JP2014141137A - ウェビング巻取装置。 - Google Patents

ウェビング巻取装置。 Download PDF

Info

Publication number
JP2014141137A
JP2014141137A JP2013009588A JP2013009588A JP2014141137A JP 2014141137 A JP2014141137 A JP 2014141137A JP 2013009588 A JP2013009588 A JP 2013009588A JP 2013009588 A JP2013009588 A JP 2013009588A JP 2014141137 A JP2014141137 A JP 2014141137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
webbing
gear
switching
rotation axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013009588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5714617B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Yamada
和弘 山田
Akira Kadoyashiki
晃 角屋敷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2013009588A priority Critical patent/JP5714617B2/ja
Priority to CN201410019947.7A priority patent/CN103935318B/zh
Priority to US14/158,136 priority patent/US9694784B2/en
Publication of JP2014141137A publication Critical patent/JP2014141137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5714617B2 publication Critical patent/JP5714617B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/3416Unlocking devices for retractors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

【課題】支持体に対する切替部材の組み付け性を損なうことなく支持体と係合部との対向面積を大きくできるウェビング巻取装置を得る。
【解決手段】本ウェビング巻取装置10では、センサホルダ54における切替パウル212の回動軸周り方向他方の側に開口部242が形成されている。この開口部242の外側に係合片224を位置させた状態でシャフト216周りに切替パウル212を回動させて窓部226に係合片224を貫通させる。これにより、鉤状に屈曲された係合片224の先端がシャフト216の軸方向に規制壁228と対向する。このような構成では、規制壁228と係合片224とを対向させるに際して弾性爪片のように係合片224を弾性変形させる必要がない。このため、係合片224における規制壁228との掛かり代を大きくでき、係合片224の先端が不用意に規制壁228を乗り越えてシャフト216側へ移動することを防止できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両のシートベルト装置を構成するウェビング巻取装置に関する。
下記特許文献1に開示されたウェビング巻取装置(特許文献1ではシートベルトリトラクタと称している)では、ウェビングが所定量引出されると、これに連動してレバーが回動し、レバーがコントロールプレートの回転を規制する。この状態で更にウェビングを引出そうとすると、スプール(特許文献1ではボビンと称している)、ひいては、巻取り軸とコントロールプレートとの間で相対回転が生じ、この相対回転に連動してロックアームが巻取り軸のラッチプレートに係合する。これにより、巻取り軸、ひいてはスプールの引出方向への回転が規制され、スプールからのウェビングの引出しが規制される。
一方、この状態でスプールが巻取方向に回転して、所定量のウェビングがスプールに巻取られると、これに連動してレバーが回動し、レバーによるコントロールプレートの回転規制状態が解除される。これにより、巻取り軸、ひいてはスプールが引出方向へ回転でき、スプールからウェビングを引出すことができる。
特開平7−89412号の公報
ところで、上記特許文献1に開示された構成において、レバーはセンサカバーに形成された枢支軸に回動可能に支持されており、更に、レバーよりも枢支軸の先端側で枢支軸に装着されたブッシュにより抜け止めされている。このようにブッシュを用いてレバーを抜け止めする構成では部品点数や組み付け工数も多くなる。このため、このカバーのような支持体に窓部を形成すると共に、レバーのような切り替え部材に弾性爪片を形成し、枢支軸の先端から切り替え部材を装着する際に、窓部の縁等で弾性爪片を弾性変形させて弾性爪片の先端の爪部を支持体の枢支軸が形成された側とは反対側で爪部と支持体とを対向させる構成がある。
このような構成では、弾性爪片が切り替え部材の一部として形成されるので部品点数や組み付け工数の増加はない。しかしながら、弾性爪片の爪部と支持体との掛かり代を大きくすると爪部が窓部を通過しにくくなり、組み付け性が悪い。
本発明は、上記事実を考慮して、支持体に対する切替部材の組み付け性を損なうことなく支持体と係合部との対向面積を大きくできるウェビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係るウェビング巻取装置は、巻取方向に回転することでウェビングを巻取るスプールと、作動可能状態から作動状態に切り替わることによって前記スプールの前記巻取方向とは反対の引出方向への回転を規制するロック機構と、支持体の一方の側で前記支持体に回動可能に支持されて、前記スプールから前記ウェビングが一定量以上引出されることによって回動軸周り方向の一方へ回動し、前記ロック機構を作動可能状態から作動状態に切り替えると共に、前記スプールに前記ウェビングが一定量以上巻取られることによって回動軸方向の他方へ回動し、前記ロック機構を作動可能状態から作動状態に切り替えると共に、前記スプールに前記ウェビングが一定量以上巻取られることによって引出された状態で前記ロック機構を作動状態に切り替える切替部材と、前記切替部材に形成されて、前記支持体に形成された窓部に対し前記回動軸周り方向他方の側で前記窓部に連通した開口から前記回動軸周り方向一方へ回動することによって前記窓部内に入り込んで先端側が前記窓部に形成された規制壁に対して前記支持体の他方の側から対向し、前記切替部材が前記回動軸方向に前記支持体から離間する方向へ変位すると先端側が前記規制壁に当接する係合部と、を備えている。
請求項1に記載の本発明に係るウェビング巻取装置では、スプールからウェビングが一定量引出されると、支持体の一方の側に支持されたが切替部材が回動軸周りの一方へ回動する。これにより、ロック機構が作動可能状態から作動状態に切り替わり、スプールの引出方向への回転が規制される。この状態からスプールが巻取方向に回転し、スプールに一定量(上記の一定量と同じであってもよいし、異なっていてもよい)のウェビングが巻取られると、切替部材が回動軸周り方向の他方へ回動する。これによってロック機構は作動状態から作動可能状態に切り替わり、スプールは引出方向に回転でき、スプールからウェビングを引出すことができる。
ここで、切替部材には係合部が形成される。係合部は支持体に形成された窓部を通過し、その先端側は支持体の他方の側から窓部に形成された規制壁に対して切替部材の回動軸方向に対向している。このため、切替部材が回動軸方向に支持体から離間する方向へ変位すると係合部の先端側が規制壁に当接する。これによって、回動軸方向に支持体から離間する方向への切替部材の変位を規制できる。
ところで、本発明に係るウェビング巻取装置では、窓部は切替部材の回動軸周り方向他方の側で開口しており、切替部材をセットするに際しては係合部がこの開口よりも回動軸周り方向他方の側に位置した状態で支持体に切替部材が支持される。この状態で切替部材を回動軸周り方向一方の側へ回動させると、係合部が窓部を通過し、係合部の先端側が切替部材の回動軸方向に規制壁と対向する。
このように、本発明に係るウェビング巻取装置では、係合部の先端側を支持体の他方の側で規制壁に対向させるにあたり、弾性爪片のように係合爪を弾性変形させる必要がない。このため、係合部の先端側と規制壁との対向面積を大きくできる。
請求項2に記載の本発明に係るウェビング巻取装置は、請求項1に記載の本発明において、前記回動軸周り方向の一方の側へ前記切替部材を付勢する付勢部材を備え、更に、前記ロック機構の前記作動可能状態及び前記作動状態の双方の状態で前記係合部の先端側が前記切替部材の回動軸方向に前記規制壁と対向するように設定している。
請求項2に記載の本発明に係るウェビング巻取装置では、ロック機構の作動可能状態及び作動状態の双方の状態で係合部の先端側が切替部材の回動軸方向に規制壁と対向するように設定される。一方で、本発明に係るウェビング巻取装置は付勢部材を備えており、この付勢部材によって切替部材が回動軸周り方向の一方の側へ付勢される。このように付勢部材が切替部材を付勢していることで、ロック機構の作動可能状態から切替部材がその回動軸周り方向他方の側、すなわち、係合部が窓部に際して通過した支持体の開口の側へ切替部材が回動することがない。
請求項3に記載の本発明に係るウェビング巻取装置は、請求項1又は請求項2に記載の本発明において、前記回動軸周り方向の他方の側で前記切替部材に対して当接可能に前記支持体に設けられ、前記切替部材が当接することによって前記回動軸周り方向の他方の側への前記切替部材の回動を規制する当接部を前記支持体に設けている。
請求項3に記載の本発明に係るウェビング巻取装置では、支持体に当接部が設けられる。この当接部は切替部材の回動軸周り方向の他方の側で切替部材に当接可能とされ、回動軸周り方向他方の側へ回動した切替部材が当接部に当接すると、それ以上の切替部材の回動軸周り方向の他方の側へ回動が規制される。これにより、係合部が窓部、ひいては、規制壁から離れることを防止できる。
以上、説明したように、本発明に係るウェビング巻取装置は、支持体に対する切替部材の組み付け性を損なうことなく支持体と係合部との対向面積を大きくできる。
本発明の一実施の形態に係るウェビング巻取装置の構成を概略的に示す分解斜視図である。 センサ機構が作動可能状態での切替部材とALR−ELR切替機構の他の構成との関係を示す側面図である。 センサ機構が作動可能状態から作動状態に切り替わる途中での切替部材とALR−ELR切替機構の他の構成との関係を示す側面図である。 センサ機構が作動状態での切替部材とALR−ELR切替機構の他の構成との関係を示す側面図である。 切替部材の係合部を規制壁と対向させる前の状態を示す側面図である。 切替部材が図3に示す状態での図5に対応した側面図である。 切替部材が図4に示す状態での図5に対応した側面図である。 係合部と規制壁とが対向している状態を示す断面図である。
<本実施の形態の構成>
図1には本発明の一実施の形態に係るウェビング巻取装置10の全体構成の概略が分解斜視図によって示されている。
ウェビング巻取装置10の装置本体12はフレーム14を備えている。フレーム14は板状の背板16を備えている。背板16の幅方向一端からは脚板18が背板16の厚さ方向一方の側へ延出されており、背板16の幅方向他端からは脚板20が背板16の厚さ方向一方の側(すなわち、背板16からの脚板18の延出方向と同じ方向)へ延出されている。このため、フレーム14は全体的に凹形状に形成されており、フレーム14の背板16が、例えば、車両の後部座席の後方で車体を構成する骨格部材や補強部材等に直接又は間接的に固定される。
また、装置本体12はスプール22を備えている。スプール22は、脚板18と脚板20との間に設けられるスプール本体24を備えている。スプール本体24は中心軸線方向が脚板18と脚板20との対向方向に沿った円柱形状とされていると共に、その外周部は軽量化のため適宜に肉抜きされている。このスプール本体24には長尺帯状のウェビング26の長手方向基端側が係止されており、スプール本体24がその中心軸線周りの一方に回転するとスプール本体24の外周部にウェビング26が層状に巻取られる。
スプール本体24は脚板20側の端部には外径寸法がスプール本体24の外径寸法よりも大きなフランジ部28がスプール本体24に対して同軸的に形成されている。このフランジ部28のスプール本体24とは反対側には外歯のラチェット部30がスプール本体24に対して同軸的に形成されている。ラチェット部30は脚板20に形成された孔部32の内側に位置している。孔部32の内周部のうち、スプール本体24からのウェビング26の引出方向側の部分には内歯のラチェット歯34が形成されている。ウェビング26が引っ張られることによりスプール本体24が上記の巻取方向とは反対の引出方向に回転しつつスプール本体24がウェビング26の引っ張り方向側へ変位すると、ラチェット部30が孔部32のラチェット歯34に噛み合う。これにより、スプール本体24の脚板20側でスプール本体24の引出方向への回転が規制される。
ラチェット部30のフランジ部28とは反対側には図示しない軸部がスプール本体24に対して同軸的に形成されている。この軸部は脚板20の外側(すなわち、脚板20の脚板18とは反対側)に設けられた図示しないスプリングケースの内側に入り込み、軸部が直接又は間接的にスプリングケースに回転自在に支持されている。スプリングケースの内側には渦巻ばねが設けられている。この渦巻ばねは軸部、ひいては、スプール22が引出方向に回転することにより巻き締められ、その付勢力でスプール22を巻取方向に付勢する。この付勢力によりスプール22が巻取方向に回転することで上記のウェビング26がスプール22に巻取られる。
また、スプール本体24は脚板18側の端部には外径寸法がスプール本体24の外径寸法よりも大きなフランジ部42がスプール本体24に対して同軸的に形成されている。このフランジ部42のスプール本体24とは反対側にはロックベース44が形成されており、更に、ロックベース44のフランジ部42とは反対側の面からは軸部46がスプール本体24に対して同軸的に突出形成されている。
一方、脚板18の外側(すなわち、脚板18の脚板20とは反対側)で脚板18にはセンサ機構52が設けられている。センサ機構52は支持体としてのセンサホルダ54を備えている。センサホルダ54は脚板18の外側(すなわち、脚板18の脚板20とは反対側)で脚板18に取り付けられている。センサホルダ54は脚板18側へ向けて開口した凹形状に形成されており、上述した軸部46が入り込み、軸部46、ひいては、スプール22がセンサホルダ54に回転自在に支持されている。
このセンサホルダ54の内側にはVギヤ56が設けられている。Vギヤ56は軸部46に回転可能に支持されている。Vギヤ56には圧縮コイルばね58の一端が係止されている。この圧縮コイルばね58の他端は上述したロックベース44のフランジ部42とは反対側の面に形成された係止凸部60に係止されている。このため、上記のようにVギヤ56は軸部46に回転可能に支持されているものの、例えば、スプール22が引出方向に回転すると、これにより圧縮された圧縮コイルばね58がVギヤ56を引出方向に付勢し、この付勢力でVギヤ56がスプール22に追従して引出方向に回転する。
一方、Vギヤ56の脚板18とは反対側にはWSIR機構を構成するWパウル62が設けられている。Wパウル62はVギヤ56の回転中心に対してその半径方向へ離間した位置で、Vギヤ56の中心軸線と同じ向きを軸方向とする軸周りにVギヤ56に揺動可能に支持されている。Wパウル62は図示しない捩じりコイルばね等の付勢部材により引出方向に付勢されている。しかしながら、Vギヤ56が所定の大きさ以上の回転加速度で引出方向に回転することにより、慣性でその位置に留まろうとするWパウル62が結果的にVギヤ56に対して巻取方向に相対的に揺動すると、Wパウル62がセンサホルダ54の内側に形成された図示しないラチェット歯に噛み合う。これによって、Vギヤ56の引出方向への回転が規制される(WSIR機構作動状態)。
また、センサホルダ54におけるVギヤ56の配置位置の下側には脚板18とは反対側へ向けて開口したセンサ収容部64が形成されており、このセンサ収容部64の内側にはVSIR機構を構成する加速度センサ70が設けられている。加速度センサ70はセンサハウジング72を備えている。センサハウジング72には上方へ向けて開口した凹面74を備えており、この凹面74上に球状のボール76が載置されている。このボール76の上側ではセンサレバー78が上下方向へ回動可能にハウジング60に支持されている。車両が急減速することでボール76が慣性移動し、凹面74を昇り上がると、ボール76が下方からセンサレバー78を押圧してセンサレバー78を上方け回動させる。このように回動したセンサレバー78の先端側はVギヤ56の外周部に形成されたラチェットギヤに係合し、Vギヤ56の引出方向への回転を規制する(VSIR機構作動状態)。
このように、WSIR機構やVSIR機構が作動した状態(すなわち、Vギヤ56の引出方向への回転が規制された状態)でスプール22が引出方向に回転すると、上記の圧縮コイルばね58が圧縮されてVギヤ56に対するスプール22の引出方向への相対回転が生ずる。このようなVギヤ56に対するスプール22の引出方向への相対回転が生ずると、ロック機構を構成するロックパウル80が作動する。
ロックパウル80は上記のロックベース44に設けられている。ロックベース44は外径寸法がフランジ部42の外径寸法よりも小さな厚肉の円板状(又は、中心軸線方向寸法が比較的短めの円柱形状)とされている。このロックベース44にはパウル収容溝96が形成されている。このパウル収容溝96は一端及び他端がロックベース44の外周部において周方向に異なる部位にて開口した貫通孔とされ、その内側にはロックパウル80が収容されている。
ロックパウル80にはVギヤ56側へ向けて突出したガイド突起116が形成されており、Vギヤ56に形成された図示しない長孔状のガイド孔に入り込んでいる。Vギヤ56に対してスプール22が相対的に引出方向に回転すると、ガイド突起116がガイド孔の内周部を押圧する。このときガイド突起116がガイド孔の内周部から受ける押圧反力によってガイド突起116がガイド孔の長手方向に案内される。さらに、このときにロックパウル80の側面がパウル収容溝96の内壁に案内されることでロックパウル80の先端側がパウル収容溝96から突出するようにロックパウル80が移動する。
ロックパウル80が設けられるロックベース44は脚板18に形成された内歯のラチェット孔124の内側に位置している。ロックパウル80がパウル収容溝96の外側へ移動すると、ロックパウル80の先端側に形成されたラチェット歯122がラチェット孔124の内周部に形成されたラチェット歯に噛み合う。この状態ではスプール本体24の中心軸線周りにロックパウル80が引出方向に回転することができない。この状態ではロックパウル80の基端側の側部にパウル収容溝96の内壁が当接しており、スプール22が引出方向に回転しようとする際の荷重をロックパウル80が受け止め、これにより、スプール22の脚板18側における引出方向への回転が規制される。
一方、上記の孔部32のフレーム14とは反対側にはALR−ELR切替機構160が設けられている。
図1に示されるように、ALR−ELR切替機構160はカバー162を備えている。カバー162はフレーム14の脚板18側へ向けて開口した凹形状に形成されており、その内側に上記のセンサホルダ54を収容した状態で脚板18に固定されている。
また、図2に示されるように、ALR−ELR切替機構160はブッシュ164を備えている。ブッシュ164は中心軸線がスプール22の中心軸線に略一致した軸部材で、その軸方向中間部がセンサホルダ54に形成されたホルダ側支持孔42に回転自在に支持されている。ブッシュ164の軸方向中間部よりも一方の側(脚板18側)はスプール22の軸部46に対する相対回転が規制された状態で軸部46に同軸的に連結されている。このため、ブッシュ164はスプール22と共に一体的に回転する。
これに対し、ブッシュ164の軸方向中間部よりも他方の側(脚板18とは反対側)には平歯で外歯のサンギヤ166が形成されている。このサンギヤ166の回転半径方向側方ではプラネタリギヤ168がセンサホルダ54に回転自在に支持されている。プラネタリギヤ168は平歯で外歯の大径ギヤ部170を備えており、この大径ギヤ部170がサンギヤ166に噛み合っている。
また、ALR−ELR切替機構160はキャリアギヤ172を備えている。キャリアギヤ172はセンサホルダ54に形成された支持部174にスプール22に対して同軸的に回転自在に支持されている。このキャリアギヤ172はその回転中心に対して同軸的に平歯の内歯176が形成されている。この内歯176にはプラネタリギヤ168において大径ギヤ部170に対して同軸的に一体形成された小径ギヤ部178が噛み合っている。
すなわち、サンギヤ166、プラネタリギヤ168、及びキャリアギヤ172は遊星歯車機構を構成している。この遊星歯車機構は、本ウェビング巻取装置10を含むシートベルト装置が車両に取り付けられた状態でスプール22にウェビング26が最も巻取られた状態(以下、この状態を「全格納状態」と称する)からウェビング26がスプール22から最も引出された状態(以下、この状態を「全引出状態」と称する)までに要するスプール22の回転を、略1回転に減速してキャリアギヤ172をサンギヤ166(すなわち、スプール22)とは反対方向へ回転させる。
このキャリアギヤ172の軸方向側方(センサホルダ54とは反対側)ではコントロールディスク192がセンサホルダ54の支持部174に回転自在に支持されている。コントロールディスク192は、スプール22に対して略同軸の円環板状に形成されている。このコントロールディスク192の外周部の一部からは保持フランジ194が半径方向外側へ延出されている。この保持フランジ194の外周部は、コントロールディスク192の回転中心を曲率の中心として湾曲している。
また、保持フランジ194におけるコントロールディスク192の周方向一方側の端部は当接部196とされており、他方側の端部は当接部198とされている。キャリアギヤ172におけるコントロールディスク192が回転した際の保持フランジ194の回転軌跡上には押圧部200が形成されており、引出方向に回転するサンギヤ166に連動して巻取方向に回転するキャリアギヤ172の押圧部200が当接部196に当接して当接部196を巻取方向に押圧すると、コントロールディスク192が巻取方向に回転する。また、巻取方向に回転するサンギヤ166に連動して引出方向に回転するキャリアギヤ172の押圧部200が当接部198に当接して当接部198を引出方向に押圧すると、コントロールディスク192が引出方向に回転する。
また、ALR−ELR切替機構160は切替部材としての切替パウル212を備えている。基部214を備えている。基部214は中心軸線方向がスプール22の中心軸線と同じ向きの円筒形状に形成されており、センサホルダ54の脚板18とは反対側の面から突出形成されたシャフト216に回転自在に支持されている。基部214の外周面からはアーム片218が延出されている。
このアーム片218の先端側にはVギヤ56の外周部へ向けて係合歯220が延出されている。図4に示されるように、切替パウル212はシャフト216周りの一方へ回動することにより係合歯220の先端がVギヤ56の外周部に接近して当接する。係合歯220の先端がVギヤ56の外周部に当接した状態では、Vギヤ56の外周部に形成されたラチェット歯が引出方向側から係合歯220に当接すると、係合歯220によって引出方向へのVギヤ56の回転が規制される。したがって、この状態でスプール22が引出方向に回転すると、WSIR機構やVSIR機構が作動した場合と同様にロックパウル80が作動する。
また、図2に示されるように、係合歯220よりもアーム片218の基端側には当接片222が設けられている。当接片222は係合歯220よりもシャフト216の軸方向先端側(すなわち、センサホルダ54とは反対側)に設けられている。当接片222の先端はコントロールディスク192の外周部へ向けられている。切替パウル212はシャフト216周りの一方へ回動することにより当接片222の先端がコントロールディスク192の外周部に接近して当接する。ここで、図2に示されるように、当接片222はその先端が保持フランジ194の外周部やキャリアギヤ172の押圧部200に当接した状態では係合歯220がVギヤ56の外周部から離間するよう(すなわち、係合歯220がVギヤ56の外周部に形成されたラチェット歯に当接しないよう)、その形状等が設定されている。
さらに、図2及び図5に示されるように、アーム片218の先端側には係合部としての係合片224が形成されている。係合片224はアーム片218の先端側からセンサホルダ54側へ延びている。さらに、係合片224の先端側はアーム片218の長手方向先端側への向きと同じ方向へ略鉤状に屈曲している。この係合片224の先端側に対応してセンサホルダ54には窓部226が形成されている。
図8に示されるように、窓部226はセンサホルダ54を切替パウル212の回動軸方向に貫通しており、係合片224の先端側は窓部226を通過している。この窓部226には規制壁228が形成されている。図8に示されるように、規制壁228は鉤状に屈曲された係合片224の先端部に対して切替パウル212の回動軸方向に対向しており、シャフト216の先端側へ切替パウル212が移動しようとすると、規制壁228が係合片224の先端部に当接する。
ここで、係合片224は当接片222の先端が保持フランジ194の外周部に当接した状態と係合歯220がVギヤ56の外周部に当接した状態との間で、鉤状に屈曲された先端の少なくとも一部が規制壁228と対向するように係合片224の形成位置や規制壁228の形成位置が設定されている。
また、図5に示されるように、窓部226における切替パウル212の回動方向他方の側(すなわち、係合歯220の先端がVギヤ56の外周部から離間する向きの側)ではセンサホルダ54に開口部242が形成されている。この開口部242は切替パウル212の回動方向に開口しており、この開口部242から窓部226の内側へ係合片224を移動させることができ、これにより、図6に示されるように規制壁228と係合片224の先端部とを対向させることができる。
さらに、図5に示されるように、上述したシャフト216には付勢部材としての捩じりコイルばね230が設けられている。捩じりコイルばね230はその一端がセンサホルダ54に形成された当接部としての係止片232に係止されており、他端が切替パウル212に形成された係止片234に係止されている。切替パウル212は捩じりコイルばね230の付勢力で係合歯220がVギヤ56の外周部へ接近する方向へ付勢されている。
また、係止片232はその少なくとも一部が捩じりコイルばね230による切替パウル212の付勢方向とは反対側でアーム片218と対向しており、係止片232がアーム片218に当接することによって捩じりコイルばね230による切替パウル212の付勢方向とは反対方向への切替パウル212の回動を規制している。
<本実施の形態の作用、効果>
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
本ウェビング巻取装置10では、車両の急減速時における車両の加速度に基づきVSIR機構が作動し、スプール22の引出方向への回転加速度が所定の大きさ以上になるとWSIR機構が作動する。
車両が急減速状態になると、加速度センサ70のボール76がセンサハウジング72の凹面74上を転動する。これによって凹面74の斜面をボール76が昇り上がるとボール76がセンサレバー78を上方へ押圧する。ボール76により押圧されたセンサレバー78は上方へ回動し、センサレバー78の先端がVギヤ56の外周部に形成されたラチェット歯に噛み合う。これによって、Vギヤ56の引出方向への回転が規制される。
一方、例えば、車両が減速すると車両のシートに着座した乗員の身体は車両前方へ慣性移動しようとし、これにより、ウェビング26が引っ張られ、スプール22が引出方向に回転する。このときのスプール22の引出方向に回転する。スプール22に追従回転するVギヤ56の引出方向への回転加速度が所定の大きさであると、Vギヤ56に設けられたWパウル62がVギヤ56に対して相対的に揺動し、これにより、Wパウル62の先端がセンサホルダ54の内側に設けられたラチェット歯に噛み合う。これによって、Vギヤ56の引出方向への回転が規制される。
通常、スプール22は引出方向に回転すると、圧縮コイルばね58によってVギヤ56がスプール22に追従するように回転させられるが、上記のようにVギヤ56の引出方向への回転が規制された状態でスプール22が引出方向に回転すると、スプール22が圧縮コイルばね58を圧縮変形させつつVギヤ56に対して引出方向に相対回転することになる。
このようなVギヤ56に対するスプール22の引出方向への相対回転が生ずると、Vギヤ56のガイド孔に入り込んでいるロックパウル80のガイド突起116がVギヤ56のガイド孔の内周部を押圧する。このときガイド突起116がVギヤ56のガイド孔の内周部から受ける押圧反力によってガイド突起116がVギヤ56のガイド孔の長手方向に案内される。さらに、このときにロックパウル80がパウル収容溝96の内壁に案内されることでロックパウル80がスプール22の回転半径方向外側へ向けてパウル収容溝96から突出するようにロックパウル80が移動する。
このように移動したロックパウル80は、先端側に形成されたラチェット歯122がフレーム14の脚板18に形成されたラチェット孔124のラチェット歯に噛み合う。これによってスプール本体24の中心軸線周りにロックパウル80が引出方向に回転することが規制される。さらに、この状態ではロックパウル80の基端側がパウル収容溝96の内壁に当接しており、スプール22が引出方向に回転しようとする際の荷重をロックパウル80が受け止める。これによってスプール22の引出方向への回転が規制され、スプール22からのウェビング26の引出しが規制される。このように、スプール22からのウェビング26の引出しが規制されることにより、車両急減速時において乗員の身体をウェビング26により効果的に拘束できる。
一方、ウェビング26が引出されてスプール22が引出方向に回転すると、この回転はサンギヤ164からプラネタリギヤ168を介してキャリアギヤ172に減速して伝えられ、キャリアギヤ172を巻取方向へ回転させる。ウェビング26がスプール本体24から全て引出される全引出状態の直前になるとキャリアギヤ172の押圧部200がコントロールディスク192の当接部196に当接する。
この状態で更にキャリアギヤ172が巻取方向に回転すると、当接部196が押圧部200に押圧されてコントロールディスク192が巻取方向に回転し、図2に示されるように、それまでコントロールディスク192の保持フランジ194の外周面に先端が当接していた切替パウル212の当接片222は、図3に示されるように、保持フランジ194の当接部196側で保持フランジ194から脱落する。保持フランジ194から当接片222が脱落すると切替パウル212は捩じりコイルばね230の付勢力によって回動し、当接片222の先端を押圧部200に圧接させる。
この状態から、スプール22を巻取方向に所定角度回転させると、キャリアギヤ172と共に押圧部200が引出方向に回転する。これにより、図4に示されるように、切替パウル212の当接片222は当接部196上から脱落して捩じりコイルばね230の付勢力で当接部196と押圧部200との間に入り込むように回動する。
このように切替パウル212が回動すると、係合歯220がVギヤ56の外周部に当接し、Vギヤ56の外周部に形成されたラチェット歯に係合歯220が係合する(すなわち、センサ機構52が作動状態に切り替わる)。これにより、Vギヤ56の引出方向への回転が規制される。この状態でウェビング26が引っ張られてスプール22が引出方向に回転すると、スプール22がVギヤ56に対して相対的に引出方向に回転することになり、上述したVSIR作動時と同様にロックパウル80の先端側に形成されたラチェット歯122がラチェット孔124のラチェット歯に噛み合い、スプール22の引出方向への回転が規制される。
すなわち、この状態では、スプール22を巻取方向に回転させてスプール本体24にウェビング26を巻取らせることはできるが、スプール22を引出方向に回転させることができないためスプール本体24からウェビング26を引出すことができない。
この状態でスプール22を一定角度巻取方向に回転させると、押圧部200が当接部198を押圧してコントロールディスク192を引出方向に回転させる。このようにコントロールディスク192が引出方向に回転すると、図2に示されるように、当接片222が保持フランジ194の外周部に乗り上がるように切替パウル212が回動する。この切替パウル212の回動により係合歯220がVギヤ56の外周部から離間すると、係合歯220によるVギヤ56の引出方向への回転規制が解除され、スプール22を引出方向に回転させることができるようになる(すなわち、センサ機構52が作動可能状態に切り替わる)。
ここで、本実施の形態において切替パウル212は基部214がシャフト216に回転自在に支持されている。切替パウル212がシャフト216の先端側へ移動しようとした場合には、窓部226に形成された規制壁228が鉤状に屈曲された係合片224の先端に当接する。これにより、切替パウル212がシャフト216の先端側へ移動することが規制される。
この切替パウル212をセンサホルダ54に組み付けるにあたっては、先ず、上記のようにシャフト216を基部214に挿入するように基部214をシャフト216に支持させる。この状態で、図5に示されるように、センサホルダ54における開口部242の外側に係合片224を位置させた状態でシャフト216周りに切替パウル212を回動させて窓部226に係合片224を貫通させる。
これにより、図6に示されるように、鉤状に屈曲された係合片224の先端がシャフト216の軸方向に規制壁228と対向する。このように、本実施の形態では、シャフト216とは反対側で規制壁228と係合片224とを対向させるに際して弾性爪片のように係合片224を弾性変形させる必要がない。このため、係合片224における規制壁228との対向面積(すなわち、掛かり代)を大きくでき、係合片224の先端が規制壁228を乗り越えてシャフト216側へ移動することを防止できる。
また、図3における切替パウル212と同じ回動位置を示す図6に示されるように、当接片222が保持フランジ194の外周部に乗り上がった状態でも規制壁228が係合片224の先端に対向している。さらに、図4における切替パウル212と同じ回動位置を示す図7に示されるように、係合歯220がセンサホルダ54の外周部に当接した状態でも規制壁228が係合片224の先端に対向している。このため、切替パウル212の動作範囲において係合片224がセンサホルダ54における窓部226の側方の開口の外側に抜け出ることもない。しかも、切替パウル212は捩じりコイルばね230によって付勢されているため、切替パウル212が図6に示される状態から回動軸周り方向他方の側へ回動することがなく、これによっても係合片224がセンサホルダ54における窓部226の側方の開口の外側に抜け出ることを防止できる。
さらに、切替パウル212が捩じりコイルばね230の付勢力に抗して回動しても、切替パウル212が一定角度回動すると係止片232がアーム片218に当接する。これにより、捩じりコイルばね230による付勢方向とは反対方向へそれ以上切替パウル212が回動することがなく、これによっても、窓部226の側方の開口の外側に係合片224が抜け出ることを防止できる。
10 ウェビング巻取装置
22 スプール
26 ウェビング
52 センサ機構
54 センサホルダ(支持体)
212 切替パウル(切替部材)
224 係合片(係合部)
226 窓部
228 規制壁
230 捩じりコイルばね(付勢部材)
232 係止片(当接部)

Claims (3)

  1. 巻取方向に回転することでウェビングを巻取るスプールと、
    作動可能状態から作動状態に切り替わることによって前記スプールの前記巻取方向とは反対の引出方向への回転を規制するロック機構と、
    支持体の一方の側で前記支持体に回動可能に支持されて、前記スプールから前記ウェビングが一定量以上引出されることによって回動軸周り方向の一方へ回動し、前記ロック機構を作動可能状態から作動状態に切り替えると共に、前記スプールに前記ウェビングが一定量以上巻取られることによって回動軸方向の他方へ回動し、前記ロック機構を作動可能状態から作動状態に切り替えると共に、前記スプールに前記ウェビングが一定量以上巻取られることによって引出された状態で前記ロック機構を作動状態に切り替える切替部材と、
    前記切替部材に形成されて、前記支持体に形成された窓部に対し前記回動軸周り方向他方の側で前記窓部に連通した開口から前記回動軸周り方向一方へ回動することによって前記窓部内に入り込んで先端側が前記窓部に形成された規制壁に対して前記支持体の他方の側から対向し、前記切替部材が前記回動軸方向に前記支持体から離間する方向へ変位すると先端側が前記規制壁に当接する係合部と、
    を備えるウェビング巻取装置。
  2. 前記回動軸周り方向の一方の側へ前記切替部材を付勢する付勢部材を備え、更に、前記ロック機構の前記作動可能状態及び前記作動状態の双方の状態で前記係合部の先端側が前記切替部材の回動軸方向に前記規制壁と対向するように設定した請求項1に記載のウェビング巻取装置。
  3. 前記回動軸周り方向の他方の側で前記切替部材に対して当接可能に前記支持体に設けられ、前記切替部材が当接することによって前記回動軸周り方向の他方の側への前記切替部材の回動を規制する当接部を前記支持体に設けた請求項1又は請求項2に記載のウェビング巻取装置。
JP2013009588A 2013-01-22 2013-01-22 ウェビング巻取装置。 Active JP5714617B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013009588A JP5714617B2 (ja) 2013-01-22 2013-01-22 ウェビング巻取装置。
CN201410019947.7A CN103935318B (zh) 2013-01-22 2014-01-16 安全带卷绕装置
US14/158,136 US9694784B2 (en) 2013-01-22 2014-01-17 Webbing take-up device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013009588A JP5714617B2 (ja) 2013-01-22 2013-01-22 ウェビング巻取装置。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014141137A true JP2014141137A (ja) 2014-08-07
JP5714617B2 JP5714617B2 (ja) 2015-05-07

Family

ID=51183287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013009588A Active JP5714617B2 (ja) 2013-01-22 2013-01-22 ウェビング巻取装置。

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9694784B2 (ja)
JP (1) JP5714617B2 (ja)
CN (1) CN103935318B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020110609A1 (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置
JP2020192886A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6250427B2 (ja) * 2013-02-12 2017-12-20 芦森工業株式会社 シートベルト用リトラクタ
JP6113562B2 (ja) * 2013-04-12 2017-04-12 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置
JP6419766B2 (ja) * 2016-12-20 2018-11-07 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置
JP6792591B2 (ja) * 2018-05-09 2020-11-25 オートリブ ディベロップメント エービー シートベルト用リトラクタ
CN109624914B (zh) * 2019-01-18 2023-09-22 麦克英孚(宁波)婴童用品有限公司 一种电动安全带调节机构
JP2020172247A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置
JP7156214B2 (ja) * 2019-08-30 2022-10-19 トヨタ自動車株式会社 車両用シートベルト装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0789412A (ja) * 1993-09-21 1995-04-04 Nippon Seiko Kk シートベルト用リトラクター
JP2004090672A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置
US20050224623A1 (en) * 2003-08-26 2005-10-13 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Webbing retractor
US20080116309A1 (en) * 2004-11-11 2008-05-22 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Webbing Retractor

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5495993A (en) * 1993-09-21 1996-03-05 Nsk Ltd. Retractor for seat belt
JP3616966B2 (ja) * 1995-10-02 2005-02-02 エヌエスケー・オートリブ株式会社 シートベルト用リトラクター
US5692697A (en) * 1996-02-09 1997-12-02 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Automatic locking retractor with alignment structure for assembly
JP2001163181A (ja) * 1999-12-06 2001-06-19 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置
DE60123035T2 (de) * 2001-07-18 2007-04-05 Key Safety Systems, Inc., Sterling Heights Gurtaufroller
EP1298017B1 (en) * 2001-09-27 2004-11-03 Key Safety Systems, Inc. Seat belt retractor with automatic locking mechanism
US7384014B2 (en) * 2004-09-14 2008-06-10 Key Safety Systems, Inc. Retractor with ALR mode of operation with vehicle sensor block-out
US7377463B2 (en) * 2005-05-09 2008-05-27 Key Safety Systems, Inc. Noise reducing seat belt retractor
ATE553965T1 (de) * 2006-12-02 2012-05-15 Autoliv Dev Sicherheitsgurtaufroller mit abschaltung seines gurtbandsensitiven und seines fahrzeugsensitiven steuersystems
JP4829325B2 (ja) * 2009-07-22 2011-12-07 本田技研工業株式会社 車両のシートベルト装置
DE102011085024B4 (de) * 2011-02-25 2015-05-13 Hugo Kern Und Liebers Gmbh & Co. Kg Platinen- Und Federnfabrik Gurtaufrollvorrichtung
JP5912777B2 (ja) * 2012-03-30 2016-04-27 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0789412A (ja) * 1993-09-21 1995-04-04 Nippon Seiko Kk シートベルト用リトラクター
JP2004090672A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置
US20050224623A1 (en) * 2003-08-26 2005-10-13 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Webbing retractor
US20080116309A1 (en) * 2004-11-11 2008-05-22 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Webbing Retractor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020110609A1 (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置
JP2020192886A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置
JP7184288B2 (ja) 2019-05-28 2022-12-06 株式会社東海理化電機製作所 ウェビング巻取装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9694784B2 (en) 2017-07-04
JP5714617B2 (ja) 2015-05-07
CN103935318A (zh) 2014-07-23
CN103935318B (zh) 2016-09-07
US20140203132A1 (en) 2014-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5714617B2 (ja) ウェビング巻取装置。
JP5189383B2 (ja) ウエビング巻取装置
JP4917395B2 (ja) ウエビング巻取装置
JP6041434B2 (ja) シートベルトリトラクタおよびこれを用いたシートベルト装置
JP5778025B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP4685674B2 (ja) ウエビング巻取装置
JP5706757B2 (ja) シートベルトリトラクタおよびこれを用いたシートベルト装置
JP2004338614A (ja) ウエビング巻取装置
JP5797381B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP5961396B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP6045933B2 (ja) シートベルト用リトラクタ
JP2012066608A (ja) シートベルトリトラクタおよびこれを備えるシートベルト装置
JP5203881B2 (ja) ウエビング巻取装置
JP5912777B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP5714624B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP2686425B2 (ja) シートベルトウェブの格納リトラクター
JP4676345B2 (ja) ウエビング巻取装置
JP2011148387A (ja) ウエビング巻取装置
JP2014162291A (ja) ウェビング巻取装置
JP6138507B2 (ja) シートベルト用リトラクタ
JP5180005B2 (ja) ウエビング巻取装置
JP2003019946A (ja) 自動車用シートベルトの巻取り装置
JP5657370B2 (ja) シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
JP5448891B2 (ja) ウエビング巻取装置
JP2008068820A (ja) ウエビング巻取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5714617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150