JP2003165190A - 微細気泡含有積層延伸ポリエステルフィルム - Google Patents

微細気泡含有積層延伸ポリエステルフィルム

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JP2003165190A
JP2003165190A JP2001366508A JP2001366508A JP2003165190A JP 2003165190 A JP2003165190 A JP 2003165190A JP 2001366508 A JP2001366508 A JP 2001366508A JP 2001366508 A JP2001366508 A JP 2001366508A JP 2003165190 A JP2003165190 A JP 2003165190A
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film
layer
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polyester
bubble
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JP2001366508A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Watanabe
俊治 渡辺
Koichi Tamura
浩一 田村
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Polyester Film Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Polyester Film Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面外観、白色性、光沢性、耐熱性、柔軟性、
印刷性、走行性に優れ、しかも、気泡含有量の大きな微
細気泡含有積層延伸ポリエステルフィルムを提供する。 【解決手段】ポリエステルに非相溶の熱可塑性樹脂を実
質的に含有せず、見掛密度が0.01以上1.1g/c
3以下で且つ厚さ方向の気泡径が3.0μm以上10
0μm以下である気泡含有層Aの少なくとも片方の表面
に、0.001重量%以上の不活性粒子を含有し、見掛
密度が1.2g/cm3以上で且つ層厚さが下記式
(1)を満たす層Bを積層し、少なくとも一軸に延伸さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細気泡含有積層
延伸ポリエステルフィルムに関し、詳しくは、表面外
観、白色性、光沢性、耐熱性、柔軟性、印刷性、走行性
に優れ、しかも、気泡含有量の大きな微細気泡含有積層
延伸ポリエステルフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエステルフイルムは、その優
れた機械的特性、電気的特性、耐薬品性、耐熱性などか
ら、各種産業において広く利用されている。とりわけ二
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムは、他のフ
イルムに比べ平面性および寸法安定性に優れ、また、比
較的安価で市場に提供されることから、包装用および工
業用材料として欠くことのできない素材である。
【0003】微細気泡含有フィルムは、ポリエステルに
非相溶のポリオレフィン系樹脂、例えば、ポリプロピレ
ン(特開平1−319543号公報)、ポリメチルペン
テン(特開平2−147641号公報)、ポリスチレン
(特開平3−292338号公報)をポリエステルに含
有させて延伸することにより得られることは良く知られ
ている。
【0004】ところで、微細気泡は、製膜時における延
伸工程で非相溶樹脂の周りに生じるため、気泡含有量の
大きな低密度の発泡延伸フィルムを得るためには延伸倍
率を上げる、または、非相溶樹脂の含有量を上げる必要
がある。しかしながら、この様なフィルムは、製膜時に
破断し易く安定した気泡含有量の大きなフィルムを得る
ことは出来ず、事実上、フィルム自身の見掛密度も0.
8以下に下げることは困難であり、紙の様な風合いを持
った低密度のフィルムは得られていない。
【0005】また、ポリエステルに非相溶の樹脂を含有
させて得られた微細気泡含有ポリエステルフィルムは、
次の様な問題もある。(1)リサイクルに使用する際の
用途が限られ、廃棄の問題が生じること。(2)非相溶
熱可塑性樹脂はPETよりも熱分解し易く押出し機の汚
れ発生させ、それに伴うフィルム製品中への熱分解デポ
ジットの混入によるフィルム製品の品質低下をもたら
す。そのため製品切り替えに伴うライン洗浄が必要とな
り生産性が悪化する。(3)熱分解によりフィルムはや
や黄色みを帯びてしまい白色性を必要とする用途では、
白色顔料や蛍光増白剤の添加が必要になる。一般的によ
く使用される酸化チタン白色顔料の添加により、白色性
は向上するが、例えば、特開平5−138781号公
報、特開平5−329969号公報、特開平8−160
566号公報に示される様に、通常1重量%以上の大量
に含有させないと受像紙などの印刷用途には適さない。
一方、白色顔料の添加により、フィルムの光沢度は低下
し、現在の精緻な画像を要求される用途には適用できな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の現状
に鑑みてなされたものであり、その目的は、表面外観、
白色性、光沢性、耐熱性、柔軟性、印刷性、走行性に優
れ、しかも、気泡含有量の大きな微細気泡含有積層延伸
ポリエステルフィルムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、ポリエステルに非相溶の熱可塑性樹脂を実質的に含
有せず、見掛密度が0.01以上1.1g/cm3以下
で且つ厚さ方向の気泡径が3.0μm以上100μm以
下である気泡含有層Aの少なくとも片方の表面に、0.
001重量%以上の不活性粒子を含有し、見掛密度が
1.2g/cm3以上で且つ層厚さが下記式(1)を満
たす層Bを積層し、少なくとも一軸に延伸されているこ
とを特徴とする微細気泡含有積層延伸ポリエステルフィ
ルムに存する。
【0008】
【数2】 2.0≦ T1 ≦ 0.7×T2・・・(1) (式中(1)のT1は層Bの厚さ(μm)、T2は気泡
含有層Aの厚さ(μm)を表す。)
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を詳細に
説明する。本発明の微細気泡含有積層延伸フィルムにお
ける気泡含有層Aは、ポリエステルに非相溶の熱可塑性
樹脂を実質的に含有しない。実質的に含有しないとは次
のことを意味する。すなわち、(1)試料フィルムの加
水分解液をフィルターでろ過し、ジメチルホルムアミド
とアルコールでフィルター残渣を十分に洗浄した後に乾
燥して秤量し、フィルター残渣の割合を求める。(2)
試料フィルムを灰化して灰分の割合を求める。(3)フ
ィルター残渣の割合から灰分の割合を差し引く。この値
が0.5重量%以下である。
【0010】非相溶の熱可塑性樹脂を含有させるとリサ
イクル性や熱分解デポジットの問題が生じる。更に、フ
ィルムの白色性が悪く、多量の白色顔料を必要し、気泡
含有量の大きな低密度のフィルムを得ることは出来な
い。
【0011】また、気泡含有層Aの見掛密度は、0.0
1以上1.1g/cm3以下であり、好ましくは0.0
5以上0.9g/cm3以下、更に好ましくは0.08
以上0.8g/cm3以下である。0.01g/cm3
満の場合はフィルムの強度が弱くて破断し易く、1.1
g/cm3を超える場合はフィルムの柔軟性が劣る。
【0012】気泡含有層Aにおける、フィルム厚さ方向
の平均気泡径は、3.0μm以上100μm以下であ
り、好ましくは5.0μm以上70μm以下、更に好ま
しくは7μm以上50μm以下である。フィルム厚さ方
向の平均気泡径が3.0μm未満の場合は、クッション
性が低く印刷性が悪化し、100μmを超える場合ばフ
ィルム製膜が困難となる。
【0013】本発明における層Bの見掛密度は、1.2
g/cm3以上であり、好ましくは1.3g/cm3
上、更に好ましくは1.4g/cm3以上である。層B
の見掛密度が1.2g/cm3未満の場合はフィルム表
面外観が劣る。層Bの見掛密度の上限は、通常1.5g
/cm3である。
【0014】層Bは、0.001重量%以上、好ましく
は0.005重量%以上の不活性粒子を含有する。不活
性粒子の含有量が0.001重量%未満の場合は、製膜
時におけるフィルムの走行性が悪化し、フィルムに傷が
発生したり巻取性が悪くなり生産性が悪化する。
【0015】上記の不活性粒子の種類は、特に限定しな
いが、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子、シリコ−
ン樹脂粒子や架橋高分子粒子などの有機粒子が挙げられ
る。また、不活性粒子の平均粒径は、特に限定しない
が、通常0.1μm以上20μm以下である。平均粒径
が0.1μm未満の場合はフィルム走行性に有効な高さ
の表面突起を生成できず、20μmを超える場合はフィ
ルム破断が起こり易い。
【0016】層Bの厚さ(T1)は、2.0μm以上で
あり、気泡含有層Aの厚さ(T2)の0.7倍以下であ
る。すなわち、層Bの厚さ(T1)は、下記式(1)を
満たす。
【0017】
【数3】 2.0≦ T1 ≦ 0.7×T2・・・(1) (式中(1)のT1は層Bの厚さ(μm)、T2は気泡
含有層Aの厚さ(μm)を表す。)
【0018】層Bの厚さ(T1)は、好ましくは3.0
μm以上であり、気泡含有層Aの厚さ(T2)の0.6
倍以下、更に好ましくは4μm以上であり、気泡含有層
Aの厚さ(T2)の0.5倍以下である。なお、気泡含
有層Aの両面に層Bがある場合、上記の式(1)におけ
る層Bの厚さは、各層の厚さを意味し、両面の層の合計
を意味しない。
【0019】層Bの厚さ(T1)が2.0μm未満の場
合は、フィルム表面外観が悪化し、、また、フィルムに
皺が入り易くなる。層Bの厚さ(T1)が気泡含有層A
の厚さ(T2)の0.7倍を超える場合はフィルムの柔
軟性やクッション性が低下する。層Bの厚さ(T1)の
上限は通常100μm、気泡含有層Aの厚さ(T2)に
対する最小倍率は通常0.01倍である。
【0020】本発明の微細気泡含有積層フィルムに使用
されるポリエステル樹脂としては、代表的には、ポリエ
チレンテレフタレート系樹脂が挙げられる。ここで、ポ
リエチレンテレフタレート系樹脂とは、テレフタル酸を
主成分とするジカルボン酸単位とエチレングリコールを
主成分とするジオール単位との重縮合体から成るポリエ
ステルであって、ジカルボン酸成分中におけるテレフタ
ル酸以外のジカルボン酸含有量およびジオール成分中に
おけるエチレングリコール以外のジオール含有量の合計
量が通常50モル%以下、好ましくは30モル%以下、
更に好ましくは20モル%以下のものを意味する。
【0021】テレフタル酸以外のジカルボン酸成分また
はエチレングリコール以外のジオール成分が共重合され
ることによって発泡成形性が改良される場合があるが、
50モル%を超えて共重合されている場合は、フィルム
の耐熱性が劣る傾向となる。
【0022】テレフタル酸以外のジカルボン酸成分とし
ては、例えば、フタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジ
カルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、シクロヘキサン
ジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸、アジピン酸、
セバシン酸などの脂肪族ジカルボン酸などが挙げられ、
エチレングリコール以外のグリコール成分としては、例
えば、プロピレングリコール、トリメチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコー
ル、ポリエーテルグリコール等の脂肪族グリコール、シ
クロヘキサンジメタノール等の脂環式グリコール、芳香
族グリコール等が挙げられる。更に、例えば、p−ヒド
ロキシ安息香酸などのヒドロキシカルボン酸などが共重
合されていてもよい。これら共重合成分の中では、イソ
フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジエチレングリコ
ール、テトラメチレングリコール、シクロヘキサンジメ
タノールが好適である。
【0023】更に、本発明におけるポリエステル樹脂に
は、分子中に3個以上のカルボキシル基または水酸基を
含有する化合物が、全ジカルボン酸成分および全ジオー
ル成分の合計量に対し、通常6モル%以下、好ましくは
4モル%以下、更に好ましくは2モル%以下で共重合さ
れていてもよい。
【0024】分子中に3個以上のカルボキシル基または
水酸基を含有する化合物としては、例えば、トリメリト
酸、ピロメリト酸、ナフタレンテトラカルボン酸(及び
それらの無水物)、グリセロール、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール、ポリグリセロール(グリ
セロールが2〜20程度縮合した化合物およびこれらの
混合物)、ポリオール(炭素数2〜4程度のアルキレン
オキシドが縮合した化合物)等が挙げられ、中で、トリ
メリト酸、ピロメリト酸(及びそれらの無水物)、グリ
セロール、ペンタエリスリトール、ポリオールが好適で
ある。なお、これら化合物は、2種以上を組み合わせて
使用してもよい。
【0025】また、本発明の微細気泡含有積層フィルム
には、本発明の効果を損なわない範囲で、ヒンダードフ
ェノール系、亜燐酸エステル系、チオエーテル系などの
酸化防止剤、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン
系、ベンゾエート系、ヒンダードアミン系、シアノアク
リレート系などの光安定剤、ポリオレフィン系、変成ポ
リオレフィン系、有機低分子塩類、タルク等の結晶核
剤、分子量調整剤、可塑剤、耐加水分解剤、帯電防止
剤、潤滑剤、離型剤、難燃剤、難燃助剤、発泡剤、着色
剤、分散助剤などの添加剤、ガラス繊維、マイカ、カー
ボンファイバー、チタン酸カリファイバー等の強化材な
どが含有されていてもよい。
【0026】本発明の微細気泡含有積層フィルムは、少
なくとも一軸に延伸されたフィルムである。この様に延
伸されたフィルムは、光沢性と引っ張り強度が向上し、
フィルムが破れ難くなりしなやかさを生じる。
【0027】本発明の微細気泡含有積層フィルムの光沢
度は、通常40%以上、好ましくは60%以上である。
40%未満の場合はフィルムの外観に艶が無く、光の反
射性能も劣る傾向にある。
【0028】本発明の微細気泡含有積層フィルムの延伸
方向の少なくとも一方向のヤング率は、通常3.0ギガ
パスカル以下、好ましくは2.8ギガパスカル以下であ
る。3.0ギガパスカルを超える場合は、柔軟性が不足
し、特に電飾反射板基材に使用する場合は対象物の曲面
部分で剥がれ易くなる。また、合成紙の様な印刷基材に
使用する場合は、紙の様な風合いを出すことが出来な
い。なお、ヤング率の下限は、通常0.1ギガパスカル
である。
【0029】本発明の微細気泡含有積層フィルムにおけ
る耐熱性の尺度である熱収縮率は、特に限定しないが、
150℃で30分処理後の値として、通常5%以下、好
ましくは3%以下である。熱収縮率が5%を超える場合
はプリンター等で印字される際にフィルムに皺が入る問
題が生じる。
【0030】本発明の微細気泡含有積層フィルムにおけ
るフィルム同士の表と裏の摩擦係数は、特に限定しない
が、通常1.0以下、好ましくは0.8以下である。摩
擦係数が1.0を超える場合は、フィルム製造時のフィ
ルム巻き上げ時やスリット時に、所謂ツブ跡やシワが発
生し、歩留まりが低下してコストアップの要因となり、
しかも、各種用途での加工時に傷や蛇行を発生し易くな
る。
【0031】なお、本発明の微細気泡含有積層フィルム
の片面または両面には、必要に応じ、易滑性、離型性、
帯電防止性、易接着性などの付与を目的として、各種の
コーティング処理を行うことも出来る。
【0032】本発明の微細気泡含有積層フィルムは、例
えば、概略次の様な方法で製造することが出来る。すな
わち、先ず、乾燥したポリエステルを押出機Aに投入し
て溶融させ、一方、不活性粒子を所定濃度に調節した乾
燥したポリエステルを押出機Bに投入して溶融させる。
各押出機からの溶融樹脂はダイ内において層流状で積層
され、シート状でキャストドラム上に吐出されて冷却さ
れる。一方、押出機Aからの溶融樹脂には発泡剤注入孔
から発泡剤を供給して導入する。その結果、ダイから吐
出される積層シートの一方は発泡状態となる。ダイの温
度は、樹脂が固化しない範囲において極力冷却しておく
ことが微細気泡を発生させるために好ましい。次いで、
キャストドラム上で冷却された未延伸微細気泡含有積層
シートは、一軸または2軸方向に延伸され、その後、熱
固定処理が施され、微細気泡含有積層フィルムとされ
る。
【0033】使用する押出機の種類は、特に制約はない
が、通常、一軸押出機または二軸押出機、これらを直列
に組み合わせたタンデム型押出機などの連続押出機が好
適に使用される。
【0034】また、発泡剤としては、既に知られている
各種の発泡剤を使用することが出来る。斯かる発泡剤と
しては、例えば、窒素、炭酸ガス、ヘリウム等の不活性
ガス、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の飽和
炭化水素、テトラフロロエタン、フレオン(商品名)等
のハロゲン化炭化水素などの物理発泡剤が挙げられる。
【0035】発泡剤の注入場所は、押出機からダイまで
の溶融樹脂流路の任意の場所でよいが、溶融樹脂中に発
泡剤を完全溶解させるためには、押出機の樹脂滞留部分
または押出機に可能な限り近い場所が好ましい、また、
溶融樹脂の圧力は、上記と同様の理由により、使用する
発泡剤の臨界圧力以上であることが好ましい。溶融樹脂
の圧力を臨界圧力以上にするためには、押出機やギヤポ
ンプの回転数を制御し、ダイのリップギャップの幅を調
節するのがよい。なお、発泡剤が溶融樹脂に完全に溶解
しないでダイより押し出された場合は、シート中に大き
な気泡が発生し、延伸工程での破断の原因となる。
【0036】また、安定した微細な発泡を行うために発
泡助剤や発泡核剤を添加することが出来る。斯かる発泡
助剤や発泡核剤としては、例えば、次の様な化合物が挙
げられる。無機化合物としては、塩化ナトリウム、塩化
カリウム等の塩化物、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸アルミニウム等の炭酸塩、酸化マグネシウム、
酸化アルミニウム等の酸化物などが挙げられ、有機化合
物としては、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カ
リウム、ステアリン酸マグネシウム、モンタン酸ナトリ
ウム、モンタン酸カルシウム、酢酸ナトリウム、酢酸亜
鉛、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム、カプリル酸ナ
トリウム、ミスチリン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウ
ム、テレフタル酸ナトリウム、イソフタル酸ナトリウ
ム、フタル酸ナトリウム等が挙げられる。これらは複数
を併用することも出来る。発泡助剤や発泡核剤は、通
常、ポリエステル樹脂と共に押出機に導入するが、予め
ポリエステル樹脂中に含有されていてもよい。
【0037】本発明において、ダイより吐出されたシー
トは、速やかに冷却ドラム又は冷却マンドレル上で急冷
固化させることが重要である。急冷固化が遅いと気泡が
成長し大きな気泡となる共に気泡密度が下がる。
【0038】延伸工程において、未延伸微細気泡含有積
層シートは、通常、Tg−10℃からTc−10℃の温
度範囲において、面積倍率にして、通常1.1〜50
倍、好ましくは6〜30倍の範囲で長手方向(縦方向)
及び/又は幅方向(横方向)に延伸される。延伸方法
は、用途に応じ、一軸延伸でもよいし、二軸延伸でもよ
い。二軸延伸の場合は、逐次二軸配向延伸、同時二軸配
向延伸、それらを組み合わせた延伸の何れであってもよ
い。なお、逐次二軸延伸の場合は、縦方向に延伸した
後、横方向に延伸する方法が好ましく採用される。縦お
よび横方向に延伸する際、各々一段延伸でもよいが、多
段延伸であってもよい。
【0039】延伸後の熱固定処理は通常150〜230
℃の温度で行われる。熱固定処理を施さない場合、熱収
縮率が大きくなり耐熱性に劣る。熱固定処理を行ってい
る間は延伸が緩和しない状態であることが好ましく、通
常はロールやテンター等によって端部を把持しつつ熱固
定処理を行うことが好ましい。ただし、延伸した後に若
干の弛緩を伴って熱固定処理を行ってもよい。
【0040】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例
に限定されるものではない。本発明で使用した測定法お
よび用語の定義は次の通りである。
【0041】(1)厚さ方向の気泡径:フィルムの長手
方向またはその垂直方向に切った断面より、走査電子顕
微鏡にて観察される少なくとも100個以上の気泡径に
ついてフィルム厚さ方向の径平均値(Lz)を求めた。
【0042】(2)見掛密度:フイルムの任意の部分か
ら10cm×10cmの正方形を切出し、マイクロメー
タで任意の点9点の平均厚さを測定して体積を求めた
後、重量を計量して、1cm3当たりの重量をフィルム
全体の見掛密度とした。測定は5つのサンプルについて
行ない、その平均値を測定値とした。次に、それぞれの
層厚さ測定後、フィルム表面の層Bをミクロトームにて
切削し、密度勾配管を使用してB層の密度を測定した。
次に、フィルム全体の見掛密度、各層の厚さ、B層の密
度の値から気泡含有層Aの見掛密度を算出した。
【0043】(3)各層の層厚さ:試料フィルムをエポ
キシ樹脂にて包埋処理し、ウルトラミクロトームでフィ
ルム断面削り観察面を作成した。次に、走査型電子顕微
鏡にて断面観察を行った。倍率は各層の厚さに応じて設
定した。各層の厚さ測定は50点行い、測定値の厚い方
から10点、薄い方から10点を削除して30点を平均
して測定値とした。
【0044】(4)光沢度:JIS Z−8741−1
983の方法3(60゜光沢度)によって、B層表面の
MD方向に光を入射して測定した。なお、測定面はキャ
スト面(キャストロール接触面側)に相当した。測定数
nは3とし、その平均値を算出した。
【0045】(5)ヤング率:引張試験機((株)イン
テスコ社製「インテスコモデル2001型」)を使用
し、温度23℃、湿度50%RHに調節された室内にお
いて、長さ300mm、幅20mmの試料フィルムを、
10%/分の歪み速度で引張り、引張応力−歪み曲線を
求め、初めの直線部分を使用し、次式によって計算し
た。
【0046】
【数4】E=Δσ/Δε (上記式中、Eはヤング率(ギガパスカル )、Δσは
直線上の2点間の元の平均断面積による応力差、Δεは
同じ2点間のひずみ差を表す。)
【0047】(6)表面外観:フィルム表面が目視観察
で一様で均一な場合で且つフィルム断面の観察で表層部
分の層Bが発泡層と連続して一体化している場合を○、
それ以外の表面に模様が観察されたり、表層部分の層B
の厚さが局部的に層Bの厚さの0.2倍以下の薄い部分
が観察された場合を×とした。
【0048】(7)摩擦係数:平滑なガラス板上に、幅
15mm、長さ150mmに切り出したフィルムを表と
裏を接触させ2枚重ね、その上にゴム板を載せ、更にそ
の上に重りを載せ、2枚のフィルムの接圧を2g/cm
2として10mm/mi nでフィルム同士を滑らせて摩
擦力を測定した。なお、測定は、温度23℃±1℃、湿
度50%±5%の雰囲気下で行い、2mm滑らせた点で
の値を摩擦係数とした。
【0049】(8)印刷鮮明性:温度23℃、湿度50
%RHの室内において、(株)キーエンス社製カラービ
デオプリンター「VH−P20」を使用し、試料に画像
をプリントし、プリントされた画像を目視観察し、以下
の表1に示すランクに分けて評価した。
【0050】
【表1】 ○:画像が鮮明(実用的に問題の無いレベル) △:画像がやや鮮明(実用的に問題の無いレベル) ×:画像が不鮮明(実用的に問題の有るレベル)
【0051】(9)クッション性:Mitutoyo製厚さ計を
使って測定子上に、50g、500gの重りを載せ、シ
ート厚さt1、t2を測定した。これらの値を使って次
式によりクッション率を計算した。
【0052】
【数5】 クッション率(%)=100×(t1−t2)/t1 (上記式中、t1は50gの荷重を載せたときの厚さ、
t2は100gの荷重を載せたときの厚さを表す。)
【0053】(10)熱収縮率:フィルムの縦方向(S
MD)、横方向(STD)に各5本の試料(幅2cm、
長さ100cm)を切り出し、無張力状態で150℃の
雰囲気中で30分間熱処理し、その前後のサンプルの長
さを測定し、フィルムの縦方向(SMD)、横方向(S
TD)の熱収縮率を次式にて計算し、各5本の平均値で
表した。
【0054】
【数6】 熱収縮率(%)=[(I0−I1)/I0]×100 (上記式中、I0は熱処理前のサンプル長さ(mm)、
1は熱処理後のサンプル長さ(mm)を表す。)ただ
し、I0<I1(膨張の場合)は−(マイナス)で表し
た。
【0055】本実施例に使用したポリエステル樹脂原料
を以下に示す。
【0056】(1)ポリエステル樹脂原料a:ジカルボ
ン酸単位がテレフタル酸99.7モル%、ピロメリット
酸0.3モル%から成り、ジオール単位がエチレングリ
コール97.3モル%、ジエチレングリコール2.7モ
ル%から成る、極限粘度1.3dl/gの熱可塑性ポリ
エステル樹脂。
【0057】(2)ポリエステル樹脂原料b:ジカルボ
ン酸単位がテレフタル酸83.2モル%、イソフタル酸
17.0モル%から成り、ジオール単位がエチレングリ
コール97.1モル%、ペンタエリスリトール0.3モ
ル%、ジエチレングリコール2.4モル%から成る、極
限粘度1.2dl/gの熱可塑性ポリエステル樹脂。
【0058】(3)ポリエステル樹脂原料c:平均粒径
2μmの無定型シリカ粒子を0.1重量%含有する極限
粘度0.80dl/gのポリエチレンテレフタレート樹
脂。
【0059】(4)ポリエステル樹脂原料d:極限粘度
0.85dl/gのポリエチレンテレフタレート樹脂。
【0060】(5)ポリエステル樹脂原料e:平均粒径
0.3μmの酸化チタン粒子を2重量%含有する極限粘
度0.80dl/gのポリエチレンテレフタレート樹
脂。
【0061】実施例1 ポリエステル樹脂原料aを170℃で3時間乾燥した
後、290℃に設定したメイン押出機に投入し、途中、
押出機バレルの後半1/3の部分より、発泡剤としてブ
タンを0.4重量%となる様に注入し、Tダイから吐出
される迄に260℃まで冷却した。一方、ポリエステル
樹脂原料eを170℃で3時間乾燥した後、290℃に
設定したサブ押出機に投入して溶融し、、Tダイ内にお
いてメイン押出機からの溶融樹脂と層流状で発泡接合積
層させて吐出させた。そして、Tダイから押出された発
泡体を、Tダイリップから5cm下に位置する表面温度
20℃に設定した冷却ロールに密着させて冷却固化し
た。
【0062】上記で得られた未延伸積層発泡シートを縦
延伸ロールに送り込み、先ず、フィルム温度83℃(I
Rヒーター付与)で2.5倍延伸した後、更に、97℃
(IRヒーター付与)で1.2倍延伸し、テンターに導
き、120℃で横方向に3.0倍延伸して二軸配向フィ
ルムを得た。次いで、得られた二軸配向フィルムを熱固
定ゾーンに導き、200℃で5秒間幅方向に3%弛緩さ
せながら熱固定した得られたフィルムの層構成はB/A
/B=29/42/29μmであった。
【0063】実施例2 実施例1において、メイン押出機とサブ押出機の吐出量
を変更する他は、実施例1と同様に操作し、層構成:B
/A/B=8/84/8μmのフィルムを得た。
【0064】実施例3 実施例1において、ポリエステル原料aの代わりにポリ
エステル原料bを、ポリエステルeの代わりにポリエス
テル原料cを使用した他は、実施例1と同様に操作し、
層構成:B/A/B=8/84/8μmのフィルムを得
た。
【0065】比較例1 実施例1において、ブタン注入量を0.04重量%に変
更し、押出機の吐出量を変更した他は、実施例1と同様
に操作し、層構成:B/A/B=10/80/10μm
のフィルムを得た。
【0066】比較例2 実施例1において、次の様に変更した他は、実施例1と
同様に操作し、層構成:B/A/B=15/70/15
μmのフィルムを得た。メイン押出機には、ポリエステ
ルと非相溶の熱可塑性樹脂である結晶性ポリプロピレン
ホモポリマー(メルトフローインデックス:5)8.0
重量%とポリエステル樹脂原料c92重量%の混合原料
を投入し、発泡剤を使用しなかった、また、ダイから吐
出されるまでの温度は290℃に保った。そして、押出
機の吐出量を変更した。
【0067】比較例3 実施例1において、層Bにポリエステル原料dを100
%使用した他は、実施例1と同様に操作した。
【0068】比較例4 実施例1において、サブ押出機を使用せず、メイン押出
機のみ使用した他は、実施例1と同様に操作し、微細気
泡単層100μmのフィルムを得た。
【0069】比較例5 実施例1において、ポリエステル原料aの代わりにポリ
エステル原料bを、ポリエステルeの代わりにポリエス
テル原料cを使用し、サブ押出機の吐出量とメイン押出
機の吐出量を変更した他は、実施例1と同様に操作し、
層構成:B/A/B=35/30/35μmのフィルム
を得た。
【0070】比較例6 実施例1において、ポリエステル原料aの代わりにポリ
エステル原料bを、ポリエステルeの代わりにポリエス
テル原料cを使用し、サブ押出機にポリエステルと非相
溶の熱可塑性樹脂である結晶性ポリプロピレンホモポリ
マー(メルトフローインデックス:5)6.0重量%と
ポリエステル樹脂原料c94重量%との混合原料を投入
した他は、実施例1と同様に操作した。
【0071】比較例7 実施例1において、ポリエステル原料aの代わりにポリ
エステル原料bを、ポリエステルeの代わりにポリエス
テル原料cを使用し、そして、延伸以降の工程を省略し
て未延伸積層発泡シートを得た他は、実施例1と同様に
操作した。得られた未延伸積層発泡シートは、しなやか
さを備えておらず、また、印刷鮮明性の評価は出来なか
った。
【0072】上記で得られたフィルムの物性および性能
を表2〜表4に示す。
【0073】
【表2】
【0074】
【表3】
【0075】
【表4】
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、表面外観、光沢性、耐
熱性、印刷性、走行性に優れ、気泡含有量の大きな微細
気泡含有積層フィルムが得られる。本発明の微細気泡含
有積層フィルムは、プリンター用受像紙、包装用、カー
ド、ラベル、人工皮革、電飾看板用反射板などの基材に
好適に使用され、しかも、リサイクル性に優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 9:00 (72)発明者 田村 浩一 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社内 Fターム(参考) 4F100 AK41A AK41B AK41C BA02 BA03 BA06 BA16 CA01 DE01B DE01C DJ01A EH20 EJ37 EJ38 GB15 HB00 HB31 JA03 JA13A JA13B JA13C JJ03 JK07 JK08 JK13 JK16 JK17 JL10 JN21 YY00 YY00A YY00B YY00C 4F210 AA24 AB02 AB17 AF14 AG01 AG03 AG20 AH54 QA02 QA03 QC06 QD04 QD13 QG01 QG12 QG15 QG18 QW12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルに非相溶の熱可塑性樹脂を
    実質的に含有せず、見掛密度が0.01以上1.1g/
    cm3以下で且つ厚さ方向の気泡径が3.0μm以上1
    00μm以下である気泡含有層Aの少なくとも片方の表
    面に、0.001重量%以上の不活性粒子を含有し、見
    掛密度が1.2g/cm3以上で且つ層厚さが下記式
    (1)を満たす層Bを積層し、少なくとも一軸に延伸さ
    れていることを特徴とする微細気泡含有積層延伸ポリエ
    ステルフィルム。 【数1】 2.0≦ T1 ≦ 0.7×T2・・・(1) (式中(1)のT1は層Bの厚さ(μm)、T2は気泡
    含有層Aの厚さ(μm)を表す。)
  2. 【請求項2】 光沢度が40%以上である請求項1に記
    載のポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】 延伸方向の少なくとも一方のヤング率が
    3.0ギガパスカル以下である請求項1又は2に記載の
    ポリエステルフィルム。
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JP2010047006A (ja) * 2008-07-23 2010-03-04 Toyobo Co Ltd 空洞含有熱収縮性ポリエステル系フィルム
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