ
オビスフェノール系、トリスフェノール系等の酸化防止
剤が挙げられ、具体的には、2,6−ジ(t−ブチル)
−4−メチルフェノール、n−オクタデシル−3−(3
´,5´−ジ(t−ブチル)−4´−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート、テトラキス(メチレン−3−
(3,5−ジ(t−ブチル)−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート)メタン、2,4−ビス(n−オク
チルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ(t−
ブチル)アニリノ)−1,3,5−トリアジン、1,
3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ
(t−ブチル)−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌ
レート等が挙げられ、燐系酸化防止剤としては、トリス
(2,4−ジ(t−ブチル)フェニル)フォスファイ
ト、テトラキス(2,4−ジ(t−ブチル)フェニル)
−4,4´−ビフェニレンフォスフォナイト、トリス
(ノニルフェニル)フォスファイト等が挙げられ、これ
らは単独または混合物として用いられる。
【0017】添加する酸化防止剤の量は、樹脂100重
量部に対し0.005〜0.5重量部であり、好ましく
は酸化防止剤のマスターバッチを作製し、酸化防止剤が
0.01〜0.2重量部になるよう添加するのが好まし
い。添加量が0.5重量部を超える場合は製品表面にブ
リードして製品外観を損ね、0.005未満では酸化防
止剤としての効果が不十分で、製造時及びカレンダー加
工時にMFRが低下し、品質の安定した製品が得られな
い。
【0018】本方法で使用される滑剤は、架橋効率の向
上を目的として使用しているため、有機過酸化物の1分
間の半減期を得るための分解温度より15℃以上低い融
点を有するものであり、添加量は樹脂100重量部当た
り0.01〜2.0重量部である。添加量が2.0重量
部を超える場合は架橋効率が悪化し、0.01重量部未
満では効果がない。
【0019】滑剤の種類に制限はないが、脂肪酸、高級
アルコール、炭化水素系ワックス、脂肪酸アミド、金属
石鹸、脂肪酸の低級アルコールエステル、脂肪酸の多価
アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコールエステル等
が好ましい。具体的には、ラウリン酸、パルチミン酸、
ステアリン酸等の脂肪酸、ラウリルアルコール、ミリス
チルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルア
ルコール、ベヘニルアルコール等のアルコール、パラフ
ィンワックス、ポリエチレンワックス等の炭化水素系ワ
ックス、エチレンビスステアリン酸アミド、エルカ酸ア
ミド、オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、エチレ
ンビスオレイン酸アミド、エチレンビスエルカ酸アミ
ド、エチレンビスラウリン酸アミド等の脂肪酸アミド、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜
鉛、ラウリン酸亜鉛等の金属石鹸、ステアリン酸モノグ
リセライド、ステアリン酸ブチル、ステアリルステアレ
ート等が挙げられる。
【0020】本発明に用いるエチレン−酢酸ビニル共重
合体は、ニーダー、バンバリー、単軸押出機、二軸押出
機を用いて混合する方法を採用することができるが、混
練度が高く、連続式の二軸押出機が好ましい。具体的な
例を示すと以下のような方法が挙げられる。例えば、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体と有機過酸化物のマスター
バッチをドライブレンドした後、80〜200℃に設定
した二軸押出機のホッパーに投入する。有機過酸化物が
分解する前にエチレン−酢酸ビニル共重合体に十分分散
させた後、架橋反応させる。架橋反応が終了した時点で
酸化防止剤を添加し、造粒させる。
【0021】本発明の微架橋性エチレン−酢酸ビニル共
重合体には必要に応じ、未架橋のエチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレンエチルアクリレート共重合体、エチ
レンメチルメタクリレート共重合体、エチレンメチルア
クリレート共重合体、エチレン・プロピレン共重合体ゴ
ム、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム、エチ
レン・ブテン共重合体ゴム等のエチレン系共重合体ゴ
ム、スチレン・ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエン
ブロック共重合体またはその水素添加物、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、タルク、炭
酸カルシウム、クレー、マイカ、硫酸バリウム、水酸化
マグネシウム、水酸化アルミニウム等の充填剤、エチレ
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、トリアリルシアヌレート、トリ
アリルイソシアヌレート等の多官能性モノマー、1,2
−ポリブタジエン等の多官能性ポリマー、いおう化合物
等の架橋助剤、滑剤、顔料、染料、耐候剤、ブロッキン
グ防止剤、各種安定剤、可塑剤、オイル、発泡剤、難燃
剤等を配合することができる。
【0022】この様にして得られる微架橋性エチレン−
酢酸ビニル共重合体は、カレンダー成形により、床材、
壁紙、合成皮革、防水シート、合わせ硝子中間膜、マス
キングフィルム等に使用される。
【0023】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例によって説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0024】実施例及び比較例で使用したエチレン−酢
酸ビニル共重合体は表1、有機過酸化物は表2、滑剤は
表3、酸化防止剤は表4に示す。
【0025】各種試験は、次の方法によって測定し、性
能を評価した。
【0026】1)臭気 得られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体のペレ
ットの臭気を10人で官能評価を行い、2人以上が酢酸
臭を感じたものを×、2人未満のものを○とした。
【0027】2)架橋効率 MFRが12のエチレン−酢酸ビニル共重合体を有機過
酸化物で架橋してMFRを1にする時の有機過酸化物の
効率を示すもので、滑剤無添加品を標準とし、滑剤添加
により有機過酸化物の添加量が95%以下になるものを
○、95%を超えるものを×とした。
【0028】3)バンク回転性 150℃のロールにてポリマーを溶融させ、ロール間隔
が0.2mmのときのバンク状態を確認した。バンクの
回転性が良いものを○、悪いものを×とした。
【0029】4)シート肌 150℃のロールにてポリマーを溶融させ、ロール間隔
0.2mmでシートを引き取り、シートの表面外観を目
視にて観察した。シート肌が平滑なものを○、平滑性が
ないものを×とした。
【0030】5)離型性 150℃のロールからシート取りしたときの剥がしやす
さを確認した。剥がれやすいものを○、離型性が悪いも
のを×とした。
【0031】6)総合評価 バンク回転性、シート肌、離型性において×がないもの
を○、一つでも×があるものを×とした。
【0032】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】 実施例1 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.015重量部をドライブレンド後、二軸
押出機を用いて200℃で混練し、架橋反応が終了した
時点で2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノー
ルを0.05重量部添加し、さらに200℃で混練し
た。得られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の
性能を評価した。結果を表6及び表7に示す。
【0033】実施例2 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.026重量部をニーダーを用いて140
℃で混練し、架橋反応が終了した時点で2,6−ジ(t
−ブチル)−4−メチルフェノールを0.05重量部添
加し、さらに1分間混練した。得られた微架橋性エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体の性能を評価した。結果を表6
及び表7に示す。
【0034】実施例3 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.023重量部とステアリン酸0.2重量
部をニーダーを用いて140℃で混練し、架橋反応が終
了した時点で2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフ
ェノールを0.05重量部添加し、さらに1分間混練し
た。得られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の
性能を評価した。結果を表6及び表7に示す。
【0035】実施例4 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.023重量部とステアリン酸2重量部を
ニーダーを用いて140℃で混練し、架橋反応が終了し
た時点で2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノ
ールを0.05重量部添加し、さらに1分間混練した。
得られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の性能
を評価した。結果を表6及び表7に示す。
【0036】実施例5 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.023重量部とステアリン酸亜鉛0.2
重量部をニーダーを用いて140℃で混練し、架橋反応
が終了した時点で2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチ
ルフェノールを0.05重量部添加し、さらに1分間混
練した。得られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合
体の性能を評価した。結果を表6及び表7に示す。
【0037】実施例6 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.026重量部をニーダーを用いて140
℃で混練し、架橋反応が終了した時点でテトラキス(メ
チレン−3−(3,5−ジ(t−ブチル)−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート)メタンを0.05重量
部添加し、さらに1分間混練した。得られた微架橋性エ
チレン−酢酸ビニル共重合体の性能を評価した。結果を
表6及び表7に示す。
【0038】比較例1 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と2,5−ジメ
チル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−
3 0.0140重量部をニーダーを用いて140℃で
混練し、架橋反応が終了した時点で2,6−ジ(t−ブ
チル)−4−メチルフェノールを0.05重量部添加
し、さらに1分間混練した。得られた微架橋性エチレン
−酢酸ビニル共重合体の性能を評価した。結果を表6及
び表7に示す。この微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重
合体のペレットは酢酸臭が強く、製品としては使用でき
ない。
【0039】参考例1 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.026重量部とステアリン酸バリウム
0.2重量部をニーダーを用いて140℃で混練し、架
橋反応が終了した時点で2,6−ジ(t−ブチル)−4
−メチルフェノールを0.05重量部添加し、さらに1
分間混練した。得られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル
共重合体の性能を評価した。結果を表6及び表7に示
す。この微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体は架橋
効率が実施例2と同様で滑剤の添加効果がない。
【0040】実施例7 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.035重量部をドライブレンド後、二軸
押出機を用いて200℃で混練し、架橋反応が終了した
時点で2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノー
ルを0.05重量部添加し、さらに200℃で混練し
た。得られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の
性能を評価した。結果を表6及び表7に示す。
【0041】実施例8 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.008重量部をドライブレンド後、二軸
押出機を用いて200℃で混練し、架橋反応が終了した
時点で2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノー
ルを0.05重量部添加し、さらに200℃で混練し
た。得られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の
性能を評価した。結果を表6及び表7に示す。
【0042】比較例2 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.045重量部をドライブレンド後、二軸
押出機を用いて200℃で混練し、架橋反応が終了した
時点で2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノー
ルを0.05重量部添加し、さらに200℃で混練し
た。得られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の
性能を評価した。結果を表6及び表7に示す。この微架
橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体のペレットは酢酸臭
が強く、製品としては使用できない。また、ロール評価
におけるバンク回りが悪く、シート肌も悪い。
【0043】比較例3 MFR12g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン9B
54A、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ
(t−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン 0.005重量部をドライブレンド後、二軸
押出機を用いて200℃で混練し、架橋反応が終了した
時点で2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノー
ルを0.05重量部添加し、さらに200℃で混練し
た。得られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の
性能を評価した。結果を表6及び表7に示す。この微架
橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体はロール評価におけ
る離型性が悪い。
【0044】実施例9 MFR30g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン75
0、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ(t−
ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン 0.042重量部をドライブレンド後、二軸押出機
を用いて200℃で混練し、架橋反応が終了した時点で
2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノールを
0.05重量部添加し、さらに200℃で混練した。得
られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の性能を
評価した。結果を表6及び表7に示す。
【0045】比較例4 MFR30g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン75
0、東ソー(株)製)60重量部、MFR60g/10
min、VAc=32重量%を含有するエチレン−酢酸
ビニル共重合体(ウルトラセン726、東ソー(株)
製)40重量部、1,1−ジ(t−ブチルペルオキシ)
−3,5−トリメチルシクロヘキサン 0.052重量
部をドライブレンド後、二軸押出機を用いて200℃で
混練し、架橋反応が終了した時点で2,6−ジ(t−ブ
チル)−4−メチルフェノールを0.05重量部添加
し、さらに200℃で混練した。得られた微架橋性エチ
レン−酢酸ビニル共重合体の性能を評価した。結果を表
6及び表7に示す。この微架橋性エチレン−酢酸ビニル
共重合体はロール評価におけるシート肌が悪い。
【0046】比較例5 MFR30g/10min、VAc=32重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン75
0、東ソー(株)製)60重量部、MFR60g/10
min、VAc=32重量%を含有するエチレン−酢酸
ビニル共重合体(ウルトラセン726、東ソー(株)
製)40重量部、1,1−ジ(t−ブチルペルオキシ)
−3,5−トリメチルシクロヘキサン 0.036重量
部をドライブレンド後、二軸押出機を用いて200℃で
混練し、架橋反応が終了した時点で2,6−ジ(t−ブ
チル)−4−メチルフェノールを0.05重量部添加
し、さらに200℃で混練した。得られた微架橋性エチ
レン−酢酸ビニル共重合体の性能を評価した。結果を表
6及び表7に示す。この微架橋性エチレン−酢酸ビニル
共重合体はロール評価におけるシート肌が悪い。
【0047】実施例10 MFR18g/10min、VAc=28重量%を含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン71
0R、東ソー(株)製)100重量部と1,1−ジ(t
−ブチルペルオキシ)−3,5−トリメチルシクロヘキ
サン 0.042重量部をドライブレンド後、二軸押出
機を用いて200℃で混練し、架橋反応が終了した時点
で2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノールを
0.05重量部添加し、さらに200℃で混練した。得
られた微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の性能を
評価した。結果を表6及び表7に示す。
【0048】
【表5】
【表6】
【表7】
【発明の効果】以上示したように、特定のエチレン−酢
酸ビニル共重合体を有機過酸化物で架橋することによ
り、カレンダー加工性に優れた微架橋性エチレン−酢酸
ビニル共重合体を得ることが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08F 210/02 C08F 218:08 218:08) Fターム(参考) 4F070 AA13 AA28 AC36 AC37 AC40 AC42 AC43 AC47 AC56 AC94 AE03 AE08 AE09 FA03 FB06 FC05 4J002 AE032 BB061 EC068 EF058 EG038 EG058 EH038 EJ017 EJ027 EJ047 EJ067 EK036 EK046 EK056 EK066 EK076 EP028 EU137 EV077 EV087 EW067 EW127 FD072 FD077 FD146 FD178 GJ00 GL00 4J100 AA02P AG04Q CA04 CA31 DA00 DA04 DA42 HA53 HC36 HE17 HF01 JA03 JA67

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(a)〜(d)の条件を満たし、有機
    過酸化物で架橋してなる微架橋性エチレン−酢酸ビニル
    共重合体。 (a)JIS K6924−1に準拠したメルトマスフ
    ローレート(MFR)が0.1〜4g/10min、
    (b)JIS K6924−1に準拠した酢酸ビニル含
    有率(VAc)が27〜35重量%、(c)190℃の
    溶融張力(MS)(mN)が次式を満足し、−65.4
    Ln(MFR)+120<MS<−65.4Ln(MF
    R)+360(d)GPC法のQw値(Mw/Mn)が
    3.5〜6.5。
  2. 【請求項2】JIS K6924−1に準拠したメルト
    マスフローレート(MFR)が5〜35g/10mi
    n、JIS K6924−1に準拠した酢酸ビニル含有
    率(VAc)が27〜35重量%のエチレン−酢酸ビニ
    ル共重合体100重量部に、1分間の半減期を得るため
    の分解温度が120〜190℃の範囲である有機過酸化
    物を0.005〜0.2重量部添加し、80〜230℃
    で溶融混練を行ない、架橋した後、酸化防止剤を0.0
    05〜0.5重量部添加することを特徴とする請求項1
    に記載の微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】過酸化物添加時に、有機過酸化物の1分間
    の半減期を得るための分解温度より15℃以上低い融点
    を有する滑剤を0.01〜2.0重量部添加することを
    特徴とする請求項2に記載の微架橋性エチレン−酢酸ビ
    ニル共重合体の製造方法。
  4. 【請求項4】滑剤が、脂肪酸、高級アルコール、炭化水
    素系ワックス、脂肪酸アミド、金属石鹸、脂肪酸の低級
    アルコールエステル、脂肪酸の多価アルコールエステ
    ル、脂肪酸ポリグリコールエステルの中から選ばれる少
    なくとも1種以上であることを特徴とする請求項3に記
    載の微架橋性エチレン−酢酸ビニル共重合体の製造方
    法。
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