JPH0510552B2 - - Google Patents

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JPH0510552B2
JPH0510552B2 JP59279759A JP27975984A JPH0510552B2 JP H0510552 B2 JPH0510552 B2 JP H0510552B2 JP 59279759 A JP59279759 A JP 59279759A JP 27975984 A JP27975984 A JP 27975984A JP H0510552 B2 JPH0510552 B2 JP H0510552B2
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JP
Japan
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tube
inner tube
socket
diameter
outer tube
Prior art date
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Application number
JP59279759A
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English (en)
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JPS61157889A (ja
Inventor
Sueo Yokota
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヒユーム管、金属管、石綿管等の外
管を塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂等からな
る合成樹脂製内管でライニングした複合管および
その製造方法に関する。
(従来技術) 従来からヒユーム管、金属管等の外管を合成樹
脂製内管でライニングした複合管は、地中に埋設
される上下水道用パイプ、あるいは高層ビルの下
水用耐火パイプとして用いられている。
また、この複合管の製法についても従来から
種々の方法が知られており、本件出願人は、先に
特開昭59−5049号において、最も進歩的な複合管
の製造方法を提案した。
この複合管の製造方法を、第4図および第5図
に基づいて説明すると次の通りである。
ヒユーム管、金属管等の外管1′は、一端部に拡
径受口11′を有し、他端部には段差をもつて径
が縮少した差口12′が設けられている。この外
管1′内に、予めその外周面に感熱接着剤を塗布
しておいた熱膨脹性を有する合成樹脂製内管2′
を挿通し、その端部に成形型7′、閉塞板8′を当
てがつた外管1′内に内管2′をセツトする。
次いで、内管2′内に蒸気等の加熱媒体を導入
してその径を拡大させ、外管1′の内周面ち内管
2′を密着させる。
しかる後、成形型7′、閉塞板8′を取り外し、
内管2′を拡径受口11′の端部で切断したのち、
第5図に示すように内型9′を拡径受口内に圧入
して内管2′を拡径受口11′内周面に密着させて
いた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来の製造方法には、合成
樹脂製内管を加熱膨脹させるための加熱媒体を必
要とするために設備がおおがかりになるという欠
点があり、製品のコストアツプは避けられなかつ
た。また、外管としてヒユーム管を用いた場合に
は加熱媒体の熱影響を受けてヒユーム管の性能が
低下するという欠点があつた。
しかも、このようにして得られた複合管は、熱
膨脹係数の異なる外管と内管とが接着剤を介して
接合しているために、この複合管を高温流体の輪
送配管として使用した場合には、内管が径方向に
熱膨脹した際に外管あるいは内管が破損すること
があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる従来複合管が抱えていた問題
点を一挙に解決したものであつて、熱影響によつ
て管が破損することのない複合管を提供すると共
に、特別な設備を必要とすることなくライニング
工程が迅速、かつ確実に行なえる複合管の製造方
法を提供するものである。
すなわち、本願の第1の発明は、一端部に拡径
受口11と他端部に差口12とを有する外管1内
に、該外管1の内径より若干小さい外径を有しそ
の一端部に前記拡径受口11の内径より若干小さ
い外径の受口21を有する合成樹脂製内管2を挿
通して外管1と内管2との間に発泡性接着剤3を
介在させ、また差口12端部には外筒41と内筒
42とからなる管端キヤツプ4を嵌合して外筒4
1で差口12外周面を被覆すると共に、内筒42
を内管2の他端部に重ね合わせたことを特徴とす
る複合管にある。
また、第2の発明は、一端部に拡径受口11と
他端部に差口12とを有する外管1と、該外管1
の内径より若干小さい外径を有しその一端部に前
記拡径受口11の内径より若干小さい外径の受口
21を有する合成樹脂製内管2とを準備し、外管
1の差口12端部に外筒41と内筒42とからな
る管端キヤツプ4を嵌合すると共に、外管1内に
内管2を挿通して内管2の他端部と前記内筒42
とを接合し、次いで外管1と内管2との間に発泡
性接着剤3を充填したことを特徴とする複合管の
製造方法にある。
(実施例) 以下、本発明の具体的構成を実施例に基づい
て、詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す複合管の縦断
面図、第2図はこの複合管の製造工程を示す縦断
面図、第3図は本発明の他の実施例を示す要部断
面図であつて、図中符号1はヒユーム管、金属
管、石綿管等の外管、2は塩化ビニル樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等からなる合
成樹脂製内管、3は発泡性接着剤、4は前記内管
2と同種の合成樹脂材からなる管端キヤツプであ
る。
外管1は、一端部に拡径受口11を有し、その
他端部には段差をもつて径が縮少した差口12が
設けられている。この差口12端部には、接着剤
を介して管端キヤツプ4が嵌合している。
管端キヤツプ4は、底板40に外筒41と内筒
42とが接合した構成からなつており、底板40
が管端面に密接し、外筒41が差口12外周面を
被覆すると共に、内筒42が管端内周面に接合し
ている。
外管1内には、一端部に受口21を有する内管
2が挿通されており、外管1と内管2との間は発
泡性接着剤3を介在して密着接合している。
そして、内管2の他端部が前記内筒42と接合
した構成からなつている。
外管1と内管2との間隙、すなわち発泡性接着
剤3の厚みは、外筒1の材質、その内径寸法等に
応じて適宜選択できるが、一般には0.5〜5mmの
範囲で適宜設定し、この間隙に合わせて管端キヤ
ツプ4の内筒42を成形するとよい。
次に、この複合管の製造工程を第2図に示す縦
断面図に基づいて説明する。
まず、一端部に拡径受口11を有し、他端部の
外周に段差をもつて径が縮少した差口12を有す
る外管1を準備し、該差口12端部に管端キヤツ
プ4を嵌合する。
他方、外管1をライニングする内筒2は、外筒
1の内径より若干小さい外径を有し、かつ外管1
とほぼ等しい長さを有するものを使用し、該内管
2の一端部を拡径して前記拡径受口11の内径よ
り若干小さい外径の受口21を成形する。この受
口21の成形は、従来から知られている如何なる
方法、手段によつてもよい。
次に、外管1内に内管2を挿入し、嗽内管2の
他端部を前記内筒42に接合すると共に、固定具
5を用いて一方の受口21を外管1に固定する。
この時、外管1と内管2との間隙が円周方向に
亘つて均一になるように固定することが肝要であ
り、内挿具52を受口21内に挿入し、該内挿具
52を半割環状体51を用いて拡径受口11に固
定する。
しかる後、外管1と内管2との間隙に発泡性接
着剤3を充填する。
この充填操作は、特に限定されないが、外管1
の管壁に通孔13,14を適宜間隔で穿設してお
いて、通孔13から発泡性接着剤3を注入しつつ
通孔14から空気を排出し、外管1と内管2との
間隙に接着剤3を充満させるとよい。
本発明で使用される発泡性接着剤としては、ポ
リエステル系樹脂とイソシアネート系樹脂とが相
互に結合してポリウレタン樹脂を形成する二液性
接着剤が好適であり、この接着剤を常温で発泡さ
せて外管1と内管2との間隙に充満させる。
かくして、外管1の内周面が発泡性接着剤3を
介して内管2で被覆され、また差口12管端部が
管端キヤツプ4で被覆された複合管が得られる。
尚、前述した製造方法では、外管1の差口12
の端部に管端キヤツプ4を嵌合した後、外管1内
に内管2を挿通する工程について説明したが、本
発明の複合管はこの製造方法に限定されるもので
はなく、第3図に示した如く、外管1内に内管2
挿通した後、この管端部に管端キヤツプ4を嵌合
して外管1と内管2との間に発泡性接着剤3を充
填してもよい。
この場合には、同図に示したような差口を有す
る複合管が得られる。
かくして得られた複合管は、一方の管の拡径受
口に他方の管の差口を挿入し、接着剤を介して順
次接合されるものである。
(発明の作用および効果) 以上に述べた如く、本発明の複合管の製造方法
は、外管と、該外管の内面形状に適合した内管と
を準備し、外管内に内管を挿通した後、外管と内
管との間隙に発泡性接着剤を充填するだけである
ので、予め内管の径寸法を正確にしておけば、管
の内径寸法、特に正確な受口寸法を有する複合管
が得られる。
また、この複合管の製造には、発泡性接着剤を
充填するための注入機、内管を外管に固定するた
めの固定具を必要とするのみで、格別におおがか
りな設備は必要でないので、極めて簡単、かつ迅
速に製造でき、製品コストを大幅に低減できる。
かくして得られた複合管は、外管と内管との間
に発泡性接着剤が介在しているので、この複合管
を高温流体の輸送配管として使用した場合でも、
内管の径方向の熱膨脹は発泡性接着剤によつて吸
収されるので、外管あるいた内管が破損すること
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す複合管の縦断
面図、第2図は複合管の製造工程を示す縦断面
図、第3図は本発明の他の実施例を示す複合管の
要部断面図、第4図および第5図は従来の複合管
の製造工程を示す縦断面図である。 1……外管、11……拡径受口、12……差
口、2……合成樹脂製内管、21……受口、3…
…発泡性接着剤、4……管端キヤツプ、40……
底板、41……外筒、42……内筒、5……固定
具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端部に拡径受口と他端部に差口とを有する
    外管内に、該外管の内径より若干小さい外径を有
    しその一端部に前記拡径受口の内径より若干小さ
    い外径の受口を有する合成樹脂製内管を挿通して
    外管と内管との間に発泡性接着剤を介在させ、ま
    た前記差口端部には外筒と内筒とからなる管端キ
    ヤツプを嵌合して、外筒で差口外周面を被覆する
    と共に内筒を内管の他端部に重ね合わせたことを
    特徴とする複合管 2 一端部に拡径受口と他端部に差口とを有する
    外管と、該外管の内径より若干小さい外径を有し
    その一端部に前記拡径受口の内径より若干小さい
    外径の受口を有する合成樹脂製内管とを準備し、
    外管の差口端部に外筒と内筒とからなる管端キヤ
    ツプを嵌合すると共に、外管内に内管を挿通して
    該内管の他端部と前記内筒とを接合し、次いで外
    管と内管と間に発泡性接着剤を充填したことを特
    徴とする複合管の製造方法。
JP59279759A 1984-12-28 1984-12-28 複合管およびその製造方法 Granted JPS61157889A (ja)

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