JPS5854973B2 - マガリカンノブロ−セイケイホウ - Google Patents

マガリカンノブロ−セイケイホウ

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Publication number
JPS5854973B2
JPS5854973B2 JP10174475A JP10174475A JPS5854973B2 JP S5854973 B2 JPS5854973 B2 JP S5854973B2 JP 10174475 A JP10174475 A JP 10174475A JP 10174475 A JP10174475 A JP 10174475A JP S5854973 B2 JPS5854973 B2 JP S5854973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
blow molding
bent
molding
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP10174475A
Other languages
English (en)
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JPS5225859A (en
Inventor
芳秀 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Publication of JPS5225859A publication Critical patent/JPS5225859A/ja
Publication of JPS5854973B2 publication Critical patent/JPS5854973B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は曲り部の白化と偏肉とを同時かつ容易に防止し
うる曲り管のブロー成形法に関する。
従来、熱可塑性樹脂材料を用い曲り管ブロー成形用金型
内で曲り管をブロー成形する方法が種々提案されている
が、曲り部の白化と偏肉あるいはそのいずれかを発生す
るなどの欠点を有する。
本発明者は、上記の従来の欠点を解消した新規な曲り管
ブロー成形法を提供すべく鋭意検討した結果、本発明に
到達したもので、その要旨とするところは、曲り管ブロ
ー成形司会型内で軟化状態にある熱可塑性樹脂パイプの
内部に圧流体を導入して加圧することにより該樹脂パイ
プを曲り管にブロー成形するに当り、樹脂パイプの内側
曲り部の表面のみを80℃以上の温度に保温しつつブロ
ー成形し、成形終了後成形状態を維持できる圧力を保持
しつつ減圧し圧流体を放出流動させて成形品内壁を冷却
固化せしめることを特徴とする曲り管のブロー成形法に
存する。
以下、本発明の成形法を添付図面に従い詳しく説明する
第1図は本発明の成形法における初期工程の一態様を示
す部分横断面略図、第2図は第1図における■−■線に
沿って切断した全体の縦断面略図、第3図は本発明の成
形法におけるブロー成形中の一態様を示す部分横断面略
図、第4図は本発明の成形法におけるブロー成形後の冷
却工程の一態様を示す部分横断面略図である。
図において、1は熱可塑性樹脂パイプ、1aはパイプ1
の曲り部における曲げ中性面より外側の部分、1bはパ
イプ1の曲り部における曲げ中性面より内側の部分、2
は曲り管ブロー成形用金型、21は2の上金型、22は
2の下金型、3は金型2(21及び22)の曲り管成形
用溝、3aは3の曲げ部成形溝、3bは3のソケット部
成形溝、4はパイプ1の曲り部の1b部分を加温するた
めに金型2内に設けられたヒーター、5は金型2の両端
面に設けられた止め金、6は栓体、61は圧流体入口、
62は圧流体放出口であり、Aはパイプ1の曲り部にお
ける曲げ中性面を示す。
本発明の成形法は、通常次のようにして実施する。
すなわち、まず第1図及び第2図に示すように、軟化状
態にある熱可塑性樹脂パイプ1、例えば120°〜13
06C加熱した硬質塩化ビニルパイプを常温の曲り管ブ
ロー成形用金型2の曲り管成形用溝3内にゆるく挿通し
く例えば金型2の上金型21と下金型22との間に溝3
のなかにゆるく嵌めて挾んでもよい)、ついでパイプ1
の両端にテーパー状の栓体6を圧入してパイプの両端を
閉じるとともに止め金5により固定する。
上記のようにして、軟化状態にある樹脂パイプ1を常温
の曲り管ブロー成形用金型2の成形用溝3内に収容し終
ったならば、第3図に示すように、圧流体放出口62を
閉止し、樹脂パイプ1の内側曲り部の1b部分の表面を
ヒーター4で加温して80’C以上に保持しつつ、圧流
体人口61より例えば10 kg/cri程度の圧空を
樹脂パイプ1の内部に吹込み加圧することにより、樹脂
パイプ1の外面が金型2の成形用溝3の全面に接触する
まで膨張させ約30秒間でブロー成形を終了する。
しかしこの状態で圧空(圧流体)を抜いて成形曲り管を
取り出すことは変形を生じるので不可能である。
そこで本発明の成形法では、ブロー成形終了後、第4図
に示すように、加温を止めて圧流体放出口62を開き、
成形状態を維持する圧力を保持しつつ徐々に減圧し、圧
流体例えば圧空を放出流動させることにより成形曲り管
内壁を冷却固化して取り出す。
すなわち、この冷却工程では、例えばブロー成形終了時
には圧力が約10 kg/critたった圧空をそれか
ら約120秒後の取り出し時には約7にX−の圧力にな
るよう徐々に減圧放出し、その間好ましくはブロー成形
用の圧空よりも温度の低い圧空を放出流動させることに
よって、上記のブロー成形終了時の形態のままで成形曲
り管内壁を冷却固化して取り出すことができる。
なお、この場合取り出し時の成形曲り管の表面温度は7
00〜80℃であるが、圧空を抜いた後の成形曲り管の
収縮変形は全くない。
従来公知の常温の曲り管ブロー成形用金型によるブロー
成形法を行った場合、成形曲り管の内側曲り部の表面に
白化を生じ外観を損ねるだけでなく、内側曲り部の肉厚
が厚くなり偏肉を生じて、成形曲り管の商品装置を著し
く低下させていた。
しかるに上記の本発明の成形法によれば、樹脂パイプ1
の内側曲り部の1b部分の表面を加温して80℃以上の
温度に保持しつつブロー成形するところから、成形曲り
管の内側曲り部の1b部分の表面の白化を防止するとと
もに、樹脂管の圧空による膨張の際この加温部分の伸び
が生じ易く肉厚が均一化されて偏肉を防止することがで
きる。
しかして本発明の成形法における上記の加温し保温する
温度は80℃以上であるが、成形サイクルの短縮あるい
は特に多く使用される硬質塩化ビニル管の熱劣化防止の
観点からは80°〜90’Cが好ましい。
一般に曲り管ブロー成形用金型内でブロー成形する場合
、第1〜第3図に示すように、樹脂パイプ1の曲り部に
おいて、曲げ中性面Aよりも外側の部分1aは引き伸ば
され、内側の部分1bは圧縮されるので、曲げ中性面A
を境にして外側の部分1aは薄肉化され内側の部分1b
は厚内化されもしくはしわが発生し易い。
しかしながら、例えば直径150mm、肉厚7.5山の
硬質塩化ビニル曲り管において、従来のブロー成形法に
より得たものでは内側の曲り部と外側の曲り部との肉厚
の差の最大値は約3山であるのに対して、本発明のブロ
ー成形法により得たものでは同じ肉厚の差の最大値は約
1.5關にすぎない。
以上詳記したように、本発明の曲り管のブロー成形法は
、成形曲り管の内側曲り部の表面に白化を生じさせない
と同時に内側曲り部の円周方向の偏向を大幅に改良でき
るほか、ブロー成形終了後の成形品内壁の加圧冷却によ
りすぐれた寸法精度を有する成形曲り管が得られ、しか
も成形サイクルを短縮できるなど、従来にない多くの利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の成形法の初期工程の一態様を示す部分
横断面略図、第2図は第1図における■■線に沿って切
断した全体の縦断面略図、第3図は本発明の成形法にお
けるブロー成形中の一態様を示す部分横断面略図、第4
図は本発明の成形法におけるブロー成形後の冷却工程の
一態様を示す部分横断面略図である。 1・・・・・・熱可塑性樹脂パイプ、1a・・・・・・
パイプの外側の曲り部、1b・・・・・・パイプの内側
の曲り部、2・・・・・・曲り管ブロー成形用金型、3
・・・・・・曲り管成形用溝、4・・・・・・ヒーター
、6・・・・・・栓体、61・・・・・・圧流体入口、
62・・・・・・圧流体放出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 曲り管ブロー成形用金型内で軟化状態にある熱可塑
    性樹脂パイプの内部に圧流体を導入して加圧することに
    より該樹脂パイプを曲り管にブロー成形するに当り、樹
    脂パイプの内側曲り部の表面のみを80℃以上の温度に
    保温しつつブロー成形し、成形終了後成形状態を維持で
    きる圧力を保持しつつ減圧し圧流体を放出流動させて成
    形品内壁を冷却固化せしめることを特徴とする曲り管の
    ブロー成形法。
JP10174475A 1975-08-22 1975-08-22 マガリカンノブロ−セイケイホウ Expired JPS5854973B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10174475A JPS5854973B2 (ja) 1975-08-22 1975-08-22 マガリカンノブロ−セイケイホウ

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JP10174475A JPS5854973B2 (ja) 1975-08-22 1975-08-22 マガリカンノブロ−セイケイホウ

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JPS5225859A JPS5225859A (en) 1977-02-26
JPS5854973B2 true JPS5854973B2 (ja) 1983-12-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62159612U (ja) * 1986-03-31 1987-10-09
JPH0536658Y2 (ja) * 1986-03-31 1993-09-16
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JP2826272B2 (ja) * 1993-10-26 1998-11-18 タイガースポリマー株式会社 中空樹脂成形品の製造装置及び製造方法
JP6610066B2 (ja) * 2015-08-04 2019-11-27 三菱電機株式会社 電気掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5225859A (en) 1977-02-26

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