JP2003161392A - 耐火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材 - Google Patents

耐火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材

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JP2003161392A JP2001402190A JP2001402190A JP2003161392A JP 2003161392 A JP2003161392 A JP 2003161392A JP 2001402190 A JP2001402190 A JP 2001402190A JP 2001402190 A JP2001402190 A JP 2001402190A JP 2003161392 A JP2003161392 A JP 2003161392A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】合成樹脂製の内管とその内管を被覆する耐火性
と断熱性を備えた外管とからなる耐火二層管直管同士又
は前記耐火二層管直管と金属管とを合成樹脂製の内管と
その内管を被覆する耐火性と断熱性を備えた外管とから
なる耐火二層管継で連結するにあたり、連結個所の目地
施工を省略するか、或いは極めて簡単な目地施工で火災
発生時の耐火二層管直管と継手の隙間を塞ぐ。 【解決手段】耐火二層管継手2の外管22の端部に、耐
火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材
3を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、耐火二層管直管
同士又は前記耐火二層管直管と金属管とを連結するとき
に使用される耐火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張
性環状目地部材に関する。
【0002】
【従来の技術】建築基準法施行令第129条の2の5第
1項7号の規定により、不燃材料で造ることとされてい
る部分に使用する給水管、配電管、排水管として、不燃
材料同等として認定されている耐火二層管がある。この
耐火二層管としては、図1に示すような、硬質塩化ビニ
ル樹脂管からなる内管11の外周を、繊維混入モルタル
や難燃性フェノール樹脂発泡体等の外管12で被覆した
耐火二層管直管1がある。
【0003】この耐火二層管直管1を連結するには、金
属製継手の他に耐火二層管継手2が使用されるが、この
耐火二層管継手2も耐火二層管直管1と同様に、硬質塩
化ビニル樹脂継手からなる内管21の外周を、繊維混入
モルタルや難燃性フェノール樹脂発泡体等の外管22で
被覆したものである。
【0004】耐火二層管直管1と耐火二層管継手2を連
結するには、まず耐火二層管直管1の内管11を、耐火
二層管直管1の外管12の開口端部から、耐火二層管継
手2への挿入代の2倍の長さだけ引き出した状態で、外
管12の開口端部から距離か指定された長さになるよう
に管軸に垂直な面で切断する。そして内管11の両側
が、挿入代分だけ外管12の開口端部から突出して露出
している状態になるように外管12をずらす。
【0005】つぎに、内管11の露出部分及び耐火二層
管継手2の内管21の受け口部分に接着剤を塗布したの
ち、耐火二層管継手2の内管21の受け口23に挿入
し、先端がストッパ24に当接させた状態で60秒程度
保持すれば連結は完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような耐火二層管
直管1と耐火二層管継手2との連結においては、耐火二
層管1の内管11と外管12の長さを正確に、かつそれ
ぞれを管軸に垂直な面で切断しないと、連結したのちに
耐火二層管直管1と耐火二層管継手2の内管11,21
及び外管12,22間に隙間を生じる。
【0007】このため、耐火二層管直管1と耐火二層管
継手2の外管12,22間の隙間は、両者の間には段差
があることもあって、セメント系目地材やけい酸ソーダ
系目地材による湿式の目地施工や、金属製目地カバーに
よる目地施工の併用か、或いはいずれかの目地施工を欠
かすことができない。
【0008】しかしながら、そのような目地施工は配管
工事の終了後に実施されるので、目視できない個所もあ
り極めて煩雑な作業であるほか、耐火二層管直管の長期
間の伸縮等による目地材の劣化や、目地カバーの腐食等
が生じて、目地材としての機能を発揮できないような不
具合が生じることがある。
【0009】本発明は、上述の課題を解決して、目地施
工を省略できるか、或いは極めて簡単な目地施工で耐火
二層管直管と耐火二層管継手の連結を行うことができる
耐火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部
材を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、合成樹脂製の内管とその内管を
被覆する耐火性と断熱性を備えた外管とからなる耐火二
層管直管同士又は前記耐火二層管直管と金属管とを連結
するための、合成樹脂製の内管とその内管を被覆する耐
火性と断熱性を備えた外管とからなる耐火二層管継手に
おいて、前記耐火二層管継手の内管及び/又は外管の端
部に配設されることを特徴とする耐火二層管継手用の耐
火性を備えた熱膨張性環状目地部材である。
【0011】かかる発明では、耐火二層管継手の内管及
び/又は外管の端部に配設されているから、火災の発生
により周辺の温度が上昇すると、耐火二層管継手用の耐
火性を備えた熱膨張性環状目地部材が膨張して、耐火二
層管直管と耐火二層管継手の隙間を埋めることができ
る。
【0012】請求項2の発明は、耐火二層管直管の外管
と耐火二層管継手の外管との隙間に挿入されることを特
徴とする請求項1に記載の耐火二層管継手用の耐火性を
備えた熱膨張性環状目地部材である。
【0013】かかる発明では、耐火性を備えた熱膨張性
環状目地部材が耐火二層管直管の外管と耐火二層管継手
の外管との隙間に挿入されているから、請求項1の作用
効果に加えて、耐火二層管直管の外管切断時の不具合
や、耐火二層管直管の内管の膨張により、耐火二層管直
管の外管と耐火二層管継手の外管との隙間が生じていて
も、火災の発生により周辺の温度が上昇すると、耐火二
層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材が膨
張して、耐火二層管直管の外管と耐火二層管継手の外管
との隙間を埋めることができる。
【0014】請求項3の発明は、環体を横断するスリッ
トにより切断されていることを特徴とする請求項2に記
載の耐火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目
地部材である。
【0015】かかる発明では、耐火性を備えた熱膨張性
環状目地部材が、環体を横断するスリットにより切断さ
れているから、請求項2の作用効果に加えて、耐火二層
管直管と耐火二層管継手を連結したのちにおいても、両
者の隙間に耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材を配設
することができる。
【0016】請求項4の発明は、切断された端面に合じ
ゃくり加工が施され、それらの接合面に設けた係止手段
により環形に接続されていることを特徴とする請求項3
に記載の耐火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環
状目地部材である。
【0017】かかる発明では、切断された端面に合じゃ
くり加工が施され、それらの接合面に設けた係止手段に
より環形に接続されているから、請求項3の作用効果に
加えて、常態時及び火災により膨張した場合でも、耐火
性を備えた熱膨張性環状目地部材が落下することがな
い。
【0018】請求項5の発明は、あらかじめ成形されて
いる継手内管を継手金型内に配置し、前記継手内管の外
側に継手外管用材料を供給して耐火二層管継手を成形す
るにあたり、前記継手金型内に配置されて前記耐火二層
管継手の外管の端部に一体的に固着されていることを特
徴とする耐火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環
状目地部材である。
【0019】かかる発明では、耐火二層管継手の外管の
端部に一体的に耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材が
固着されているから、耐火二層管直管と連結したとき、
両者間の隙間が塞がれるほか、耐火二層管直管の内管の
膨張や収縮を吸収することができる。
【0020】請求項6の発明は、耐火二層管継手の内管
の端部に外挿され、成形される継手外管とにより挟持さ
れる円筒状の脚部を備えたことを特徴とする請求項5に
記載の耐火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状
目地部材である。
【0021】かかる発明では、耐火性を備えた熱膨張性
環状目地部材は円柱状の脚部を備え、その脚部が耐火二
層管継手の外管と内管とで挟持されているから、請求項
5の作用効果に加えて、耐火二層管継手用の熱膨張性環
状目地部材が脱落することなく、耐火二層管継手の内管
の径方向の膨張、収縮に径変化を吸収する。
【0022】請求項7の発明は、260〜300°Cで
発泡を開始し、体積が5〜10倍に膨張することを特徴
とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の耐火二層
管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材であ
る。
【0023】かかる発明では、耐火性を備えた熱膨張性
環状目地部材は260〜300°Cで発泡を開始し、体
積が5〜10倍に膨張するように調製されているから、
請求項1乃至6のいずれか1項の作用効果に加えて、常
態時は勿論、耐火二層管継手の外管成形時においても発
泡することなく、火災時には発泡して、耐火二層管直管
と耐火二層管継手との隙間を確実に塞ぐことができる。
【0024】請求項8の発明は、熱良伝導性の金属が含
有されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
か1項に記載の耐火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨
張性環状目地部材である。
【0025】かかる発明では、耐火二層管継手用の熱膨
張性環状目地部材には熱良伝導性の金属が含まれている
ので、請求項1乃至7のいずれか1項の作用効果に加え
て、火災発生時には耐火二層管継手用の熱膨張性環状目
地部材の全体にわたって急速に熱が伝わるので、均一に
発泡を開始して耐火二層管直管と耐火二層管継手との隙
間を確実かつ急速に塞ぐことができる。
【0026】請求項9の発明は、耐火二層管直管又は耐
火二層管継手の外管と同系統の色に着色されていること
を特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の耐
火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材
である。
【0027】かかる発明では、耐火性を備えた熱膨張性
環状目地部材は耐火二層管直管又は耐火二層管継手の外
管と同系統の色に着色されているから、請求項1乃至8
のいずれか1項の作用効果に加えて、耐火二層管直管と
耐火二層管継手の外管との間に装着したとき違和感が解
消される。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照してその詳細を以下に説明する。
【0029】図1は耐火二層管継手に耐火二層管直管を
連結する前後の状態を示す切断側面図、図2は耐火性を
備えた熱膨張性環状目地部材の正面図である。耐火二層
管直管1は硬質塩化ビニル樹脂管からなる内管11の外
周を、繊維混入モルタルや難燃性フェノール樹脂発泡体
等の外管12で被覆したものである。そして耐火二層管
継手2と連結する前に、耐火二層管直管1の内管11の
端部が、耐火二層管継手2への挿入代分だけ耐火二層管
直管1の外管12の開口端部から突出して露出している
状態になるように切断する。
【0030】そこで突出して露出している内管11の外
周に、図2(a)に示した、耐火性を備えた熱膨張性環
状目地部材3を装着したのち接着剤を塗布し、耐火二層
管継手2の内管21の受け口23に挿入し、先端がスト
ッパ24に当接させた状態で60秒程度保持すれば連結
は完了する。このとき熱膨張性環状目地部材3は耐火二
層管直管1の外管12の開口端部と、耐火二層管継手2
の外管22との隙間に挿入されている。
【0031】図3は耐火二層管継手に耐火二層管直管が
連結された状態を示す切断側面図である。この場合、熱
膨張性環状目地部材3を耐火二層管直管1の外管12の
開口端部と、耐火二層管継手2の外管22との隙間に挿
入することができないので、図2(b)に示した環体を
横断するスリット33により切断されている耐火性を備
えた熱膨張性環状目地部材31を使用し、切断個所を拡
げた状態で挿入する。そののち、切断面を接着剤等によ
り貼着して環状に接続しておくことが好ましい。なお、
角柱状に成形された膨張性目地部材の端部を連結して環
状としたものでもよい。
【0032】図2(c)に示した熱膨張性環状目地部材
32では、切断された端面に合じゃくり加工が施され、
それらの接合面にそれぞれ設けた突起と孔等の係止手段
34により環形に接続できるようになっている。なお、
角柱状に成形された膨張性目地部材の両端部に合じゃく
り加工を施し、それらの接合面に接着剤を塗布するか、
或いはそれぞれ設けた突起と孔等の係止手段で環形に連
結して環状としてもよい。
【0033】上記の各実施例は、耐火二層管継手に耐火
二層管直管を連結する前後に、耐火二層管直管の外管と
耐火二層管継手の外管との間に挿入する耐火性を備えた
熱膨張性環状目地部材について述べたが、以下は耐火二
層管継手の成形時に継手側に固着された熱膨張性環状目
地部材について説明する。
【0034】図4は熱膨張性環状目地部材が固着された
耐火二層管継手の切断側面図である。この耐火二層管継
手2は90°エルボであり、硬質塩化ビニル樹脂から射
出成形された内管21を成形型内に配置したのち、繊維
混入モルタルを注入して養生固化させたもので、内管2
1の外周を覆う成形された外管22とからなる。この成
形の際に内管21の端部外周に熱膨張性環状目地部材3
を挿着しておくと、外管22の成形時に外管22の端部
に接合される。なお、成形前に熱膨張性環状目地部材3
の外管22との接合面に接着剤を塗布しておけば、外管
22の端部に固着される。
【0035】図5は熱膨張性環状目地部材が固着された
別の例の耐火二層管継手の切断側面図である。この例の
耐火二層管継手2は伸縮片受けソケットであり、耐火二
層管直管の内管が内挿される側の開口部には、基部が耐
火二層管継手2の内管21と外管22との間に挿入され
た止め輪41により、耐火二層管直管の内管の外周に当
接するゴムリング4が保持されている。そして止め輪4
1と外管2の端部には、外管2の成形時に成形型に配置
した熱膨張性環状目地部材35が接合されている。この
熱膨張性環状目地部材35は、連結される耐火二層管直
管の外管の端面と当接するが、それらの間に隙間があっ
ても火災発生時は発泡して隙間を塞ぐ。
【0036】また、この伸縮片受けソケットの耐火二層
管直管の内管が外挿される側の開口部にも、外管2の成
形時に成形型に配置した熱膨張性環状目地部材36が接
合されている。この熱膨張性環状目地部材36は、連結
される耐火二層管直管の外管の端面と当接するが、それ
らの間に隙間があっても火災発生時は発泡して隙間を塞
ぐ。
【0037】図6は熱膨張性環状目地部材が固着された
別の例の耐火二層管継手の切断側面図である。この耐火
二層管継手2は90°エルボであり、その開口端部に
は、外管22の成形時に成形型に配置した、図7で示
す、円筒状の脚部38を備えた熱膨張性環状目地部材3
7が固着されていて、その脚部38が外管22と内管2
1との間に挟持されている。このため、熱膨張性環状目
地部材37が耐火二層管継手2から脱落することはな
い。この熱膨張性環状目地部材37は、連結される耐火
二層管直管の外管の端面と当接するが、それらの間に隙
間があっても火災発生時は発泡して隙間を塞ぐ。
【0038】図8は熱膨張性環状目地部材が固着された
別の例の耐火二層管継手の切断側面図である。この耐火
二層管継手2は90°エルボであるが上述の継手と異な
り、いんろう継手であり、耐火二層管継手の外管22に
耐火二層管直管の外管の先端部が挿入される受け口25
が延設されている。したがって、円筒形の脚部を備えた
熱膨張性環状目地部材37は、内管21における耐火二
層管直管の内管受け口13の開口端面に固設されてい
る。このため、その脚部38が外管22と内管21との
間に挟持されているので、熱膨張性環状目地部材37が
耐火二層管継手2から脱落することはない。この例で
は、耐火二層管継手2の外管22の受け口25の開口端
面にも、さらに熱膨張性環状目地部材を配置してもよ
い。
【0039】本発明に使用される耐火性を備えた熱膨張
性環状目地部材は、例えばクロロプレンゴム等の難燃性
合成ゴム又は合成樹脂に、グラファイト等からなる発泡
性グラファイト、金属粉末を含む無機質充填材ならびに
無機質繊維などを充填して所定形状に成形したものであ
る。
【0040】そして、260〜300°Cの温度で発泡
を開始し、体積が5〜10倍に膨張するように調節され
たものが特に好ましい。このような耐火性を備えた熱膨
張性環状目地部材では、耐火二層管継手の製造時に外管
を成形するための成形型内に配置しても、加熱及び養生
工程の間に発泡することがない。また、火災発生時には
膨張して外管間の隙間を塞ぐことができる。
【0041】また、耐火性を備えた熱膨張性環状目地部
材に、熱良伝導性の金属が含有されていると、迅速かつ
均一に膨張を開始するので好ましい。
【0042】さらに、耐火性を備えた熱膨張性環状目地
部材を、耐火二層管直管又は耐火二層管継手の外管と同
系統の色に着色しておくと、挿着したときの違和感が無
くなるので好ましい。
【0043】上述の実施例において、耐火二層管継手と
して90°エルボ及び伸縮片受けソケットについて説明
したが、その他の各種耐火二層管継手にも本発明を適用
することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述したように構成されている
ので以下の効果を奏する。
【0045】請求項1の発明では、耐火二層管継手の内
管及び/又は外管の端部に配設されているから、火災の
発生により周辺の温度が上昇すると、耐火二層管継手用
の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材が膨張して、耐
火二層管直管と耐火二層管継手の隙間を埋めることがで
きる。
【0046】請求項2の発明では、耐火性を備えた熱膨
張性環状目地部材が耐火二層管直管の外管と耐火二層管
継手の外管との隙間に挿入されているから、請求項1の
効果に加えて、耐火二層管直管の外管切断時の不具合
や、耐火二層管直管の内管の膨張により、耐火二層管直
管の外管と耐火二層管継手の外管との隙間が生じていて
も、火災の発生により周辺の温度が上昇すると、耐火二
層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材が膨
張して、耐火二層管直管の外管と耐火二層管継手の外管
との隙間を埋めることができる。
【0047】請求項3の発明では、耐火性を備えた熱膨
張性環状目地部材が、環体を横断するスリットにより切
断されているから、請求項2の効果に加えて、耐火二層
管直管と耐火二層管継手を連結したのちにおいても、両
者の隙間に耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材を配設
することができる。
【0048】請求項4の発明では、切断された端面に合
じゃくり加工が施され、それらの接合面に設けた係止手
段により環形に接続されているから、請求項3の効果に
加えて、常態時及び火災により膨張した場合でも、耐火
性を備えた熱膨張性環状目地部材が落下することがな
い。
【0049】請求項5の発明では、耐火二層管継手の外
管の端部に一体的に耐火性を備えた熱膨張性環状目地部
材が固着されているから、耐火二層管直管と連結したと
き、両者間の隙間が塞がれるほか、耐火二層管直管の内
管の膨張や収縮を吸収することができる。
【0050】請求項6の発明では、耐火性を備えた熱膨
張性環状目地部材は円柱状の脚部を備え、その脚部が耐
火二層管継手の外管と内管とで挟持されているから、請
求項5の効果に加えて、耐火二層管継手用の熱膨張性環
状目地部材が脱落することなく、耐火二層管継手の内管
の径方向の膨張、収縮に径変化を吸収する。
【0051】請求項7の発明では、耐火性を備えた熱膨
張性環状目地部材は260〜300°Cで発泡を開始
し、体積が5〜10倍に膨張するように調製されている
から、請求項1乃至6のいずれか1項の効果に加えて、
常態時は勿論、耐火二層管継手の外管成形時においても
発泡することなく、火災時には発泡して、耐火二層管直
管と耐火二層管継手との隙間を確実に塞ぐことができ
る。
【0052】請求項8の発明では、耐火二層管継手用の
熱膨張性環状目地部材には熱良伝導性の金属が含まれて
いるので、請求項1乃至7のいずれか1項の効果に加え
て、火災発生時には耐火二層管継手用の熱膨張性環状目
地部材の全体にわたって急速に熱が伝わるので、均一に
発泡を開始して耐火二層管直管と耐火二層管継手との隙
間を確実かつ急速に塞ぐことができる。
【0053】請求項9の発明では、耐火性を備えた熱膨
張性環状目地部材は耐火二層管直管又は耐火二層管継手
の外管と同系統の色に着色されているから、請求項1乃
至8のいずれか1項の効果に加えて、耐火二層管直管と
耐火二層管継手の外管との間に装着したとき違和感が解
消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】耐火二層管継手に耐火二層管直管を連結する前
後の状態を示す切断側面図である。
【図2】耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材の正面図
である。
【図3】耐火二層管継手に耐火二層管直管が連結された
状態を示す切断側面図である。
【図4】熱膨張性環状目地部材が固着された耐火二層管
継手の切断側面図である。
【図5】熱膨張性環状目地部材が固着された別の例の耐
火二層管継手の切断側面図である。
【図6】熱膨張性環状目地部材が固着された別の例の耐
火二層管継手の切断側面図である。
【図7】円筒状の脚部を備えた熱膨張性環状目地部材の
断面図である。
【図8】熱膨張性環状目地部材が固着された別の例の耐
火二層管継手の切断側面図である。
【符号の説明】
1は耐火二層管直管、2は耐火二層管継手、3は熱膨張
性環状目地部材、4はゴムリング、11は内管、12は
外管、13は受け口、21は内管、22は外管、23は
受け口、24はストッパ、31は熱膨張性環状目地部
材、32は熱膨張性環状目地部材、33はスリット、3
4は係止手段、35は熱膨張性環状目地部材、36は熱
膨張性環状目地部材、37は熱膨張性環状目地部材、3
8は脚部、41は止め輪、である。
フロントページの続き Fターム(参考) 3H015 BB05 BC07 BC08 3H025 EA03 EB13 EC04 ED01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の内管とその内管を被覆する
    耐火性と断熱性を備えた外管とからなる耐火二層管直管
    同士又は前記耐火二層管直管と金属管とを連結するため
    の、合成樹脂製の内管とその内管を被覆する耐火性と断
    熱性を備えた外管とからなる耐火二層管継手において、
    前記耐火二層管継手の内管及び/又は外管の端部に配設
    されることを特徴とする耐火二層管継手用の耐火性を備
    えた熱膨張性環状目地部材。
  2. 【請求項2】 耐火二層管直管の外管と耐火二層管継手
    の外管との隙間に挿入されることを特徴とする請求項1
    に記載の耐火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環
    状目地部材。
  3. 【請求項3】 環体を横断するスリットにより切断され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の耐火二層管継
    手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材。
  4. 【請求項4】 切断された端面に合じゃくり加工が施さ
    れ、それらの接合面に設けた係止手段により環形に接続
    されていることを特徴とする請求項3に記載の耐火二層
    管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材。
  5. 【請求項5】 あらかじめ成形されている継手内管を継
    手金型内に配置し、前記継手内管の外側に継手外管用材
    料を供給して耐火二層管継手を成形するにあたり、前記
    継手金型内に配置されて前記耐火二層管継手の外管の端
    部に一体的に固着されていることを特徴とする耐火二層
    管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材。
  6. 【請求項6】 耐火二層管継手の内管の端部に外挿さ
    れ、成形される継手外管とにより挟持される円筒状の脚
    部を備えたことを特徴とする請求項5に記載の耐火二層
    管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材。
  7. 【請求項7】 260〜300°Cで発泡を開始し、体
    積が5〜10倍に膨張することを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれか1項に記載の耐火二層管継手用の耐火性
    を備えた熱膨張性環状目地部材。
  8. 【請求項8】 熱良伝導性の金属が含有されていること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の耐
    火二層管継手用の耐火性を備えた熱膨張性環状目地部
    材。
  9. 【請求項9】 耐火二層管直管又は耐火二層管継手の外
    管と同系統の色に着色されていることを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれか1項に記載の耐火二層管継手用の
    耐火性を備えた熱膨張性環状目地部材。
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