JP2003154919A - ウエビング巻取装置及びウエビング巻取装置組立方法 - Google Patents
ウエビング巻取装置及びウエビング巻取装置組立方法Info
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Abstract
素な構造で規制でき、しかも、フレームに対する巻取軸
の組み立てを容易にできるウエビング巻取装置及びウエ
ビング巻取装置組立方法を得る。 【解決手段】 本ウエビング巻取装置では、スプール2
6のベルト挿通孔30にストッパプレート34が装着さ
れる。この装着状態では、ストッパプレート34の規制
壁46がスプール本体28の外周部よりもスプール本体
28の半径方向外方に延出され、フレーム12の脚板1
4、16の間からスプール26の軸方向に沿って脚板1
4、16に対向する。このため、スプール26がその軸
方向に変位しようとすると、脚板14、16が規制壁4
6に干渉し、間接的にスプール26に干渉する。これに
より、スプール26の軸方向に沿った変位が規制され
る。
Description
ト装置を構成するウエビング巻取装置及びこの種のウエ
ビング巻取装置を組み立てるさためのウエビング巻取装
置組立方法に関する。
するためのシートベルト装置を構成するウエビングベル
トは、その長手方向一方の端部が例えば座席側方に設け
られたウエビング巻取装置の巻取軸に係止されており、
他端がこのウエビング巻取装置の近傍に設けられたアン
カプレートに固定されている。また、ウエビングベルト
の長手方向中間部は巻取装置の上方、例えば、車両のセ
ンターピラーの上端側にてスルーアンカに形成された挿
通孔を貫通して下方側へ折り返されている。
との間でウエビングベルトはタングプレートの挿通孔を
貫通しており、タングプレートを引っ張ることで巻取装
置の巻取軸に巻き取られたウエビングベルトが引き出さ
れ、座席を介して巻取装置とは反対側に設けられたバッ
クル装置へタングプレートを連結させることで、ウエビ
ングベルトの装着状態となる構成である。
うなウエビング巻取装置では、巻取軸を付勢するぜんま
いばねに取り付けられた樹脂製の支持部材や、車両急減
速状態においてウエビングベルトを引き出す方向への巻
取軸の回転を規制するロック機構を構成する樹脂製のギ
ヤが巻取軸の軸方向両端に取り付けられており、この種
の支持部材やギヤ等が他の部材を介してフレームを構成
する一対の脚板に支持されることで、巻取軸がフレーム
に回転自在に軸支される。
激なウエビングベルトの引き出しにより巻取軸が回転し
た場合には、巻取軸がその軸心周りに回転するのみなら
ず、その軸方向に沿って変位しようとすることがある。
の部材が取り付けられており、この樹脂製の部材を介し
て支持されているため、過大な力で巻取軸がその軸方向
に変位しようとした場合には、この力が樹脂製の部材に
作用してしてしまう。
は、一対の脚板の間隔よりも自らの軸方向に沿った全長
の方が長い巻取軸を適用することがある。
たロック機構を構成する脚板のラチェット孔に巻取軸を
貫通させて、一対の脚板に対する所定の位置に巻取軸を
配置することが考えられる。
向の変位が生じた場合には、ラチェット孔から巻取軸が
抜け出ようとする。このため、単純に脚板のラチェット
孔に巻取軸を貫通させて、一対の脚板に対する所定の位
置に巻取軸を配置するという組み立てが困難で、その結
果、フレームに対して三次元的で複雑に巻取軸を移動さ
せつつフレームに巻取軸を取り付けるという煩雑な組み
立てを行なっていた。
に対する巻取軸の軸方向の変位を簡素な構造で規制で
き、しかも、フレームに対する巻取軸の組み立てを容易
にできるウエビング巻取装置及びウエビング巻取装置組
立方法を得ることが目的である。
グ巻取装置は、長尺帯状のウエビングベルトの基端部が
係止されて、自らの軸心周り一方の巻取方向へ回転する
ことで前記ウエビングベルトを基端側から巻き取る巻取
軸と、前記巻取軸の軸方向に沿って互いに対向した一対
の脚板を有し、前記巻取軸を間接的に前記脚板で支持す
るフレームと、前記巻取軸の外周一部に前記巻取軸の軸
方向に対して直交する方向から装着されると共に、当該
装着状態で前記巻取軸よりも前記巻取軸の軸方向に対し
て直交する方向に延出され、前記巻取軸の軸方向に沿っ
て前記脚板と対向する規制壁が形成された巻取軸抜止手
段と、を備えている。
ームの一対の脚板に間接的に支持された巻取軸に長尺帯
状のウエビングベルトの基端部が係止されており、巻取
軸をその軸周り一方の巻取方向へ回転させることで、ウ
エビングベルトが巻取軸に巻き取られて収容される。
の先端側を引っ張ることで巻取軸を巻取方向とは反対の
引出方向へ回転させることで巻取軸に巻き取られたウエ
ビングベルトが引き出される。引き出されたウエビング
ベルトを乗員の身体の前方側で乗員の身体に掛け回され
ることでウエビングベルトが乗員の身体に装着される。
グベルトを巻き取ってウエビングベルトを収容する場合
や、巻取軸に巻き取られたウエビングベルトを引き出す
場合等に、巻取軸を回転させると、その回転力が巻取軸
の軸周り方向のみならず軸方向にも作用し、巻取軸がフ
レームに対して軸方向に変位しようとする。
は、巻取軸の外周一部に装着された巻取軸抜止手段の規
制壁が巻取軸よりも巻取軸の軸直交方向外方へ延出され
ており、巻取軸の軸方向に沿って規制壁が一対の脚板と
対向しているため、巻取軸が軸方向に変位しようとする
と、脚板が規制壁を介して巻取軸抜止手段が装着された
巻取軸に干渉する。これにより、巻取軸の軸方向に沿っ
た変位が規制される。
巻取軸の軸方向寸法よりも短く、一対の脚板に同軸的に
形成された孔部に巻取軸を貫通させた状態で他の連結部
材等で間接的に巻取軸を一対の脚板に支持させる構成で
あっても、軸方向に沿った巻取軸の変位を規制できるた
め、孔部からの巻取軸の抜けや、巻取軸の変位に起因す
る他の連結部材への過大な負荷を防止できる。このた
め、長期に亘り本ウエビング巻取装置を確実に動作させ
ることができる。
向に対して直交する方向から巻取軸の外周部に装着され
る構成であるため、巻取軸抜止手段を巻取軸の外周部に
装着するにあたり、フレームの脚板等が巻取軸抜止手段
に干渉することはない。これにより、基本的には、フレ
ームに対する巻取軸の所定の配置位置にセットした状態
で巻取軸抜止手段を巻取軸に装着できる。
止手段を巻取軸に装着できるため、組付作業における作
業効率が極めて高い。
巻取軸抜止手段が脚板に干渉されることで規制するた
め、フレームに対する巻取軸の組付方向を複雑にして巻
取軸の軸方向に沿った変位を規制する必要がなくなる。
すなわち、本ウエビング巻取装置では、フレームに対す
る巻取軸の組付方向を単純化でき、この意味でも組付効
率を向上できる。
求項1記載の本発明において、両端が前記巻取軸の外周
部で開口し、一方の開口端から前記ウエビングベルトの
基端側が挿通されるともに、他方の開口端から巻取軸抜
止手段が装着される前記ベルト挿通孔を前記巻取軸に形
成すると共に、前記ベルト挿通孔の他方の開口端側から
前記ベルト挿通孔に挿通された前記ウエビングベルトの
基端側に係合し、当該係合状態で前記ベルト挿通孔の内
壁に直接或いは間接的に干渉して前記一方の開口端側か
らの前記ウエビングベルトの抜けを防止すると共に、前
記他方の開口端側から巻取軸抜止手段に干渉して前記他
方の開口端からの前記巻取軸抜止手段の抜けを防止する
ベルト抜止手段を備える、ことを特徴としている。
軸に形成されたベルト挿通孔の一方の開口端から挿通さ
れたウエビングベルトの基端側に、ベルト挿通孔の他方
の開口端側からベルト抜止手段が係合する。この状態
で、ウエビングベルトを先端側へ引っ張ると、ベルト挿
通孔の内壁にベルト抜止手段が干渉されて、ベルト抜止
手段を介してウエビングベルトの基端側がベルト挿通孔
の一方の開口端側から抜け出ることが防止される。
ベルト挿通孔の他方の開口端から上述した巻取軸抜止手
段が巻取軸に装着される。しかも、この装着状態では、
ウエビングベルトの基端側に係合したベルト抜止手段が
ベルト挿通孔の他方の開口端側から巻取軸抜止手段に干
渉し、これによって、ベルト挿通孔の他方の開口端側か
らの巻取軸抜止手段の抜けが防止される。
ベルト挿通孔及びベルト抜止手段というウエビングベル
トを巻取軸に係止するための構成で、巻取軸抜止手段が
巻取軸に装着されるため、巻取軸抜止手段を巻取軸に装
着するための特別な構成が不要となり、コストを安価に
できる。
尺帯状のウエビングベルトの基端部が係止されて、自ら
の軸心周り一方の巻取方向へ回転することで前記ウエビ
ングベルトを基端側から巻き取る巻取軸と、前記巻取軸
の軸方向に沿って互いに対向して設けられると共に、互
いの間隔が前記巻取軸の軸方向両端部間の寸法よりも短
く、且つ、前記巻取軸を貫通可能で更に少なくとも何れ
か一方の内周部に内歯が形成された孔部を有する一対の
脚板を含めて構成され、前記孔部を貫通した前記巻取軸
を間接的に支持するフレームと、前記脚板に形成された
孔部の内周部に対して接離移動可能に前記巻取軸に設け
られると共に前記内歯へ係合可能な複数の外歯が形成さ
れ、前記孔部の内周部に接近移動することで前記孔部の
内周部に形成された前記内歯に係合して前記ウエビング
ベルトを引き出す方向への前記巻取軸の回転を規制する
ロック部材を含めて構成され、所定の条件下で前記ロッ
ク部材を前記孔部の内周部に接近移動させるロック手段
と、前記孔部の内周部に対する前記ロック部材の接離移
動に一体的若しくは連動して前記一対の脚板の対向方向
に沿って前記内歯を含めた前記脚板の側方の規制位置に
対して接離移動可能に前記巻取軸に設けられた抜止部
と、を備えている。
ームの一対の脚板に間接的に支持された巻取軸に長尺帯
状のウエビングベルトの基端部が係止されており、巻取
軸をその軸周り一方の巻取方向へ回転させることで、ウ
エビングベルトが巻取軸に巻き取られて収容される。
の先端側を引っ張ることで巻取軸を巻取方向とは反対の
引出方向へ回転させることで巻取軸に巻き取られたウエ
ビングベルトが引き出される。引き出されたウエビング
ベルトを乗員の身体の前方側で乗員の身体に掛け回され
ることでウエビングベルトが乗員の身体に装着される。
グベルトが引き出された場合等の所定の条件下では、ロ
ック手段を構成するロック部材が一対の脚板に形成され
た各孔部の少なくと何れかも一方の内周部に形成された
内歯に接近移動し、ロック部材が内歯に係合する。これ
により、引出方向への巻取軸の回転が規制され、ひいて
は、ウエビングベルトの引き出しが規制される。
に接近移動すると、これに一体的若しくは連動して規制
位置に移動する。規制位置に移動した規制部は、巻取軸
の軸方向に沿って内歯を含めた脚板に対向する。このた
め、この状態で巻取軸が軸方向に変位しようとすると、
内歯を含めた脚板に抜止部が干渉され、更に、抜止部を
介して巻取軸が干渉される。この結果、ロック部材移動
時における(すなわち、上述した所定条件下における)
巻取軸の軸方向に沿った変位が規制される。
巻取軸の抜けや、軸方向に沿った巻取軸の変位に起因す
る他の連結部材への過大な負荷を防止できる。このた
め、長期に亘り本ウエビング巻取装置を確実に動作させ
ることができる。
求項3記載の本発明において、前記複数の外歯の間に前
記抜止部を形成したことを特徴としている。
ク部材に形成された複数の外歯の間に抜止部が形成され
る。したがって、ロック部材が内歯へ接近移動して外歯
が内歯に係合すると、巻取軸の軸方向に沿って内歯の側
方に抜止部が位置する。この状態で巻取軸が軸方向に沿
って変位しようとすると、内歯が抜止部に干渉し、更
に、抜止部及びロック部材を介してロック部材が設けら
れた巻取軸に内歯が干渉する。これにより、巻取軸の軸
方向に沿った変位が規制される。
ビングベルトの基端部が係止される巻取軸と、前記巻取
軸の軸方向に沿って互いに対向すると共に対向間隔が前
記巻取軸の軸方向寸法よりも小さく、且つ、各々に前記
巻取軸を貫通可能な孔部が形成された一対の脚板を有
し、前記一対の脚板で間接的に前記巻取軸を軸支するフ
レームと、を含めて構成されるウエビング巻取装置に適
用され、前記巻取軸を前記フレームに取り付けるための
ウエビング巻取装置組立方法であって、前記巻取軸の軸
方向に沿って前記一対の脚板の一方を介して他方とは反
対側から前記一方に形成された前記孔部に前記巻取軸を
軸方向一端側から貫通させると共に、前記一対の脚板の
他方に形成された前記孔部に前記巻取軸を軸方向一端側
から貫通させる巻取軸貫通工程と、前記一対の脚板の間
で前記巻取軸の軸方向に対して直交する方向から前記巻
取軸の外周一部に巻取軸抜止手段を装着し、前記巻取軸
抜止手段に形成されて前記巻取軸よりも前記巻取軸の軸
直交方向外方へ延出される規制壁を前記巻取軸の軸方向
に沿って前記脚板と対向させる巻取軸抜止手段装着工程
と、含めて前記巻取軸を前記フレームに取り付ける取付
工程を構成した、ことを特徴としている。
おいて巻取軸をフレームに取り付ける際には、先ず、巻
取軸貫通工程で、巻取軸の軸方向に沿ってフレームを構
成する一対の脚板の一方を介して他方とは反対側から一
方の脚板に形成された孔部に巻取軸を軸方向一端側から
貫通させ、更に、一対の脚板の他方に形成された孔部に
巻取軸を軸方向一端側から貫通させる。
取軸抜止手段が一対の脚板の間で巻取軸の軸方向に対し
て直交する方向から巻取軸の外周一部に装着される。
軸抜止手段に形成された規制壁が巻取軸よりも巻取軸の
軸直交方向外方へ延出され、しかも、巻取軸の軸方向に
沿って脚板と対向する。したがって、巻取軸を軸方向に
沿って変位させようとすると、規制壁が脚板に干渉さ
れ、更に、規制壁(巻取軸抜止手段)を介して間接的に
巻取軸が脚板に干渉される。これにより、巻取軸の軸方
向に沿った変位が規制され、孔部を介した巻取軸の抜け
等が防止される。
は、上記のように、巻取軸抜止手段装着工程で巻取軸抜
止手段を巻取軸に装着することで、巻取軸の軸方向に沿
った変位を規制するため、フレームの所定位置に巻取軸
を位置させる際には、巻取軸の軸方向に沿って脚板に形
成された孔部に巻取軸を貫通させる巻取軸貫通工程だけ
でよい。
法では、フレームに対する巻取軸の取り付けが単純であ
るため、組み立てが容易で組付工数の軽減を図ることが
できる。
本発明の一実施の形態に係るウエビング巻取装置10の
要部の構成が分解斜視図によって示されている。
うに、本ウエビング巻取装置10はフレーム12を備え
ている。フレーム12は、一対の脚板14、16を備え
ている。脚板14、16の各々は略多角形状の一態様で
ある略正方形状(すなわち、略多角形状のうちの1つで
ある略正方形状)の平板状に形成されており、各々の厚
さ方向に沿って互いに対向している。
してのラチェット孔18が形成されている。ラチェット
孔18は複数の内歯20により構成されており、その中
心は脚板14、16の中心に対して略同軸とされてい
る。
向(以下、単に「高さ方向」と称する)及び脚板14、
16の対向方向の双方に対して直交する方向(以下、便
宜上、この方向を脚板14、16の幅方向とする)の脚
板14、16の一端部側方には連結板22が設けられて
いる。
4、16の中央部よりも下側で脚板14、16の幅方向
一端部に一体に連結されており、連結板22を車体に設
けられた所定の巻取装置取付部位(図示省略)に取り付
けられることで本ウエビング巻取装置10が車体に取り
付けられる構成となっている。また、上述した脚板14
の外周部には、各々が特許請求の範囲で言うところの保
持部としての4つの保持突起24が形成されている。各
保持突起24は脚板14の形状を正方形とみなした場合
の各辺の略中央に形成されている。
2には巻取軸としてのスプール26が設けられている。
スプール26はスプール本体28を備えている。スプー
ル本体28は上述した脚板14、16の対向方向に沿っ
て軸方向とされた略円柱形状若しくは略円筒形状に形成
されており、その軸方向寸法は、脚板14と脚板16と
の間隔よりも長い。
上述したラチェット孔18の内径寸法(より厳密に言う
と、ラチェット孔18を構成する複数の内歯20の先端
部を結んだ仮想円の直径寸法)よりも小さい。したがっ
て、脚板14、16の幅方向及び高さ方向側方からスプ
ール26を脚板14、16の間に配置することはできな
いが、ラチェット孔18を貫通させることで脚板14と
脚板16との間にスプール本体28の軸方向中央部を配
置することができる。
スプール本体28には、両端がスプール本体28の外周
部にて開口したベルト挿通孔30が形成されている。ベ
ルト挿通孔30は開口長手方向がスプール本体28の軸
方向に沿ったスリット孔で、図1に示されるウエビング
ベルト32の基端部が挿通される。
孔30は、その貫通方向中間部よりも一端側における開
口幅寸法が他端側における開口幅寸法よりも大きい。ベ
ルト挿通孔30の一端側にはベルト抜止手段としてのス
トッパシャフト34が設けられる。ストッパシャフト3
4はスプール本体28の軸方向に沿って長手方向とされ
た円柱部材で、その外径寸法はベルト挿通孔30の一端
側における開口幅寸法よりも小さく、他端側における開
口幅寸法よりも大きい。
成されてベルト挿通孔30の他端側から一端側へ挿通さ
れたウエビングベルト32の基端部の内側に入り込んで
いる。これにより、ウエビングベルト32を先端側へ引
っ張って基端側をベルト挿通孔30から抜き取ろうとし
ても、ウエビングベルト32を介してストッパシャフト
34がベルト挿通孔30の貫通方向中間部でベルト挿通
孔30の内壁に干渉する構成となっている。
手段としてのストッパプレート36が設けられている。
ストッパプレート36はスプール本体28の軸方向に沿
って長手方向とされた連結板38を備えている。連結板
38の長手方向寸法はベルト挿通孔30の開口長手方向
寸法よりも僅かに小さい。
連結板38の厚さ方向一方の側へ向けて干渉壁40がそ
れぞれ屈曲形成されている。各干渉壁40は狭幅部42
と広幅部44により構成されている。狭幅部42の幅寸
法はベルト挿通孔30の他端側における幅寸法と略同じ
(厳密には極僅かに小さい)で、狭幅部42に連続した
広幅部44の幅寸法はベルト挿通孔30の一端側におけ
る幅寸法と略同じ(厳密には極僅かに小さい)である。
したがって、干渉壁40をベルト挿通孔30の一端側か
ら挿入すると、所定の位置で広幅部44がベルト挿通孔
30の内壁に干渉して、それ以上のベルト挿通孔30の
他端側への移動が規制される。
側の端部からは、規制壁46が延出されている。規制壁
46は広幅部44から一旦連結板38の長手方向外方向
へ湾曲して延出されており、湾曲部分よりも先端側では
連結板38の長手方向に沿って一方の干渉壁40に形成
された規制壁46と他方の干渉壁40に形成された規制
壁46とが互いに対向している。
16の間隔よりも極僅かに小さい程度とされている。ま
た、これらの規制壁46の広幅部44からの延出寸法
は、ストッパプレート36をベルト挿通孔30へ挿入し
たスプール本体28に対するストッパプレート36の装
着状態で、規制壁46の広幅部44とは反対側の端部が
脚板14に形成されたラチェット孔18の内歯20より
もその半径方向外側に位置する。
体28にはシャフト受部48が形成されている。シャフ
ト受部48はスプール本体28の外周一部を軸方向に貫
通する如く切り欠くことにより形成されており、その内
側にはシャフト50がスプール本体28の軸方向周りに
回動可能に収容されている。
フト50の回動半径方向一方の側へ向けて板状の連結板
52が延出されている。さらに、連結板52のシャフト
50とは反対側の端部にはロック部材としてのロックプ
レート54が形成されている。ロックプレート54は連
結板52よりも厚肉の板状若しくはブロック状に形成さ
れている。
プール本体28の軸方向両端部には、収容溝56が形成
されており、基本的には収容溝56の内部にロックプレ
ート54が入り込んで収容されている。収容溝56内へ
のロックプレート54の収容状態では、ロックプレート
54が、スプール本体28の外周部よりも内側に位置す
る。
複数の外歯により構成される(すなわち、外歯として
の)ラチェット58が形成されている。ラチェット58
は上述したラチェット孔18の半径方向内側に位置する
ように形成されており、シャフト50が自らの軸周りに
回動して、収容溝56からロックプレート54が抜け出
ることによりラチェット58がラチェット孔18の内歯
20に噛み合う。
合状態では、スプール26の自らの軸周り方向の回転の
うち、ウエビングベルト32を基端側から巻き取る巻取
方向への回転は許容されるが、これとは反対の引出方向
への回転が規制される。
ックプレート54の端部からは抜止部としての規制板6
2が延出されている。規制板62は上述したラチェット
58の複数の外歯の間に位置するように形成されてお
り、ラチェット58がラチェット孔18の内歯20に噛
み合った状態では、脚板14と脚板16との間でスプー
ル26の軸方向に沿って内歯20と対向する。
部の略軸心部分からは、図示しない略板状の嵌合板が延
出されている。これに対応して、脚板16の脚板14と
は反対側には、図示しないぜんまいばねユニットが取り
付けられている。
を備えており、ぜんまいばねの渦巻き方向内方側の端部
に嵌合板が直接或いは間接的に連結され、ぜんまいばね
の付勢力でスプール26が巻取方向へ付勢されている。
他端部からはスプール本体28に対して同軸のシャフト
66が延出されている。シャフト66の先端部には円盤
状のフランジ部68がシャフト66に対して同軸的に形
成されている。さらに、フランジ部68のシャフト66
とは反対側の面には、略立方体形状の嵌合片70が形成
されている。
されるように、脚板14の脚板16とは反対側には、ロ
ック手段としてのロック機構72が設けられている。ロ
ック機構72は、支持部材としてのセンサホルダ74を
備えている。センサホルダ74は、軸方向寸法が短く、
且つ、軸方向に沿って脚板14とは反対側の端部が底壁
76で閉止された有底円筒形状のホルダ本体78を備え
ている。
は、スプール26の軸方向に沿って貫通した円筒形状の
軸受部80が形成されている。軸受部80には、ギヤ8
2が回転自在に軸支されている。スプール26の軸方向
に沿ったギヤ82の脚板16側の端部には図示しない矩
形の嵌合孔が形成されており、上述した嵌合片70が嵌
合している。これにより、ギヤ82がスプール26と同
軸的且つ一体的に回転する。
6が突出形成されている。シャフト86はギヤ82の軸
方向と同方向に長手方向とされており、軸受部80に対
して偏心した位置に形成されている。シャフト86に
は、ギヤ82よりも歯数が多い大径ギヤ88が回転自在
に軸支されている。大径ギヤ88はギヤ82に噛み合っ
ており、ギヤ82の回転によってギヤ82の回転よりも
減速された状態でシャフト86周りに回転する。
には回転プレート90が設けられている。回転プレート
90は略円盤状の底壁92を備えている。底壁92には
円孔94が形成されており、底壁76の外側面に軸受部
80に対して同軸に形成された軸受部96に回転自在に
軸支されている。また、底壁92の底壁76側の面には
リング状の周壁98が形成されており、その内周部には
図示しない内歯が形成されている。
ヤ88には同軸的に小径ギヤ102が形成されており、
回転プレート90の内歯に噛み合っている。小径ギヤ1
02は、大径ギヤ88及び回転プレート90の内歯より
も歯数が少なく、したがって、大径ギヤ88の回転は減
速状態で回転プレート90に伝えられる。
は回転プレート104が設けられている。回転プレート
104は略円盤状の底壁106を備えている。底壁10
6には円孔108が形成されており、底壁76の外側面
に軸受部80に対して同軸に形成された軸受部110に
回転自在に軸支されている。
12が形成されている。切欠部112は底壁106の半
径方向外方へ向けて開口していると共に、底壁106の
周方向へ向いた一対の内壁の一方は、切欠部112の底
部側の端部から底壁106の周方向へ変位するにしたが
い、漸次底壁106の中心からの距離が遠ざかる傾斜部
114とされている。
切欠部112の内壁は干渉壁116とされている。干渉
壁116は底壁106よりも回転プレート90側へ延出
されており、その一部は回転プレート90の外周部の外
側に位置している。干渉壁116からは傾斜部114と
は反対側へ向け、且つ、底壁106の外周部に沿って周
壁118が形成されており、更に、周壁118の干渉壁
116とは反対側の端部にも干渉壁116と同様の構成
の干渉壁120が形成されている。
転プレート90の外周部にはカム122が形成されてい
る。カム122は回転プレート90の周方向に沿って回
転プレート90の外周部に一定範囲形成されており、そ
の周方向端部は回転プレート90、104の回転周方向
に沿って干渉壁116、120と対向する。
は、回転体としてのVギヤ124が収納されている。V
ギヤ124は全体的にスプール26と同軸の円盤形状に
形成されており、その外周部には一定間隔毎に外歯が形
成されている。
24の中心部分には円形の孔が形成されており、更に、
この孔に対応して脚板14側の面にはに円筒形状のボス
126が同軸的に形成されている。ボス126の内径寸
法はスプール本体28のシャフト66よりも極僅かに小
さく、ボス126をシャフト66が貫通した状態では、
Vギヤ124がスプール26に対して同軸的に相対回転
可能に軸支される。
慣性板(イナーシャル・マス)128が所定範囲回転自
在に軸支されている。さらに、Vギヤ124には一対の
制限孔130が形成されている。これらの制限孔130
は、Vギヤ124の中心周りに湾曲し、且つ、Vギヤ1
24の周方向に沿って長手方向とされた長孔とされてお
り、Vギヤ124の中心を介して互いに対向するように
形成されている。これらの制限孔130には、慣性板1
28に形成された一対の突起132が入り込んでいる。
これにより、Vギヤ124に対する慣性板128の相対
回転は、突起132が制限孔130の長手方向両端部に
干渉されるまでの間に制限されている。
してのレバー134が設けられている。レバー134の
基端部には、Vギヤ124に立設されたピン136が入
り込んでおり、ピン136によってレバー134が所定
範囲揺動可能に軸支されている。
はスプリング収容孔138が形成されており、圧縮コイ
ルスプリング140がその内側に配置されている。スプ
リング収容孔138の内周一部からは保持突起142が
突出形成されている。保持突起142は圧縮コイルスプ
リング140の一端から圧縮コイルスプリング140の
内側に入り込んで圧縮コイルスプリング140を支持し
ている。
0の他端側では、レバー134に形成された縦壁144
がスプリング収容孔138に入り込んでいる。縦壁14
4には圧縮コイルスプリング140の他端が圧接してい
る。
慣性板128の側端部(外周一部)にレバー134が干
渉するようにレバー134に作用しており、通常は、圧
縮コイルスプリング140の付勢力で突起132が制限
孔130の一端に干渉するまで慣性板128が回転して
いる。
128が相対回転する際には、圧縮コイルスプリング1
40の付勢力に抗することになり、圧縮コイルスプリン
グ140の付勢力に抗して慣性板128がVギヤ124
に対して相対的に回動することで、慣性板128の側端
部(外周一部)に押圧されたレバー134がピン136
周りに揺動する。
勢力に抗して揺動したレバー134の先端部に対応し
て、ホルダ本体78の内周部には図示しない内歯のラチ
ェット歯が形成されており、圧縮コイルスプリング14
0の付勢力に抗してレバー134が揺動した際には、ホ
ルダ本体78のラチェット歯がレバー134の先端部に
干渉する。
らはロッド148が突出形成されている。図4に示され
るように、ロッド148は、上述したスプール本体28
の脚板14側の端部に形成されたガイド溝150内に入
り込んでいる。ガイド溝150は、スプール本体28の
軸心を中心にして湾曲しており、Vギヤ124はスプー
ル26に対して同軸的に相対回転した際には、ロッド1
48がガイド溝150内を移動する。
部には、ガイド溝150に重なるようにスプリング収容
部152が形成されており、捩じりコイルスプリング1
54が収容されている。捩じりコイルスプリング154
は、その一端がスプリング収容部152の内壁に圧接し
ていると共に、他端が上述したロッド148の外周部に
圧接してロッド148(すなわち、Vギヤ124)を所
定の回転方向へ付勢している。
部の2ヶ所でクランク状に屈曲したガイド孔158が形
成されている。ガイド孔158はVギヤ124の中心に
対してVギヤ124の半径方向外方に変位した位置に形
成されており、上述した一対のロックプレート54のう
ち、相対的に脚板14側に位置するロックプレート54
から突出形成された係合ピン160が入り込んでいる。
プレート54が収容されている状態で係合ピン160が
ガイド孔158の長手方向一端に位置するように形成さ
れており、スプール26に対してVギヤ124が所定方
向へ相対回転することで、ガイド孔158の内周部が係
合ピン160に干渉してロックプレート54を移動さ
せ、ロックプレート54を収容溝56から抜け出させる
ようになっている。
78の開口端側からはホルダ本体78を介して互い相反
する方向へ鍔部162、164が延出されている。一方
の鍔部162には、支持台166がホルダ本体78の外
周部から連続して形成されている。支持台166上に
は、軸方向がスプール26の軸方向と略同方向とされた
すり割りピン168が立設されており、このすり割りピ
ン168には、スプリング保持部材としてのスプリング
保持片170が設けられている。
170は保持部材本体としての円筒形状のボス172を
備えている。ボス126の内径寸法は、すり割りピン1
68の基端側における外径寸法よりも極僅かに小さく、
すり割りピン168がボス172を貫通する如くすり割
りピン168にスプリング保持片170が取り付けられ
ている。これにより、スプリング保持片170はすり割
りピン168軸周りに所定範囲回動自在に軸支される。
しかも、すり割りピン168は切欠が形成された部分か
ら外径寸法が広がっているため、すり割りピン168の
先端側がボス172に干渉することでボス172の抜け
止めとなる。
部としての係合片174及び係合片176が設けられて
いる。係合片174及び係合片176は、ボス172の
軸方向中間部にてボス172の外周部から延出された連
結片178を介してボス172へ一体的に連結されてい
る。
り、ボス172がすり割りピン168周りに所定方向へ
回動することで回転プレート104の外周部に対して接
近し、更に、係合片174がすり割りピン168周りに
回動方向に沿って回転プレート104の切欠部112に
対向した際には、切欠部112の内側に入り込む。切欠
部112内への係合片174の入込状態では、回転プレ
ート104の一方の回転方向に沿って係合片174が干
渉壁116と対向し、干渉壁116に係合片174が干
渉可能となる。
2の軸方向に沿って長手とされた角棒形状に形成されて
おり、ボス172がすり割りピン168周りに所定方向
へ回動することで係合片176の先端側が支持台166
の外周部に沿って移動する。
は開口部180が形成されており、ボス172がすり割
りピン168周りに所定方向へ回動した際には、係合片
176の先端側が開口部180を介してホルダ本体78
の内側に入り込み、Vギヤ124の外周部に形成された
外歯に係合する。
2には捩じりコイルスプリング182が取り付けられて
いる。捩じりコイルスプリング182の一端は支持台1
66に立設された干渉部としての係合壁184に係合し
ており、他端は係合片176の基端部に係合している。
これにより、係合片174が回転プレート104の外周
部に接近し、係合片176が開口部180に入り込む方
向へ常にスプリング保持片170が付勢されている。
スプリング182の一端における捩じりコイルスプリン
グ182の付勢方向のとは反対側には、スプリング保持
片170の連結片178に鉤状に屈曲した保持部186
が形成されている。保持部186は捩じりコイルスプリ
ング182の一端に対応して形成されており、保持部1
86に捩じりコイルスプリング182の一端を係合させ
ることで係合壁184に干渉されずに保持部186で捩
じりコイルスプリング182の一端を保持できるように
なっている。
されているだけであるため、捩じりコイルスプリング1
82の一端を保持部186が保持した状態であっても、
捩じりコイルスプリング182の一端を保持部186の
先端側の屈曲方向側に押圧して弾性変形させることで、
容易に保持部186による捩じりコイルスプリング18
2の一端の保持を解除できる。
とは反対側の鍔部164の側方には、加速度センサ18
8が配置されている。
190を備えている。厚さ方向一方の側へ開口した略凹
形状の載置部192を有する載置台194を備えてお
り、慣性質量体としての鋼球196が載置されている。
また、載置台194の一端からは支持壁198が載置部
192の開口方向側へ向けて立設されており、その先端
部には制限部材としてのセンサレバー200が回動自在
に軸支されている。センサレバー200の支持壁198
による軸支部分よりも一端側は載置部192上の鋼球1
96を介して載置部192とは反対側に位置しており、
載置部192の斜面若しくは曲面を鋼球196が登りあ
がった際には、センサレバー200の一端側が下方から
鋼球196に押圧される構成となっている。
に対応して、ホルダ本体78には開口部が形成されてお
り、一端側が鋼球196に押し上げられたセンサレバー
202の他端側は、この開口部を介してを介してホルダ
本体78の内側へ入り込み、Vギヤ124の外歯に係合
するようになっている。
4には略平板状の係合片104が形成されている。係合
片104は鍔部164に立設された保持レール206に
対応して形成されており、鍔部162を介して脚板14
とは反対側から保持レール206に係合片104を差し
込み、保持レール206に係合片104の幅方向両端部
を保持させることでセンサハウジング190がセンサホ
ルダ74に取り付けられるようになっている。
08を備えている。センサカバー208は、ホルダ本体
78を介して脚板14とは反対側から上述した加速度セ
ンサ188や回転プレート90、104等を覆う。
一対の保持爪210が形成されている。これらの保持爪
210は上述した脚板14の保持突起24に対応して形
成されている。さらに、センサホルダ74の外周部にも
脚板14の保持突起24に対応して係合部としての一対
の保持爪212が形成されている。
ルダ74にセンサカバー208を取り付けた状態で、V
ギヤ124の軸心を中心とする仮想円周上に90度ずれ
た状態で形成されている。したがって、脚板14の形状
を正方形とみなした場合に各辺の略中央部に形成された
保持突起24へ保持爪210、212が係合することが
可能であり、保持突起24へ保持爪210、212が係
合することでセンサホルダ74及びセンサカバー208
がフレーム12に取り付けられて固定される。
ル26に巻取状態で収容されたウエビングベルト32を
座席に着座した乗員が引き出して、身体の前方側にウエ
ビングベルト32を掛け回した状態でウエビングベルト
32に設けられたタングプレートを座席側方に設けられ
たバックル装置に係止させることで、ウエビング装着状
態となり、ウエビングベルト32によって乗員の身体が
拘束される。
合には、急減速時の慣性によって乗員の身体が車両前方
側へ移動しようとし、これにより、乗員の身体がウエビ
ングベルト32を更に引き出そうとする。
と、加速度センサ188の鋼球196が急減速時の慣性
で移動し、載置部192の斜面若しくは曲面を登りあが
り、センサレバー200の一端側を押し上げる。これに
より、センサレバー200が支持壁198による軸支部
分を中心に回動して、他端側がホルダ本体78内に入り
込み、Vギヤ124の外周部に形成された外歯に係合す
る。
対回転可能であるが、捩じりコイルスプリング154の
付勢力によって基本的にはスプール26に追従回転する
構成となっているため、本来であれば乗員の身体がウエ
ビングベルト32を引っ張り出そうとしてスプール26
を回転させようとすれば、Vギヤ124もまたスプール
26の回転に連動して引出方向へ回転しようとする。
200が外周部の外歯に係合することにより、スプール
26が引出方向へ回転しようとしてもVギヤ124は捩
じりコイルスプリング154の付勢力に抗し、スプール
26に対して相対的に回転する。このようにして生じた
スプール26とVギヤ124との間の相対回転により、
Vギヤ124に形成されたガイド孔158内をロックプ
レート54から突出形成された係合ピン160が移動
し、収容溝56内に収容されていたロックプレート54
が収容溝56から抜け出し、ロックプレート54に形成
されたラチェット58が脚板14、16に形成されたラ
チェット孔18の内歯20に噛み合う。これによって、
引出方向へのスプール26の回転が規制され、ウエビン
グベルト32の引き出しが制限されるため、乗員の身体
をより一層確実に拘束できる。
ングベルト32を急激に引き出そうとしてスプール26
を引出方向へ急激に回転させようとした場合には、スプ
ール26に連動してVギヤ124が急激に引出方向へ回
転しようとするが、慣性板128が慣性によりVギヤ1
24に追従できず、これにより、慣性板128とVギヤ
124との間に相対回転が生じる。
相対回転により慣性板128は、圧縮コイルスプリング
140の付勢力に抗してレバー134を揺動させる。こ
れにより、レバー134の先端側がホルダ本体78の内
周部に形成されたラチェット歯に干渉される。レバー1
34がホルダ本体78のラチェット歯に干渉されること
でVギヤ124の回転が規制され、Vギヤ124とスプ
ール26との間に相対回転が生じる。これにより、加速
度センサ188の鋼球196が移動した場合と同様にロ
ックプレート54が収容溝56から抜け出し、ロックプ
レート54に形成されたラチェット58が脚板14、1
6に形成されたラチェット孔18の内歯20に噛み合
う。これによって、引出方向へのスプール26の回転が
規制され、ウエビングベルト32の引き出しが制限され
るため、乗員の身体をより一層確実に拘束できる。
2を引き出す方向へスプール26を回転させると、ギヤ
82がスプール26に対して同軸的且つ一体的に回転す
る。また、ギヤ82が回転することによりギヤ82に噛
み合う大径ギヤ88が減速状態で回転し、更に、大径ギ
ヤ88に一体的且つ同軸的に形成された小径ギヤ102
が回転して内歯が小径ギヤ102に噛み合う回転プレー
ト90が回転する。
(例えば、全量)引き出すと、捩じりコイルスプリング
182の付勢方向に沿って係合片174と回転プレート
104の切欠部112とが対向する。但し、ウエビング
ベルト32を一定量引き出した状態では、切欠部112
に対応する干渉壁116を押圧した回転プレート90の
カム122が切欠部112内に存在しているため、係合
片174が切欠部112内に入り込むことはできない。
へ回転するとカム122が切欠部112に対して回転す
るため、捩じりコイルスプリング182の付勢力で係合
片174が切欠部112内に入り込み、これに伴い、開
口部180を介して係合片176がホルダ本体78内に
入り込んで係合片176がVギヤ124の外歯に干渉す
る。
ル26を回転させようとすると、収容溝56内に収容さ
れていたロックプレート54が収容溝56から抜け出
し、ロックプレート54に形成されたラチェット58が
脚板14、16に形成されたラチェット孔18の内歯2
0に噛み合うため、スプール26を引出方向へ回転させ
ること、すなわち、スプール26からウエビングベルト
32を引き出すことはできない。
を一定量(例えば、全量)スプール26に巻き取ると、
干渉壁120がカム122に押圧されて回転プレート1
04が回転し、これにより、干渉壁116が係合片17
4を押圧して切欠部112から離脱させる。したがっ
て、この状態では、Vギヤ124の外歯に対する係合片
176の干渉が解除されるため、引出方向へのスプール
26の回転が可能となる。
果)次に、本実施の形態の特徴的な作用、効果のうち、
スプール26に関する特徴的な作用、効果について説明
する。
引き出す際にはスプール26が引出方向へ回転し、ま
た、ウエビングベルト32を収納する際にはスプール2
6が巻取方向へ回転するが、このようなスプール26の
回転時には、スプール26に対する力のかかり方しだい
で、その軸方向にスプール26が変位しようとする。
にスプール26が変位しようとすると、ベルト挿通孔3
0に設けられたストッパプレート36の規制壁46が脚
板14、16に干渉する。これにより、軸方向に沿った
スプール26の変位が防止される。このため、ラチェッ
ト孔18からのスプール26の抜けや、スプール26が
軸方向に沿って変位することに起因するスプール26の
シャフト66に連結されたギヤ82を含めたロック機構
72を構成する各部品等への過大な負荷が作用すること
を防止できる。その結果、本ウエビング巻取装置10を
長期に亘り確実に動作させることができる。
レート36の組み付けは、ベルト挿通孔30にストッパ
プレート36を挿入するだけでよく、挿入後はベルト挿
通孔30からのウエビングベルト32の抜け出し防止用
のストッパシャフト34が、ウエビングベルト32を介
して間接的にストッパプレート36の連結板38に干渉
することでストッパプレート36の抜け落ちが防止され
る。
4、16の何れか一方のラチェット孔18にスプール2
6の一端側を貫通させ、更に、脚板14、16の何れか
他方のラチェット孔18にスプール26の一端側を貫通
させ(巻取軸貫通工程)、この状態で、ベルト挿通孔3
0にストッパプレート36を挿入する(巻取軸抜止手段
装着工程)だけで、容易にスプール26の軸方向に沿っ
た変位を防止できる。このため、本実施の形態では、ス
プール26の組付工数を軽減できる。また、換言すれ
ば、このように、軸方向に沿ったスプール26の変位を
規制できるにも関わらず、フレーム12へのスプール2
6の取り付けはスプール26の軸方向に沿って脚板1
4、16のラチェット孔18にスプール26の一端側を
貫通させるという単純な作業となる。したがって、フレ
ーム12へのスプール26の取り付けの工数を軽減でき
る。
ストッパシャフト34というウエビングベルト32の抜
け防止用の構造にストッパプレート36が装着されて保
持されるため、ストッパプレート36の装着や保持のた
めの特別な構成が不要である。これにより、コストを安
価にできる。
に、ロックプレート54のラチェット58が脚板14、
16に形成されたラチェット孔18の内歯20に噛み合
った状態では、スプール26の軸方向に沿って、ラチェ
ット58の外歯間に形成された規制板62がラチェット
孔18の内歯20と対向するため、この状態でスプール
26が軸方向に変位しようとすると、上述した規制壁4
6のみならず規制板62が内歯20に干渉して自らの軸
方向に沿ったスプール26の変位が規制される。
26の回転により大きな力でスプール26が軸方向に変
位しようとしても、規制壁46と規制板62とで確実に
スプール26の変位を規制できる。
する特徴的な作用、効果)次に、本実施の形態の特徴的
な作用、効果のうち、ロック機構72の組み付けに関す
る特徴的な作用、効果について説明する。
0のロック機構72では、大径ギヤ88を軸支するシャ
フト86、回転プレート90を軸支する軸受部96、回
転プレート104を軸支する軸受部110、スプリング
保持片170を軸支するすり割りピン168、及び、セ
ンサハウジング190を保持する保持レール206が全
てセンサホルダ74の脚板14とは反対側を向く部位に
形成されている。
部110、すり割りピン168、保持レール206に対
する大径ギヤ88、回転プレート90、回転プレート1
04、スプリング保持片170の組み付け方向は、全て
センサホルダ74を介して脚板14とは反対側であり、
全て同一方向である。
た、これらの部品をロボット等により自動で組み付けを
行なう場合には、上記の各部品の組付方向が一方向であ
ることから、ロボットの動作を単純化でき、これによ
り、ロボットの構造を簡素化できる。このため、自動化
が容易になり、それに関わるコストも安価にできる。
0、回転プレート104、スプリング保持片170を組
み付けた後には、同じ方向からセンサカバー208をセ
ンサホルダ74に取り付けて覆うことができるため、各
部品やセンサカバー208をセンサホルダ74に組み付
けるにあたり、センサホルダ74等の反転動作がないた
め、この意味でも、組み立て作業を容易にできると共
に、ロボット等による自動化を容易にする。
ボス172には、捩じりコイルスプリング182が取り
付けられ、捩じりコイルスプリング182の一端が係合
壁184にする構成である。ここで、スプリング保持片
170に形成された保持部186は、捩じりコイルスプ
リング182の一端を係合させることで係合壁184に
干渉されずに捩じりコイルスプリング182の一端を保
持できる。
り割りピン168に組み付けるにあたり、予め、保持部
186に捩じりコイルスプリング182の一端を保持さ
せておけば、すり割りピン168にスプリング保持片1
70を組み付ける際に、捩じりコイルスプリング182
の一端を係合壁184に係合させるために捩じりコイル
スプリング182の付勢力に抗して捩じりコイルスプリ
ング182の一端を変位させなくてもよい。
スプリング182の一端を保持させた状態で、すり割り
ピン168にスプリング保持片170を組み付け、その
後に、捩じりコイルスプリング182の一端を押圧して
保持部186から捩じりコイルスプリング182の一端
を脱落させれば、捩じりコイルスプリング182の一端
は自らの付勢力で係合壁184に係合する。
は、すり割りピン168に対するスプリング保持片17
0の組み付けを容易に行なうことができ、捩じりコイル
スプリング182の組付工数の軽減を図ることができ
る。
ング182の一端を保持させる際には、捩じりコイルス
プリング182の付勢力に抗して一端を変位させること
になるが、この作業自体は、大径ギヤ88、回転プレー
ト90、104、スプリング保持片170等の組み付け
とは別工程にて予め行なうことができる。このため、保
持部186に捩じりコイルスプリング182の一端を保
持させる際にあたり、回転プレート90、104やセン
サホルダ74(特に、係合壁184)が干渉することは
なく、容易に保持部186に捩じりコイルスプリング1
82の一端を保持させることができる。
的な作用、効果)次に、フレーム12に対するロック機
構72の組み付けに関する特徴的な作用、効果について
説明する。
0では、フレーム12の脚板14が略正方形状に形成さ
れており、その四辺の略中央部に保持突起24が形成さ
れる。これらの保持突起24に保持爪210、212を
係合させることで、センサホルダ74及びセンサカバー
208が脚板14に取り付けられる。
略正方形に形成された脚板14の各辺の略中央に形成さ
れているため、センサホルダ74及びセンサカバー20
8を脚板14の中心周りに略90度回転させた状態であ
っても、保持突起24に保持爪210、212を係合さ
せてセンサホルダ74及びセンサカバー208が脚板1
4に取り付けることができる。
した場合の脚板14の中心は、Vギヤ124の軸心と略
一致しているため、上記のように、センサホルダ74及
びセンサカバー208を脚板14の中心周りに略90度
回転させてもセンサホルダ74に組み付けられた各部品
がVギヤ124に対してVギヤ124の半径方向に変位
することはない。これにより、フレーム12の姿勢をス
プール26の軸心(すなわち、Vギヤ124の軸心)周
りに略90度回転させても、センサホルダ74及びセン
サカバー208の姿勢が変化することはなく、加速度セ
ンサ188の姿勢等も変化しない。
プール26の軸心(すなわち、Vギヤ124の軸心)周
りに略90度異なる車体に対して同一のフレーム12を
適用しても、フレーム12に対して90度回転させるだ
けでセンサホルダ74及びセンサカバー208をそのま
ま適用でき、また、センサホルダ74に組み付けられた
各部品もそのまま適用できる。
は、フレーム12の組付姿勢が異なる車両に対しても、
実質的な設計変更を行なわずにそのまま適用できるた
め、コストを安価にできる。
ビング巻取装置では、簡素な構造でフレームに対する巻
取軸の軸方向の変位を規制でき、しかも、巻取軸をフレ
ームに容易に取り付けることができる。
置の要部の構成を示す分解斜視図である。
取軸抜止手段の拡大斜視図である。
体を見た図である。
みた巻取軸の図である。
の組付状態を示す図である。
脚板に支持部材(センサホルダ)を組み付けた状態を示
す図6に対応した図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 長尺帯状のウエビングベルトの基端部が
係止されて、自らの軸心周り一方の巻取方向へ回転する
ことで前記ウエビングベルトを基端側から巻き取る巻取
軸と、 前記巻取軸の軸方向に沿って互いに対向した一対の脚板
を有し、前記巻取軸を間接的に前記脚板で支持するフレ
ームと、 前記巻取軸の外周一部に前記巻取軸の軸方向に対して直
交する方向から装着されると共に、当該装着状態で前記
巻取軸よりも前記巻取軸の軸方向に対して直交する方向
に延出され、前記巻取軸の軸方向に沿って前記脚板と対
向する規制壁が形成された巻取軸抜止手段と、 を備えるウエビング巻取装置。 - 【請求項2】 両端が前記巻取軸の外周部で開口し、一
方の開口端から前記ウエビングベルトの基端側が挿通さ
れるともに、他方の開口端から巻取軸抜止手段が装着さ
れる前記ベルト挿通孔を前記巻取軸に形成すると共に、 前記ベルト挿通孔の他方の開口端側から前記ベルト挿通
孔に挿通された前記ウエビングベルトの基端側に係合
し、当該係合状態で前記ベルト挿通孔の内壁に直接或い
は間接的に干渉して前記一方の開口端側からの前記ウエ
ビングベルトの抜けを防止すると共に、前記他方の開口
端側から巻取軸抜止手段に干渉して前記他方の開口端か
らの前記巻取軸抜止手段の抜けを防止するベルト抜止手
段を備える、 ことを特徴とする請求項1記載のウエビング巻取装置。 - 【請求項3】 長尺帯状のウエビングベルトの基端部が
係止されて、自らの軸心周り一方の巻取方向へ回転する
ことで前記ウエビングベルトを基端側から巻き取る巻取
軸と、 前記巻取軸の軸方向に沿って互いに対向して設けられる
と共に、互いの間隔が前記巻取軸の軸方向両端部間の寸
法よりも短く、且つ、前記巻取軸を貫通可能で更に少な
くとも何れか一方の内周部に内歯が形成された孔部を有
する一対の脚板を含めて構成され、前記孔部を貫通した
前記巻取軸を間接的に支持するフレームと、 前記脚板に形成された孔部の内周部に対して接離移動可
能に前記巻取軸に設けられると共に前記内歯へ係合可能
な複数の外歯が形成され、前記孔部の内周部に接近移動
することで前記孔部の内周部に形成された前記内歯に係
合して前記ウエビングベルトを引き出す方向への前記巻
取軸の回転を規制するロック部材を含めて構成され、所
定の条件下で前記ロック部材を前記孔部の内周部に接近
移動させるロック手段と、 前記孔部の内周部に対する前記ロック部材の接離移動に
一体的若しくは連動して前記一対の脚板の対向方向に沿
って前記内歯を含めた前記脚板の側方の規制位置に対し
て接離移動可能に前記巻取軸に設けられた抜止部と、 を備えるウエビング巻取装置。 - 【請求項4】 前記複数の外歯の間に前記抜止部を形成
したことを特徴とする請求項3記載のウエビング巻取装
置。 - 【請求項5】 長尺帯状のウエビングベルトの基端部が
係止される巻取軸と、 前記巻取軸の軸方向に沿って互いに対向すると共に対向
間隔が前記巻取軸の軸方向寸法よりも小さく、且つ、各
々に前記巻取軸を貫通可能な孔部が形成された一対の脚
板を有し、前記一対の脚板で間接的に前記巻取軸を軸支
するフレームと、 を含めて構成されるウエビング巻取装置に適用され、前
記巻取軸を前記フレームに取り付けるためのウエビング
巻取装置組立方法であって、 前記巻取軸の軸方向に沿って前記一対の脚板の一方を介
して他方とは反対側から前記一方に形成された前記孔部
に前記巻取軸を軸方向一端側から貫通させると共に、前
記一対の脚板の他方に形成された前記孔部に前記巻取軸
を軸方向一端側から貫通させる巻取軸貫通工程と、 前記一対の脚板の間で前記巻取軸の軸方向に対して直交
する方向から前記巻取軸の外周一部に巻取軸抜止手段を
装着し、前記巻取軸抜止手段に形成されて前記巻取軸よ
りも前記巻取軸の軸直交方向外方へ延出される規制壁を
前記巻取軸の軸方向に沿って前記脚板と対向させる巻取
軸抜止手段装着工程と、 含めて前記巻取軸を前記フレームに取り付ける取付工程
を構成した、 ことを特徴とするウエビング巻取装置組立方法。
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