JPH0556254B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0556254B2 JPH0556254B2 JP17253887A JP17253887A JPH0556254B2 JP H0556254 B2 JPH0556254 B2 JP H0556254B2 JP 17253887 A JP17253887 A JP 17253887A JP 17253887 A JP17253887 A JP 17253887A JP H0556254 B2 JPH0556254 B2 JP H0556254B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- pipe
- heated
- plastic
- outside
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 25
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 15
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 6
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は管路の内張り工法に関する。
従来の技術とその問題点
従来管路の内張り工法として、管路内に該管路
より小口径の硬質乃至半硬質の熱可塑性プラスチ
ツク管を挿入した後、この管を加熱すると同時に
内部より圧力をかけて膨脹させ、管路内面に密着
被覆するような管路の内張り工法が提案されてい
る。
より小口径の硬質乃至半硬質の熱可塑性プラスチ
ツク管を挿入した後、この管を加熱すると同時に
内部より圧力をかけて膨脹させ、管路内面に密着
被覆するような管路の内張り工法が提案されてい
る。
ところが従来工法では、管路内挿入の管の加熱
を単に管内側から行なうにすぎないため、管の厚
み方向に於て加熱が不均一となり、特にこの傾向
は厚みが大きくなればなる程顕著となり、この加
熱の不均一は、膨脹不足を招き管路内面への密着
被覆ができなかつたり、或は無理に膨脹するとク
ラツクなどの発生を招くなどの問題があつた。
を単に管内側から行なうにすぎないため、管の厚
み方向に於て加熱が不均一となり、特にこの傾向
は厚みが大きくなればなる程顕著となり、この加
熱の不均一は、膨脹不足を招き管路内面への密着
被覆ができなかつたり、或は無理に膨脹するとク
ラツクなどの発生を招くなどの問題があつた。
本発明はこのような従来の問題点を一掃するこ
とを目的としてなされたものである。
とを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、管路内に該管路より小口径の硬質乃
至半硬質の熱可塑性プラスチツク管を挿入した
後、この管を内部より加熱加熱して膨脹させ管路
内面に密着被覆する管路内張り工法に於て、管路
内に挿入された上記プラスチツク管の外側に、該
管の周囲を周〓を存して囲繞するようにゴム又は
熱可塑性プラスチツク製軟質チユーブを配し、該
チユーブと上記プラスチツク管との間の周〓に加
熱流体を供給し、該加熱流体により上記プラスチ
ツク管を外側から加熱しながら、該管を常法通り
内部より加熱加圧して膨脹し、その外側の軟質チ
ユーブとともに管路内面に密着被覆することを特
徴とする管路の内張り工法に係る。
至半硬質の熱可塑性プラスチツク管を挿入した
後、この管を内部より加熱加熱して膨脹させ管路
内面に密着被覆する管路内張り工法に於て、管路
内に挿入された上記プラスチツク管の外側に、該
管の周囲を周〓を存して囲繞するようにゴム又は
熱可塑性プラスチツク製軟質チユーブを配し、該
チユーブと上記プラスチツク管との間の周〓に加
熱流体を供給し、該加熱流体により上記プラスチ
ツク管を外側から加熱しながら、該管を常法通り
内部より加熱加圧して膨脹し、その外側の軟質チ
ユーブとともに管路内面に密着被覆することを特
徴とする管路の内張り工法に係る。
実施例
以下に本発明の一実施例を添付図面にもとづき
説明すると次の通りである。
説明すると次の通りである。
本発明工法の実施に際しては、第1図に示され
るように先ず最初に管路a内に、該管路aより小
口径の硬質乃至半硬質の熱可塑性プラスチツク管
1と、該管1の外側に周〓2を存して被せられた
ゴム又は熱可塑性プラスチツク製軟質チユーブ3
が挿入される。上記管路aの両端には、第1(内
側)と第2(外側)の端末管4,4′,5,5′が
接続され、外側のチユーブ3の両端部は、第1端
末管4,4′の蓋部4a,4a′中央の挿し口4a1,
4a1′に、また内側のプラスチツク管1の両端部
は、上記挿し口4a1,4a1′内をフリーに貫通し
て第2端末管5,5′の蓋部5a,5a′中央の際
し挿し口5a1,5a1′に、それぞれ挿着固定され、
上記プラスチツク管1の両端は栓体6,6′によ
り閉じられている。尚プラスチツク管1は円形断
面のまま管路a内に挿入しても或は第4図に示さ
れるように扁平加工し断面を小さくして挿入して
もよい。
るように先ず最初に管路a内に、該管路aより小
口径の硬質乃至半硬質の熱可塑性プラスチツク管
1と、該管1の外側に周〓2を存して被せられた
ゴム又は熱可塑性プラスチツク製軟質チユーブ3
が挿入される。上記管路aの両端には、第1(内
側)と第2(外側)の端末管4,4′,5,5′が
接続され、外側のチユーブ3の両端部は、第1端
末管4,4′の蓋部4a,4a′中央の挿し口4a1,
4a1′に、また内側のプラスチツク管1の両端部
は、上記挿し口4a1,4a1′内をフリーに貫通し
て第2端末管5,5′の蓋部5a,5a′中央の際
し挿し口5a1,5a1′に、それぞれ挿着固定され、
上記プラスチツク管1の両端は栓体6,6′によ
り閉じられている。尚プラスチツク管1は円形断
面のまま管路a内に挿入しても或は第4図に示さ
れるように扁平加工し断面を小さくして挿入して
もよい。
第1図に示される状態でスチームをボイラー7
より導管8を経て1方第2端末管5の供給口5b
を通じその内部に供給すると、スチームは第1端
末管4の蓋部4aの挿し口4a1より周〓2内に流
入しプラスチツク管1を外側より加熱しつつ他方
第2端末管5′の排出口5b′及びこれに接続する
排出管9を経て外部に排出される。更に同ボイラ
ー7よりのスチームの一部を、導管10及びこれ
に接続する一方栓体6の供給口6aよりプラスチ
ツク管1内に供給すると、スチームは該管1を内
側から加熱しつつ他方栓体6′の排出口6a′及び
これに接続する排出管11を通じ外部に排出され
る。このような内外からの加熱によりプラスチツ
ク管1は管厚みの方向に均一に加熱され、仮に管
厚みが1〜15mm程度など、比較的大きい場合であ
つても管厚みの方向にむらのない加熱軟化状態が
得られる。尚第1図には、プラスチツク管1とし
て、加熱軟化後の状態を示した。
より導管8を経て1方第2端末管5の供給口5b
を通じその内部に供給すると、スチームは第1端
末管4の蓋部4aの挿し口4a1より周〓2内に流
入しプラスチツク管1を外側より加熱しつつ他方
第2端末管5′の排出口5b′及びこれに接続する
排出管9を経て外部に排出される。更に同ボイラ
ー7よりのスチームの一部を、導管10及びこれ
に接続する一方栓体6の供給口6aよりプラスチ
ツク管1内に供給すると、スチームは該管1を内
側から加熱しつつ他方栓体6′の排出口6a′及び
これに接続する排出管11を通じ外部に排出され
る。このような内外からの加熱によりプラスチツ
ク管1は管厚みの方向に均一に加熱され、仮に管
厚みが1〜15mm程度など、比較的大きい場合であ
つても管厚みの方向にむらのない加熱軟化状態が
得られる。尚第1図には、プラスチツク管1とし
て、加熱軟化後の状態を示した。
而してこのような内外からの加熱を継続しつつ
プラスチツク管1内へのスチームの供給量を増大
し管内圧力を外側のそれより大きくすると、この
圧力差によりプラスチツク管1は第2図に示され
るように管半径方向に外側のチユーブ3とともに
膨脹され、膨脹管1′となつて外側のチユーブ3
とともに管路a内面に密着被覆される、尚第1〜
2図に示されるようにプラスチツク管1への内外
からの加熱に加え、導管12より1方第1端末管
4内に供給されるスチームでもつてチユーブ3の
外側を加熱するようにしてもよく、チユーブ3の
加熱に用いられたスチームは、他方第1端末管
4′に設けた排出口4′b及びこれに接続する排出
管13を通じて外部に排出される。
プラスチツク管1内へのスチームの供給量を増大
し管内圧力を外側のそれより大きくすると、この
圧力差によりプラスチツク管1は第2図に示され
るように管半径方向に外側のチユーブ3とともに
膨脹され、膨脹管1′となつて外側のチユーブ3
とともに管路a内面に密着被覆される、尚第1〜
2図に示されるようにプラスチツク管1への内外
からの加熱に加え、導管12より1方第1端末管
4内に供給されるスチームでもつてチユーブ3の
外側を加熱するようにしてもよく、チユーブ3の
加熱に用いられたスチームは、他方第1端末管
4′に設けた排出口4′b及びこれに接続する排出
管13を通じて外部に排出される。
管路a内面へのチユーブ3及びプラスチツク管
1の密着被覆を終えた後は、スチームの全ての供
給を停止し、これに代え外気を導管14及び1方
栓体6の供給口6bを通じ膨張管1′内に供給し、
該管1′内を加圧状態に保持しつつ管1′の冷却固
化を計り、その後端末管4,4′,5,5′の取外
しと、チユーブ3及び膨脹管1′の余端の切断除
去を行なうことにより、第3図に示す通り全ての
作業を終了する。
1の密着被覆を終えた後は、スチームの全ての供
給を停止し、これに代え外気を導管14及び1方
栓体6の供給口6bを通じ膨張管1′内に供給し、
該管1′内を加圧状態に保持しつつ管1′の冷却固
化を計り、その後端末管4,4′,5,5′の取外
しと、チユーブ3及び膨脹管1′の余端の切断除
去を行なうことにより、第3図に示す通り全ての
作業を終了する。
尚実施例に於ては加熱流体としてスチームを用
いた場合を示したが、その他熱風などの適宜の加
熱流体を用い得る。またプラスチツク管1の内部
よりの加熱加圧膨脹時には、加熱加圧流体と拡径
ピグ(図示せず)を併用してもよい。
いた場合を示したが、その他熱風などの適宜の加
熱流体を用い得る。またプラスチツク管1の内部
よりの加熱加圧膨脹時には、加熱加圧流体と拡径
ピグ(図示せず)を併用してもよい。
効 果
本発明工法に於ては、管路内挿入のプラスチツ
ク管を加圧膨脹するに際し、該管を内外から加熱
するので管厚みの方向の加熱軟化が各部均一とな
り、管の加圧膨脹をスムーズに無理なく用い得ら
れ、特にプラスチツク管として厚肉のものを用い
る場合に適用して極めて有用である。
ク管を加圧膨脹するに際し、該管を内外から加熱
するので管厚みの方向の加熱軟化が各部均一とな
り、管の加圧膨脹をスムーズに無理なく用い得ら
れ、特にプラスチツク管として厚肉のものを用い
る場合に適用して極めて有用である。
更に内張り後に於ては膨脹状態で内張りされた
プラスチツク管と管路内面との間に軟質チユーブ
が介層されているので、内張りが2層となり強度
的に優れた内張りが得られるとともに中間の軟質
チユーブが保有弾性によりクツシヨク層として機
能し、振動、衝撃などにより懸念される硬質乃至
半硬質プラスチツク管のクラツク発生などを防止
できる。
プラスチツク管と管路内面との間に軟質チユーブ
が介層されているので、内張りが2層となり強度
的に優れた内張りが得られるとともに中間の軟質
チユーブが保有弾性によりクツシヨク層として機
能し、振動、衝撃などにより懸念される硬質乃至
半硬質プラスチツク管のクラツク発生などを防止
できる。
第1〜3図は本発明工法の1実施状況を工程順
に示す概略説明図、第4図は第1図のA〜A線ま
た第5図は第2図のB〜B線に沿う断面図であ
る。 図において、1は硬質乃至半硬質のプラスチツ
ク管、2は周〓、3は軟質チユーブ、4,5は端
末管、6は栓体、7はボイラーである。
に示す概略説明図、第4図は第1図のA〜A線ま
た第5図は第2図のB〜B線に沿う断面図であ
る。 図において、1は硬質乃至半硬質のプラスチツ
ク管、2は周〓、3は軟質チユーブ、4,5は端
末管、6は栓体、7はボイラーである。
Claims (1)
- 1 管路内に該管路より小口径の硬質乃至半硬質
の熱可塑性プラスチツク管を挿入した後、この管
を内部より加熱加熱して膨脹させ管路内面に密着
被覆する管路の内張り工法に於て、管路内に挿入
された上記プラスチツク管の外側に、該管の周囲
を周〓を存して囲繞するようにゴム又は熱可塑性
プラスチツク性軟質チユーブを配し、該チユーブ
と上記プラスチツク管との間の周〓に加熱流体を
供給し、該加熱流体により上記プラスチツク管を
外側から加熱しながら、該管を常法通り内部より
加熱加圧して膨脹し、その外側の軟質チユーブと
ともに管路内面に密着被覆することを特徴とする
管路の内張り工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17253887A JPS6416634A (en) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | Lining technique for pipeline |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17253887A JPS6416634A (en) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | Lining technique for pipeline |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6416634A JPS6416634A (en) | 1989-01-20 |
JPH0556254B2 true JPH0556254B2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=15943751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17253887A Granted JPS6416634A (en) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | Lining technique for pipeline |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6416634A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4750610B2 (ja) * | 2006-04-13 | 2011-08-17 | 積水化学工業株式会社 | 既設管の更生方法 |
JP6404054B2 (ja) * | 2014-09-27 | 2018-10-10 | 芦森工業株式会社 | 既設管の更生方法 |
-
1987
- 1987-07-09 JP JP17253887A patent/JPS6416634A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6416634A (en) | 1989-01-20 |
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