JPH0536658Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536658Y2 JPH0536658Y2 JP1986047742U JP4774286U JPH0536658Y2 JP H0536658 Y2 JPH0536658 Y2 JP H0536658Y2 JP 1986047742 U JP1986047742 U JP 1986047742U JP 4774286 U JP4774286 U JP 4774286U JP H0536658 Y2 JPH0536658 Y2 JP H0536658Y2
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- Japan
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- runner
- mold
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- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 14
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 9
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 9
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 13
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 11
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ゴム、プラスチツクの射出成形装
置、特にキヤビテイ内を真空引き可能に構成され
た射出成形装置に関する。
置、特にキヤビテイ内を真空引き可能に構成され
た射出成形装置に関する。
射出成形を行う場合、キヤビテイ内に空気があ
ると、この空気により成形品に気泡、融合面のキ
ズ等が生じて、強度、外観、性能を低下させるこ
とになる。この改善策として、成形材料の射出前
にキヤビテイ内を排気する真空引きが行われてい
る。
ると、この空気により成形品に気泡、融合面のキ
ズ等が生じて、強度、外観、性能を低下させるこ
とになる。この改善策として、成形材料の射出前
にキヤビテイ内を排気する真空引きが行われてい
る。
かかる真空引きを行なえる射出成形装置として
は、特公昭56−46975号公報や特公昭52−25859号
公報に、いずれも射出ノズルの外周を覆う外周部
材と固定型のスプルー入口面とで気密室を形成
し、この気密室を介してこのスプルーから直接キ
ヤビテイ内を真空できるように、スプルーとキヤ
ビテイとを直通したものが知られている。
は、特公昭56−46975号公報や特公昭52−25859号
公報に、いずれも射出ノズルの外周を覆う外周部
材と固定型のスプルー入口面とで気密室を形成
し、この気密室を介してこのスプルーから直接キ
ヤビテイ内を真空できるように、スプルーとキヤ
ビテイとを直通したものが知られている。
しかしながら、これ等射出成形装置はいずれも
スプルーとキヤビテイが直通しているため、1個
の金型で1個の成形品しか成形できないので、小
型の製品を製造する場合、極めて能率が悪い。
スプルーとキヤビテイが直通しているため、1個
の金型で1個の成形品しか成形できないので、小
型の製品を製造する場合、極めて能率が悪い。
また、加硫成形後、型開きした際、成形品にス
プルーに相当するバリが一体に金型上に取出され
るので、このバリを別工程で成形品から取除く必
要があつた。
プルーに相当するバリが一体に金型上に取出され
るので、このバリを別工程で成形品から取除く必
要があつた。
1個の金型で複数個の成形品を成形できる射出
成形装置としては、実開昭56−156628号や特開昭
49−24259号公報に記載されたものが知られてい
る。
成形装置としては、実開昭56−156628号や特開昭
49−24259号公報に記載されたものが知られてい
る。
即ち、これ等はいずれも射出口とキヤビテイと
を連通するスプルー部にあるいはランナー部に非
射出時に開口し、射出時に閉塞する吸引孔を穿設
したバルブを設け、このバルブを介して非射出時
にキヤビテイ内の空気を吸引し、かつ射出時には
射出圧力により吸引孔を閉塞するようにしたもの
である。
を連通するスプルー部にあるいはランナー部に非
射出時に開口し、射出時に閉塞する吸引孔を穿設
したバルブを設け、このバルブを介して非射出時
にキヤビテイ内の空気を吸引し、かつ射出時には
射出圧力により吸引孔を閉塞するようにしたもの
である。
しかしながら、これ等射出成形装置は、上述の
如きバルブを必要とするため、バルブの他バルブ
を操作するためのシリンダーや制御装置を必要と
するため構造が複雑になると共に、高価になると
いう問題を有していると共に、型開きした際、成
形品にスプルーおよびランナーに相当するバリが
一体に金型上に留保されるので、このバリを別工
程で人手により成形品から取除く必要があり、生
産性を低下させ、完全自動化の妨げとなつてい
た。
如きバルブを必要とするため、バルブの他バルブ
を操作するためのシリンダーや制御装置を必要と
するため構造が複雑になると共に、高価になると
いう問題を有していると共に、型開きした際、成
形品にスプルーおよびランナーに相当するバリが
一体に金型上に留保されるので、このバリを別工
程で人手により成形品から取除く必要があり、生
産性を低下させ、完全自動化の妨げとなつてい
た。
本考案は、上記問題点に鑑み考案されたもので
あつて、一つの金型で複数個の成形品が成形で
き、しかも、型開きの際、成形品と、スプルーや
ランナーに相当するバリをそれぞれ分離でき、そ
の結果、人手を要するバリ取り除き作業が不要と
なり、極めて生産性に優れた射出成形装置を提供
することを目的とする。
あつて、一つの金型で複数個の成形品が成形で
き、しかも、型開きの際、成形品と、スプルーや
ランナーに相当するバリをそれぞれ分離でき、そ
の結果、人手を要するバリ取り除き作業が不要と
なり、極めて生産性に優れた射出成形装置を提供
することを目的とする。
また、他の目的として、成形材料をキヤビテイ
内に注入しつつ真空引きでき、バルブを必要とし
ない射出成形装置を提供することを目的とする。
内に注入しつつ真空引きでき、バルブを必要とし
ない射出成形装置を提供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成するために、一端面か
ら他端面に射出ノズルを挿通可能になした貫通孔
を有する固定板と、ノズル孔と直通可能に貫通せ
しめられたスプルーを有する該固定板の該他端面
に取付られた固定側取付板と、該固定側取付板と
離間可能に対向配置された固定側金型と、該固定
側取付板と該固定側金型との合せ面に溝を設けて
形成された該スプルーと実質的に直交し且つ該ス
プルーから実質的に対称にあるいは放射状に延び
る第1のランナーを有すると共に、該固定側金型
は該第1のランナーを介して該スプルーと連通す
る該第1のランナーと実質的に直交する第2のラ
ンナーを有し、該第2のランナーに対応して該第
2のランナーの先端に設けたゲートを介して該第
2のランナーと連通するキヤビテイを備えた該固
定側金型と対向配置された移動側金型とを備え、
該第1のランナーを、外部の排気ポンプ側配管に
接続可能に、該固定側取付板と該固定側金型との
合せ面に該第1のランナーの溝深さより浅い溝を
設けて形成された該第1のランナーと連通する連
通孔を備えていることを特徴とする射出成形装置
を構成したものである。
ら他端面に射出ノズルを挿通可能になした貫通孔
を有する固定板と、ノズル孔と直通可能に貫通せ
しめられたスプルーを有する該固定板の該他端面
に取付られた固定側取付板と、該固定側取付板と
離間可能に対向配置された固定側金型と、該固定
側取付板と該固定側金型との合せ面に溝を設けて
形成された該スプルーと実質的に直交し且つ該ス
プルーから実質的に対称にあるいは放射状に延び
る第1のランナーを有すると共に、該固定側金型
は該第1のランナーを介して該スプルーと連通す
る該第1のランナーと実質的に直交する第2のラ
ンナーを有し、該第2のランナーに対応して該第
2のランナーの先端に設けたゲートを介して該第
2のランナーと連通するキヤビテイを備えた該固
定側金型と対向配置された移動側金型とを備え、
該第1のランナーを、外部の排気ポンプ側配管に
接続可能に、該固定側取付板と該固定側金型との
合せ面に該第1のランナーの溝深さより浅い溝を
設けて形成された該第1のランナーと連通する連
通孔を備えていることを特徴とする射出成形装置
を構成したものである。
本考案は上述の如く、固定側金型が固定側取付
板と対して離間可能になつていて、固定側取付板
と固定側金型との合せ面に溝を設けて形成された
該スプルーと実質的に直交し且つ該スプルーから
実質的に対称にあるいは放射状に延びる第1のラ
ンナーを有すると共に、該固定側金型は第1のラ
ンナーを介してスプルーと連通する第1のランナ
ーと直交する第2のランナーを有し、移動側金型
が該第2のランナーに対応して第2のランナーの
先端に設けたゲートを介して該第2のランナーと
連通するキヤビテイを備えているので、加硫成形
後、型開きした際、固定側金型と固定側取付板と
を離間でき、第1のランナーの係止作用により、
第2のランナーに応じたバリに引張り力が作用
し、ゲートで第2のランナーに応じたバリ成形品
が分離でき、第1のランナーと第2のランナーに
相当するバリが実質的に固定側金型上に露出され
ることになり、従つて、成形品はキヤビテイ上
に、実質的にバリが取除かれて露出されることに
なる。
板と対して離間可能になつていて、固定側取付板
と固定側金型との合せ面に溝を設けて形成された
該スプルーと実質的に直交し且つ該スプルーから
実質的に対称にあるいは放射状に延びる第1のラ
ンナーを有すると共に、該固定側金型は第1のラ
ンナーを介してスプルーと連通する第1のランナ
ーと直交する第2のランナーを有し、移動側金型
が該第2のランナーに対応して第2のランナーの
先端に設けたゲートを介して該第2のランナーと
連通するキヤビテイを備えているので、加硫成形
後、型開きした際、固定側金型と固定側取付板と
を離間でき、第1のランナーの係止作用により、
第2のランナーに応じたバリに引張り力が作用
し、ゲートで第2のランナーに応じたバリ成形品
が分離でき、第1のランナーと第2のランナーに
相当するバリが実質的に固定側金型上に露出され
ることになり、従つて、成形品はキヤビテイ上
に、実質的にバリが取除かれて露出されることに
なる。
そして、第1のランナーを外部の排気ポンプ側
配管に接続可能に、固定側取付板と固定側金型と
の合せ面に第1のランナーの溝深さより浅い溝を
設けて形成された第1のランナーと連通する連通
孔を備えているので、キヤビテイ内を排気ポンプ
で真空引きしつつ、成形材料を射出ノズルからキ
ヤビテイ内に注入を行つても、連通孔内に引込ま
れる一部の成形材料との摩擦抵抗を漸次過大にで
き、この成形材料を連通孔の閉鎖材として作用さ
せることができる一方、この連通孔内において成
形材料を固定側金型の温度により固化することが
可能となり、成形材料が排気ポンプ側配管に侵入
するのを防止することができる。
配管に接続可能に、固定側取付板と固定側金型と
の合せ面に第1のランナーの溝深さより浅い溝を
設けて形成された第1のランナーと連通する連通
孔を備えているので、キヤビテイ内を排気ポンプ
で真空引きしつつ、成形材料を射出ノズルからキ
ヤビテイ内に注入を行つても、連通孔内に引込ま
れる一部の成形材料との摩擦抵抗を漸次過大にで
き、この成形材料を連通孔の閉鎖材として作用さ
せることができる一方、この連通孔内において成
形材料を固定側金型の温度により固化することが
可能となり、成形材料が排気ポンプ側配管に侵入
するのを防止することができる。
本考案の一実施例を第1図及び第2図を参照し
て説明する。
て説明する。
円柱状の固定側金型1と移動側金型2により成
形品の形状に対応したキヤビテイ3が金型内に4
箇所形成され、固定側金型1は固定板11に取り
付けた固定側取付板10に離間可能に支持されて
いる。移動側金型2はスペーサーブロツク12を
介して上下に移動できる移動側取付板13に固定
され、移動側取付板13に連結されたシリンダー
(図示せず)により移動側金型2の上側端面が固
定側金型1の下側端面と接したり離れたりできる
ようになつている。
形品の形状に対応したキヤビテイ3が金型内に4
箇所形成され、固定側金型1は固定板11に取り
付けた固定側取付板10に離間可能に支持されて
いる。移動側金型2はスペーサーブロツク12を
介して上下に移動できる移動側取付板13に固定
され、移動側取付板13に連結されたシリンダー
(図示せず)により移動側金型2の上側端面が固
定側金型1の下側端面と接したり離れたりできる
ようになつている。
また、固定側取付板10の上方には固定板11
の一端面から他端面11aに貫通する貫通孔18
を通つて上下移動可能に射出ノズル14が設けて
あり、固定板11の他端面11aに固定側取付板
10が取付られている。可塑化した成形材料を固
定側取付板10に設けたスプルー9に供給できる
ようになつている。固定側金型1の固定側取付板
10と合せ面6には固定側金型1の合せ面6に溝
を設けてスプルー9に連通する4本の第1のラン
ナー5がスプルー9と交わる中心から放射状に形
成され、各第1のランナー5の先端から鉛直方向
に下側に固定側金型1を貫通してキヤビテイ3に
開口する第2のランナー4が設けてある。この第
2のランナー4の先端開口部に先細りのゲート4
aが施されている。
の一端面から他端面11aに貫通する貫通孔18
を通つて上下移動可能に射出ノズル14が設けて
あり、固定板11の他端面11aに固定側取付板
10が取付られている。可塑化した成形材料を固
定側取付板10に設けたスプルー9に供給できる
ようになつている。固定側金型1の固定側取付板
10と合せ面6には固定側金型1の合せ面6に溝
を設けてスプルー9に連通する4本の第1のラン
ナー5がスプルー9と交わる中心から放射状に形
成され、各第1のランナー5の先端から鉛直方向
に下側に固定側金型1を貫通してキヤビテイ3に
開口する第2のランナー4が設けてある。この第
2のランナー4の先端開口部に先細りのゲート4
aが施されている。
固定側金型1の固定側取付板10との合せ面6
には更に、一端が各第1のランナー5の交差部で
これに連通した1本の連通溝15が交差部から側
面方向に溝を設けて伸びている。連通溝15の他
端は固定側金型1の側面に穿設した外部の排気ポ
ンプ側配管に接続可能になした排気孔16に連通
している。連通溝15の深さ及び巾は金型やキヤ
ビテイの大きさにより異なるが、一般に深さは第
1のランナー5の溝深さより浅く0.05mm〜0.3mm
の範囲とし、巾は10mm〜30mmの範囲とする。ま
た、連通溝15の途中で固定側金型1の固定側取
付板10と接する面には容積の大きなバリ溜り1
7が設けてある。
には更に、一端が各第1のランナー5の交差部で
これに連通した1本の連通溝15が交差部から側
面方向に溝を設けて伸びている。連通溝15の他
端は固定側金型1の側面に穿設した外部の排気ポ
ンプ側配管に接続可能になした排気孔16に連通
している。連通溝15の深さ及び巾は金型やキヤ
ビテイの大きさにより異なるが、一般に深さは第
1のランナー5の溝深さより浅く0.05mm〜0.3mm
の範囲とし、巾は10mm〜30mmの範囲とする。ま
た、連通溝15の途中で固定側金型1の固定側取
付板10と接する面には容積の大きなバリ溜り1
7が設けてある。
上述の如く、射出成形装置が構成されているの
で、移動側取付板13をシリンダー(図示せず)
により押し上げることにより、固定側金型1と移
動側金型2を型締めでき、固定側金型1と移動側
金型2とを型締めすることにより、キヤビテイ3
内に残留する空気を排気孔16から排気ポンプ
(図示せず)により排気できる。勿論、この排気
孔16は排気ポンプ側に設けた排気ポンプ側配管
(図示せず)に接続できるようになつている。
で、移動側取付板13をシリンダー(図示せず)
により押し上げることにより、固定側金型1と移
動側金型2を型締めでき、固定側金型1と移動側
金型2とを型締めすることにより、キヤビテイ3
内に残留する空気を排気孔16から排気ポンプ
(図示せず)により排気できる。勿論、この排気
孔16は排気ポンプ側に設けた排気ポンプ側配管
(図示せず)に接続できるようになつている。
空気はキヤビテイ3からゲート4、第1のラン
ナー5、連通溝15、連通孔15の途中に設けた
バリ溜り17及び排気孔16を経て排気される。
キヤビテイ3内を真空状態に排気した後、さらに
排気しつつ、射出ノズル14から可塑化した成形
材料をスプルー9に射出する。成形材料はスプル
ー9から第1のランナー5及びゲート4を経てキ
ヤビテイ3内に供給される。
ナー5、連通溝15、連通孔15の途中に設けた
バリ溜り17及び排気孔16を経て排気される。
キヤビテイ3内を真空状態に排気した後、さらに
排気しつつ、射出ノズル14から可塑化した成形
材料をスプルー9に射出する。成形材料はスプル
ー9から第1のランナー5及びゲート4を経てキ
ヤビテイ3内に供給される。
場合によつては、成形材料の一部は、第1のラ
ンナー5から漸次連通孔15内に流出するが、バ
リ溜り17より他端側に流れることはなく、しか
も連通溝15が浅く巾広に形成してあるので流出
した成形材料は短時間で硬化または加硫するの
で、排気ポンプ側配管に流出することはない。
ンナー5から漸次連通孔15内に流出するが、バ
リ溜り17より他端側に流れることはなく、しか
も連通溝15が浅く巾広に形成してあるので流出
した成形材料は短時間で硬化または加硫するの
で、排気ポンプ側配管に流出することはない。
加硫成形した後、型開きした際、第1のランナ
ー5の係止作用により、第2のランナー4に応じ
たバリに引張り力が作用し、キヤビテイ3内に形
成された成形品と、第2のランナー4に応じたバ
リがゲート4aで切断分離されることになる。
ー5の係止作用により、第2のランナー4に応じ
たバリに引張り力が作用し、キヤビテイ3内に形
成された成形品と、第2のランナー4に応じたバ
リがゲート4aで切断分離されることになる。
従つて、成形品は固定側金型1のキヤビテイ3
内に露出される。望ましくは、キヤビテイ3の下
方に設けた突出ピン7により、成形品を固定側金
型1上に放出できる。
内に露出される。望ましくは、キヤビテイ3の下
方に設けた突出ピン7により、成形品を固定側金
型1上に放出できる。
また、固定側金型1を固定側取付板10に対し
て離間することにより、第2のランナー4に連な
つた、第1のランナー5、スプルー9および連通
孔15(場合によつてバリ溜りを含む)に応じた
一連のバリが、固定側金型1上に成形品と分離し
て露出される。
て離間することにより、第2のランナー4に連な
つた、第1のランナー5、スプルー9および連通
孔15(場合によつてバリ溜りを含む)に応じた
一連のバリが、固定側金型1上に成形品と分離し
て露出される。
本考案によれば、一つの金型で複数個の成形品
を成形できることは勿論のこと、型開きの際、自
動的に成形品とバリとをゲートで分離できるの
で、実質的にバリ取除き作業が不要となり、飛躍
的に生産性を高めることができる。
を成形できることは勿論のこと、型開きの際、自
動的に成形品とバリとをゲートで分離できるの
で、実質的にバリ取除き作業が不要となり、飛躍
的に生産性を高めることができる。
また、成形材料をキヤビテイ内に注入しつつ、
真空引きを行うことができるので、成形品の品質
をさらに高めることができ、しかも、従来の如き
射出時に吸引孔を閉塞したり、非射出時に吸引孔
を開口するためのバルブ手段が不要となり、極め
て構造が簡単で安価な射出成形装置を提供するこ
とができる。
真空引きを行うことができるので、成形品の品質
をさらに高めることができ、しかも、従来の如き
射出時に吸引孔を閉塞したり、非射出時に吸引孔
を開口するためのバルブ手段が不要となり、極め
て構造が簡単で安価な射出成形装置を提供するこ
とができる。
第1図は本考案の射出成形装置の型締めした状
態を示す要部の断面図であり、第2図は第1図の
固定側金型の上側端面からみた平面図である。 1……固定側金型、2……移動側金型、3……
キヤビテイ、4……第2のランナー、5……第1
のランナー、6……合せ面、9……スプルー、1
0……固定側取付板、15……連通孔、16……
排気孔、17……バリ溜り。
態を示す要部の断面図であり、第2図は第1図の
固定側金型の上側端面からみた平面図である。 1……固定側金型、2……移動側金型、3……
キヤビテイ、4……第2のランナー、5……第1
のランナー、6……合せ面、9……スプルー、1
0……固定側取付板、15……連通孔、16……
排気孔、17……バリ溜り。
Claims (1)
- 一端面から他端面に射出ノズルを挿通可能にな
した貫通孔を有する固定板と、ノズル孔と直通可
能に貫通せしめられたスプルーを有する該固定板
の該他端面に取付けられた固定側取付板と、該固
定側取付板と離間可能に対向配置された固定側金
型と、該固定側取付板と該固定側金型との合せ面
に溝を設けて形成された該スプルーと実質的に直
交し且つ該スプルーから実質的に対称にあるいは
放射状に延びる第1のランナーを有すると共に、
該固定側金型は該第1のランナーを介して該スプ
ルーと連通する該第1のランナーと実質的に直交
する第2のランナーを有し、該第2のランナーに
対応して該第2のランナーの先端に設けたゲート
を介して該第2のランナーと連通するキヤビテイ
を備えた該固定側金型と対向配置された移動側金
型とを備え、該第1のランナーを外部の排気ポン
プ側配管に接続可能に、該固定側取付板と該固定
側金型との該合せ面に該第1のランナーの溝深さ
より浅い溝を設けて形成された該第1のランナー
と連通する連通孔を備えていることを特徴とする
射出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986047742U JPH0536658Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986047742U JPH0536658Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62159611U JPS62159611U (ja) | 1987-10-09 |
JPH0536658Y2 true JPH0536658Y2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=30868634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986047742U Expired - Lifetime JPH0536658Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536658Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225859A (en) * | 1975-08-22 | 1977-02-26 | Mitsubishi Plastics Ind | Method of blow molding bent tube |
JPS5646975A (en) * | 1979-09-21 | 1981-04-28 | Toray Eng Co Ltd | Dryer for vehicle body |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP1986047742U patent/JPH0536658Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225859A (en) * | 1975-08-22 | 1977-02-26 | Mitsubishi Plastics Ind | Method of blow molding bent tube |
JPS5646975A (en) * | 1979-09-21 | 1981-04-28 | Toray Eng Co Ltd | Dryer for vehicle body |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62159611U (ja) | 1987-10-09 |
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